JP2007122238A - エンコード装置、デコード装置および印刷物 - Google Patents

エンコード装置、デコード装置および印刷物 Download PDF

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Abstract

【課題】コード化された情報を不正に改竄・利用されることを防止すること。
【解決手段】コード埋め込み装置100は、コード埋め込み部110が、コードおよび画像データを取得し、画像データの平均濃度の差を利用してコードを埋め込み、エンコード済画像データを生成する。そして、使用情報管理部120は、コード埋め込み部110が埋め込んだコードに対する使用可否の情報をコード使用情報130aに登録し、コード使用情報送信部140が、ネットワークを介して接続されたコード認証装置の要求に応じて、対応する使用可否の情報をコード使用情報130aから検索し、コード認証装置に送信する。
【選択図】 図2

Description

この発明は、データが埋め込まれた画像を生成するエンコード装置などに関し、特に、コード化された情報を不正に改竄・利用されることを防止することができるエンコード装置、デコード装置および印刷物に関するものである。
従来から、スーパーマーケットやコンビニエンスストア等の経営者は、商品の販売促進のために、金券であるクーポン券を顧客に発行している。このクーポン券は、精算時に回収され、POS(Point of Sales)端末等が、クーポン券から値引き対象となる商品の情報を取得して、当該クーポン券の対象商品から所定の金額を値引くようにしている。
しかし、クーポン券を顧客に発行する作業は大変煩雑な作業であったため、この問題を解消すべく、特許文献1では、値引き対象となる商品の情報を2次元コード化して、この2次元コードの情報を顧客の携帯電話等に送信し、精算時に顧客が、2次元コードを携帯電話等の画面に表示させてPOS端末等に読み取らせ、値引き対象の商品から所定の金額を値引きするシステムが公開されている。
特開2002−260099号公報
しかしながら、上記特許文献1で利用されている2次元コードは、標準化されており、第三者にも容易に2次元コードの作成が可能であるという問題があった。すなわち、値引き対象外の商品であっても、悪意のある第三者によって不正に値引き用の2次元コードが生成されてしまい、値引き対象外の商品が不正に値引きされてしまう恐れがあった。
また、2次元コードを発行した経営者は、この2次元コードを複数回利用されることを想定していない場合が多い。しかし、上記特許文献1で利用されている2次元コードは、使用制限がなく、店舗側で無制限に使用できるため、同じ顧客に何度も同じ2次元コードを使用された場合には、商品の販売が促進されても、意図した利益が得られないといった問題も発生し得る。
この発明は、上述した従来技術による問題点を解消するためになされたものであり、コード化された情報を不正に改竄・利用されることを防止することができるコード生成装置を提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するため、本発明は、データが埋め込まれた画像を生成するエンコード装置であって、画像を複数のブロックに分割し、隣接するブロックの特徴量の差に基づいてデータを画像に埋め込む埋め込み手段と、前記埋め込み手段によって画像に埋め込まれたデータの使用を制限する使用制限情報を記録する制限情報記録手段と、を備えたことを特徴とする。
また、本発明は、上記の発明において、前記制限情報記録手段が記録する使用制限情報は、前記画像に埋め込まれたデータの使用を許可するか否かの情報であることを特徴とする。
また、本発明は、上記の発明において、前記画像に埋め込まれたデータが使用された場合に、当該データの利用を許可するか否かの情報を無作為に変更する使用可否変更手段を更に備えたことを特徴とする。
また、本発明は、画像に埋め込まれたデータを抽出するデコード装置であって、画像を複数のブロックに分割し、隣接するブロックの特徴量の差に基づいて画像に埋め込まれたデータを抽出するデータ抽出手段と、前記データ抽出手段によって抽出されたデータの使用を制限する使用制限情報を取得する取得手段と、前記取得手段によって取得された前記使用制限情報を基にして、前記データ抽出手段によって抽出されたデータの使用を許可するか否かを判定する判定手段と、を備えたことを特徴とする。
また、本発明は、画像を複数のブロックに分割し、隣接するブロックの特徴量の差に基づいてデータを画像に埋め込む埋め込み手段と、前記埋め込み手段によって画像に埋め込まれたデータの使用を制限する使用制限情報を記録する制限情報記録手段と、を備えるエンコード装置によって生成された画像が印刷された印刷物であることを特徴とする。
本発明によれば、エンコード装置は、画像を複数のブロックに分割し、隣接するブロックの特徴量の差に基づいてデータを画像に埋め込み、画像に埋め込まれたデータの使用を制限する使用制限情報を記録するので、このエンコード装置が画像に埋め込んだデータを不正に改竄・利用することを防止することができる。
また、本発明によれば、エンコード装置は、画像を複数のブロックに分割し、隣接するブロックの特徴量の差に基づいてデータを画像に埋め込み、画像に埋め込まれたデータの使用を許可するか否かの情報を使用制限情報として記録するので、画像に埋め込まれたデータ(コード)に対する使用可否を効率よく管理・制限することができる。
また、本発明によれば、エンコード装置は、画像に埋め込まれたデータが使用された場合に、データの使用を許可するか否かの情報を無作為に変更するので、同一のデータ(コード)を複数発行した場合であっても、発行したコードに対する使用頻度を制限することができる。
また、本発明によれば、デコード装置は、画像を複数のブロックに分割し、隣接するブロックの特徴量の差に基づいて画像に埋め込まれたデータを抽出し、抽出したデータの使用を制限する使用制限情報を取得し、取得した使用制限情報を基にして、画像に埋め込まれたデータに対する使用を許可するか否かを判定するので、画像に埋め込まれたデータが無制限に利用されることを防止することができる。
また、本発明によれば、印刷物は、画像を複数のブロックに分割し、隣接するブロックの特徴量の差に基づいてデータを画像に埋め込み、画像に埋め込まれたデータの使用を制限する使用制限情報を記録するエンコード装置によって生成された画像が印刷された印刷物であるので、印刷物に埋め込まれたデータを無制限に利用されることを防止することができる。
以下に添付図面を参照して、この発明に係るエンコード装置、デコード装置および印刷物の好適な実施の形態を詳細に説明する。
まず、本発明にかかるエンコード装置およびデコード装置の特徴について説明する。本発明にかかるエンコード装置は、画像にコードを埋め込む場合に、画像を複数のブロックに分割し、隣接するブロックの特徴量の差に基づいてコードを埋め込むと共に、埋め込んだコードに対する使用を制限するコード使用情報を記憶する。また、エンコード装置は、コードを埋め込んだ画像を印刷する。
そして、デコード装置は、エンコード装置によって印刷された印刷物に埋め込まれたコードを抽出し、抽出したコードに対応するコード使用情報をエンコード装置から取得し、抽出したコードが使用可能であるか否かを判定し、判定結果を出力する。
このように、エンコード装置が、隣接するブロックの特徴量の差を基にして、画像にコードを埋め込む手法は2次元コードのように標準化されていないので、第三者は、画像に埋め込まれたコードを容易に改竄することが不可能となる。したがって、例えば、特許文献1で利用していた2次元コードの代わりに、本発明にかかるエンコード装置を利用して、値引き対象となる商品の情報を画像に埋め込むことによって、値引き対象外の商品が不正に値引きされてしまうといった問題を解決することができる。
また、デコード装置は、画像に埋め込まれたコードを抽出し、抽出したコードに対応するコード使用情報を取得し、抽出したコードが使用可能か否かを判定するので、画像に埋め込まれたコードの使用に制限をかけることができ、特許文献1のようにコードが無制限に利用されることを防ぐことができる。
つぎに、本実施例1にかかるコード埋め込み装置およびコード認証装置の説明を行う。なお、本実施例1では、エンコード装置の一例として、コード埋め込み装置を用いて説明し、デコード装置の一例として、コード認証装置を用いて説明する。図1は、本実施例1にかかるエンコードデコードシステムの一例を示す図である。同図に示すように、コード埋め込み装置100は、ネットワーク10を介してコード認証装置200に接続されている。
コード埋め込み装置100は、画像を複数のブロックに分割し、隣接するブロックの特徴量の差に基づいてコードを埋め込むと共に、埋め込んだコードに対する使用を制限するコード使用情報を記憶する装置である。図2は、本実施例1にかかるコード埋め込み装置100の構成を示す機能ブロック図である。同図に示すように、このコード埋め込み装置100は、コード埋め込み部110、使用情報管理部120、記憶部130、コード使用情報送信部140、ネットワークインターフェース部150を有する。また、コード埋め込み装置100は、入力装置20、画像入力装置30、印刷装置40に接続されている。
ここで、入力装置20は、キーボードなどの入力装置である。コード埋め込み装置100の管理者は、入力装置20を用いて、画像に埋め込むコードや、画像に埋め込むコードのコード使用情報をコード埋め込み装置100に入力する。
画像入力装置30は、紙やフィルム等に描画(印刷)された画像をスキャンして画像データを取得し、取得した画像データをコード埋め込み装置100に入力する装置である。なお、ここでは一例として、画像入力装置30を示したが、これに限定されるものではなく、管理者は、デジタルカメラなどで撮影した画像のデータをコード埋め込み装置100に入力してもよい。印刷装置40は、コード埋め込み装置100からエンコードされた画像データ(エンコード済画像データ)を取得し、画像を印刷する装置である。
コード埋め込み装置100の説明にもどると、コード埋め込み部110は、入力装置20からコードを取得し、画像入力装置30から画像データを取得すると共に、画像データにコードを埋め込む処理部である。なお、画像データは、所定のフォーマット(JPEG(Joint Photographic Expert Group)、GIF(Graphic Interchange Format)など)で生成された画像データであり、1024×1024画素サイズの画像データである。
続いて、コード埋め込み部110の構成について説明する。図3は、コード埋め込み部110の構成を示す機能ブロック図である。図3に示すように、このコード埋め込み部110は、ブロック分割部111、ブロック抽出部112、平均化部113、比較部114、コード形成部115を有する。
ブロック分割部111は、画像データを入力してN行×M列(この例では16行×16列)のブロックに分割し、ブロック分割画像データI1として出力する処理部である。図4は、ブロック分割画像データI1の一例を示す図である。
図4に示すように、このブロック分割画像データI1は、ブロックBl11、Br11、・・・、Bl18、Br18、Bl21、Br21、・・・、Bl168、Br168、という256(16×16)ブロックから構成されている。なお、一つのブロックは、64×64画素サイズである。ここで、ブロック分割画像データI1においては、ペアブロック(隣接する2つのブロック)に1ビットのコードが埋め込まれる。
具体的には、ペアブロックは、ブロックBl11およびBr11、ブロックBl12およびBr12、・・・、Bl18およびBr18(ここまで1行目)、ブロックBl21およびBr21、・・・、ブロックBl28およびBr28(ここまで2行目)、・・・、ブロックBl161およびBr161、・・・、ブロックBl168およびBr168(ここまで16行目)という2つのブロックから構成されている。
ここで、ペアブロックの一方のブロックBlxyにおいて、添字lは、ペアブロックにおいて左側のブロックであることを表す。添字xは、行(N)を表す。また、添字yは、列(M)を表す。他方、ペアブロックのブロックBrxyにおいて、添字rは、ペアブロックにおいて右側のブロックであることを表す。添字xは、行(N)を表す。また、添字yは、列(M)を表す。
また、ペアブロックにおいて、左側のブロックBlxyにおける特徴量としての平均濃度レベル(ブロック内の各画素の平均諧調:0〜255)を左側平均濃度データDlとし、右側のブロックBrxyの平均濃度レベル(特徴量)を右側平均濃度データDrとする。
ここで、以下の関係式のように、左側平均濃度データDlが右側平均濃度データDr未満である場合、ペアブロックは、1ビット分のコードとして「0」を表す。一方、左側平均濃度データDlが右側平均濃度データDr以上である場合、ペアブロックは、1ビット分のコードとして「1」を表す。
l<Dr→「0」
l≧Dr→「1」
例えば、図4に示したブロックBl18およびBr18からなるブロックペアは、左側平均濃度データBl18が「115」、右側平均濃度データBr18が「125」であるため、1ビット分のコードとして「0」を表す。
また、ブロックBl28およびBr28からなるブロックペアは、左側平均濃度データBl28が「125」、右側平均濃度データBr28が「115」であるため、1ビット分のコードとして「1」を表す。
また、ブロック分割画像データI1においては、1行あたり、8つのペアブロック(16ブロック)であるため、8ビット分のコードを表す。従って、全行(16行)では、128ビット分のコードを表す。本実施例1では、ブロック分割画像データI1に埋め込むコードCが16ビットであるため、ブロック分割画像データI1にコードCが最大8(128/16)回、埋め込み可能である。
図3にもどり、ブロック抽出部112は、ブロック分割画像データI1からペアブロック(ブロックBlxyおよびブロックBrxy)をコードCのビットシフトに追従させて順次抽出し、ブロックBlxyおよびブロックBrxyのそれぞれにおける濃度分布をブロック濃度データDとして順次出力する処理部である。
ここで、コードCのビットシフトとは、コードCの最左側ビット(1)から右側ビット(0)へ向けて、ビットポインタを右側へ1ビットずつシフトさせることをいう。
平均化部113は、ブロック濃度データDから、ブロックBlxyに対応する左側平均濃度データDlと、ブロックBrxyに対応する右側平均濃度Drとを求める処理部である。
比較部114は、コードCのnビット目(最左側ビットからn=1,2、・・・、16)と、左側平均濃度データDlおよび右側平均濃度データDrの大小関係から決定されるビット判定結果(前述した関係式により「0」または「1」とビット判定される)と比較する。
コード形成部115は、比較部114の比較結果に基づいて、ブロック分割画像データI1にコードCを埋め込む処理部である。具体的には、このコード形成部115は、比較部114の比較結果が一致である場合、左側平均濃度データDlと右側平均濃度データDrとの大小関係を維持し、一方、比較結果が不一致である場合、コードCのビットを表す大小関係となるように、左側平均濃度データDlと右側平均濃度データDrを変更(大小関係を逆転)する濃度変更処理を行うことによって、コードがエンコードされた画像データ(以下、エンコード済画像データと表記する)を生成し、これを出力する。なお、コード形成部115は、画像に埋め込まれたコードの情報を図2に示す使用情報管理部120に渡す。
図5は、コード形成部115による濃度変更処理を説明するための説明図である。同図に示すように、この濃度変更処理では、D1<Drとする場合には、(1)式を用いて変更後の左側平均濃度データD’lを求め、(2)式を用いて変更後の右側平均濃度データD’rを求める。ここで、Tは、ペアブロック間でつけるレベル差であり、例えば「30」といった値である。これにより、濃度変更後においては、左側平均濃度データD’lが右側平均濃度データD’r未満となり、ビット判定結果が「1」から「0」とされる。
一方、D1≧Drとする場合には、(3)式を用いて変更後の左側平均濃度データD’lを求め、(4)式を用いて変更後の右側平均濃度データD’rを求める。これにより、濃度変更後においては、左側平均濃度データD’lが右側平均濃度データD’r以上となり、ビット判定結果が「0」から「1」とされる。
なお、上記の説明では、平均濃度を特徴量として用いて画像データにコードを埋め込む場合について説明したが、粒状度、彩度、濃度重心、分散等の画像に関する他の特徴量を用いて画像データにコードを埋め込むこともできる。
また、上記の説明では、ペアブロック間における特徴量の差異を用いてビットを表現する場合について説明したが、ブロックの他の組み合わせにおける特徴量の差異を用いてビットを表現することもできる。
このように画像データをブロックに分割し、ブロックの組み合わせにおける特徴量の差異を用いてビットを表現することにより、画像データ中にコードを埋め込むことができる。この方式では、エンコード/デコードにおいて高速フーリエ変換のような複雑な演算処理が不要であるため、低速な情報処理装置を用いて実現することができる。
しかし、ブロックの組み合わせにおける特徴量は、出力手段、出力媒体および入力手段の特性の影響を受けるため、埋め込んだコードが正確に読み取られない場合がある。たとえば、コードを埋め込んだ画像データを紙に印刷する場合、一定以上の濃度をもったブロックの間では濃度の差異を区別することができなくなる。
このような出力手段の特性の影響を回避し、埋め込んだコードの読み取り精度を確保するため、上記の例では、一つの画像データ中に同じコードを8回埋め込んでいる。また、一つのブロックのサイズを大きくし、同じコードを複数回埋め込むことにより、読み取り精度が向上する。
図2の説明にもどると、使用情報管理部120は、コード埋め込み部110から画像データに埋め込まれたコードを取得し、このコードにかかる使用可否の情報を入力装置20から取得し、取得した情報を基にして、コード使用情報を生成する処理部である。使用情報管理部120は、生成したコード使用情報を記憶部130に記憶させる。
記憶部130は、コード使用情報130aを記憶する記憶部である。図6は、コード使用情報130aのデータ構造の一例を示す図である。同図に示すように、このコード使用情報130aは、「コード」と「使用可否」からなる。図6の場合は、コード「0001」および「0002」に対する使用は許可されている。
コード使用情報送信部140は、図1に示したコード認証装置200からコードの使用可否にかかる問い合わせを受付けた場合に、対応するコードの使用可否の情報をコード使用情報130aから検索し、検索した情報をコード認証装置200に送信する処理部である。例えば、コード使用情報送信部140が、コード認証装置200からコード「0001」の使用可否にかかる問い合わせを受付けた場合には、コード「0001」は使用可能である旨の情報をコード認証装置200に送信する(図6より、コード「0001」の使用可否は「可」であるため)。
ネットワークインターフェース部150は、所定の通信プロトコルを利用して、コード認証装置200と通信を行う処理部である。
続いて、図1に示したコード認証装置200の構成について説明する。図7は、本実施例1にかかるコード認証装置200の構成を示す機能ブロック図である。同図に示すように、このコード認証装置200は、コード抽出処理部210、コード使用情報取得部220、ネットワークインターフェース部230、使用可否判定部240を有する。なお、コード認証装置200は、画像入力装置35および表示装置50に接続されている。
ここで、画像入力装置35は、図2に示したコード埋め込み装置100が作成した印刷物から画像を読み取り、読み取った画像のデータをコード認証装置200に入力する装置である。表示装置50は、コード認証装置200から出力されたデータを表示する装置である。
コード認証装置200の説明にもどると、コード抽出処理部210は、画像入力装置35から画像データを取得し、取得した画像データからコードを抽出する処理部である。具体的に、コード抽出処理部210は、画像データを複数のブロックに分割し、隣接するブロックの平均濃度の差に基づいて、コードを抽出する。コード抽出処理部210は、抽出したコードをコード使用情報取得部220および使用可否判定部240に渡す。
なお、コード抽出処理部210は、平均濃度を特徴量として用いて画像データからコードを抽出したが、粒状度、彩度、濃度重心、分散等の画像に関する他の特徴量を用いて画像データからコードを抽出することもできる。
コード使用情報取得部220は、コード抽出処理部210からコードを取得した場合に、コードの使用可否の情報を図1に示したコード埋め込み装置100に要求する処理部である。具体的に、コード使用情報取得部220は、コード抽出処理部210からコード「0001」を取得した場合には、このコード「0001」に対する使用可否の情報をコード埋め込み装置100に要求する。
そして、コード使用情報取得部220は、コード埋め込み装置100からの応答(例えば、コード「0001」は使用「可」)を受付けた場合には、受付けた情報を使用可否判定部240に渡す。
使用可否判定部240は、コード抽出処理部210が抽出したコードが使用可能か否かを判定する処理部である。具体的に、使用可否判定部240は、コード抽出処理部210からコードを取得し、コード使用情報取得部220から、コードの使用可否に関わる情報を取得し、コードが使用可能である場合には、コードが使用可能である旨の情報を表示装置50に出力し、コードが使用可能でない場合には、コードが使用不可能である旨の情報を表示装置50に出力する。
例えば、使用可否判定部240が、コード抽出処理部210からコード「0001」を取得し、コード使用情報取得部220から「コード0001は使用可」である旨の情報を取得した場合には、使用可否判定部240は、コード「0001」を使用可能と判定する。
一方、使用可否判定部240が、コード抽出処理部210からコード「0001」を取得し、コード使用情報取得部220から「コード0001は使用不可」である旨の情報を取得した場合には、使用可否判定部240は、コード「0001」を使用不可能と判定する。
ネットワークインターフェース部230は、所定の通信プロトコルを利用して、図1に示したコード埋め込み装置100と通信を行う処理部である。
つぎに、本実施例1にかかるコード埋め込み装置100の処理について説明する。図8は、本実施例1にかかるコード埋め込み装置100の処理を示すフローチャートである。同図に示すように、コード埋め込み装置100は、コード埋め込み部110が、入力装置20からコードを取得し(ステップS101)、使用情報管理部120が、入力装置20からコードに対する使用可否の情報を取得する(ステップS102)。
そして、コード埋め込み部110が、画像入力装置30から画像データを取得し(ステップS103)、コードを画像データに埋め込む(ステップS104)。使用情報管理部120は、コード埋め込み部110から画像に埋め込んだコードを取得し、コードおよびこのコードに対する使用可否の情報をコード使用情報130aに登録し(ステップS105)、コード埋め込み部110が、エンコード済画像データを印刷装置40に出力する(ステップS106)。
このように、コード埋め込み装置100は、使用情報管理部120が、画像データに埋め込まれたコードを制限するコード使用情報を作成し、作成したコード使用情報を記憶部130に登録するので、画像に埋め込まれたコードが無制限に利用されることを防止することができる。
つぎに、本実施例1にかかるコード認証装置200の処理について説明する。図9は、本実施例1にかかるコード認証装置200の処理を示すフローチャートである。同図に示すように、コード認証装置200は、コード抽出処理部210が、画像入力装置35から画像データを取得し(ステップS201)、画像データに埋め込まれたコードを抽出する(ステップS202)。
続いて、コード抽出処理部210が、抽出したコードをコード使用情報取得部220および使用可否判定部240に渡し(ステップS203)、コード使用情報取得部220が、コードに対する使用可否の情報をコード埋め込み装置200に要求し(ステップS204)、コードに対する使用可否の情報をコード埋め込み装置200から取得し、取得した情報を使用可否判定部240に渡す(ステップS205)。
そして、使用可否判定部240は、コード抽出処理部210から取得したコードが使用可能か否かを、コード使用情報取得部240から取得するコードの使用可否にかかる情報を基にして判定し(ステップS206)、判定結果を表示装置50に出力する(ステップS207)。使用可否判定処理部240は、コード抽出処理部210が抽出したコードが使用不可であると判定した場合には、「このコードは使用できません」を表示装置50に表示させる。一方、使用可否判定処理部240は、コード抽出処理部210が抽出したコードが使用可能であると判定した場合には、「このコードは使用できます」を表示装置50に表示させる。
このように、コード認証装置200は、コード抽出処理部210が画像データからコードを抽出し、コード使用情報取得部220が、コードに対する使用可否の情報をコード埋め込み装置100から取得し、使用可否判定部240が、コードを使用できるか否かを判定するので、印刷物に埋め込まれたコードの利用を制限することができる。
上述してきたように、本実施例1にかかるコード埋め込み装置100は、コード埋め込み部110が、コードおよび画像データを取得し、画像データの平均濃度の差を利用してコードを埋め込み、エンコード済画像データを生成する。そして、使用情報管理部120は、コード埋め込み部110が埋め込んだコードに対する使用可否の情報をコード使用情報130aに登録し、コード使用情報送信部140が、コード認証装置200の要求に応じて、対応する使用可否の情報をコード使用情報130aから検索し、コード認証装置200に送信するので、コード埋め込み装置100によって作成された印刷物に埋め込まれたコードの利用を効率よく制限することができる。また、平均濃度の差を使用して、画像にコードを埋め込む手法は、2次元コードのように標準化されていないので、画像に埋め込まれたコードに対する改竄を防止することができる。
また、コード認証装置200は、コード抽出処理部210が、コード埋め込み装置100によって作成された画像データから画像データの平均濃度の差を利用してコードを抽出し、コード使用情報取得部220が、コードに対する使用可否の情報をコード埋め込み装置に要求し、コードの使用可否にかかる情報を取得する。そして、使用可否判定部240が、コードとコードの使用可否にかかる情報を基にして、コードに対する使用可否を判定し、判定結果を表示装置50に出力するので、画像に埋め込まれたコードが無制限に使用されてしまうといった問題を解消することができる。
ところで、本実施例1で示したコード埋め込み装置100は、使用情報管理部120が作成したコード使用情報130aを更新可能にすることができる。図10は、コード使用情報130aを更新可能なコード埋め込み装置の構成を示す機能ブロック図である。同図に示すように、このコード埋め込み装置300は、使用情報更新部310を有する。その他の構成および要素は、図2に示したコード埋め込み装置100と同様であるため、同一の符号を付して説明を省略する。
使用情報更新部310は、入力装置20から更新対象となるコードと、このコードに対応する新たな使用可否の情報を取得した場合に、コード使用情報を更新する処理部である。例えば、使用情報更新部310は、入力装置20からコード「0001」、「使用不可」という情報を取得した場合には、図6で示したコード使用情報130aを図11に示すコード使用情報130aに更新する。図11は、図6で示したコード使用情報が更新された場合の一例を示す図である。なお、上記した更新対象となるコードと新たな使用可否の情報は、コード埋め込み装置300の管理者等が入力装置20に入力する。
このように、コード埋め込み装置300は、管理者などによるコード使用情報130aの更新を可能にしているので、画像データに埋め込んだコードに対する使用可否の情報を効率よく変更することができる。
つぎに、本実施例2にかかるコード埋め込み装置の特徴について説明する。上記した実施例1においてコード埋め込み装置100は、コード使用情報としてコードの使用可否にかかる情報を登録したが、本実施例2にかかるコード埋め込み装置は、コード使用情報としてコードの使用期限(コードの使用を許可する期限)の情報を登録する。また、本実施例2にかかるコード認証装置は、画像に埋め込まれたコードが使用可能か否かをコードの使用期限を基にして判定する。
このように、本実施例2にかかるコード埋め込み装置は、コードの使用情報としてコードの使用期限の情報を登録し、コード認証装置が、コードの使用を許可するか否かをコードの使用期限を基に判定するので、画像に埋め込まれたコードが無期限に利用されてしまうといった問題を解決することができる。なお、本実施例2にかかるコード埋め込み装置およびコード認証装置は、実施例1と同様にネットワークを介して相互に接続されているものとする。
つぎに、本実施例2にかかるコード埋め込み装置の構成について説明する。図12は、本実施例2にかかるコード埋め込み装置の構成を示す機能ブロック図である。同図に示すように、このコード埋め込み装置400は、使用情報管理部410、記憶部420、コード使用情報送信部430を有する。その他の構成および要素は、図2に示したコード埋め込み装置100と同様であるため、同一の符号を付して説明を省略する。
使用情報管理部410は、コード埋め込み部110から、画像データに埋め込まれたコードを取得し、このコードにかかる使用期限の情報を入力装置20から取得し、取得した情報を基にして、コード使用情報を生成する処理部である。使用情報管理部120は、生成したコード使用情報を記憶部420に記憶させる。
記憶部420は、コード使用情報420aを記憶する記憶部である。図13は、本実施例2にかかるコード使用情報420aのデータ構造の一例を示す図である。同図に示すように、このコード使用情報420aは、「コード」と「使用期限」からなる。図13の場合は、コード「0001」の使用期限が「2005年9月1日」であり、コード「0002」の使用期限が「2005年9月30日」である。
コード使用情報送信部430は、コード認証装置からコードの使用期限にかかる問い合わせを受けた場合に、対応するコードの使用期限の情報をコード使用情報420aから検索し、検索した情報をコード認証装置に送信する処理部である。例えば、コード使用情報送信部430が、コード認証装置からコード「0001」の使用期限にかかる問い合わせを受付けた場合には、コード「0001」に対する使用期限「2005.9.1」をコード認証装置に送信する。
つぎに、本実施例2にかかるコード認証装置の構成について説明する。図14は、本実施例2にかかるコード認証装置の構成を示す機能ブロック図である。同図に示すように、このコード認証装置500は、コード使用情報取得部510、使用可否判定部520、日時管理部530を有する。その他の構成および要素は、図7に示したコード埋め込み装置200と同様であるため、同一の符号を付して説明を省略する。
コード使用情報取得部510は、コード抽出処理部210からコードを取得した場合に、コードの使用期限の情報を図12に示したコード埋め込み装置400に要求する処理部である。具体的に、このコード使用情報取得部510は、コード抽出処理部210からコード「0001」を取得した場合には、このコード「0001」に対する使用期限の情報をコード埋め込み装置400に要求する。
そして、コード使用情報取得部510は、コード埋め込み装置400からの応答(例えば、コード「0001」の使用期限は「2005.9.1」)を受付けた場合には、受付けた情報を使用可否判定部520に渡す。
使用可否判定部520は、コード抽出処理部210が抽出したコードが使用可能か否かを判定する処理部である。具体的に、この使用可否判定部520は、コード抽出処理部210からコードを取得し、コード使用情報取得部510からコードの使用期限にかかる情報を取得し、日時管理部530(日時管理部530は、現在の月、年、日を管理する処理部である。)から現在の年、月、日の情報(以下、日時情報と表記する)を取得する。そして、使用可否判定部520は、コードが使用可能である場合には、コードが使用可能である旨の情報を表示装置50に出力し、コードが使用可能でない場合には、コードが使用不可能である旨の情報を表示装置50に出力する。
例えば、使用可否判定部520が、コード抽出処理部210からコード「0001」を取得し、コード使用情報取得部510から「コードの使用期限は2005.9.1」である旨の情報を取得し、日時管理部530から日時情報「2005.8.20」を取得した場合には、使用期限を過ぎていないので、使用可否判定部240は、コード「0001」を使用可能と判定する。
一方、使用可否判定部520が、コード抽出処理部210からコード「0001」を取得し、コード使用情報取得部510から「コードの使用期限は2005.9.1」である旨の情報を取得し、日時管理部から日時情報「2005.9.20」を取得した場合には、使用期限を過ぎているので、使用可否判定部240は、コード「0001」を使用可能と判定する。
なお、本実施例2では、使用可否判定部510が、コード使用情報取得部510から取得した情報と、日時管理部530から取得した日時情報が同じ年、月、日である場合には、使用可否判定部520は、対応するコードが使用可能であると判定する。
つぎに、本実施例2にかかるコード埋め込み装置400の処理について説明する。図15は、本実施例2にかかるコード埋め込み装置400の処理を示すフローチャートである。同図に示すように、コード埋め込み装置400は、コード埋め込み部110が、入力装置20からコードを取得し(ステップS301)、使用情報管理部410が、入力装置20からコードに対する使用期限の情報を取得する(ステップS302)。
そして、コード埋め込み部110が、画像入力装置30から画像データを取得し(ステップS303)、コードを画像データに埋め込む(ステップS304)。使用情報管理部410は、コード埋め込み部110から画像に埋め込んだコードを取得し、コードおよびこのコードに対する使用期限の情報をコード使用情報420aに登録し(ステップS305)、コード埋め込み部110が、エンコード済画像データを印刷装置40に出力する(ステップS306)。
このように、コード埋め込み装置400は、使用情報管理部410が、画像データに埋め込まれたコードを制限するコード使用情報を作成し、作成したコード使用情報(コードの使用期限)を記憶部420に登録するので、画像に埋め込んだコードが無期限に利用されることを防止することができる。
つぎに、本実施例2にかかるコード認証装置500の処理について説明する。図16は、本実施例2にかかるコード認証装置500の処理を示すフローチャートである。同図に示すように、コード認証装置500は、コード抽出処理部210が、画像入力装置35から画像データを取得し(ステップS401)、画像データに埋め込まれたコードを抽出する(ステップS402)。
続いて、コード抽出処理部210が、抽出したコードをコード使用情報取得部510および使用可否判定部520に渡し(ステップS403)、コード使用情報取得部510が、コードに対応する使用期限の情報をコード埋め込み装置400に要求し(ステップS404)、コードに対する使用期限の情報をコード埋め込み装置400から取得し、取得した情報を使用可否判定部520に渡す(ステップS405)。
そして、使用可否判定部520は、日時管理部530から現在の年、月、日の情報を取得し(ステップS406)、コードが使用可能か否かを、コード使用情報取得部510から取得するコードの使用期限の情報を基にして判定し(ステップS407)、判定結果を表示装置50に出力する(ステップS408)。
使用可否判定処理部520は、コード抽出処理部210が抽出したコードが使用期限を過ぎていると判定した場合には、「このコードは使用できません」を表示装置50に表示させる。一方、使用可否判定処理部520は、コード抽出処理部210が抽出したコードが使用期限を過ぎていないと判定した場合には、「このコードは使用できます」を表示装置50に表示させる。
このように、コード認証装置500は、コード抽出処理部210が画像データからコードを抽出し、コード使用情報取得部510が、コードに対する使用期限の情報をコード埋め込み装置400から取得し、使用可否判定部520が、コードを使用できるか否かを判定するので、印刷物に埋め込まれたコードの使用期間を制限することができる。
上述してきたように、本実施例2にかかるコード埋め込み装置400は、コード埋め込み部110が、コードおよび画像データを取得し、画像データの平均濃度の差を利用してコードを埋め込み、エンコード済画像データを生成する。そして、使用情報管理部410は、コード埋め込み部110が埋め込んだコードに対する使用期限の情報をコード使用情報420aに登録し、コード使用情報送信部430が、コード認証装置500の要求に応じて、対応するコードの使用期限の情報をコード使用情報420aから検索し、コード認証装置500に送信するので、コード埋め込み装置400によって作成された印刷物に埋め込まれたコードの利用を効率よく制限することができる。
また、コード認証装置500は、コード抽出処理部210が、コード埋め込み装置400によって作成された画像データから画像データの平均濃度の差を利用してコードを抽出し、コード使用情報取得部510が、コードに対する使用期限の情報をコード埋め込み装置400に要求し、コードの使用期限にかかる情報を取得する。そして、使用可否判定部520が、コードの使用期限にかかる情報および現在の日時情報を基にして、コードに対する使用可否を判定し、判定結果を表示装置50に出力するので、画像に埋め込まれたコードが無期限に使用されてしまうといった問題を解消することができる。
つぎに、本実施例3にかかるコード埋め込み装置の特徴について説明する。本実施例3にかかるコード埋め込み装置は、上述した実施例1と同様の手法を用いて画像データにコードを埋め込むと共に、埋め込んだコードに対する有効使用回数の情報をコード使用情報として記憶する。
そして、本実施例3にかかるコード認証装置は、コード埋め込み装置によって印刷された印刷物に埋め込まれたコードを抽出し、抽出したコードに対応するコード使用情報をコード埋め込み装置から取得し、抽出したコードが使用可能であるか否か、すなわち、有効使用回数が0か否かを判定する。
このように、本実施例3にかかるコード埋め込み装置は、コードの使用情報としてコードの有効使用回数の情報を登録し、コード認証装置が、コードの使用を許可するか否かをコードの有効使用回数の情報を基に判定するので、画像に埋め込まれたコードが無制限に利用されることを防止することができる。なお、本実施例3にかかるコード埋め込み装置およびコード認証装置は、実施例1と同様にネットワークを介して相互に接続されているものとする。
つぎに、本実施例3にかかるコード埋め込み装置の構成について説明する。図17は、本実施例3にかかるコード埋め込み装置の構成を示す機能ブロック図である。同図に示すようにこのコード埋め込み装置600は、使用情報管理部610、記憶部620、コード使用情報送信部630、使用情報更新部640を有する。その他の構成および要素は、図2に示したコード埋め込み装置100と同様であるため、同一の符号を付して説明を省略する。
使用情報管理部610は、コード埋め込み部110から、画像データに埋め込まれたコードを取得し、このコードにかかる有効使用回数の情報を入力装置20から取得し、取得した情報を基にして、コード使用情報を生成する処理部である。使用情報管理部610は、生成したコード使用情報を記憶部620に記憶させる。
記憶部620は、コード使用情報620aを記憶する記憶部である。図18は、本実施例3にかかるコード使用情報620aのデータ構造の一例を示す図である。同図に示すように、このコード使用情報620aは、「コード」と「有効使用回数」からなる。図18では、コード「0001」の有効使用回数が「10」回であり、コード「0002」の有効使用回数が「9」回である。
コード使用情報送信部630は、コード認証装置からコードの有効使用回数にかかる問い合わせを受付けた場合に、対応するコードの有効使用回数の情報をコード使用情報620aから検索し、検索した情報をコード認証装置に送信すると共に、対応する有効使用回数を1減算する処理部である。
例えば、コード使用情報送信部630が、コード認証装置からコード「0001」の有効使用回数にかかる問い合わせを受付けた場合には、コード「0001」に対する有効使用回数「10」をコード認証装置に送信すると共に、コード「0001」の有効使用回数を1減算する。上記した場合では、コード使用情報送信部630は、有効使用回数を「10」から「9」に変更する。
なお、コード使用情報送信部630は、減算対象の有効使用回数が「0」となっている場合には、減算を行わないこととする(有効使用回数を「0」のままにする)。
使用情報変更部640は、入力装置20から更新対象となるコードと、このコードに対する新たな有効使用回数の情報を取得した場合に、コード使用情報620aを更新する処理部である。例えば、使用情報更新部640が、入力装置20からコード「0001」、有効使用回数「5」という情報を取得した場合には、図18のコード「0001」に対する有効使用回数を「10」から「5」に更新する。
つぎに、本実施例3にかかるコード認証装置の構成について説明する。図19は、本実施例3にかかるコード認証装置の構成を示す機能ブロック図である。同図に示すように、このコード認証装置700は、コード使用情報取得部710、使用可否判定部720を有する。その他の構成および要素は、図7に示したコード埋め込み装置200と同様であるため、同一の符号を付して説明を省略する。
コード使用情報取得部710は、コード抽出処理部210からコードを取得した場合に、コードの有効使用回数の情報を図17に示したコード埋め込み装置600に要求する処理部である。具体的に、このコード使用情報取得部710は、コード抽出処理部210からコード「0001」を取得した場合には、このコード「0001」に対する有効使用回数の情報をコード埋め込み装置600に要求する。
そして、コード使用情報取得部710は、コード埋め込み装置600からの応答(例えば、コード「0001」の有効使用回数は「10」)を受付けた場合には、受付けた情報を使用可否判定部720に渡す。
使用可否判定部720は、コード抽出処理部210が抽出したコードが使用可のか否かを判定する処理部である。具体的に、この使用可否判定部720は、コード抽出処理部210からコードを取得し、コード使用情報取得部710からコードの有効使用回数にかかる情報を取得する。そして、使用可否判定部720は、コードが使用可能である場合には、コードが使用可能である旨の情報を表示装置50に出力し、コードが使用可能でない場合には、コードが使用不可能である旨の情報を表示装置50に出力する。
例えば、使用可否判定部720は、コード抽出処理部210からコード「0001」を取得し、コード使用情報取得部710から有効使用回数の情報「10」を取得した場合には、コード「0001」の有効使用回数は1以上(0ではない)であるため、コード「0001」を使用可能と判定する。
一方、使用可否判定部720は、コード抽出処理部210からコード「0001」を取得し、コード使用情報取得部710から有効使用回数の情報「0」を取得した場合には、コード「0001」の有効使用回数は0であるため、コード「0001」を使用不可能と判定する。
つぎに、本実施例3にかかるコード埋め込み装置600の処理について説明する。図20は、本実施例3にかかるコード埋め込み装置600の処理を示すフローチャートである。同図に示すように、コード埋め込み装置600は、コード埋め込み部110が、入力装置20からコードを取得し(ステップS501)、使用情報管理部610が、入力装置20からコードに対する有効使用回数の情報を取得する(ステップS502)。
そして、コード埋め込み部110が、画像入力装置30から画像データを取得し(ステップS503)、コードを画像データに埋め込む(ステップS504)。使用情報管理部610は、コード埋め込み部110から画像に埋め込んだコードを取得し、コードおよびこのコードに対する有効使用回数の情報をコード使用情報620aに登録し(ステップS505)、コード埋め込み部110が、エンコード済画像データを印刷装置40に出力する(ステップS506)。
このように、コード埋め込み装置600は、使用情報管理部610が、画像データに埋め込まれたコードの使用回数を制限するコード使用情報を作成し、作成したコード使用情報を記憶部620に登録するので、画像に埋め込んだコードが無制限に利用されることを防止することができる。
つぎに、本実施例3にかかるコード認証装置700の処理について説明する。図21は、本実施例3にかかるコード認証装置700の処理を示すフローチャートである。同図に示すように、コード認証装置700は、コード抽出処理部210が、画像入力装置35から画像データを取得し(ステップS601)、画像データに埋め込まれたコードを抽出する(ステップS602)。
続いて、コード抽出処理部210が、抽出したコードをコード使用情報取得部710および使用可否判定部720に渡し(ステップS603)、コード使用情報取得部710が、コードに対応する有効使用回数の情報をコード埋め込み部600に要求し(ステップS604)、コードに対する有効使用回数の情報をコード埋め込み装置600から取得し、取得した情報を使用可否判定部720に渡す(ステップS605)。
そして、使用可否判定部720は、有効使用回数が1以上か否かを判定し(ステップS606)、1以上である場合には(ステップS607,Yes)、コードが使用可能である旨を表示装置50に出力し(ステップS608)、0である場合には(ステップS607,No)、コードが使用不可能である旨を表示装置50に出力する(ステップS609)。
このように、コード認証装置700は、コード抽出処理部210が画像データからコードを抽出し、コード使用情報取得部710が、コードに対応する有効使用回数をコード埋め込み装置600から取得し、使用可否判定部720が、コードを使用できるか否かを判定するので、印刷物に埋め込まれたコードの使用回数を管理者などが所望する回数に制限することができる。
上述してきたように、本実施例3にかかるコード埋め込み装置600は、コード埋め込み部110が、コードおよび画像データを取得し、画像データの平均濃度の差を利用してコードを埋め込み、エンコード済画像データを生成する。そして、使用情報管理部610は、コード埋め込み部110が埋め込んだコードに対する有効使用回数の情報をコード使用情報620aに登録し、コード使用情報送信部630が、コード認証装置700の要求に応じて、対応するコードの有効使用回数の情報をコード使用情報620aから検索し、コード認証装置700に送信するので、コード埋め込み装置600によって作成された印刷物に埋め込まれたコードの使用回数を効率よく制限することができる。
また、コード認証装置700は、コード抽出処理部210が、コード埋め込み装置600によって作成された画像データから画像データの平均濃度の差を利用してコードを抽出し、コード使用情報取得部710が、コードに対する有効使用回数の情報をコード埋め込み装置600に要求し、コードの有効使用回数にかかる情報を取得する。そして、使用可否判定部720が、コードの有効使用回数にかかる情報を基にして、コードに対する使用可否を判定し、判定結果を表示装置50に出力するので、画像に埋め込まれたコードが無制限に使用されてしまうといった問題を解消することができる。
つぎに、本実施例4にかかるコード埋め込み装置の特徴について説明する。本実施例4にかかるコード埋め込み装置は、上述した実施例1と同様の手法を用いて画像データにコードを埋め込むと共に、埋め込んだコードに対する使用可否の情報をランダムに決定し、記憶する。また、本実施例4にかかるコード埋め込み装置は、コード認証装置からコードの使用可否にかかる情報の要求を受付けた場合に、対応するコードの使用可否の情報をコード認証装置に送信し、あらためて、コードの使用可否の情報をランダムに決定し、コードの使用可否にかかる情報を更新する。
このように、本実施例4にかかるコード埋め込み装置は、コードの使用可否にかかる情報をランダムに決定し、記憶するので、同じコードを複数発行した場合にでも、コードに対する使用可否の頻度を制限することができる。例えば、複数の顧客に同一のコードを発行した場合であっても、発行したコードの使用可否はランダムに変更されるため、本実施例4にかかるコード埋め込み装置を利用することによって、特別なコードを生成しなくとも、くじサービスなどを実施することができる。
なお、本実施例4にかかるコード埋め込み装置およびコード認証装置は、実施例1と同様にネットワークを介して相互に接続されているものとする。本実施例4にかかるコード認証装置は、実施例1において示したコード認証装置200と同様であるため説明を省略する。
つぎに、本実施例4にかかるコード埋め込み装置の構成について説明する。図22は、本実施例4にかかるコード埋め込み装置の構成を示す機能ブロック図である。同図に示すように、このコード埋め込み装置800は、使用情報管理部810、使用可否生成部820、記憶部830、コード使用情報送信部840を有する。その他の構成および要素は、図2に示したコード埋め込み装置100と同様であるため、同一の符号を付して説明を省略する。
使用情報管理部810は、コード埋め込み部110から、画像データに埋め込まれたコードを取得した場合に、使用可否生成部820にコードの使用可否にかかる情報の要求を行うと共に、使用可否生成部820から取得したコードの使用可否の情報とコード埋め込み部110から取得したコードとを基にして、コード使用情報を生成する処理部である。
ここで、使用可否生成部820は、使用情報管理部810から使用可否にかかる情報の要求を受付けた場合に、ランダムにコードの使用可否を「可」するか「不可」にするかを決定し、決定した使用可否の情報を使用情報管理部810に渡す処理部である。使用可否生成部820が、コードの使用可否をランダムに決定する方法はどのような方法を用いてもかまわないが、例えば、乱数を発生させて、発生した数値が奇数なら、コードの使用を「可」にし、偶数なら「不可」にするような方法によって、コードの使用可否をランダムに決定することができる。
使用情報管理部810の説明にもどると、使用情報管理部810は、生成したコード使用情報を記憶部830に記憶させる。また、使用情報管理部810は、コード使用情報送信部840から、コードを取得した場合(コード使用情報送信部840は、コード認証装置からコードに対する使用可否の問い合わせを受付けた場合、コードを使用情報管理部810に渡す)には、再度、使用可否生成部820にコードの使用可否にかかる情報を要求し、使用可否生成部820から取得した使用可否にかかる情報によって、コード使用情報送信部840から取得したコードに対応する使用可否の情報を更新する。
記憶部830は、コード使用情報830aを記憶する記憶部である。なお、コード使用情報830aのデータ構造は、図6に示したコード使用情報130aと同様であるため説明を省略する。
コード使用情報送信部840は、コード認証処理装置からコードの使用可否にかかる問い合わせを受付けた場合に、対応するコードの使用可否の情報をコード使用情報830aから検索し、検索した情報をコード認証装置に送信する処理部である。また、コード使用情報送信部840は、コード認証処理装置からコードの使用可否にかかる問い合わせを受付けた場合に、問い合わせ対象となったコードを使用情報管理部810に渡す。
つぎに、本実施例4にかかるコード埋め込み装置800の処理について説明する。図23は、本実施例4にかかるコード埋め込み装置800の処理を示すフローチャートである。同図に示すように、コード埋め込み装置800は、コード埋め込み部110が、入力装置20からコードを取得し(ステップS701)、画像入力装置30から画像データを取得する(ステップS702)。
そして、コード埋め込み部110が、コードを画像に埋め込み(ステップS703)、使用可否生成部820が、コードに対する使用可否をランダムに決定し、決定した使用可否の情報を使用情報管理部810に渡す(ステップS704)。
続いて、使用情報管理部810が、コードおよびこのコードに対する使用可否の情報をコード使用情報830aに登録し(ステップS705)、コード埋め込み部110が、エンコード済画像データを印刷装置40に出力する(ステップS706)。
このように、コード埋め込み装置800は、使用可否生成部820が、コードの使用可否にかかる情報をランダムに決定し、使用情報管理部810が、コード使用情報830aに登録された使用可否にかかる情報を更新するので、同じコードを複数発行した場合にでも、コードに対する使用可否を制限することができる。
つぎに、本実施例4にかかるコード埋め込み装置800が、コード認証装置からコードの使用可否にかかる情報の要求を受付けた場合の処理について説明する。図24は、コード埋め込み装置800が、コード認証装置からコードの使用可否にかかる情報の要求を受付けた場合の処理を示すフローチャートである。同図に示すように、コード埋め込み装置800は、コード使用情報送信部840が、コード認証処理部からコードを取得し(ステップS801)、コードに対応する使用可否の情報をコード使用情報830aから検索する(ステップS802)。
そして、コード使用情報送信部840は、コードに対応する使用可否の情報をコード認証装置に送信し(ステップS803)、コードを使用情報管理部810に渡し(ステップS804)、使用情報管理部810は、使用可否生成部820に対して、コードに対応する使用可否の情報を要求する(ステップS805)。
続いて、使用可否生成部820は、コードに対する使用可否をランダムに決定し、決定した使用可否の情報を使用情報管理部810に渡し(ステップS806)、使用情報管理部810は、コード使用情報830aの使用可否の情報を更新する(ステップS807)。
このように、コード埋め込み装置800は、コード認証装置からコードの使用可否にかかる情報の要求を受付けた場合に、コードに対する使用可否の情報をコード認証装置に送信した後、使用可否生成部820が使用可否をランダムに作成し、使用情報管理部800が、コード使用情報830aを更新するので、同一のコードを複数の画像データに埋め込んだ場合であっても、コードの使用を制限することができる。
上述してきたように、本実施例4にかかるコード埋め込み装置800は、コード埋め込み部110が、コードおよび画像データを取得し、画像データの平均濃度の差を利用してコードを埋め込み、エンコード済画像データを生成する。そして、使用可否生成部820が、コードに対する使用可否をランダムに決定し、使用情報管理部810が、ランダムに決定された使用可否の情報をコード使用情報830aに登録するので、同一のコードを複数発行した場合であっても、複数の同一コードに対する使用を制限することができる。
つぎに、本実施例5にかかるコード埋め込み装置の特徴について説明する。本実施例5にかかるコード埋め込み装置は、上述した実施例1と同様の手法を用いて画像データに第1のコードを埋め込むと共に、第2のコードから2次元コードを生成し、第1のコードと第2のコードとによって構成される第3のコードに対する使用可否の情報を記憶する。
そして、本実施例5にかかるコード認証装置は、画像に埋め込まれた第1のコードを抽出し、2次元コードをデコードして第2のコードを取得し、第1のコードおよび第2のコードによって構成される第3のコードの使用可否の情報をコード埋め込み装置から取得し、コードが使用可能か否かを判定する。
このように、本実施例5にかかるコード埋め込み装置は、2種類のコードを利用することによって、発行するコードの有効桁数を増加することができる。また、コード埋め込み装置は、2種類のコードに対する使用可否の情報を記憶するので、2種類のコードによって構成される有効桁数の増加したコードが無制限に利用されることを防止することができる。なお、本実施例5にかかるコード埋め込み装置およびコード認証装置は、実施例1と同様にネットワークを介して相互に接続されているものとする。
つぎに、本実施例5にかかるコード埋め込み装置の構成について説明する。図25は、本実施例5にかかるコード埋め込み装置の構成を示す機能ブロック図である。同図に示すように、このコード埋め込み装置900は、コード埋め込み部910、2次元コード生成部920、コード配置部930、使用情報管理部940、記憶部950、コード使用情報送信部960を有する。その他の構成および要素は、図2に示したコード埋め込み装置100と同様であるため説明を省略する。
コード埋め込み部910は、入力装置20から第1のコードを取得し、画像入力装置30から画像データを取得すると共に、画像データに第1のコードを埋め込む処理部である。なお、第1のコードを画像データに埋め込む手法は、実施例1において示したコード埋め込み部110と同様であるため説明を省略する。
コード埋め込み部910は、第1のコードを埋め込んだ画像データ(エンコード済画像データ)をコード配置部930に渡すと共に、画像データに埋め込んだ第1のコードを使用情報管理部940に渡す。
2次元コード生成部920は、2次元コードのエンコーダであり、入力装置20から取得した第2のコードをエンコードして2次元コードを生成する。2次元コードは、情報を2次元形状の組み合わせとしてエンコードするものである。2次元コード生成部920は、生成した2次元コードをコード配置部930に渡し、第2のコードを使用情報管理部940に渡す。
コード配置部930は、コード埋め込み部910から取得したエンコード済画像データと、2次元コード生成部から取得した2次元コードとを所定の位置に配置する処理部である。コード配置部930は、所定の位置に配置したエンコード済画像データと2次元コードとの情報を印刷装置40に出力し、印刷装置40に印刷させる。図26は、本実施例5にかかる印刷装置40が印刷する印刷物の一例を示す図である。同図に示すように、この印刷物には、第1のコードが埋め込まれた画像と、2次元コードが印刷されている。
使用情報管理部940は、コード埋め込み部910から第1のコードを取得し、2次元コード生成部920から第2のコードを取得し、第1のコードおよび第2のコードによって構成される第3のコードに対する使用可否の情報を入力装置20から取得し、取得した情報を基にして、コード使用情報を生成する処理部である。ここで、第3のコードは、第1のコードに第2のコードを付加させたコードである。例えば、第1のコードが「0000」、第2のコードが「1111」の場合は、第3のコードは、「00001111」となる。
記憶部950は、コード使用情報950を記憶する記憶部である。図27は、本実施例5にかかるコード使用情報950aのデータ構造の一例を示す図である。同図に示すように、このコード使用情報950aは、第3の「コード」と、このコードに対する「使用可否」からなる。図27の例では、第3のコード「00002222」および「11112222」に対する使用は可能である旨を示している。
コード使用情報送信部960は、コード認証装置から第3のコードの使用可否にかかる問い合わせを受付けた場合に、対応する第3のコードの使用可否の情報をコード使用情報950aから検索し、検索した情報をコード認証装置に送信する処理部である。例えば、コード使用情報送信部960が、コード認証装置から第3のコード「00002222」の使用可否にかかる問い合わせを受付けた場合には、第3のコード「00002222」は使用可能である旨の情報をコード認証装置に送信する(図27より、コード「00002222」の使用可否は「可」であるため)。
つぎに、本実施例5にかかるコード認証装置の構成について説明する。図28は、本実施例5にかかるコード認証装置の構成を示す機能ブロック図である。同図に示すように、このコード認証装置1000は、コード抽出処理部1010、デコード部1020、コード使用情報取得部1030、使用可否判定部1040を有する。なお、その他の構成および要素は、図7に示したコード認証装置200と同様であるため説明を省略する。
コード抽出処理部1010は、画像入力装置35から画像データを取得し、取得した画像データから第1のコードを抽出する処理部である。コード抽出処理部1010は、抽出した第1のコードをコード使用情報取得部1030および使用可否判定部1040に渡す。
デコード部1020は、画像入力装置35から2次元コードをデコードして、第2のコードを抽出する処理部である。デコード部1020は、抽出した第2のコードをコード使用情報取得部1030および使用可否判定部1040に渡す。
コード使用情報取得部1030は、コード抽出処理部1010から第1のコードを取得し、デコード部1020から第2のコードを取得して、第3のコードを特定し、第3のコードに対する使用可否の情報をコード埋め込み装置900に要求する処理部である。具体的に、コード使用情報取得部1030は、第1のコード「0000」第2のコード「1111」を取得した場合には、第3のコードを「00001111」と特定し、第3のコード「00001111」に対する使用可否の情報をコード埋め込み装置900に要求する。
そして、コード使用情報取得部1030は、コード埋め込み装置900からの応答(例えば、コード「00001111」は使用「可」)を受付けた場合には、受付けた情報を使用情報可否判定部1040に渡す。
使用可否判定部1040は、コード抽出処理部1010から第1のコードを取得し、デコード部1020から第2のコードを取得し、第3のコードを特定すると共に、コード使用情報取得部1030から第3のコードに対する使用可否の情報を取得し、第3のコードが使用可能か否かを判定する処理部である。使用可否判定部1040は、判定結果を表示装置50に出力する。
例えば、使用可否判定部1040は、第1のコード「0000」、第2のコード「1111」、第3のコードに対する使用可否「コード00001111は使用可」である旨の情報を取得した場合には、使用可否判定部1040は、コード「00001111」を使用可能と判定する。
一方、使用可否判定部1040は、第1のコード「0000」、第2のコード「1111」、第3のコードに対する使用可否「コード00001111は使用不可」である旨の情報を取得した場合には、使用可否判定部1040は、コード「00001111」を使用不可能と判定する。
つぎに、本実施例5にかかるコード埋め込み装置900の処理について説明する。図29は、本実施例5にかかるコード埋め込み装置900の処理を示すフローチャートである。同図に示すように、コード埋め込み装置900は、コード埋め込み部910が、入力装置20から第1のコードを取得し(ステップS901)、2次元コード生成部920が、入力装置20から第2のコードを取得し(ステップS902)、使用情報管理部940が、使用可否にかかる情報を入力装置20から取得する(ステップS903)。
そして、コード埋め込み部910が、画像入力装置30から画像データを取得し(ステップS904)、第1のコードを画像データに埋め込み、エンコード済画像データをコード配置部930に渡し、第1のコードを使用情報管理部940に渡す(ステップS905)。2次元コード生成部920は、第2のコードをエンコードして2次元コードを生成し、2次元コードをコード配置部930に渡し、第2のコードを使用情報管理部940に渡す(ステップS906)。
続いて、使用情報管理部940は、第1のコードおよび第2のコードから第3のコードを特定し(ステップS907)、第3のコードに対する使用可否の情報をコード使用情報950aに登録し(ステップS908)、コード配置部930が、エンコード済画像データおよび2次元コードを配置し(ステップS909)、画像データを印刷装置40に出力する(ステップS910)。
このように、本実施例5にかかるコード埋め込み装置900は、コード埋め込み部910が、第1のコードを画像データに埋め込み、2次元コード生成部920が、第2のコードを2次元コードにエンコードし、使用情報登録部940が、第3のコードに対する使用可否の情報を登録するので、コードの有効桁数を増加させることができると共に、このコードが無制限に使用されることが防止することができる。
つぎに、本実施例5にかかるコード認証装置1000の処理について説明する。図30は、本実施例5にかかるコード認証装置1000の処理を示すフローチャートである。同図に示すように、コード認証装置1000は、コード抽出処理部1010が、画像入力装置35から画像データを取得し(ステップS1001)、第1のコードを抽出し、抽出した第1のコードをコード使用情報取得部1030および使用可否判定部1040に渡す(ステップS1002)。
そして、デコード部1020は、画像入力装置35から2次元コードを取得し(ステップS1003)、2次元コードから第2のコードを抽出し、抽出した第2のコードをコード使用情報取得部1030および使用可否判定部1040に渡す(ステップS1004)。
続いて、コード使用情報取得部1030は、第1のコードおよび第2のコードから第3のコードを特定し(ステップS1005)、第3のコードに対する使用可否の情報をコード埋め込み装置900に要求し(ステップS1006)、第3のコードに対する使用可否の情報を取得し、取得した情報を使用可否判定部1040に渡す(ステップS1007)。
そして、使用可否判定部1040は、第3のコードが使用可能であるか否かを判定し(ステップS1008)、判定結果を表示装置50に出力する(ステップS1009)。使用可否判定処理部1040は、第3のコードが使用不可であると判定した場合には、「このコードは使用できません」を表示装置50に表示させる。一方、使用可否判定処理部1040は、第3のコードが使用可能であると判定した場合には、「このコードは使用できます」を表示装置50に表示させる。
このように、コード認証装置100は、コード抽出処理部1010が第1のコードを抽出し、デコード部1020が第3のコードを抽出し、使用可否判定部1040が、第3のコードが使用可能であるか否かを判定するので、画像に埋め込まれたコードと2次元コードに埋め込まれたコードとからなる第3のコードに対する使用を制限することができる。
上述してきたように、本実施例5にかかるコード埋め込み装置900は、コード埋め込み部910が、第1のコードを画像データに埋め込み、2次元コード生成部が、第2のコードから2次元コードを生成し、使用情報管理部970が、第1のコードおよび第2のコードから構成される第3のコードに対する使用可否の情報をコード使用情報950aに登録するので、コードの有効桁数を容易に増加させることができると共に、このコードに対する使用を効率よく制限することができる。
つぎに、本実施例6にかかるコード埋め込み装置の特徴について説明する。本実施例6にかかるコード埋め込み装置は、上述した実施例1と同様の手法を用いて画像データにコードを埋め込むと共に、このコードにかかる利用者を識別する情報(以下、利用者IDと表記する)を取得し、画像に埋め込んだ使用可否にかかる情報を利用者IDと関連付けて記憶する。
そして、本実施例6にかかるコード認証装置は、印刷物に埋め込まれたコードを抽出すると共に、このコードを利用する利用者の利用者IDを取得し、この利用者IDに対応する利用者はコードを使用できるか否かの情報をコード埋め込み装置から取得して判定する。
このように、本実施例6にかかるコード埋め込み装置は、同じコードであっても、利用者IDごとに使用可否の情報を管理しているので、同じコードを複数の利用者に発行しても、それぞれの利用者に対するコードの利用を制限することができる。
また、本実施例6にかかるコード認証装置は、印刷物に埋め込まれたコードと利用者IDとを基にして、コードが利用可能であるか否かを判定するので、複数の利用者が同じステガノグラフィーコードを用いてコードを使用しようとしても、利用者ごとに、コードの使用を制限することができる。
つぎに、本実施例6にかかるコード埋め込み装置の構成について説明する。図31は、本実施例6にかかるコード埋め込み装置の構成を示す機能ブロック図である。同図に示すようにこのコード埋め込み装置1100は、使用情報管理部1110、記憶部1120、コード使用情報送信部1130を有する。その他の構成および要素は、図2に示したコード埋め込み装置100と同様であるため、同一の符号を付して説明を省略する。
使用情報管理部1110は、コード埋め込み部110から、画像データに埋め込まれたコードを取得し、このコードに対応する利用者IDおよびコードの使用可否の情報を入力装置20から取得し、取得した情報を基にして、コード使用情報を生成する処理部である。使用情報管理部1110は、生成したコード使用情報を記憶部1120に記憶させる。
記憶部1120は、コード使用情報1120aを記憶する記憶部である。図32は、本実施例6にかかるコード使用情報1120aのデータ構造の一例を示す図である。同図に示すように、このコード使用情報1120aは、「コード」、「利用者ID」、「使用可否」からなる。図32の場合では、コード「0000」に対して利用者IDが3つ、すなわち「000」、「001」、「002」が登録されており、コード「0000」に対する利用者ID「001」のみ、コードの使用が許可されている。
コード使用情報送信部1130は、コード認証装置からコードおよび利用者IDを取得した場合に、取得したコードおよび利用者IDに対応する使用可否の情報をコード使用情報1120aから検索し、検索した情報をコード認証装置に送信する処理部である。
例えば、コード使用情報送信部1130が、コード認証装置からコード「0000」、利用者ID「001」を取得した場合には、コード「0000」は利用者ID「001」によって識別される利用者によって使用可能である旨の情報をコード認証装置に送信する(図32より、コード「0000」、利用者ID「001」に対する使用可否は「可」であるため)。
つぎに、本実施例6にかかるコード認証装置の構成について説明する。図33は、本実施例6にかかるコード認証装置1200の構成を示す機能ブロック図である。同図に示すように、このコード認証装置1200は、コード使用情報取得部1210、使用可否判定部1220を有する。その他の構成および要素は、図7に示したコード埋め込み装置200と同様であるため、同一の符号を付して説明を省略する。
コード使用情報取得部1210は、コード抽出処理部210からコードを取得し、入力装置60から利用者IDを取得し、取得したコードおよび利用者IDにかかる使用可否の情報をコード埋め込み装置1100に要求する処理部である。具体的に、コード使用情報取得部1210は、コード「0000」、利用者ID「001」を取得した場合に、このコード「0000」、利用者ID「001」に対する使用可否の情報をコード埋め込み装置1100に要求する。
そして、コード使用情報取得部1210は、コード埋め込み装置1100からの応答(例えば、コード「0000」、利用者ID「001」にかかる使用は「可」)を受付けた場合には、受付けた情報を使用可否判定部1220に渡す。
使用可否判定部1220は、コード抽出処理部210からコードを取得し、入力装置60から利用者IDを取得し、コード使用情報取得部1210からコードおよび利用者IDにかかる使用可否の情報を取得し、コード抽出処理部210が抽出したコードを、入力装置60から取得した利用者IDの利用者によって使用可能か否かを判定する処理部である。
例えば、使用可否判定部1220が、コード抽出処理部210からコード「0000」を取得し、入力装置60から利用者ID「001」を取得し、コード使用情報取得部1210から「コード0000、利用者ID001にかかる使用は可」である旨の情報を取得した場合には、コード「0000」、利用者ID「001」は、使用可能であると判定する。
一方、使用可否判定部1220が、コード抽出処理部210からコード「0000」を取得し、入力装置60から利用者ID「001」を取得し、コード使用情報取得部1210から「コード0000、利用者ID001にかかる使用は不可」である旨の情報を取得した場合には、コード「0000」、利用者ID「001」は、使用不可能であると判定する。
つぎに、本実施例6にかかるコード埋め込み装置1100の処理について説明する。図34は、本実施例6にかかるコード埋め込み装置1100の処理を示すフローチャートである。同図に示すように、コード埋め込み装置1100は、コード埋め込み部110が、入力装置20からコードを取得し(ステップS1101)、使用情報管理部1110が、入力装置20から利用者IDおよび使用可否の情報を取得する(ステップS1102)。
そして、コード埋め込み部110が、画像入力装置30から画像データを取得し(ステップS1103)、コードを画像データに埋め込む(ステップS1104)。使用情報管理部1110は、コード埋め込み部110からコードを取得し、コードおよび利用者IDに対する使用可否の情報をコード使用情報1120aに登録し(ステップS1105)、コード埋め込み部110が、エンコード済画像データを印刷装置40に出力する(ステップS1106)。
このように、コード埋め込み装置110は、使用情報管理部1110が、コードおよび利用者IDに対する使用可否の情報をコード使用情報1120aに登録するので、同一のコードを複数発行した場合であっても、利用者IDごとにコードの使用を制限することができる。
つぎに、本実施例6にかかるコード認証装置1100の処理について説明する。図35は、本実施例6にかかるコード認証装置1100の処理を示すフローチャートである。同図に示すように、コード認証装置1100は、コード抽出処理部210が、画像入力装置35から画像データを取得し(ステップS1201)、コード使用情報取得部1210が、入力装置60から利用者IDを取得する(ステップS1202)。
そして、コード抽出処理部210が、画像データからコードを抽出し(ステップS1203)、抽出したコードをコード使用情報取得部1210および使用可否判定部1220に渡し(ステップS1204)、コード使用情報取得部1210が、コードおよび利用者IDに対する使用可否の情報をコード埋め込み装置1100に要求し(ステップS1205)、コードおよび利用者IDに対する使用可否の情報を取得し、取得した情報を使用可否判定部1220に渡す(ステップS1206)。
続いて、使用可否判定部1220は、コード抽出処理部210から取得したコードおよび入力装置60から取得した利用者IDが使用可能か否かを、コード使用情報取得部1210から取得する情報を基にして判定し(ステップS1207)、判定結果を表示装置40に出力する(ステップS1208)。
このように、コード認証装置1200は、コード抽出処理部210が画像データからコードを抽出し、使用可否判定部1220が、コードおよび利用者IDが使用可能か否かを判定するので、同じコードであっても、利用者IDごとにコードの使用を制限することができる。
上述してきたように、本実施例6にかかるコード埋め込み装置1100は、コード埋め込み部110が、コードおよび画像データを取得し、画像データの平均濃度の差を利用してコードを埋め込み、エンコード済画像データを生成する。そして、使用情報管理部1120が、コードおよび利用者IDにかかる使用可否の情報をコード使用情報1120aに登録し、コード使用情報送信部1130が、コード認証装置1200の要求に応じて、対応する使用可否情報をコード認証装置1200に送信するので、同じコードを利用者に発行しても、それぞれの利用者に対するコードの利用を制限することができる。
また、コード認証装置1200は、コード抽出処理部210が、コード埋め込み装置100によって作成された画像データから画像データの平均濃度の差を利用してコードを抽出し、コード使用情報取得部1210が、コードおよび利用者IDに対する使用可否の情報をコード埋め込み装置1100に要求し、コードおよび利用者IDにかかる使用可否の情報を取得する。そして、使用可否判定部1220が、コードおよび利用者IDにかかる使用可否の情報を基にして、コードおよび利用者IDの使用可否を判定し、判定結果を表示装置50に出力するので、同じコードであっても、利用者IDごとにコードの使用を制限することができる。
なお、本実施例6において、コード埋め込み装置1100は、コードおよび利用者IDに対する使用可否の情報をコード使用情報として記憶したが、たとえば、利用者IDの代わりに、利用者が所有する携帯電話等の電話番号を利用してもよい。
また、上述した実施例1〜6において説明したコード埋め込み装置およびコード認証装置は、スーパーマーケットやコンビニエンスストアなどで利用されるPOS(Point of Sales)システムやサーバクライアントシステムなどにも適用することができる。
以下において、本実施例1〜6にかかるコード埋め込み装置およびコード認証装置をPOSシステムに適用した場合の一例について説明する。スーパーマーケットの管理者は、事前に、コード埋め込み装置を利用して、エンコード済画像データおよびコード使用情報(コードの使用を認めるか否かの情報またはコード使用期限の情報など)を作成する。
そして、管理者は、ネットワークに接続されたコンピュータを用いて、エンコード済画像データを顧客の携帯端末装置(例えば携帯電話)に送信すると共に、埋め込んだコードとコード使用情報とを管理サーバに送信する。管理サーバは、コードとコードに対するコード使用情報を関連付けて記憶・管理するサーバである。管理者がコード使用情報を変更する場合には、コンピュータを利用して管理サーバにアクセスし、コード使用情報を更新する。なお、管理者は、事前に顧客の携帯端末装置のアドレスを調べておく。
そして、スーパーマーケットの店員が商品の決済をおこなうときには、店員がPOS端末のリーダを利用して、顧客の携帯電話の画面から画像データを読み取り、コード認証装置(コード認証装置は、POS端末に接続あるいは内蔵しているものとする)が、POS端末が読み取った画像データからコードを抽出し、抽出したコードに対応するコード使用情報を管理サーバに要求する。
続いて、コード認証装置は、管理サーバからコード使用情報を取得し、画像データに埋め込まれていたコードが使用可能か否かを判定し、判定結果をPOS端末に通知する。コード認証装置が、「コードの使用は可能」と判定している場合には、POS端末は、商品の金額から所定の金額を減算して決済を行い、コード認証装置が、「コードの使用は不可能」と判定している場合には、商品の割引をおこなわない。
このように、本発明にかかるコード埋め込み装置およびコード認証装置をPOSシステムなどに適用することによって、管理者は、商品の販売を促進することができると共に、コード(クーポン)の使用を制限できるので、コードが複数回利用され、意図した利益を得られないといった問題を解消することができる。
ところで、上記実施例1〜6にかかるコード埋め込み装置およびコード認証装置の各種処理は、予め用意されたプログラムをコンピュータで実行することによって実現することができる。そこで以下では、コード埋め込み装置またはコード認証装置の機能を実現するコンピュータの一例を説明する。
図36は、コード埋め込み装置またはコード認証装置の機能を実現するコンピュータの機能ブロック図である。同図に示すように、このコンピュータ1300は、入出力インターフェース装置1310、ネットワークインターフェース装置1320、RAM1330、HDD1340、ROM1350、CPU1360がバス1370に接続されて構成される。
入出力インターフェース装置1310は、マウスやキーボードなどの入力装置および表示装置やプリンタなどの出力装置を接続するための装置であり、ネットワークインターフェース装置1320は、所定の通信プロトコルを利用してネットワーク上の他のコンピュータと通信を行う装置である。
RAM1330は、プログラムやプログラムの実行途中結果などを記憶するメモリである。図36の例ではRAM1330は、コードデータ1330a、画像データ1330b、コード使用情報1330cが記録されている。ここで、コードデータ1330aは、画像データに埋め込むコードの情報であり、画像データは、コードの埋め込み対象となる画像データである。なお、コード使用情報1330cは、図2に示したコード使用情報130aに対応する。
HDD1340は、プログラムやデータを格納するディスク装置であり、図36の例では、コード使用情報1340aを格納している。このコード使用情報1340aは、CPU1360によってRAM1330に読み出される。
そして、コンピュータ1300が、コード埋め込み装置の場合には、ROM1350には、上記実施例1〜6のコード埋め込み装置と同様の機能を発揮するエンコードプログラム、つまり、図36に示すように、エンコードプログラム1350aが予め記録されている。
続いて、CPU1360が、エンコードプログラム1350aをROM1350から読み出して実行することで、図36に示すように、エンコードプログラム1350aは、エンコードプロセス1360aとして機能するようになる。CPU1360は、画像データにコードを埋め込むと共に、埋め込んだコードに対する使用可否の情報をコード使用情報1330cに登録する。
一方、コンピュータ1300がコード認証装置の場合には、ROM1350には、上記実施例1〜6のコード認証装置と同様の機能を発揮するデコードプログラム、つまり、図36に示すように、デコードプログラム1350bが予め記録されている。
そして、CPU1360が、デコードプログラム1350bをROM1350から読み出して実行することで、図36に示すように、デコードプログラム1350bは、デコードプロセス1360bとして機能するようになる。CPU1360は、画像データからコードを抽出し、抽出したコードが使用可能か否かをコード使用情報1330cに基づいて判定する。
なお、本実施例1〜6では、コード埋め込み装置とコード認証装置とがネットワークを介して接続されている場合を示したが、これに限定されるものではなく、例えば、コード埋め込み装置およびコード認証装置を一体の装置として構成しても良い。
また、本実施例2〜6に示したコード埋め込み装置では省略したが、図10において示したコード埋め込み装置300と同様に、使用情報更新部310を設けることができ、コード埋め込み装置の管理者は、必要に応じてコード使用情報を更新してもよい。
(付記1)データが埋め込まれた画像を生成するエンコード装置であって、
画像を複数のブロックに分割し、隣接するブロックの特徴量の差に基づいてデータを画像に埋め込む埋め込み手段と、
前記埋め込み手段によって画像に埋め込まれたデータの使用を制限する使用制限情報を記録する制限情報記録手段と、
を備えたことを特徴とするエンコード装置。
(付記2)前記制限情報記録手段が記録する使用制限情報は、前記画像に埋め込まれたデータの使用を許可するか否かの情報であることを特徴とする付記1に記載のエンコード装置。
(付記3)前記画像に埋め込まれたデータが使用された場合に、当該データの使用を許可するか否かの情報を無作為に変更する使用可否変更手段を更に備えたことを特徴とする付記2に記載のエンコード装置。
(付記4)前記制限情報記録手段が記録する使用制限情報は、前記画像に埋め込まれたデータに対する有効期限の情報であることを特徴とする付記1に記載のエンコード装置。
(付記5)前記制限情報記録手段が記録する使用制限情報は、前記画像に埋め込まれたデータに対する有効使用回数の情報であることを特徴とする付記1に記載のエンコード装置。
(付記6)前記画像に埋め込まれたデータが使用された場合に、前記有効使用回数を減算する回数減算手段を更に備えたことを特徴とする付記5に記載のエンコード装置。
(付記7)前記埋め込み手段によって画像に埋め込まれたデータとは異なる第2のデータを図形パターンの組み合わせとしてエンコードするエンコード手段を更に備え、前記使用制限情報は、前記埋め込み手段によって画像に埋め込まれたデータおよび前記第2のデータの使用を制限する情報であることを特徴とする付記1に記載のエンコード装置。
(付記8)前記埋め込み手段によって画像に埋め込まれたデータの利用者を識別する識別情報を取得する識別情報取得手段を更に備え、前記使用制限情報は、前記画像に埋め込まれたデータおよび前記識別情報に対する使用を制限する情報であることを特徴とする付記1に記載のエンコード装置。
(付記9)前記制限情報記録手段が記録する使用制限情報を変更する変更手段を更に備えたことを特徴とする付記1〜8のいずれか一つに記載のエンコード装置。
(付記10)画像に埋め込まれたデータを抽出するデコード装置であって、
画像を複数のブロックに分割し、隣接するブロックの特徴量の差に基づいて画像に埋め込まれたデータを抽出するデータ抽出手段と、
前記データ抽出手段によって抽出されたデータの使用を制限する使用制限情報を取得する取得手段と、
前記取得手段によって取得された前記使用制限情報を基にして、前記データ抽出手段によって抽出されたデータの使用を許可するか否かを判定する判定手段と、
を備えたことを特徴とするデコード装置。
(付記11)画像を複数のブロックに分割し、隣接するブロックの特徴量の差に基づいてデータを画像に埋め込む埋め込み手段と、
前記埋め込み手段によって画像に埋め込まれたデータの使用を制限する使用制限情報を記録する制限情報記録手段と、
を備えるエンコード装置によって生成された画像が印刷された印刷物。
以上のように、本発明にかかるエンコード装置、デコード装置および印刷物は、画像へのデータ格納と取り出しに有用であり、特に、画像に格納されたデータの利用を制限する場合に適している。
本実施例1にかかるエンコードデコードシステムの一例を示す図である。 本実施例1にかかるコード埋め込み装置の構成を示す機能ブロック図である。 コード埋め込み部の構成を示す機能ブロック図である。 ブロック分割画像データの一例を示す図である。 コード形成部による濃度変更処理を説明するための説明図である。 コード使用情報のデータ構造の一例を示す図である。 本実施例1にかかるコード認証装置の構成を示す機能ブロック図である。 本実施例1にかかるコード埋め込み装置の処理を示すフローチャートである。 本実施例1にかかるコード認証装置の処理を示すフローチャートである。 コード使用情報を更新可能なコード埋め込み装置の構成を示す機能ブロック図である。 図6で示したコード使用情報が更新された場合の一例を示す図である。 本実施例2にかかるコード埋め込み装置の構成を示す機能ブロック図である。 本実施例2にかかるコード使用情報のデータ構造の一例を示す図である。 本実施例2にかかるコード認証装置の構成を示す機能ブロック図である。 本実施例2にかかるコード埋め込み装置の処理を示すフローチャートである。 本実施例2にかかるコード認証装置の処理を示すフローチャートである。 本実施例3にかかるコード埋め込み装置の構成を示す機能ブロック図である。 本実施例3にかかるコード使用情報のデータ構造の一例を示す図である。 本実施例3にかかるコード認証装置の構成を示す機能ブロック図である。 本実施例3にかかるコード埋め込み装置の処理を示すフローチャートである。 本実施例3にかかるコード認証装置の処理を示すフローチャートである。 本実施例4にかかるコード埋め込み装置の構成を示す機能ブロック図である。 本実施例4にかかるコード埋め込み装置の処理を示すフローチャートである。 コード埋め込み装置がコード認証装置からコードの使用可否にかかる情報の要求を受付けた場合の処理を示すフローチャートである。 本実施例5にかかるコード埋め込み装置の構成を示す機能ブロック図である。 本実施例5にかかる印刷装置が印刷する印刷物の一例を示す図である。 本実施例5にかかるコード使用情報のデータ構造の一例を示す図である。 本実施例5にかかるコード認証装置の構成を示す機能ブロック図である。 本実施例5にかかるコード埋め込み装置の処理を示すフローチャートである。 本実施例5にかかるコード認証装置の処理を示すフローチャートである。 本実施例6にかかるコード埋め込み装置の構成を示す機能ブロック図である。 本実施例6にかかるコード使用情報のデータ構造の一例を示す図である。 本実施例6にかかるコード認証装置の構成を示す機能ブロック図である。 本実施例6にかかるコード埋め込み装置の処理を示すフローチャートである。 本実施例6にかかるコード認証装置の処理を示すフローチャートである。 コード埋め込み装置またはコード認証装置の機能を実現するコンピュータの機能ブロック図である。
符号の説明
10 ネットワーク
20,60 入力装置
30,35 画像入力装置
40 印刷装置
50 表示装置
100,300,400,600,800,900,1100 コード埋め込み装置
110,910 コード埋め込み部
111 ブロック分割部
112 ブロック抽出部
113 平均化部
114 比較部
115 コード形成部
120,410,610,810,940,1110 使用情報管理部
130,620,830,950,1120 記憶部
130a,620a,830a,950a,1120a コード使用情報
140,430,630,840,960,1130 コード使用情報送信部
150 ネットワークインターフェース部
200,500,700,1000,1200 コード認証装置
210,1010 コード抽出処理部
220,510,710,1030,1210 コード使用情報取得部
230 ネットワークインターフェース部
240,520,720,1040,1220 使用可否判定部
310 使用情報更新部
530 日時管理部
640 使用情報変更部
820 使用可否生成部
920 2次元コード生成部
930 コード配置部
1020 デコード部
1300 コンピュータ
1310 入出力インターフェース装置
1320 ネットワークインターフェース装置
1330 RAM
1330a コードデータ
1330b 画像データ
1330c コード使用情報
1340 HDD
1340a コード使用情報
1350 ROM
1350a エンコードプログラム
1350b デコードプログラム
1360 CPU
1360a エンコードプロセス
1360b デコードプロセス

Claims (5)

  1. データが埋め込まれた画像を生成するエンコード装置であって、
    画像を複数のブロックに分割し、隣接するブロックの特徴量の差に基づいてデータを画像に埋め込む埋め込み手段と、
    前記埋め込み手段によって画像に埋め込まれたデータの使用を制限する使用制限情報を記録する制限情報記録手段と、
    を備えたことを特徴とするエンコード装置。
  2. 前記制限情報記録手段が記録する使用制限情報は、前記画像に埋め込まれたデータの使用を許可するか否かの情報であることを特徴とする請求項1に記載のエンコード装置。
  3. 前記画像に埋め込まれたデータが使用された場合に、当該データの使用を許可するか否かの情報を無作為に変更する使用可否変更手段を更に備えたことを特徴とする請求項2に記載のエンコード装置。
  4. 画像に埋め込まれたデータを抽出するデコード装置であって、
    画像を複数のブロックに分割し、隣接するブロックの特徴量の差に基づいて画像に埋め込まれたデータを抽出するデータ抽出手段と、
    前記データ抽出手段によって抽出されたデータの使用を制限する使用制限情報を取得する取得手段と、
    前記取得手段によって取得された前記使用制限情報を基にして、前記データ抽出手段によって抽出されたデータの使用を許可するか否かを判定する判定手段と、
    を備えたことを特徴とするデコード装置。
  5. 画像を複数のブロックに分割し、隣接するブロックの特徴量の差に基づいてデータを画像に埋め込む埋め込み手段と、
    前記埋め込み手段によって画像に埋め込まれたデータの使用を制限する使用制限情報を記録する制限情報記録手段と、
    を備えるエンコード装置によって生成された画像が印刷された印刷物。
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