JP2007125991A - Headrest - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、自転車に装着される自転車用幼児座席等のヘッドレストに関する。 The present invention relates to a headrest such as a bicycle infant seat mounted on a bicycle.
例えば、自転車用幼児座席には、座部と背もたれ部とを有する座席本体を備え、座席本体の背もたれ部の上方にヘッドレストが設けられたものがある。この種の従来のヘッドレストは、硬質合成樹脂等によりコの字に湾曲した板状に構成されていた(例えば、特許文献1)。
上記従来では、ヘッドレストが単に板状に構成されていたため、衝撃に弱く、自転車の転倒時等の衝撃を効果的に緩和吸収することができず、頭部の保護が不十分であった。また、ヘッドレストは幼児(子供)等の頭部に対しては硬質であるために、自転車の振動等により幼児等の頭部に対してヘッドレストが強く衝当したりするという問題があった。
本発明は、上記問題点に鑑み、自転車の転倒等による衝撃を受けてもその衝撃を効果的に緩和吸して頭部の保護を十分になすでき、しかも、使用者の頭部にソフトに接触乃至接当するようにしたものである。
In the prior art, since the headrest is simply formed in a plate shape, the headrest is weak against impact, and cannot effectively absorb and absorb the impact when the bicycle falls, and the head is not sufficiently protected. In addition, since the headrest is hard for the head of an infant (child) or the like, there is a problem that the headrest strikes the head of the infant or the like strongly due to vibration of a bicycle or the like.
In view of the above problems, the present invention can effectively relax and absorb the impact even when subjected to an impact due to a bicycle falling, etc., and can sufficiently protect the head, and can be softly applied to the user's head. Contact or contact.
この技術的課題を解決するための本発明の技術的手段は、凹部と凸部とが複数に亘って連続するように凹凸状に形成された硬質板部材と、硬質板部材の内面側の凹部を埋めるように硬質板部材の内面に設けられた軟質部材とを備える点にある。
また、本発明の他の技術的手段は、前記硬質板部材は、内面側に向けて凸状となるアーチ部が複数に亘って連続形成されることにより、凹凸状に形成されている点にある。
また、本発明の他の技術的手段は、前記硬質板部材は、凹部と凸部とが上下方向に複数段に亘って連続形成されることにより、凹凸状に形成されている点にある。
The technical means of the present invention for solving this technical problem includes a hard plate member formed in a concavo-convex shape so that a plurality of concave portions and convex portions are continuous, and a concave portion on the inner surface side of the hard plate member. And a soft member provided on the inner surface of the hard plate member so as to be buried.
Another technical means of the present invention is that the hard plate member is formed in a concavo-convex shape by continuously forming a plurality of arch portions that are convex toward the inner surface side. is there.
Another technical means of the present invention is that the hard plate member is formed in an uneven shape by continuously forming a concave portion and a convex portion over a plurality of steps in the vertical direction.
また、本発明の他の技術的手段は、前記硬質板部材は硬質合成樹脂により構成され、前記軟質部材はエラストマーにより構成され、硬質板部材と軟質部材とは一体に成形されている点にある。
また、本発明の他の技術的手段は、頭部を後方から覆う後方ガード部と、頭部を側方から覆う左右一対の側方ガード部とを有するヘッドレストであって、前記硬質板部材は、ヘッドレストの後方ガード部と左右一対の側方ガード部とにわたって連続するように、コの字状に湾曲形成され、前記軟質部材は、ヘッドレストの後方ガード部と左右一対の側方ガード部とに互いに分離した状態で、硬質板部材の内面に設けられている点にある。
Another technical means of the present invention is that the hard plate member is made of a hard synthetic resin, the soft member is made of an elastomer, and the hard plate member and the soft member are integrally formed. .
In addition, another technical means of the present invention is a headrest having a rear guard portion that covers the head from the rear and a pair of left and right side guard portions that covers the head from the side, wherein the hard plate member is The head member is curved in a U-shape so as to be continuous over the rear guard part of the headrest and the pair of left and right side guard parts, and the soft member is formed on the rear guard part of the headrest and the pair of left and right side guard parts. It exists in the point provided in the inner surface of the hard board member in the state isolate | separated mutually.
また、本発明の他の技術的手段は、前記軟質部材は、硬質板部材の凹部と凸部との複数にわたって一体に形成されると共に、硬質板部材の凹部を埋めて軟質部材の内面側が平坦面になるように形成されている点にある。
また、本発明の他の技術的手段は、前記軟質部材は、硬質板部材の凹部毎に分離して硬質板部材の内面に設けられている点にある。
According to another technical means of the present invention, the soft member is formed integrally with a plurality of concave portions and convex portions of the hard plate member, and the inner surface side of the soft member is flat by filling the concave portion of the hard plate member. It is in the point formed so that it may become a field.
Another technical means of the present invention is that the soft member is provided on the inner surface of the hard plate member separately for each recess of the hard plate member.
本発明によれば、硬質板部材の凹凸形状によって、硬質板部材の剛性を高めることができるし、衝撃を凹部と凸部との弾性変形によってうまく緩和吸収することができるようになり、使用者の頭部の保護を十分になすことができる。
また、硬質板部材の内面側の凹部を埋めるように硬質板部材の内面に軟質部材が設けられているため、硬質板部材の凹部と凸部との弾性を損なうことなく、剛性が弱くなり易い硬質板部材の凹部周辺の剛性を軟質部材によって高めることができ、この点からも、ヘッドレスト全体の剛性を効果的に高めて、頭部の保護をより確実になすことができる。しかも、頭部に対して軟質部材がソフトに接触乃至接当するため、ヘッドレストは頭部をより確実にガードすると共に使用者にとって心地よいものとなる。
According to the present invention, the rigidity of the hard plate member can be increased by the concave and convex shape of the hard plate member, and the impact can be satisfactorily absorbed by the elastic deformation of the concave portion and the convex portion. The head can be fully protected.
Further, since the soft member is provided on the inner surface of the hard plate member so as to fill the concave portion on the inner surface side of the hard plate member, the rigidity tends to be weakened without impairing the elasticity of the concave portion and the convex portion of the hard plate member. The rigidity around the concave portion of the hard plate member can be increased by the soft member. Also from this point, the rigidity of the entire headrest can be effectively increased and the head can be protected more reliably. Moreover, since the soft member softly contacts or abuts against the head, the headrest guards the head more reliably and is comfortable for the user.
以下、本発明の実施の形態を図面を参照して説明する。
図1において、自転車用幼児座席1は、座部2と背もたれ部3とを有する座席本体4を備え、座席本体4の背もたれ部3の上方にヘッドレスト5が高さ調整自在に設けられ、座席本体4の座部2の左右両側にステップ6が設けられ、座席本体4の座部2の前端部に、ハンドル部材7が上方突設され、座席本体4の内面側にカバー体8が設けられている。
図1〜図7に示すように、座席本体4は、合成樹脂等により座部2と背もたれ部3と一体に形成され、背もたれ部3は、後壁部11と左右一対の側壁部12とを有し、座部2は背もたれ部3の後壁部11の下端及び一対の側壁部12の下端に一体に連結され、座部2の前部は背もたれ部3の一対の側壁部12よりも前方に突設されている。
Hereinafter, embodiments of the present invention will be described with reference to the drawings.
In FIG. 1, a
As shown in FIGS. 1 to 7, the seat body 4 is formed integrally with the
図1〜図4、図8、図9、図21に示すように、座席本体4の座部2前部の左右両側に、左右一対の支持板15がそれぞれ下方に突設されている。支持板15の後端部に左右方向外方に屈曲した止め板16が設けられている。各支持板15に、長方形状の係止孔18が上下方向に複数段(2段)設けられると共に、係止孔18に対応して取付孔19が上下方向に複数段(2段)設けられている。支持板15の2段の係止孔18は、前後に離間して複数(2個)ずつ設けられている。従って、本実施の形態では、支持板15に4個の係止孔18が上下前後に並んで設けられ、2段の係止孔18の前方に2段の取付孔19が1個ずつ設けられている。
As shown in FIGS. 1 to 4, 8, 9, and 21, a pair of left and
なお、座部2上にはクッションマットが敷かれている。
図1、図18〜図22において、左右一対の各ステップ6は、側板部21と側板部21の下端から左右方向外方に突出した足載せ部22とを有し、ステップ6の後端部に左右方向外方に屈曲した止め板23が設けられている。ステップ6の側板部21の上部に、左右方向内方に突出した係合片24が設けられると共に、取付孔25が設けられている。ステップ6の係合片24は、支持板15の前後の係止孔18に対応して、ステップ6の上部に前後に離間して複数(2個)ずつ設けられている。
A cushion mat is laid on the
1 and 18 to 22, each of the pair of left and
前記係合片24は、ステップ6から左右方向内方に突出した連結部27と、連結部27の突出端から後方向に突出し係合部28とを有し、係合部28は係止孔18に対応する長方形状に形成され、係止孔18に挿通可能であり、2個の係合片24を、2段の係止孔18のうちの何れかの段の複数の係止孔18にそれぞれ挿通してステップ6を前後方向にスライドさせることにより、係合片24が係止孔18から抜脱不能に係合されるように構成されている。また、上記の如く係合片24を係止孔18に挿通してステップ6を支持板15に対してスライドさせることにより、ステップ6の取付孔25が、係合片24を挿入した係止孔18に対応する段の支持板15の取付孔25に一致するように構成されている。また、ステップ6を後方にスライドさせて係合片24を係止孔18から脱けないように係合させたときに、ステップ6の止め板23が支持板15の止め板16に前側から近接又は接当して重合するように構成されている。そして、一致した支持板15の取付孔19とステップ6の取付孔25に取付具30を挿通して、該取付具30で支持板15に対してステップ6をスライド不能に止めるようになっている。
The
図21に示すように、前記取付具30は、ボルト31とナット32とにより構成され、ナット32は後述の嵌合凹部38に嵌合保持されている。
図1、図16〜図17において、前記ハンドル部材7は、左右一対の取付基部36を有している。座部2の前端部の左右両側に、ハンドル部材7の取付基部36を挿通する挿通孔37が設けられ、支持板15の左右内面に嵌合凹部38が設けられ、座部2から前記挿通孔37を介して下方突出したハンドル部材7の取付基部36が、嵌合凹部38に上下移動自在に嵌合するようになっている。
As shown in FIG. 21, the
In FIGS. 1 and 16 to 17, the
前記支持板15に設けた2段の取付孔19は、嵌合凹部38に対応して2段配置されており、ハンドル部材7の取付基部36に、支持板15に設けた複数段の取付孔19に対応して複数段の取付孔35が設けられている。而して、前記取付具30は、ステップ6の取付孔25と支持板15の取付孔19の他に、ハンドル部材7の取付基部36の取付孔35に挿入されて、支持板15にステップ6とハンドル部材7とを止めるように構成されている。
図1、図13〜図15において、前記カバー体8は、座席本体4の背もたれ部3の左右両側とハンドル部材7の左右両側との間の左右の開口部40を塞ぐ左右一対のカバー部41を有し、カバー体8の左右一対の横軸42が、背もたれ部3の側壁部12に設けた図2及び図7に示す支持孔43に係合されることにより、カバー体8は、座席本体4に横軸42廻りに回動自在に支持されて、カバー体8が座席本体4の内面に沿う収納姿勢と、カバー体8が座席本体4から前方に突出して左右一対のカバー部41で前記左右の開口部40を塞ぐ閉塞姿勢とに姿勢変更可能とされている。
Two stages of mounting
1 and 13 to 15, the
図1〜図5、図10〜図12、図23〜図30において、ヘッドレスト5に支持脚45が下方突設されている。背もたれ部3の後壁部11の左右方向中央部の上端部に、支持脚45を上下移動自在に嵌合保持する保持筒部46が設けられている。保持筒部46の後壁に、その下端から上方に向けて左右一対のスリット47を設けることにより、保持筒部46の後壁のスリット47間に弾性支持片48が形成されている。弾性支持片48の上端部に薄肉部49が設けられ、弾性支持片48は、薄肉部49を支点に、保持筒部46に嵌合された支持脚45に向けて出退移動するように弾性変形可能に構成されている。
In FIGS. 1 to 5, 10 to 12, and 23 to 30, a
ヘッドレスト5の支持脚45の後面側に凹凸列50が上下方向に設けられ、弾性支持片48に、支持脚45の凹凸列50に係脱自在に係合する係合突部51が設けられている。
係合部28が凹凸列50に係合した状態にロックすべく弾性支持片48を支持脚45に向けて押圧するように締め付ける締結具54が設けられている。図6に示すように、締結具54は、保持筒部46及び支持脚45に挿通されるボルト55と、ボルト55の端部に螺合される締付ナット56とを有している。
支持脚45にボルト55が挿通される上下方向の長孔58が設けられ、弾性支持片48の中央部にボルト55が挿通される取付孔59が設けられ、係合突部51は、取付孔59の左右両側に連続するように形成されている。従って、左右に分かれた係合突部51は、取付孔59を左右両側から挟んでいる。凹凸列50は、長孔58の左右両側に連続するように形成されている。従って、左右に分かれた凹凸列50は、長孔58を左右両側から挟んでいる。
A concave /
A
A
保持筒部46の前壁に、弾性支持片48に対向するように開口窓61が設けられ、開口窓61を塞ぐ蓋体62が設けられている。図31〜図33に示すように、蓋体62は長方板状に形成され、蓋体62に取付孔63が設けられている。蓋体62は、締結具54のボルト55が挿通されて、締結具54の締め付けにより開口窓61を塞ぐように保持筒部46の前壁に前側から圧接されている。
前記ヘッドレスト5は、保持筒部46から着脱可能とされ、図34及び図35に示すように、ヘッドレスト5を取り外したときに、保持筒部46の上下開口部40を塞ぐように保持筒部46に内嵌されるキャップ64が設けられている。キャップ64には、弾性支持片48の係合突部51が係脱自在に係合する係合凹部65が設けられている。
An
The
図1、図23〜図26、図28〜図30において、ヘッドレスト5は、凹部と凸部とが複数に亘って連続するように凹凸状に形成された硬質板部材67と、硬質板部材67の内面側の凹部を埋めるように硬質板部材67の内面に設けられた軟質部材68とを備える。
硬質板部材67は、内面側に向けて凸状となるアーチ部69が複数段に亘って連続形成されることにより、凹凸状に形成されている。従って、硬質板部材67部は、凹部と凸部とが上下方向に複数段に亘って連続形成されている。
硬質板部材67はPP等の硬質合成樹脂により構成され、軟質部材68はエラストマーにより構成され、硬質板部材67と軟質部材68とは二色成形により一体に成形されている。
In FIGS. 1, 23 to 26, and 28 to 30, the
The
The
前記ヘッドレスト5は、幼児(子供)の頭部を後方から覆う後方ガード部71と、幼児の頭部を側方から覆う左右一対の側方ガード部72とを有している。硬質板部材67は、ヘッドレスト5の後方ガード部71と左右一対の側方ガード部72とにわたって連続するように、コの字状に湾曲形成されている。軟質部材68は、ヘッドレスト5の後方ガード部71と左右一対の側方ガード部72とに互いに分離した状態で、硬質板部材67の内面に設けられている。
前記軟質部材68は、図28に示すように、硬質板部材67の凹部と凸部と(アーチ部69)の複数にわたって一体に形成されると共に、硬質板部材67の凹部を埋めて軟質部材68の内面側が平坦面になるように形成されている。
The
As shown in FIG. 28, the
前記軟質部材68は、硬質板部材67の凸部(アーチ部69)の頂点に対応する部分の厚さDが3mm〜5mmになるように設定されている。軟質部材68の内側の表面は、表面が滑面な被覆体73で被覆されている。軟質部材68の内側を、表面が滑面な被覆体73で被覆したのは、軟質部材68はエラストマーで構成されているため、その表面は滑り抵抗が大きく、幼児の頭部をここに擦る等した場合に、頭部の髪の毛が軟質部材68の表面に付着して引っ張られるようなことがあるので、これを防止するためのである。
上記実施の形態によれば、座席本体4に左右一対のステップ6を取り付ける場合、幼児が小さいときには、支持板15の複数段の係止孔18のうちの上段側の係止孔18を選択し、この選択した上段側の一対の係止孔18にステップ6の係合片24をそれぞれ挿通して、ステップ6を支持板15に対して後方にスライドさせると、前後一対の係合部28が上段側の一対の係止孔18にそれぞれ抜脱不能に係合される。このとき、ステップ6の止め板23が支持板15の止め板16に前側から近接又は接当して重合すると共に、ステップ6の取付孔25が、上段側の係止孔18に対応する支持板15の上段側の取付孔19に一致する。
The
According to the above embodiment, when the pair of left and
この際に、ハンドル部材7の左右一対の取付基部36を、座部2前端部の挿通孔37に挿通して、支持板15の嵌合凹部38に嵌合しておけば、ステップ6の取付孔25が、支持板15の上段側の取付孔19の他にハンドル部材7の取付基部36の上段側の取付孔35にも一致することとなる。
そこで、この状態で、21図に示すように、取付具30を、外側方から、一致したステップ6の取付孔35と支持板15の取付孔19と取付基部36の取付孔35とに挿入して、締め付ければよい。
At this time, if the pair of left and right attachment bases 36 of the
Therefore, in this state, as shown in FIG. 21, the
従って、取付具30で支持板15に対してステップ6を簡単にスライド不能に止めて、上段側の係止孔18を利用して、支持板15にステップ6を簡単かつ確実に取り付けることができる。また、このとき、同時に取付具30を利用して、ハンドル部材7を座部2乃至支持板15に簡単に固定することができる。
そして、幼児が大きくなれば、支持板15の複数段の係止孔18のうちの下段側の係止孔18を選択し、下段側の係止孔18を利用して、上記と同様に、取付具30で支持板15に対してステップ6を取り付ければよく、成長した幼児に適合するように、ステップ6を支持板15に対してより下方位置に調整して、簡単かつ確実にステップ6を取り付けることができる。
Therefore, it is possible to easily and reliably attach the
When the infant becomes large, the
従って、幼児の成長に応じて、座席本体4に対してステップ6を上下調整することができ、ステップ6を好適に使用できる状態を維持したままで、自転車用幼児座席を長期に亘って使用することができる。
また、ヘッドレスト5を上下調整する場合、締結具54を緩めて、ヘッドレスト5乃至支持脚45を保持筒部46に対して上下移動させることにより、支持脚45の凹凸列50に対して、弾性支持片48の係合突部51が係合する支持脚45の凹凸列50の位置が上下に小刻みに変更されて、弾性支持片48の係合突部51は支持脚45の凹凸列50に係合した状態を保持するため、ヘッドレスト5乃至支持脚45を上下移動した任意の位置で保持筒部46に対して保持することできるため、ヘッドレスト5乃至支持脚45を所望の上下位置に移動させた後は、緩めた締結具54を締め付ければ良く、極めて簡単でかつ精度よくヘッドレスト5を上下調整することができる。しかも、ヘッドレスト5を上下調整した後の締結具54の締め付けにより、弾性支持片48が支持脚45側に押圧されて、弾性支持片48の係合突部51が支持脚45の凹凸列50に強く圧接係合し、ヘッドレスト5乃至支持脚45は保持筒部46に対して上下移動不能に確実にロックされる。従って、ヘッドレスト5の高さ調整を、極めて簡単な操作で高精度でかつ確実になすことができる。
Therefore, the
Further, when the
そして、ヘッドレスト5は、硬質板部材67と硬質板部材67の内面に設けられた軟質部材68とを備え、硬質板部材67は、内面側に向けて凸状となるアーチ部69が複数段に亘って連続形成されることにより、凹凸状に形成されて、凹部と凸部とが上下方向に複数段に亘って連続形成されているので、硬質板部材67のアーチ部69による凹凸形状によって、硬質板部材67の剛性を高めることができるし、自転車の転倒等による衝撃を、複数段のアーチ部69による弾性変形によってうまく緩和吸収することができるようになり、幼児の頭部の保護を十分になすことができる。
The
また、硬質板部材67の内面側の複数段のアーチ部69間の凹部を埋めるように硬質板部材67の内面に軟質部材68が設けられているため、硬質板部材67のアーチ部69による弾性を損なうことなく、剛性が弱くなり易い硬質板部材67のアーチ部69間の凹部周辺の剛性を軟質部材68によって高めることができ、これによりヘッドレスト全体の剛性を効果的に高めて、頭部の保護をより確実になすことができる。しかも、幼児の頭部に対して軟質部材68がソフトに接触乃至接当するため、ヘッドレスト5は幼児の頭部をより確実にガードすると共に幼児にとって心地よいものとなる。
In addition, since the
従って、このヘッドレスト5を使用している場合、幼児がヘルメットを使用していなくても、SG規格のヘルメットと同様の頭部保護の効果が得られる。また、ヘルメットとヘッドレスト5のどちらも使用することで、頭部保護のより一層のよい効果が得られる。
また、座席本体4の背もたれ部3の左右両側とハンドル部材7の左右両側との間の左右の開口部40を塞ぐ左右一対のカバー部41を有するカバー体8が設けられ、カバー体8は座席本体4に横軸42廻りに回動自在に支持されて、カバー体8が座席本体4の内面に沿う収納姿勢と、カバー体8が座席本体4から前方に突出して左右一対のカバー部41で前記左右の開口部40を塞ぐ閉塞姿勢とに姿勢変更可能とされているので、自転車用幼児座席1に幼児を乗せる場合には、図1に示すように、カバー体8を座席本体4の内面に沿う収納姿勢にいておくことにより、カバー体8が邪魔になるようなこともなく幼児を自転車用幼児座席1に乗せることができる。また、自転車用幼児座席1に幼児を乗せない場合には、カバー体8を座席本体4に対して横軸42廻りに図1に示す矢印a方向に回動して、閉塞姿勢にしておくことにより、カバー体8が座席本体4から前方に突出して左右一対のカバー部41が左右の開口部40を塞ぐので、落下しないように座席本体4に荷物を載せることができ、座席本体4を荷かごに有効に兼用できて非常に便利である。
Therefore, when this
Further, a
図36〜図38はそれぞれヘッドレストの変形例を示している。
図36の場合、軟質部材68は、硬質板部材67の上下に連続するアーチ部69間の凹部毎に分離して、硬質板部材67の内面に設けられている。その他の点は前記実施の形態の場合と同様の構成である。
図37の場合、硬質板部材67は、内面側に向けて凸状となる山形状の凸部74が複数段に亘って連続形成されることにより、凹凸状に形成されている。その他の点は前記実施の形態の場合同様の構成である。
36 to 38 each show a modification of the headrest.
In the case of FIG. 36, the
In the case of FIG. 37, the
図38の場合、硬質板部材67は、内面側に向けて凸状となる台形状の凸部75が複数段に亘って連続形成されることにより、凹凸状に形成されている。その他の点は前記実施の形態の場合と同様の構成である。
図39は、他の実施形態を示し、ヘッドレスト5の硬質板部材67及び軟質部材68をカバーで覆うようにしたものである。その他の点は前記実施の形態の場合と同様の構成である。
なお、前記実施の形態では、支持板15に、係止孔18が上下方向に2段設けられると共に、係止孔18に対応して取付孔19が上下方向に2段設けられ、ステップ6の上部に、左右方向内方に突出した係合片24が設けられると共に、取付孔25が設けられ、2段の係止孔18うちのいずれかの係止孔18を選択して、その選択した係止孔18に係合片24を挿通してステップ6を支持板15に対して後方にスライドさせることにより、ステップ6を2段階に上下調整可能に取り付けることができるようにしているが、これに代え、支持板15に、係止孔18を上下方向に3段以上設けると共に、係止孔18に対応して取付孔19が上下方向に3段以上設け、これにより、ステップ6を3段階以上に上下調整可能に取り付けることができるようにしてもよい。
In the case of FIG. 38, the
FIG. 39 shows another embodiment in which the
In the embodiment described above, the
また、前記実施の形態では、係合片24を係止孔18に挿通してステップ6を支持板15に対して後方にスライドさせることにより、係合片24が、係止孔18から抜脱不能に係合されるように構成されているが、これに代え、例えば、係合片24を、ステップ6から左右方向内方に突出した連結部27と、連結部27の突出端から前方向に突出し係合部28とで構成し、係合片24を係止孔18に挿通してステップ6を支持板15に対して前方にスライドさせることにより、係合片24が、係止孔18から抜脱不能に係合されるように構成してもよい。また、係合片24を係止孔18に挿通してステップ6を支持板15に対して上下方向にスライドさせることにより、係合片24が、係止孔18から抜脱不能に係合されるように構成してもよい。
In the embodiment, the
また、前記実施の形態では、取付具30は、ボルト31とナット32とにより構成されているが、これに代え、取付具30は取付ピンその他により構成するようにしてもよい。
また、前記実施に形態では、弾性支持片48を支持脚45に向けて押圧するように締め付ける締結具54を、保持筒部46及び支持脚45に挿通されるボルト55と、ボルト55の端部に螺合される締付ナット56とで構成しているが、締結具54はこのようなものに限定されず、例えば、保持筒部46に形成したねじ孔に螺合するボルト等により構成するようにしてもよい。
Moreover, in the said embodiment, although the
In the above embodiment, the
また、前記実施に形態では、支持板15の複数段の係止孔18は、前後に離間して2個ずつ設けられ、ステップ6の係合片24は、前後の係止孔18に対応して、ステップ6の上部に前後に離間して2個ずつ設けられているが、これに代え、支持板15の複数段の係止孔18を、1個ずつ設け、ステップ6の係合片24を、係止孔18に対応して、ステップ6の上部に1個設けるようにしてもよい。また、支持板15の複数段の係止孔18を、前後に離間して3個以上ずつ設け、ステップ6の係合片24を、前後の係止孔18に対応して、ステップ6の上部に前後に離間して3個以上ずつ設けるようにしてもよい。
Further, in the above embodiment, the plurality of locking
なお、前記実施の形態では、自転車用幼児座席に用いられるヘッドレストについて適応実施いているが、本願発明のヘッドレストは、自転車用幼児座席のヘッドレストには限定されず、自動車用座席のヘッドレストその他の椅子に使用されるヘッドレストであってもよいことは勿論である。 In the above-described embodiment, the headrest used for the infant seat for bicycles is applied adaptively. However, the headrest of the present invention is not limited to the headrest of the infant seat for bicycles, but is used for headrests and other chairs for automobile seats. Of course, the headrest used may be sufficient.
1 自転車用幼児座席
2 座部
3 背もたれ部
4 座席本体
5 ヘッドレスト
6 ステップ
7 ハンドル部材
8 カバー体
15 支持板
16 止め板
18 係止孔
19 取付孔
23 止め板
24 係合片
25 取付孔
27 連結部
28 係合部
30 取付具
31 頭部
32 抜止部
35 取付孔
36 取付基部
37 挿通孔
38 嵌合凹部
40 開口部
42 横軸
45 支持脚
46 保持筒部
47 スリット
48 弾性支持片
50 凹凸列
51 係合突部
54 締結具
55 ボルト
56 締付ナット
58 長孔
59 取付孔
61 開口窓
62 蓋体
64 キャップ
67 硬質板部材
68 軟質部材
69 アーチ部
71 後方ガード部
72 側方ガード部
DESCRIPTION OF
Claims (7)
前記硬質板部材(67)は、ヘッドレスト(5)の後方ガード部(71)と左右一対の側方ガード部(72)とにわたって連続するように、コの字状に湾曲形成され、前記軟質部材(68)は、ヘッドレスト(5)の後方ガード部(71)と左右一対の側方ガード部(72)とに互いに分離した状態で、硬質板部材(67)の内面に設けられていることを特徴とする請求項1に記載のヘッドレスト。 A headrest having a rear guard part (71) covering the head from the rear and a pair of left and right side guard parts (72) covering the head from the side,
The hard plate member (67) is formed in a U-shape so as to be continuous over the rear guard portion (71) of the headrest (5) and the pair of left and right side guard portions (72), and the soft member (68) is provided on the inner surface of the hard plate member (67) in a state in which the rear guard portion (71) of the headrest (5) and the pair of left and right side guard portions (72) are separated from each other. The headrest according to claim 1, wherein
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005320054A JP2007125991A (en) | 2005-11-02 | 2005-11-02 | Headrest |
Applications Claiming Priority (1)
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---|---|---|---|
JP2005320054A JP2007125991A (en) | 2005-11-02 | 2005-11-02 | Headrest |
Publications (1)
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JP2007125991A true JP2007125991A (en) | 2007-05-24 |
Family
ID=38149020
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JP2005320054A Ceased JP2007125991A (en) | 2005-11-02 | 2005-11-02 | Headrest |
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Country | Link |
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Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN102501924A (en) * | 2011-11-07 | 2012-06-20 | 昆山山下贸易有限公司 | Vehicle backseat capable of expanding object-bearing area |
JP2015217833A (en) * | 2014-05-19 | 2015-12-07 | オージーケー技研株式会社 | Seat device for infant |
-
2005
- 2005-11-02 JP JP2005320054A patent/JP2007125991A/en not_active Ceased
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A02 | Decision of refusal |
Effective date: 20100302 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 |
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AA92 | Notification of invalidation |
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