JP2007122539A - 忘れ物防止システム - Google Patents

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Kazuhito Chino
和仁 千野
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Abstract

【課題】通学に際して必要となる学用品の忘れ物を人為的な手法によらないで確実に防止
することができる忘れ物防止システムを提供すること。
【解決手段】情報読取装置14の制御部39に設けた比較部39aが、送受信部31を介
して受け取って携行品メモリ33bに記録した携行品情報と、指定品メモリ33aに記録
されている対象日の指定品情報とを比較するので、携行すべき学用品の漏れを事前に判定
することができるだけでなく、判定を一律的で確実なものとすることができる。これによ
り、各生徒の学用品の忘れ物を確実に防止することができ、各生徒の学習効率を高めると
ともに、生徒の保護者や教師の負担を低減することができる。
【選択図】図1

Description

本発明は、通学に際して必要となる学用品に関する忘れ物を防止するための忘れ物防止
システムに関し、特に、携行すべき学用品の不足を指摘することができる忘れ物防止シス
テムに関する。
これまで、学用品に関する忘れ物を防止する忘れ物防止システムについては、十分な開
発がなされていない。
なお、従来、無線タグを利用した商品及び顧客の管理システムについて多くの出願がな
されている(例えば特許文献1参照)。
特開2000−242861号公報
学用品に関する忘れ物を防止することは、学校教育の効率的運用を図る上で大切なこと
である。しかしながら、学用品の忘れ物を防止する手段は、教師や家庭に任されており、
もっぱら人為的な手法により解決が図られている。具体的には、例えば時間割表や連絡帳
を生徒が事前に確認しながら持ち物を準備することが行われているが、このような人為的
な手法は、チェック漏れが生じやすく十分に機能していない場合が多いというのが実情で
ある。
そこで、本発明は、通学に際して必要となる学用品の忘れ物を人為的な手法によらない
で確実に防止することができる忘れ物防止システムを提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、本発明に係る忘れ物防止システムは、(a)個々の学用品に
それぞれ添付されるとともに当該個々の学用品を特定する情報をそれぞれ記憶する複数の
情報保持手段の少なくとも1つから、対応する学用品を特定する情報を、通学に際して携
行する携行品を表す携行品情報として読み取る情報読取手段と、(b)対象日に携行品と
すべき学用品のリストに関する情報を指定品情報として記憶する指定品メモリと、(c)
情報読取手段を介して受け取った携行品情報と、指定品メモリから読み出した指定品情報
とを比較する比較手段とを備える。
上記忘れ物防止システムでは、比較手段が、情報読取手段を介して受け取った携行品情
報と指定品メモリから読み出した指定品情報とを比較するので、携行すべき学用品の漏れ
を事前に判定することができるだけでなく、判定を一律的で確実なものとすることができ
る。つまり、各生徒の学用品の忘れ物を確実に防止することができる。
本発明の具体的な態様又は観点によれば、上記忘れ物防止システムにおいて、情報読取
手段によって読み取られた携行品情報を逐次記憶する携行品メモリをさらに備える。この
場合、対象となる学用品について携行品情報を一回確認するだけで携行品メモリに保持す
ることができ、携行品情報を常時チェックする必要がなくなり、携行品情報のチェックを
簡便化することができる。
また、本発明の別の態様では、比較手段が、携行品メモリに記憶された携行品情報にお
いて、指定品メモリに記憶された指定品情報と比較して不足する学用品があるか否かを判
断する。この場合、不足する学用品が何かを直接判断することができ、忘れ物の予防を確
実にできる。
本発明の別の態様では、携行品情報において不足する学用品がある場合に視覚的又は聴
覚的な警報を発生する報知手段をさらに備える。この場合、生徒や父母等であるユーザの
注意を喚起して忘れ物を未然に防止できる。
本発明の別の態様では、情報読取手段が、情報保持手段との間で無線通信を行う。この
場合、非接触で忘れ物チェックを行うことができ、ユーザにとってのチェック作業の容易
化を図ることができる。
本発明の別の態様では、情報保持手段が、無線ICタグを含み、情報読取手段が、無線
ICタグとの間で電力及び信号をやり取りする所定の回路を含む。この場合、小型であり
ながら正確で確実な情報通信が可能になり、学用品の出し入れ等の妨げになることなく通
常の取り扱いができる簡易な忘れ物チェックを実現することができる。
本発明の別の態様では、指定品メモリに記録された指定品情報を書き換える書換手段を
さらに備える。この場合、対象日における学用品のリストに変更を加えたり、対象日やリ
ストを追加することができる。
本発明の別の態様では、書換手段が、外部装置との間で無線通信を行うことによって、
当該外部装置からの無線信号に含まれる学用品のリストに関する指定品情報を取り込む。
この場合、外部装置から遠隔的に書換手段を動作させて指定品メモリの指定品情報を書き
換えることができる。
本発明の別の態様では、外部装置が、教室の出入り口に配置されるアンテナと、当該ア
ンテナに書換手段の動作に必要な信号を送信する書込装置とを含む。この場合、生徒が教
室から出る際に、指定品メモリの指定品情報を自動的に書き換えることができる。
本発明の別の態様では、外部装置が、生徒が持ち運び可能なカード状の外形を有し、ア
ンテナに書換手段の動作に必要な信号を送信する書込装置を含む。この場合、カード状の
外部装置を生徒に直接的又は間接的に手渡すことによって、指定品メモリの指定品情報を
自動的に書き換えることができる。
〔第1実施形態〕
図1は、本発明の第1実施形態に係る忘れ物防止システムの利用方法を説明する斜視図
である。
図1において、通学用鞄10は、通学に際して携行する携行品すなわち当日必要な学用
品20を収納するものであり、これらの学用品20は、教科書、ノート等の各種書類21
を含む。通学用鞄10には、この通学用鞄10に収納される携行品をチェックするための
情報読取装置14が取り付けられている。また、各学用品20には、個々の書類21等を
特定する識別情報をそれぞれ記憶するシート状又はラベル状の情報保持装置24が添付さ
れている。情報読取装置14は、情報保持装置24に記録された情報のうち必要な識別情
報等を無線で読み取ることができるようになっており、情報保持装置24は、情報読取装
置14からの指令信号等に応じて要求された応答動作を行う。具体的に説明すると、情報
読取装置14は、無線ICタグ用のリーダ装置であり、情報保持装置24は、無線ICタ
グである。
なお、図示の場合、通学用鞄10としてランドセル状のものを例示しているが、通学用
鞄10は種々のタイプがあり、これに取り付けるべき情報読取装置14は、多様な通学用
鞄10にあわせて取り付け位置を適宜調整することができ、例えば通学用鞄10の取っ手
やストラップからつり下げるようにして取り付けることもできる。また、図示の場合、学
用品20として書類21を例示しているが、学用品には、作図用具、運動用具、図工用品
等も含まれており、これらの用具・用品を収納するバッグ、ケース等に情報保持装置24
を貼り付けることができる。
図2は、情報読取装置14の構造を説明するブロック図である。情報読取装置14は、
図1の情報保持装置24との間で無線信号のやり取りを行う送受信部31と、対象日に携
行すべき指定品情報を記憶するメモリ33と、操作に必要な情報や不足する学用品20等
を表示する表示器35と、不足する学用品20がある場合に警報を発生する警報ブザー3
6と、生徒等のユーザが操作するキー37と、全体の動作を制御する制御部39とを含む
送受信部31は、アンテナとリーダ回路とを備える無線通信用の情報読取手段であり、
アンテナから一定距離範囲内で離れた位置にある学用品20に貼り付けられた情報保持装
置24に電力を供給するとともに、情報保持装置24と交信して必要な識別情報等を受け
取ることができる。このような識別情報は、個々の学用品20を具体的に特定するための
情報を含んでおり、個々の学用品20の種類等を識別することができるようなコード形式
で情報保持装置24に保管されている。
メモリ33は、集積回路で構成され書込可能な不揮発性記憶素子を有している。メモリ
33は、対象日に携行品とすべき学用品20のリストに関する情報を指定品情報として記
憶する指定品メモリ33aと、送受信部31によって実際に読み取った学用品20の識別
情報すなわち携行品を表す携行品情報を記憶する携行品メモリ33bとを備える。
指定品情報は、例えば対象日にある教科の単元情報に基づいて定まる基本的な学用品の
種別と、教師が対象日の教科用に追加した学用品の種別とを含むものとなっている。この
指定品情報は、学用品の種類等を識別するためのコードで構成される。なお、教科の対象
日とは、指定品情報を読み出す時間帯が夜の場合(例えば、学校が終わる時間から23時
59分)は翌日を意味し、指定品情報を読み出す時間帯が朝の場合(例えば、0時から学
校が終わる時間)は当日を意味する。指定品メモリ33aには、対象日の指定品情報すな
わち指定品リストのみを記憶させることもできるが、一週間単位、一ヶ月単位、一学期単
位等の複数の対象日ごとの指定品リストをまとめて記憶させることもできる。この場合、
一週間単位、一ヶ月単位、一学期単位等のように複数の対象日における指定品リストを記
憶させる場合、教師等は、詳細は後述するが、対象日に至る前段階でいずれかの教科用に
必要と考える学用品を追加したり不要と考える学用品を削除することができる。
携行品情報は、送受信部31によって読み取った学用品20の種類等を識別するための
コードを蓄積したものとなっている。つまり、携行品メモリ33bには、送受信部31に
よって学用品20をチェックしながら通学用鞄10に詰め込むごとに学用品20の識別情
報すなわちコード情報が蓄積され、現時点で通学用鞄10に入っている学用品20の携行
品リストが記憶される。
表示器35は、ランプやディスプレイとこれらの駆動回路とを有する表示素子であり、
制御部39からのコマンドに基づいて必要なタイミングで必要な表示を行う。表示器35
は、情報読取装置14の現在状態として、例えば情報読取装置14のチェックを終了して
通学用鞄10に収納した学用品20すなわち携行品メモリ33bに記録された携行品情報
を表示させることができ、或いは、指定品メモリ33aに記録された指定品情報と携行品
メモリ33bに記録された携行品情報とを比較して不足するものを忘れ物情報として表示
することができる。さらに、表示器35は、不足する学用品20がある場合に、赤色等の
目立つ色彩のランプを点滅させてユーザに忘れ物の存在を報知する報知手段としても機能
する。なお、表示器35は必須のものではない。すなわち、後述する警報ブザー36が存
在する場合、警報ブザー36によって学用品が不足することを知らせることができるので
、表示器35を省略することができる。
警報ブザー36は、スピーカ及び駆動回路を有する音声型の報知手段であり、制御部3
9からのコマンドに基づいて必要なタイミングで警告音を発生する。つまり、指定品メモ
リ33aに記録された指定品情報と携行品メモリ33bに記録された携行品情報とを比較
して不足する学用品20ある場合に、警報ブザー36が鳴って、ユーザに忘れ物の存在を
聴覚的に報知する。
キー37は、ユーザが操作するスイッチ等からなり、制御部39に信号を出力する。ユ
ーザは、キー37を操作することによって、メモリ33に記録された指定品情報と携行品
情報とを比較する動作を開始させることができ、或いは、警報ブザー36の動作を停止さ
せることができる。
制御部39は、ロジック回路、マイコンチップ等からなる集積回路である。制御部39
は、送受信部31やメモリ33との間で通信を行って、送受信部31によって読み取った
学用品20を携行品情報としてメモリ33の携行品メモリ33bの携行品リストに追加保
管する。また、制御部39は、比較手段として機能する比較部39aを有しており、この
比較部39aによって、メモリ33の指定品メモリ33aに保管された指定品リストと、
携行品メモリ33bに保管された携行品リストとを比較して、不足する携行品をチェック
することができる。さらに、制御部39は、書換手段としても機能し、送受信部31から
メモリ33の書換やリセットに対応するコマンドを受けたときには、指定品メモリ33a
中の指定品リストの書換やリセットを行い、或いは携行品メモリ33b中の携行品リスト
の書換やリセットを行う。
図3は、個々の学用品20に添付されている情報保持装置24の内部構造を説明するブ
ロック図である。情報保持装置24は、無線ICタグからなる情報保持手段として、無線
回路とを備える送受信部41と、この情報保持装置24を貼り付けた学用品20の種類等
を識別するための識別情報を記憶するメモリ43と、送受信部41及びメモリ43間に配
置されるロジック回路49とを備える。
送受信部41は、アンテナと付属回路とを備える無線交信手段であり、図2の情報読取
装置14に設けた送受信部31から電力供給を受けるとともに、送受信部31と交信して
必要な情報を送ることができる。
メモリ43は、読取専用記憶素子や不揮発性記憶素子で構成され、学用品20を特定す
る識別情報と、学用品20の持ち主を特定する所有者情報とを記憶する。前者の識別情報
は、情報保持装置24を添付した学用品20の種類等を識別することができるようなコー
ド情報を含んで構成される。後者の所有者情報は、情報保持装置24が名前ラベルを兼ね
るように機能させるような使用を可能にする。
ロジック回路49は、送受信部41やメモリ43との間で通信を行って、送受信部41
が受けたコマンドがメモリ43に保管されたコード情報の読み出しを要求するものである
場合、メモリ43から読み取ったコード情報を送受信部41に送信する。送受信部41は
、ロジック回路49から受けたコード情報を、情報読取装置14の送受信部31に対して
無線で送信する。
図4は、図1〜図3に示す忘れ物防止システムのうち主に情報読取装置14の動作を説
明するフローチャートである。なお、以下の動作は、生徒が下校する際に情報読取装置1
4の指定品メモリ33aに対して指定品リストが書き込まれていることを前提とする。指
定品メモリ33aの指定品リスト等に対するデータ書込については、図5及び図6に関連
して説明する。
まず、情報読取装置14において、制御部39は、送受信部31を介して個々の学用品
20に添付されている情報保持装置24の検出を試みて、情報保持装置24からコード情
報を読み取ることができたか否かを判断する(ステップS11)。つまり、情報読取装置
14の送受信部31からの無線信号に応答して、情報保持装置24の送受信部41がコー
ド情報を返信してきた場合、学用品20を特定することができたとして次のステップに進
むことができる。なお、生徒等であるユーザが学用品20を情報読取装置14にかざすこ
とによって、情報読取装置14は、情報保持装置24すなわち学用品20のコード情報を
読み取ることができる。
情報保持装置24からコード情報を読み取ることができた場合、制御部39は、送受信
部31を介して取り込んだコード情報を携行品メモリ33bに追加するように保存するこ
とによって、携行品メモリ33bに携行品情報を蓄積する(ステップS12)。
次に、制御部39は、キー37を介して携行品のチェック要求があったか否かを判断す
る(ステップS13)。生徒等であるユーザが必要な学用品を通学用鞄10にすべて詰め
込んだと判断した場合、ユーザがキー37を操作して携行品のチェックを要求する。この
チェック要求があった場合、このステップS13でYESと判断される。一方、このチェ
ック要求がなかった場合、ステップS11に戻って、情報保持装置24からコード情報を
読み取ることができたか否かを判断する。
キー37の操作による忘れ物のチェック要求があった場合、制御部39は、忘れ物すな
わち不足する携行品をチェックする(ステップS14)。具体的には、制御部39が、メ
モリ33の指定品メモリ33aに保管された指定品リストと、携行品メモリ33bに保管
された携行品リストとを比較して、不足する携行品があるか否かを判断し、不足する携行
品がある場合、忘れ物の存在やそのリストをメモリ33に保管等する。
次に、ステップS14のチェック結果が忘れ物有りであるか否かに応じて処理を変更す
る(ステップS15)。ステップS15で忘れ物有りと判断された場合、制御部39は、
警報ブザー36に警告音を発生させて、ユーザに忘れ物の存在を報知する(ステップS1
6)。この際、制御部39は、表示器35のランプを例えば赤色に点滅させて、ユーザに
忘れ物の存在を報知することもできる。さらに、制御部39は、ステップS14で得た不
足する携行品を忘れ物情報としてディスプレイに表示させることもできる。一方、ステッ
プS15で忘れ物無しと判断された場合、制御部39は、警報ブザー36に軽快な音を発
生させて、ユーザに忘れ物がないことを知らせる(ステップS17)。この際、制御部3
9は、表示器35のランプを例えば緑色に点灯させて、ユーザに持ち物の不足が無いこと
を報知することもできる。
図5は、図1等に示す忘れ物防止システムを利用して通学する対象である教室RMを示
す図である。教室の出入り口IOには、ゲート状のアンテナである電磁ゲート50が設け
られている。この電磁ゲート50を生徒が通過する際に、図1に示す通学用鞄10に設け
た情報読取装置14の存在がチェックされ、情報読取装置14に対して必要な情報の書換
が非接触で行われる。具体的には、不図示の外部装置の制御下で動作する電磁ゲート50
によって、情報読取装置14に設けた指定品メモリ33aに記録された指定品情報である
対象日の指定品リストに対して新たな書き込みを行ったり、以上のような指定品リストに
対して授業の進度に応じた修正を加える。つまり、情報読取装置14の保管された指定品
リストに対して指定品を追加したり、特定の指定品を削除したりする。
図6は、情報読取装置14の書換を行うための外部装置である書込システム60を概念
的に説明するブロック図である。書込システム60は、図5に示す電磁ゲート50と、図
2に示す情報読取装置14に対する書込装置であるリーダ/ライタ装置63と、リーダ/
ライタ装置63の動作を制御するコンピュータ65とを備える。
リーダ/ライタ装置63は、書込装置であり、電磁ゲート50を介して、電磁ゲート5
0を通過する通学用鞄10に設けた情報読取装置14と交信して対象日の指定品情報や、
携行品の追加・削除に関する情報(以下、書込データ)を送信することができる。情報読
取装置14では、書換手段である制御部39が書込システム60から受信した書込データ
に基づいて指定品メモリ33aの指定品リストの書換を行う。なお、コンピュータ65は
、教師等が操作するものであり、単に書込データを準備するだけでなく、適当なアプリケ
ーションソフトを利用して、情報読取装置14に送信すべき指定品情報や、携行品の追加
・削除に関する情報を編集することができ、これらの情報を年単位でストックすることが
できる。これにより、各教科の単元に応じた適切な持ち物を過去の経験等に基づいて予め
設定することができ、単元の進行状況や教師の工夫に応じて生徒の持ち物に対する修正を
加えることができる。
図7は、図6の書込システム60の変形例を説明する図である。携帯装置160は、生
徒や教師が欠席した生徒に届けることができるカード状の装置である。この携帯装置16
0は、無線ICタグと同様の機能を有する装置として、アンテナと付属回路とを備える無
線通信用の送受信部141と、情報読取装置14に書き込むべき書込データを保持するメ
モリ143と、送受信部141及びメモリ143間に配置されるロジック回路149とを
備える。携帯装置160を欠席した生徒が所持する情報読取装置14に近づけると、書込
装置であるロジック回路149は、情報読取装置14の送受信部31から電力供給を受け
るとともに、送受信部31と交信して必要な情報を送ることができる。送られたデータは
情報読取装置14の携行品メモリ33aに格納される。情報読取装置14に送信される情
報すなわち書込データには、対象日(つまり翌日)の指定品情報や、携行品の追加・削除
に関するが含まれる。なお、図7の携帯装置160へのデータの書込は、図6の書込シス
テム60と同様のシステムを利用することで可能になる。
以上説明した実施形態の忘れ物防止システムによれば、情報読取装置14の制御部39
に設けた比較部39aが、送受信部31を介して受け取って携行品メモリ33bに記録し
た携行品情報と、指定品メモリ33aに記録されている対象日の指定品情報とを比較する
ので、携行すべき学用品の漏れを事前に判定することができるだけでなく、判定を一律的
で確実なものとすることができる。これにより、各生徒の学用品の忘れ物を確実に防止す
ることができ、各生徒の学習効率を高めるとともに、生徒の保護者や教師の負担を低減す
ることができる。
この発明は、上記の実施形態に限られるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲にお
いて種々の態様において実施することが可能であり、例えば次のような変形も可能である
。すなわち、上記実施形態では、情報読取装置14が情報保持装置24に記録された識別
情報を無線で読み取っているが、情報の読み取りは無線に限られない。例えば情報保持装
置24に磁気的手法や光学的手法で記録された情報を同様の手法で接触式或いは非接触式
で読み取ることとすることもできる。
また、電磁ゲート50に設けるアンテナは、設置状態に適合させて任意の形状とするこ
とができ、例えばゲート状、アーチ状、ロッド状、ループ状等の各種形状とすることがで
きる。送受信部31に設けるアンテナも同様に、取付状態に適合させて任意の形状とする
ことができる。
実施形態に係る忘れ物防止システムの利用方法を説明する斜視図である。 情報読取装置の構造を説明するブロック図である。 情報保持装置の内部構造を説明するブロック図である。 図1等に示す忘れ物防止システムの動作を説明するフローチャートである。 忘れ物防止システムを利用して通学する教室を示す図である。 情報読取装置の書込を行う書込システムを説明するブロック図である。 情報読取装置の書込を行う書込用カードを説明するブロック図である。
符号の説明
10…通学用鞄、 14…情報読取装置、 20…学用品、 21…書類、 24…情
報保持装置、 31…送受信部、 33…メモリ、 33a…指定品メモリ、 33b…
携行品メモリ、 35…表示器、 36…警報ブザー、 37…キー、 39…制御部、
39a…比較部、 41…送受信部、 43…メモリ、 49…ロジック回路、 50
…電磁ゲート、 60…書込システム、 63…リーダ/ライタ装置、 65…コンピュ
ータ

Claims (10)

  1. 個々の学用品にそれぞれ添付されるとともに当該個々の学用品を特定する情報をそれぞ
    れ記憶する複数の情報保持手段の少なくとも1つから、対応する学用品を特定する情報を
    、通学に際して携行する携行品を表す携行品情報として読み取る情報読取手段と、
    対象日に携行品とすべき学用品のリストに関する情報を指定品情報として記憶する指定
    品メモリと、
    前記情報読取手段を介して受け取った前記携行品情報と、前記指定品メモリから読み出
    した前記指定品情報とを比較する比較手段と
    を備える忘れ物防止システム。
  2. 前記情報読取手段によって読み取られた前記携行品情報を逐次記憶する携行品メモリを
    さらに備える請求項1記載の忘れ物防止システム。
  3. 前記比較手段は、前記携行品メモリに記憶された前記携行品情報において、前記指定品
    メモリに記憶された前記指定品情報と比較して不足する学用品があるか否かを判断する請
    求項2記載の忘れ物防止システム。
  4. 前記携行品情報において不足する学用品がある場合に視覚的又は聴覚的な警報を発生す
    る報知手段をさらに備える請求項3記載の忘れ物防止システム。
  5. 前記情報読取手段は、前記情報保持手段との間で無線通信を行う請求項1から請求項4
    のいずれか一項記載の忘れ物防止システム。
  6. 前記情報保持手段は、無線ICタグを含み、前記情報読取手段は、前記無線ICタグと
    の間で電力及び信号をやり取りする所定の回路を含む請求項5記載の忘れ物防止システム
  7. 前記指定品メモリに記録された前記指定品情報を書き換える書換手段をさらに備える請
    求項6記載の忘れ物防止システム。
  8. 前記書換手段は、外部装置との間で無線通信を行うことによって、当該外部装置からの
    無線信号に含まれる学用品のリストに関する前記指定品情報を取り込む請求項7記載の忘
    れ物防止システム。
  9. 前記外部装置は、教室の出入り口に配置されるアンテナと、当該アンテナに前記書換手
    段の動作に必要な信号を送信する書込装置とを含む請求項8記載の忘れ物防止システム。
  10. 前記外部装置は、生徒が持ち運び可能なカード状の外形を有し、アンテナに前記書換手
    段の動作に必要な信号を送信する書込装置を含む請求項8記載の忘れ物防止システム。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2008139771A1 (ja) 2007-05-07 2008-11-20 Vector Co., Ltd. マーキング装置
CN108428329A (zh) * 2018-02-02 2018-08-21 江苏艾科半导体有限公司 一种集成电路ic的封装托盘便携式检测报警装置

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