JP2007128237A - 最適平滑化スプラインによる極値検出方法及び極値検出プログラム - Google Patents
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Abstract
【解決手段】データが入力される入力手段と、プログラムを格納する記憶手段と、プログラムを実行しデータを処理する演算手段と、演算手段の処理結果を出力する出力手段とを備える処理装置で実行される極値検出方法であって、入力手段から入力された離散データ群又は関数から、演算手段が最適平滑化スプラインを生成するステップと、演算手段が、最適平滑化スプライン又はその導関数あるいは偏導関数の各節点領域について各々極値を求めることにより、最適平滑化スプライン又はその導関数あるいは偏導関数の極値のすべてを求め、極値を出力手段へ出力するステップとを有する。
【選択図】図2
Description
以下、本発明の第1実施形態である最適平滑化スプライン曲線による極値検出方法及び極値検出プログラムについて、図を参照して詳細に説明をする。
次に、離散データDの集合が
次に、最適平滑化スプライン曲線x(t)の極値を検出する方法を説明する。具体的には、x(1)(t)=0とx(2)(t)>0もしくはx(2)(t)<0を満たしている点t∈(t0,tm)を見つければ良い。
実際に良く用いられている3次スプライン(すなわちk=3)の場合には、以下の仮定1を置くことによって、上のステップはより詳細なアルゴリズムとして書くことができる。これはx(1)(δ)が2次多項式となり、その根が陽的に表現できるからである。
図5は、本発明の第1実施形態の最適平滑化スプライン曲線とその極値を示す図である。図5は、最適平滑化スプライン曲線x(t)(図中の実線で示された関数)から極値を抽出する性能を示す図である。図5は、k=3,α=1, t0=1およびtm=m=50の場合での結果を示している。ただし、三角形と逆三角形はそれぞれ検出された極大値および極小値を示す。ここで、データdi(図中の*印)は、関数f(t)= ea(t−1)cos(b(t−1))+1(図中の点線で示された関数)をサンプリングすることにより生成されている。ただし、a=1/(m−1) log1/4, b=2π×3/(m−1)である。 データの個数はN=30とし、uiは区間[t0,tm]=(1,50)においてランダムに配置されたデータ点であり、またデータに加えるノイズの大きさはσ=0.02とする。さらに、平滑化パラメータλを推定するためにいわゆるcross-validation手法を採用し、その最適値はλ★=0.1585のように得られた。
以下、本発明の第2実施形態である最適平滑化スプライン曲面による極値検出方法及び極値検出プログラムについて、図を参照して詳細に説明をする。
本発明の第1実施形態では、平面における離散データについて最適平滑化スプライン曲線を生成し極値の検出を行ったが、本実施形態は、空間における離散データを近似する最適平滑化スプライン曲面を生成し極値の検出を行うものである。また、本実施形態は、本発明の第1実施形態の最適平滑化スプライン曲線の極値検出方法を最適平滑化スプライン曲面に素直に拡張した方法を提供するものである。
本実施形態の最適平滑化スプライン曲面x(s,t)は、k次Bスプライン関数Bk(・)を用いて、数式1の自然な拡張である以下の数式28で表すことが可能である。
次に、上記の方法により求めた最適平滑化曲面x(s,t)の極値を求める方法について説明する。
数式28のk次スプライン曲面の極値を求める。ここでパラメータk、α、β、m1、m2は設定済みで,制御点τi,jは前述の方法等によってすでに与えられているとする。なお、(s,t) の定義域はS=[s0,sm1]×[t0,tm2]⊂R2である。
曲面x(s,t)の極値は
領域Sκ,μに注目し、u=α(s−sκ),v=β(t−tμ)なる変数変換を行うと、u,vの変域はいずれも[0,1)と正規化される。すなわち、(s,t)の領域Sκ,μは、κ、μにかかわらず、(u,v)の単位領域ε=[0,1)×[0,1)になる。このとき、Sκ,μにおける関数x(s,t)は、
数式40に示す、曲面x(s,t)の勾配ベクトルが0、かつ、曲面x(s,t)のヘッセ行列が正定値となるか、又は、曲面x(s,t)のヘッセ行列が負定値となる点(u*,v*)∈εを検出すればよい。このときx(s,t)は、点(s*,t*)=((1/α) u*+sκ,(1/β) v*+tμ)で極値x(s*,t*)=x(u*,v*)をもつ。
(関数x(u,v)の表現)
x(u,v)はu,vについてそれぞれk次の2変数多項式であり、以下のように簡潔に表すことができる。
x(u,v)の勾配ベクトルおよびヘッセ行列は以下のように表現される。
曲面x(u,v)の勾配ベクトルが0となる点(u,v)∈εを求める。曲面x(u,v)の勾配ベクトルの各要素は、次のように与えられる。
得られた点(u*,v*)∈εが関数x(u,v)の極値の候補となる点であり、この点に対するヘッセ行列が正定(極小)あるいは負定(極大)の極値条件をみたすかどうか判定すればよい。なお、ヘッセ行列の計算の際、次のように定義される多項式
なお、本実施形態においては、離散データDが与えられた場合について極値をもとめたが、関数f(s,t)が入力データとして与えられた場合についても、同様な方法で極値を求めることが可能である。関数f(s,t)が与えられたときのk次最適スプライン曲面x(s,t)の設計方法は以下の通りである。評価関数は、数式33の代わりに次式を用いる。
極値検出の数値例を示す。極値検出の対象となる最適平滑化スプライン曲面x(s,t)は、次式をサンプルして得られたデータに対して設計した。
いま記号の簡単化のためにx(s,t)とx(u,v)の偏導関数を以下のようにおく。
xi,j(u,v)は,数式43から
以下、本発明の第3実施形態である最適平滑化スプラインによる極値検出方法及び極値検出プログラムについて、図を参照して詳細に説明をする。
デジタル画像のエッジ検出に上記の極値検出法を適用した。対象としたのは256×256(pixel)のモノクロ画像であり、各ピクセルの輝度値をデータとして、まず、最適平滑化スプライン曲面x(s,t)を設計し、画像のエッジは、輝度値の変化率が急激に変化する部分(つまり、最適平滑化スプライン曲面x(s,t)のs方向およびt方向の1次偏導関数の極値が存在する部分)に存在するとの考えに基づき検出する。
図17及び図18は、本発明の第3実施形態の最適平滑化スプラインによる極値検出方法に用いたデジタル画像のエッジ検出方法を用いて、実際にエッジ検出を行った例を示す図である。図17は、原画像(a)にノイズが含まれない例を示し、図18は、原画像(a)にノイズが含まれる例を示す。
3:バス
4:メモリ装置
5:CPU
6:入力装置
7:ディスプレイ装置
8:プリンタ装置
9:ネットワーク装置
Claims (20)
- データが入力される入力手段と、プログラムを格納する記憶手段と、前記プログラムを実行し前記データを処理する演算手段と、前記演算手段の処理結果を出力する出力手段とを備える処理装置で実行される極値検出方法であって、
前記入力手段から入力された平面における離散データ群又は関数から、前記演算手段が最適平滑化スプライン曲線を生成するステップと、
前記演算手段が、前記最適平滑化スプライン曲線又はその導関数の各節点区間について各々極値を求めることにより、前記最適平滑化スプライン曲線又はその導関数の極値のすべてを求め、該極値を前記出力手段へ出力するステップと、
を有することを特徴とする最適平滑化スプライン曲線による極値検出方法。 - 前記最適平滑化スプライン曲線又はその導関数の極値のすべてを求め、該極値を前記出力手段へ出力するステップは、
前記演算手段が、前記最適平滑化スプライン曲線又はその導関数の各節点区間について各々正規化して、単位区間における正規化された多項式関数又はその導関数を生成するステップと、
前記演算手段が、前記単位区間における正規化された多項式関数又はその導関数について極値を求めることにより、前記最適平滑化スプライン曲線又はその導関数の極値のすべてを求めるステップと、
を有することを特徴とする請求項1に記載の最適平滑化スプライン曲線による極値検出方法。 - 前記演算手段が前記最適平滑化スプライン曲線を生成するステップは、
前記演算手段が前記平面における離散データ群又は関数から節点ごとの最適重み係数を求めるステップと、
前記演算手段が前記節点ごとの正規化された一様なBスプライン関数を、前記節点ごとの最適重み係数により重みづけして加え合わせて構成することにより、最適平滑化スプライン曲線を生成するステップと、
を有することを特徴とする請求項1または2に記載の最適平滑化スプライン曲線による極値検出方法。 - 前記スプライン関数は、3次のスプライン関数であることを特徴とする請求項3に記載の最適平滑化スプライン曲線による極値検出方法。
- データが入力される入力手段と、プログラムを格納する記憶手段と、前記プログラムを実行し前記データを処理する演算手段と、前記演算手段の処理結果を出力する出力手段とを備える処理装置で実行される極値検出方法であって、
前記入力手段から入力された空間における離散データ群又は関数から前記演算手段が最適平滑化スプライン曲面を生成するステップと、
前記演算手段が前記最適平滑化スプライン曲面又はその偏導関数の各節点領域について各々極値を求めることにより、前記最適平滑化スプライン曲面又はその偏導関数の極値のすべてを求め、該極値を前記出力手段へ出力するステップと、
を有することを特徴とする最適平滑化スプライン曲面による極値検出方法。 - 前記最適平滑化スプライン曲面又はその偏導関数の極値のすべてを求め、該極値を前記出力手段へ出力するステップは、
前記演算手段が前記最適平滑化スプライン曲面又はその偏導関数の各節点領域について各々正規化して、単位領域における正規化された多項式関数又はその偏導関数を生成するステップと、
前記演算手段が前記単位領域における正規化された多項式関数又はその偏導関数について極値を求めることにより、前記最適平滑化スプライン曲面又はその偏導関数の極値のすべてを求めるステップと、
を有することを特徴とする請求項5に記載の最適平滑化スプライン曲面による極値検出方法。 - 前記演算手段が前記最適平滑化スプライン曲面を生成するステップは、
前記演算手段が前記空間における離散データ群又は関数から節点ごとの最適重み係数を求めるステップと、
前記演算手段が前記節点ごとの正規化された一様なBスプライン関数を、前記節点ごとの最適重み係数により重みづけして加え合わせて構成することにより、最適平滑化スプライン曲面を生成するステップと、
を有することを特徴とする請求項5または6に記載の最適平滑化スプライン曲面による極値検出方法。 - ピクセルデータが入力される入力手段と、プログラムを格納する記憶手段と、前記プログラムを実行し前記ピクセルデータを処理する演算手段と、前記演算手段の処理結果を出力する出力手段とを備える画像処理装置で実行されるデジタル画像のエッジ検出方法であって、
前記入力手段から入力されたピクセルの座標及び輝度値からなるピクセルデータから、前記演算手段が最適平滑化スプライン曲面を生成するステップと、
前記演算手段が前記最適平滑化スプライン曲面を第1の座標軸上の複数の座標で固定した複数の曲線からなる第1の曲線群を生成し、該第1の曲線群を構成する複数の曲線の1次導関数の各節点区間について各々極値を求めることにより、前記第1の曲線群の1次導関数の極値のすべてを求めるステップと、
前記演算手段が前記最適平滑化スプライン曲面を第2の座標軸上の複数の座標で固定した複数の曲線からなる第2の曲線群を生成し、該第2の曲線群を構成する複数の曲線の1次導関数の各節点区間について各々極値を求めることにより、前記第2の曲線群の1次導関数の極値のすべてを求めるステップと、
前記演算手段が前記第1の曲線群の1次導関数の極値又は前記第2の曲線群の1次導関数の極値の絶対値が所定のしきい値より大きい箇所を、デジタル画像のエッジ部分と判定し、該判定結果を前記出力手段へ出力するステップと、
を有することを特徴とするデジタル画像のエッジ検出方法。 - 前記第1の曲線群の1次導関数の極値のすべてを求めるステップは、
前記演算手段が前記第1の曲線群を構成する複数の曲線の1次導関数の各節点区間について各々正規化して、単位区間における正規化された第1の曲線群を構成する複数の曲線の1次導関数の極値を求めることにより、前記第1の曲線群の1次導関数の極値のすべてを求めるステップと、を有し、
前記第2の曲線群の1次導関数の極値のすべてを求めるステップは、
前記演算手段が前記第2の曲線群を構成する複数の曲線の1次導関数の各節点区間について各々正規化して、単位区間における正規化された第2の曲線群を構成する複数の曲線の1次導関数の極値を求めることにより、前記第2の曲線群の1次導関数の極値のすべてを求めるステップと、
を有することを特徴とする請求項8に記載のデジタル画像のエッジ検出方法。 - 前記演算手段が前記最適平滑化スプライン曲面を生成するステップは、
前記演算手段が前記ピクセルの座標及び輝度値からなるピクセルデータから節点ごとの最適重み係数を求めるステップと、
前記演算手段が前記節点ごとの正規化された一様なBスプライン関数を、前記節点ごとの最適重み係数により重みづけして加え合わせて構成することにより、最適平滑化スプライン曲面を生成するステップと、
を有することを特徴とする請求項8または9に記載のデジタル画像のエッジ検出方法。 - データが入力される入力手段と、プログラムを格納する記憶手段と、前記プログラムを実行し前記データを処理する演算手段と、前記演算手段の処理結果を出力する出力手段とを備える処理装置に、
前記入力手段から入力された平面における離散データ群又は関数から、前記演算手段が最適平滑化スプライン曲線を生成するステップと、
前記演算手段が前記最適平滑化スプライン曲線又はその導関数の各節点区間について各々極値を求めることにより、前記最適平滑化スプライン曲線又はその導関数の極値のすべてを求め、該極値を前記出力手段に出力するステップと、
を実行させるための最適平滑化スプライン曲線による極値検出プログラム。 - 前記最適平滑化スプライン曲線又はその導関数の極値のすべてを求め、該極値を前記出力手段に出力するステップは、
前記演算手段が前記最適平滑化スプライン曲線又はその導関数の各節点区間について各々正規化して、単位区間における正規化された多項式関数又はその導関数を生成するステップと、
前記演算手段が前記単位区間における正規化された多項式関数又はその導関数について極値を求めることにより、前記最適平滑化スプライン曲線又はその導関数の極値のすべてを求めるステップと、
を有することを特徴とする請求項11に記載の最適平滑化スプライン曲線による極値検出プログラム。 - 前記演算手段が前記最適平滑化スプライン曲線を生成するステップは、
前記演算手段が前記平面における離散データ群又は関数から節点ごとの最適重み係数を求めるステップと、
前記演算手段が前記節点ごとの正規化された一様なBスプライン関数を、前記節点ごとの最適重み係数により重みづけして加え合わせて構成することにより、最適平滑化スプライン曲線を生成するステップと、
を有することを特徴とする請求項11または12に記載の最適平滑化スプライン曲線による極値検出プログラム。 - 前記スプライン関数は、3次のスプラインであることを特徴とする請求項13に記載の最適平滑化スプライン曲線による極値検出プログラム。
- データが入力される入力手段と、プログラムを格納する記憶手段と、前記プログラムを実行し前記データを処理する演算手段と、前記演算手段の処理結果を出力する出力手段とを備える処理装置に、
前記入力手段から入力された空間における離散データ群又は関数から、前記演算手段が最適平滑化スプライン曲面を生成するステップと、
前記演算手段が前記最適平滑化スプライン曲面又はその偏導関数の各節点領域について各々極値を求めることにより、前記最適平滑化スプライン曲面又はその偏導関数の極値のすべてを求め、該極値を前記出力手段に出力するステップと、
を実行させるための最適平滑化スプライン曲面による極値検出プログラム。 - 前記最適平滑化スプライン曲面又はその偏導関数の極値のすべてを求め、該極値を前記出力手段に出力するステップは、
前記演算装置が前記最適平滑化スプライン曲面又はその偏導関数の各節点領域について各々正規化して、単位領域における正規化された多項式関数又はその導関数を生成するステップと、
前記演算装置が前記単位領域における正規化された多項式関数又はその偏導関数について極値を求めることにより、前記最適平滑化スプライン曲面又はその偏導関数の極値のすべてを求めるステップと、
を有することを特徴とする請求項15に記載の最適平滑化スプライン曲面による極値検出プログラム。 - 前記演算手段が前記最適平滑化スプライン曲面を生成するステップは、
前記演算手段が空間における離散データ群又は関数から節点ごとの最適重み係数を求めるステップと、
前記演算手段が前記節点ごとの正規化された一様なBスプライン関数を、前記節点ごとの最適重み係数により重みづけして加え合わせて構成することにより、最適平滑化スプライン曲面を生成するステップと、
を有することを特徴とする請求項15または16に記載の最適平滑化スプライン曲面による極値検出プログラム。 - ピクセルデータが入力される入力手段と、プログラムを格納する記憶手段と、前記プログラムを実行し前記ピクセルデータを処理する演算手段と、前記演算手段の処理結果を出力する出力手段とを備える画像処理装置に、
前記入力手段から入力されたピクセルの座標及び輝度値からなるピクセルデータから前記演算手段が最適平滑化スプライン曲面を生成するステップと、
前記演算手段が前記最適平滑化スプライン曲面を第1の座標軸上の複数の座標で固定した複数の曲線からなる第1の曲線群を生成し、該第1の曲線群を構成する複数の曲線の1次導関数の各節点区間について各々極値を求めることにより、前記第1の曲線群の1次導関数の極値のすべてを求めるステップと、
前記演算手段が前記最適平滑化スプライン曲面を第2の座標軸上の複数の座標で固定した複数の曲線からなる第2の曲線群を生成し、該第2の曲線群を構成する複数の曲線の1次導関数の各節点区間について各々極値を求めることにより、前記第2の曲線群の1次導関数の極値のすべてを求めるステップと、
前記演算手段が前記第1の曲線群の1次導関数の極値又は前記第2の曲線群の1次導関数の極値の絶対値が所定のしきい値より大きい箇所を、デジタル画像のエッジ部分と判定し、該判定結果を前記出力手段へ出力するステップと、
を実行させるためのデジタル画像のエッジ検出プログラム。 - 前記第1の曲線群の1次導関数の極値のすべてを求めるステップは、
前記演算手段が前記第1の曲線群を構成する複数の曲線の1次導関数の各節点区間について各々正規化して、単位区間における正規化された前記第1の曲線群を構成する複数の曲線の1次導関数の極値を求めることにより、前記第1の曲線群の1次導関数の極値のすべてを求めるステップと、を有し、
前記第2の曲線群の1次導関数の極値のすべてを求めるステップは、
前記演算手段が前記第2の曲線群を構成する複数の曲線の1次導関数の各節点区間について各々正規化して、単位区間における正規化された前記第2の曲線群を構成する複数の曲線の1次導関数の極値を求めることにより、前記第2の曲線群の1次導関数の極値のすべてを求めるステップと、
を有することを特徴とする請求項18に記載のデジタル画像のエッジ検出プログラム。 - 前記演算手段が前記最適平滑化スプライン曲面を生成するステップは、
前記演算手段が前記ピクセルの座標及び輝度値からなるピクセルデータから節点ごとの最適重み係数を求めるステップと、
前記演算手段が前記節点ごとの正規化された一様なBスプライン関数を、前記節点ごとの最適重み係数により重みづけして加え合わせて構成することにより、最適平滑化スプライン曲面を生成するステップと、
を有することを特徴とする請求項18または19に記載のデジタル画像のエッジ検出プログラム。
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