JP2007124594A - Ip移動通信システム - Google Patents
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Abstract
【課題】通話している2台の端末のうちの1台が圏外へ移動した場合に、迅速にセッションを切断して、無駄なセッションを維持する時間を短縮することを可能とする。
【解決手段】SIPクライアント100bが基地局200bの通信圏外に移動したことを、移動通信交換局300bが検出すると、移動通信交換局300bは、BYEメッセージを生成し、これをSIPクライアント100aに宛てて送信して、セッションを終了するようにしたものである。
【選択図】図1
【解決手段】SIPクライアント100bが基地局200bの通信圏外に移動したことを、移動通信交換局300bが検出すると、移動通信交換局300bは、BYEメッセージを生成し、これをSIPクライアント100aに宛てて送信して、セッションを終了するようにしたものである。
【選択図】図1
Description
この発明は、IP網を通じて通話を行うIP移動通信システムに関する。
周知のように、3GPP TS24.228に準拠した従来のIP移動通信システムは、呼制御プロトコルとしてSIP(Session Initiation Protocol)を用いる。呼制御プロトコルとしてSIPを用いるIP移動通信システムでは、通話している2台の端末のうちの1台が圏外へ移動した場合、もう1台はSIPプロトコルによるセッション監視(例えば数十秒間隔の定期監視)で相手端末とのセッションが切れていることを検出しない限り、相手端末の無線リンクが切れていてもセッションを維持してしまう(例えば、非特許文献1参照)。
RFC4028 Session Timers in the Session Initiation Protocol (SIP) (S.Donovan,J.Rosenberg Sysco Systems、April 2005)
RFC4028 Session Timers in the Session Initiation Protocol (SIP) (S.Donovan,J.Rosenberg Sysco Systems、April 2005)
従来のIP移動通信システムでは、通話している2台の端末のうちの1台が圏外へ移動した場合、相手端末の無線リンクが切れていてもセッションを維持してしまうという問題があった。
この発明は上記の問題を解決すべくなされたもので、通話している2台の端末のうちの1台が圏外へ移動した場合に、迅速にセッションを切断して、無駄なセッションを維持する時間を短縮することが可能なIP移動通信システムを提供することを目的とする。
上記の目的を達成するために、この発明は、基地局にそれぞれ無線接続される2つのクライアント端末を、IP網を通じて接続するIP移動通信システムにおいて、第1クライアント端末が基地局に無線接続できなくなったことを検出する検出手段と、この検出手段が無線接続できなくなったことを検出した場合に、当該IP移動通信システムを介して第1クライアント端末とIP通信を行う第2クライアント端末に対して、セッションの終了を通知する通知手段とを具備して構成するようにした。
この発明によれば、通話している2台の端末のうちの1台が圏外へ移動した場合に、迅速にセッションを切断して、無駄なセッションを維持する時間を短縮することが可能なIP移動通信システムを提供できる。
以下、図面を参照して、この発明の一実施形態について説明する。
図1は、この発明の一実施形態に係わるIP移動通信システムの構成を示すものである。この図に示すように、上記IP移動通信システムは、SIPクライアント100a,100b、基地局200a,200b、移動通信交換局300a,300b、SIPプロキシサーバ400a,400bおよびIP網を備える。
図1は、この発明の一実施形態に係わるIP移動通信システムの構成を示すものである。この図に示すように、上記IP移動通信システムは、SIPクライアント100a,100b、基地局200a,200b、移動通信交換局300a,300b、SIPプロキシサーバ400a,400bおよびIP網を備える。
SIPクライアント100a,100bは、携帯電話端末であるが通話をVoIP(Voice over Internet Protocol)で行うIP電話端末である。移動通信交換局300aおよび300bは、それぞれ複数の基地局を収容するが、ここではSIPクライアント100aは、基地局200aと無線リンクを確立し、SIPクライアント100bは、基地局200bと無線リンクを確立し、SIPクライアント100aおよび100bは、それぞれIPを用いてSIPメッセージをSIPプロキシ経由で相手SIPクライアントと送受信してVoIPのセッションを確立して通話する。
移動通信交換局300aおよび300bは、上述したように複数の基地局を収容し、収容する基地局がカバーするエリア内にある携帯電話端末(SIPクライアント)の位置情報を管理している。
SIPクライアント100aおよび100bは、タイマによる定期的なメッセージ送受信によりセッション監視を行うことが可能である(RFC4028)が、この方法ではSIPクライアント間をSIPメッセージが定期的に流れることになり、SIPの下位プロトコルがUDPの場合にTCPのセッション監視に代わるものと考えることができる。この場合、定期間隔は、例えば数十秒〜数分間隔となる。
一方、SIPクライアント100a(あるいは100b)が、当該IP移動通信システムのサービス圏外(基地局と通信できない場所)へ移動した場合には、基地局200a(あるいは200b)は、無線リンクが切れたことにより、即座にSIPクライアント100a(あるいは100b)の圏外移動を検出できる。
そして、移動通信交換局300a(あるいは300b)は、基地局200a(あるいは200b)から上記圏外移動の通知を受けることで、SIPクライアント100a(あるいは100b)が基地局200a(あるいは200b)のカバーするエリア内になくなったことを検出できる。
そこで本発明では、SIPクライアント100aが相手SIPクライアント100bの圏外移動によりセッション継続不可能であることを検出するための方法として、SIPクライアント100bが圏外に移動すると、これを検出した基地局200bの通知に応じて、移動通信交換局300bが、SIPクライアント100a,100b間のセッションを終了するために、BYEメッセージをSIPクライアント100aへ送信するようにしている。これにより、SIPクライアント100aは、該当するセッションのBYEメッセージを受信することで、即座にセッションを終了することができるようになるというものである。
図2にSIPクライアント100a,100bの構成図を示す。SIPクライアント100a,100bは、それぞれアンテナ1と、通信部10と、音声処理部20と、表示部30と、操作部40と、報知部50と、記憶部60と、制御部70とを備えている。
アンテナ1は、基地局200aや200bから送信される無線信号の受信や、当該SIPクライアントからの上記基地局に宛てた無線信号の送信を行うものである。
アンテナ1は、基地局200aや200bから送信される無線信号の受信や、当該SIPクライアントからの上記基地局に宛てた無線信号の送信を行うものである。
通信部10は、アンテナ1を通じて上記基地局と無線通信し、この基地局を通じて通信相手局(SIPクライアント100a,100b)とIP(Internet Protocol)通信するものである。具体的には、通信部10は、アンテナ1が受信した無線信号をダウンコンバートして復調し、通信相手局から送信された符号化音声データを得て、これを制御部70を通じて音声処理部20に出力する。また通信部10は、制御部70を通じて音声処理部20から与えられる符号化音声データを用いてベースバンド信号を変調し、これをアップコンバートして無線信号を生成し、アンテナ1を通じて上記基地局に宛てて送信する。
音声処理部20は、通信部10にて復調された符号化音声データを復号して音声信号を再生し、内蔵するスピーカ21から拡声出力する。これにより、通話相手局からの送話音声がユーザに伝達される。また音声処理部20は、内蔵するマイクロホン22から入力された音声信号を符号化して符号化音声データを生成し、これを制御部70を通じて通信部10に与える。
表示部30は、LCD(Liquid Crystal Display)などを用いた表示装置であって、テキストや画像など種々の視覚的な情報をユーザに映示するものである。操作部40は、複数のキースイッチなどを備え、ユーザの要求を受け付けるものである。報知部50は、着信の発生を音によりユーザに報知するものである。
記憶部60は、制御部70の制御プログラムや制御データ、電話番号、名称および顔写真などの画像データを対応づけた電話帳データを記憶するとともに、送受信したメールデータや、当該SIPクライアントの設定に関わる説明データなどが記憶される。
制御部70は、当該SIPクライアントの各部を統括して制御するものである。例えば、制御部70は、通信部10がSIP(Session Initiation Protocol)にしたがって基地局から着信信号を受信し、表示部30および報知部50を制御して、着信の発生を報知するとともに、操作部40を通じたユーザの応答操作により、上記着信に応答する信号を通信部10に送信させ、音声通信リンクを確立する着信制御機能を備える。
また制御部70は、操作部40を通じたユーザの発信要求に応じて、SIPにしたがって通信部10を制御して、ユーザが指定する電話番号への発信を行う発信制御機能や、この発信に伴って音声通信リンクを確立する通信制御機能を備える。
すなわち制御部70は、SIPにしたがって、アクションの決定、SIPメッセージの生成、SIPメッセージの解析、SIPメッセージからのデータ抽出、SIPメッセージの送受信を実現するための制御機能を有するものである。
図3に、制御部70の機能ブロック図を示す。制御部70は、その機能として、SIP状態制御部71、SIPメッセージ生成部72、SIPメッセージ解析部73、SIPメッセージ送受信部74、SIP基本情報メッセージ生成部75、SIP基本情報メッセージ送信部76を備える。
SIP状態制御部71は、SIPクライアント各部の状態を管理し、状態に応じてアクションを決定する。移動通信交換局300aや300bがBYEメッセージを生成するために必要なSIP基本情報が変更された場合は、それらをSIP基本情報メッセージ生成部75へ引き渡す。
SIPメッセージ生成部72は、SIP状態制御部71から入力されたパラメータに応じてSIPメッセージを生成し、生成したSIPメッセージをSIPメッセージ送受信部74に引き渡す。
SIPメッセージ解析部73は、SIPメッセージ送受信部74から入力されたSIPメッセージを解析してデータを抽出し、抽出したデータをSIP状態制御部71に引き渡す。
SIPメッセージ送受信部74は、SIP状態制御部71から入力されるSIPメッセージをネットワーク(基地局200aや200b)に送信し、上記ネットワークから受信したSIPメッセージをSIP状態制御部71へ引き渡す。
SIPメッセージ送受信部74は、SIP状態制御部71から入力されるSIPメッセージをネットワーク(基地局200aや200b)に送信し、上記ネットワークから受信したSIPメッセージをSIP状態制御部71へ引き渡す。
SIP基本情報メッセージ生成部75は、SIP状態制御部71からSIP基本情報を入力されると、それを通知するためのメッセージを生成してSIP基本情報メッセージ送信部76へ引き渡す。
SIP基本情報メッセージ送信部76は、SIP基本情報メッセージ生成部75からSIP基本情報メッセージを入力されると、それを上記ネットワークを通じて移動通信交換局300aや300bに宛てて送信する。
SIP基本情報メッセージ送信部76は、SIP基本情報メッセージ生成部75からSIP基本情報メッセージを入力されると、それを上記ネットワークを通じて移動通信交換局300aや300bに宛てて送信する。
図4に、移動通信交換局300aおよび300bの機能ブロック図を示す。移動通信交換局300aおよび300bは、位置登録管理部301、位置登録情報送受信部302、SIP基本情報メッセージ受信部303、SIP基本情報メッセージ解析部304、SIP基本情報部305、BYEメッセージ生成部306、BYEメッセージ送信部307、ホームロケーションレジスタ308を備える。
位置登録管理部301は、位置登録情報送受信部302から渡されたSIPクライアント(100aあるいは100b)の位置登録情報をホームロケーションレジスタ308に保存する。ホームロケーションレジスタ308では、SIPクライアント毎に位置登録情報が記憶される。またSIPクライアントが接続されている基地局の圏外に移動したことが上記位置登録情報から検出できた場合は、位置登録管理部301は、SIPクライアントの端末識別子をBYEメッセージ生成部306へ通知する。
位置登録情報送受信部302は、SIPクライアントから送信された位置登録情報をネットワーク(基地局)から受信し、その位置登録情報を位置登録管理部301へ引き渡す。 SIP基本情報メッセージ受信部303は、SIPクライアントから送信されたSIP基本情報メッセージを上記ネットワークから受信し、受信したSIP基本情報メッセージをSIP基本情報メッセージ解析部304へ引き渡す。
SIP基本情報メッセージ解析部304は、SIP基本情報メッセージ受信部303から入力されたSIP基本情報メッセージを解析してSIP基本情報を取得し、このSIP基本情報をSIP基本情報部305に保存する。
SIP基本情報部305は、SIPクライアントのSIP基本情報を記憶する。
SIP基本情報部305は、SIPクライアントのSIP基本情報を記憶する。
BYEメッセージ生成部306は、位置登録管理部301からSIPクライアントが圏外に移動したことを通知されると、そのSIPクライアントのSIP基本情報をSIP基本情報部305から取得して、セッションの相手SIPクライアントへ送信するBYEメッセージを生成する。また、生成したBYEメッセージをBYEメッセージ送信部307へ引き渡す。
BYEメッセージ送信部307は、BYEメッセージ生成部306から入力されたBYEメッセージを、ネットワークから圏外移動したSIPクライアントのセッションの相手SIPクライアントへ送信する。
上記構成のIP移動通信システムの動作について説明する。以下の説明では、SIPクライアント100bが、接続していた基地局200bとの通信圏外に移動して、センションを終了させる必要が生じた場合を例に挙げて説明する。
SIPクライアント100bは、SIP状態制御部71がSIP基本情報に変更があったことを検出すると、新しいSIP基本情報および当該SIPクライアント100bの端末識別子をSIP基本情報メッセージ生成部75へ通知する。端末識別子は、SIPクライアント100bが予め特定のメモリ領域に保持しているものである。
SIP基本情報を通知されたSIP基本情報メッセージ生成部75は、SIP基本情報メッセージを生成し、これをSIP基本情報メッセージ送信部76へ引き渡す。これに対して、SIP基本情報メッセージ送信部76は、SIP基本情報メッセージ生成部75から渡されたSIP基本情報メッセージをネットワーク(基地局200b)を通じて移動通信交換局300bへ送信する。
これに対して移動通信交換局300bでは、SIP基本情報メッセージ受信部303がSIPクライアント100bから送信されたSIP基本情報メッセージを受信すると、この受信したSIP基本情報メッセージをSIP基本情報メッセージ解析部304へ引き渡す。
SIP基本情報メッセージを引き渡されたSIP基本情報メッセージ解析部304は、メッセージを解析してSIP基本情報を取得し、このSIP基本情報をSIP基本情報部305へ保存する。
やがて、図5に示すように、移動通信交換局300bは、SIPクライアント100bが基地局200bとの通信圏外へ移動すると、図6に示すシーケンスにしたがい、メッセージを送受信する処理を実行する。
まず移動通信交換局300bは、位置登録管理部301がSIPクライアント100bの圏外移動を位置登録情報の変更から検出すると、SIPクライアント100bの端末識別子をBYEメッセージ生成部306へ通知する。
これに対してBYEメッセージ生成部306は、位置登録管理部301から通知された端末識別子をキーとして、該当するSIPクライアントのセッションのSIP基本情報がSIP基本情報部305に記憶されるかを検索する。SIP基本情報が記憶される場合は、これを取得し、SIP基本情報部305からはそれを削除する。
そしてBYEメッセージ生成部306は、SIP基本情報部305から取得したSIP基本情報を元にBYEメッセージを生成し、生成したBYEメッセージをBYEメッセージ送信部307へ引き渡す。
BYEメッセージ送信部307は、BYEメッセージ生成部306から渡されたBYEメッセージを、ネットワーク(SIPプロキシサーバ400b、IP網、SIPプロキシサーバ400b、移動通信交換局300aおよび基地局200a)を通じて、SIPクライアント100aへ送信する(図6では基地局200aを図示せず)。
SIPクライアント100aは、移動通信交換局300bからBYEメッセージを受信すると、これを受け入れることを示す200OKメッセージ(BYE応答メッセージ)を移動通信交換局300bに宛てて上記ネットワークに送信し、セッションを終了する。
移動通信交換局300bでは、SIP基本情報メッセージ受信部303がネットワークからは、BYE応答メッセージを受信するが、これを廃棄し、当該処理を終了する。
移動通信交換局300bでは、SIP基本情報メッセージ受信部303がネットワークからは、BYE応答メッセージを受信するが、これを廃棄し、当該処理を終了する。
図7に、上記シーケンスで用いられるBYEメッセージの例を示す。移動通信交換局300bはこのBYEメッセージを生成するために必要な情報をあらかじめ保持しておく必要があるので、図7に示すSIPヘッダフィールドTo, From, Call-ID, Cseq, Via, Max-Forwardsを生成するために必要な情報をSIP基本情報とし、セッションの状態が変わるごとにSIPクライアント100bが移動通信交換局300bへ通知するものである。
以上のように、上記構成のIP移動通信システムでは、SIPクライアント100bが基地局200bの通信圏外に移動したことを、移動通信交換局300bが検出すると、移動通信交換局300bは、BYEメッセージを生成し、これをSIPクライアント100aに宛てて送信して、セッションを終了するようにしている。
したがって、上記構成のIP移動通信システムによれば、通話している2台の端末のうちの1台が圏外へ移動した場合に、迅速にセッションを切断して、無駄なセッションを維持する時間を短縮することができる。
なお、この発明は上記実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また上記実施形態に開示されている複数の構成要素を適宜組み合わせることによって種々の発明を形成できる。また例えば、実施形態に示される全構成要素からいくつかの構成要素を削除した構成も考えられる。さらに、異なる実施形態に記載した構成要素を適宜組み合わせてもよい。
その一例として例えば、上記実施の形態では、移動通信交換局300bに、SIP基本情報の管理機能、圏外検出機能およびBYEメッセージ送信機能を設けるようにしたが、これに代わって例えば、図8に示すように、基地局200bに上記機能を設けるようにしたり、あるいは図9に示すように、その一部の機能をSIPプロキシサーバ400bに設けるようにしてもよい。
ただし、図9に示す構成では、SIPプロキシサーバ400bは、SIPクライアント100bの圏外移動を検出する機能を持たないので、SIPクライアント100bの圏外移動の検出は、移動通信交換局300bあるいは基地局200bにて行い、これをSIPプロキシサーバ400bに通知することで実現する。
ところで、移動通信交換局300aや300bにおける通信圏外検出は、接続されている基地局のカバーするエリア外への移動の検出となるため、他の移動通信交換局が収容する基地局の無線ゾーンへの移動(ハンドオーバ)を検出できない。
そこで、図10に示すように、BYEメッセージが通知されるSIPクライアント100aでは、BYEメッセージから送信元となる移動通信交換局を確認し、移動通信交換局300bである場合には、RTCPパケット監視を行い、セッションが切れていることを確認する。
SIPクライアント100aは、移動通信交換局300bから図7に示したBYEメッセージを受信するが、移動通信交換局300bが例えばFromヘッダフィールドに”mobile-control-proxy”というパラメータを付加しておくことで、SIPクライアント100aはメッセージの送信元が移動通信交換局300bであることを認識できる。
これを認識したSIPクライアント100aは、メディアデータを送受信部においてRTCPパケット(SDES+SR)の受信状況を監視する。RTCPパケットが数秒間隔で送信することがRFCで推奨されていることから、移動通信交換局間または基地局間のハンドオーバとみなせない程度(例えば数秒)にRTCPパケットが途切れた場合には、SIPクライアント100aにおいて、表示部30や報知部50を駆動制御し、警告音を鳴動するなどしてユーザにセッションの切断を促すことができる。
その他、この発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の変形を施しても同様に実施可能であることはいうまでもない。
その他、この発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の変形を施しても同様に実施可能であることはいうまでもない。
1…アンテナ、10…通信部、20…音声処理部、21…スピーカ、22…マイクロホン、30…表示部、40…操作部、50…報知部、60…記憶部、70…制御部、71…SIP状態制御部、72…SIPメッセージ生成部、73…SIPメッセージ解析部、74…SIPメッセージ送受信部、75…SIP基本情報メッセージ生成部、76…SIP基本情報メッセージ送信部、100a,100b…SIPクライアント、200a,200b…基地局、300a,300b…移動通信交換局、301…位置登録管理部、302…位置登録情報送受信部、303…SIP基本情報メッセージ受信部、304…SIP基本情報メッセージ解析部、305…SIP基本情報部、306…BYEメッセージ生成部、307…BYEメッセージ送信部、308…ホームロケーションレジスタ、400a,400b…SIPプロキシサーバ。
Claims (6)
- 基地局にそれぞれ無線接続される2つのクライアント端末を、IP網を通じて接続するIP移動通信システムにおいて、
第1クライアント端末が基地局に無線接続できなくなったことを検出する検出手段と、
この検出手段が無線接続できなくなったことを検出した場合に、当該IP移動通信システムを介して前記第1クライアント端末とIP通信を行う第2クライアント端末に対して、セッションの終了を通知する通知手段とを具備することを特徴とするIP移動通信システム。 - 前記検出手段は、クライアント端末から送信される位置登録情報を監視することで、前記第1クライアント端末が基地局に無線接続できなくなったことを検出することを特徴とする請求項1に記載のIP移動通信システム。
- 前記第2クライアント端末は、
前記通知手段からの通知を受信する受信手段と、
この受信手段が前記通知を受信した後、予め設定した時間内に前記第1クライアント端末からパケットデータを受信しない場合に、前記第1クライアント端末とのセッションを終了するセッション制御手段とを備えることを特徴とする請求項1に記載のIP移動通信システム。 - 複数の基地局を収容し、クライアント端末の位置情報を管理する交換局と、
この交換局をIP網に接続するプロキシサーバとを備え、
前記交換局が前記検出手段と前記通知手段を備えることを特徴とする請求項1に記載のIP移動通信システム。 - 複数の基地局を収容し、クライアント端末の位置情報を管理する交換局と、
この交換局をIP網に接続するプロキシサーバとを備え、
前記基地局が前記検出手段と前記通知手段を備えることを特徴とする請求項1に記載のIP移動通信システム。 - 複数の基地局を収容し、クライアント端末の位置情報を管理する交換局と、
この交換局をIP網に接続するプロキシサーバとを備え、
前記交換局が前記検出手段を備え、前記プロキシサーバが前記通知手段を備えることを特徴とする請求項1に記載のIP移動通信システム。
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2005317684A JP2007124594A (ja) | 2005-10-31 | 2005-10-31 | Ip移動通信システム |
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2011517872A (ja) * | 2008-02-26 | 2011-06-16 | クゥアルコム・インコーポレイテッド | ユーザプレーンロケーションのためにセッション情報クエリーを実行するための方法および装置 |
-
2005
- 2005-10-31 JP JP2005317684A patent/JP2007124594A/ja active Pending
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