JP2007134344A - 導光板 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 上面2a、下面2b及び入光側面2cを有し、前記下面2bには、入光側面2cから離れるに従って急激に上面との距離が増加する第1の斜面2bp1と緩やかに上面との距離が減少する第2の斜面2bp2とよりなる非対称プリズム2bpが複数個形成された導光板2において、前記下面2bにおいて前記非対称プリズム2bpのほかに、入光側面2cの近傍に、入光側面2cから離れる方向に関し略左右対称の斜面を有する凹状又は凸状の対称プリズム2pを1個又は複数個形成する。
【選択図】 図1
Description
θ=sin−1 ((1/n)sinθi)・・・(1)
となる。例えば、導光板102の屈折率nが n=1.58 のときは、θi=90°の場合は、(1)式より
θ=sin−1 (1/1.58)=39.3° となるので、臨界角θcは
θc=39.3° となる。
ところで、入射角θiは実際には最大でも90°を下回るので、(1)式より出射角θは最大でも、臨界角θcを下回ることとなる。導光板の臨界角θcは一般に40°前後なので、前記出射角θは最大でも40°を超えることはない。出射角θで入光側面102cを透過した光線は導光板102の上面102aに入射角θ1で入射する。このとき、図8からもわかるように、 θ+θ1=90° の関係があり、出射角θは上記したように40°以下であるので、入射角θ1は50°以上となり、40°前後の臨界角θcを超えることになる。よって、この上面102aへの入射光線は、50°以上の反射角θ1で全反射される。
θ3=θ2―α=θ1―2α の入射角θ3で入射し、θ3の反射角で反射され、反射された光線は立ち上がり斜面102b12に対し
θ4=θ3―α=θ1―3α の入射角θ4で入射する。このようにして、最初に上面102aから反射角θ1で出射した光線は斜面102b12および上面102aに入射する度にその入射角はθ1からαずつ減じた値となる。すなわち、最初に反射角θ1であった光線がその後、反射を繰り返す等してN回目の入射を行った場合その入射角をθNとすると、
θN=θ1―Nα・・・(2)
となる。(ここで図に示すθ2、θ3、θ4、・・・に対しては(2)式における入射回数Nはそれぞれ1、2、3、・・・となる。)
θN=θ1―Nα<θc・・・(3)
となったときに、入射光は上面102aまたは下面の斜面102b12を透過して導光板2の外部に出射する。例えば θ1=52° α=1° θc=40° とすれば、
(3)式より N>12 となり、外部に出射するには12回以上入射を繰り返す必用がある。このため、入光側面102cの近傍では入射光の外部への出射が行われない。例えば導光板の厚さが1mmの場合は、入光側面102cのから略3mmの範囲では光線の外部への出射が行われず、これ以上離れた領域で外部へ出射するのが正常の光線の経路である。なお光線が正常に出射する領域では、出射光はムラのない状態で出射する。
θd1=1.5α+θc
θd2=2.5α+θc
θd3=3.5α+θc
θd4=4.5α+θc
・・・・(4)
であるとする。図11に示すように、光束φ1、φ2、φ3、φ4はいずれも斜面102b12に対して第1回目の入射を行い、そのときの入射角はそれぞれ
θd1−α、θd2−α、θd3―α、θd4―α
となるがいずれも(4)式からして、臨界角θcより大となっているので、これらの光束は斜面102b12においてすべて反射され、上面102aに対し第2回目の入射を行うがそのときの入射角はそれぞれ、(4)式も顧慮して、
θd1−2α<θc、θd2−2α>θc、θd3―2α>θc、θd4―α>θc
となり、光束φ1の入射角 θd1−2α のみが臨界角θc以下となり、図に示すように上面102aから光束の幅b1で出射する。
θd2−3α<θc、θd3―3α>θc、θd4―3α>θc
となる。このとき、光束φ2の入射角 θd1−3α のみが臨界角θc以下となり、光束φ2は斜面102b12から光束の幅b2で外部に出射する。以下同様にして、第4回目の入射により、光束φ3が幅b3で上面より出射し、第5回目の入射により光束φ4が光束の幅b4で斜面102b12から外部に出射する。このように入射の回数に応じて上記の各光束が順次外部に出射するが、出射するときの光速の幅は、入射の回数に応じて順次増加し、
b1<b2<b3<b4
の関係がある。これは、各光束φ1、φ2、φ3、φ4の角度幅自体は同じあっても、実際の光束の幅の寸法は光束の経路の長さに比例して増加するからであり、入射回数の多い光束ほど、経路長が長くなり、これに伴って出射光の実際の幅が大となると考えられる。なお図11において、下面の斜面102b12から出射した光束は、実際には反射板(106)により反射され導光板2内に入光した後に上面102aから出射するので、結果的には上面102aから出射したと同様に取り扱ってもよいと考えられる。
2 導光板
2a 上面
2b 下面
2c 入光側面
2bh 平行平面部
2bp 非対称プリズム
2bp1 立下り斜面
2bp2 立上がり斜面
2p 対称プリズム
3 プリズムシート
6 反射板
7 液晶表示板
10 バックライトユニット
D1、D2 エッジ部
Claims (2)
- 上面、下面及び入光側面を有し、前記下面には、入光側面から離れるに従って急激に
上面との距離が増加する第1の斜面と緩やかに上面との距離が減少する第2の斜面とより
なる非対称プリズムが複数個形成された導光板において、前記上面において前記入光側面
と下面のなすエッジ部から出光する光線が入光側面に比較的近い範囲の上面で全反射して、下面の非対称プリズムに入射することを防止するために、入光側面から離れる方向に関し、略左右対称の斜面を有する凹状の対称プリズムであって、その対称プリズムの立ち下がり斜面に対し、入光側面と下面のなすエッジ部から出光する光線が臨界角よりも小さい角度で入射し、且つ、上面の、入光側面からみて前記対称プリズム(対称プリズムが複数存在する場合にあっては入光側面からみて最も遠い側に位置する対称プリズム)より遠い側の上面に入射した光線の入射角が臨界角より十分に大きな角度となるように構成したものを、1個又は複数個形成したことを特徴とする導光板。 - 上面、下面及び入光側面を有し、前記下面には、入光側面から離れるに従って急激に上面との距離が増加する第1の斜面と緩やかに上面との距離が減少する第2の斜面とよりなる非対称プリズムが複数個形成された導光板であって、前記下面において前記非対称プリズムの位置を導光板の入光側面と上面なすエッジ部から出光する光線が非対称プリズムの前記第2の斜面に臨界角より十分に大なる角度で入射するように、入光側面から必要な距離だけ離して配置し、入光側面から離れる方向に関し、略左右対称の斜面を有する凹状の対称プリズムであって、そのプリズムのその立ち上がり斜面に対し、入光側面と上面のなすエッジ部から出光する光線が臨界角よりも小さい角度で入射するように構成したものを入光側面と前記非対称との間の部分に1個又は複数個形成してなる導光板において、
その導光板の上面において、前記入光側面と下面のなすエッジ部から出光する光線が入光側面に比較的近い範囲の上面で全反射して、下面の非対称プリズムに入射することを防止するために、入光側面から離れる方向に関し、略左右対称の斜面を有する凹状又は凸状の対称プリズムであって、その対称プリズムの立下り斜面に対し、入光側面と下面のなすエッジ部から出光する光線が臨界角よりも小さい角度で入射し、且つ、上面の、入光側面からみて前記対称プリズム(対称プリズムが複数存在する場合にあっては入光側面からみて最も遠い側に位置する対称プリズム)より遠い側の上面に入射した光線の入射角が臨界角より十分に大きな角度となるように構成したものを、1個又は複数個形成したことを特徴とする導光板。
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KR20120037209A (ko) * | 2010-10-11 | 2012-04-19 | 삼성전자주식회사 | 홀로그래피 3차원 영상 표시 장치 및 방법 |
US8182131B2 (en) | 2008-06-19 | 2012-05-22 | Samsung Electronics Co., Ltd. | Light guide plate and backlight unit having the same |
JP2017037829A (ja) * | 2015-08-10 | 2017-02-16 | 大日本印刷株式会社 | 面光源装置および表示装置 |
-
2006
- 2006-12-26 JP JP2006349717A patent/JP4428664B2/ja not_active Expired - Lifetime
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