JP2007120557A - Safety valve and its manufacturing method - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、圧力容器の開口部に装着されて前記圧力容器の密封作用および防爆作用をなす安全弁に関するものである。本発明の安全弁は、コンデンサ、キャパシタまたは二次電池等の圧力容器に用いられ、また、家電分野または自動車分野等にて用いられる。また、本発明の安全弁は、容器の密封性および防爆性を必要とする様々な分野に幅広く用いられる。 The present invention relates to a safety valve that is attached to an opening of a pressure vessel and performs sealing and explosion-proofing of the pressure vessel. The safety valve of the present invention is used in a pressure vessel such as a capacitor, a capacitor, or a secondary battery, and is also used in the home appliance field, the automobile field, or the like. In addition, the safety valve of the present invention is widely used in various fields that require sealing and explosion-proofing of containers.
近年、電解コンデンサ、キャパシタまたは二次電池等の形状は、これらを収納する空間を有効利用するために、小径化、扁平化、薄型化の傾向がある。したがって、これらの圧力容器の開口を閉塞する封口板についても、小径、扁平、薄型となっており、封口板の開口部に装着される安全弁についても、その外径寸法が小さなものが要求されるようになっている。 In recent years, the shapes of electrolytic capacitors, capacitors, secondary batteries, and the like tend to be reduced in diameter, flattened, and thinned in order to effectively use the space for storing them. Therefore, the sealing plates that close the openings of these pressure vessels are also small-diameter, flat, and thin, and the safety valve that is attached to the opening of the sealing plate is required to have a small outer diameter. It is like that.
この点につき、従来の安全弁51は、図10に示すように、圧力容器31の開口部32に装着される筒状の弁本体52の内周部に、破裂部として作用する薄肉部53を一体成形したものであるが、上記理由により弁本体52の外径寸法が小さくなると、薄肉部53の成形が困難になることから、或る程度以上の小径化は不可能である。また、薄肉部53は一度破裂すると密封性および防爆性が喪失されることから、この安全弁51は再利用することができない。
In this regard, as shown in FIG. 10, the conventional safety valve 51 is integrally formed with a
また、本願出願人は先に、破裂部として作用する薄肉部を有さずに機能することが可能な安全弁として、図11に示す安全弁61を提案しており、この安全弁61によれば、薄肉部を有さないために一層の小径化が可能である(特許文献1参照)。
In addition, the applicant of the present application has previously proposed a
しかしながら、この図11の安全弁61は、圧力容器31内部の圧力が所定値に達したときに安全弁61全体が外部へ離脱する(矢印方向に離脱する)構造であることから、装着箇所によっては、離脱した安全弁61が周辺の装置類に対する異物となり、また環境に対して悪影響を及ぼす虞があり、よって使用可能な箇所が限定されてしまう不都合がある。
However, since the
したがって、上記した小径化の要求に応えるとともに再利用することが可能であり、しかも弁全体が外部へ離脱することがなく使用可能箇所が限定されることがない安全弁が求められている。 Accordingly, there is a need for a safety valve that can meet the above-described demand for a reduction in diameter and can be reused, and that does not allow the entire valve to be released to the outside and does not limit the usable location.
本発明は以上の点に鑑みて、安全弁の小径化の要求に応えるとともに再利用することが可能であり、しかも弁全体が外部へ離脱することがなく使用可能箇所が限定されることがない安全弁を提供することを目的とする。 In view of the above points, the present invention meets the demands for reducing the diameter of a safety valve and can be reused. In addition, the entire valve is not detached to the outside and the usable valve is not limited. The purpose is to provide.
またこれに加えて、安全弁を金型成形するときに発生するバリが安全弁の密封性に悪影響を及ぼすことがなく、もって優れた密封性を発揮することが可能な安全弁の製造方法を提供することを目的とする。 In addition to this, there is provided a method for manufacturing a safety valve capable of exhibiting excellent sealing performance without causing burrs generated when molding the safety valve to have a bad influence on the sealing performance of the safety valve. With the goal.
上記目的を達成するため、本発明の請求項1による安全弁は、圧力容器の開口部に装着されて前記開口部を閉塞するとともに前記圧力容器内部の圧力が所定値に達したときに開弁して前記圧力を開放する安全弁において、前記開口部に挿入される弁本体と、前記弁本体の側面に設けられ、前記開口部の内縁に係合し、前記圧力が所定値に達したときに前記係合が外れて前記弁本体が抜け方向に移動するのを許容する第一係合部と、前記第一係合部の先端側に設けられ、前記弁本体が抜け方向に移動したときに前記開口部の内縁に係合して前記弁本体が前記開口部から抜け出るのを防止する第二係合部と、前記弁本体が前記第一係合部にて係合しているときは前記圧力容器の内外を連通させず前記弁本体が前記第二係合部にて係合したときに前記圧力容器の内外を連通させる圧力開放流路とを有することを特徴とする。
In order to achieve the above object, a safety valve according to
また、本発明の請求項2による安全弁は、上記した請求項1の安全弁において、圧力開放流路は、弁本体の側面に形成したスリットよりなることを特徴とする。
A safety valve according to
また、本発明の請求項3による安全弁は、上記した請求項1の安全弁において、圧力開放流路は、弁本体の内部に形成するとともに先端面および側面に開口する貫通穴よりなることを特徴とする。
The safety valve according to
更にまた、本発明の請求項4による安全弁は、上記した請求項1の安全弁において、圧力開放流路は、第一および第二係合部間に一体成形した接続部の外径寸法が開口部の穴径よりも小さく形成されることにより前記接続部の外周に設定されることを特徴とする。 Furthermore, a safety valve according to a fourth aspect of the present invention is the safety valve according to the first aspect, wherein the pressure release flow path has an outer diameter dimension of the connecting portion integrally formed between the first and second engaging portions. The outer diameter of the connecting portion is set by being formed smaller than the diameter of the hole.
上記構成を備えた本発明の請求項1による安全弁においては、圧力容器の開口部に弁本体を挿入し、このとき、弁本体の先端に設けた第一係合部が開口部の内縁に係合するとともに弁本体の側面が開口部の内面に密接するので、開口部が閉塞された弁閉状態が実現される。この弁閉状態は、開口部を密閉する安全弁の密封作用が発揮されるので、容器内部内部の圧力は密封される。また第一係合部は、容器内部の圧力が所定値に達したときに係合が外れて弁本体が抜け方向に移動するのを許容するよう設定されているので、容器内部の圧力が上昇して所定値に達すると、係合が外れて弁本体が抜け方向に移動する。移動した弁本体は引きつづき、弁本体の更に先端に設けた第二係合部が開口部の内縁に係合するので移動が停止し、よってこの第二係合部の係合により開口部から抜け止めされる。また弁本体には、この移動停止位置において容器の内外を連通させる圧力開放流路が設けられているので、容器内部の高圧はこの圧力開放流路を経由して大気開放され、これにより弁開状態が実現される。このように圧力は、弁本体に設けた圧力開放流路を経由して大気開放されるので、本発明の安全弁は、上記従来技術のような薄肉部を有していない。
In the safety valve according to
弁本体に設けられる圧力開放流路の構造としては、これをスリット状(請求項2)または貫通穴状(請求項3)とすることが考えられ、また第一および第二係合部間に一体成形した接続部の外径寸法を開口部の穴径よりも小さく形成することによって接続部の外周に設定されるものとしても良い(請求項4)。また、第一および第二係合部の構造としては、これを突起状とするのが好適であり、このように両係合部をボリュームの小さな突起として形成すると、以下のような利点がある。 As a structure of the pressure release flow path provided in the valve main body, it may be considered to be a slit shape (Claim 2) or a through hole shape (Claim 3), and between the first and second engaging portions. It is good also as what is set to the outer periphery of a connection part by forming the outer diameter dimension of the connection part integrally formed smaller than the hole diameter of an opening part (Claim 4). Further, as the structure of the first and second engaging portions, it is preferable to make them into a protrusion shape. When the both engaging portions are formed as protrusions having a small volume in this way, there are the following advantages. .
すなわち、比較例として示す図12(A)のように、弁抜け止め用の第二係合部6がボリュームの大きなプレート状に形成されていると、この安全弁1を成形するときに用いる金型41としては、その離型性の都合から、同図(B)に示すように、分割型42,43を弁本体2の径方向(図では左右方向)に分割した金型41を用いて安全弁1を金型成形することになり、これでは同図(C)に示すように、弁本体2の中心軸線0と平行なパーティング面44によるバリBが発生し、このバリBは、弁本体2の側面に設定される円筒面状のシール部8と交差することから、シール部8の密封性に支障を来たす虞がある。金型41の分割(型割り)が上記径方向(図では左右方向)に限定されるのは、分割型42,43を弁本体2の軸方向(図では上下方向)に分割すると、プレート状の第二係合部6または蓋部4によるアンダーカット部が大き過ぎて離型できなくなるからである。
That is, as shown in FIG. 12A as a comparative example, when the
これに対して、本発明のように、第一および第二係合部をボリュームの小さな突起として形成すると、設定されるアンダーカット部が小さなものとなることから、安全弁を成形するときに用いる金型としては、図9(B)に示すように、分割型42,43を弁本体の軸方向(図では上下方向)に分割した金型41を用いて安全弁を金型成形することが可能となり、この場合には、弁本体の中心軸線と直交するパーティング面44によるバリ(図示せず)が発生し、このバリは、弁本体の側面に設定される円筒面状のシール部と平行であって交差しないことから、シール部の密封性に支障を来たすことがなく、シール部に十分な密封性を確保することができる。本発明の請求項6による製造方法はこのような利点を確保すべく、安全弁を成形する金型41はその分割型42,43が弁本体の軸方向(図では上下方向)に分割された金型41を用いて安全弁を金型成形することにしたものである。
On the other hand, if the first and second engaging portions are formed as small projections with a small volume as in the present invention, the undercut portion to be set becomes small. As a mold, as shown in FIG. 9B, it is possible to mold a safety valve using a
尚、本発明の安全弁は、圧力容器の開口を閉塞する封口板に設けた開口部に装着されるのを一般であるが、容器の仕様によっては、容器本体に設けた開口部に直接装着される場合もあり、本発明にはこの双方の場合が含まれる。また、本発明の圧力弁はその機能からして、キャップと称されることもある。 The safety valve of the present invention is generally attached to the opening provided in the sealing plate that closes the opening of the pressure vessel. However, depending on the specification of the vessel, the safety valve is directly attached to the opening provided in the vessel body. The present invention includes both cases. Moreover, the pressure valve of this invention may be called a cap from the function.
本発明は、以下の効果を奏する。 The present invention has the following effects.
すなわち、本発明の請求項1ないし4による安全弁においてはそれぞれ、上記したように圧力容器内部の圧力が弁本体に設けた圧力開放流路を経由して大気開放されるために、本発明の安全弁には、破裂部として機能する薄肉部は設けられていない。したがって、安全弁の小径化の要求に応えることができ、また安全弁を圧力開放後に再利用することができる。
また、弁開時に第二係合部が開口部の内縁に係合するために、弁開時に弁全体が外部へ離脱することがない。したがって本発明の安全弁は、使用可能箇所が限定されないものである。
以上により、本発明所期の目的どおり、安全弁の小径化の要求に応えるとともに再利用することが可能であり、しかも弁全体が外部へ離脱することがなく使用可能箇所が限定されることがない安全弁を提供することができる。
That is, in each of the safety valves according to
Further, since the second engaging portion engages with the inner edge of the opening when the valve is opened, the entire valve is not detached outside when the valve is opened. Therefore, the usable part of the safety valve of the present invention is not limited.
As described above, in accordance with the intended purpose of the present invention, it is possible to meet the demand for reducing the diameter of the safety valve and to reuse it, and the entire valve is not detached to the outside and the usable portion is not limited. A safety valve can be provided.
つぎに本発明の実施例を図面にしたがって説明すると、当該実施例に係る安全弁は、圧力容器(上記したように封口板を含む)の開口部に装着されて前記開口部を閉塞するとともに前記圧力容器内部の圧力が上昇して所定値に達したときに開弁して前記圧力を開放するものであって、ゴム状弾性体の一体成形品として成形されている。 Next, an embodiment of the present invention will be described with reference to the drawings. A safety valve according to the embodiment is attached to an opening of a pressure vessel (including a sealing plate as described above) to close the opening and the pressure. When the pressure inside the container rises and reaches a predetermined value, the valve is opened to release the pressure, and is molded as an integrally molded product of a rubber-like elastic body.
その材質の具体例としては、ゴム材料では、ブチルゴム、ハロゲン化ブチルゴム、ビニル変性ブチルゴム、エチレンプロピレン系ゴム、フッ素ゴム、アクリル系ゴム、水素添加二トリルゴム等の飽和系ゴムが挙げられ、架橋剤、充填剤、可塑剤または老化防止剤等を適宜配合する。また、熱可塑性エラストマーでは、オレフィン系熱可塑系エラストマー、エステル系熱可塑性エラストマー、アミド系熱可塑性エラストマー、水素添加スチレン・ブタジエンブロック共重合体、水素添加スチレン・イソプレンブロック共重合体等が挙げられ、ブロック共重合方法、グラフト共重合方法、動的架橋方法等で製造され、架橋剤、可塑剤、老化防止剤または充填剤を適宜配合する。また、電界液との反応を小さくするため、塩素イオン・ハロゲン化物含有率が500ppm以下であり、重金属の含有率も100μg/cm2以下が良い。 Specific examples of the material include rubber materials such as butyl rubber, halogenated butyl rubber, vinyl-modified butyl rubber, ethylene propylene rubber, fluorine rubber, acrylic rubber, hydrogenated nitrile rubber and the like, and crosslinking agents, A filler, a plasticizer, an antiaging agent or the like is appropriately blended. Examples of thermoplastic elastomers include olefin-based thermoplastic elastomers, ester-based thermoplastic elastomers, amide-based thermoplastic elastomers, hydrogenated styrene / butadiene block copolymers, and hydrogenated styrene / isoprene block copolymers. It is produced by a block copolymerization method, a graft copolymerization method, a dynamic crosslinking method or the like, and a crosslinking agent, a plasticizer, an antiaging agent or a filler is appropriately blended. In order to reduce the reaction with the electrolysis solution, the chlorine ion / halide content is preferably 500 ppm or less, and the heavy metal content is preferably 100 μg / cm 2 or less.
第一実施例・・・
図1は、本発明の第一実施例に係る安全弁1の装着前の状態を示している。この安全弁1を圧力容器31の開口部32に装着すると、図2に示す初期的な装着状態である弁閉状態が実現され、この図2の状態から圧力容器31内部の圧力が上昇して所定値に達すると、図3に示す弁開状態が実現される。
First embodiment ...
FIG. 1 shows a state before the
当該実施例に係る安全弁1は先ず、圧力容器31の開口部32にその外側(図では上側)から挿入される弁本体2を有しており、この弁本体2は、開口部32に圧入される円柱状の基部3と、この基部3の後端に一体成形された円盤状の蓋部4とを一体に有している。図2に示すように、円柱状の基部3はその側面(シール部8)をもって全周に亙って開口部32の内面(内周面)に密接し、よって圧力容器31内部の圧力が定常圧にあるときにこの圧力が外部へ漏出しないようシールする作用をなす。このため、基部3の根元径φA(図1参照)は、開口部32の内径寸法φBに対して
0.1×φB<φA−φB<0.4×φB・・・・(イ)式
を満足するように設定されている。
First, the
図2に示すように、弁本体2の基部3は、その根元まで差し込まれて蓋部4が圧力容器31に当接したとき、基部3の先端(図では下端)は開口部32を貫通して圧力容器31の内部まで達する長さを有しており、このとき丁度、開口部32の内縁(内側開口縁または穴口元とも称する)32aに係合する位置に第一係合部5が設けられている。
As shown in FIG. 2, when the
この第一係合部5は、開口部32の内縁32aに係合し、圧力容器32内部の圧力が上昇して所定値に達したときに係合が解除されて弁本体2が抜け方向(図では上方)に移動するのを許容する、すなわち開弁圧を規定するものであって、突起状ないしリブ状のものとして基部3の側面に一体成形されている。尚、図では、この第一係合部5は環状に形成されているが、必ずしも環状である必要はなく、開弁圧を規定できれば、複数の突起が円周上に並んだ形状であっても良い。また図では、この第一係合部5が上下二箇所に亙って設けられているが、その形成数は限定されず、一箇所または三箇所以上であっても良い。
The
この第一係合部5は、その外径寸法φCを開口部32の内径寸法φBよりも大きく形成されており(φC>φB、反対にφC<φBでは締め代がなくなるので荷重が受けられない)、よってこの第一係合部5が開口部32の内縁32aに係合することによって初期的な弁閉状態が実現される。但し、圧力容器31内部の圧力が上昇して所定値に達すると、この第一係合部5は基部3の側面に埋没するように弾性変形し、よって開口部32の内縁32aとの係合が解除される。この係合が解除される圧力の大きさは、上記径寸法の大小比率を変更することによって調整することが可能である。
The first
また、基部3の側面には、第一係合部5の更に先端側に位置して、第二係合部6が設けられている。この第二係合部6は、上記第一係合部5の係合解除により弁本体2が抜け方向へ移動したときに開口部32の内縁32aに係合して弁本体2が開口部32から外方へ抜け出るのを防止するためのものであって、第一係合部5と同様、突起状ないしリブ状のものとして基部3の側面に一体成形されている。尚、図では、この第二係合部6は環状に形成されているが、必ずしも環状である必要はなく、弁本体2が抜け出るのを防止できれば、複数の突起が円周上に並んだ形状であっても良い。
A
この第二係合部6は、その外径寸法φDを開口部32の内径寸法φBよりも十分に大きく形成されており(φD>φB、反対にφD<φBでは締め代がなくなるので抜け止めができない)、よってこの第二係合部6が開口部32の内縁32aに係合することによって弁本体2の抜け方向への移動が停止せしめられる。この係合は、第二係合部6の外径寸法φDが開口部32の内径寸法φBよりも十分に大きく形成されているために、圧力容器31内部の圧力が所定値に達しても係合が解除されず、よって弁本体2が開口部32から外方へ抜け出るのを有効に防止する。この第二係合部6の外径寸法φDと第一係合部5の外径寸法φCとの関係は、φD≧φCとなる。尚、この第二係合部6の先端面(図では下端面)は、基部3を開口部32に圧入し易いよう先細のテーパー面状に形成されている。
The
更にまた、基部3の側面には、圧力開放流路7が、軸方向(図では上下方向)に延びるスリット状のものとして形成されている。この圧力開放流路7は、図2に示したように弁本体2が第一係合部5において係合しているときは圧力容器31の内外を連通させず、図3に示したように弁本体2が第二係合部6において係合したときに圧力容器31の内外を連通させるよう基部3の先端から根元手前に亙って形成されている。このため、基部3の根元部には、上記(イ)式を満足するとともに圧力開放流路7を形成されていない円筒面状のシール部8が形成されている。尚、図では、この圧力開放流路7が四箇所に亙って等配状に設けられているが、その形成数は特に限定されず、三箇所以下または五箇所以上であっても良い。
Furthermore, the pressure
第二実施例・・・
上記第一実施例では、圧力開放流路7を基部3の側面に軸方向縦長のスリット状のものとして形成したが、基部3の内部に貫通穴状のものとして形成しても良く、例えば図4および図5に示すように、基部3の先端面に開口した先止まり状の縦穴9と、基部3の側面に開口した横穴10とを交差させた組み合わせからなるものとしても良い。この場合、基部3の側面に開口した横穴10の上下それぞれにシール部8が形成される。
Second embodiment ...
In the first embodiment, the pressure
第三実施例・・・
図6は、本発明の第三実施例に係る安全弁1の装着前の状態を示している。この安全弁1を圧力容器31の開口部32に装着すると、図7に示す初期的な装着状態である弁閉状態が実現され、この図7の状態から圧力容器31内部の圧力が上昇して所定値に達すると、図8に示す弁開状態が実現される。
Third embodiment ...
FIG. 6 shows a state before the
当該実施例に係る安全弁1は先ず、圧力容器31の開口部32にその外側(図では上側)から挿入される弁本体2を有しており、この弁本体2は、開口部32に圧入される円柱状の基部3と、この基部3の外側に一体成形された円盤状の蓋部4とを一体に有している。図7に示すように、円柱状の基部3はその側面(シール部8)をもって全周に亙って開口部32の内面(内周面)に密接し、よって圧力容器31内部の圧力が定常圧にあるときにこの圧力が外部へ漏出しないようシールする作用をなす。このため、基部3の根元径φA(図6参照)は、開口部32の内径寸法φBに対して
0.1×φB<φA−φB<0.4×φB・・・・(イ)式
を満足するように設定されている。
First, the
図7に示すように、弁本体2の基部3は、その根元まで差し込まれて蓋部4が圧力容器31に当接したとき、基部3の先端(図では下端)は開口部32を貫通して圧力容器31の内部まで達する長さを有しており、このとき丁度、開口部32の内縁(内側開口縁または穴口元とも称する)32aに係合する位置に第一係合部5が設けられている。
As shown in FIG. 7, when the
この第一係合部5は、開口部32の内縁32aに係合して当該安全弁1を初期的な弁閉状態に維持し、かつ圧力容器32内部の圧力が上昇して所定値に達したときに係合が解除されて弁本体2が抜け方向(図では上方)に移動するのを許容する、すなわち開弁圧を規定するものであって、突起状ないしリブ状のものとして基部3の側面に一体成形されている。尚、図では、この第一係合部5は環状に形成されているが、必ずしも環状である必要はなく、開弁圧を規定できれば、複数の突起が円周上に並んだ形状であっても良い。
The
この第一係合部5は、その外径寸法φCを開口部32の内径寸法φBよりも大きく形成されており(φC>φB、反対にφC<φBでは締め代がなくなるので荷重が受けられない)、よってこの第一係合部5が開口部32の内縁32aに係合することによって初期的な弁閉状態が実現される。但し、圧力容器31内部の圧力が上昇して所定値に達すると、この第一係合部5は基部3の側面に埋没するように弾性変形し、よって開口部32の内縁32aとの係合が解除される。この係合が解除される圧力の大きさは、上記径寸法の大小比率を変更することによって調整することが可能である。
The first
また、第一係合部5よりも先端側に位置して基部3の先端部にはその一部として円柱状を呈する接続部11が一体成形されており、この接続部11の先端外周に第二係合部6が設けられている。この第二係合部6は、上記第一係合部5の係合解除により弁本体2が抜け方向へ移動したときに開口部32の内縁32aに係合して弁本体2が開口部32から外方へ抜け出るのを防止するためのものであって、第一係合部5と同様、突起状ないしリブ状のものとして基部3の側面に一体成形されている。尚、図では、この第二係合部6は環状に形成されているが、必ずしも環状である必要はなく、弁本体2が抜け出るのを防止できれば、複数の突起が円周上に並んだ形状であっても良い。
Further, a connecting
この第二係合部6は、その外径寸法φDを開口部32の内径寸法φBよりも十分に大きく形成されており(φD>φB、反対にφD<φBでは締め代がなくなるので抜け止めができない)、よってこの第二係合部6が開口部32の内縁32aに係合することによって弁本体2の抜け方向への移動が停止せしめられる。この係合は、第二係合部6の外径寸法φDが開口部32の内径寸法φBよりも十分に大きく形成されているために、圧力容器31内部の圧力が所定値に達しても解除されず、よって弁本体2が開口部32から外方へ抜け出るのを有効に防止する。この第二係合部6の外径寸法φDと第一係合部5の外径寸法φCとの関係は、φD≧φCとなる。尚、この第二係合部6の先端面(図では下端面)は、弁本体2を開口部32に圧入し易いよう先細のテーパー面状に形成されている。
The
上記接続部11は、その軸方向長さ(両係合部5,6間の軸方向間隔)Eを開口部32の穴長さFよりも大きく形成されており(E>F)、かつその外径寸法φGを開口部32の内径寸法φBよりも小さく形成されている(φG<φB)。したがって、図8に示したように、弁本体2が第二係合部6において開口部32の内縁32aに係合すると、接続部11は開口部32の内部に位置し、接続部11の側面と開口部32の内面との間に環状の間隙12が形成され、かつ第一係合部5が開口部32から外方へ外れて第一係合部5および容器31間にも環状の間隙13が形成されるため、この両間隙12,13をもって当該安全弁1の圧力開放流路7が形成される。尚、第二係合部6が環状であると、この第二係合部6が開口部32の内縁32aに密接することにより圧力開放流路7が閉塞されてしまうため、第二係合部6にはその円周上一箇所以上の部位に切欠状の連通部14が設けられている。したがって、この連通部14を加えれば、圧力開放流路7は、連通部14および両間隙12,13によって構成されることになる。
The connecting
上記第一ないし第三実施例の安全弁1はそれぞれ、圧力容器31の開口部32に装着されてこの開口部32を閉塞するとともに圧力容器31内部の圧力が上昇して所定値に達したときに開弁して圧力を開放し、もって圧力容器31の防爆作用をなすものであって、上記構成により以下の作用効果を奏する点に特徴を有している。
Each of the
すなわち先ず、上記構成の安全弁1においては、圧力容器31の開口部32に弁本体2を挿入するが、このとき、この弁本体2の先端に設けた第一係合部5が開口部32の内縁32aに係合するので、初期的な装着状態である弁閉状態が実現される。第一係合部5は、圧力容器31内部の圧力が上昇して所定値に達したときに係合が解除されて弁本体2が抜け方向へ移動するのを許容するよう設定されているので、圧力が所定値に達すると、係合が解除されて弁本体2が抜け方向へ移動する。移動した弁本体2は引きつづき、弁本体2の更に先端に設けた第二係合部6が開口部32の内縁32aに係合することにより停止し、よってこの第二係合部6の係合により開口部32から抜け止めされる。また、弁本体2には、この移動停止位置にて圧力容器31の内外を連通させる圧力開放流路7が設けられているので、圧力容器31内部の高圧はこの圧力開放流路7を経由して大気開放される。
That is, first, in the
したがって、上記構成の安全弁1によれば先ずは、上記したように圧力容器31内部の圧力が弁本体2に設けられた圧力開放流路7を経由して大気開放されるので、当該安全弁1には上記従来技術のような薄肉部は設けられていない。したがって、安全弁の小径化の要求に応えることができ、かつ圧力開放後に再利用することができる。
またこれに加えて、弁開時には第二係合部6が開口部32の内縁32aに係合するので、当該安全弁1は弁開時に弁全体が外部へ離脱することがない。したがって、使用可能箇所が限定されることがない。
以上により、本発明所期の目的どおり、小径化の要求に応えるとともに再利用することができ、しかも弁開時に弁全体が外部へ離脱することがなく使用可能箇所が限定されることがない安全弁1を提供することができる。
Therefore, according to the
In addition, since the second
As described above, in accordance with the intended purpose of the present invention, a safety valve that can meet the demand for a smaller diameter and can be reused, and that does not leave the entire valve outside when the valve is opened and does not limit the usable points. 1 can be provided.
第四実施例・・・
つぎに、上記第三実施例に係る安全弁の製造方法について説明すると、以下のとおりである。尚、当該第四実施例は、上記第三実施例に係る安全弁を製造する方法を示しているが、その他の形状の安全弁についても同様である。
Fourth embodiment ...
Next, a method for manufacturing the safety valve according to the third embodiment will be described as follows. In addition, although the said 4th Example has shown the method of manufacturing the safety valve which concerns on the said 3rd Example, it is the same also about the safety valve of another shape.
すなわち、比較例として示す図9(A)のように、安全弁を成形する金型41として、分割型42,43が弁本体2の径方向(図では左右方向)に分割された金型41を用いて安全弁1を成形すると、弁本体2の中心軸線と平行なパーティング面44によるバリが発生し、このバリは、弁本体2の側面に設定される円筒面状のシール部8と交差することから、シール部8の密封性に支障を来たす虞があることは上記したとおりである。
That is, as shown in FIG. 9A as a comparative example, as a
これに対して、当該第四実施例として示す図9(B)のように、安全弁を成形する金型41として、分割型42,43が弁本体2の径方向ではなく軸方向(図では上下方向)に分割された金型41を用いて安全弁1を成形すると、弁本体2の中心軸線と直交するパーティング面44によるバリが発生し、このバリは、弁本体2の側面に設定される円筒面状のシール部8と平行であって交差しないことから、シール部8の密封性に支障を来たすことがなく、シール部8に十分な密封性を確保することができる。尚、図では、パーティング面44は、弁本体2における基部3と蓋部4の境界に沿って配置されているが、シール部8の領内でなければ、その位置は限定されない。
On the other hand, as shown in FIG. 9B showing the fourth embodiment, as the
したがって、当該方法によれば、安全弁1を金型成形するときに発生するバリがシール部8である弁本体2の側面と交差しないため、バリが発生しても、安全弁1の密封性に悪影響を及ぼすことがない。したがって、優れた密封性を発揮することが可能な安全弁1を提供することができる。
Therefore, according to this method, since the burr generated when the
1 安全弁
2 弁本体
3 基部
4 蓋部
5 第一係合部
6 第二係合部
7 圧力開放流路
8 シール部
9 縦穴
10 横穴
11 接続部
12,13 間隙
14 連通部
31 圧力容器
32 開口部
32a 内縁
41 金型
42,43 分割型
44 パーティング面
DESCRIPTION OF
Claims (4)
前記開口部(32)に挿入される弁本体(2)と、
前記弁本体(2)の側面に設けられ、前記開口部(32)の内縁(32a)に係合し、前記圧力が所定値に達したときに前記係合が外れて前記弁本体(2)が抜け方向に移動するのを許容する第一係合部(5)と、
前記第一係合部(5)の先端側に設けられ、前記弁本体(2)が抜け方向に移動したときに前記開口部(32)の内縁(32a)に係合して前記弁本体(2)が前記開口部(32)から抜け出るのを防止する第二係合部(6)と、
前記弁本体(2)が前記第一係合部(5)にて係合しているときは前記圧力容器(31)の内外を連通させず前記弁本体(2)が前記第二係合部(6)にて係合したときに前記圧力容器(31)の内外を連通させる圧力開放流路(7)とを有することを特徴とする安全弁。 The pressure vessel (31) is attached to the opening (32) to close the opening (32) and opens when the pressure inside the pressure vessel (31) reaches a predetermined value to release the pressure. In the safety valve (1)
A valve body (2) inserted into the opening (32);
The valve body (2) is provided on a side surface of the valve body (2), engages with an inner edge (32a) of the opening (32), and disengages when the pressure reaches a predetermined value. A first engagement part (5) that allows the movement of the
Provided on the distal end side of the first engaging portion (5), when the valve main body (2) moves in the removal direction, it engages with the inner edge (32a) of the opening (32) and the valve main body ( A second engaging portion (6) for preventing 2) from coming out of the opening (32);
When the valve body (2) is engaged at the first engagement portion (5), the valve body (2) is not communicated with the second engagement portion without communicating the inside and outside of the pressure vessel (31). A safety valve having a pressure release flow path (7) for communicating the inside and outside of the pressure vessel (31) when engaged in (6).
圧力開放流路(7)は、弁本体(2)の側面に形成したスリットよりなることを特徴とする安全弁。 The safety valve of claim 1,
The pressure relief flow path (7) is a safety valve characterized by comprising a slit formed in the side surface of the valve body (2).
圧力開放流路(7)は、弁本体(2)の内部に形成するとともに先端面および側面に開口する貫通穴よりなることを特徴とする安全弁。 The safety valve of claim 1,
The pressure relief flow path (7) is formed in the valve main body (2), and includes a through hole that opens to a front end face and a side face.
圧力開放流路(7)は、第一および第二係合部(5)(6)間に一体成形した接続部(11)の外径寸法(φG)が開口部(32)の穴径(φB)よりも小さく形成されることにより前記接続部(11)の外周に設定されることを特徴とする安全弁。 The safety valve of claim 1,
In the pressure release channel (7), the outer diameter dimension (φG) of the connecting portion (11) formed integrally between the first and second engaging portions (5) and (6) is the hole diameter of the opening portion (32) ( A safety valve characterized in that it is set on the outer periphery of the connecting part (11) by being formed smaller than φB).
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005311159A JP2007120557A (en) | 2005-10-26 | 2005-10-26 | Safety valve and its manufacturing method |
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JP2007120557A true JP2007120557A (en) | 2007-05-17 |
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JP (1) | JP2007120557A (en) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US9044189B2 (en) | 2011-05-24 | 2015-06-02 | Siemens Aktiengesellschaft | Method and computed tomography system for generating weighted tomographic image datasets |
-
2005
- 2005-10-26 JP JP2005311159A patent/JP2007120557A/en not_active Withdrawn
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