JP2007143866A - 静脈画像撮像装置 - Google Patents

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直樹 田添
Yoshinori Tawara
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Abstract

【課題】生体に張り巡らされた静脈の画像を検出する静脈画像撮像装置に関し、小型で、かつ、簡単な構成で、安価に提供できる静脈画像撮像装置を提供することを目的とする。
【解決手段】 本発明は、生体の静脈画像を撮像する静脈画像撮像装置であって、生体(200)とラインセンサ(133)とを相対的に移動させ、ラインセンサ(133)により生体の静脈画像をライン毎に撮像することを特徴とする。
【選択図】図2

Description

本発明は静脈画像撮像装置に係り、特に、生体に張り巡らされた静脈の画像を検出する静脈画像撮像装置に関する。
個人認証を行なう方式としては、暗証番号を入力する方式、カードを読み取る方式、生体情報を読み取る方式などがある。このうち、暗証番号を入力する方式、及び、カードを読み取る方式では、暗証番号の漏洩やカードの盗難などにより容易にセキュリティーが崩れる可能性があった。このため、近年、セキュリティーの面から生体情報を読み取る方式が注目されている。
生体情報を読み取る方式としては、指紋を読み取る方式、静脈を読み取る方式、虹彩のパターンを読み取る方式、網膜の血管パターンを読み取る方式などが存在する。このうち 指紋を読み取る方式では、指紋はカップなどに転写されて、複製される可能性がある。また、虹彩のパターンを読み取る方式、網膜の血管パターンを読み取る方式は、眼球に光を入射する必要があり、人体の負担となるとともに、装置も大掛かりなものとなる。
これに対して、静脈を読み取る方式は、人体に赤外光を入射し、その透過光から静脈画像を読み取るものである(特許文献1参照)。静脈を読み取る方式は、静脈が人体の内部に存在するため、容易に複写されることがなく、また、手のひらなどに光を入射するだけであるので、人体への負担もほとんどない。このため、生体情報を読み取る方式の中でも静脈を読み取る方式が注目されている(特許文献1参照)。
特開平7−21373号公報
しかるに、従来の静脈を読み取る方式では、二次元イメージセンサによって静脈画像を撮像するため、大型で、構成も複雑であり、かつ、高価であり、容易に装置に搭載することが困難であるなどの課題があった。
本発明は上記の点に鑑みてなされたもので、小型で、かつ、簡単な構成で、安価に提供できる静脈画像撮像装置を提供することを目的とする。
本発明は、生体の静脈画像を撮像する静脈画像撮像装置であって、生体(200)とラインセンサ(133)とを相対的に移動させ、ラインセンサ(133)により生体の静脈画像をライン毎に撮像することを特徴とする。
また、生体の前記ラインセンサに対する移動を検出する移動検出部(134)と、移動検出部(134)で検出した生体の移動に関する情報とラインセンサ(133)で検出された画像データとを上位装置(112)に出力する制御部(135)とを有することを特徴とする。
生体に光を照射する照射手段(132)を有することを特徴とする。ラインセンサ(133)により静脈画像が検出しやすい状態に生体の状態を保持する保持テーブル(125)を有することを特徴とする。保持テーブル(125)は、生体を、ラインセンサ(133)上で他の部材に接触しない状態に保持することを特徴とする。
なお、上記参照符号はあくまでも参考であり、これによって、特許請求の範囲が限定されるものではない。
本発明によれば、生体とラインセンサとを相対的に移動させ、ラインセンサにより生体の静脈画像をライン毎に撮像することにより、小型で、かつ、簡単に装置を構成できる。
〔システム構成〕
図1は本発明の一実施例のブロック構成図を示す。
本実施例の情報処理システム100は、静脈画像撮像装置111、ホスト装置112から構成されている。ホスト装置112は、コンピュータシステムであり、インタフェース113、CPU114、メモリ115、記憶装置116、入力装置117、表示装置118、通信装置119から構成されている。
静脈画像撮像装置111は、ユーザの指の静脈画像をライン毎に撮像し、その画像データと、同時に指の移動に関する情報とをホスト装置112に供給し、ホスト装置112にて2次元静脈画像を組み立てる。ホスト装置112は、2次元静脈画像をインタフェース113を介してメモリ115に記憶させる。メモリ115に記憶された静脈画像は、CPU114によって記憶装置116に予め登録された静脈画像と比較される。CPU114は、静脈画像撮像装置111によって読み取られ、メモリ115に記憶された静脈画像が記憶装置115に予め登録された静脈画像と一致すると、情報処理装置100の使用を許可する。
入力装置117は、キーボード、マウスなどから構成されており、オペレーションを与える。表示装置118は、CRT、LCDなどから構成されており、各種表示を行なう。通信装置119は、ネットワーク101を介して外部との通信を行う。
〔静脈画像撮像装置111〕
図2は静脈画像撮像装置111の分解斜視図、図3は静脈画像撮像装置111の組立斜視図、図4は静脈画像撮像装置111のブロック構成図を示す。
静脈画像撮像装置111は、回路基板121、光学装置122、ホルダ123、スペーサ124a、124b、保持テーブル125、ローラ126から構成されている。
回路基板121は、プリント配線板131上に照明装置132、ラインセンサ133、ロータリエンコーダ134、コントローラ135、コネクタ136などの各種電子部品を搭載した構成とされている。なお、コントローラ135は図2、図3では1チップの半導体集積回路により構成された例で説明を行なっているが、複数のチップの半導体集積回路で構成するようにしてもよい。
回路基板121には、スペーサ124a、124bがねじ141によって、固定されている。スペーサ124a、124bは、下端、矢印Z2方向側の端面が回路基板121の表面に当接し、ねじ141によってねじ止めされる。スペーサ124a、124bの上端、矢印Z1方向側の端面には、軸受151が形成されている。軸受151には、ローラ126が回転自在に取り付けられる。
ローラ126は、回転軸161の略中央にゴムローラ162、及び、ギヤ163を固定した構成とされている。ローラ126は、回転軸161の両端が軸受151に回転自在に係合して、スペーサ124a、124bに回転自在に保持される。
また、スペーサ124a、124bの上端面には、保持テーブル125がねじ171によってねじ止めされる。保持テーブル125は、スペーサ124a、124bによって回路基板121に対して所定の距離を保って固定される。
保持テーブル125は、開口部181を有する。開口部181は、その一端部分からローラ126を構成するゴムローラ162が表出している。撮像対象である指をゴムローラ162と開口部181の他端部分とで支持する。これによって、撮像対象である指が開口部181で圧迫されない構造となっている。開口部181の長さLは、静脈に血液が容易に流れることが可能となる長さ、例えば、15mm程度に設定される。また、開口部181の幅Wは、指の幅より十分に大きくなる幅、例えば、25〜30mm程度に設定される。
回路基板121の開口部181に対向する部分には、照明装置132及びラインセンサ133が搭載されている。照明装置132は発光ダイオードなどから構成されており、赤外光を含む波長、例えば、800〜1000nm程度の波長の光を発光する。照明装置132で発光した光は、保持テーブル125の開口部181を通って静脈撮像対象となる指に照射される。
指に照射された光は、指の内部に入射する。指の内部を透過した光は、保持テーブル125の開口部181からホルダ123に保持された光学装置122に入射する。
光学装置122は、フィルタ122a及びレンズ122bから構成され、ホルダ123に保持されている。ホルダ123は、プリント配線板131に固定されて、光学装置122を透過した光がラインセンサ133に集光するように光学装置122とラインセンサ133との位置関係を所定の位置関係となるように位置決めする。
フィルタ122aは、指からの光のうち赤外光、例えば、波長700nm以上程度の光を透過する。フィルタ122aを透過した赤外光は、レンズ122bに供給される。レンズ122bは、フィルタ122aを透過した赤外光をラインセンサ133に集光する。
ラインセンサ133は、ライン毎のイメージを電気信号に変換する。変換された電気信号は、コントローラ135に供給される。コントローラ135は、供給された電気信号をディジタルデータに変換する。また、コントローラ135は、ロータリエンコーダ134から供給されるパルスに基づいて指の移動の有無を認識する。コントローラ135はライン毎のイメージデータにロータリエンコーダ134で得られた指の移動の有無に関する情報を付加してコネクタ136からホスト装置112に供給する。
ロータリエンコーダ134は、回転軸191、ギヤ192、スリット板193、フォトインタラプタ194から構成されている。回転軸191は、プリント配線板131に植設された軸受195に回転自在に保持されている。ギヤ192は、回転軸191に固定され、ローラ126を構成するギヤ163に噛合している。これによって、ローラ126の回転に応じて回転軸191が回転する。スリット板193は、回転軸191に固定されており、回転軸191の回転に応じて回転する。
スリット板193は、回転軸191を中心として放射上に多数のスリットが形成されている。フォトインタラプタ194は、スリット板193のスリットを通過する光に応じた回転パルスを生成する。フォトインタラプタ134で生成された回転パルスは、ローラ126の回転に応じた周期となっており、コントローラ135に供給される。コントローラ135は、フォトインタラプタ134から供給された回転パルスによって指の移動の有無を認識する。
ホスト装置112は、コントローラ135から供給されたライン毎のイメージデータ及び指の移動情報から2次元の静脈画像を再構成する。
ホスト装置112は、再構成した2次元静脈画像と事前に登録された2次元静脈画像とを比較することにより認証処理を行なう。
図5は静脈画像撮像装置111の動作説明図を示す。
ここでは、例えば、人差し指200の第1関節と第2関節との間の部位の静脈画像を撮像する場合について説明する。
まず、図5(A)に示すように人差し指200の第2関節がローラ126を構成するゴムローラ162上に位置するように人差し指200を保持テーブル125に載置する。
次に、図5(B)に示すように人差し指200を矢印X1方向にスライドさせる。このとき、保持テーブル125の開口部181により人差し指200は圧迫されることがない。これによって静脈に容易に血液が流れるため、鮮明な静脈画像を検出することが可能となる。
人差し指200を矢印X1方向にスライドさせることによりゴムローラ162が矢印θ1方向に回転する。ゴムローラ162の回転に伴って、ロータリエンコーダ134に回転パルスが発生する。ロータリエンコーダ134で発生した回転パルスに基づいて指の移動の有無が認識され、ラインセンサ133よりライン毎に静脈のイメージデータが取得される。ラインセンサにより取得されるイメージデータは、コントローラ135からのクロックに同期して、例えば、図5(C)に破線で示すようなタイミングでライン毎に順次に取得される。
本実施例によれば、人差し指200内部に存在する静脈を検出するため、偽造が困難である。また、人差し指200をスイープさせることにより検出を行なえるので、装置をコンパクトに構成できる。また、保持テーブル125に開口部181を設けることにより、人差し指200を圧迫することなく、静脈を検出できるため、鮮明な静脈画像を取得できる。さらに、照明装置132は狭い範囲を照明すればよいので、小型に構成でき、また、消費電力も低減できる。
〔その他〕
なお、本実施例では、ホスト装置112で静脈画像撮像装置111から供給されたライン毎のイメージデータから2次元静脈画像を組み立てたが、静脈画像撮像装置111でライン毎のイメージから2次元静脈画像を組み立てるようにしてもよい。また、静脈画像撮像装置111に画像メモリを設け、静脈画像を予め登録しておくことにより静脈画像撮像装置111側で認証処理を行なうようにしてもよい。
なお、本実施例では、指のスライドをロータリエンコーダ134によって検出したが、指のスライドの検知は、ロータリエンコーダ134に限定されるものではなく、指のスライドを定量的に検知できるものであればよい。例えば、スイープ型の指紋センサを用いて検出画像の変化から指の移動量を検知するようにしてもよい。
また、本実施例では、保持テーブル125に開口部181を設けることにより、指の静脈画像検出部位周囲をテーブルや他の部材に接触しない状態に保持したが、保持テーブル125を凹状にすることにより指の静脈画像検出部位周囲を静脈画像撮像装置111の構成部材に接触しない状態に保持するようにしてもよく、要は、指の静脈画像検出部位周囲が静脈画像撮像装置111の構成部材に接触しない状態で保持されればその形状、あるいは構造は限定されない。
本発明の一実施例のシステム構成図である。 静脈画像撮像装置111の分解斜視図である。 静脈画像撮像装置111の組立斜視図である。 静脈画像撮像装置111のブロック構成図である。 静脈画像撮像装置111の動作説明図である。
符号の説明
100 情報処理システム
111 静脈画像撮像装置、112 ホスト装置、113 インタフェース
114 CPU、115 メモリ、116 記憶装置、117 入力装置
118 表示装置、119 通信装置
121 回路基板、122 光学装置、123 ホルダ、124a、124b スペーサ125 保持テーブル、126 ローラ

Claims (5)

  1. 生体の静脈画像を撮像する静脈画像撮像装置であって、
    前記生体とラインセンサとを相対的に移動させ、前記ラインセンサにより前記生体の前記静脈画像をライン毎に撮像することを特徴とする静脈画像撮像装置。
  2. 前記生体の前記ラインセンサに対する移動を検出する移動検出部と、
    前記移動検出部で検出した前記生体の移動に関する情報と前記ラインセンサで検出された画像データとを上位装置に出力する制御部とを有することを特徴とする請求項1記載の静脈画像撮像装置。
  3. 前記生体に光を照射する照射手段を有することを特徴とする請求項1又は2記載の静脈画像撮像装置。
  4. 前記ラインセンサにより前記静脈画像が検出しやすい状態に前記生体の状態を保持する保持テーブルを有することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項記載の静脈画像撮像装置。
  5. 前記保持テーブルは、前記生体を、前記ラインセンサ上で他の部材に接触しない状態に保持すること特徴とする請求項4記載の静脈画像撮像装置。
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