JP2007116279A - デジタルテレビジョンおよびデジタル放送受信装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 物理チャンネルと仮想チャンネルとの対応関係に変更があった場合でも指定どおりのチャンネルが受信できるようにする。
【解決手段】 確認部P3がステップS120にて選局中のデジタル放送信号の仮想チャンネルが、使用者が指定した仮想チャンネルと一致しない場合に、ステップS130,S145にて使用者が受信するように指定した仮想チャンネルが受信可能な物理チャンネルを検索する。そして、検索された物理チャンネルをステップS180にて選局させ受信・再生を行うようにしているため、使用者が指定した仮想チャンネルに対応する物理チャンネルが変更されていても、その変更に追従して受信・再生を行うことができる。
【選択図】 図4

Description

本発明は、デジタルテレビジョンおよびデジタル放送受信装置に関する。
従来、この種のデジタル放送受信装置として、仮想チャンネルが指定されたとき、同仮想チャンネルがチャンネルマップに登録されているかどうかを判定し、登録されてない場合には、当該仮想チャンネルが受信可能な物理チャンネルをスキャンするものが提案されている(例えば、特許文献1、参照。)。
かかる構成によれば、使用者が指定した仮想チャンネルがチャンネルマップに登録されていなくても、当該仮想チャンネルを選局させることができた。
特開2002−344829号公報
上述した技術において、使用者が指定した仮想チャンネルがチャンネルマップに登録されている場合には、同仮想チャンネルに対応する物理チャンネルが選局されることとなる。しかしながら、チャンネルマップにおける物理チャンネルと仮想チャンネルとの対応関係が正しくない場合には、誤った物理チャンネルが選局されるという問題があった。すなわち、デジタルテレビ放送においては、仮想チャンネルと物理チャンネルとの対応関係が時間帯ごとに変更されるため、チャンネルマップが最新のものでないと、過去に対応していた不正な物理チャンネルが受信されるという問題があった。
本発明は、上記課題にかんがみてなされたもので、物理チャンネルと仮想チャンネルとの対応関係に変更があった場合でも指定どおりのチャンネルが受信可能なデジタルテレビジョンおよびデジタル放送受信装置の提供を目的とする。
上記課題を解決するために請求項2にかかる発明では、チューナが選局する搬送周波数に対応する物理チャンネルと、受信の際に指定される仮想チャンネルとの対応関係を規定したチャンネル対応テーブルと、使用者から上記チューナにて選局する上記仮想チャンネルの指定を受け付ける指定入力手段と、上記チャンネル対応テーブルを参照して使用者から指定された上記仮想チャンネルに対応する上記物理チャンネルを特定する特定手段と、上記特定手段にて特定された上記物理チャンネルを上記チューナにて選局させてデジタル放送信号の受信を行う受信手段とを具備するデジタル放送受信装置において、
上記受信手段が受信を行う際に、上記チューナが選局している上記デジタル放送信号の上記仮想チャンネルが上記指定入力手段にて受け付けた上記仮想チャンネルと一致しているかどうかを確認する確認手段と、上記確認手段にて、上記チューナが選局している上記デジタル放送信号の上記仮想チャンネルが上記指定入力手段にて受け付けた上記仮想チャンネルと一致していないことが確認されたとき、上記物理チャンネルを順次上記チューナにて選局させ、その際に受信される上記仮想チャンネルを順次特定しつつ、上記指定入力手段にて受け付けた上記仮想チャンネルが受信可能な上記物理チャンネルを検索する検索手段を具備するとともに、上記受信手段は、上記第一検索手段および上記第二検索手段において上記指定入力手段にて受け付けた上記仮想チャンネルが受信可能な上記物理チャンネルを検索されたとき、同検索された上記物理チャンネルを上記チューナにて選局させてデジタル放送信号を受信する構成としてある。
上記のように構成した請求項2の発明において、デジタル放送受信装置が扱うチャンネルには、チューナが選局する搬送周波数に対応する物理チャンネルと、受信の際に使用者から指定される仮想チャンネルとがある。物理チャンネルは搬送周波数と一体不可分の関係にあり、物理チャンネルと搬送周波数との対応関係が変更されることはない。一方、仮想チャンネルは使用者が扱うチャンネルであり、視聴の際にも仮想チャンネルで受信するチャンネルが指定される。上記物理チャンネルと上記仮想チャンネルとの対応関係を規定したチャンネル対応テーブルを備えることにより、上記仮想チャンネルから対応する上記物理チャンネルを特定し、さらに同特定された物理チャンネルに対応する搬送周波数を特定することができる。従って、特定手段では上記チャンネル対応テーブルを参照して上記指定入力手段にて受け付けた上記仮想チャンネルに対応する上記物理チャンネルを特定することができ、受信手段においては同特定手段にて特定された同物理チャンネルを上記チューナにて選局させて受信を行うことができる。すなわち、使用者が指定した上記仮想チャンネルについて視聴を行うことができる。
確認手段は上記受信手段が受信を行っているときに、上記チューナが選局している上記デジタル放送信号の上記仮想チャンネルが上記指定入力手段にて受け付けた上記仮想チャンネルと一致しているかどうかを確認する。そして、検索手段は、上記確認手段が上記チューナの選局している上記デジタル放送信号の上記仮想チャンネルが上記指定入力手段にて受け付けた上記仮想チャンネルと一致していないと判定したとき、上記指定入力手段にて受け付けた上記仮想チャンネルが受信可能な上記物理チャンネルを検索する。具体的には、上記検索手段は、上記物理チャンネルを順次上記チューナにて選局させ、その際に受信される上記仮想チャンネルを順次特定しつつ、上記指定入力手段にて受け付けた上記仮想チャンネルが受信可能な上記物理チャンネルを検索する。さらに、上記受信手段は、上記検索手段にて検索された上記物理チャンネルを上記チューナにて選局させて受信を行うため、指定された上記仮想チャンネルを視聴することができる。
以上説明したように請求項1および請求項2の発明によれば、物理チャンネルと仮想チャンネルとの対応関係に変更があった場合でも指定どおりのチャンネルが受信可能なデジタルテレビジョンおよびデジタル放送受信装置を提供することができる。
請求項3の発明によれば、使用頻度の高い搬送周波数帯域についてのみ仮想チャンネルを検索することができる。
請求項4の発明によれば、必要な場合には、すべての搬送周波数帯域について仮想チャンネルを検索することができる。
請求項5の発明によれば、チャンネル対応テーブルを最新の状態に更新することができる。
請求項6の発明によれば、仮想チャンネルの割り当てに変更があった旨を通知することができる。
請求項7の発明によれば、検索ができない場合には、もとの物理チャンネルを受信させることができる。
請求項8の発明によれば、使用者にチャンネル選択の機会を与えることができる。
ここでは、下記の順序に従って本発明の実施形態について説明する。
(1)デジタルテレビジョンの構成:
(2)受信処理:
(1)デジタルテレビジョンの構成:
図1は、本発明の一実施形態にかかるデジタル放送受信装置としてのデジタルテレビジョンの内部構成を概念的に示している。同図において、デジタルテレビジョン20は、アンテナ10から放送信号を入力するチューナ22を備えている。チューナ22は、CPU28aから選局を行う搬送周波数を指定する選局信号を受け付けており、同選局信号にて指定された搬送周波数を設定することにより、所望の搬送周波数帯域の放送信号を抽出することができる。なお、本実施形態では本発明のデジタル放送受信装置の一実施形態として、デジタルテレビジョン20を例示したが、デジタルチューナ単体や受信した映像を録画するビデオレコーダやDVDレコーダやHDDレコーダ等であっても、本発明を適用することは可能である。
CPU28aはバス29に接続されており、バス29に接続されたRAM28bをワークエリアとしながら、当該デジタルテレビジョン20の各種機能を実現するための制御処理を実行する。この制御処理を実行するプログラムは、予めROM28cに格納されており、CPU28aは、適宜ROM28cから所定のプログラムをRAM28bに読み込みつつ制御処理を実行することになる。また、バス29には書き換え可能なEEPROM28dが備えられており、CPU28aはEEPROM28dに記憶された各種データを使用して制御処理を実行する。
具体的には、EEPROM28dに選局データ28d1とOSDデータ28d2が記憶される。選局データ28d1には、上述した搬送周波数と物理チャンネルとの対応関係と、この物理チャンネルと仮想チャンネルの対応関係が格納されている。図2は、選局データ28d1を表にして示している。同図において、選局データ28d1においては、搬送周波数と物理チャンネルとの対応関係が定義されており、物理チャンネルの番号は搬送周波数の昇順に連続した整数が割り当てられている。一方、各物理チャンネルについて受信可能である旨のフラグを付与することが可能となっており、受信可能である旨のフラグが付与された物理チャンネルについては仮想チャンネルの番号が割り当てられている。予め全物理チャンネルを順に選局し、受信可能な物理チャンネルを検索するオートプリセットが行われており、その結果、受信された物理チャンネルについては受信可能である旨のフラグが付与される。また、オートプリセットの際に受信されたデジタル放送信号に含まれる仮想チャンネル番号についての情報をSDT(Service Description Table)から取得し、同取得した情報に基づいて仮想チャンネルの番号が当該放送信号が受信された物理チャンネルに対応づけられる。
この仮想チャンネルの番号は、各放送局等の取り決めに依存しているため、連続する整数でなく、規則性がない。また、仮想チャンネルが受信できる物理チャンネル(搬送周波数)は、常に一定ではなく、時間によって変動する。例えば、仮想チャンネルの11chが、昨日まで物理チャンネルの3chにて受信できたのに、今日からは物理チャンネルの30chにて受信できるといったことが発生する。新聞等に掲載される番組表には仮想チャンネルのみが記載されており、使用者は仮想チャンネルを指定することにより所望の番組の視聴や録画を行う。なお、一の搬送周波数帯域において複数の仮想チャンネルが多重化されて放送される場合があるため、一の物理チャンネルに対して複数の仮想チャンネルが対応する場合がある。なお、選局データ28d1において物理チャンネルと仮想チャンネルとの対応関係を示す部分が本発明のチャンネル対応テーブルに相当する。
リモコン40等を用いて所望の仮想チャンネルを指定すると、選局データ28d1を参照することにより、同仮想チャンネルに対応する物理チャンネルが特定され、さらに同物理チャンネルに対応する搬送周波数を特定することができる。従って、リモコン40にて受信すべき仮想チャンネルの番号が指定された場合には、同仮想チャンネルが受信可能な搬送周波数帯域の放送信号をチューナ22にて選局させることができる。
チューナ22の出力は、デジタル再生回路23に供給される。すなわち、デジタルテレビジョン20は、デジタル放送信号を再生することが可能となっている。デジタル再生回路23は、デジタルI/F23aと復調回路23bとデ・スクランブル部23cとデ・マルチプレックス部23dとMPEGデコーダ23gとから構成されている。チューナ22から放送信号が入力されるデジタルI/F23aにはA/Dコンバータが備えられており、このデジタルI/F23aから信号の供給を受ける復調部には、チャンネルイコライザ、エラー訂正デコード部等も備えられている。
すなわち、デジタルI/F23aと復調回路23bは、チューナ22から入力される放送信号をデジタル信号に変換するとともに、CPU28aからの制御情報に基づいてデジタル復調した信号に対していわゆるゴーストキャンセルを行う。さらに、デジタルI/F23aと復調回路23bは、伝送路上で発生したビット誤りを訂正し、トランスポートストリーム(TS)出力を得る。
また、復調回路23bにて復調およびエラー訂正処理を行うことにより得られたトランスポートストリームはデ・スクランブル部23cに供給される。トランスポートストリームは、通常、スクランブルがかかっているため、このままでは適正に映像・音声を再生することはできない。そこで、デ・スクランブル部23cがトランスポートストリームに対してデ・スクランブル処理を行うことにより、トランスポートストリームを再生可能なデータ配列に復もとする。デ・スクランブル処理が行われたトランスポートストリームは、映像信号や音声信号や文字情報等が多重化された形式となっており、デ・マルチプレックス部23dに供給される。デ・マルチプレックス部23dでは入力されたデータに対してデ・マルチプレックス処理を行う。すなわち、ここで多重化が解除される。このとき、トランスポートストリームに含まれたSDTを解析することにより、現在受信中の放送信号の仮想チャンネルの番号や名前を取得することができる。なお、デ・スクランブル部23cとデ・マルチプレックス部23dとはそれぞれの処理を行う際にワークエリアとしてDRAM23eを利用することが可能である。
デ・マルチプレックス処理にて多重化が解除されると、単一の周波数帯において複数のチャンネルのMPEGデータが多重化されて搬送される多重化チャンネルについても多重化を解除される。MPEGデータはMPEGデコーダ23gに供給され、同MPEGデコーダ23gにて圧縮解凍処理、つまりMPEGデコード処理が行われる。MPEGデータをMPEGデコード処理することにより、デジタル映像信号とデジタル音声信号とが生成され、同生成されたデジタル映像信号はさらにアナログの映像信号に変換される。
MPEGデコーダ23gはOSD処理部23hを備えており、出力中や録画中の映像に予めEEPROM28dに記憶されたOSDデータ28d2が示す映像を重ねて表示したり、差し替えて表示するなどの処理を行うことができる。MPEGデコーダ23gはMPEGデコード処理やOSD処理を行う際にワークエリアとしてDRAM23fを利用することが可能である。このように、MPEGデコーダ23gは圧縮解凍処理を実行可能であるとともに、OSD処理部23hにてグラフィックス処理を実行可能になっている。圧縮解凍・アナログ変換された映像信号は映像出力部26に供給され、同映像出力部26にて同映像信号がCRT24aに出力される。CRT24aはアナログ表示素子であるため映像信号をアナログ信号に変換して出力する必要があるが、LCDやPDP等のデジタル表示素子を備えたデジタルテレビジョンにおいては、映像信号をデジタル信号のまま出力することができる。一方、MPEGデコード処理により生成された音声信号は、音声出力部27に入力され、同音声出力部27からスピーカ24bに出力される。
上述したCPU28aはバス29に接続されており、バス29に接続されたRAM28bをワークエリアとしながら、当該デジタルテレビジョン20の各種機能を実現するための制御処理を実行する。この制御処理を実行するプログラムは、予めROM28cに格納されており、CPU28aは、適宜ROM28cから所定のプログラムをRAM28bに読み込みつつ制御処理を実行することになる。また、バス29には書き換え可能なEEPROM28dが備えられており、CPU28aはEEPROM28dに記憶された各種データ28d1,28d2を使用して制御処理を実行する。
図3は、CPU28aおよびRAM28bにて実行される制御プログラムの構成を模式的に示している。同図において、制御プログラムPは指定入力部P1と特定部P2と確認部P3と検索部P4と更新部P5とモード入力部P6と選択部P7と受信部P8の各モジュールから構成されている。指定入力部P1はリモコン40にて使用者が入力した仮想チャンネルの番号をリモコンI/F28eを介して取得する。リモコン40には仮想チャンネルの番号を入力するためのテンキー等が設けられており、ユーザーがテンキー等を操作して、直接仮想チャンネルの番号を指定することができる。特定部P2は、指定入力部P1から入力された仮想チャンネルの番号を取得するとともに、EEPROM28dに記憶された選局データ28dを取得する。そして、特定部P2は、選局データ28d1を参照することにより、指定された仮想チャンネルが対応する物理チャンネルを特定する。特定された物理チャンネルの搬送周波数がチューナ22にて選局される。
確認部P3は、デ・マルチプレックス部23dにて多重化が解除されたデジタル放送信号を取得し、このトランスポートストリームに含まれるSDT(Service Description Table)を検出する。さらに、SDTを解析することにより、チューナ22が選局しているデジタル放送信号がどの仮想チャンネルのものであるかを検出する。一方、確認部P3は、指定入力部P1から使用者が指定した仮想チャンネルも取得し、SDTを解析して得られた仮想チャンネルとの一致性を判定する。すなわち、確認部P3はチューナ22が選局している仮想チャンネルが指定入力部P1にて受け付けた仮想チャンネルと一致しているかどうかを確認する。
検索部P4は、確認部P3においてチューナ22が選局している仮想チャンネルと、指定入力部P1にて受け付けた仮想チャンネルとの一致性がない場合に、指定入力部P1にて受け付けた仮想チャンネルが受信可能な物理チャンネルの検索を行う。まず、選局データ28d1を参照し、いずれかの仮想チャンネルが対応づけられた物理チャンネルを取得する。そして、いずれかの仮想チャンネルが対応づけられた物理チャンネルを順にチューナ22に選局させ、各物理チャンネルにおいてSDTが検出できたかどうかを判定する。そして、SDTが検出できた場合、そのSDTを解析し、同デジタル放送信号の仮想チャンネル番号を取得する。そして、受信されたデジタル放送信号のSDTに格納された仮想チャンネル番号が指定入力部P1にて受け付けた仮想チャンネル番号と一致する物理チャンネルを検索する。
ここで、指定入力部P1にて受け付けた仮想チャンネル番号と一致する物理チャンネルが検出されない場合には、検索部P4はすべての物理チャンネルを順に選局させ、各物理チャンネルにおいてSDTが検出できたかどうかを判定する。そして、SDTが検出できた場合、そのSDTを解析し、同放送信号の仮想チャンネル番号を取得する。そして、受信されたデジタル放送信号のSDTに格納された仮想チャンネル番号が指定入力部P1にて受け付けた仮想チャンネル番号と一致する物理チャンネルを検索する。すなわち、はじめの段階では、選局データ28d1においていずれかの仮想チャンネルが対応づけられた物理チャンネルのみを検索し、指定された仮想チャンネルが受信できる物理チャンネルが検索されない場合には、すべての物理チャンネルを検索する。
更新部P5は、検索部P4が検索を行った場合に、同検索によって得られた物理チャンネルと仮想チャンネルとの対応関係を選局データ28d1に更新させる。検索部P4は検索を行う際に、各物理チャンネルを選局するとともに、その際にSDTを取得し、同SDTに格納された仮想チャンネルを取得するため、検索を行った物理チャンネルについては対応する仮想チャンネルを特定することができる。従って、検索部P4が検索を行った際に特定された最新の物理チャンネルと仮想チャンネルとの対応関係を選局データ28d1に更新させることができる。
モード入力部P6は使用者に選局モードを設定させるための処理を行う。例えば、選局モードは、初期設定の際に設定される。具体的には、モード入力部P6は、選局モードを設定するためのUI画面を示すOSDデータ28d2をOSD処理部23hに出力し、その際にリモコン40の入力状態を監視することにより、選局モードの設定入力を受け付ける。選局モードとして、第一選局モードと第二選局モードのいずれかを選択することが可能となっている。第一選局モードと第二選局モードの詳細については後述する。
選択部P7は、特定部P2が特定した物理チャンネルか、検索部P4が検索した物理チャンネルのいずれを受信させるかを使用者に選択させるための処理を行う。具体的には、特定部P2は、いずれかの物理チャンネルを選択させるためのUI画面を示すOSDデータ28d2をOSD処理部23hに出力し、その際にリモコン40の入力状態を監視することにより、物理チャンネルの選択入力を受け付ける。受信部P8は、特定部P2にて特定された物理チャンネル、または、検索部P4にて検索された物理チャンネルのいずれかをチューナ22にて選局させ、選局して得られたデジタル放送信号をデジタル再生回路23に出力する。
(2)受信処理:
図4は、受信処理の流れを示している。ステップS100において、指定入力部P1はリモコン40にて使用者が入力した仮想チャンネルの番号をリモコンI/F28eを介して取得する。ステップS105では、特定部P2が指定入力部P1から入力された仮想チャンネルの番号を取得するとともに、EEPROM28dに記憶された選局データ28dを取得し、指定入力部P1から入力された仮想チャンネルが対応する物理チャンネルを特定する。ステップS110においては、ステップS105にて特定した物理チャンネルを受信部P8がチューナ22に設定し、デジタル放送信号の受信を行う。
ステップS115においては、確認部P3が受信中のデジタル放送信号からSDTを取得し、同SDTに格納された仮想チャンネルの番号を取得する。また、確認部P3は、指定入力部P1から使用者が指定した仮想チャンネルの番号を取得する。そして、受信中のデジタル放送信号の仮想チャンネルと、使用者が指定した仮想チャンネルの番号を比較する。ステップS120において、受信中のデジタル放送信号の仮想チャンネルと、使用者が指定した仮想チャンネルの番号が一致していることが確認された場合には、受信部P8がチューナ22が選局する物理チャンネルを変更することなく、ステップS125にて受信を継続させる。使用者が指定した仮想チャンネルが受信できているため、同受信したデジタル放送信号をデジタル再生回路23に出力し、次に仮想チャンネルを指定する操作が受け付けられるまで、そのまま再生すればよい。
一方、ステップS120において、受信中のデジタル放送信号の仮想チャンネルと、使用者が指定した仮想チャンネルの番号が一致していないことが確認された場合には、ステップS130にて検索部P4が、使用者が指定した仮想チャンネルの第一検索処理を行う。具体的には、検索部P4が選局データ28d1にて受信可能である旨のフラグが付与された物理チャンネルを検索する。図2の例では、物理チャンネルの1,4,6chが絞り込まれることとなる。
すなわち、事前に行われたオートプリセットにおいていずれかの仮想チャンネルが対応づけられた物理チャンネルを絞り込む。そして、絞り込まれた物理チャンネルをチューナ22に順に選局させ、各物理チャンネルにおいてSDTが取得できたかどうかを判定する。そして、SDTが取得できた場合、そのSDTを解析し、仮想チャンネル番号を取得する。これにより、検索した物理チャンネルについて、当該物理チャンネルと仮想チャンネルとの対応関係を特定することができる。そして、このような処理を各物理チャンネルに対して繰り返して行うことにより、SDTから取得した仮想チャンネル番号が、使用者が受信するように指定した仮想チャンネルの番号と一致する物理チャンネルを検索することができる。なお、各物理チャンネルにおいて複数の仮想チャンネルが多重化されて放送されている場合があるため、このようなサブチャンネルについても一致する仮想チャンネルを検索する。
ステップS135においては、ステップS130における第一検索処理において特定された物理チャンネルと仮想チャンネルとの対応関係を更新部P5が選局データ28d1に更新させる。なお、受信可能な仮想チャンネルは対応づけられた物理チャンネルについては、受信可能である旨のフラグが付与される。これにより、検索部P4が第一検索処理を行った際に特定された最新の物理チャンネルと仮想チャンネルとの対応関係を選局データ28d1に更新させることができる。
ステップS140においては、使用者が受信するように指定した仮想チャンネルが受信できる物理チャンネルがステップS130の第一検索処理にて検索できたかどうかが判定され、検索できない場合には、ステップS145にて、再度、検索部P4が使用者が受信するように指定した仮想チャンネルが受信できる物理チャンネルの検索を行う。具体的には、すべての物理チャンネルをチューナ22に順に選局させ、各物理チャンネルにおいてSDTが取得できたかどうかを判定する。そして、SDTが取得できた場合、そのSDTを解析し、仮想チャンネル番号を取得する。このような処理を全物理チャンネルに対して繰り返して行うことにより、SDTから取得した仮想チャンネル番号が使用者が受信するように指定した仮想チャンネルが受信できる物理チャンネルを検索することができる。言い換えれば、すべての物理チャンネルについて検索を行うことにより、全搬送周波数帯域について指定された仮想チャンネルが受信可能なデジタル放送信号を検索することができる。
ステップS150においては、ステップS135と同様に、ステップS145における第二検索処理において特定された物理チャンネルと仮想チャンネルとの対応関係を更新部P5が選局データ28d1に更新させる。これにより、検索部P4が第二検索処理を行った際に特定された最新の物理チャンネルと仮想チャンネルとの対応関係を選局データ28d1に更新させることができる。ステップS145においては、すべての物理チャンネルについて検索が行われるため、デジタル放送信号が受信可能な全物理チャンネルについて対応する仮想チャンネルを更新することができる。
ステップS155においては、使用者が受信するように指定した仮想チャンネルが受信できる物理チャンネルがステップS145の第二検索処理にて検索できたかどうかが判定され、検索できない場合には、ステップS160にて、チューナ22をもとの設定に戻す。すなわち、ステップS105にて特定した物理チャンネルを選局するように受信部P8がチューナ22を設定する。使用者が受信するように指定した仮想チャンネルが受信できる物理チャンネルが検索できなかったため、もとの選局データ28d1に規定されていた対応関係に忠実な選局を行う。この場合、使用者が意図しない番組が受信される可能性が高いが、ステップS100にて使用者が新たに仮想チャンネルを指定することができる。
一方、ステップS140とステップS155のいずれかにおいて使用者が受信するように指定した仮想チャンネルが受信できる物理チャンネルが検索できた場合には、ステップS165において、現在、第一選局モードとなっているか否かが判定される。上述したとおり、選局モードの設定は、初期設定等においてモード入力部P6が使用者に選局モードを設定させるためのUI画面を表示することにより行われる。すなわち、ステップS165を実行する時点で、予め選局モードが設定されているため、受信部P8は同設定されている選局モードを取得し、それが第一選局モードであるかどうかを判定する。第一選局モードが設定されている場合には、ステップS170にて受信部P8が変更通知を行う。具体的には、使用者が受信するように指定した仮想チャンネルが対応する物理チャンネルが変更された旨のUI画面を示すOSDデータ28d2をOSD処理部23hに出力することにより、視覚的に変更通知を行う。
図5は、ステップS170にて表示されるUI画面を示している。同図において、使用者が受信するように指定した仮想チャンネルと、もとの選局データ28d1において同仮想チャンネルに対応する物理チャンネル(変更前の物理チャンネル)と、ステップS140とステップS155のいずれかにおいて同仮想チャンネルに対応するとして検索された物理チャンネル(変更後の物理チャンネル)とが表示されている。このような画面を表示することにより、使用者に指定した仮想チャンネルが割り当てられた物理チャンネルに変更があったことを認識することができる。また、UI画面では、表示された2個の物理チャンネルを選択することができ、使用者にいずれかの物理チャンネルを選局するかを問い合わせることが可能になっている。使用者はリモコン40を操作して、いずれかの物理チャンネルを選択することができる。そして、いずれかの物理チャンネルを選択する入力操作を選択部P7がステップS175にて受け付ける。
すなわち、第一選局モードにおいて、使用者は、ステップS105にて特定された物理チャンネルと、ステップS140とステップS155のいずれかにおいて検索された物理チャンネルの、どちらかを選択することが可能となっている。ここで、ステップS105にて特定された物理チャンネルが選択された場合には、ステップS140とステップS155のいずれにおいても使用者が受信するように指定した仮想チャンネルが受信可能な物理チャンネルが検索できなかったときと同様に、ステップS160にてチューナ22をもとの設定に戻す。すなわち、ステップS105にて特定した物理チャンネルを選局するように受信部P8がチューナ22を設定する。
一方、ステップS175にて、ステップS140とステップS155のいずれかにおいて検索された物理チャンネルが選択された場合には、ステップS180にて、同検索された物理チャンネルの選局がチューナ22にて行われる。これにより、使用者が受信するように指定したとおりの仮想チャンネルを受信することができ、使用者の所望する番組を再生することができる。また、ステップS165において、第二選局モードが設定されていた場合には、使用者に選択の機会を与えることなく、ステップS140とステップS155のいずれかにおいて検索された物理チャンネルがチューナ22にて選局される。
第一選局モードでは検索された物理チャンネルを選局するか、選局データ28d1において対応関係が規定されていた物理チャンネルを選局するかを、選択することができるのに対して、第二選局モードでは選択の機会を与えることなく検索された物理チャンネルが選局される。使用者が指定した仮想チャンネルが自動的に選局される第二選局モードを設定しておくことにより、使用者の使い勝手が向上する。しかし、自動的に選局される物理チャンネルが変更されることを避けたい使用者は、第一選局モードを設定し、物理チャンネルの変更の可否を選択する機会を得ることができる。
以上説明したように、確認部P3がステップS120にて選局中のデジタル放送信号の仮想チャンネルが、使用者が指定した仮想チャンネルと一致しない場合に、ステップS130,S145にて使用者が受信するように指定した仮想チャンネルが受信可能な物理チャンネルを検索する。そして、検索された物理チャンネルをステップS180にて選局させ受信・再生を行うようにしているため、使用者が指定した仮想チャンネルに対応する物理チャンネルが変更されていても、その変更に追従して受信・再生を行うことができる。
また、ステップS130の第一検索処理とステップS145の第二検索処理を段階的に行うことにより、検索に要する時間を短縮することができる。すなわち、選局データ28d1にて対応する仮想チャンネルが規定された物理チャンネルは、使用頻度の高い物理チャンネル(搬送周波数帯域)であるということができるため、全物理チャンネルについて検索を行う前に、可能性の高い物理チャンネルのみ検索を行うことができ、処理時間を短縮することができる。
上述した実施形態に対応する請求項1にかかる発明では、チューナ22が選局する搬送周波数に対応する物理チャンネルと、受信の際に指定される仮想チャンネルとの対応関係を規定したチャンネル対応テーブル28d1と、使用者から上記チューナ22にて選局する上記仮想チャンネルの指定を受け付ける指定入力手段P1と、上記チャンネル対応テーブル28d1を参照して使用者から指定された上記仮想チャンネルに対応する上記物理チャンネルを特定する特定手段P2と、上記特定手段P2にて特定された上記物理チャンネルを上記チューナ22にて選局させてデジタル放送信号の受信を行う受信手段P8とを具備するデジタルテレビジョン20において、
上記受信手段P8が受信を行う際に、上記チューナ22が選局している上記デジタル放送信号の上記仮想チャンネルが上記指定入力手段P1にて受け付けた上記仮想チャンネルと一致しているかどうかを確認する確認手段P3と、上記確認手段P3にて、上記チューナ22が選局している上記デジタル放送信号の上記仮想チャンネルが上記指定入力手段P1にて受け付けた上記仮想チャンネルと一致していないことが確認されたとき、上記チャンネル対応テーブル28d1にていずれかの上記仮想チャンネルが対応づけられた上記物理チャンネルを順次上記チューナ22にて選局させ、その際に受信される上記仮想チャンネルを順次特定しつつ、上記指定入力手段P1にて受け付けた上記仮想チャンネルが受信可能な上記物理チャンネルを検索する第一検索手段P4と、上記第一検索手段P4において上記指定入力手段P1にて受け付けた上記仮想チャンネルが受信可能な上記物理チャンネルが検索されないとき、すべての上記物理チャンネルを順次上記チューナ22にて選局させ、その際に受信される上記仮想チャンネルを順次特定しつつ、上記指定入力手段P1にて受け付けた上記仮想チャンネルが受信可能な上記物理チャンネルを検索する第二検索手段P4と、上記第一検索手段P4または上記第二検索手段P4において特定した上記物理チャンネルと上記仮想チャンネルとの対応関係を上記チャンネル対応テーブル28d1に更新する更新手段P5と、第一選局モードまたは第二選局モードのいずれかの指定を受け付けるモード入力手段P6と、上記第一選局モードが指定され、かつ、上記第一検索手段P4または上記第二検索手段P4において上記指定入力手段P1にて受け付けた上記仮想チャンネルが受信可能な上記物理チャンネルが検索された場合に、上記指定入力手段P1にて受け付けた上記仮想チャンネルの変更があった旨を示す表示を行いつつ、上記第一検索手段P4または上記第二検索手段P4にて検索された上記物理チャンネルを選局させるか否かを問い合わせる選択手段P7とを具備するとともに、上記受信手段P8は、上記第一検索手段P4および上記第二検索手段P4において上記指定入力手段P1にて受け付けた上記仮想チャンネルが受信可能な上記物理チャンネルが検索されないとき、および、上記選択手段P7にて上記第一検索手段P4または上記第二検索手段P4にて検索された上記物理チャンネルを選局させないように指定されたとき、上記特定手段P2にて特定された上記物理チャンネルを上記チューナ22にて選局させてデジタル放送信号を受信するとともに、上記第二選局モードが指定され上記第一検索手段P4および上記第二検索手段P4において上記指定入力手段P1にて受け付けた上記仮想チャンネルが受信可能な上記物理チャンネルを検索されたとき、および、上記選択手段P7にて上記第一検索手段P4または上記第二検索手段P4にて検索された上記物理チャンネルを選局させるように指定されたとき、上記第一検索手段P4または上記第二検索手段P4にて検索された上記物理チャンネルを上記チューナ22にて選局させてデジタル放送信号を受信することを特徴とする構成としてある。
また、請求項2にかかる発明では、チューナ22が選局する搬送周波数に対応する物理チャンネルと、受信の際に指定される仮想チャンネルとの対応関係を規定したチャンネル対応テーブル28d1と、使用者から上記チューナ22にて選局する上記仮想チャンネルの指定を受け付ける指定入力手段P1と、上記チャンネル対応テーブル28d1を参照して使用者から指定された上記仮想チャンネルに対応する上記物理チャンネルを特定する特定手段P2と、上記特定手段P2にて特定された上記物理チャンネルを上記チューナ22にて選局させてデジタル放送信号の受信を行う受信手段P8とを具備するデジタルテレビジョンにおいて、
上記受信手段P8が受信を行う際に、上記チューナ22が選局している上記デジタル放送信号の上記仮想チャンネルが上記指定入力手段P1にて受け付けた上記仮想チャンネルと一致しているかどうかを確認する確認手段P3と、上記確認手段P3にて、上記チューナ22が選局している上記デジタル放送信号の上記仮想チャンネルが上記指定入力手段P1にて受け付けた上記仮想チャンネルと一致していないことが確認されたとき、上記物理チャンネルを順次上記チューナ22にて選局させ、その際に受信される上記仮想チャンネルを順次特定しつつ、上記指定入力手段P1にて受け付けた上記仮想チャンネルが受信可能な上記物理チャンネルを検索する検索手段P4を具備するとともに、上記受信手段P8は、上記第一検索手段P4および上記第二検索手段P4において上記指定入力手段P1にて受け付けた上記仮想チャンネルが受信可能な上記物理チャンネルを検索されたとき、同検索された上記物理チャンネルを上記チューナ22にて選局させてデジタル放送信号を受信する構成としてある。
上記のように構成した請求項2の発明において、上記物理チャンネルと上記仮想チャンネルとの対応関係を規定したチャンネル対応テーブル28d1を備えることにより、上記仮想チャンネルから対応する上記物理チャンネルを特定し、さらに同特定された物理チャンネルに対応する搬送周波数を特定することができる。従って、特定手段P2では上記チャンネル対応テーブル28d1を参照して上記指定入力手段P1にて受け付けた上記仮想チャンネルに対応する上記物理チャンネルを特定することができ、受信手段P8においては同特定手段P2にて特定された同物理チャンネルを上記チューナ22にて選局させて受信を行うことができる。すなわち、使用者が指定した上記仮想チャンネルについて視聴を行うことができる。
確認手段P3は上記受信手段P8が受信を行っているときに、上記チューナ22が選局している上記デジタル放送信号の上記仮想チャンネルが上記指定入力手段P1にて受け付けた上記仮想チャンネルと一致しているかどうかを確認する。そして、検索手段P4は、上記確認手段P3が上記チューナ22の選局している上記デジタル放送信号の上記仮想チャンネルが上記指定入力手段P1にて受け付けた上記仮想チャンネルと一致していないと判定したとき、上記指定入力手段P1にて受け付けた上記仮想チャンネルが受信可能な上記物理チャンネルを検索する。具体的には、上記検索手段P4は、上記物理チャンネルを順次上記チューナ22にて選局させ、その際に受信される上記仮想チャンネルを順次特定しつつ、上記指定入力手段P1にて受け付けた上記仮想チャンネルが受信可能な上記物理チャンネルを検索する。さらに、上記受信手段P8は、上記検索手段P4にて検索された上記物理チャンネルを上記チューナ22にて選局させて受信を行うため、指定された上記仮想チャンネルを視聴することができる。
また、請求項3にかかる発明では、上記検索手段P4は、上記チャンネル対応テーブル28d1にていずれかの上記仮想チャンネルが対応づけられた上記物理チャンネルを順次上記チューナ22にて選局させ、その際に受信される上記仮想チャンネルを順次特定しつつ、上記指定入力手段P1にて受け付けた上記仮想チャンネルが受信可能な上記物理チャンネルを検索する構成としてある。
上記のように構成した請求項3の発明において、ステップS130のように、上記検索手段P4は、上記チャンネル対応テーブル28d1にて対応する仮想チャンネルが規定された物理チャンネルのみを対象として、上記指定入力手段P1にて受け付けた上記仮想チャンネルが受信可能な上記物理チャンネルを検索する。上記チャンネル対応テーブル28d1にて上記仮想チャンネルとの対応関係が規定される上記物理チャンネルは、使用頻度の高い物理チャンネル(搬送周波数帯域)であるということができるため、上記指定入力手段P1にて受け付けた上記仮想チャンネルが受信される可能性の高い物理チャンネルのみ検索を行うことができる。
また、請求項4にかかる発明では、上記検索手段P4は、上記チャンネル対応テーブル28d1にていずれかの上記仮想チャンネルが対応づけられた上記物理チャンネルのなかから上記指定入力手段P1にて受け付けた上記仮想チャンネルが受信可能な上記物理チャンネルが検索されないとき、すべての上記物理チャンネルを順次上記チューナ22にて選局させ、その際に受信される上記仮想チャンネルを順次特定しつつ、上記指定入力手段P1にて受け付けた上記仮想チャンネルが受信可能な上記物理チャンネルを検索する構成としてある。
上記のように構成した請求項4の発明において、ステップS130では上記チャンネル対応テーブル28d1にて対応する仮想チャンネルが規定された物理チャンネルのみを対象として、上記指定入力手段P1にて受け付けた上記仮想チャンネルが受信可能な上記物理チャンネルを検索し、その結果、同仮想チャンネルが受信可能な上記物理チャンネルが検出されない場合に限り、ステップS145にて、すべての上記物理チャンネルを対象として検索を行う。これにより、漏れのない検索を行うことができる。
さらに、請求項5にかかる発明では、上記検索手段P4において特定した上記物理チャンネルと上記仮想チャンネルとの対応関係を上記チャンネル対応テーブル28d1に更新する更新手段P5を具備する構成としてある。
上記のように構成した請求項5の発明において、上記検索手段P4が特定した上記物理チャンネルと上記仮想チャンネルとの対応関係をステップS135,S150にて上記チャンネル対応テーブル28d1に更新させる。これにより、上記検索手段P4が検索を行った際に特定された最新の上記物理チャンネルと上記仮想チャンネルとの対応関係を上記チャンネル対応テーブル28d1に反映させることができる。
また、請求項6にかかる発明では、上記検索手段P4において上記指定入力手段P1にて受け付けた上記仮想チャンネルが受信可能な上記物理チャンネルが検索されたとき、上記指定入力手段P1にて受け付けた上記仮想チャンネルの変更があった旨を示す表示を行う構成としてある。
上記のように構成した請求項6の発明において、上記指定入力手段P1にて受け付けた上記仮想チャンネルが受信可能な上記物理チャンネルが検索された場合に、例えば図5のように上記指定入力手段P1にて受け付けた上記仮想チャンネルの変更があった旨を示す表示を行う。これにより、上記指定入力手段P1にて受け付けた上記仮想チャンネルの変更があったことを使用者に通知することができる。
さらに、請求項7にかかる発明では、上記受信手段P8は、上記検索手段P4において上記指定入力手段P1にて受け付けた上記仮想チャンネルが受信可能な上記物理チャンネルが検索されないとき、上記特定手段P2にて特定された上記物理チャンネルを上記チューナにて選局させてデジタル放送信号を受信する構成としてある。
上記のように構成した請求項7において、上記検索手段P4において上記指定入力手段P1にて受け付けた上記仮想チャンネルが受信可能な上記物理チャンネルが検索されない場合には、上記特定手段P2にて特定された上記物理チャンネルを上記チューナにて選局させてデジタル放送信号を受信する。
また、請求項8にかかる発明では、上記検索手段P4において上記指定入力手段P1にて受け付けた上記仮想チャンネルが受信可能な上記物理チャンネルが検索されたとき、上記検索手段P4にて検索された上記物理チャンネルを選局させるか否かを問い合わせる第一選局モードと、上記検索手段P4において上記検索手段P4において上記指定入力手段P1にて受け付けた上記仮想チャンネルが受信可能な上記物理チャンネルが検索されたとき、上記検索手段P4にて検索された上記物理チャンネルを選局させるか否かを問い合わせることなく、上記受信手段P8が同検索された上記物理チャンネルを上記チューナ22にて選局させてデジタル放送信号を受信する第二選局モードのいずれかの指定を受け付けるモード入力手段P6を具備する構成としてある。
上記のように構成した請求項8の発明において、モード入力手段P6は、第一選局モードと第二選局モードのいずれかの指定を受け付けることができる。上記検索手段P4において上記指定入力手段P1にて受け付けた上記仮想チャンネルが受信可能な上記物理チャンネルが検索されたとき、上記第一選局モードにおいては、上記検索手段P4にて検索された上記物理チャンネルを選局させるか否かを問い合わせることができる。一方、上記第二選局モードにおいては、上記検索手段P4にて検索された上記物理チャンネルを選局させるか否かを問い合わせることなく、上記受信手段P8が同検索された上記物理チャンネルを上記チューナ22にて選局させてデジタル放送信号を受信する。
デジタルテレビジョンの概略構成図である。 選局データを示す表である。 制御プログラムのモジュール構成を示すブロック図である。 受信処理のフローチャートである。 UI画面を示す図である。
符号の説明
10…アンテナ
20…デジタルテレビジョン
22…チューナ
23…デジタル再生回路
24a…CRT
24b…スピーカ
28a…CPU
28b…RAM
28c…ROM
28d…EEPROM
28d1…選局データ
28d2…OSDデータ
P…制御プログラム
P1…指定入力部
P2…特定部
P3…確認部
P4…検索部
P5…更新部
P6…モード入力部
P7…選択部
P8…受信部

Claims (8)

  1. チューナが選局する搬送周波数に対応する物理チャンネルと、受信の際に指定される仮想チャンネルとの対応関係を規定したチャンネル対応テーブルと、
    使用者から上記チューナにて選局する上記仮想チャンネルの指定を受け付ける指定入力手段と、
    上記チャンネル対応テーブルを参照して使用者から指定された上記仮想チャンネルに対応する上記物理チャンネルを特定する特定手段と、
    上記特定手段にて特定された上記物理チャンネルを上記チューナにて選局させてデジタル放送信号の受信を行う受信手段とを具備するデジタルテレビジョンにおいて、
    上記受信手段が受信を行う際に、上記チューナが選局している上記デジタル放送信号の上記仮想チャンネルが上記指定入力手段にて受け付けた上記仮想チャンネルと一致しているかどうかを確認する確認手段と、
    上記確認手段にて、上記チューナが選局している上記デジタル放送信号の上記仮想チャンネルが上記指定入力手段にて受け付けた上記仮想チャンネルと一致していないことが確認されたとき、上記チャンネル対応テーブルにていずれかの上記仮想チャンネルが対応づけられた上記物理チャンネルを順次上記チューナにて選局させ、その際に受信される上記仮想チャンネルを順次特定しつつ、上記指定入力手段にて受け付けた上記仮想チャンネルが受信可能な上記物理チャンネルを検索する第一検索手段と、
    上記第一検索手段において上記指定入力手段にて受け付けた上記仮想チャンネルが受信可能な上記物理チャンネルが検索されないとき、すべての上記物理チャンネルを順次上記チューナにて選局させ、その際に受信される上記仮想チャンネルを順次特定しつつ、上記指定入力手段にて受け付けた上記仮想チャンネルが受信可能な上記物理チャンネルを検索する第二検索手段と、
    上記第一検索手段または上記第二検索手段において特定した上記物理チャンネルと上記仮想チャンネルとの対応関係を上記チャンネル対応テーブルに更新する更新手段と、
    第一選局モードまたは第二選局モードのいずれかの指定を受け付けるモード入力手段と、
    上記第一選局モードが指定され、かつ、上記第一検索手段または上記第二検索手段において上記指定入力手段にて受け付けた上記仮想チャンネルが受信可能な上記物理チャンネルが検索された場合に、上記指定入力手段にて受け付けた上記仮想チャンネルの変更があった旨を示す表示を行いつつ、上記第一検索手段または上記第二検索手段にて検索された上記物理チャンネルを選局させるか否かを問い合わせる選択手段とを具備するとともに、
    上記受信手段は、
    上記第一検索手段および上記第二検索手段において上記指定入力手段にて受け付けた上記仮想チャンネルが受信可能な上記物理チャンネルが検索されないとき、および、上記選択手段にて上記第一検索手段または上記第二検索手段にて検索された上記物理チャンネルを選局させないように指定されたとき、上記特定手段にて特定された上記物理チャンネルを上記チューナにて選局させてデジタル放送信号を受信するとともに、
    上記第二選局モードが指定され上記第一検索手段および上記第二検索手段において上記指定入力手段にて受け付けた上記仮想チャンネルが受信可能な上記物理チャンネルを検索されたとき、および、上記選択手段にて上記第一検索手段または上記第二検索手段にて検索された上記物理チャンネルを選局させるように指定されたとき、上記第一検索手段または上記第二検索手段にて検索された上記物理チャンネルを上記チューナにて選局させてデジタル放送信号を受信することを特徴とするデジタルテレビジョン。
  2. チューナが選局する搬送周波数に対応する物理チャンネルと、受信の際に指定される仮想チャンネルとの対応関係を規定したチャンネル対応テーブルと、
    使用者から上記チューナにて選局する上記仮想チャンネルの指定を受け付ける指定入力手段と、
    上記チャンネル対応テーブルを参照して使用者から指定された上記仮想チャンネルに対応する上記物理チャンネルを特定する特定手段と、
    上記特定手段にて特定された上記物理チャンネルを上記チューナにて選局させてデジタル放送信号の受信を行う受信手段とを具備するデジタル放送受信装置において、
    上記受信手段が受信を行う際に、上記チューナが選局している上記デジタル放送信号の上記仮想チャンネルが上記指定入力手段にて受け付けた上記仮想チャンネルと一致しているかどうかを確認する確認手段と、
    上記確認手段にて、上記チューナが選局している上記デジタル放送信号の上記仮想チャンネルが上記指定入力手段にて受け付けた上記仮想チャンネルと一致していないことが確認されたとき、上記物理チャンネルを順次上記チューナにて選局させ、その際に受信される上記仮想チャンネルを順次特定しつつ、上記指定入力手段にて受け付けた上記仮想チャンネルが受信可能な上記物理チャンネルを検索する検索手段を具備するとともに、
    上記受信手段は、
    上記第一検索手段および上記第二検索手段において上記指定入力手段にて受け付けた上記仮想チャンネルが受信可能な上記物理チャンネルを検索されたとき、同検索された上記物理チャンネルを上記チューナにて選局させてデジタル放送信号を受信することを特徴とするデジタル放送受信装置。
  3. 上記検索手段は、
    上記チャンネル対応テーブルにていずれかの上記仮想チャンネルが対応づけられた上記物理チャンネルを順次上記チューナにて選局させ、その際に受信される上記仮想チャンネルを順次特定しつつ、上記指定入力手段にて受け付けた上記仮想チャンネルが受信可能な上記物理チャンネルを検索する請求項2に記載のデジタル放送受信装置。
  4. 上記検索手段は、
    上記チャンネル対応テーブルにていずれかの上記仮想チャンネルが対応づけられた上記物理チャンネルのなかから上記指定入力手段にて受け付けた上記仮想チャンネルが受信可能な上記物理チャンネルが検索されないとき、すべての上記物理チャンネルを順次上記チューナにて選局させ、その際に受信される上記仮想チャンネルを順次特定しつつ、上記指定入力手段にて受け付けた上記仮想チャンネルが受信可能な上記物理チャンネルを検索する請求項3に記載のデジタル放送受信装置。
  5. 上記検索手段において特定した上記物理チャンネルと上記仮想チャンネルとの対応関係を上記チャンネル対応テーブルに更新する更新手段を具備することを特徴とする請求項2から請求項4のいずれかに記載のデジタル放送受信装置。
  6. 上記検索手段において上記指定入力手段にて受け付けた上記仮想チャンネルが受信可能な上記物理チャンネルが検索されたとき、上記指定入力手段にて受け付けた上記仮想チャンネルの変更があった旨を示す表示を行うことを特徴とする請求項2から請求項5のいずれかに記載のデジタル放送受信装置。
  7. 上記受信手段は、
    上記検索手段において上記指定入力手段にて受け付けた上記仮想チャンネルが受信可能な上記物理チャンネルが検索されないとき、上記特定手段にて特定された上記物理チャンネルを上記チューナにて選局させてデジタル放送信号を受信することを特徴とする請求項2から請求項6のいずれかに記載のデジタル放送受信装置。
  8. 上記検索手段において上記指定入力手段にて受け付けた上記仮想チャンネルが受信可能な上記物理チャンネルが検索されたとき、上記検索手段にて検索された上記物理チャンネルを選局させるか否かを問い合わせる第一選局モードと、
    上記検索手段において上記検索手段において上記指定入力手段にて受け付けた上記仮想チャンネルが受信可能な上記物理チャンネルが検索されたとき、上記検索手段にて検索された上記物理チャンネルを選局させるか否かを問い合わせることなく、上記受信手段が同検索された上記物理チャンネルを上記チューナにて選局させてデジタル放送信号を受信する第二選局モードのいずれかの指定を受け付けるモード入力手段を具備することを特徴とする請求項2から請求項7のいずれかに記載のデジタル放送受信装置。
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