JP2007132975A - 光源装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】撮像素子検査用光源の照明サイズ、形状に効率良く変換する手段を用いることにより、従来以上の光量を得る光源装置を提供する。
【解決手段】被検査対象に光を照射して該被検査対象の特性を検査する光源装置において、少なくとも2つの照度均一化素子を光軸上に直列に配置し、1段目の照度均一化素子の出射端の直後に、2段目の照度均一化素子を配置し、前記1段目の照度均一化素子からの出射光が2段目の照度均一化素子に入射するように構成した。
【選択図】 図1

Description

本発明は、光源からの光を用いて被検査対象を照射する光源装置に関し、被検査対象の面積が大きくなっても光量損失を最小限に留めるように構成した光源装置に関するものである。
従来、CCD(電荷結合素子)センサやCMOS(相補性金属酸化膜半導体)センサ等
の固体撮像素子の検査では光源装置を用いて、被検査対象である固体撮像素子に既知の色
や光量の光を照射し、固体撮像素子から出力された電気信号をモニタするものがある。このような光源装置の先行技術としては例えば下記の特許文献1,2に示されたものがある。
特開2002−90686号公報 特開2002−314054号公報
CCD等の固体撮像素子の製造にあたっては、これらの固体撮像素子がウエハ上に形成された段階で、個々の固体撮像素子の性能が検査される。
図6はこのような検査に用いられる固体撮像素子の検査用光源として用いられる従来の光源装置の一例を示す概略構成図である。
図6において、ハロゲンランプ1などを光源とし、コンデンサレンズ2でランプ光をほぼ平行もしくはわずかに収束する光束とする。減光開口部3はコンデンサレンズ2により導かれた光束を機械的に遮光することが可能な絞りで、プログラマブルに開口面積が制御される。
光束の途中にはモータ4で回転するNDフィルタ用ターレット5が設けられ、このターレット5の外周付近には複数の透過率の異なるND(ニュートラルデンシティ)フィルタ5aが取付けられている。なお、NDフィルタ5aだけでは光量の制御ステップ数が少ないため(実施例では6〜8種搭載可能)、減光開口部3と組み合わせて光量の制御ステップ数を増やしている。
また、モータ6で回転するカラーフィルタ用ターレット7の外周付近には色の異なる複数のカラーフィルタ7aが取付けられている。
NDフィルタ5a、カラーフィルタ7aを通過した光は照度均一化素子10に入射し、内部で反射を繰り返すことで出口において照度ムラ、色ムラの極めて少ない均一な拡散光となる。
この均一な面光源に対し投射レンズ11を結像関係になるように配置して被検査撮像素子12に導く。ここで、照度均一化素子10のほぼ直後に照明エリアを規制するマスク9を置くことで、被検査撮像素子12には任意のサイズ、形状で落射が可能となる。照明エリアを規制するマスク9はモータ8で回転する円盤上に所望するパターンが開けれたマスクが複数配置されている。
このような光源装置は照度均一化素子10に角ロッドが使われることから、『ロッド照明光学系』と呼ばれ、中実の角柱のガラスロッドまたは、表面反射ミラーなどで四角柱に囲った中空内面反射鏡に端面から入射し出射端で均一照明を得ることができる。
中実のガラスロッドでは全反射により内部に複数回反射しながら均一化されることから光の損失が無く入射した光は全て出射端に出てくる。内面反射鏡の場合は、反射率×反射回数分光量損失はあるが、軽量で安価であることから多少損失があっても実用的であって中実ロッド、内面反射鏡ともに使われる。
図7(a,b)は、照度均一化素子10からの出射光を投射レンズ11で倍率を変えて拡大して投射した状態を示す図である。照明エリアの形状(長方形の扁平率や正方形の切替え)やサイズは、照明エリアを規制するマスク9を切り替えることで任意に選択できる。また、サイズだけの変更であれば照明エリアを規制するマスク9は変えないで投射レンズ11で倍率を変えることで、相似形状でサイズを選択できる。
図7(a)は、投射レンズ11でほぼ等倍に投射した状態を示している。この場合、取り込み角は比較的に大きなものとなる。
図9(b)は、同じ投射レンズ11で拡大投射の関係になるように、照明エリアをマスク9とレンズ11の間隔を詰め、レンズ11,被検査撮像素子12の間隔を広げて共役関係を維持した状態を示している。この場合、取り込み角は像の大きさに反比例して小さなものとなる。
なお、光量や色を切り替えるターレット5,7は、光量調整範囲をカバーするように大きなステップと小さなステップを組み合わせて所望の照度を最低ステップ数で選択できるように設定されている。
ところで、このような構成の光源装置をCCDやC−MOSなどのウェハー検査に用いた場合、1個測定、2個同時測定、4個同時測定、8個同時測定などと同時に多数の素子を測定したい場合、「光照射エリアの幅は変えないでデバイスの並びが増えた分長手方向にのみ伸ばしたい」という要求がある。
被検査面の照明エリアを大きくするには、一般的に簡単な方法として均一化照明を得る光学系はそのままで、投影レンズ系の倍率を変更して所望のサイズに拡大する方法と、投影レンズ系の倍率は変えないで照明エリアを規制するマスクを変えて必要な照明エリアを確保する方法や、これらを併用した方法が用いられている。
例えば4個同時測定から8個同時測定にするため長辺を2倍にしたいのであれば、レンズの倍率も2倍に設計する。このときレンズの明るさを示す実効Fナンバーは、次式で表され、倍率に応じて光量が減少し、倍率2の時は、2/3の光量になる。
実効Fナンバー≡(1+M)F M:倍率、 Fナンバー
次に照明エリアを規制するマスクを変えて照明サイズを変えるときには、投射レンズ11の共役関係にある物体面側に照明エリアを規制するマスク9を置くことで、被検査撮像素子12には任意のサイズ、形状で投射が可能であるが、これを可能にするには複数あるマスクの中から最も大きなマスクを十分カバーする大きさの照度均一化素子のサイズが必要となる。
この場合、大きな照度均一化素子から出た照明をマスクを使って一部しか使用しないことになるので、当然マスクサイズは変わっても輝度は変わらない。
また、マスクされた均一照度面の均一性を落とさずに投射レンズ11で被検査撮像素子12の位置に結像させる場合は、レンズの倍率に応じて光量が減るため、小さなマスクを拡大投影したのでは、被検査撮像素子12で得られる光量は少なくなる。
ところで、均一化素子10で単位面積あたりの輝度が同じであれば、小さなマスクで制限した場合は光量の利用効率が悪くなり必要十分な光量が得られない場合がある。ハロゲンランプやメタルハライドランプのように十分な発光光量があればそれでも良いが、それでも消費電力の大きなランプを選択することになり、装置の大型化、消費電力の増大、冷却強化といったデメリットが生じる。また、最近LEDを光源に用いた照明装置も開発されているが、かなり明るいLEDを複数個用いても十分な光量を得るのは難しい。
なお、通常のレンズ系では照明エリアを規制するマスクの縦横比はそのまま拡大または縮小されることになるが、特殊な方法として「アナモフィック系」(=光軸に互いに垂直な平面内で、異なった焦点距離や倍率のレベルを持っている光学系)がある。
この装置を採用すれば縦横比の変換は可能であるが、構成が複雑であり、縦横比を変えたうえで均一照度を得るにはかなり複雑な専用設計を要するため容易に縦横比を変えられるとは言い難い。
検査用光源としては、実際の撮像素子が製品に組み込まれて使われるF値よりも、同等もしくはわずかにF値の小さな(=NA(Numetrical Aperture)の大きな)検査用照明を当てることが望ましい。
ところが、投影レンズで拡大したのでは、実際の撮像素子が製品に組み込まれて使われるF値より大きな(=NAの小さな)照明しか当てられないことになり、検査光と実際の使用とで差が生じることになってしまう。
これはラグランジェの不変量の定理として知られ、「像の大きさと像側の集光角の積は、物体の大きさと物体側の取込み角の積に等しい」ことから、像サイズが大きくなると集光角(=NA)は小さくなる。このため、投射レンズで拡大したのでは、所望する検査光にはならないという問題があった。
従って、本発明が解決しようとする課題は、撮像素子検査用光源の照明サイズ、形状に効率良く変換する手段を用いることにより、照明エリアの大小にかかわらずF項を一定に保つことで、従来以上の光量を得る光源装置を提供することを目的とする。
本発明は上記課題を解決するためになされたもので、請求項1記載の発明は、
被検査対象に光を照射して該被検査対象の特性を検査する光源装置において、
少なくとも2つの照度均一化素子を光軸上に直列に配置し、1段目の照度均一化素子の出射端の直後に、2段目の照度均一化素子を配置し、前記1段目の照度均一化素子からの出射光が2段目の照度均一化素子に入射するように構成したことを特徴とする。
請求項2記載の発明は、請求項1に記載の光源装置において、
前記少なくとも2つの照度均一化素子は、柱状のガラス角ロッドまたは、表面反射鏡で柱状に囲んだ内面反射鏡であることを特徴とする。
請求項3記載の発明は、請求項1又は2に記載の光源装置において、
前記少なくとも2つの照度均一化素子は、入射端と出射端の形状サイズが同等であることを特徴とする。
請求項4に記載の発明は、請求項1乃至3のいずれかに記載の光源装置において、
前記少なくとも2つの照度均一化素子は、入射端と出射端の形状が異形若しくは相似とされ、端面の表面積が異なるように形成したことを特徴とする。
請求項5に記載の発明は、請求項1乃至4のいずれかに記載の光源装置において、
2段目以降の複数の照度均一化素子をターレットに搭載し、1段目の照度均一化素子と組合わせ、プログラマブルに任意に選択可能としたことを特徴とする。
請求項6に記載の発明は、請求項1乃至5のいずれかに記載の光源装置において、
最終段の照度均一化素子と被検査対象の間に投射レンズを共役関係となるように配置して、前記最終段の照度均一化素子の出射端面の均一光を、前記被検査対象に結像投影するように構成したことを特徴とする。
請求項7に記載の発明は、請求項6に記載の光源装置において、
2段目以降の照度均一化素子と前記投射レンズを一体または分割が可能な鏡筒に収納し、光源装置の交換ユニットとして構成したことを特徴とする。
以上説明したことから明らかなように請求項1乃至4に記載の発明によれば、
少なくとも2つの照度均一化素子を光軸上に直列に配置し、第1照度均一化素子の出射端の直後に、第2照度均一化素子を配置し、第1照度均一化素子からの出射光が第2照度均一化素子に入射するように構成した。また、照度均一化素子として、柱状のガラス角ロッドまたは、表面反射鏡で柱状に囲んだ内面反射鏡を用い、入射端と出射端の形状サイズを同等としたり、形状を異形若しくは相似とし、端面の表面積が異なるように形成したので、
投射レンズにより拡大投影した場合のように取込み角が小さくなることなく、NAが一定のままで照明サイズや縦横の比率、または形状を変えることが出来る。その結果、2個測→4個測→8個測と検査面積の大きさが変わっても照明条件は変わることなく、最適な測定条件を維持できる。
また、投射レンズで拡大投影したのでは、同時測定の取り数をカバーするために長辺方向、短辺方向ともに拡大されるために面積では1/(倍率)に照度が落ちるという問題があるが、本発明では、幅は変えないでデバイスの検査面積の大きさが増えた分、長手方向にのみ伸ばして測定することで、2段角ロッドで変換した場合は所望する方向にだけ拡大することが出来る。その結果、光量変化は1/倍率で済み、従来方法に対しては倍率分だけ光量低下が避けられる。
従来の光源装置に対して光量で比較した場合、照明エリアを1.5倍に拡大する場合は1.5倍の光量を、2倍に拡大する場合には2倍の光量を得られることになり、同測数の増加に対して光源のパワーアップを図らなくても対応が可能である。
請求項5に記載の発明によれば、
第2照度均一化素子をターレットに搭載し、第1照度均一化素子と組合わせ、プログラマブルに任意に選択可能としたので、第2照度均一化素子の交換速度が速くなり、1素子当りの検査時間を短縮することができる。
請求項6に記載の発明によれば、
最終段の照度均一化素子と被検査対象の間に投射レンズを共役関係となるように配置して、最終段の照度均一化素子の出射端面の均一光を、被検査対象に結像投影するように構成したので、均一照明が可能である。
請求項7によれば、
2段目以降の照度均一化素子と投射レンズを一体または分割が可能な鏡筒に収納し、光源装置の交換ユニットとして構成したので、光源装置本体の汎用性を確保し、レンズ部でアプリケーション対応が可能である。
図1は本発明の光源装置の要部構成図である。
本実施例では照度均一化素子(=角柱ロッド)を縦に2段以上繋いだ光学系の構造と働きについて述べる。
本発明の照明系は、従来の照度均一化素子10の直後に断面積の異なる照度均一化素子10a(=角柱ロッド)を繋いで照明エリアの縦横比やサイズを変換する光学系である。
図1において、1段目の照度均一化素子(以下、単に第1均一化素子という)10の直後に別の照度均一化素子(以下、単に第2均一化素子という)10aを近接もしくは接着して配置してあり、第1均一化素子10の入口からは、輝度ムラや色ムラが均一化されたハロゲン光源や、メタルハライド光源、またはLED光源などから導かれた光束が入射する。
この光束は平行光やLEDの砲弾ランプのような指向性の強い光では内面反射がランダムに起こらないために十分に均一化されないことがある。その場合は入口に拡散板やレンズ系(凸レンズ、凹レンズ、ボールレンズいずれでも可)を入れて指向性をおとして入射させる。
内面の多重反射を利用して均一化させるためには、均一化の程度にもよるが3回以上の反射が得られるよう、柱状素子の断面サイズと長さを考慮しなければならない。
このようにして第1均一化素子の出射端ではほぼ完全拡散光の状態になるが、続けて第2均一化素子に入射した光は、再びこの均一化素子内で多重反射して第2均一化素子の出口でも均一な光が得られる。
第1均一化素子と第2均一化素子は、極端に断面積を変えない方が好ましい。極端に倍率を変えた場合は、第2均一化素子の長さを比較的長くする必要がある。逆の言い方をすれば、あまり倍率を変えなければ第2均一化素子の長さはそれほど長い必要はない。
第1均一化素子と第2均一化素子の繋ぎは、第1均一化素子に対して第2均一化素子が大きい方が光量損失はないが、変換したいサイズによっては第2均一化素子を小さくすることも考えられる。その場合、光束の全てを取り込むことは出来ないものの双方の関係に制限はない。また、第2均一化素子は入射側と出射側の形状が異なっても構わない。
図2(a)は第1均一化素子21aが正方形の角柱で、入射・出射ともに同形の角柱ロッ
ドとした場合の実施例を示すものである。図によれば、第2均一化素子22aの入射端は、第1均一化素子21aの出射端と同等か僅かに大きく形成されており、出射端は細長い長方形に形成されている。このような第2均一化素子の形状であれば、第1均一化素子(a)から第2均一化素子(b)へ入射した光の光量損失が抑えられ、かつ、形状も変化させることができる。
図2(b)は第2均一化素子(角柱ロッド)22bに比較的に大きな収束テーパーを付けた状態を示すもので、第1均一化素子21bから入射した光が第2均一化素子22b内で反射を繰り返す度にテーパー角度の2倍で反射角度が増していき、ついには全面反射の臨界角を超えて漏れ出し、光量損失が大きくなって第2出射端にはわずかな光量しか出てこない。即ち、大きく入れて小さく集光し高輝度を得るといったことは全面反射の臨界内でなければ叶わない。
図2(c)は図2(b)とは反対に、テーバーで拡大する場合を示すもので、第1均一化素子21cから入射した光が第2均一化素子22c内で反射を繰り返す度に反射毎にテーパー角度の2倍で反射角度が減じていき、出射端に平行光に近くなって向かうことになる。全光束は出射端より発せられるが、内部反射回数が減ることで均一性が損なわれる。いずれにしても、極端な変換は出来ない。
本発明によれば、投射レンズにより拡大投影した場合のように取込み角が小さくなることなく、NAが一定のままで照明サイズや縦横の比率、または形状を変えることが出来る(但し、図2b,cで示す不具合が発生しない程度の形状(角度)変化に留める場合とする)。
その結果、2個測→4個測→8個測と取り数を変えても照明条件は変わることなく、最適な測定条件を維持することができる。
また、投射レンズで拡大投影したのでは、同時測定の取り数をカバーするために長辺方向、短辺方向ともに拡大されるため、面積では1/(倍率)に照度が落ちる。必要なのは、幅は変えないでデバイスの取り数が増えた分、長手方向にのみ伸ばして測定することで、2段角ロッドで変換した場合は所望する方向にだけ拡大することが出来るため光量変化は1/倍率で済み、従来方法に対しては倍率分だけ光量低下を避けることができる。
双方を光量で比較してみれば、照明エリアを1.5倍に拡大する場合は1.5倍の光量を、2倍に拡大する場合には2倍の光量を得られることになり、同測数の増加に対して光源のパワーアップを図らなくても対応が可能である。
図3は請求項5に関する実施例を示すもので、複数の第2均一化素子を2段目ターレットに搭載し、第1均一化素子と組合わせてプログラマブルに任意に選択可能としたものである。なお、2段目ターレット15を設けた部分以外は図6に示す従来例と同様なので、ここでの説明は省略する。
図3において、モータ14の回転軸には円盤状の2段目ターレット15の中心が固定され、このターレット15の外周付近には円周上に複数の第2均一化素子の一端がそれぞれ固定されている。第1均一化素子と第2均一化素子の関係は例えば図2(a)に示すような組合わせとされ、図3における複数の第2均一化素子は出口の寸法Ll,L2が異なっていることを示している。
図では省略するが第2均一化素子22dは例えば3〜8個搭載されていてもよく、出口の寸法Lも均一性が許容できる程度の範囲であれば、入口の寸法より大きくてもよい。
上述の構成によれば、2段目ターレット15を回転させることにより、複数の第2均一化素子22dの中から被検査対象の寸法に合わせ、図示しない制御装置の指令に基づいて、プログラマブルに任意に選択することができ、検査効率を高めることができる。
図4は図3に示す2段目ターレット15の後段に図6に示す照明エリア規制ターレット9を配置して照明エリアを規制するマスク9により、照明エリアを規制するようにしたものである。このような構成によれば照明エリアの範囲を制限することができる。
図5は請求項6,7に関する実施例を示すもので、この例においては第2均一化素子10aと被検査対象12の間に投射レンズ11を共約関係となるように配置している。そして、最終段の照度均一化素子(実施例では2段目)の出射端面の均一光を被検査対象に結像投影するように構成している。
これら第2均一化素子10aと投射レンズ11は図では鏡筒16の中に一体として組み込んだ状態を示しているが、別々の鏡筒に分割して収納し、必要に応じて例えばねじ込んで一体化し光源装置の交換ユニットとして構成してもよい。
また、これら一体化した鏡筒16を複数個作製し、図3,4に示すような2段目ターレット15に固定して任意に選択するように構成してもよい。そのような構成においても検査効率を高めることができる。
なお、以上の説明は、本発明の説明および例示を目的として特定の好適な実施例を示したに過ぎない。図6(a)ではNDフィルタターレットを備えた例を示しているが、照明条件切り替え専用フィルタターレット30にNDフィルタと色フィルタを重ねて装着することで、光量と色を同時に切り替えることも可能であるため不要とすることができる。
従って本発明は、上記実施例に限定されることなく、その本質から逸脱しない範囲で更に多くの変更、変形を含むものである。
本発明の実施形態の一例を示す光源装置の要部構成図である。 2段目の照度均一化素子(第2均一化素子)に比較的に大きな収束テーパーを付けた状態を示す図である。 複数の第2均一化素子を2段目ターレットに搭載した状態を示す構成図である。 2段目ターレットの後段に照明エリア規制ターレットを配置した状態を示す構成図である。 第2均一化素子と被検査対象の間に投射レンズを配置した状態を示す構成図である。 従来の光源装置の要部構成を示す図である。 照度均一化素子からの出射光を投射レンズで倍率を変えて拡大して投射した状態を示す図である。
符号の説明
1 光源
2,11 レンズ
3 減光開口部
4,6,8 モータ
5 NDフィルタ用ターレット
5a NDフィルタ
7 カラーフィルタ用ターレット
7a カラーフィルタ
9 照明エリア規制ターレット
9a 照明エリアを規制するマスク
10 照度均一化素子
12 被検査(撮像)素子
15 2段目ターレット
16 鏡筒
21 1段目の照度均一化素子(第1均一化素子)
22 2段目の照度均一化素子(第2均一化素子)

Claims (7)

  1. 被検査対象に光を照射して該被検査対象の特性を検査する光源装置において、
    少なくとも2つの照度均一化素子を光軸上に直列に配置し、1段目の照度均一化素子の出射端の直後に、2段目の照度均一化素子を配置し、前記1段目の照度均一化素子からの出射光が2段目の照度均一化素子に入射するように構成したことを特徴とする光源装置。
  2. 前記少なくとも2つの照度均一化素子は、柱状のガラス角ロッドまたは、表面反射鏡で柱状に囲んだ内面反射鏡であることを特徴とする請求項1記載の光源装置。
  3. 前記少なくとも2つの照度均一化素子は、入射端と出射端の形状サイズが同等であることを特徴とする請求項1又は2に記載の光源装置。
  4. 前記少なくとも2つの照度均一化素子は、入射端と出射端の形状が異形若しくは相似とされ、端面の表面積が異なるように形成したことを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の光源装置。
  5. 2段目以降の複数の照度均一化素子をターレットに搭載し、1段目の照度均一化素子と組合わせ、プログラマブルに任意に選択可能としたことを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の光源装置。
  6. 最終段の照度均一化素子と被検査対象の間に投射レンズを共役関係となるように配置して、前記最終段の照度均一化素子の出射端面の均一光を、前記被検査対象に結像投影するように構成したことを特徴とする請求項1乃至5のいずれかに記載の光源装置。
    に記載の光源装置。
  7. 2段目以降の照度均一化素子と前記投射レンズを一体または分割が可能な鏡筒に収納し、光源装置の交換ユニットとして構成したことを特徴とする請求項6に記載の光源装置。
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CN103969026A (zh) * 2013-02-04 2014-08-06 京元电子股份有限公司 具旋转光源机构的测试机及使用该测试机的动态测试设备与方法

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