JP2007127629A - センサの配置場所を備える電子式体温計 - Google Patents

センサの配置場所を備える電子式体温計 Download PDF

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Abstract

【課題】フレックスサーキットを使用したプローブを組み立てるときに、接着剤が構成部品と接触する状態になされる前に、及び/または、接着剤が固まる前に、構成部品が不適切に移動することがあり、その結果構成部品と先端部及び/またはセパレータとの接触が加熱あるいは温度測定を行うことにとって不十分となることがある。
【解決手段】電子的体温計は、一般に、対象物の温度を測定するために使用され、同対象物によってその温度に向けて加熱されるように適合されたプローブの先端部を備える。変形可能な回路素子には、変形可能な導電体と、前記変形可能な導電体に接続され前記プローブの先端部の温度を検出する少なくとも一つの温度センサと、が含まれる。プローブのシャフト(軸部)は端部を含む。その端部は、変形された姿勢にある変形可能な回路素子を受け入れ、且つ、変形可能な回路素子を所定の位置に調整させるような形状とされる。
【選択図】 図3

Description

発明の詳細な説明
本発明は、電子式体温計の分野に関し、特に、センサプローブ(sensor probe、センサの測定用電極)を利用した高速応答性の電子式体温計の分野に関する。
発明の背景
電子式体温計は患者の体温を測定するために医療(健康管理)の分野において広く使用されている。典型的な電子式体温計は長くされたシャフト(軸部)を備えたプローブの形を有する。サーミスタ又は他の敏感な温度素子などの電子的な温度センサはシャフト部(軸部)に収容されている。一つの種類のプローブは、その自由端にカップ形状のアルミニウムからなる先端部(先端)を含む。サーミスタは、そのプローブの内部にてアルミニウムの先端部と温度的接触を有するように配置される。自由端部分が例えば患者の口内に配置されると、その先端部は患者の身体によって温められ(加熱され)、サーミスタはその先端の温度を測定する。電子的センサの構成部品に接続された追加的な電子機器は、例えば、前記シャフト部に電線により接続されたベースユニット内に含まれるか、又は、前記シャフト部のハンドル内に含まれ得る。電子的構成部品はセンサ構成部品から入力信号を受け取り、患者の体温を計算する。その温度は、その後、一般的には、7個のセグメントからなる数字表示装置等の視覚出力装置上に表示される。既知の電子式体温計の他の特徴は、ブザー音又は音警報信号などの聞き取ることができる温度レベルの報知を含む。使い捨てのカバー又は覆いが一般にはシャフト部上に施され、カバー又は覆いは衛生上の理由により体温計が使用される毎に使い捨てられる。
電子式体温計は従来の体温計に比べて多くの利点を有し、医療分野において従来のガラスを用いた体温計に本質的に取って代わってきた。従来のガラスを用いた体温計に対する電子式体温計の一つの利点は、温度の読み取りがなされる速さである。幾つかの手順が用いられて対象物の温度の素早い測定が促進される。使用される一つの技法は、前記先端部が体温と平衡した状態に到達する前に温度読み取り値に到達するように、その先端部に接触しているサーミスタからの温度測定値を外挿する体温計ロジックの一部としての予測アルゴリズムを使用することである。予測アルゴリズムと同時に採用され得る他の技法は、前記先端部から離れたプローブの部分がヒートシンクとして作用しないようにプローブを体温の近くまで加熱し、前記先端部が体温に近い温度により素早く到達することを可能とする技法である。加熱はプローブに接触するように配置された抵抗器によって達成される。別のサーミスタがプローブに接触するように配置されることがあり、その抵抗器がプローブを加熱した量を測定し、その測定した量は加熱を制御するのに使用される。前記先端部からプローブの他の部分への熱の損失を低減するアイソレータを使用することも知られている。本譲渡人に譲渡された米国特許第6839651号は、そのようなアイソレータの使用を開示しており、本明細書に援用される。
プローブを組み立てるために、電子回路(例えば、サーミスタ及び抵抗器)が可撓性の基板上に搭載される。その基板は構成部品を支持し且つそれらに対する電気的接続をもたらす。構成部品及び可撓性の基板の組み合わせは一般に「フレックスサーキット(屈曲性回路、flex circuit)」と称呼される。その基板は最初において平坦であり、構成部品を容易に搭載させることができるが、プローブ内に組み立てるときに曲げられ得る。より具体的に述べると、可撓性の基板は曲げられ、一つのサーミスタをプローブの先端部に接触する位置へ配置し、抵抗器及び他のサーミスタをそのプローブの先端部近傍のセパレータと接触するように配置する。これらの構成部品は最終的な組立品となった状態において伝熱性の接着剤によって適当な位置に接着され得る。しかしながら、その接着剤が構成部品と接触する状態になされる前に、及び/又は、接着剤が固まる前に、構成部品が不適切に移動することがある。構成部品が移動した結果、構成部品と先端部及び/又はセパレータとの接触が最終的な組立品において加熱或いは温度測定を行うことにとって不十分となることがある。従って、そのような組み立て品の欠陥は最小限とされるか又は回避されることが望ましい。
発明の要約
本発明の一つの態様において、電子的体温計は、一般に、対象物の温度を測定するために使用され、同対象物によってその温度に向けて加熱されるように適合されたプローブの先端部(プローブ先端)を備える。変形可能な回路素子には、変形可能な導電体と、前記変形可能な導電体に接続され前記プローブの先端部の温度を検出する少なくとも一つの温度センサと、が含まれる。プローブのシャフト(軸部)は端部を含む。その端部は、変形された姿勢にある変形可能な回路素子を受け入れ、且つ、変形可能な回路素子を所定の位置に調整させるような形状とされる。
本発明の他の態様は、直前の段落において記述した構造を備えるプローブである。
本発明の更に別の態様は、電子式体温計用のプローブを製造する方法であり、その方法は概ねプローブのシャフト及び変形可能な回路素子の両者を相対的に選択された位置へともってくるステップを備える。前記変形可能な回路素子は、同変形可能な回路素子の一部分がプローブのシャフト内に形成された位置決め構造と係合させられるように、曲げられる。曲げられた変形可能な回路素子の動きは位置決め構造によって抑制され、それにより、変形可能な回路素子及びプローブのシャフトの選択された相対位置(位置関係)が維持される。
本発明の更に別の態様において、電子式体温計は、概ね、対象物の温度を測定する際に使用され同対象物によって所定温度に向けて加熱されるように適合されたプローブの先端部と、変形可能な導電体を含む変形可能な回路素子と、を備える。前記変形可能な導電体に接続された少なくとも一つの温度センサはプローブの先端部の温度を検出し、更に、前記基板上に少なくとも一つの他の電気的デバイスが設けられる。プローブのシャフトはプローブの先端部及び変形可能な回路素子を支持する。プローブのシャフトの一つの端部に受けられた管状のセパレータは、略平面内に存在し且つセパレータがプローブのシャフトの前記端部に受けられたときに他の電気的デバイスと係合する受入れ面を有する。
本発明の更に別の態様において、電子的体温計用のプローブは前記段落に記述された構造を備える。
本発明の更に別の態様において、電子式体温計用のプローブを作製する方法は、概ね、電気的デバイスをプローブのシャフトの端部に形成された平坦な面に配置するステップを備える。接着剤がその電気的デバイスに塗られる(与えられる)。セパレータはプローブのシャフトの端部に向けて移動され、その結果、前記セパレータ上の略平坦な面が前記電気的デバイスに塗られた接着剤と係合する。電気的なデバイスは、プローブの略平坦な面とセパレータの略平坦な面との間に配置される。
本発明の更に別の態様において、電子的体温計は、概ね、プローブのシャフトと、そのプローブのシャフトによって支持され且つ対象物の温度を測定するのに使用されるように同対象物によって所定温度に向けて加熱されるように適合されたプローブの先端部と、を備える。プローブのシャフトによって支持された変形可能な回路素子は、変形可能な導電体及び少なくとも一つの電気的デバイスを含む。プローブのシャフト上の略環状のセパレータは、第1及び第2の対向面を有する。プローブのシャフトは、プローブのシャフトの略末端に肩部を有するように形成され、前記セパレータの第1の面がその肩部に係合する。それにより、セパレータは、プローブのシャフト及びプローブの先端部に対して相対的に配置(位置決め)される。
本発明の更に別の態様において、電子的体温計は、概ね、対象物の温度を測定する際に使用され同対象物によってその温度に向けて加熱されるように適合されたプローブの先端部を備える。変形可能な回路素子は、変形可能な導電体、前記変形可能な導電体に接続され前記プローブの先端部の温度を検出する少なくとも一つの温度センサ及び少なくとも一つの他の電気的デバイスを含む。プローブのシャフトは、縦軸(長手方向の軸)を有し、プローブの先端部及び変形可能な回路素子を支持する。そのプローブのシャフトは、前記他の電気的デバイスと係合する受入れ面を有する。前記プローブのシャフトの端部上に受けられる環状のセパレータは、受入れ面を有し、同セパレータが前記プローブのシャフトの端部に受けられたときに前記他の電気的デバイスと係合する。前記プローブのシャフトの受入れ面及び前記環状のセパレータの受入れ面は、前記縦軸に対して5°以上の鋭角をなしている、
本発明の更に別の態様において、電子的体温計は、概ね、対象物の温度を測定するのに使用され同対象物により所定温度に向けて加熱されるように適合されたプローブの先端部を備える。変形可能な回路素子は、変形可能な導電体、前記変形可能な導電体の上で前記プローブの先端部の温度を検出する少なくとも一つの温度センサ及び少なくとも一つの他の電気的デバイスを含む。プローブのシャフトは、縦軸を有し、前記プローブの先端部及び前記変形可能な回路素子を支持し、且つ、前記他の電気的デバイスと係合する受入れ面を有する。前記プローブのシャフトの端部上に受けられる環状のセパレータは、受入れ面を有し、同セパレータが前記プローブのシャフトの端部に受けられたときに前記他の電気的デバイスと係合する。前記環状のセパレータと前記プローブのシャフトはスナップ式接続されるように構成されている。
本発明の更に別の態様において、電子的体温計は、概ね、プローブのシャフト及びそのシャフトにより支持された電子式温度センサを備える。プローブの先端部は、そのシャフトによりそのシャフトの末端部分にて支持されている。プローブの先端部は、前記センサと熱的に接触する受入れ面を含み、対象物の温度を測定する前記温度センサによる検出のために同対象物により加熱されるようになされている。前記プローブの先端部の受け入れ面は、同先端部に対する前記温度センサの位置を示すような形状に構成されている。
本発明の別の態様において、電子的体温計は、概ね、対象物の温度を測定するのに使用され同対象物により同対象物の温度に向けて加熱されるように適合されたプローブの先端部を備える。プローブのシャフトによって支持された回路素子は、導電体と、前記プローブの先端部に熱的に接触する少なくとも一つの電気的温度センサと、を含む。前記プローブの先端部及び前記回路素子を支持するプローブのシャフトは、前記温度センサを前記プローブの先端部に向けて付勢するように構成されている。
本発明のその他の特徴は、明らかであり、また、一部が以下において指摘される。
詳細な説明
以降、図面、特に図1及び図2を参照すると、本発明の本質に従って構成された電子式体温計は、一般に符号1により示される。その電子式体温計は、一般に符号3により示される温度計算ユニットを備える。その温度計算ユニットは、手Hの中に快適に保持される大きさ及び形状を有する。電子計算ユニット3(広くは「ベースユニット」)は、螺旋形コード5によりプローブ7と接続される(参照符号はその対象物を一般的に指し示す。)。プローブ7は対象物(例えば、図示しない患者)と接触し且つ対象物の温度を表す信号を計算ユニット3に送るように構成される。計算ユニット3は、プローブ7からの信号を受信し、それらの信号を温度を計算するために使用する。これらの計算を実行するのに適切な回路が計算ユニット3のハウジング9内に収容されている。その回路のロジックは、最終的な患者の温度を迅速に突き止める予想アルゴリズムを含むことができる。その回路は、計算された温度をハウジング9の前面にあるLCDディスプレイ11上に表示する。他の情報は、当業者にとって理解されるように、ディスプレイ11上に表示されることが望ましい。体温計1を操作するためのボタンのパネル11Aはディスプレイ11の直上に配置される。
ハウジング9は、概ね、ハウジングの後部に区画された部分(不図示)を備えている。その区画された部分は、プローブ7を保持するためにプローブ7の末端部分をハウジング内に収容し、且つ、体温計が使用されないときにそのプローブ7の末端部分を外部環境から隔離する。図1は、使用準備のために、他の手H1によりその区画された部分から引き出された状態のプローブ7を図示している。ハウジング9は、また、プローブのカバー(不図示)である箱C等の適切な容器を受け入れる収容部13を有する。使用において、箱Cの先端が除かれ、プローブのカバーの開放端が露呈する。プローブ7の末端部分は箱Cの開放端部内に挿入されることができ、プローブのカバーの一つは環状の凹部14にとらえられる(例えば、はめ込まれる)。プッシュ15は、プローブ7のハンドル17とプローブのシャフト19との接合部に配置される。プローブのシャフト19の末端部分が例えば患者の口に挿入されるとき、プローブのシャフトはカバーによって汚染から保護される。プローブのハンドル17上のボタン21は押し込まれることができ、それによりプッシュ15はプローブのシャフト19からプローブのカバーを外すように動かされる。使用後、プローブのカバーは捨てられ得る。プローブのカバーを保持し及び取り外す他の方法が本発明の範囲から逸脱することなく用いられ得る。
プローブのシャフト19の末端にあるアルミニウム製の先端部25は、以下においてより十分に記述されるように、患者によって加熱され(暖められ)、その先端部の温度が検出される。プローブのカバーは、少なくとも先端部25を覆う部分において非常に高い熱伝導性を有する物質からなることが望ましく、その結果、先端は患者によって迅速に加熱される。ここで図3及び図4を参照すると、先端部25及びプローブのシャフト19の末端が部分的に破断(破裂)され、先端部の温度を測定するのに使用される構成部品が現れている。プローブのシャフト19は、チューブ26と、概して符号27にて示され且つチューブの末端に差し込まれる末端プローブ軸要素27と、を含む(図3、図7)。チューブ26は、中央通路26’を有する。中央通路26’は、プローブ軸要素27の縦に分割された下方側円筒状部27’を受け入れる。その円筒状部27’は、Oリングのような突出部27”をその底端部近傍に有する。突出部27”は、プローブ軸要素27がチューブ26に接続されるように組み立てられるとき、チューブ26内の環状凹部26”内にはめ込まれる(図7を参照。)。突出部27”は、下方円筒状部27’のように、二つに分割されていることが理解されるであろう。プローブ軸要素27がチューブに組み付けられるとき、プローブ軸要素27の大きい直径の円筒状部27”がチューブ26の端部に係合する。
概して符号29により示される略環状のセパレータ29がプローブ軸要素27の末端の上に搭載され、先端部25の開放された底部内に延びて入っている。プローブのシャフト19、先端部25及びセパレータ29は、エポキシ樹脂(不図示)によって接着される等の適切な方法により動作可能となるように共に連結され得る。フレックスサーキットは、概して符号31により示されるが、先端サーミスタ35、セパレータサーミスタ37及び加熱抵抗器39を搭載する変形可能な基板33(広くは「導電体」)を含む(図4を参照。)。先端サーミスタ35は先端部25と熱的に接触し、セパレータサーミスタ37及び加熱抵抗器39はセパレータ29と熱的に接触している。他の電気的構成部品、他の配列構成及び多くの構成部品(不図示)が本発明の範囲から逸脱しない範囲において使用されてもよいことが理解されるであろう。
先端サーミスタ25、セパレータサーミスタ37及び抵抗器39は、体温計1のハウジング9内に配置されたバッテリ(不図示)によって電力が付与される。なお、他の適当な電源が採用され得ることが理解されるであろう。電源は計算ユニットのハウジング9内に配置される必要はなく、計算ユニット3は本発明の範囲から省略され得ることが予想される。先端サーミスタ35は、先端部25の温度を表す信号を発生する。その信号はフレックスサーキットの基板33内の導体により、コード5を通してハウジング9内の回路に伝送される。そのような基板33を作る一つの方法は、電気絶縁性で変形可能な材料によって覆われた銅を用いることである。必要に応じてその絶縁カバーを貫通して前記銅に到達することにより電気的な接触が達成される。例えば電線等の他の種類の導電体が本発明の範囲から逸脱することなく使用され得ることが理解されるであろう。セパレータサーミスタ37はセパレータ29の温度を表す信号を発生する。抵抗器39はバッテリにより電力が供給され、その結果、アルミニウム製の先端部25は患者の温度により迅速に到達することができる。セパレータサーミスタ37を用いてセパレータ29の温度を監視することは、抵抗器39の加熱が最も効果的になるように制御することを可能とする。例えば、セパレータ29は初期において急速に加熱され、その後、セパレータが予め選択された温度に近づくか又は到達すると間歇的に加熱され得る。これらの構成部品の機能及び作動は当業者に知られている。
図4を参照すると、組み立て前におけるフレックスサーキット31(広くは「変形可能な回路素子」)及びセパレータ29が概略的に図示されている。フレックスサーキットの基板33は平坦で十字形形状を有する。基板33の延長されたベース部分41はプローブ軸要素27の円筒状部27”の頂部近傍の開口42内に挿入され、プローブ軸要素を通って図5に示された位置に挿入される。フレックスサーキット31の腕部43は、図5において矢印A1により示された方向に曲げられ、プローブ軸要素27の形成部(概して符号45により示される)の側面の周りに巻きつく。その形成部45は、円筒状表面と、その形成部の対向面上の凹部47と、を含む。形成部45の周りに曲げられるので、セパレータサーミスタ37及び抵抗器39を搭載する腕部43の部分は、概ね、対応する凹部の一つの上に重なる。腕部43の底端部上の位置決め用タブ49は、プローブ軸要素27の保持部材53内に形成された対応する溝(スロット)51に受け入れられ、その腕部を捕らえ且つその腕部を形成部45の周りに変形された形状に維持する。
フレックスサーキット基板33の延長されたヘッド57は、図5に示された位置から、概ね、形成部45の頂部を横切って、形成部45から軸方向外方に突出する支柱であって隣接する一対の支柱(こぶ)59a、59b、59c、59dの間を通るように曲げられる(図6を参照。)。フレックスサーキット31のヘッド57は、切除部63によって一部が画定される一対の耳部61を有するように形成される。先端サーミスタ35は耳部61の間に置かれる。ヘッド57が形成部45の頂部を横切るように曲げられると、切除部63は支柱59a〜59dのうちの対応する一つを受け入れる。耳部61は、隣接する一対の支柱59a,59bの間及び隣接する一対の支柱59c,59dの間のそれぞれに突き出る。ヘッド57は、一対の支柱59a,59dの間及び隣接する一対の支柱59b,59cの間を横切って延びる。ヘッド57の末端部分は、支柱59a〜59dから外方に延び、そして形成部45の反対側にまで亘るように曲げられる。ヘッド57の末端部分内の開口65は、プローブ軸要素27の形成部45の部分として形成された突起67に向けて押圧される。開口65の端におけるフレックスサーキット基板33と突起67との間の摩擦嵌め合いが、ヘッド57の末端部を図6に示した曲げられた位置に維持する。以上から理解されるように、プローブ軸要素27の上記種々の構成が、最終的な固定(固着)がなされる前に最終的な位置に実質的に配置された先端サーミスタ35、セパレータサーミスタ37及び抵抗器39を有するように、フレックスサーキット31を一時的に適所に維持するように作用する。更に、これらの構成は、本発明の範囲内において、最終的に先端サーミスタ35、セパレータサーミスタ37及び抵抗器39を(エポキシ樹脂を適用することなく)位置決めするように作用し得る。
例えばエポキシ樹脂等の適切な接着剤(不図示)が、セパレータサーミスタ37と反対側の基板33の部分と、抵抗器39と反対側の基板33の部分と、に塗られる(与えられる)。セパレータ29はプローブ軸要素27及びフレックスサーキット31に向けて押し下げられる。フレックスサーキット基板33の自然な弾性により、フレックスサーキット31の腕部43は側部にて外方に曲がり、セパレータサーミスタ37及び抵抗器39は径方向外方に付勢される。セパレータ29の首部34は、セパレータサーミスタ37及び抵抗器39の反対側の基板33の腕部43の対応する部分に係合し、それらを内方に押圧する。形成部45の凹部47は、フレックスサーキット基板33が僅かに凹部に向けて変形することを可能にする。フレックスサーキット基板33のバネ作用がこの変形に抗し、その結果、セパレータサーミスタ37及び抵抗器39の反対側の基板の部分が(それぞれ)セパレータ29の内壁71に対してバイアス(付勢)される。これは、エポキシ樹脂が固まるまで、セパレータサーミスタ37及び抵抗器39の反対側に位置する基板33の腕部43の部分をセパレータ29に対して保持する。エポキシ樹脂の凝固は、プローブ7の完全な組み立て後においてエポキシ樹脂が炉(不図示)内において加熱されるまで生じないであろう。エポキシ樹脂は、また、セパレータ29をプローブ軸要素27に確実に固定するのにも使用されるであろう。セパレータ29をプローブのシャフト19に確実に固定する他の方法は、本発明の範囲から逸脱しない。
フレックスサーキット31、プローブ軸要素27及びセパレータ29からなるサブアッセンブリは、プローブのシャフト19のチューブ26とともに組み立てられ得る。プローブの先端部25は、それから、セパレータ29及びフレックスサーキット31に向けて押し下げられ得る。プローブの先端部25の中央領域79は、先端サーミスタ35と反対側のヘッド57の部分に係合する。フレックスサーキットのヘッド57の末端部をプローブ軸要素27に取り付けることは、弾性のフレックスサーキット基板33を、先端サーミスタ35の反対側のヘッド57の部分をプローブの先端部25に対して付勢するバネとして作用させる。このことは、先端サーミスタ35が先端部25との良好な接触を(基板33を通して)有することを可能とする。プローブ7は、エポキシ樹脂を硬化させて最終的にセパレータサーミスタ37及び抵抗器29を適所に固定するように、炉内に置かれる。
ここで図9乃至図13を参照すると、第2実施形態に係る、プローブの先端部125、プローブ軸要素127、セパレータ129及びフレックスサーキット131が示されている。第1実施形態のプローブ7に対応する第2実施形態のプローブの部分(部品)には、同じ符号番号に「100」を加えた番号の符号が付与される。図面に図示されていないプローブの構成部品は、第1実施形態のプローブのそれらの部品と実質的に同じであり得る。プローブ軸要素127は、プローブの軸119のチューブ126と係合する円筒状部127'''を備えている。フレックスサーキット131のベース部141は、プローブ軸要素127の形成部145の底部の開口142を通してプローブ軸要素の中央通路内を進行し得る。形成部145は、概ね形状において円錐形(又は、より具体的には、円錐台)であるが、開口142への経路(進入路)を提供する対向する軸平面にて切断されている。形成部145の内部は、キャビティ(へこみ)146を有する(図12)。円錐の二つの平坦な面148の一つは、プローブ軸要素127の中央通路から外部に延出するフレックス基板133と係合することができる。フレックスサーキット131の腕部143は、形成部145の曲面150の周りに曲げられ、第1実施形態のフレックスサーキット31に対するのと実質的に同じように、プローブ軸要素127の保持部材153中に形成された溝151内において確実に固定される。
セパレータサーミスタ137及び抵抗器139を搭載する腕部143の部分は、形成部145の曲面150の上に重なり、概ねそれらの面の(円錐)形状と一致している(図11)。その結果、腕部143、その腕部上のセパレータサーミスタ137及び抵抗139は、プローブ軸要素127の軸に対して角度θを有している。一つの実施形態において、曲面150が前記軸に対してなす角度θは約5°より大きい。別の実施形態において、曲面150が前記軸に対してなす角度θは、20°未満且つ約5°より大きい。セパレータサーミスタ137及び抵抗器139が形成部145の曲面150に配置されたときの前記角度θは、セパレータ129との組み立てを容易にする。
エポキシ樹脂又は他の適切な接着剤(不図示)が、セパレータ129の組み付けに先立ち、サーミスタ137の反対側の腕部143の部分及び抵抗器139と反対側の腕部143の部分に塗られる(与えられる)。図11を参照すると、セパレータ129がプローブ軸要素127の端部及びフレックスサーキット131に対して押し下げられるとき、セパレータの大径部132は、フレックスサーキット131と係合することなく形成部145を通過する。セパレータ129の大径部132よりも小さい径を有する首部134は、形成部145の上に移動する。その首部134の内壁171は、形成部150の曲面の角度と実質的に平行となるように傾斜している。曲面150及び内壁171の角度θは、セパレータ129がフレックスサーキット131及び形成部145の上を移動する際に、セパレータサーミスタ137及び抵抗器139の反対側の腕部143の部分に対して先に与えられていたエポキシ樹脂をセパレータ129が削ぎ取る発生率を低減する。従って、エポキシ樹脂は、セパレータサーミスタ137及び抵抗器139の反対側の腕部143の部分に実質的に残留するから、これらの電気的構成部品はセパレータ129に熱的に良好な接触を有しながら取り付けられ得る。
第1実施形態のプローブのシャフト19と同様、チューブ126の末端内に受け入れられるプローブの軸127は、セパレータ129及びフレックスサーキット131と組み立てられる。先端部125は、プローブ軸要素127、チューブ126、セパレータ129及びフレックスサーキット131からなるサブアッセンブリ上に押し付けられる。
形成部145内のキャビティ146は、形成部の端面152を諸条件・効果など十分配慮した上で(戦略的に)弱める。先端部125は、先端部125がヘッド157及び先端サーミスタ135を下方に押圧して形成部145の端面152を変形させるような大きさ及び形状を備えている(図13)。プローブ軸要素127の材料は、係る変形が弾性的に阻止されるように選択される。従って、端面152は、先端サーミスタ135の反対側のヘッド157の部分を先端部125の中央部に対して付勢して良好な熱的接触を提供するバネとして作用する。同様に、キャビティ146は、形成部145の曲面150を弱くする。従って、セパレータ129がプローブ軸要素127及びフレックスサーキット131に接触されたとき、セパレータサーミスタ137及び抵抗器139の反対側の腕部143の部分に対する首部134内におけるセパレータの内壁171の係合は、曲面150を径方向内方に変形させる。変形された曲面150は、セパレータサーミスタ137及び抵抗器139の反対側の腕部143の部分を首部134の内壁に対して付勢するバネとして作用し、これによって良好な接触が更に容易に達成される。
図14及び図15は、プローブ軸要素227を有する第3実施形態のプローブ207の断片を示している。プローブ軸要素227は、セパレータ229をプローブ軸要素227に確実に取り付けるように形成されている。第2実施形態のプローブの部品に対応する第3実施形態のプローブの部品には、第2実施形態と同じ符号番号に「100」を加えた符号が付与される。プローブ軸要素227は、プローブのシャフトの残りの部分とは別に、又は、プローブのシャフトと一体に、弾性部材を成型することにより形成され得る。プローブ軸要素227は、当初セパレータ229を接着剤なしでプローブのシャフトに確実に固定するように特別に形成される。
プローブ軸要素の形成部245の末端部分は、径方向に突出する環状フランジ254を備える。そのフランジは、軸方向外方の側面上に傾斜面256を含み、プローブのシャフト219の軸線と略直交する方向に延出する保持面258を反対側に含む。形成部245は凹部260を、フランジ254の保持面258とプローブ軸要素227上に形成された肩部262との間に備える。セパレータ229の首部234は、組み立てられたプローブにおいて、フランジ254と肩部262との間の凹部260内に留められる。
変更されたプローブのシャフト219を有するプローブは、本明細書において先に記述したのと実質的に同様な方法により組み立てられる。フレックスサーキット231は、フレックスサーキットの腕部243が形成部245の凹部260と概ね揃えられるように、プローブ軸要素227内の開口(不図示)を通してプローブのシャフト219内に挿入され得る。腕部234は、形成部245の周りに曲げられる。プローブ軸要素227は、腕部を保持する構造(例えば、第1及び第2実施形態の保持部材53、153のようなもの)を含んでいてもよいが、そのような構造はプローブ軸要素の図示された例においては存在していない。フレックスサーキット231のヘッド257は、形成部245の末端部の上に曲げられ得る。これにより、先端サーミスタ235は実質的に先に記述したように配置される。形成部245は、先端サーミスタ235が配置されている場所の下にある支持柱(サポートコラム)264を含む。支持柱264は、先端サーミスタ235をプローブの先端部225に対して保持する際に使用される。エポキシ樹脂が、前述したように、セパレータサーミスタ237及び抵抗器239の(それぞれの)反対側にある基板233の腕部243の部分に塗られ得る。
プローブ軸要素227及びフレックスサーキット231からなるサブアッセンブリ上でのセパレータ229の動きは、セパレータ229の大径部232がプローブ軸要素の形成部245を受け入れることから始まる。大径部232の直径は、大径部232が形成部245の上を通過するときに大径部232が形成部245又はフレックスサーキット231と顕著な接触を有することがないような径である。図15に示したように、セパレータ229の小径の首部234がフランジ254に至ったとき、首部234はフランジの傾斜面256に係合する。傾斜面256は、セパレータ229がプローブ軸要素227に対し相対的に軸方向内方に動かされ続けているとき、フランジ254の径方向内方への反りを容易にする楔として作用する。支持柱264と形成部の外壁との間の環状のギャップ266は、その反りを促進する。この反りは、首部234がフランジ254の上を通り且つ通過することを許容する。セパレータの首部234が図14に示した位置に到達すると、フランジ254の傾斜面258は通り抜けられ、プローブ軸要素の材料の弾性が形成部245及びフランジ254をそれらの元々の形に跳ね返るように戻させる。フランジ254及び形成部245の弾性は、フランジの保持面258を軸方向においてセパレータ229の末端に対向させる位置に置く。従って、首部234は、フランジ254の保持面258とプローブ軸要素227の肩部262との間の凹部260に捕らえられ、それによりセパレータ229がプローブのシャフト219に関して軸方向の適所に保持されることが理解される。フランジ254と肩部262によって達成されるセパレータ229とプローブ軸要素227との機械的な固定に加え、エポキシ樹脂(不図示)が使用されてセパレータ229をプローブ軸要素227に固着させてもよいことが理解される。しかしながら、エポキシ樹脂が硬化されるときに達成される最終的な固定に先立って、フランジ254と肩部262によって成されるスナップ式の接続はセパレータ229を適所に保持する。
先端部225は、実質的に前述したのと同様に、プローブ軸要素227、セパレータ229及びフレックスサーキット231からなるサブアッセンブリ上に配置され得る。支持柱264は、先端サーミスタ235の反対側のヘッド257の部分を先端部225の中央領域279に対して押し付ける反発面として作用する。
図16は、変更されたプローブのシャフト219Aを有するプローブ207Aを図示する。プローブのシャフト219Aは、図14及び図15に示されたプローブのシャフト219と同様、セパレータの、プローブのシャフトに対する、スナップ式接続ができるように構成される。図16に示された変更されたバージョンのプローブのシャフトの部品には、図14及び図15に示された第3実施形態に対するものと同じ符号番号であるが添え字「A]を有する符号が付与されている。図16のプローブのシャフト219Aは、図14及び図15のプローブのシャフト219と実質的に同じ構造を備える。プローブ軸要素227Aの形成部245Aに形成されたフランジ254A及び肩部262Aは、セパレータ229Aのネック234Aを機械的に捕らえ保持する。
プローブ軸要素227Aの外壁270Aは、肩部262Aからフランジ254Aに向けて内側に傾斜している。外壁270Aのアンギュレーションは、図9乃至図13に示された第2実施形態の形成部145の曲面150に関して先に記述した利点と同じ利点を備える。この構成は、セパレータ229Aがプローブ軸要素227A及びフレックスサーキット231Aからなるサブアッセンブリの上に置かれるときに、セパレータ229Aがエポキシ樹脂をセパレータサーミスタ237A及び抵抗器239Aと反対側の腕部243Aの部分から拭き取ってしまうことを避けるのに役立つ。
図16の変更されたバージョンは、また、支持柱264Aがバネの付勢をフレックスサーキット231Aのヘッド257A及び先端サーミスタ235Aに提供し、先端サーミスタと反対側の基板233Aのヘッド257Aの部分をプローブの先端部225Aの中央領域279Aに対して押圧するという点において、図14及び図15の実施形態と相違する。この点において、支柱264Aは支柱264Aの支持面272Aに向って延びる内部キャビティ246Aを有する。このキャビティ246Aは、諸条件・効果など十分配慮した上で(戦略的に)支持柱264Aを弱めていて、これにより、先端部225Aがプローブ軸要素227Aに接したときに支持面272Aは僅かに反らされる。この反りは、支持柱264Aの材質によって弾性的に阻止され、支持柱264Aを、フレックスサーキットヘッド257A及びそこに搭載された先端サーミスタ235Aを先端部225Aの中央領域279Aに対して上方に向けて付勢するバネとして作用させる。
図17は更に別の変更されたバージョンであるプローブ207Bのプローブのシャフト219Bを示している。図17の変更されたバージョンのプローブのシャフトの部品には、図14及び図15に示されたプローブの部品に対応するものと同じ符号番号が添え字「B]とともに付与されている。図9乃至図13に示したプローブ軸要素のように、図17のプローブ軸要素227Bは、概ね円錐形の形状の形成部245Bを含む。形成部245Bの曲面250B及びセパレータの首部234Bの内壁271Bが、プローブのシャフト219Bに対して有する角度は、上記と同様な利点をもたらす。
形成部245Bの内部はキャビティ246Bを含む。形成部245Bの端面272Bはカップ状に形成されている。端面272Bはフレックスサーキット231Bのヘッド257B及びそのヘッド上の先端サーミスタ235Bの下にある。端面272Bは、先端部225Bがプローブ軸要素227Bに接触させられたとき、下方に曲がることができる。その反りにより、形成部245Bは、フレックスサーキットのヘッド257B及び先端サーミスタ235Bを先端部225Bの中央領域279Bに対して弾性的に付勢する。
更に別の変更されたバージョンのプローブのシャフト219Cが図18及び図19に示されている。図18及び図19の変更されたバージョンのプローブの部品には、図14及び図15に示されたプローブの部品に対応するものと同じ符号番号が添え字「C]とともに付与されている。プローブ軸要素227Cの形成部245Cは、形成部の側面250Cが曲面ではなく平坦である点を除き、図17のプローブ軸要素227Bと幾分類似している。これらの平坦な側面250Cにはセパレータサーミスタ及び抵抗器が配置される。セパレータ229Cは、一致する平坦な内壁部分276Cがそのセパレータの首部234C内に存在するように形成されている。従って、セパレータ229Cがプローブ軸要素227Cに配置されたとき、形成部245Cの平坦な側面250Cとセパレータの首部234Cの平坦な内壁部分276Cとは対向する関係となる。平坦な側面250C及び平坦な内壁部分276Cは、セパレータサーミスタ及び抵抗器(不図示)を搭載しているフレックスサーキットの腕部をそれらの間に挟む。
更に別の変更されたバージョンのプローブのシャフト219Dが図20及び図20Aに示されている。図20及び図20Aの変更されたバージョンのプローブの部品には、図14及び図15に示されたプローブの部品に対応するものと同じ符号番号が添え字「D]とともに付与されている。図20のプローブ軸要素219Dは、プローブのシャフトの形成部245Dが平坦な側面250Dを含んでいる点において、図18及び図19のプローブ軸要素219Cと類似している。セパレータ229Dは、対応する平坦な内壁部分276Dを有する。平坦な内壁部分276Dは、平坦な側面250Dと面と面とが対向するように存在する。セパレータサーミスタ237D(不図示)及び抵抗器239D(抵抗器239Dの一部のみが図示されている)は、図18及び図19に示したバージョンと同様、それぞれの平坦な側面250Dと平坦な内壁部分276Dとの間に挟まれる。セパレータ229Dの首部234Dは、概ね、平坦な内壁部分の間の各側部に一対の穴280Dを備える。
プローブ軸要素227Dは、セパレータ229Dの大径部232Dの内壁271Dと係合する整列部材284Dを有するように形成される。これらの整列部材284Dは、セパレータ229Dをプローブのシャフト219Dの軸と合わせるように作用する。これは、セパレータサーミスタ237D及び抵抗器239Dが首部234Dの内壁部分276Dに係合されたとき、より釣り合いがとれ且つ穏やかな力を、セパレータサーミスタ237D及び抵抗器239Dの反対側の腕部243Dの部分に与える。プローブ軸要素227Dは、セパレータ229Dの大径部232Dの端部と係合するように配置される肩部262Dを有するように形成される。肩部262Dは、セパレータ229Dがプローブ軸要素227Dに向けて下方に押し下げられることを許容し、それにより首部234Dの傾斜した内壁部分276Dは、セパレータサーミスタ237D及び抵抗気239D(それぞれ)の反対側となる腕部243Dの部分に係合し、セパレータとの良好な熱的接触が達成される。肩部262Dは、また、セパレータ229Dがセパレータサーミスタ237D及び抵抗器239Dの反対側になる腕部234Dの部分に対してあまりに強く押されるのを妨げる。
図20に示したプローブ軸要素227Dは、また、セパレータ229Dのプローブ軸要素227についてのスナップ−オン式接続をもたらすように形成される。そのために、配列部材284D(二つの配列部材だけが示されている)は、径方向外方に突出する形成物286Dを有するように形成される。セパレータ229Dがプローブ軸要素227D(フレックスサーキット231Dと組み立てられている)に向けて軸方向に押されると、首部234Dの内壁271Dは、整列部材284Dの突出する形成物286Dと係合し整列部材284Dを反らせる。セパレータ229D上の穴280Dが、整列部材284D上の突出する形成物286Dの対応する一つに一致すると、整列部材284Dは反らされていない形へとカチンと音を立てて戻る。整列部材284Dが反らされていないとき、突出する形成物は穴280Dを通って広がり、セパレータ229Dをプローブ軸要素227Dに取り付け、セパレータをプローブ軸要素に対する所定の位置に配置する。このようにして、形成部245Dは、セパレータ229Dを接着剤を用いる固定に先立って獲得する。
図21乃至図23を参照すると、第4実施形態のプローブ307が示されている。プローブ307は、プローブのシャフト319及びそのプローブのシャフトに搭載されるセパレータ329を備える。第1実施形態のプローブ7の部品に対応するプローブ307の部品には、同じ符号番号に「300」を加えた番号の符号が付与されている。断熱材からなる環状のアイソレータ302はセパレータ329の首部334に搭載され、セパレータ329とプローブ307のプローブの先端部325との間に介在させられている。アイソレータ302は、セパレータ329と先端部325との間の熱伝達を禁止する。なお、アイソレータ302は断熱しなくてもよく、本発明の範囲内において広くは「位置決め部材」として考えることもできる。プローブのシャフト319は、先の実施形態のように形成部(例えば、45、145、245)を含まない。しかし、そのような構造は本発明の範囲内に存在する。フレックスサーキット331は、腕部343(そのうちの一つのみが示されている)がセパレータ329の内壁371の部分に対し対向するように変形される。フレックスサーキット331のヘッド357は、先端サーミスタ335の反対側のヘッドの部分を先端部325の中央領域に対して位置させるように、曲げられている。ヘッド357の末端部近傍の開口365は、アイソレータ302上に形成された突起304を受け入れ、ヘッドをその曲げられた位置に保持する。フレックスサーキット331は、先端サーミスタ335と反対側のヘッド357の部分を先端部325に対して付勢するバネとして作用する。
先端部325の中央領域379は、その先端部に対して先端サーミスタ335をどこに配置すべきかを指し示す形状となっている。より具体的に述べると、その中央領域379は、プローブのシャフト319の軸に略垂直な平面内に存在するように形成される(図22及び図23も参照。)。しかしながら、先端部上のどの領域も、先端部に対する電気的構成部品の正しい位置を示すように、周辺からその領域を区別するどのような方法によっても形が作られ得る。従って、中央領域379は、先端サーミスタ335の反対側となるヘッド357の部分がもたれかかる平坦面(広くは「受け入れ面」)を提供する。従来の丸くされた先端部は、先端サーミスタの反対側となる基板のヘッドの部分と先端部との間の点接触のみを提供する。先端サーミスタ335の反対側となるヘッド357の部分のより広い領域が先端部325と接触すれば、熱伝達はより素早く発生する。先端部は、本発明の範囲内において、追加の電気的構成部品を受け入れる他の平坦面(不図示)を有していてもよいことが理解されるであろう。
第5実施形態のプローブ407は図24乃至図26に示されている。プローブ407は、プローブのシャフト419及びそのプローブのシャフトの末端に搭載されるセパレータ429を備えている。第1実施形態のプローブ7の部品に対応するプローブ407の部品には、同じ符号番号であって「400」が加えられた番号の符号が付与されている。セパレータ429の首部434の末端に搭載されるアイソレータ402は、セパレータとプローブの先端部425との間に介在させられ、これらの部品を実質的に熱的に分離している。
第4実施形態のプローブ307と同様、第5実施形態のプローブのシャフト419は形成部(例えば、45、145、245)を備えていない。しかしながら、そのような構造は本発明の範囲から逸脱することなく使用され得るであろう。アイソレータ402は、フレックスサーキット431の曲げられたヘッド457と係合するが、積極的にはフレックスサーキットをアイソレータに接続しない。摩擦の相互作用がヘッド457をその曲げられた形状に維持する。しかしながら、突起(例えば、第4実施形態の突起304のような突起)又は他の構造は、より積極的にヘッド457を位置決めするように使用され得るであろう。
図25及び図26に示されたように、セパレータの首部434はその末端(セパレータの大径部432と反対側の端部)に向けて、次第に細くなっている。首部434は、対向する曲面の側面406及び対向する平坦な側面408を含んでいる。平坦な側面408は、フレックスサーキットの腕部443が曲げられたときにセパレータサーミスタ437及び抵抗器439の反対側となる腕部の部分が平坦な側面408のそれぞれの一つと隣接するように、配列されている。フレックスサーキットの腕部443、セパレータサーミスタ437及び抵抗器439は図26において仮想的に示されている。平坦な側面408は、セパレータサーミスタ437及び/又は抵抗器439の位置の変動を許容するが、それでも、セパレータ429とこれらの構成部品との間の最高の熱伝達を得るためのこれらの構成部品との良好な接触が達成される。更に、平坦な半田パッド(図示しないが、セパレータサーミスタ及び加熱抵抗器とともに概略的に表される)を用いることにより、セパレータサーミスタ437及び抵抗器439は一般にフレックスサーキットの基板433の上に搭載される。組み立てられたプローブ407において、フレックスサーキットの基板433の可撓性のある弾性は、変形された腕部443をセパレータ429の内壁471に対して径方向外方に持たれかけさせる。加えて、腕部443は内壁471の形状に一致しようとする。しかしながら、平坦な半田パッドのために、セパレータサーミスタ及び抵抗器の反対側となる腕部の部分と従来の円筒状セパレータの内壁との間にはギャップが生じる傾向にある。エポキシ樹脂はそのギャップを埋めることができるが、その距離は、熱が、セパレータサーミスタ又は抵抗器とセパレータとの間を基板433を通って伝達する時間を増大させる。図24乃至図26のセパレータ429の平坦な内壁部分408は、半田パッド及び半田パッドに搭載されたセパレータサーミスタ437又は抵抗器439の反対側となる基板433の腕部443の部分が、実質的なギャップを有することなくセパレータに係合することを可能とする。従って、熱が、セパレータ429からサーミスタ437へと又は抵抗器439からセパレータ429へと伝達する時間は最小限に維持される。
本発明又はその好ましい実施の形態の要素の説明において、特に、その数に関して限定していない要素については、一つ又は複数の要素があることを意味することがある。また、用語「備える」、「含む」及び「有する」は、包含的であることを目的とし、表記の要素以外の追加の要素を包含してもよい。更に、「上」、「下」、「頂部」及び「底部」並びにこれらの用語を変形した用語は、便宜上の用語であり、構成部品の特定の方向を要求する用語ではない。
上述した例において本発明の範囲から逸脱することなく様々な変更がなされ得るから、上記開示に含まれる総ての事項及び添付の図面に示された総ての事項は例示的であって、それらに限定されるものではない。図面において、対応する符号は複数の図において対応する部品を示す。
電子式体温計の斜視図である。 前記電子式体温計のプローブの斜視図である。 内部構造を示すように一部が破断されたプローブのシャフトの部分分解斜視図である。 プローブのシャフト、フレックスサーキット、セパレータ及びプローブの先端部からなるプローブ軸要素の分解斜視図である。 前記フレックスサーキットが変形される前の同フレックスサーキットを受けるプローブ軸要素の斜視図である。 図5と同様であるが、フレックスサーキットのプローブ軸要素に対する接続を示すように逆向きにされた斜視図である。 内部構造を示すように部品が破断されたプローブの末端の拡大部分断面図である。 図7と同様であるが、前記プローブの末端を反対側から示す図である。 第2実施形態に係るプローブの、プローブのシャフト、フレックスサーキット、セパレータ及びプローブの先端部からなるプローブ軸要素の斜視図である。 図9に示したプローブ軸要素の斜視図である。 図9に示したプローブの末端の拡大断面図である。 図9に示したプローブのシャフトの拡大断面図である。 図12に類似の更に拡大された断面図であるが、セパレータとプローブ軸要素との間のセンサの位置決めを示す図である。 第3実施形態に係るプローブの拡大断面図である。 先端部が取り除かれ且つセパレータが部分的にプローブ軸要素に向けて押し下げられた状態の図14と同様な断面図である。 他のバージョンのプローブを示す図14と同様な断面図である。 更に他のバージョンのプローブを示す図14と同様な断面図である。 更に他のバージョンのプローブを示す図14と同様な断面図である。 セパレータの斜視図である。 更に他のバージョンのプローブを示す図14と同様な断面図である。 図20に示したプローブのセパレータの斜視図である。 第4実施形態に係るプローブの末端の拡大断面図である。 第4実施形態に係る先端部の斜視図である。 仮想的に示されたセンサを有する先端部の裏側の正面図である。 第5実施形態に係るプローブの断面図である。 第5実施形態に係るセパレータの斜視図である。 センサの位置を示すセパレータの上面図である。

Claims (38)

  1. 電子式体温計であって、
    対象物の温度を測定するために使用され同対象物により所定温度に向けて加熱されるように適合されたプローブの先端部と、
    変形可能な導電体及び同変形可能な導電体に接続され前記プローブの先端部の温度を検出する少なくとも一つの温度センサを含む変形可能な回路素子と、
    変形された姿勢にある前記変形可能な回路素子を受け入れ且つ同変形可能な回路素子を所定の位置に調整する形状に作られた端部を含むプローブのシャフトと、
    を備えた電子式体温計。
  2. 請求項1に記載の電子式体温計において、
    前記プローブのシャフトの端部は、前記変形可能な回路素子と係合して同変形可能な回路素子を配置するための位置決め構造を有する電子式体温計。
  3. 請求項2に記載の電子式体温計において、
    前記プローブのシャフトの位置決め構造は、前記変形可能な回路素子の位置を決定するように配列された四個のこぶ(nub)を備える電子式体温計。
  4. 請求項3に記載の電子式体温計において、
    前記変形可能な回路素子は、延長されたヘッド及び同延長されたヘッドから横方向外方に延びた一対の腕部を有し、前記延長されたヘッドは対応する一対の前記こぶの間を通って延びている電子式体温計。
  5. 請求項1に記載の電子式体温計において、
    前記変形可能な導電体は変形可能な基板を備えている電子式体温計。
  6. 請求項5に記載の電子式体温計において、
    前記変形可能な基板及び前記プローブのシャフトのうちの一つが突起を有し、前記変形可能な基板及び前記プローブのシャフトのうちの他の一つが前記突起を受け入れる開口を有し、それにより、前記変形可能な回路素子を前記プローブのシャフトに対する適所に保持する干渉による部品の嵌り合いを確立している電子式体温計。
  7. 請求項6に記載の電子式体温計において、
    前記開口は前記変形可能な基板内にあり、前記突起は前記プローブのシャフトの一部として一体的に形成されている電子式体温計。
  8. 請求項1に記載の電子式体温計であって、
    ベースユニットと、前記プローブのシャフトを前記ベースユニットに接続するコードと、を更に備えている電子式体温計。
  9. 電子式体温計用のプローブであって、
    外部の対象物の温度を測定するために使用され同対象物により所定温度に向けて加熱されるように適合されたプローブの先端部と、
    変形可能な導電体及び同変形可能な導電体に接続され前記プローブの先端部の温度を検出する少なくとも一つの温度センサを含む変形可能な回路素子と、
    変形された姿勢にある前記変形可能な回路素子を受け入れ且つ同変形可能な回路素子を所定の位置に調整する形状に作られた端部を含むプローブのシャフトと、
    を備えたプローブ。
  10. 電子式体温計用のプローブを作製する方法であって、
    プローブのシャフト及び変形可能な回路素子を互いに相対的な選択された位置にもってくるステップと、
    前記変形可能な回路素子を曲げ、同変形可能な回路素子の部分を前記プローブのシャフト内に形成された位置決め構造に係合するようにもってくるステップと、
    前記曲げられた変形可能な素子の動きを前記位置決め構造により抑制し、前記変形可能な回路素子とプローブのシャフトとの選択された相対的な位置を維持するステップと、
    を含む方法。
  11. 請求項10に記載の方法において、
    前記曲げるステップは、前記変形可能な回路素子の一部が前記位置決め構造により受け入れられるように同変形可能な回路素子を曲げるステップである方法。
  12. 請求項11に記載の方法において、
    前記位置決め構造は一対のこぶを備え、前記曲げるステップにおいて前記変形可能な回路素子の一部が前記こぶの間に受け入れられる方法。
  13. 請求項12に記載の方法において、
    前記変形可能な回路素子は開口を有し、前記曲げるステップにおいて前記位置決め構造が同開口の中に受け入れられる方法。
  14. 電子式体温計であって、
    対象物の温度を測定するために使用され同対象物により所定温度に向けて加熱されるように適合されたプローブの先端部と、
    変形可能な導電体、前記変形可能な導電体に接続され前記プローブの先端部の温度を検出する少なくとも一つの温度センサ及び前記導電体に接続された少なくとも一つの他の電気的デバイスを含む変形可能な回路素子と、
    前記プローブの先端部及び前記変形可能な回路素子を支持するプローブのシャフトと、
    前記プローブのシャフトの端部に受けられる管状のセパレータであって、略平面内に存在するとともに同セパレータが同プローブのシャフトの端部に受けられたときに前記他の電気的デバイスと係合する受入れ面を有するセパレータと、
    を備えた電子式体温計。
  15. 請求項14に記載の電子式体温計において、
    前記他の電気的デバイスは、接着剤により前記セパレータの平坦な受入れ面に取り付けられる電子式体温計。
  16. 請求項14に記載の電子式体温計において、
    前記セパレータは、前記受入れ面を含む第1の部分と、同第1の部分よりも大きな横軸の寸法を有する第2の部分と、を備えている電子式体温計。
  17. 請求項14に記載の電子式体温計において、
    前記他の電気的デバイスは第1の電気的デバイスを備え、
    前記変形可能な回路素子は更に第2の電気的デバイスを含み、
    前記受入れ面は第1の受入れ面を備え、
    前記セパレータは略平面内に存在するとともに前記第2の電気的デバイスが係合する第2の受入れ面を更に備える、
    電子式体温計。
  18. 請求項14に記載の電子式体温計において、
    前記プローブのシャフトは前記セパレータの受入れ面と略対向するように配置された略平坦な受入れ面を有するように形成され、
    前記他の電気的デバイスが、前記プローブのシャフト及び前記セパレータの略平坦な受入れ面の間に挟まれる、
    電子式体温計。
  19. 請求項18に記載の電子式体温計において、
    前記プローブのシャフトは縦軸を有し、
    前記セパレータ及び前記プローブのシャフトの受入れ面は同縦軸に所定の角度をもつように存在している、
    電子式体温計。
  20. 請求項19に記載の電子式体温計において、
    前記セパレータ及びプローブのシャフトの受入れ面は、前記プローブのシャフトの末端付近の前記縦軸に、より近づいている、
    電子式体温計。
  21. 請求項19に記載の電子式体温計において、
    前記セパレータは、同セパレータの一つの端部において同セパレータの他の端部よりも大きな横軸の寸法を有する
    電子式体温計。
  22. 請求項14に記載の電子式体温計において、
    前記プローブのシャフトは、同プローブのシャフトに対して前記セパレータを位置決めするように同セパレータの端部に係合する肩部を含んでいる、
    電子式体温計。
  23. 請求項14に記載の電子式体温計において、
    ベースユニットと、
    前記プローブのシャフトを同ベースユニットに接続するコードと、
    を更に備える電子式体温計。
  24. 電子式体温計用のプローブであって、
    対象物の温度を測定するために使用され同対象物により所定温度に向けて加熱されるように適合されたプローブの先端部と、
    変形可能な導電体、前記変形可能な導電体に接続され前記プローブの先端部の温度を検出する少なくとも一つの温度センサ及び少なくとも一つの他の電気的デバイスを含む変形可能な回路素子と、
    前記プローブの先端部及び前記変形可能な回路素子を支持するプローブのシャフトと、
    前記プローブのシャフトの端部に受けられる管状のセパレータであって、略平面内に存在するとともに同セパレータが同プローブのシャフトの端部に受けられたときに前記他の電気的デバイスと係合する受入れ面を有するセパレータと、
    を備えたプローブ。
  25. 電子式体温計を作製する方法であって、
    電気的デバイスをプローブのシャフトの端部に形成された略平坦な面に配置するステップと、
    前記電気的デバイスに接着剤を塗るステップと、
    セパレータの略平坦な面が前記電気的デバイスに塗られた接着剤と係合し、前記電気的デバイスが前記プローブのシャフトの略平坦な面と前記セパレータの略平坦な面との間に配置されるように、前記セパレータを前記プローブのシャフトの端部に向けて動かすステップと、
    を備える方法。
  26. 電子式体温計であって、
    プローブのシャフトと、
    前記プローブのシャフトに支持されるとともに対象物の温度を測定するのに使用され同対象物により同対象物の温度に向けて加熱されるように適合されたプローブの先端部と、
    前記プローブのシャフトにより支持されるとともに、変形可能な導電体及び少なくとも一つの電気的デバイスを含む変形可能な回路素子と、
    前記プローブのシャフト上において第1及び第2の対向する端部を備える略環状のセパレータと、
    を備え、
    前記プローブのシャフトは前記プローブのシャフトの略末端に肩部を有するように形成され、前記セパレータの前記第1の端部は前記肩部と係合して前記プローブのシャフト及び前記プローブの先端部に対して位置決めされることを特徴とする電子式体温計。
  27. 電子式体温計であって、
    対象物の温度を測定するのに使用され同対象物により所定温度に向けて加熱されるように適合されたプローブの先端部と、
    変形可能な導電体、前記変形可能な導電体に接続され前記プローブの先端部の温度を検出する少なくとも一つの温度センサ及び少なくとも一つの他の電気的デバイスを含む変形可能な変形可能な回路素子と、
    縦軸を有し、前記プローブの先端部及び前記変形可能な回路素子を支持し、且つ、前記他の電気的デバイスと係合する受入れ面を有するプローブのシャフトと、
    前記プローブのシャフト上に受けられる環状のセパレータであって、受入れ面を有し、同セパレータが前記プローブのシャフトに受けられたときに前記他の電気的デバイスと係合するセパレータと、
    を備え、
    前記プローブのシャフトの受入れ面及び前記環状のセパレータの受入れ面が前記縦軸に対して5°以上の鋭角をなしている、
    電子式体温計。
  28. 電子式体温計であって、
    対象物の温度を測定するのに使用され同対象物により所定温度に向けて加熱されるように適合されたプローブの先端部と、
    変形可能な導電体、前記変形可能な導電体に接続され前記プローブの先端部の温度を検出する少なくとも一つの温度センサ及び少なくとも一つの他の電気的デバイスを含む変形可能な変形可能な回路素子と、
    縦軸を有し、前記プローブの先端部及び前記変形可能な回路素子を支持し、且つ、前記他の電気的デバイスと係合する受入れ面を有するプローブのシャフトと、
    前記プローブのシャフト上に受けられる環状のセパレータであって、受入れ面を有し、同セパレータが前記プローブのシャフトに受けられたときに前記他の電気的デバイスと係合するセパレータと、
    を備え、
    前記環状のセパレータと前記プローブのシャフトはスナップ式接続されるように構成された、電子式体温計。
  29. 請求項27に記載の電子式体温計において、
    前記プローブのシャフトが、前記セパレータが前記プローブのシャフトから離反する動きを抑制するために前記セパレータと係合するように配置されるロック面を有する突起形状の楔を含む、電子式体温計。
  30. 電子式体温計であって、
    プローブのシャフトと、
    前記シャフトによって支持された電子式温度センサと、
    前記シャフトの末端に同シャフトによって支持されたプローブの先端部であって、前記センサと熱的に接触する受入れ面を含み、対象物の温度を測定する前記温度センサによる検出のために同対象物により加熱されるようになされ、同プローブの先端部の受入れ面が同先端部に対する同温度センサの位置を示すような形状に構成されているプローブの先端部と、
    を備える電子式体温計。
  31. 請求項30に記載の電子式体温計において、前記受入れ面は略平坦であることを特徴とする電子式体温計。
  32. 請求項31に記載の電子式体温計において、前記プローブの先端部は環状の外側部と中央部とを備え、同中央部が前記略平坦な受入れ面を含んでいる電子式体温計。
  33. 請求項32に記載の電子式体温計において、前記プローブの先端部の前記中央部が、隣接する環状の部分からへこんでいる電子式体温計。
  34. 請求項31に記載の電子式体温計において、前記中央部が前記外側部に対してへこんでいる電子式体温計。
  35. 請求項33に記載の電子式体温計において、前記中央部は前記受入れ面の略反対側の外面を含み、その外面は略平坦である電子式体温計。
  36. 電子式体温計であって、
    対象物の温度を測定するのに使用され同対象物により所定温度に向けて加熱されるように適合されたプローブの先端部と、
    導電体と、前記プローブの先端部に熱的に接触する温度センサと、を含む回路素子と、
    前記プローブの先端部及び前記回路素子を支持するとともに、前記温度センサを前記プローブの先端部に向けて付勢するように構成されたプローブのシャフトと、
    を備える電子式体温計。
  37. 請求項36に記載の電子式体温計において、
    前記プローブのシャフトは弾性を有す材料からなる電子式体温計。
  38. 請求項37に記載の電子式体温計において、
    前記プローブのシャフトは、前記温度センサと動作可能なように係合する壇部と、前記端部の略背面にあって前記温度センサを前記プローブの先端部に向けて付勢するように前記壇部の屈曲を許容するキャビティと、を備える電子式体温計。
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