JP2007146063A - 新規洗浄剤 - Google Patents

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Abstract

【課題】 各種の汚れに対する洗浄性が向上し、微生物に対する殺菌性も有する洗浄剤、また、精密洗浄に使用することのできる洗浄剤を提供する。
【解決手段】 エチルアルコール濃度が20〜40v/v%であるエチルアルコール含有洗浄剤。当該洗浄剤は、界面活性剤、有機溶剤、酵素、アルカリ、再汚染防止剤から選択される少なくとも1つを含有していてもよい。
【効果】 特に、固体粒子汚れに対する洗浄性があり、抗収縮性にも優れ、機械力の小さい洗浄法でもクリーニングできるという利点がある。更に、精密洗浄に使用することのできる地球環境と人にやさしい洗浄剤である。
【選択図】 なし

Description

本発明は、衣料品の各種の汚れに対する洗浄性と殺菌性を併せ持つエチルアルコール含有洗浄剤に関する。また、本発明は、電子、電気、精密部品の分野における精密洗浄、産業洗浄に使用することのできるエチルアルコール含有洗浄剤に関する。
衣料品は、フォーマル、ビジネス、スポーツ、カジュアルなどそれぞれの着用目的によって、デザイン・機能性・耐久性など優先順位が異なる。同様に、クリーニングに対する素材の耐久性や汚れの除去といった洗浄性についての要求も異なる。
衣料素材には、水洗いが可能なものと不可能なもの、ドライクリーニングが可能なものと不可能なもの、どちらも可能なもの、どちらも不可能なものがある。水洗いが可能なものとは、水洗いしてもその短所が発生しないか、発生しても簡単に修正できるものといえる。この場合の短所とは、膨潤、緩和、フェルト化などによって発生するシワ、収縮、形態変化、風合い変化、また、繊維のフィブリル化によって発生する色調変化、白化・毛羽立ちなどである。素材としては、合成繊維、綿、麻、ドライクリーニングできないポリ塩化ビニルなどがある。
逆に、水洗いが不可能なものとは、前記の短所が発生して修正できないものであり、素材としては、大部分の毛や絹、カレンダー加工によってツヤ出しされた麻などがある。ドライクリーニングが不可能なものは、クリーニング溶剤によって溶解・硬化するものとか、ごく小さな機械力にしか耐えられないものである。例えば、ポリ塩化ビニル、付属品に使われるスチロールやアクリル樹脂と皮革、大きな貝やガラスのボタンなどであり、殆どの繊維ではドライクリーニングは可能である。
水溶性汚れの除去には水洗いが適し、また、油性汚れの除去にはドライクリーニングやランドリーが適している。一方、不溶性汚れの除去にはある程度の機械力をかけた水洗いやドライクリーニングを行い、その他、特殊な汚れの除去には染抜きを行っている。しかしながら、衣料素材は、クリーニングを行うことによって、多少の毛羽立ちや光沢の減少など何らかのダメージを生じる。これらのダメージを極力抑えて汚れを除去するのが適切なクリーニングといえる。例えば、フォーマル用の汚れの少ないワンピースでは、機械力をかけて洗うより、穏やかな機械力でクリーニングした方が生地も傷まない。また、水洗いできるスーツであっても、汗などの水溶性汚れが殆どなく、衿汚れや不溶性汚れが目立つようであれば、パークロロエチレンドライクリーニング(以下、パークドライと略述する)が好ましい。実際には、着用目的に合わない素材で構成されている衣料品も多数存在しており、適切なクリーニング方法も一律ではないが、衣料品に適したクリーニングとは、衣料素材と汚れの双方を考慮したクリーニングといえる(非特許文献1)。
衣類は、カビなどの被害を受けやすい。近年、衣類の保管方法が多様化し、日本の気候風土に適した行李、長持等の衣装ケースが少なくなり、通気性の悪い金属製、プラスチック製の容器に変化しているのに加え、最近の建築材料、住居形態の変化、気密性から生ずる結露などにより、衣類の微生物(ウイルス、細菌、真菌類等)による劣化の要因を増加させる傾向がある。カビの付着したままの衣類を人体に着用すると、皮膚に対して悪影響を及ぼし、皮膚が荒れてしまうといった症状が出る。
カビなどの除菌の方法としては、漂白剤や過マンガン酸カリウムなどを使用する方法が知られているが、色物には使えず、かえって生地を傷めてしまう危険性がある。カビは洗濯しても菌糸が繊維の奥まで食込んでいて、洗剤の力では簡単には取れない。100℃で蒸煮するか、エチレンオキシドによるガス殺菌なども考えられるが、100℃までの加温では物理的損傷もあり、また、ガス殺菌もその有毒性より簡単には実施できない。じめじめしていて風通しが悪いような所をなくすこと、カビの巣を作らないようにすることが一番のカビの防除策である。
1992年から急増したメチシリン耐性黄色ブドウ球菌(MRSA)による院内感染、1997年から頻発してきた猛毒の毒素を作り出す大腸菌(O−157)による集団食中毒は、積極的に菌の増殖を抑制して人体を細菌から守ることの必要性を喚起した。養護老人ホームなどの介護施設や病院における集団環境での院内感染では、特に、細菌による感染によって体力及び免疫が低下している高齢者の死亡に至ってしまうという衝撃がニュースで大きく報道され全国的に大きな問題となっている。ビルの屋上のクーリングタワー内の冷却水中で増殖したレジオネラ菌による肺炎感染症、住宅環境内のカビ胞子が原因とされる小児喘息といった問題なども起きている。微生物の種類や毒性なども複雑化している。全人口の集中化や公共交通機関などが発達しているので、細菌と接する機会が非常に増大している。比較的湿度の高い気候条件は、菌の増殖には好適である。健康、福祉の充実や快適な生活を求める時代になってきた現在、環境中の有害微生物を効果的に洗濯などで除去することは非常に重要な課題である。
仕事を持つ女性が増加し、特に、核家族化に伴い働く主婦は、洗濯物を昼間外に干せない。また、洗濯物の干し場が少ないなどの住環境の面からと、着たら洗うという洗濯習慣より雨天時でも洗濯するといった面から室内干しが行われている。室内干しでは、洗濯物が乾きにくく、臭いの発生や細菌の残存が問題視されている。洗濯物を籠の中に長時間放置する場合も多くなっており、この場合には洗濯前に細菌が増加することになる。長寿社会に向かいつつある現在、介護保険の導入によって、老人や病人が在宅で介護を受ける機会が多くなり、より多い細菌が洗濯物に付着する可能性がある。着用後の衣料には多くの細菌が付着しており、例えば、靴下であれば10個/cmの細菌が付着している。
日本における洗濯状況について見てみると、節水、節電などを目的とし、洗濯用水の減少、更に洗濯時間も短縮されてきている。洗濯温度も外国に比較して低い温度である。また、多くの家庭で風呂の残り湯を利用している。前記した日本の洗濯習慣等を考慮すると、通常の除菌活性のない洗剤での洗濯では、十分に除菌することはできない。洗濯槽内での二次汚染や洗濯物に付着した細菌の手などへの移汚の可能性がある。特に、細菌に感染している家族がいる場合は、衣類に付着した病原菌が洗濯物を介して他の家族に移る可能性もある。
消臭、防臭、黄ばまない、衣類が傷まない、その他五感で認識できる表現では、洗濯における除菌は、嫌な臭いを防ぐという訴求しかできない。前記した社会情勢の変化や日本の洗濯習慣等を考慮すると、「清潔」や「衛生的」といった殺菌性を有する洗濯用洗剤の訴求は、消費者への啓蒙も含め消費者に示していく必要がある。
このような状況から、衣料品の各種の汚れに対する洗浄性が向上し、細菌汚染の原因とそのリスクの程度に対応した殺菌性も有する洗浄剤の開発が求められている。
他方、電子、電気、精密部品の分野における精密洗浄、産業洗浄(以下、単に精密洗浄と略述する)では、以前はCFC−113に代表される特定フロンや1,1,1−トリクロロエタンなどが洗浄剤として広く使用されていた。しかし、これらはオゾン層の破壊や地球温暖化に影響を及ぼすことが明らかとなり、地球環境保護の観点から、1996年以降その生産が全面禁止されている。
精密洗浄における水系洗浄剤の種類としては、アルカリ系、酸系、中性系、エチルアルコールなどの有機溶剤の水溶液系、溶剤を界面活性剤で乳化したエマルジョン系などがある。最近では、環境リスク低減の動き、ISO14001の導入、環境関連法規の強化、PRTR法などにより、洗浄剤の使用状況はより厳しくなってきている。特に、塩素系溶剤など、その有害性が心配されている洗浄液を代替する機運は高まり、水系洗浄剤には追い風となっている。但し、水系洗浄剤にも解決すべき課題がある。例えば、水を使用することにより派生する課題、すなわちリンス水の造水、排水処理設備やランニングコスト負荷の大きなこと、加えて乾燥設備の増大、その結果としての生産性の低下などである。
現在も、実際に部品洗浄を行うメーカーはもちろんのこと、その他洗浄剤メーカー、洗浄機メーカーあるいは排水処理設備メーカーなど種々の分野の企業が課題解決のために努力を重ね、その成果も徐々に現れつつある。すすぎ水の再利用に有効な油水分離機能を付与した高濃度界面活性剤型洗浄剤を使った洗浄システムにおける「油水分離型洗浄システム」の提案等がなされている(非特許文献2)。
以上のことから、精密洗浄においても、地球環境と人にやさしい生産性に優れた洗浄剤と洗浄システムの開発が求められている。
このように、どのような汚れにも、また、どのような繊維製品、あるいは電子、電気、精密部品といった産業用資材の洗浄にも対応できるような洗浄剤、洗浄技術の開発が要望されている。
空気清浄、第42巻、第2号、第92〜99頁(2004年) 月刊エコインダストリー、第5巻、第8号、第37〜44頁(2000年)
本発明の目的は、衣料品の水溶性汚れ、油性汚れ、固体粒子汚れ、タンパク質汚れなど各種の汚れに対する洗浄性が向上し、細菌やカビなどの微生物に対する殺菌性も有する洗浄剤を提供すること、また、電子、電気、精密部品の分野における精密洗浄に使用することのできる地球環境と人にやさしい洗浄剤を提供することにある。
本発明を概説すれば、本発明の第1の発明は、エチルアルコール濃度が20〜40v/v%であるエチルアルコール含有洗浄剤に関する。本発明の第2の発明は、界面活性剤を含有する第1の発明に記載のエチルアルコール含有洗浄剤に関する。本発明の第3の発明は、界面活性剤がポリオキシエチレンラウリルエーテル、直鎖アルキルベンゼンスルホン酸ナトリウムから選択される少なくとも1つである第2の発明に記載のエチルアルコール含有洗浄剤に関する。本発明の第4の発明は、有機溶剤を含有する第1〜第3の発明のいずれかに記載のエチルアルコール含有洗浄剤に関する。本発明の第5の発明は、有機溶剤がエチレングリコール、ハイドロフルオロエーテル、シリコーン油から選択される少なくとも1つである第3の発明に記載のエチルアルコール含有洗浄剤に関する。更に、本発明の第6の発明は、酵素、アルカリ、再汚染防止剤から選択される少なくとも1つを含有する第1〜第5の発明のいずれかに記載のエチルアルコール含有洗浄剤に関する。
本発明者らは、エチルアルコール含有洗浄剤の機能を追求すべく鋭意検討した結果、各種成分をエチルアルコール含有洗浄剤に配合することにより、最適な洗浄特性、殺菌力、抗収縮性、抗退色性に優れた領域が存在することを見出し、本発明を完成させた。
本発明の洗浄剤は、衣料品の水溶性汚れ、油性汚れ、固体粒子汚れ、タンパク質汚れなど各種の汚れに対する洗浄性が向上したエチルアルコール含有洗浄剤である。特に、固体粒子汚れに対する洗浄性があり、抗収縮性にも優れ、機械力の小さい洗浄法でもクリーニングできるという利点があるので有用な洗浄剤である。また、細菌やカビなどの微生物に対する殺菌性も有する洗浄剤である。更に、電子、電気、精密部品の分野における精密洗浄に使用することのできる地球環境と人にやさしい洗浄剤である。
以下、本発明を具体的に説明する。
衣類に付着している汚れは、人体からの分泌物や排泄物の汚れと、外部から付着する塵埃、食べ物の食べこぼしや機械油などの生活環境からの汚れに大別できる。これらの汚れを化学的に分類すると、水溶性汚れ、油性汚れ、固体粒子汚れ、タンパク質汚れなどに大別できる。
水溶性汚れは、汗、尿、醤油、砂糖、果汁、食塩、デンプン類などで、水に溶ける汚れ成分である。これらは付着後すぐに取除く場合には水洗いで十分除去できるが、色素などは水に不溶性の場合もある。
油性汚れは、皮脂、油脂類、食用油、化粧品、機械油、塗料類などで、水には不溶性で有機溶剤に溶解する汚れ成分である。界面活性剤水溶液で除去できるものもある。残留した油性物質は空気酸化によって重合すると、溶剤にも不溶性の汚れとなり時間の経過とともに繊維を変色させる。
固体粒子汚れは、煤煙、粘土、土砂、鉄粉、繊維くずなどで、機械的にたたき出したり、ブラッシングで汚れを除去するのは容易であるが、水にも溶剤にも不溶性の汚れ成分である。これらは界面活性剤の分散(懸濁)作用により除去できる。
タンパク質汚れは、人体からの皮脂タンパクや血液などの分泌液、牛乳などの食品からの汚れなどが挙げられる。付着時は水溶性汚れであるが、熱、温度、紫外線などにより質的に変化し、水不溶性となって汚れが落ちにくくなる。これらは洗剤に配合されているタンパク質分解酵素(プロテアーゼ)等によって除去できる。
以上の汚れは電子、電気、精密部品の分野における精密洗浄という産業分野でも同様であると考えてよい。
これらの汚れを基質から除去するために使用されている水系洗浄剤の問題点は、水溶性汚れは除去できるが、油性汚れは除去できないという点であり、非水系洗浄剤の問題点は、油性汚れは除去できるが、水溶性汚れは除去できないという点である。従来は、一長一短であるため、汚れの質によって洗浄方法を変更することにより行ってきた。複合的な汚れを一度に一つの洗浄方法で除去することは不可能であり、特に固体粒子汚れである粘土の除去に関しては非常に落とし難く長年大きな課題のままとなっている。
本発明のエチルアルコール含有洗浄剤は、エチルアルコール濃度が20〜40v/v%、殺菌性の観点より好ましくは30〜35v/v%である。使用するエチルアルコールに特に限定はないが、例えば、発酵アルコール等が挙げられる。
エチルアルコール濃度が20〜40v/v%である本発明のエチルアルコール含有洗浄剤に、界面活性剤を含有させることにより、油性汚れあるいは固体粒子汚れに対する洗浄性が向上する。
界面活性剤に特に限定はなく、例えば、バイオサーファクタント、ラウロイルメチルアラニンナトリウム、ヤシ油脂肪酸サルコシントリエタノールアミン、ラウロイルサルコシン、ラウロイルサルコシンナトリウム、ラウロイルサルコシンカルシウム、ミリストイルサルコシンナトリウム、オレオイルサルコシン、パルミトイルサルコシンナトリウム、ポリオキシエチレンラウリルエーテル酢酸、ポリオキシエチレンラウリルエーテル酢酸ナトリウム、ポリオキシエチレントリデシルエーテル酢酸、ポリオキシエチレントリデシルエーテル酢酸ナトリウム、ヤシ油脂肪酸カリウム、ミリスチン酸カリウム、ラウリン酸カリウム、ラウリン酸ナトリウム、ラウリン酸、ポリオキシエチレンラウリルエーテルリン酸、N−ココイルメチルタウリンナトリウム、N−ラウロイルメチルタウリンナトリウム、N−ミリストイルメチルタウリンナトリウム、N−パルミトイルメチルタウリンナトリウム、N−ステアロイルメチルタウリンナトリウム、ラウリル硫酸アンモニウム、ラウリル硫酸カリウム、ラウリル硫酸ナトリウム、ラウリル硫酸トリエタノールアミン、ミリスチル硫酸ナトリウム、セチル硫酸ナトリウム、ポリオキシエチレンアルキルエーテル硫酸ナトリウム、ポリオキシエチレンアルキルエーテル硫酸トリエタノールアミン、ポリオキシエチレンラウリルエーテル硫酸アンモニウム、ラウリルスルホ酢酸ナトリウム、テトラデセンスルホン酸ナトリウム、スルホコハク酸ジオクチルナトリウム、ラウリルジメチルアミノ酢酸ベタイン、ヤシ油脂肪酸アミドプロピルジメチルアミノ酢酸ベタイン、N−ヤシ油脂肪酸アシル−N−カルボキシメチル−N−ヒドロキシエチルエチレンジアミンナトリウム、ポリオキシエチレンラウリルエーテル、直鎖アルキルベンゼンスルホン酸ナトリウム、分岐アルキルベンゼンスルホン酸ナトリウム、α−オレフィンスルホン酸ナトリウム等が挙げられ、これらの単独又は複数を組合せて含有させればよい。非イオン性界面活性剤のポリオキシエチレンラウリルエーテル、陰イオン性界面活性剤の直鎖アルキルベンゼンスルホン酸ナトリウム(以下、LASと略述する)から選択される少なくとも1つを含有させるのが好ましい。ポリオキシエチレンラウリルエーテルでは、親水基のエチレンオキシド付加モル数の違いによってEO5、EO8、EO12等が例示されるが、本発明ではEO12が最も好ましい。また、LASでは、直鎖アルキル基の炭素数は12個のものが好ましい。界面活性剤の含有量は0.1w/v%以上であればよく、上限を50.0w/v%として使用対象に応じて適宜選択すればよい。
エチルアルコール濃度が20〜40v/v%である本発明のエチルアルコール含有洗浄剤に、界面活性剤を含有させ、かつ有機溶剤を含有させることによっても、油性汚れに対する洗浄性が向上する。界面活性剤を含有させず、単に有機溶剤を含有させるだけでも、油性汚れに対する洗浄性が向上する場合もある。
有機溶剤に特に限定はなく、例えば、エチレングリコール、ハイドロフルオロエーテル(以下、HFEと略述する)、ジメチルポリシロキサンを主成分とするシリコーン油等が挙げられ、これらの単独又は複数を組合せて含有させればよい。HFEの好適な例としては、フルオロブチルメチルエーテルが挙げられる。
有機溶剤の含有量は1.0w/v%以上であればよく、上限を30.0w/v%として使用対象に応じて適宜選択すればよい。
エチルアルコール濃度が20〜40v/v%であるエチルアルコール含有洗浄剤に、酵素、アルカリ、再汚染防止剤から選択される少なくとも1つを含有させることも本発明では有効なエチルアルコール含有洗浄剤となる。酵素を含有させることにより、タンパク質汚れに対する洗浄性が向上する。
酵素に特に限定はなく、例えば、リパーゼ、プロテアーゼ、アミラーゼ、セルラーゼ等が挙げられ、これらの単独又は複数を組合せて含有させればよい。
酵素の含有量は0.01w/v%以上であればよく、上限を0.5w/v%として使用対象に応じて適宜選択すればよい。
アルカリに特に限定はなく、例えば、炭酸ナトリウム、無水ケイ酸ナトリウム、水酸化ナトリウム、炭酸カリウム、トリポリリン酸ナトリウムから選択される少なくとも1つを含有させるのが好ましい。
アルカリの含有量は1.0w/v%以上であればよく、上限を15.0w/v%として使用対象に応じて適宜選択すればよい。
再汚染防止剤に特に限定はなく、例えば、カルボキシメチルセルロース、ヒドロキシプロピルメチルセルロース、ヒドロキシブチルメチルセルロースから選択される少なくとも1つを含有させるのが好ましい。
再汚染防止剤の含有量は1.0w/v%以上であればよく、上限を5.0w/v%として使用対象に応じて適宜選択すればよい。
衣料品をクリーニング方法で分類すると、水洗いが適する製品(水系)と水洗いが適さない製品(非水系)とに分けられる。
水洗いが適する製品とは、副資材までを含めた衣料素材のすべてが水洗い可能で、更に水溶性汚れが多く付着しているものである。これらは、強洗濯可能製品(大きな機械力に耐えられるもの)と強洗濯不可能製品(小さな機械力にしか耐えられないもの)とに分けられ、更に強洗濯不可能製品の中でも、ある程度の機械力をかけられるものから殆ど静止に近い機械力しかかけられないものまで約5段階(弱1〜弱5)に分けられる。
水洗いが適さない製品とは、素材が水洗い不可能であるか、可能であっても水溶性汚れが殆ど付着していないもので、非水系の溶剤で洗う。これらは、ドライクリーニング可能製品(大きな樹脂溶解力に耐えられるもの)とドライクリーニング不可能製品(小さな樹脂溶解力にしか耐えられないもの)に、またドライクリーニング可能製品は、更に強洗浄可能製品と強洗浄不可能製品とに分けられる。強洗浄可能製品にはパークドライを行えばよい。
このように、多様な衣料品のクリーニングに対応するため、クリーニング技術の使分けが必要であるが、多岐にわたる衣料品のクリーニングを単一の洗浄剤によって実施するための洗浄性の評価方法を開発した。
粘土粒子汚染布(以下、単に粘土汚染布と略述する)の作製法と洗浄性の評価方法を以下に詳細に示す。
(粘土汚染布の作製)
粘土粒子40gを乳鉢に入れ10分間よく擦り、これに水を加えてなじませる。これを大型シャーレ中に移入れ、水を添加し全量を400mlとする。そしてよく撹拌する。粘土粒子の分散している液に10×20cmの綿布を1分間浸漬し引上げ自然乾燥した後ラビングする。粘土粒子の量によって、スペクトロカラーメーターNF−90〔日本電色工業(株)製〕による布の表面反射率を変化させ、任意の表面反射率の汚染布を選択する。
(洗浄方法)
洗浄装置は、振とう式のインキュベータM−100〔大洋科学工業(株)製〕及び撹拌式のターゴトメーター〔上島製作所(株)製〕を使用する。インキュベータは装置目盛7で、ターゴトメーターは回転数を60rpmでそれぞれ行う。洗浄液は500mlとし、10分間洗浄する。その後粘土汚染布を取出し、ろ紙の上で自然乾燥させる。なお、ターゴトメーターは、一般的な洗濯機に見られる撹拌式の洗浄装置であり、現在使用されている洗濯機の機械力にほぼ等しい。インキュベータの装置目盛7は、ターゴトメーターの18rpmに相当する。
(洗浄率の算出)
前記したスペクトロカラーメーターを用い、洗浄前後の反射率の測定からクベルカ−ムンク(Kubelka−Munk)の式により洗浄率を求める。
まず、K/S値を以下の式(数1)で求める。
Figure 2007146063
このK/S値から以下の式(数2)によって洗浄率を算出する。
Figure 2007146063
界面活性剤、有機溶剤、酵素、アルカリ、再汚染防止剤を添加したエチルアルコール含有洗浄剤の洗浄性の評価方法を以下に詳細に示す。
(JIS湿式人工汚染布の洗浄方法及び洗浄性の評価方法)
日本工業規格(JIS)の合成洗剤試験法(JIS K 3362)に採用されている洗浄力評価用の汚染布を用いる。この汚染布は、人体に着用して汚れた衿汚れ汚染布であり、実際の家庭洗濯における洗剤や洗濯機の洗浄効率を評価するための汚染布である。
JIS湿式人工汚染布に洗浄液を注入し、超音波洗浄を行う。超音波洗浄は、温度25±2℃、60秒行い、180℃、10分の乾燥後、洗浄性を評価する。洗浄性は、前記したスペクトロカラーメーターを用い、光の反射率の値から評価する。
(収縮率の測定)
収縮率は、日本工業規格 JIS・L 1042−1992 織物の収縮率試験法に準拠して測定を行う。
以下、実施例によって本発明の内容を具体的に説明するが、本発明がこれらの実施例に限定されるものではない。
エチルアルコール含有洗浄剤
粘土粒子を付着させた粘土汚染布を、インキュベータ及びターゴトメーターで洗浄し、洗浄効率の検討を行った。
表面反射率70%の粘度汚染布を用いた。試薬特級のエタノールを用いて、エチルアルコール濃度20、40、60、80v/v%となるようにエチルアルコール水溶液を調製し、粘土汚染布を洗浄し、洗浄前後の反射率から洗浄率を算出して比較した。結果を表1に示す。
洗浄効率の判定は、◎:非常によい、○:よい、△:あまりよくない、■:悪い、を意味する。
Figure 2007146063
表1より、エチルアルコール濃度20〜40v/v%では、粘土汚染布の洗浄率は80%を越えるという良好な結果であったが、60v/v%、80v/v%では、十分な洗浄率が得られなかった。エチルアルコール濃度20〜40v/v%の範囲が、粘土汚染布の洗浄性を維持できる範囲であることが明らかとなった。エチルアルコール濃度が高くなると、綿布からの粘土粒子の剥離による洗浄効率は低下する傾向が見られるが、エチルアルコール濃度が40v/v%以下の場合には、実用レベルに近い洗浄効率が得られている。なお、水の中でゆらす程度の機械作用の弱いインキュベータによる洗浄効率が非常に高く出ているので、従来の家庭洗濯などで取れにくい粘土粒子は、エチルアルコール含有洗浄剤で洗濯除去できることがわかった。更に、機械作用の弱いインキュベータで高い洗浄効率が得られていることは、洗濯による布の損傷の面から見ても好ましい結果である。なお、エチルアルコール濃度が20v/v%未満では、油性汚れが除去できないことは確認済みである。
界面活性剤及びエチルアルコール含有洗浄剤
エチルアルコール濃度35v/v%のエチルアルコール水溶液に、界面活性剤としてポリオキシエチレンラウリルエーテルのEO12と直鎖アルキル基の炭素数が12個のLASとをそれぞれ0.1w/v%含有するように添加し、洗浄液を調製した。JIS湿式人工汚染布を用い、超音波洗浄を行った後、洗浄性を光の反射率で評価した。結果を表2に示す。
Figure 2007146063
表2より、界面活性剤を添加することにより、反射率が10%近く向上した。界面活性剤を添加することにより、エチルアルコール含有洗浄液の洗浄性を飛躍的に向上させることができた。
界面活性剤、有機溶剤及びエチルアルコール含有洗浄剤
エチルアルコール濃度35v/v%のエチルアルコール水溶液に、界面活性剤としてポリオキシエチレンラウリルエーテルのEO12と直鎖アルキル基の炭素数が12個のLASとをそれぞれ0.1w/v%含有するように添加し、更に有機溶剤としてHFEのフルオロブチルメチルエーテルを20v/v%、ジメチルポリシロキサンを主成分とするシリコーン油を8v/v%含有するように添加し、洗浄液を調製した。
JIS湿式人工汚染布を用い、実施例2と同様にして洗浄性を光の反射率で評価した。なお、タテ方向、ヨコ方向の収縮率についても、前記した収縮率の測定の項に準じて測定を行った。結果を表3に示す。
Figure 2007146063
表3より、有機溶剤としてHFE、シリコーン油を添加することにより、繊維の収縮率を完全に抑えることができた。これらの有機溶剤は、難水溶性であるが、エチルアルコールを含有する洗浄剤には簡単に溶かすことができ、また、収縮率も抑えられるという効果が確認できた。
界面活性剤、酵素及びエチルアルコール含有洗浄剤
エチルアルコール濃度35v/v%のエチルアルコール水溶液に、界面活性剤としてポリオキシエチレンラウリルエーテルのEO12と直鎖アルキル基の炭素数が12個のLASとをそれぞれ0.1w/v%含有するように添加し、更に、酵素としてリパーゼとプロテアーゼとをそれぞれ0.01w/v%含有するように添加し、洗浄液を調製した。JIS湿式人工汚染布を用い、実施例2と同様にして洗浄性を光の反射率で評価した。結果を表4に示す。
Figure 2007146063
表4より、酵素としてリパーゼ、プロテアーゼを添加することにより、界面活性剤、エチルアルコールと相乗効果を発揮し、反射率で5.7%の向上が見られた。エチルアルコール濃度35v/v%という条件であっても、酵素は有効に作用し、相乗効果が得られた。
界面活性剤、酵素、アルカリ及びエチルアルコール含有洗浄剤
エチルアルコール濃度35v/v%のエチルアルコール水溶液に、界面活性剤としてポリオキシエチレンラウリルエーテルのEO12と直鎖アルキル基の炭素数が12個のLASとをそれぞれ0.1w/v%含有するように添加し、酵素としてリパーゼとプロテアーゼとをそれぞれ0.01w/v%含有するように添加し、更に、アルカリとして炭酸ナトリウムと無水ケイ酸ナトリウムとをそれぞれ5w/v%含有するように添加し、洗浄液を調製した。JIS湿式人工汚染布を用い、実施例2と同様にして洗浄性を光の反射率で評価した。結果を表5に示す。
Figure 2007146063
表5より、アルカリとして炭酸ナトリウムと無水ケイ酸ナトリウムを添加することにより、界面活性剤、酵素及びエチルアルコールと相乗効果を発揮し、反射率で3.7%の更なる向上が見られた。
含水エチルアルコールに界面活性剤を添加し、その殺菌力について試験を行った。
1)供試菌
Escherichia coli NBRC 3972(大腸菌)
Staphylococcus aureus subsp. aureus NBRC 12732(黄色ブドウ球菌)
2)試験用培地
SCDLPA培地〔日本製薬(株)製〕
SCDLPA寒天培地〔日本製薬(株)製〕
3)菌液調製
NA培地で35℃±1℃、16〜20時間培養した供試菌の菌体を精製水に懸濁させ、1ml当りの菌数が約10個となるように調製し、菌液とした。
4)試験操作
各種界面活性剤を添加し、所定のエチルアルコール濃度0、20、30、40、60、70v/v%となるように試験液を調製した。なお、直鎖アルキル基の炭素数が12個のLAS、ポリオキシエチレンラウリルエーテルのEO12は0.1w/v%含有するように添加し、炭酸ナトリウムは5w/v%含有するように添加した。
試験液10mlに菌液0.1mlを添加、混合した後、25℃±1℃で作用させ、通常の洗濯洗浄時間である15分間作用後にSCDLPA培地を用いて直ちに10倍希釈した。この希釈液の生菌数は、SCDLPA寒天培地を用いた混釈平板培養法(35℃±1℃、2日間培養)により測定し、試験液1ml当りに換算した。また、精製水を対照の試験液とした。大腸菌での結果を図1に、黄色ブドウ球菌での結果を図2に示す。
各図において、横軸はエチルアルコール濃度(v/v%)、縦軸は菌数(指数)を意味する。また、図中、黒四角印の「LAS」は直鎖アルキル基の炭素数が12個の直鎖アルキルベンゼンスルホン酸ナトリウムを、白丸印の「EO12」はエチレンオキシドの付加モル数が12であるポリオキシエチレンのラウリルエーテルを意味する。
大腸菌については、エチルアルコールのみの殺菌力で、エチルアルコール濃度30v/v%で完全に殺菌することができた。炭酸ナトリウムと全ての洗浄成分を添加した場合は、殺菌力が更に増し、エチルアルコール濃度20v/v%でも、完全に殺菌できた。
また、黄色ブドウ球菌についても、同様にエチルアルコール濃度30v/v%で完全に殺菌できた。直鎖アルキル基の炭素数が12個のLASは、かなりの殺菌力を有し、エチルアルコールの添加なしでも15分後にはほぼ完全に殺菌することができた。また、ポリオキシエチレンラウリルエーテルのEO12と炭酸ナトリウムについても、エチルアルコール共存下で、その殺菌力を高めることはできたが、逆に、直鎖アルキル基の炭素数が12個のLASとポリオキシエチレンラウリルエーテルのEO12を両方添加したものは、エチルアルコールの殺菌力を阻害した。
パネラー5人に依頼し、新規洗浄剤の効果を確認した。すなわち、日々の洗濯の前に靴下のみ新規洗浄剤に15分間つけおきした場合とそうでない場合とに分けて、効果についてアンケートによる確認を行った。つけおき以外は、共通の洗浄方法とし、洗濯機で通常通り洗濯し、夜に室内に干して行った。なお、使用した洗浄剤は下記の通りである。
使用した洗浄剤:エチルアルコール濃度35v/v%のエチルアルコール水溶液に、界面活性剤としてポリオキシエチレンラウリルエーテルのEO12と直鎖アルキル基の炭素数が12個のLASとをそれぞれ0.1w/v%含有するように添加し、酵素としてリパーゼとプロテアーゼとをそれぞれ0.01w/v%含有するように添加し、更にアルカリとして炭酸ナトリウムと無水ケイ酸ナトリウムとをそれぞれ5w/v%含有するように添加し、靴下つけおき用洗浄液とした。
結果を表6に示す。
判定は、◎:非常に効果がある、○:効果がある、△:あまり効果なし、■:全く効果なし、を意味する。
Figure 2007146063
表6より、エチルアルコール含有洗浄剤を用いて靴下をつけおき洗いすることにより、靴下の汚れも完全に落とすことができ、室内干しにおける臭いの発生もなくなった。また、洗濯槽の雑菌汚染も極端に改善されていた。
本発明のエチルアルコール含有洗浄剤は、洗浄力を維持しながら、殺菌力を飛躍的に向上させ、更には、色落ち、寸法変化を防止することができる。衣類の洗浄に止まらず、電子部品や金属部品などの精密洗浄にも、洗浄剤として利用することができる。また、塩素系溶剤(パークロロエチレン、トリクロロエタンなど)、石油系溶剤、塩素系漂白剤のような環境汚染の問題点のない、環境にやさしく人にも優しい洗浄剤として利用することができる。
洗浄液に15分間作用させた後の大腸菌の菌数を示した図である。 洗浄液に15分間作用させた後の黄色ブドウ球菌の菌数を示した図である。

Claims (9)

  1. エチルアルコール濃度が20〜40v/v%であるエチルアルコール含有洗浄剤。
  2. 界面活性剤を含有する請求項1記載のエチルアルコール含有洗浄剤。
  3. 界面活性剤が、ポリオキシエチレンラウリルエーテル、直鎖アルキルベンゼンスルホン酸ナトリウムから選択される少なくとも1つである請求項2記載のエチルアルコール含有洗浄剤。
  4. 有機溶剤を含有する請求項1〜3のいずれか1項に記載のエチルアルコール含有洗浄剤。
  5. 有機溶剤が、エチレングリコール、ハイドロフルオロエーテル、シリコーン油から選択される少なくとも1つである請求項3記載のエチルアルコール含有洗浄剤。
  6. 酵素、アルカリ、再汚染防止剤から選択される少なくとも1つを含有する請求項1〜5のいずれか1項に記載のエチルアルコール含有洗浄剤。
  7. 酵素が、リパーゼ、プロテアーゼ、アミラーゼ、セルラーゼから選択される少なくとも1つである請求項6記載のエチルアルコール含有洗浄剤。
  8. アルカリが、炭酸ナトリウム、無水ケイ酸ナトリウム、水酸化ナトリウム、炭酸カリウム、トリポリリン酸ナトリウムから選択される少なくとも1つである請求項6記載のエチルアルコール含有洗浄剤。
  9. 再汚染防止剤が、カルボキシメチルセルロース、ヒドロキシプロピルメチルセルロース、ヒドロキシブチルメチルセルロースから選択される少なくとも1つである請求項6記載のエチルアルコール含有洗浄剤。
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