JP2007135913A - Ball pay-out device of game machine - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、単位時間当たりに多くのパチンコ球のような球を払い出すことができるとともに球詰まり解消を図れる遊技機の球払出装置に関する。 The present invention relates to a ball dispensing device for a gaming machine that can dispense many balls such as pachinko balls per unit time and can eliminate clogging of balls.
遊技機の球払出装置には、次の構造を有するものが知られている。それは、タンク構造体の底面に開口部が形成され、開口部の下部に位置するように、タンク構造体の下部に払出機構が設けられ、払出機構における螺旋状の払出構造体がタンク構造体の内部に設けられ、払出機構の払出モータがタンク構造体の外部に設けられ、球がタンク構造体の内部に供給された状態において、払出モータが払出構造体を周方向に回転するように一方向に駆動することによって、払出構造体が球を1個ずつ分離してタンク構造体から払出球検出器の側に払い出している。払出構造体は、払出軸と螺旋体とを備え、螺旋体は、払出軸の軸心と平行な方向に球を1個ずつ分離する間隔で、払出軸の外周面から径方向外側に螺旋形状に突出した構造である。このような払出構造体を備えた遊技機の球払出装置において、単位時間(例えば1分間)当たりの払出球数を多くする場合には、上記螺旋体によって払出軸の軸心と平行な方向に分離される相隣接し合う2個の球の球中心間の距離(以下、球間隔Hという)を狭くすることが考えられる。しかしながら、相隣接し合う2個の球の球間隔を狭くすると、次のような不都合があるので、球間隔Hを狭くして単位時間当たりの払出球数を多くすることは、にわかに採用しがたい。球間隔Hを狭くした場合の不都合について図9を参照して説明する。払出軸203と螺旋体202とを備えた払出構造体200が図9のa図に矢印aで示す一方向に回転駆動すると仮定した場合、払出構造体200の裏側に存在する球P1は螺旋体202から下向きの力を受けるので球収容底面201から持ち上げられることなく図外の払出球検出器の側に自重落下する一方、球払出構造体200の前側に存在する球P2は螺旋体202から上向きの力を受けるので球収容底面201から持ち上げられた後に払出球検出器の側に自重落下する。つまり、球P2は、図9のa図に示すように、仮想線で示す位置から実線で示す位置に持ち上げられた後に自重落下する。この球払出動作では、球P2が、仮想線で示す位置から実線で示す位置に持ち上げられた後の自重落下によって仮想線で示す位置に到達するまでにおいて、図9のb図やc図に示すように球P2に続いて螺旋体202で運搬される球P3が、球P2を横方向に突くように球P2に衝突することがある。このような球P2と球P3との衝突が発生すると、その衝突の反動で球P2が周囲のタンク構造体205の部分に接触し、球P2がタンク構造体205と球P3との間に挟まれて球詰まりを発生する。例えば、球の直径が11mmであって、上記球間隔Hが13mmに設定され、1分間に球を500個以上払出せるように図外の払出モータの回転数が設定された場合において、球払出動作を実験したところ、球詰まりが頻繁に発生した。
発明が解決しようとする問題点は、螺旋体によって定まる球間隔を狭くした場合、単位時間当たりに多くの球を払い出させようとすると、球詰まりを発生しやすいという点である。 The problem to be solved by the invention is that, when the interval between the balls determined by the spiral is narrowed, if a large number of balls are to be paid out per unit time, a ball clogging is likely to occur.
本発明に係る遊技機の球払出装置は、タンク構造体の内部に設けられた払出構造体がタンク構造体に貯蔵された球を1個ずつ分離しつつタンク構造体より排出する遊技機の球払出装置において、払出構造体は、払出軸と螺旋体とを備え、螺旋体は、払出軸の軸心と平行な方向に球を1個ずつ分離する間隔で、払出軸の外周面から径方向外側に螺旋形状に突出した構造であって、上記螺旋体によって分離される相隣接し合う2個の球の球中心間の距離、すなわち、球間隔は、螺旋体から離れて自重落下する球とこの球に続いて螺旋体で運搬される球とが互いに接触することがない、寸法に設定されたことを特徴とする。 The gaming machine ball dispensing apparatus according to the present invention is a gaming machine ball in which the dispensing structure provided inside the tank structure separates the balls stored in the tank structure one by one and discharges them from the tank structure. In the dispensing device, the dispensing structure includes a dispensing shaft and a spiral body, and the spiral body is radially outward from the outer peripheral surface of the dispensing shaft at an interval that separates spheres one by one in a direction parallel to the axis of the dispensing shaft. It is a structure protruding in a spiral shape, and the distance between the sphere centers of two adjacent spheres separated by the spiral, that is, the distance between the spheres, follows the sphere that falls by its own weight away from the spiral and this sphere. Thus, it is characterized in that it is dimensioned so that the spheres conveyed by the spiral do not come into contact with each other.
本発明に係る遊技機の球払出装置によれば、球間隔が、螺旋体から離れて自重落下する球とこの球に続いて螺旋体で運搬される球とが互いに接触することがない、寸法に設定されたことによって単位時間当たりに多くの球を払い出すことができるとともに球詰まりを解消できる。 According to the ball dispensing device of the gaming machine according to the present invention, the ball interval is set to a size such that a ball that falls by its own weight away from the spiral body and a ball that is transported by the spiral body following this ball do not contact each other. As a result, many balls can be paid out per unit time and ball clogging can be eliminated.
最良の形態1
図1乃至図4は、最良の形態1を示す。図1は、球払出装置の断面を示す。図2は、球払出装置の構成を分解して示す。図3は、球払出装置の払出構造体と賞球通路及び球抜通路との関係を上から見て示し、図4は、球払出装置を備えたパチンコ遊技機を裏側から見て示す。本明細書において、「前」、「後」、「裏」、「左」、「右」、「上」、「下」の方向は、図2の状態に球払出装置1を置いて矢印Aで示す前側から見た場合に特定される方向である。「後」と「裏」とは同じ方向である。
1 to 4 show the
図1に示すように、遊技機の球払出装置1は、タンク構造体2および払出機構3を備える。払出機構3は、払出モータ13により回転する払出構造体4を備える。払出構造体4は、払出軸82と螺旋体85とを備える。螺旋体85は、払出軸82の軸心と平行な方向に直径11mmの球を1個ずつ分離する間隔で、払出軸82の外周面から径方向外側に螺旋形状に突出した構造である。最良の形態1では、螺旋体85により形成される球間隔Hが、18mmになるように形成され、払出モータ13の回転数が、1分間に球を750個払出せるように払出構造体4を回転させる値に設定されたことによって、球間隔Hが、螺旋体85から離れて自重落下する球P2とこの球P2に続いて螺旋体85で運搬される球P3とが互いに接触することがない、寸法に設定された。
As shown in FIG. 1, a
図2に示すように、タンク構造体2は、球貯蔵部10および基板収容部15を備える。球貯蔵部10および基板収容部15の配置は、球貯蔵部10が後側で、基板収容部15が前側である。球貯蔵部10は、遊技機設置構造体の補給機構から排出されたパチンコ球と呼ばれる球を貯蔵する部屋であって、上方に開口した箱形の部屋として構成される。球貯蔵部10の底壁には、供給口11、払出収容部12、庇16が設けられる。球貯蔵部10の底壁における球と接触する底面は、球が球貯蔵部10の周囲から供給口11に向けて流れる斜面を形成する。供給口11は、右側で前後方向の中央部に位置し、上下方向に貫通し、左右方向に長い方形に形成される。払出収容部12は、供給口11から下方に窪む空間を形成する。庇16は、供給口11の右側部を塞ぎ、球貯蔵部10に貯蔵された球が払出構造体4に取り込まれて右側部に到達した球と干渉しないように、球貯蔵部10から供給口11への球の流入を阻止する。払出収容部12の左側壁には、払出軸受孔17が設けられる。払出収容部12の底部には、払出逃避孔18および異物排出孔19が設けられる。
As shown in FIG. 2, the
タンク構造体2の右側壁には、機構取付部9、上開口21、下開口22が設けられる。機構取付部9は、タンク構造体2の右側壁の四隅から右側に突出した筒状として構成される。上開口21は、払出収容部12の右側壁に対応する部分の全体を除去した形態であって、払出構造体4が挿入されることによって、払出構造体4の前後に球を1個ずつ払出機構3に供給する導出口を形成する。下開口22は、払出球検出器5を取り込むように、左右方向への貫通孔として構成される。
A
球貯蔵部10および基板収容部15の間における隔壁23には、補給検出機構24および球切れ検出機構25が装着される。補給検出機構24は、球貯蔵部10に貯蔵された球の個数が少ないことを検出して補給信号を出力する。補給信号が遊技店の店営業を管理するホールコンピュータに出力されることによって、ホールコンピュータが遊技機設置構造体の補給機構を駆動し、補給機構が球を球貯蔵部10に補給する。球切れ検出機構25は、球貯蔵部10に貯蔵された球の個数が補給検出機構24で検出する数量よりも少ないことを検出して球切れ信号を出力する。球切れ信号が遊技店の店営業を管理するホールコンピュータに出力されることによって、ホールコンピュータが補給機構から球貯蔵部10への球の補給の行われない異常を遊技店の店員に知らせる報知処理を行う。基板収容部15は、上方に開口した箱形の部屋として構成される。基板収容部15の底壁には、中継基板26が、上方からタッピングスクリューのような図外の止ねじで取り付けられる。中継基板26は、球払出装置1に関係する電気部品の全ての配線を集中的に接続するものであって、プリント配線板のような回路基板の上面に、コネクタ27を複数実装した構造である。コネクタ27は、中継基板26に付設されたプリント配線のような薄状の配線で、電気回路を構成するように相互に接続される。
A
払出機構3の下部には中継樋31が連結される。中継樋31は、賞球通路32、抜球通路33、連結体36を備える。払出機構3が球貯蔵部10に貯蔵された球を払い出す賞球払出機能および抜球を排出する球抜機能を備えたことから、中継樋31が賞球通路32および抜球通路33を備えたが、払出機構3が賞球払出機能だけを備える場合は、中継樋31が賞球通路32を備えるだけである。
A
図1を参照し、払出機構3の構造を説明する。払出機構3は、機構躯体6、払出構造体4、払出モータ13、中継基板41、切替構造体94、検出構造体144を備える。機構躯体6は、左側が開口した箱形である。払出構造体4の螺旋体85は、払出軸82の左端部83から払出軸82の中央部までの間の外周面に形成される。払出軸82の右端側には従動歯車44が設けられる。払出軸82の螺旋体85よりも左側に突出した左端部83には、払出軸82より細い軸部86が同軸に突出する。機構躯体6の箱底57には払出軸82の右端部84を回転可能に保持する軸受部72が設けられる。
The structure of the
中継基板41は、箱底57より立設された基板取付部51に取り付けられる。中継基板41は、プリント配線板のような回路基板により構成される。中継基板41の左面には、コネクタや抵抗やコンデンサなどの図外の電気部品、位置検出器66、抜球検出器67が実装されるとともに払出軸82の右端部84を軸受部72の軸受穴73に挿入するための逃げ穴65が形成される。よって、払出構造体4の払出軸82の右端部84が逃げ穴65を経由して軸受部72の軸受穴73に回転可能に保持される。
The
ステップモータのような払出モータ13は、箱底57より立設されたモータ取付部50に取り付けられる。払出モータ13のモータ軸のような駆動軸81には駆動歯車43が固定されており、駆動歯車43と払出軸82の従動歯車44とが噛み合わされる。よって、払出モータ13による回転駆動力が駆動歯車43及び従動歯車44を経由して払出軸82に伝達されることで払出軸82が回転する。従動歯車44の左面には、突起88が、払出軸82を中心とした円盤として一体に設けられる。被検出体45は、従動歯車44の右面に一体に設けられる。被検出体45は、払出軸82を中心とした環状壁として構成される。被検出体45には、図外の被検出部が設けられる。被検出部は、被検出体45の直径線上に位置して相対峙する一対であって、被検出体45の右面から左側に向かう内部に窪み、被検出体45の右側と内側および外側に開口する溝として構成される。位置検出器66が電力供給を受け、検出光が位置検出器66の凹部の一側を形成する発光部から凹部の他側を形成する受光部に照射された状態において、被検出体45が従動歯車44と一体となって回転すると、被検出体45で遮られていた位置検出器66の検出光が被検出体45の2分の1回転ごとに被検出部を通過して受光部で受光される。これによって、位置検出器66が従動歯車44の回転位置を従動歯車44の2分の1回転ごとに1回検出して回転位置信号を図外の制御装置に出力する。制御装置は回転位置信号を入力して払出構造体4の回転数が設定値となるように払出モータ13を制御する。
The
中継基板41の左側には切替構造体94が設けられ、切替構造体94の左側には検出構造体144が設けられる。切替構造体94は、箱底57より立設された取付部95に取り付けられる。切替構造体94の基盤90には払出構造体4の払出軸82を通すための逃げ穴91が形成される。基盤90の右側には逃げ穴91の周囲を窪ませた歯車受部92が設けられ、歯車受部92に従動歯車44の突起88が回転可能に挿入されることで払出軸86の従動歯車44が回転可能に保持される。基盤90の左側には球抜通路100が形成されるとともに切替弁97と切替弁97を駆動するソレノイドのような切替駆動源96(図2参照)とが設けられる。基盤90の右側には球抜通路100を通過する球を検知する抜球検知体126が設けられる。
A switching
検出構造体144は、機構躯体6の開口145を塞ぐ蓋のように機構躯体6の開口145の周りの周壁146に基盤150が係合固定される(図2参照)。検出構造体144の基盤150には、払出構造体4を通し、かつ、上開口21と連接して払出機構3に球を取り込む取込口151が形成される。取込口151の下部には基盤150より左側に突出する球検出器ホルダ152を備え、球検出器ホルダ152に払出球検出器5が保持されている。基盤150の右側で取込口151の下部には賞球通路153が設けられる。
In the
以上のように構成された払出機構3の基盤150の取込口151より左に突出する払出構造体4がタンク構造体2の上開口21よりタンク構造体2の払出収容部に収容されて払出構造体4の軸部86が払出軸受孔17に回転可能に挿入されるとともに基盤150より左に突出する球検出器ホルダ152が下開口22を経由して払出逃避穴18の下方に位置された状態で、タッピングスクリューのような止ねじ7が払出機構3の機構躯体6の外側から機構躯体6の筐体取付部8を経由してタンク構造体2の機構取付部9に締結されることによって(図2参照)、払出機構3とタンク構造体2とが互いに一体となるように組み立てられ、球払出装置1が構成される。
The
図1を参照し、球が球貯蔵部10の払出収容部12から賞球通路153に払い出される動作について説明する。制御装置が図2の切替駆動源96への電力供給を遮断し、切替弁97が弁軸118より真上に垂直状に突出して払出構造体4の払出軸82と交差している。その状態において、制御装置が賞球払出処理によって払出モータ13を一方向に駆動し、払出モータ13が払出構造体4を払出軸82の周方向に回転する。これによって、螺旋体85の隙間に取り込まれた球が、払出構造体4の一方向への駆動に伴い払出収容部12から上開口21及び取込口151を通過して払出機構3の方に移動されて球P2となる。球P2は、螺旋体85から外れて自重で落下する。
With reference to FIG. 1, an operation of paying out a ball from the
この落下する球P2は、矢印X1で示すように、垂直状に突出した切替弁97によって、抜球通路部100の方向に行かないように遮られ、賞球通路153に案内され、賞球通路153から下方に払い出される。賞球通路153を落下する球P2は、払出球検出器5で検出される。払出球検出器5は、球P2を検出するごとに、払出検出信号を制御装置に出力する。制御装置は、払出検出信号をカウントアップまたはカウントダウンすることによって、球払出装置1から賞球として払い出される球の個数を管理し、払出モータ13を停止する。カウントアップの場合、カウントアップした値が払出モータ13を一方向に駆動するきっかけとなった賞球払出数に一致すると、制御装置が払出モータ13を停止する。カウントダウンの場合、払出モータ13を一方向に駆動するきっかけとなった賞球払出数を払出検出信号の入力ごとに減算し、賞球払出数がゼロになると、制御装置が払出モータ13を停止する。
The falling ball P2 is blocked by the switching
図1を参照し、球P2が球貯蔵部10の払出収容部12から抜球通路100に払い出される動作について説明する。制御装置が図2の切替駆動源96に電力を供給し、切替弁97が仮想線で示されるように弁軸118を中心としてタンク構造体2の側に回転して払出構造体4の払出軸82よりも下部に配置される。その状態において、制御装置が抜球払出処理によって払出モータ13を一方向に駆動し、払出モータ13が払出構造体4を払出軸82の周方向に回転する。これによって、螺旋体85の隙間に取り込まれた球が、払出構造体4の一方向への駆動に伴い払出収容部12から上開口21及び取込口151を通過して払出機構3の方に移動されて球P2となる。球P2は、螺旋体85から外れて自重で下方に落下する。
With reference to FIG. 1, an operation of paying out the ball P <b> 2 from the
この落下する球P2は、矢印X2で示すように、タンク構造体2の側に斜めに突出した切替弁97によって、賞球通路153の方向に行かないように遮られ、抜球通路100に案内され、抜球通路100から下方に払い出される。抜球通路100を落下する球P2は、抜球感知体126を中継基板41の方向に押す。抜球感知体126の下部が、感知軸132を中心として抜球検出器67の方向に回転し、被検出部135が抜球検出器67で検出される。抜球検出器67は、被検出部135を検出するごとに、球抜き検出信号を制御装置に出力する。制御装置は、球抜き検出信号の入力される時間の間隔によって、球払出装置1から抜球として払い出される球がタンク構造体2に存在するか否かを管理し、払出モータ13を停止する。抜球として払い出される球がタンク構造体2に存在する場合、払出モータ13の回転数が一定であれば、球抜き検出信号の入力される時間の間隔は、螺旋体85における払出軸82の軸心と平行な方向の間隔(ピッチ)によって一定となる。そして、抜球として払い出される球がタンク構造体2に不在になると、球抜き検出信号の入力される時間の間隔が上記一定の時間の間隔以上となる。よって、球抜き検出信号の入力される時間の間隔が一定の時間の間隔以上となると、制御装置が払出モータ13を停止する。
The falling ball P2 is blocked from going in the direction of the
図4を参照し、球払出装置1を備えた遊技機について説明する。遊技機の遊技機枠173は、固定枠174の前側に可動枠175を開閉可能に備える。固定枠174は、遊技店の島と呼ばれる遊技機設置構造体に取り付けられる外枠とも呼ばれる。可動枠175は、遊技盤や制御装置など遊技に必要な部品を取り付ける前枠とも呼ばれる。可動枠175は、左側に位置するヒンジ176を中心とし、固定枠174の前側で前側に開かれかつ後側に閉じられるように、片開き可能である。可動枠175には、開口部177が、前後方向の貫通孔として設けられる。開口部177は、遊技盤の裏面に取り付けられた球案内構造体や制御装置などの裏側部品を可動枠175の前側から裏側に貫通させるか、または、遊技盤の前面に取り付けられたガイドレールや入賞部品などの前側部品を可動枠175の裏側から前側に貫通させるためのものである。
With reference to FIG. 4, the gaming machine provided with the
球払出装置1では、タンク構造体2が、開口部177の上部に位置するように、可動枠175の裏面に、ねじのような固着具で、可動枠175の裏側から取り付けられる。中継樋31の下部には、案内樋178が接続される。案内樋178は、開口部177の右側に位置するように、可動枠175の裏面に、ねじのような固着具で、可動枠175の裏側から取り付けられ、賞球通路179および抜球通路180を備える。賞球通路179は、中継樋31の賞球通路32に繋がる。賞球通路179から排出される球は、受樋181で受け止められる。受樋181は、開口部177の下部に位置するように、可動枠175の裏面に、ねじのような固着具で、可動枠175の裏側から取り付けられる。受樋181で受け止められた球は、受樋181から図外の皿構造体の受皿部に排出される。皿構造体は、可動枠175の前面に取り付けられる。皿構造体の受皿部は、遊技者が遊技に使用する球を入れる部分である。そして、球が受皿部に存在する状態において、遊技者が皿構造体の前面に設けられた発射操作機構を操作すると、皿構造体の裏側に位置するように、可動枠175の前面に取り付けられた発射機構が受皿部から供給された球を1個ずつ遊技盤のガイドレールで囲まれた内側の遊技領域に向けて発射する。抜球通路180は、中継樋31の抜球通路33に繋がる。抜球通路180から排出される球は、可動枠175の裏側から遊技機設置構造体の回収機構に排出される。回収機構に排出された球は、遊技機設置構造体の補給機構に戻される。
In the
最良の形態1の球払出装置1によれば、払出構造体4が払出構造体4の前側から裏側のX方向(図3参照)に回転する場合、払出構造体4の前側に存在する球P2が螺旋体85から上向きの力を受けるので球収容底面201(図1参照)から持ち上げられた後に払出球検出器5の側に自重落下する。しかしながら、螺旋体85により形成される球間隔Hを18mmに設定し、払出モータ13の回転数を、1分間に球を750個払出せるように払出構造体4を回転させる値に設定したことによって、球P2に続いて螺旋体85で運搬される球P3が、球P2を横方向に突くように球P2に衝突することを防止でき、球詰まりを解消できた。すなわち、1分間当たり750個という多くの球を払い出せるとともに球詰まりを解消できた。
According to the
最良の形態1の球払出装置1によれば、タンク構造体2の球貯蔵部10の供給口11から下方に突出した払出収容部12に配置された払出構造体4が、球貯蔵部10から供給口11に向けて移動する球から受ける球圧の方向と払出構造体4により球を球出口に向けて移動する方向とが同じ方向となるように、払出モータ13で一方向に駆動されるので、払出構造体4が円滑に回転し、球詰まりを発生しにくく、球貯蔵部10から球を円滑に払い出すことができるという利点がある。球が払い出される過程において、球払出装置1の内部に球詰まりが発生した場合、作業者が止ねじ7を球払出装置1から取り外した後、作業者が上記払出構造体4および払出球検出器5のタンク構造体2への挿入方向と逆方向に払出機構3を引き出すことによって、払出機構3がタンク構造体2から取り外されるので、球が詰ったとしても詰まった球を球払出装置1の内部から除去する保守作業が容易であるという利点がある。
According to the
最良の形態2
図5乃至図7は、最良の形態2を示す。図5は、球払出装置の構成を分解して示す。図6は球払出装置の断面を示す。図7は、球払出装置の払出構造体と賞球通路及び球抜通路との関係を示す。最良の形態2による球払出装置1の払出機構3は、払出構造体4の前後側において払出軸82に沿った方向と上下に直交する方向に弁軸123を回転中心として互いに近接し合う方向に回転する相対峙する切替弁121;122を備えた構成である。そして、中継樋31の賞球通路32及び抜球通路33の入口が、払出構造体4の前後方向に一直線状に配置される。したがって、賞球通路32及び抜球通路33の入口の左右方向の幅長を短くできるため、賞球通路32及び抜球通路33の入口の左右に部品配置スペースを確保できるという効果が得られる。
5 to 7 show the
最良の形態3
図8は、最良の形態3による球払出装置の構成を分解して示す。最良の形態3による球払出装置1の払出機構3は、中継樋の下部に連結される案内樋の内部に切替弁97を設けた。すなわち、払出球検出器5の下流に切替弁97を設けた。これにより、切替弁97の設置スペースを広く確保でき、切替弁97のリンク機構97Aの構成を簡単にできるという効果が得られる。
FIG. 8 shows an exploded configuration of the ball dispensing device according to the
本発明の球払出装置1は、パチンコ機や、球を遊技媒体とした払出球数の多いスロットマシンに採用すれば効果的である。すなわち、メダルを遊技媒体としたスロットマシンにおけるメダル1枚の価値と球を遊技媒体としたスロットマシンにおける複数の球(例えば5個)の価値とが等価であり、このため、球を遊技媒体としたスロットマシンの場合は、メダルを遊技媒体としたスロットマシンのメダル払出数より多くの球払出数が必要となるからである。
The
1 球払出装置、2 タンク構造体、4 払出構造体、82 払出軸、85 螺旋体。
1 ball dispensing device, 2 tank structure, 4 dispensing structure, 82 dispensing shaft, 85 spiral.
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JPS6332581U (en) * | 1986-08-19 | 1988-03-02 | ||
JPH0810415A (en) * | 1994-07-04 | 1996-01-16 | Sophia Co Ltd | Discharging apparatus for game machine |
JP2000079235A (en) * | 1998-06-24 | 2000-03-21 | Adachi Raito Kogyosho Kk | Ball discharging device for pachinko game machine |
-
2005
- 2005-11-18 JP JP2005334655A patent/JP2007135913A/en active Pending
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