JP2007137284A - 車載用オーディオ装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 ホームPCから転送されるデータが中断された場合には、コンテンツ単位でデータ転送および保存することができる「車載用オーディオ装置」を提供する。
【解決手段】 車載用オーディオ装置は、ホームPCから通信手段を介して受信されたデータを記憶手段へ記憶し、かつ、データ受信中にエンジン始動の前兆が検出された場合には、記憶手段へのデータの記憶をコンテンツ単位で中断し、通信手段による外部電子装置との通信状態を一定期間保持する。そして、一定期間内にエンジン始動がなければ、次のコンテンツのデータ転送を再開し、エンジン始動があれば、通信を遮断する。
【選択図】 図6

Description

本発明は、車載用オーディオ装置に関し、特に、外部電子装置から音楽データ等のデータを受信する通信機能を備えた車載用オーディオ装置に関する。
車載用オーディオ装置は、音楽CDに収録された音楽データを再生したり、ネットワーク等の通信手段を通じて音楽データを取得し、これを再生する機能を備えている。また、音楽CDや通信手段を介して取得された音楽データは、大容量のハードディスク(記憶装置)に保存できるようになっている。
無線等の通信手段を利用して音楽データを取得する場合、受信環境の影響によりデータが途中で途切れたり、中断してしまうことがある。特に、車載機では、車両が広範囲を高速に移動するため、トンネルやビル群において受信状況が悪化することがある。
特許文献1の音楽配信対応携帯型端末装置は、音楽配信サーバにネットワークを介して無線により接続され、音楽データのダウンロードが中断した場合に、ダウンロード中断マークを画面に表示し、また、無線によるネットワークへの再接続を自動的に行って音楽配信サーバから中断以後の音楽データをダウンロードするものである。
特許文献2の車載用オーディオ装置は、オーディオ配信センターからリクエスト曲をダウンロードし、ダウンロードした音楽データの再生およびメモリへの保存を行う。音楽データのダウンロード中に通信が一旦中断されると、その中断期間が所定時間より短かければ、中断時点のデータからダウンロードを再開し、所定時間より長ければ曲頭から、あるいは他の曲のデータ送信をリクエストする。
特開2002−217810号 特開2001−265359号
車載用オーディオ装置が高機能化し、データ保存機能やデータ通信機能を備えたことに伴い、外部電子装置、例えば、家庭用パーソナルコンピュータ(以下、ホームPCという)で得られた音楽環境と同じ音楽環境を車載用オーディオ装置に求める需要が増加している。このため、車両を自宅付近に駐車させている夜間等に、車載用オーディオ装置とホームPCとを無線LAN等により通信可能な状態にし、ホームPCに保存された音楽データを車載用オーディオ装置へ転送する、データの同期化が検討されている。
同期化は、例えば、ホームPCに搭載されたアプリケーションソフトによって実行することができ、現在検討されているシステムでは、車両のエンジンが停止している間に、ホームPCから車載用オーディオ装置へデータ転送を行なうことになっている。
図8は、車載用オーディオ装置における同期化の動作を示している。同図(a)に示すように、通常のデータ転送では、夜間の間、車両のエンジンが停止しているため、ACC電源はオフ状態を保持している。この間に、ホームPCから車載用オーディオ装置にコンテンツAおよびコンテンツBの音楽データが順次転送され、保存される。他方、同図(b)に示すように、コンテンツAのデータの転送中に、車両のACC電源がオンされると、これがトリガーとなり車載用オーディオ装置が初期化され、ホームPCとの通信状態が遮断されてしまう。このため、その後に通信を再開させたとき、コンテンツAのデータを最初から転送しなければならず、データ転送に無駄が生じてしまうという課題がある。
さらに、ホームPC側から見た場合、エンジン始動で通信が中断したのか、外的要因(電波環境など)で中断したのか解らないため、ユーザーに中断した原因を履歴情報として正しく伝えることができない。
上記した特許文献1および特許文献2は、データ通信が中断した場合に、中断している状態を表示部に表示させたり、中断以後のデータのダウンロードを再開する技術を示しているが、実際には、再開したときの先頭データと、中断したときの最終データとの間に時間的なズレが生じ、必ずしも一致しない。そのような状況で転送された音楽データを再生すると、中断された部分で音声出力が不連続となったり、品質が低下するおそれがある。
本発明は、上記従来の課題を解決するために成されたもので、ホームPC等の外部電子装置から転送されるデータが中断された場合には、コンテンツ単位でデータ転送および保存をすることができる車載用電子装置およびデータ同期化システムを提供することを目的とする。
本発明に係る車載用電子装置は、外部電子装置とデータ通信を可能にする通信手段と、車両のエンジン始動の前兆を検出する前兆検出手段と、エンジンの始動を検出する始動検出手段と、データを記憶する記憶手段と、前記前兆検出手段および始動検出手段に基づき前記通信手段および前記記憶手段を制御する制御手段とを有し、前記制御手段は、外部電子装置から通信手段を介して受信されたデータを記憶手段へ記憶しているときに、前記前兆検出手段により前兆が検出された場合には、記憶手段へのデータの記憶をコンテンツ単位で中断し、前記通信手段の接続状態を一定時間保持するものである。
好ましくは、一定時間内に、始動検出手段によりエンジン始動が検出されたとき、エンジン始動が生じたことを示す信号を通信手段を介して外部電子装置へ送信し、一定時間内に、始動検出手段によりエンジン始動が検出されないとき、データ通信の再開により転送された中断後の次のコンテンツのデータを受信し、当該データを記憶手段に記憶する。
好ましくは、コンテンツ単位は、音楽データの楽曲単位、または音楽データのファイル単位であり、これ以外にも、データを分割することが可能な境界を単位として区切ることも可能である。前兆検出手段は、車両のドアのアンロックを検出し、例えば、キーレスシステムによるアンロックを検出する。または車両のドアの開きを検出する。これらの前兆は、車両バス通信の信号に含まれており、前兆検出手段により検出することができる。
本発明に係る車載用電子装置と外部電子装置のデータを同期化する方法は、車載用電子装置と外部電子装置のデータを同期化する方法であって、車載用電子装置と外部電子装置との通信状態を確立するステップと、外部電子装置から車載用電子装置へデータを転送し、転送されたデータを車載用電子装置に記憶するステップと、データ転送中に、車載用電子装置においてエンジン始動の前兆が検出されたとき、データ転送をブロック単位で中断するステップと、中断から一定時間内にエンジン始動が検出された場合には、車載用電子装置と外部電子装置間の通信を遮断し、一定時間内にエンジン始動が検出されない場合には、中断後の次のコンテンツのデータ転送を再開するステップとを有する。
さらに本発明に係る車載用電子装置と外部電子装置のデータを同期化するシステムは、外部電子装置とデータ通信を可能にする通信手段、車両のエンジン始動の前兆を検出する前兆検出手段、エンジンの始動を検出する始動検出手段、データを記憶する記憶手段、前兆検出手段および始動検出手段に基づき通信手段および記憶手段を制御する制御手段を有する車載用電子装置と、車載用電子装置とデータ通信が可能であり、車載用電子装置とデータの同期化を図る同期化手段を備えた外部電子装置とを有し、前記制御手段は、外部電子装置から通信手段を介して受信されたデータを記憶手段へ記憶しているとき、前記前兆検出手段により前兆が検出された場合には、記憶手段へのデータの記憶をコンテンツ単位で中断し、外部電子装置との接続状態を一定時間保持するものである。
本発明に係る車載用電子装置によれば、エンジン始動の前兆が検出された場合には、外部電子装置からのデータの転送をコンテンツ単位で中断し、車載用電子装置でコンテンツ単位で保存するようにしたので、中断後にデータ転送を再開する場合には、中断後の次のコンテンツのデータを転送すればよく、データ通信の効率化を図ることができる。また、エンジン始動の前兆の検出から一定時間内にエンジン始動が生じた場合には、エンジン始動を示す信号を送信することで、外部電子装置は、データ通信が遮断された原因を特定し、それを履歴情報として保存し、ユーザーに正しいエラー理由を伝えることができる。
以下、本発明の最良の実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。
図1は、本発明の実施例に係る車載用オーディオ装置とホームPCの同期化システムを示す図である。本実施例に係る同期化システムは、図1に示すように、車両に搭載された車載用オーディオ装置100と、車載用オーディオ装置100と無線LAN等のデータ通信可能なホームPC200を備えている。
車載用オーディオ装置100は、その機能を特に限定されるものではないが、少なくとも外部電子装置とデータ通信をする機能、データを保存する機能、および音楽(オーディオ)データを再生する機能等を備えている。
図2は、車載用オーディオ装置の構成を示すブロック図である。車載用オーディオ装置100は、音楽CDの再生を行うためのオーディオ再生部110、再生された音楽データのオーディオ出力をするオーディオ出力部112、音楽データの再生時にCDDB情報等の表示を行う表示部114、無線LAN等を利用してデータ通信を可能とするデータ通信部116、音楽データ、CDDB情報およびアプリケーションソフトウエア等を記憶する記憶装置(ハードディスク)118、プログラムデータや演算データ等を一時的に記憶するメモリ120、ユーザーからの指示等を入力する操作部122、車両状態を検出するために車両バス(例えば、CANバス)に接続されたインターフェース(I/F)124、各部を制御する制御部(CPU)130を含み、これらはバス140によって接続されている。
ホームPC200は、その機能が特に限定されるものではないが、車載用オーディオ装置と無線LAN等によりデータ通信が可能である一般的なパーソナルコンピュータである。
図3は、ホームPCの構成例を示す図である。ホームPC200は、車載用オーディオ装置100と無線LANによりデータ通信を行うためのデータ通信部210、ディスプレイに文字や映像等を表示させる表示部220、音楽データ等の再生時に音声を出力する音声出力部230、外部装置との接続を可能にするインターフェース(I/F)240、データやアプリケーションソフトウエア等を記憶するハードディスク250、プログラムデータや演算データ等を一時記憶するメモリ260、ユーザーからのコマンドを入力する操作部270、各部を制御する中央処理部(CPU)280、各部を接続するバス290を含んでいる。
本実施例のホームPC200は、好ましくは、データの同期化を図るための同期用アプリケーションソフトをハードディスク250に記憶している。この同期用アプリケーションソフトの実行により、CPU280は、車載用電子装置100とホームPC200間のデータの同期化を可能にする。好ましくは、車両が自宅近くの駐車場に夜間に駐車しているときに、両者の通信状態を確立し、自動的にデータの同期化処理が行われる。この際、車載用オーディオ装置100は、車両に搭載されたバッテリーから電源供給を受けて動作可能な状態に置かれる。
次に、本実施例の同期化システムの動作について説明する。図4は、ホームPCにおける同期化の動作フローである。先ず、ホームPC200は、予め設定されたタイマーにより、例えば、夜間のPM10:00になると、同期化用アプリケーションソフトが起動され(ステップS101)、これにより、CPU280がデータ通信部210を介して車載用オーディオ装置100との通信を確立する(ステップS102)。なお、車載用オーディオ装置100もタイマーにより同時刻に動作可能状態に立ち上げられる。
ホームPC200は、通信状態が確立されたことを確認した後、同期化処理を開始する(ステップS103)。ホームPC200は、例えば、ハードディスクの所定のフォルダ内に含まれる音楽データと、車載用オーディオ装置100のハードディスクの所定のフォルダ内に含まれる音楽データとを比較し(ステップS104)、その差分があるか否かを判定する(ステップS105)。
差分があるとき、すなわち、同期化すべき音楽データがあるとき、ホームPC200は、その音楽データを転送する(ステップS106)。データ同期化中に、CPU280は、車載用オーディオ装置からエンジン始動の前兆を示す信号を受信したか否かを判定する(ステップS107)。受信した場合には、データ転送をコンテンツ単位で中断し、どのコンテンツまでを転送したかをメモリに記憶する(ステップS108)。ここで注意すべきことは、コンテンツ単位で音楽データの転送を中断をすることである。例えば、1つのフォルダに複数の楽曲の音楽データが含まれている場合には、楽曲単位でデータ転送を中断する。あるいは、複数のフォルダ(またはファイル)を転送する場合には、フォルダ単位(またはファイル単位)で転送を中断する。データの転送は中断されるが、接続状態は保持されたままである。
エンジン始動の前兆を示す信号を受信しない場合、すべての音楽データの転送が完了するまで同期化処理が実行される(ステップS109)。エンジン始動の前兆によりデータ転送が中断された場合、データ転送の中断より一定時間後に、エンジン始動を示す信号が受信されたか否か判定される(ステップS110)。エンジン始動を示す信号が受信されない場合には、エンジン始動が行われなかったものと判定し、音楽データの転送が再開される(ステップS111)。音楽データは、中断されたコンテンツの次のコンテンツの先頭から転送される。
一定時間内にエンジン始動を示す信号が受信された場合には、通信状態を遮断し(ステップS112)、エンジン始動により同期化が中止されたことを示すエラーメッセージを履歴情報として保存する(ステップS113)。履歴情報は、後に、ユーザーがホームPCを起動したときに、同期化が完了されていない理由として表示部220に表示される。
なお、同期化させる音楽データは、双方のフォルダを比較する以外にも、同期化専用フォルダを用意しておき、当該フォルダ内に含まれる音楽データまたは音楽ファイルをすべて車載用オーディオ装置へ転送するようにしてもよい。この場合、同期化専用フォルダへの音楽データの保存は、ユーザーによって行われる。
次に、車載用オーディオ装置における同期化の動作フローを図5に示す。車載用オーディオ装置100がタイマーにより起動され(ステップS201)、ホームPCとの通信が確立される(ステップS202)。ホームPCから送信された音楽データを受信し、これを記憶装置118に逐次格納する(ステップS203)。
車載用オーディオ装置100は、データの受信中、車両バスに接続されたインターフェース124からの信号を監視し、エンジン始動の前兆の有無を判定する(ステップS204)。エンジン始動の前兆とは、例えば、車両のドアロックが解除されたとき、車両のドアが開かれたとき等である。車両のドアロックの解除やドアの開閉は、車両バスにより接続されたインターフェース124によって検出される。
前兆が検出されなければ、音楽データの受信が継続される(ステップS205)。前兆が検出されたとき、制御部130は、前兆があったことを示す信号をホームPC200へ送信する(ステップS206)。ホームPC200は、上記したように、この信号を受信すると、音楽データの転送をコンテンツ単位で中断する(ステップS108)。制御部130は、データ転送の中断に応答して、コンテンツ単位でデータを保存する(ステップS207)。この状態では、車載用オーディオ装置とホームPC間の接続状態はまた保持されている。
次に、制御部130は、前兆の検出から一定時間内にエンジン始動が行われたか否かを検出する(ステップS208)。エンジン始動は、イグニッションスイッチまたはACC電源がオン状態になることであり、これは、車両バスに接続されたインターフェース124によって検出される。一定時間内に、エンジン始動が検出された場合、制御部130は、エンジン始動があったことを示す信号をホームPCへ送信する(ステップS209)。ホームPC200は、これに応答して、通信を遮断し(図4のステップS112)、車載用オーディオ装置とホームPC間の通信状態が解除される(ステップS210)。
一方、一定時間内にエンジン始動が検出されなかった場合には、制御部130は、データ転送の再開を要求する信号をホームPC200へ送信する(ステップS211)。ホームPCは、これに応答して、中断したコンテンツの次のコンテンツのデータ転送を再開する(図4のステップS111)。制御部130は、再開された音楽データを記憶装置に保存する(ステップS212)。
次に、図6を参照して具体的な動作例を説明する。図6(a)は、同期化中に、エンジンが始動された場合を示し、図6(b)は同期化中にエンジンが始動されずに再度転送が開始された場合を示している。
図6(a)に示すように、ホームPC200から車載用オーディオ装置100へ「コンテンツ1」の音楽データが転送されているときに、車両バスからキーレスアンロック信号(ドアのキーロックを無線で解除)が時刻t1で検出されると、制御部130は、エンジン始動の前兆があったことを検出し、この検出信号をホームPC200へ送信する。
ホームPC200は、コンテンツ単位でデータ転送を中断し、すなわち、「コンテンツ1」でデータ転送を中断し、車載用オーディオ装置100との接続状態を保持する。車載用オーディオ装置100は、データ転送の中断により「コンテンツ1」を記憶装置118に保存する。その後、制御部130は、データ転送が中断した時点から一定時間Tc内に、エンジン始動の有無を判定する。
時刻t1のキーレスアンロック後に、時刻t2で車両のドアが開かれ、そして、一定時間Tc内の時刻t3でエンジン始動を表すACC信号が立ち上がると、制御部130は、エンジン始動があったことを認識し、エンジン始動があったことを示す信号をホームPC200へ送信する。ホームPCは、この信号に応答し、接続を遮断し、エンジン始動による接続遮断が生じたことを履歴として保存する。
一方、「コンテンツ1」の転送中断から一定時間Tc内に、時刻t2でドアが開かれ、時刻t4でドアが閉められ、時刻t5でキーレスロックが行われ、一定時間Tc内に、ACC電源の変化が検出されないと、エンジン始動がないと判定される。一定時間Tcの間、接続状態は保持されたままであり、制御部130は、ホームPC200に対し、データ転送の再開を要求する信号を送信する。これにより、ホームPC200は、時刻t6で、中断した「コンテンツ1」の次の「コンテンツ2」の転送を再開し、コンテンツ2の音楽データが記憶装置118に保存される。
このように本実施例の同期化システムでは、同期化中にエンジン始動の前兆が検出された場合には、車載用オーディオ装置においてコンテンツ単位のデータを保存するようにし、データ転送の再開をするとき、次のコンテンツのデータを転送することができるようにしたので、データ転送効率を向上させることができる。さらに、エンジン始動により同期化を終了する場合には、車載用オーディオ装置からその旨の信号が送信されるため、ホームPCにおいて、同期化を中断または終了した正しい理由を履歴として残すことができ、これをユーザーに知らせることができる。
上記実施例では、車載用オーディオ装置を例示したが、車載用オーディオ装置は、例えば図7に示すように、ナビゲーション機能400、オーディオ・ビデオ機能410、テレビ・ラジオ機能420を複合的に含む車載用電子装置または車載用電子システム102であってもよい。
なお、車載用オーディオ装置とホームPCの通信手段は、無線LANに限らず、他の通信手段を用いても良い。さらに、上記実施例では、ホームPCを例示したが、これ以外にも携帯用PCやその他の電子装置であってもよい。さらに、エンジンの前兆の検出には、図6に示したキーレスのアンロック信号や、ドアオープンを示す信号を用いることができる。
以上、本発明の好ましい実施の形態について詳述したが、本発明に係る特定の実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内において、種々の変形・変更が可能である。
本発明は、車載用電子装置は、CD、DVD等の音楽データを再生したり、リッピングする車載用オーディオ装置として広く利用される。
本発明の実施例に係る同期化システムを示す図である。 車載用オーディオ装置の構成を示すブロック図である。 ホームPCの構成を示すブロック図である。 本実施例に係る同期化システムにおけるホームPCの動作を示すフローである。 本実施例に係る同期化システムにおける車載用オーディオ装置の動作を示すフローである。 本実施例の同期化の一例を説明する図である。 車載用オーディオ装置の変形例を示すブロック図である。 従来の同期化を説明する図である。
符号の説明
100:車載用オーディオ装置 110:オーディオ再生部
112:オーディオ出力部 114:表示部
116:データ通信部 118:記憶装置(ハードディスク)
120:メモリ 122:操作部
124:インターフェース 130:制御部
140:バス

Claims (13)

  1. 外部電子装置とデータ通信を可能にする通信手段と、
    車両のエンジン始動の前兆を検出する前兆検出手段と、
    エンジンの始動を検出する始動検出手段と、
    データを記憶する記憶手段と、
    前記前兆検出手段および始動検出手段に基づき前記通信手段および前記記憶手段を制御する制御手段とを有し、
    前記制御手段は、外部電子装置から通信手段を介して受信されたデータを記憶手段へ記憶しているときに、前記前兆検出手段により前兆が検出された場合には、記憶手段へのデータの記憶をコンテンツ単位で中断し、前記通信手段の接続状態を一定時間保持する、
    車載用電子装置。
  2. 前記制御手段は、一定時間内に、前記始動検出手段によりエンジン始動が検出されたとき、エンジン始動が生じたことを示す信号を通信手段を介して外部電子装置に送信する、請求項1に記載の車載用電子装置。
  3. 前記制御手段は、一定時間内に、前記始動検出手段によりエンジン始動が検出されないとき、データ通信の再開により転送された中断後の次のコンテンツのデータを受信し、当該データを記憶手段に記憶する、請求項1または2に記載の車載用電子装置。
  4. コンテンツ単位は、音楽データの楽曲単位である、請求項1ないし3いずれか1つに記載の車載用電子装置。
  5. コンテンツ単位は、音楽データのファイル単位である、請求項1ないし3いずれか1つに記載の車載用電子装置。
  6. 前兆検出手段は、車両のドアのアンロックを検出する、請求項1ないし5いずれか1つに記載の車載用電子装置。
  7. 前兆検出手段は、車両のドアの開きを検出する、請求項1ないし5いずれか1つに記載の車載用電子装置。
  8. 前記制御手段は、車載用電子装置の記憶手段と外部電子装置の記憶手段のデータを同期化するときに実行される、請求項1ないし7いずれか1つに記載の車載用電子装置。
  9. 車載用電子装置と外部電子装置のデータを同期化する方法であって、
    車載用電子装置と外部電子装置との通信状態を確立するステップと、
    外部電子装置から車載用電子装置へデータを転送し、転送されたデータを車載用電子装置に記憶するステップと、
    データ転送中に、車載用電子装置においてエンジン始動の前兆が検出されたとき、データ転送をブロック単位で中断するステップと、
    中断から一定時間内にエンジン始動が検出された場合には、車載用電子装置と外部電子装置間の通信を遮断し、一定時間内にエンジン始動が検出されない場合には、中断後の次のコンテンツのデータ転送を再開するステップと、
    を有する同期化方法。
  10. 同期化方法はさらに、一定時間内にエンジン始動が検出された場合には、エンジン始動が生じたことを示す信号を外部電子装置に送信する、請求項9に記載の同期化方法。
  11. 車載用電子装置と外部電子装置のデータを同期化するシステムであって、
    外部電子装置とデータ通信を可能にする通信手段、車両のエンジン始動の前兆を検出する前兆検出手段、エンジンの始動を検出する始動検出手段、データを記憶する記憶手段、前兆検出手段および始動検出手段に基づき通信手段および記憶手段を制御する制御手段を有する車載用電子装置と、
    車載用電子装置とデータ通信が可能であり、車載用電子装置とデータの同期化を図る同期化手段を備えた外部電子装置とを有し、
    前記制御手段は、外部電子装置から通信手段を介して受信されたデータを記憶手段へ記憶しているとき、前記前兆検出手段により前兆が検出された場合には、記憶手段へのデータの記憶をコンテンツ単位で中断し、外部電子装置との接続状態を一定時間保持する、同期化システム。
  12. 前記制御手段は、一定時間内に始動検出によりエンジン始動が検出された場合には、エンジン始動が生じたことを示す信号を送信し、かつ前記同期化手段は、当該信号に応答して車載用電子装置との通信を遮断し、一定時間内にエンジン始動が検出されない場合には、前記同期化手段は、中断後の次のコンテンツのデータ転送を再開する、請求項11に記載の同期化システム。
  13. 前記同期化手段は、エンジン始動が生じたことを示す信号を受信したとき、エンジン始動により通信が遮断されたことを履歴情報として記憶する、請求項12に記載の同期化システム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2009250853A (ja) * 2008-04-09 2009-10-29 Fujitsu Ten Ltd ナビゲーションシステム

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