JP2007140439A - 調節可能なカウンターウェイト構造体を備える表示装置 - Google Patents

Abstract

【課題】セルフバランスの機能を備えており、外部の力によって生じる落下を防ぐ表示装置の単純な表示装置を提供する。
【解決手段】本発明の表示装置は、ディスプレイと、凸状底面を有すると共にディスプレイの底部に固定的に連結された基部と、ディスプレイの重心を変更してディスプレイの視角を調節するために片手で動かすことができるおもりを有する、調節可能なカウンターウェイト構造体とを備えている。
【選択図】 図１

Description

本発明は、表示装置に関する。特に、調節可能なカウンターウェイト(釣合いおもり)構造体を備えるフラットパネルディスプレイに関する。

従来のCRTモニタは、大きくかつ重く、更に人体に有害である放射線を生じやすい。これらの欠点のために、LCD（液晶ディスプレイ）のようなフラットパネルディスプレイが、従来のCRTモニタに取って代わるものとして盛んに用いられてきている。LCD技術の急速な発展および大量生産によるコスト削減に従い、フラットパネルディスプレイは、極めて人気が高く、市場において独占的な表示装置となってきている。

LCDは、２つの偏光子の間に配置された液晶セルを有する。セルを通る光の経路を作るために電界が液晶セルに適用される。従って、セルに充填された液晶は、シャッタのようなものであって、光を通すことも光を遮断することもできる。従って、LCDは、特定の範囲の可視角度および好ましい視角を有する。LCDは、ユーザが自分のニーズまたは環境条件によって容易にディスプレイの視角を調節できなければならない。この角度調節機能は、ディスプレイの製品設計において重要である。

LCDの角度調節構造は、回転可能な結合(pivotally coupled:ピボット結合)または蝶番機構で形成することができる。回転可能な結合または蝶番機構によって、ユーザがスクリーンの視角を調節することができる。

しかしながら、LCDのための従来の回転可能な結合および蝶番機構は、高価で製造が容易ではなく、複雑な構成を概して有する。ほとんどのLCDは、本体が薄い設計であって、揺動または振動で落下しやすい。更に、視角を調節するときに、ユーザは、片手で基部を持ち、もう一方の手でスクリーンを傾けなくてはならず、この調節手順は、不便である。更に、これら従来の回転可能な結合または蝶番機構を用いたLCDは、単調な外観を概して有しており、消費者に好ましい印象を与えず消費者の購買意欲を引き立て難い。

上述の欠点を克服するために、視角を調節可能で、特徴的な外観を備えており、しかも安価なディスプレイが必要とされている。

請求項１の発明は、調節可能なカウンターウェイト構造体を有する表示装置を提供する。本発明の表示装置は、ディスプレイ、基部および調節可能なカウンターウェイト構造体を備えている。基部は、ディスプレイの底部で固定されており、凸状底面を有する。この調節可能なカウンターウェイト構造体は、ディスプレイおよび基部を連結している連結部材と、この連結部材に取り付けられると共にこの連結部材に沿って可動であるおもりを備えている。ユーザは、表示装置の重心を調節し、基部の凸状底面の湾曲によって更にディスプレイの視角を調節するために、連結部材に沿ってこのおもりを片手で動かすことができる。更に、基部の凸状底面の作用によって、表示装置の全構造体が外的な力もしくは環境による影響によって生じた揺動もしくは振動を相殺するセルフバランスの機能を備えており、ディスプレイの落下や、表示装置の損害による不必要な損失を防ぐ。更に、表示装置の組立体全体は、好都合かつ安価に製造することができ、容易に製造することができる。更に、前衛的であるがシンプルなデザインは、消費者の注意を引く全く新しい外観を提供し、消費者がこの製品を買うことを促進する。

基部の凸状底面の形状は、所望されるデザインによって、楕円弓状面か、放物線状に屈曲した面か、複曲面か、球面か、楕円面もしくは放物面に形成することができる。

調節可能なカウンターウェイト構造体は、連結部材の所望の位置におもりを設定するように用いられるロック部材を更に備えている。

調節可能なカウンターウェイト構造体は、ディスプレイと基部とを連結している第２の連結部材と、第２の連結部材に取り付けられると共にこの第2の連結部材に沿って可動であるおもりと、この第2の連結部材にこの第2のおもりを所望の位置にて係止するように用いられる第2の位置決め構造体を備える。

請求項１２の発明の表示装置は、ディスプレイと、このディスプレイの底部に固定された基部と、調節可能なカウンターウェイト構造体とを備えている。この基部は、凸状底面を有する。調節可能なカウンターウェイト構造体は、ガイド部材とおもりとから成る。このガイド部材は、前記基部に形成される。このおもりは、ガイド部材に取り付けられると共に、このガイド部材に沿ってディスプレイに対して相対的に前後に可動である。あるいは、このガイド部材は、ディスプレイと平行して横方向において動くようにおもりを案内するように配置することができる。

本発明によって、ユーザは、表示装置の重心およびディスプレイの視角を変更するために、おもりの位置を片手で調節することを可能にし、すなわち、本発明の表示装置は、最初に述べた発明の表示装置と同じ効果をあげる。

更に、本発明の基部の凸状底面の形状は、望ましいデザインによって、楕円弓状面か、放物線状に屈曲した面か、複曲面か、球面か、楕円面もしくは放物面に形成することができる。

本発明の表示装置の調節可能なカウンターウェイト構造体は、連結部材の所望の位置におもりを固定するように用いられるロック部材を更に備えることができる。

請求項１８の発明の表示装置は、ディスプレイ、基部および調節可能なカウンターウェイト構造体を備えている。この基部は、ディスプレイの底部で固定されており、凸状底面を有する。更に、この調節可能なカウンターウェイト構造体は、ガイド部材とおもりとから成る。このガイド部材は、ディスプレイに形成される。前記おもりは、ガイド部材に取り付けられており、基部に対して上下にこのガイド部材に沿って可動である。あるいは、このガイド部材は、基部と平行して横方向に動くようにおもりをガイドするようにディスプレイに配置することができる。

本発明によって、ユーザは、表示装置の重心を変更し、ディスプレイの視角を調節するために、おもりの位置を片手で調節することが可能となる。

本発明の基部の凸状底面の形状は、望ましいデザインによって、楕円弓状面か、放物線状に屈曲した面か、複曲面か、球面か、楕円面もしくは放物面に形成することができる。

本発明による表示装置の調節可能なカウンターウェイト構造体は、ガイド部材の所望の位置におもりを固定するように用いられるロック部材を更に備えることができる。

本発明により、スクリーンの角度を容易に調整可能であり、特徴的な外観を備えており、しかも安価な表示装置が提供される。

又、本発明により、単純な構造でありながら、外力による振動や揺動が発生した場合であっても落下しにくい表示装置が提供される。

図１〜４に示されるように、本発明の第１実施例による表示装置は、ディスプレイ２、基部３および調節可能なカウンターウェイト構造体４から構成される。このディスプレイ２は、基部３の一端に、固定されて連結されている。この基部３は、凸状底面３１を有する。調節可能なカウンターウェイト構造体４には、連結部材４１およびおもり４２が更に備えられている。この連結部材４１は、ディスプレイ２と基部３との間に連結されている。このおもり４２は、連結部材４１に沿って可動である。

図１に示すように、ディスプレイ２は、フラットパネルディスプレイ２０である。この基部３の凸状底面３１は、円形の弓状面３１１である。あるいは、この凸状底面３１は、所望されるデザインによって、楕円弓状面か、放物線状に屈曲した面か、複曲面か、球面か、楕円面もしくは放物面に形成することができる。この実施例によれば、連結部材４１はネジロッド４１１（screw rods：螺子山が形成されている棒）であって、おもり４２はこのネジロッド４１に螺合されていると共に、フラットパネルディスプレイ２０と基部３の間においてこのネジロッド４１に沿って動くように回転可能である。

ユーザは、表示装置の重心を調節し、基部３円形の弓状面３１１の湾曲によってディスプレイ２の視角を調節するために、ネジロッド４１に取り付けられたナット４２１を片手で回転することが可能である。更に、基部３の円形の弓状面３１１の作用によって、表示装置の全構造体が外的な力もしくは環境による影響によって生じた揺動や振動を相殺するセルフバランスの機能を備えており、ディスプレイ２の落下や、表示装置の損害による不必要な損失を防ぐ。

更に、上記のように、表示装置の組立体全体は、好都合かつ安価に製造することができ、容易に製造することができる。更に、前衛的であるがシンプルなデザインは、消費者の注意を引く全く新しい外観を提供し、よって消費者がこの製品を買うことを促進する。

図５に、本発明の第２実施例の表示装置を示す。第２実施例の表示装置は、調節可能なカウンターウェイト構造体以外は本発明の上述した第１実施例と、実質的に同一の構成を有する。この構造によると、調節可能なカウンターウェイト構造体は、ディスプレイ２１および基部３０の間に平行に連結される２本のネジロッド４３１と、ネジロッド４３１にそれぞれ螺合される２つのナット４４１とを備える。この実施例は、第１実施例と同じ効果をあげる。

図６に、本発明の第３実施例の表示装置を示す。この実施例における表示装置の、調節可能なカウンターウェイト構造体は、連結部材４１、おもり４２およびロック部材４５を備える。この連結部材４１は、２本の紐状部材４１２から成る。おもり４２は、２本の紐状部材４１２にスリーブでつながれており、２つの紐状部材４１２に沿って可動である円筒状ブロック４２２である。ロック部材４５は、紐状部材４１２の望ましい位置で円筒状ブロック４２２の位置を設定するために、円筒状ブロック４２２に取り付けられるバネおさえ部材４５１である。このバネおさえ部材４５１は、これが押圧されていない場合に円筒状ブロック４２２を紐状部材４１２に自動的に固定し、押圧される場合に紐状部材４１２から円筒状ブロック４２２を解放する周知の装置である。この紐状部材４１２は、金属線もしくは硬質のエンジニアリングプラスチックで形成することができる。ユーザは、紐状部材４１２から円筒状ブロック４２２を解放するためにバネおさえ部材４５１を押し、ディスプレイの視角を調節するために所望の位置に円筒状ブロック４２２を紐状部材４１２に沿って動かすことができる。すなわち、この実施例は上述の第１の実施例と同様の効果をあげる。

図７に、本発明の第４実施例の表示装置を示す。この実施例における、調節可能なカウンターウェイト構造体は、２つの連結部材４３、２つのおもり４４および２つのロック部材４６を備えている。各連結部材４３は、紐状部材４３２から成る。２つの紐状部材４３２はそれぞれ、おもり４４を貫通して挿入されており、ディスプレイおよび基部の間に平行に連結されている。おもり４４は、紐状部材４３２にそれぞれ取り付けられていると共にこの紐状部材４３２に沿って可動である円筒状ブロック４４２である。ロック部材４６は、それぞれ円筒状ブロック４４２に固定されており、紐状部材４３２上において円筒状ブロック４４２の位置を設定するために用いられるバネおさえ部材４６１である。この実施例によると、円筒状ブロック４４２は、各紐状部材４３２上で別々に調節することができる。本実施例の紐状部材４３２は、上述した第３実施例と同様に、金属線もしくは硬質のエンジニアリングプラスチックで形成することができる。

図８に、本発明の第５実施例の表示装置を示す。この実施例は、基部の形状のデザイン以外は、上述した第４実施例と実質的に同一の構成を有する。本実施例の基部の形状のデザインは、組立体全体を比較的軽くする一方、上述した各実施例と同じ効果をあげる。

図９に、本発明の第６実施例の表示装置を示す。本実施例における表示装置は、ディスプレイ５１、基部６および調節可能なカウンターウェイト構造体７から成っている。このディスプレイ５１は、基部６の一端に、固定的に連結している。基部６は、凸状底面６１を有している。調節可能なカウンターウェイト構造体７は、ガイド７１とおもり７２とを備えている。このガイド７１は、基部６に形成される。おもり７２は、ガイド７１に沿ってディスプレイ５１に近づくか離れるかするように可動であり、締め付け力もしくは摩擦力によってガイド７１の所望の位置に確実に定置される。

図９に図示されるように、この実施例のディスプレイ５１は、フラットパネルディスプレイ５１１であって、基部６の凸状底面６１は、円形の弓状面６１１である。あるいは、この凸状底面６１は、デザイン上の理由によって、楕円弓状面か、放物線状に屈曲した面か、複曲面か、球面か、楕円面もしくは放物面に形成することができる。この実施例によるガイド７１は、溝７１１であって、おもり７２は、ユーザの力で溝７１１に沿って可動である摺動ブロック７２１である。

ユーザは、表示装置の重心を調節し、基部６の円形の弓状面６１１の湾曲によってディスプレイ５１の視角を調節するために、溝７１１に沿って摺動ブロック７２１を動かすことができる。これにより、本実施例は、第１実施例と同じ効果をあげることができる。

図１０に、本発明の第７実施例の表示装置を示す。本実施例における表示装置は、追加された位置決め構造体７３を備えている以外は、第６実施例と実質的に同一の構成を有する。本実施例によると、ガイド７１は、雌ネジ７３１を有するガイド溝７１２であって、おもり７２は、雌ネジ７３１上に螺嵌された雄ネジ７３２を有する円筒状ブロック７２２であって、位置決め構造体７３は、雌ネジ７３１と雄ネジ７３２から形成されるネジ継手７３０である。

ユーザは、ガイド溝７１２によって円筒状ブロック７２２の位置を調節するために、この円筒状ブロック７２２を回転することができる。この実施例は、第６実施例と同じ効果をあげることができる。

図１１に、本発明の第８実施例の表示装置を示す。この実施例の表示装置は、ディスプレイ８１、基部８２、調節可能なカウンターウェイト構造体９及び位置決め構造体９３から成る。このディスプレイ８１は、基部８２の一端に、固定的に連結している。この基部８２は、凸状底面８２１を有している。更に、調節可能なカウンターウェイト構造体９には、ガイド９１とおもり９２が備えられている。このガイド９１は、ディスプレイ８１の背面に形成されており、C形の横断面を有する。おもり９２は、ガイド９１に沿って基部８２に対して相対的に上下に移動可能である。更に、位置決め構造体９３は、ガイド９１の特定の位置におもり９２を配置するために用いられる。

図１１に示すように、ディスプレイ８１は、フラットパネルディスプレイ８１１である。基部８２の凸状底面８２１は、円形の弓状面８２２である。あるいは、この凸状底面８２１は、所望されるデザインによって、楕円弓状面か、放物線状に屈曲した面か、複曲面か、球面か、楕円面もしくは放物面の形状を取ることができる。更に、ガイド９１は、雌ネジ９３１を有するガイド溝９１１である。おもり９２は、雌ネジ９３１上に螺嵌された雄ネジ９３２を有する円筒状ブロック９２１であって、位置決め構造体９３は、雌ネジ９３１と雄ネジ９３２から形成されるネジ継手９３０である。

ユーザは、ガイド溝９１１における円筒状ブロック９２１の位置を調節し、フラットパネルディスプレイ８１１の視角を調節するために、円筒状ブロック９２１を回転することができる。この実施例は、第１実施例と同じ効果をあげることができる。

本発明は、その好適な実施例に関して説明されているが、他の多くの改造および変更が、添付の請求項に記載される本発明の精神と範囲から逸脱することなくなされることができることは理解されよう。

本発明の第１実施例の表示装置の立面図である。 本発明の第１実施例の表示装置の調節例を示している略図である。 本発明の第１実施例の表示装置の別の調節例を示している略図である。 本発明の第１実施例の表示装置のさらに別の調節例を示している略図である。 本発明の第２実施例の表示装置の立面図である。 本発明の第３実施例の表示装置の立面図である。 本発明の第４実施例の表示装置の立面図である。 本発明の第５実施例の表示装置の立面図である。 本発明の第６実施例の表示装置の立面図である。 本発明の第７実施例の表示装置の立面図である。 本発明の第８実施例の表示装置の立面図である。

符号の説明

２，２１，５１ ディスプレイ
３，６，３０ 基部
４ カウンターウェイト構造体
２０ フラットディスプレイパネル
３１，６１，３１１ 底面
４１ 連結部材
４２ おもり
７１ ガイド
７３ 位置決め構造体
４１２ 紐状部材

Claims (22)

1. 調節可能なカウンターウェイト構造体を有する表示装置であって、
   ディスプレイと、
   前記ディスプレイの底部に固定的に連結されており、凸状の底面を有する基部と、
   前記ディスプレイと前記基部との間に連結された連結部材と、前記連結部材に取り付けられてこの連結部材に沿って可動であるおもりと、で構成される調節可能なカウンターウェイト構造体と、
   を備えていることを特徴とする表示装置。
2. 基部の前記凸状の底面は、円形の弓状面であることを特徴とする請求項１に記載の表示装置。
3. 調節可能なカウンターウェイト構造体は、ディスプレイと基部との間に連結された第２の連結部材と、当該第２の連結部材に取り付けられており、当該第２の連結部材に沿って可動である第２のおもりと、を更に備えていることを特徴とする請求項１に記載の表示装置。
4. 調節可能なカウンターウェイト構造体の連結部材がネジロッドであり、おもりが前記ネジロッドに螺合されたナットであることを特徴とする請求項１に記載の表示装置。
5. 第２の連結部材は、ネジロッドであって、前記第２のおもりは、前記第２の連結部材の前記ネジロッドに螺合されたナットであることを特徴とする請求項３に記載の表示装置。
6. 調節可能なカウンターウェイト構造体は、おもりを連結部材の特定の位置に固定するために用いられるロック部材を更に備えていることを特徴とする請求項１に記載の表示装置。
7. 調節可能なカウンターウェイト構造体の連結部材は、少なくとも一つの紐状部材から構成されており、おもりは、前記少なくとも一つの紐状部材に連結されているこの紐状部材に沿って可動なブロックであって、ロック部材は、前記ブロックに固定されるバネおさえ装置であって、前記紐状部材に前記ブロックの位置を設定できることを特徴とする請求項６に記載の表示装置。
8. 調節可能なカウンターウェイト構造体の連結部材を構成する紐状部材の数が、２であることを特徴とする請求項７に記載の表示装置。
9. 調節可能なカウンターウェイト構造体は、第２のおもりを第２の連結部材の特定の位置に配置するように構成された第2のロック部材を更に備えていることを特徴とする請求項３に記載の表示装置。
10. 第２の連結部材は、少なくとも一つの紐状部材から成っており、前記第２のおもりは、前記少なくとも一つの紐状部材に連結されているこの紐状部材に沿って可動なブロックであって、ロック部材は、前記ブロックに固定されるバネおさえ装置であって、前記紐状部材に前記ブロックの位置を設定できることを特徴とする請求項９に記載の表示装置。
11. 前記ディスプレイは、フラットパネルディスプレイであることを特徴とする請求項１に記載の表示装置。
12. 
    ディスプレイと、
    前記ディスプレイの底部に固定的に連結されると共に凸状の底面を有する基部と、
    前記基部にあるガイド部材と、前記ガイド部材に沿って前記ディスプレイに対して相対的に前後に可動であるおもりと、から成る調節可能なカウンターウェイト構造体と、
    を備えていることを特徴とする表示装置。
13. 基部の凸状の底面は、円形の弓状面であることを特徴とする請求項１２に記載の表示装置。
14. ガイド部材は、ガイド溝であって、おもりは、摺動ブロックであることを特徴とする請求項１２に記載の表示装置。
15. 調節可能なカウンターウェイト構造体は、おもりをガイド部材の特定の位置に設定するために用いられる位置決め構造体を更に備えていることを特徴とする請求項１２に記載の表示装置。
16. ガイド部材がガイド溝であって、当該ガイド溝は雌ネジを有しており、おもりはブロックであって、当該ブロックは前記ガイド溝の前記雌ネジに対応する雄ネジを有していることを特徴とする請求項１５に記載の表示装置。
17. 前記ディスプレイは、フラットパネルディスプレイであることを特徴とする請求項１２に記載の表示装置。
18. ディスプレイと、
    ディスプレイの底部に固定的に連結されると共に凸状の底面を有する基部と、
    前記基部にあるガイド部材と、前記ガイド部材に沿って前記ディスプレイに対して相対的に上下に可動であるおもりと、から成る調節可能なカウンターウェイト構造体と、
    を備えていることを特徴とする表示装置。
19. 基部の凸状の底面は、円形の弓状面であることを特徴とする請求項１８に記載の表示装置。
20. 調節可能なカウンターウェイト構造体は、おもりをガイド部材の特定の位置に固定するように用いられる位置決め構造体を更に備えていることを特徴とする請求項１８に記載の表示装置。
21. ガイド部材がガイド溝であって、このガイド溝は雌ネジを有しており、おもりがブロックであって、このブロックは前記ガイド溝の前記雌ねじに対応する雄ネジを有していることを特徴とする請求項２０に記載の表示装置。
22. 前記ディスプレイは、フラットパネルディスプレイであることを特徴とする請求項１８に記載の表示装置。

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