JP2007132174A - 断熱材 - Google Patents

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JP2007132174A
JP2007132174A JP2005352641A JP2005352641A JP2007132174A JP 2007132174 A JP2007132174 A JP 2007132174A JP 2005352641 A JP2005352641 A JP 2005352641A JP 2005352641 A JP2005352641 A JP 2005352641A JP 2007132174 A JP2007132174 A JP 2007132174A
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Yasuo Ishiguro
安男 石黒
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Abstract


【課題】 従来の断熱材は合成繊維等の新素材を用いたものが多く、人体や環境に有害な影響を与える場合があった。
【解決手段】 本発明はステンレス等の熱伝導の少ない金属を薄い膜状の金属シートにしたものを2枚設け、そのうちの一枚の片方面に、反対側面では気泡状となる凹部を多数設け、残るもう一枚の平面的な金属シートを前記の凹部を多数設けた金属シート面に貼り付けて一体化することで全ての該凹部の口が塞がれ、断熱効果の高い空気等の気体もその中に密封させた気泡状を片方面に多数設けた金属シートとしたことで、一定の柔軟性を持ち、更に金属としての耐熱性を合わせ持たせた。
また、廃棄時においても、リサイクルが可能で、人や環境に影響が少なく出来る。
【選択図】図3

Description

発明の詳細な説明
本発明は、断熱材として、ステンレ等の熱伝導の少ない金属を薄い膜状のシートにして、その表面に断熱効果のある気泡状を多数設けることで金属としての耐熱性を持った断熱材に関する。
従来の断熱材は合成繊維等の新素材を用いたものが多く、人体や環境に有害な影響を与える場合があった。
発明が解決しようとする課題
しかしながら、廃棄時も含め環境等への配慮をした断熱材は少なかった。
本発明は、リサイクルが可能で、人や環境に影響が少なく、また軽量で多少の柔軟性を持った耐熱性の断熱材を提供することを目的とするものである。
課題を解決するための手段
本発明は、前記課題を解決するために、次のような手段を採用した。ステンレス等の熱伝導の少ない金属を薄い膜状の金属シートにしたものを2枚設け、そのうちの一枚の片方面に、反対側面では気泡状となる凹部を多数設け、残るもう一枚の平面的な金属シートを前記の凹部を多数設けた金属シート面に貼り付けて一体化することで全ての該凹部の口が塞がれ、断熱効果の高い空気等の気体もその中に密封させた気泡状を片方面に多数設けた金属シートとしたことで、軽量で一定の柔軟性を持ち、更に金属としての耐熱性を合わせ持たせる技術手段を採用した。
薄い膜状の金属シートを2枚貼り合わせた片方面の全面に空気等の気体を密封させた気泡状を多数設た金属シートの気泡状のない平面的な片方面に反対側面が気泡状となる凹部を多数設けたもう一枚の薄い膜状の金属シートを貼り合わせて両方面とも空気等の気体を密封させた気泡状を多数設ける技術手段を採用した。
金属シートの片方面及び両方面に多数設けた空気等の気体を密封させた気泡状を長い帯状にした技術手段を採用した。
ステンレス等の熱伝導の少ない金属を薄い膜状にして2枚又は3枚を張り合わせて片方面及び両方面に空気等の気体を密封させた気泡状を多数設けた金属シートの周囲を貼り合わせが剥がれないように完全に固着して、気泡状内の空気等の気体が仮に熱で膨張し気泡状の周囲の貼り合わせが剥がれても、最終的には金属シートの内に完全に密封させる技術手段を採用した。
発明の実施の態様を実施例にもとづき図面を参照して説明する。
図1は、本発明の正面図で、2枚の金属シートを貼り合わせた断熱材で、上部金属シート(1)に設けた半球状の気泡状部(11)と平面的な下部金属シート(2)からなり、周囲部(15)を折り曲げて固着している。
図2も、本発明の正面図で、3枚の金属シートを貼り合わせた断熱材で、上部金属シート(5)に設けた半球状の気泡状部(11)と平面的な中間部金属シート(6)と、下部金属シート(7)と、その下部金属シート(7)に設けた半球状の気泡状部(11)からなり、周囲部(15)を折り曲げて固着している。
図3は、本発明の平面図で、上部金属シート(1)に設けた半球状の気泡状部(11)と周囲部(15)からなる。
図4も、本発明の平面図で、上部金属シート〔1〕に長い帯状にした気泡状部(12)を設けている。
本発明の正面図 本発明の正面図 本発明の平面図 本発明の平面図
符号の説明
1…2枚貼り合わせの上部金属シート
2…2枚貼り合わせの下部金属シート
5…3枚貼り合わせの上部金属シート
6…3枚貼り合わせの中間部金属シート
7…3枚貼り合わせの下部金属シート
11…半球状の気泡状部
12…帯状の気泡状部
15…金属シートの周囲部

Claims (4)

  1. ステンレス等の熱伝導の少ない金属を薄い膜状の金属シートにしたものを2枚設けるともに該一枚の片面の全面に反対側面が気泡状となる凹部を多数設けるとともに残る前記の平面的となるもう一枚の金属シートを前記の凹部を多数設けた金属シート面に貼り合わせて一体化することで全ての該凹部の口が塞がれ空気等の気体もその中に密封させた気泡状を片方面に多数設けた金属シートとしたことを特長とした断熱材。
  2. ステンレス等の熱伝導の少ない薄い膜状の金属シートを2枚貼り合わせた片方面の全面に空気等の気体を密封させた気泡状を多数設た請求項1の金属シートの気泡状のない平面的な片方面に反対側面が気泡状となる凹部を多数設けたもう一枚の薄い膜状の金属シートを貼り合わせて両方面とも空気等の気体を密封させた気泡状を多数設けた金属シートとしたことを特長とした断熱材。
  3. 金属シートの片方面に気泡状を多数設けた請求項1の金属シート及び両方面に気泡状を多数設けた請求項2の金属シートにおいて、前記空気等の気体を密封させた気泡状を長い帯状にした金属シートとしたことを特長とした断熱材。
  4. ステンレス等の熱伝導の少ない金属を薄い膜状にした金属シートを貼り合わせて片方面及び両方面に空気等の気体を密封させた気泡状を設けた請求項1及び請求項2及び請求項3において、前記貼り合わせた膜状の金属シートの周囲を貼り合わせが剥がれないように完全に固着して空気等の気体を該金属シートの内に完全に密封させた金属シートとしたことを特長とした断熱材。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CZ303509B6 (cs) * 2008-11-06 2012-10-31 Technická univerzita v Liberci Izolacní prostredek se smerovými tepelnými vlastnostmi

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