JP2007117323A - 上着の裾検出機能付き立体仕上げ装置 - Google Patents

上着の裾検出機能付き立体仕上げ装置 Download PDF

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JP2007117323A JP2005312052A JP2005312052A JP2007117323A JP 2007117323 A JP2007117323 A JP 2007117323A JP 2005312052 A JP2005312052 A JP 2005312052A JP 2005312052 A JP2005312052 A JP 2005312052A JP 2007117323 A JP2007117323 A JP 2007117323A
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Mitsuyuki Uchikoshi
満幸 打越
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Abstract

【課題】 人体型に着せた上着を、仕上げに最適な高さに、簡単、迅速に配置できるようにし、この種の高さ調節にかかる手間暇を一掃し、仕上げ作業の能率の向上を図る。
【解決手段】 上着1を着せる人体型2と、この人体型2を昇降動作する駆動装置3とを備え、人体型2に着せた上着1の内部に蒸気と熱風を供給して上着1を平滑仕上げする。人体型2と共に上昇する上着1の裾が通過することにより信号を出力する検出器4と、この検出器4からの出力信号を受けて駆動装置3の上昇駆動を停止させる制御部5とを備える。
【選択図】 図1

Description

本発明は、背広やジャケット、或いはコートなどの上着の立体仕上げ装置に関し、更に詳しくは人体型に着せた背広等の上着の裾(上着の下の縁)を検出し、上着を仕上げに最適な高さに楽に配置できるよう形成した上着の裾検出機能付き立体仕上げ装置に関するものである。
従来この種の装置としては、人体型に着せた上着の前後の裾を押さえるため、人体型の前後の下部に、前側の裾押さえと後側の裾押さえを、人体型に向かって進退動作自在に設け、また人体型に着せた上着の両側の裾を側方に押し拡げて緊張するための左右一対の脇張りを、人体型の下方に設けているものがある(例えば特許文献1参照)。
ところで、この種の装置の場合は、人体型に上着を着せた後、上着の裾を裾押さえや脇張りで正確に押圧したり、緊張できるよう、上着を仕上げに最適な高さに配置する必要がある。
そのため従来は、人体型の昇降用エアシリンダを、フットスイッチや膝スイッチを何回も押して駆動し、人体型の高さを微調整して、この種の位置決め作業を行っていた。
従って従来の装置によると、上着のこの種の高さ調節に手間暇がかかったから、上着の仕上げ作業の能率が低下するのを避けられなかった。
実開昭59−148794号公報
本発明は、このような従来の実情に鑑み、提案されたものである。
従って本発明の解決しようとする技術的課題は、人体型に着せた上着を、仕上げに最適な高さに、簡単、迅速に配置できるようにし、この種の高さ調節にかかる手間暇を一掃し、仕上げ作業の能率の向上を図ることができるよう形成した上着の裾検出機能付き立体仕上げ装置を提供することにある。
本発明は、上記の課題を解決するため、次のような技術的手段を採る。
即ち本発明は、図1等に示されるように、上着1を着せる人体型2と、この人体型2を昇降動作する駆動装置3とを備え、人体型2に着せた上着1の内部に蒸気と熱風を供給して上着1を平滑仕上げする上着1の立体仕上げ装置であって、上記の人体型2と共に上昇する上着1の裾が通過することにより信号を出力する検出器4と、この検出器4からの出力信号を受けて上記駆動装置3の上昇駆動を停止させる制御部5とを備えて形成されていることを特徴とする(請求項1)。
本発明の場合、上記の駆動装置3としては、例えばエアシリンダやモータなどがある。また制御部5は、マイクロコンピュータやシーケンサで構成される。
而して本発明の場合、上記の検出器4は光センサであるのが好ましい(請求項2)。
なぜならこれによると、上着1の裾を非接触で生地を傷めることなく、精度良く検出できるからである。
本発明は、このように人体型と共に上昇する上着の裾が通過することにより信号を出力する検出器と、この検出器からの出力信号を受けて人体型を昇降動作する駆動装置の上昇駆動を停止させる制御部5とを備えて形成しているものである。
従って本発明の場合は、人体型の昇降動作を繰り返して微調整する、面倒で手間暇のかかる操作を一掃できる。それ故これによれば、人体型に着せた上着を、仕上げに最適な高さに、簡単、迅速に配置でき、上着の仕上げ作業の能率を上げることができる。
以下、本発明を実施するための最良の形態を説明する。
図1等において、1は背広やコート等の上着であり、2は人体の胸部を模した人体型である。人体型2は、この実施形態では駆動装置3としての人体型用エアシリンダで昇降動作自在に形成されている。
4は、上着1の裾が通過することにより信号を出力する検出器である。この検出器4は、この実施形態では光センサで構成され、図2に示されるように、人体型2の後側の下方に設けられている。この検出器4としての光センサは、人体型2と共に上昇する上着1の裾が、光路を通過するときの光量の変化を検知し、信号を出力する。
5は、検出器4からの出力信号を受け、駆動装置3としての人体型用エアシリンダのロッドの上昇駆動を停止させる制御部である。この制御部5は、この実施形態ではマイクロコンピュータで構成され、人体型2の前側下方の制御盤6(図2、図3参照)に内蔵されている。制御部5の入力ポートには、上記の検出器4のほか、この実施形態では例えばオートスタートボタン(SW1)、人体型2の上昇用ペダル(SW2)、フィニッシュボタン(SW3)、及びタイマー設定部7等が電気的に接続されている。また出力ポートには、駆動装置3としての人体型用エアシリンダ、人体型2に着せた上着1を蒸らすための蒸気発生装置8、上着1を乾燥仕上げするための熱風発生装置9、及び後述する各種のエアシリンダ等が電気的に接続されている。
また本発明の装置は、図2、図3に示されるように、人体型2の前後に、上着1の前後の裾を押さえるための前後一対の裾押さえ10が設けられている。11は前側の裾押さえ用エアシリンダであり、12は後側の裾押さえ用エアシリンダである。またこの実施形態に係る本発明の装置は、人体型2に着せた上着1の両側の裾を外側方に押し拡げて緊張するための左右一対の脇張り13と、この脇張り13と協働して上着1の両側の裾を挟んで押さえる脇押さえ14を備えて形成されている。脇張り13は、脇張り用エアシリンダ15のロッドの伸縮動作で側方に進退動作する。また脇押さえ14は、脇張り13の下端に垂下状に設けられている、正面視で鉤形状の支持部材16(図3参照)に、起伏動作自在に設けられている。17は、脇押さえ14を起伏動作させる脇押さえ用エアシリンダである。なお前後一対の裾押さえ10の受け鏝18と、脇張り13との間には、耐熱性の布19が、脇張り13の側方への移動に制限を与えないよう余裕を持って張られ、上着1の内部に供給される蒸気や熱風を逃さないよう形成されている。
次に本発明の装置による仕上げ作業の一例を、図4〜図6に従って説明する。
通常、上着1には、背広やジャケットのように丈の短いものと、コート類のように丈の長いものとがある。丈の短い上着1は、仕上げに最適な位置に配置したとき、上着1の中心が人体型2の中心から比較的ずれにくい。従ってこの場合は、図5に示されるように、上着1を人体型2に着せた後、オートスタートボタン(SW1)を押すことにより、ほぼ全ての工程を自動的に行うことができる。
即ち、作業者は、先ず人体型2に上着1を着せ、肩を張る(図5A参照)。次にオートスタートボタン(SW1)を押す。すると、制御部5からの信号により、駆動装置3としての人体型用エアシリンダの電磁弁が開き、人体型用エアシリンダのロッドが伸び、人体型2が上昇する。
而して人体型2に上着1を着せたとき、検出器4の光路は、上着1の後身頃で遮断されている。そして上着1が人体型2と共に上昇し、裾が光路を通過すると光量が変化するため、検出器4がオンになり、検出信号を制御部5に出力する。制御部5は、この信号を受け、且つこの実施形態ではタイマー設定部7に予め設定しておく設定時間(例えば2秒)が経過すると、電磁弁を閉じ、駆動装置3としての人体型用エアシリンダのロッドの上昇駆動を停止させる。これにより本発明では、上着1が仕上げに最適な高さに配置される(同図B参照)。
そして本発明の装置は、この状態で後側の裾押さえ用エアシリンダ12(図2参照)、及び前側の裾押さえ用エアシリンダ11(同図参照)が駆動し、上着1の前後の裾が、後側、前側の順に裾押さえ10で固定される。また続いて脇張り用エアシリンダ15が駆動し、脇張り13が側方に移動して上着1の両側の裾を押し拡げ、その後、脇押さえ用エアシリンダ17が駆動し、脇押さえ14が両側の裾を脇張り13に押し付けて固定する。そして上着1は、蒸気発生装置8から供給される蒸気で蒸らされ、人体型用エアシリンダのロッドが僅かに上昇することで縦方向に伸ばされ、皺が除去される。またその後、熱風発生装置9から熱風が上着1の内部に吹き付けられ、乾燥仕上げされる(図5C参照)。
そして作業者が、例えばフィニッシュボタン(SW3)を押すと、制御部5から、電磁弁にエア流路の切り換え信号が送られ、人体型用エアシリンダのロッドが収縮し、上着1が人体型2と共に下降し、セット位置に復帰する(同図D参照)。作業者は、この状態で人体型2から上着1を脱がし、仕上げ作業を終了する。
次に、丈の長いコート類の仕上げ作業を、図6に従って説明する。
先ず作業者は、上例と同様、上着1を、人体型2に着せ、肩を張る(図6A参照)。次に、人体型2の上昇ペダル(SW2)を踏む。すると、上例と同様、人体型用エアシリンダのロッドが伸び、人体型2が上昇する。そして検出器4が、人体型2と共に上昇する上着1の裾を検出すると、制御部5に信号を出力する。制御部5は、この信号を受け、且つ設定時間が経過すると、人体型用エアシリンダのロッドの上昇駆動を停止する。これにより、上着1が、仕上げに最適な高さに配置される(同図B参照)。この場合、上着1の中心が人体型2の中心からずれているときは、作業者が手作業で上着1の中心を人体型2の中心に合わせる。
そして作業者は、オートスタートボタン(SW1)を押す。すると、上例と同様、上着1の裾が、後側、前側の順で固定され、また上着1の両側が、脇張り13で側方に緊張されると共に、両裾が脇押さえ14で固定される。その後、上着1は蒸気で蒸らされ、人体型2が少し上昇して縦方向に引っ張られて皺が伸ばされ、熱風で乾燥仕上げされる(同図C参照)。そして作業者は、フィニッシュボタン(SW3)を押す。これにより人体型2が下降し、上着1がセット位置に復帰する(同図D参照)。作業者は、この状態で人体型2から上着1を脱がして取り外す。
本発明の立体仕上げ装置の好適な一実施形態を示す構成図である。 同上装置の要部側面図である。 同上装置の要部斜視図である。 同上装置の作用を説明するためのフローチャートである。 同上装置の作業手順を説明するための工程図である。 同上装置の作業手順を説明するための工程図である。
符号の説明
1 上着
2 人体型
3 駆動装置
4 検出器
5 制御部

Claims (2)

  1. 上着を着せる人体型と、この人体型を昇降動作する駆動装置とを備え、人体型に着せた上着の内部に蒸気と熱風を供給して上着を平滑仕上げする上着の立体仕上げ装置であって、上記の人体型と共に上昇する上着の裾が通過することにより信号を出力する検出器と、この検出器からの出力信号を受けて上記駆動装置の上昇駆動を停止させる制御部とを備えて形成されていることを特徴とする上着の裾検出機能付き立体仕上げ装置。
  2. 請求項1記載の上着の裾検出機能付き立体仕上げ装置であって、検出器が光センサであることを特徴とする上着の裾検出機能付き立体仕上げ装置。
JP2005312052A 2005-10-26 2005-10-26 上着の裾検出機能付き立体仕上げ装置 Pending JP2007117323A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009165723A (ja) * 2008-01-18 2009-07-30 Sankosha Engineering:Kk 衣服の立体仕上げ装置用のカバー
JP2015012985A (ja) * 2013-07-05 2015-01-22 株式会社三幸社 シャツ仕上げ機
JP2016101251A (ja) * 2014-11-27 2016-06-02 ワイエイシイ株式会社 上着仕上げ装置

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