JP2007116244A - 弱電界ポイント情報収集システム、移動通信端末、基地局及び情報処理装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】不特定多数の移動通信端末が弱電界ポイントに進入した際に生成した弱電界ポイント情報をユーザの操作によることなくデータベースに収集できる弱電界ポイント情報収集システム、並びにそのシステムに用いる移動通信端末、基地局及び情報処理装置を提供する。
【解決手段】移動通信端末1は、基地局の電界強度が所定のしきい値以下であるか否かを判断し、所定のしきい値以下であると判断した場合には少なくとも自端末の位置情報と電界強度とを含んだ弱電界ポイント情報を生成して弱電界ポイント格納部14に格納し、電界強度が所定のしきい値を上回るまでに要した所要時間を弱電界ポイント情報格納部14に蓄積されている弱電界ポイント情報に追記し、電界強度が所定のしきい値を上回っている場合には所要時間が所定の期間よりも長い弱電界ポイント情報を弱電界ポイント情報格納部14から読み出して基地局2へ送信する。
【選択図】図1
【解決手段】移動通信端末1は、基地局の電界強度が所定のしきい値以下であるか否かを判断し、所定のしきい値以下であると判断した場合には少なくとも自端末の位置情報と電界強度とを含んだ弱電界ポイント情報を生成して弱電界ポイント格納部14に格納し、電界強度が所定のしきい値を上回るまでに要した所要時間を弱電界ポイント情報格納部14に蓄積されている弱電界ポイント情報に追記し、電界強度が所定のしきい値を上回っている場合には所要時間が所定の期間よりも長い弱電界ポイント情報を弱電界ポイント情報格納部14から読み出して基地局2へ送信する。
【選択図】図1
Description
本発明は、移動体通信網における弱電界ポイントの位置情報を収集するためのシステムに関し、特に、弱電界ポイントに侵入した移動通信端末が生成した位置情報をネットワーク側に自動的に収集できる弱電界ポイント情報収集システムに関する。
移動体通信事業者は、あらゆる場所で移動通信端末を用いての通信が可能とするために、カバレッジエリアが隙間無く敷き詰まるように基地局の位置を定め、その場所に基地局を設置している。
しかし、これはあくまでも机上の計算によるものであり、実際にはいずれの基地局のカバレッジエリアにも含まれない場所(弱電界ポイント)が存在することがある。ここで、複数の弱電界ポイントが連なって形成する一つの領域を “弱電界領域“と定義する。
また、基地局との距離が近くとも、建造物などの陰となる場所は弱電界ポイントとなることがある。よって、新たに建造物が建築された場合には、いままでカバレッジエリア内だった場所が弱電界ポイントとなる可能性がある。
さらに、基地局の収容能力は有限であるため、特定の基地局のカバレッジエリア内に収容能力の限界を超える移動通信端末が存在すると、その基地局のカバレッジエリアが小さくなる。このような場合には、基地局から遠い位置にある移動体通信端末は、理論上のカバレッジエリア内に所在するにもかかわらず、通信不能となってしまう。このような現象は、収容能力の低い基地局のカバレッジエリア内に特定の時間帯(通勤ラッシュ時など)のみ多数の移動通信端末が存在する場合に発生しやすい。
このような弱電界ポイントの位置を特定し、対策を講じることは移動体通信事業者にとって重要な課題である。
弱電界ポイントの位置を特定することを目的とした従来技術としては、特許文献1に開示される「移動体通信用電界強度測定システム」がある。
特開平6−350516号公報
しかし、特許文献1に開示される発明は、電界強度測定器を搭載した車を走行させて電界強度を測定するものである。このため、移動通信端末のユーザが行きうる全ての場所について電界強度を測定することは実質的には不可能である。
また、電界測定中に一時的に電界が悪化した場合には、本来はカバレッジエリア内にある場所を弱電界ポイントと認識してしまうことがある。すなわち、測定を行った瞬間における電界強度のみしか考慮しないため、上記の例のように特定の時間帯にのみ弱電界ポイントとなるような場所については、その存在を検出できないことがあった。
また、電界測定中に一時的に電界が悪化した場合には、本来はカバレッジエリア内にある場所を弱電界ポイントと認識してしまうことがある。すなわち、測定を行った瞬間における電界強度のみしか考慮しないため、上記の例のように特定の時間帯にのみ弱電界ポイントとなるような場所については、その存在を検出できないことがあった。
このように、従来は、移動体通信網における弱電界ポイントの位置を自動的に検出するシステムは提供されていなかった。
本発明はかかる問題に鑑みてなされたものであり、不特定多数の移動通信端末が弱電界ポイントに進入した際に生成した弱電界ポイント情報をユーザの操作によることなくデータベースに収集できる弱電界ポイント情報収集システム、並びにそのシステムに用いる移動通信端末、基地局及び情報処理装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明は、第1の態様として、少なくとも一つの移動通信端末と、不特定多数の基地局と、該基地局のそれぞれとネットワークを介して接続されたデータベースサーバとを有する弱電界ポイント情報収集システムであって、移動通信端末は、自端末の現在位置を示す位置情報を生成する手段と、基地局が発する電界の強度を測定する手段と、基地局の電界強度が所定のしきい値以下であるか否かを判断する手段と、電界強度が所定のしきい値以下であると判断した場合に、少なくとも位置情報と電界強度とを含んだ弱電界ポイント情報を生成する手段と、弱電界ポイント情報を蓄積する蓄積手段と、弱電界ポイント情報を生成してから電界強度が所定のしきい値を上回るまでに要した所要時間を蓄積手段に蓄積されている弱電界ポイント情報に追記する手段と、電界強度が所定のしきい値を上回っている場合に、所要時間が所定の期間よりも長い弱電界ポイント情報が蓄積手段に蓄積されているか否かを判断する手段と、所要時間が所定の期間よりも長い弱電界ポイント情報を蓄積手段から読み出して基地局へ送信する手段とを有し、基地局は、移動端末から受信したデータが弱電界ポイント情報であるか否かを判断する手段と、受信したデータが弱電界ポイント情報である場合に、該弱電界ポイント情報をデータベースサーバへ送信する手段とを有し、データベースサーバは、基地局から受信した弱電界ポイント情報を格納するデータベースを有することを特徴とする弱電界ポイント情報収集システムを提供するものである。
また、上記目的を達成するため、本発明は、第2の態様として、少なくとも一つの移動通信端末と、不特定多数の基地局と、該基地局のそれぞれとネットワークを介して接続されたデータベースサーバとを有する弱電界ポイント情報収集システムであって、移動通信端末は、自端末の現在位置を示す位置情報を生成する手段と、基地局が発する電界の強度を測定する手段と、基地局の電界強度が所定のしきい値以下であるか否かを判断する手段と、電界強度が所定のしきい値以下であると判断した場合に、少なくとも位置情報と電界強度とを含んだ弱電界ポイント情報を生成する手段と、弱電界ポイント情報を蓄積する蓄積手段と、弱電界ポイント情報を生成してから電界強度が所定のしきい値を上回るまでに要した所要時間を蓄積手段に蓄積されている弱電界ポイント情報に追記する手段と、電界強度が所定のしきい値を上回っている場合に、弱電界ポイント情報が蓄積手段に蓄積されているか否かを判断する手段と、弱電界ポイント情報を蓄積手段から読み出して基地局へ送信する手段とを有し、基地局は、移動端末から受信したデータが弱電界ポイント情報であるか否かを判断する手段と、受信したデータが弱電界ポイント情報である場合に、該弱電界ポイント情報をデータベースサーバへ送信する手段とを有し、データベースサーバは、データベースと、基地局から受信した弱電界ポイント情報のうち、所要時間が所定の期間よりも長い弱電界ポイント情報のみをデータベースに格納する手段を有することを特徴とする弱電界ポイント情報収集システムを提供するものである。
上記本発明の第1、第2の態様においては、移動通信端末の少なくとも一つは、GPS信号を受信して自端末の位置情報を生成するGPS機能を有することが好ましい。これに加えて、GPS機能を有する移動通信端末は、弱電界ポイント情報を生成してから電界強度が所定のしきい値を上回るまでの間に自端末の位置が変化した場合には、変化後の位置情報に応じた弱電界ポイント情報を生成して蓄積手段に蓄積することがより好ましい。
本発明の第1の態様又は第2の態様の上記のいずれの構成においても、移動通信端末は、所定の回数以上弱電界ポイント情報が生成された位置に関する弱電界ポイント情報のみを蓄積手段から読み出して、基地局へ送信することが好ましい。また、データベースサーバは、データベースに格納された2以上の弱電界ポイント情報を基に、電界強度が所定のしきい値以下となる領域の大きさを示す情報を生成する手段を有することが好ましい。また、データベースサーバは、地図データが格納された地図データ格納手段をさらに有し、データベースに格納された弱電界ポイント情報と地図データとに基づいて、電界強度が所定のしきい値以下となる場所を地図上に表示するデータを生成する手段を有することが好ましい。
また、上記目的を達成するため、本発明は、第3の態様として、無線通信によって基地局を介して移動体通信網へと接続される移動通信端末であって、基地局が発する電界の強度を測定する手段と、基地局の電界強度が所定のしきい値以下であるか否かを判断する手段と、電界強度が所定のしきい値以下であると判断した場合に、端末の位置情報と電界強度とを含んだ弱電界ポイント情報を生成する手段と、弱電界ポイント情報を蓄積する蓄積手段と、弱電界ポイント情報を生成してから電界強度が所定のしきい値を上回るまでに要した所要時間を蓄積手段に蓄積されている弱電界ポイント情報に追記する手段と、電界強度が所定のしきい値を上回っている場合に、所要時間が所定の期間よりも長い弱電界ポイント情報が蓄積手段に蓄積されているか否かを判断する手段と、所要時間が所定の期間よりも長い弱電界ポイント情報を蓄積手段から読み出して基地局へ送信する手段とを有することを特徴とする移動通信端末を提供するものである。
上記本発明の第3の態様においては、GPS信号を受信して自端末の位置情報を生成するGPS機能を有することが好ましい。これに加えて、弱電界ポイント情報を生成してから電界強度が所定のしきい値を上回るまでの間に自端末の位置が変化した場合には、変化後の位置情報に応じた弱電界ポイント情報を生成して蓄積手段に蓄積することがより好ましい。
本発明の第3の態様の上記のいずれの構成においても、所定の回数以上弱電界ポイント情報が生成された位置に関する弱電界ポイント情報のみを蓄積手段から読み出して、基地局へ送信することが好ましい。
また、上記目的を達成するため、本発明は、第4の態様として、移動通信端末と無線通信を行い該移動通信端末を移動体通信網へ接続するとともに、ネットワークを介して情報処理装置に接続される基地局であって、移動通信端末から受信したデータが、移動通信端末の位置情報と該移動通信端末が所在する位置における電界強度とを含んだ弱電界ポイント情報であるか否かを判断する手段と、受信したデータが弱電界ポイント情報である場合に、該弱電界ポイント情報を情報処理装置へ送信する手段とを有することを特徴とする基地局を提供するものである。
また、上記目的を達成するため、本発明は、第5の態様として、移動通信端末と無線通信を行う基地局とネットワークを介して接続される情報処理装置であって、データベースと、移動通信端末の位置情報と該移動通信端末が所在する位置における電界強度とを含んだ弱電界ポイント情報を基地局から受信する手段と、受信した弱電界ポイント情報のうち、所要時間が所定の期間よりも長い弱電界ポイント情報のみをデータベースに格納する手段を有することを特徴とする情報処理装置を提供するものである。
本発明によれば、不特定多数の移動通信端末が弱電界ポイントに進入した際に生成した弱電界ポイント情報をユーザの操作によることなくデータベースに収集できる弱電界ポイント情報収集システム、並びにそのシステムに用いる移動通信端末、基地局及び情報処理装置を提供できる。
〔第1の実施形態〕
本発明を好適に実施した第1の実施形態について説明する。図1に、本実施形態にかかる弱電界ポイント情報収集システムの構成を示す。
このシステムは、不特定多数の移動通信端末1と複数の基地局2と弱電界ポイント情報データベースサーバ(DBS)3とを有する。移動通信端末1は基地局2のいずれかを介してネットワーク4へ接続される。また、弱電界ポイント情報DBS3もネットワーク4に接続されている。
本発明を好適に実施した第1の実施形態について説明する。図1に、本実施形態にかかる弱電界ポイント情報収集システムの構成を示す。
このシステムは、不特定多数の移動通信端末1と複数の基地局2と弱電界ポイント情報データベースサーバ(DBS)3とを有する。移動通信端末1は基地局2のいずれかを介してネットワーク4へ接続される。また、弱電界ポイント情報DBS3もネットワーク4に接続されている。
図2に、移動通信端末1の構成を示す。移動体通信端末は、制御部11、電界強度測定部12、弱電界ポイント情報格納部13及び通信機能部14を有する。制御部11は、CPUやRAM、ROMなどで構成されており、移動通信端末1の動作を制御する。また、制御部11は、通信機能部13が3以上の基地局2からの無線信号を受信可能な状態にある場合、各基地局2からの無線信号の強度比に基づいて自端末の位置情報(自端末が所在する位置を表す情報)を生成可能である。電界強度測定部12は、通信機能部14を介して基地局2から受信した電界の強度を測定する。弱電界ポイント情報格納部13は、基地局2から受信した電界の強度が所定のしきい値以下となった場所の位置情報が格納される。通信機能部14は、基地局2と無線通信を行うためのアンテナや受信回路、送信回路などを備える。
図3に、基地局2の構成を示す。基地局2は、制御部21、有線通信部22、無線通信部23を有する。制御部21は、基地局2の動作を制御する。有線通信部22は、ネットワーク4に接続された装置と有線通信を行うための機能部である。無線通信部23は、移動通信端末1と無線通信を行うための機能部である。
図4に、弱電界ポイント情報DBS3の構成を示す。弱電界ポイント情報DBS3は、制御サーバ31及びデータベース32を有する。制御サーバ31は、ネットワーク4を介した通信や、データベース32への情報の書き込み、データベース32からの情報の読み出しを行う。さらに、制御サーバ31は、データベース32に蓄積されている弱電界ポイント情報に基づいて別の情報を生成してデータベース32に蓄積する機能を有する。データベース32は、移動通信端末1から基地局2を介して送られてきた弱電界ポイント情報が蓄積される。
本実施形態にかかる弱電界ポイント情報収集システムの動作について説明する。
まず、移動通信端末1の動作について説明する。図5に、移動通信端末1の動作の流れを示す。制御部11は、電界強度測定部12が測定した電界強度が所定のしきい値以下であるか否かをチェックする(ステップS101)。しきい値以下であれば(ステップS101/弱)、制御部11は直前に生成した位置情報を基に、弱電界ポイント情報を生成する(ステップS102)。
図6に、弱電界ポイント情報のデータ構造の一例を示す。弱電界ポイント情報は、位置情報(例えば、緯度・経度)とその場所での電界強度とを少なくとも含む情報である。
まず、移動通信端末1の動作について説明する。図5に、移動通信端末1の動作の流れを示す。制御部11は、電界強度測定部12が測定した電界強度が所定のしきい値以下であるか否かをチェックする(ステップS101)。しきい値以下であれば(ステップS101/弱)、制御部11は直前に生成した位置情報を基に、弱電界ポイント情報を生成する(ステップS102)。
図6に、弱電界ポイント情報のデータ構造の一例を示す。弱電界ポイント情報は、位置情報(例えば、緯度・経度)とその場所での電界強度とを少なくとも含む情報である。
制御部11は、生成した弱電界ポイント情報を弱電界ポイント情報格納部13に格納する(ステップS103)。
その後、制御部11は、電界強度測定部12の測定結果を基に、自端末の周囲の電界状態が改善されたか否かを判断する(ステップS104)。自端末の周囲の電界状態が改善されていなければ(ステップS104/No)、制御部11は、その場所の弱電界ポイント情報を更新する(ステップS105)。
一方、自端末の周囲の電界状態が改善されていれば(ステップS104/Yes)、制御部11は送信対象となる弱電界ポイント情報が存在するか否かを確認する(ステップS106)。
一方、自端末の周囲の電界状態が改善されていれば(ステップS104/Yes)、制御部11は送信対象となる弱電界ポイント情報が存在するか否かを確認する(ステップS106)。
ここで「送信対象」となる弱電界ポイント情報は、少なくとも弱電界状態が所定の時間よりも長い間連続した場所の弱電界ポイント情報である。短時間のみ弱電界状態となった場所の弱電界ポイント情報を送信対象としないことで、短期間だけ弱電界状態となった場所については、弱電界ポイント情報を送信対象から除くことができる。なお、しきい値となる時間は任意に設定可能である。
なお、弱電界状態の継続時間に加えて、弱電界状態が所定回数以上となったか否かを送信対象とするか否かの判断の基準として加えても良い。少数回のみ弱電界状態となった場所の弱電界ポイント情報を送信対象としないことで、少数回のみ弱電界状態となった場所については、弱電界ポイント情報を送信対象から除くことができる。なお、しきい値となる回数は任意に設定可能である。
なお、弱電界状態の継続時間に加えて、弱電界状態が所定回数以上となったか否かを送信対象とするか否かの判断の基準として加えても良い。少数回のみ弱電界状態となった場所の弱電界ポイント情報を送信対象としないことで、少数回のみ弱電界状態となった場所については、弱電界ポイント情報を送信対象から除くことができる。なお、しきい値となる回数は任意に設定可能である。
送信対象となる弱電界ポイント情報が存在するのであれば(ステップS106/Yes)、制御部11はその情報を弱電界ポイント情報格納部13から読み出し、読み出した弱電界ポイント情報と自端末のIDとを通信機能部14を用いて基地局2へ送信する(ステップS107)。この際、制御部11は、専用のチャネルを用いて弱電界ポイント情報を送信しても良いし、通常のデータと同じチャネルを用いて弱電界ポイント情報を送信しても良い。通常のデータと同じチャネルを用いるのであれば、パケットのヘッダのペイロードに弱電界ポイント情報であることを示すフラグを含ませるようにすればよい。
一方、送信対象となる弱電界ポイント情報が存在しなければ(ステップS106/No)、処理を終了する。
一方、送信対象となる弱電界ポイント情報が存在しなければ(ステップS106/No)、処理を終了する。
また、自端末の周囲の電界強度を確認した際に電界強度が所定のしきい値よりも大きかった場合には(ステップS101/強)、制御部11は、弱電界ポイント情報格納部13に未送信の弱電界ポイント情報が格納されているか否かを確認する(ステップS108)。未送信の弱電界ポイント情報が格納されていれば(ステップS108/Yes)、制御部11は、送信対象となる弱電界ポイント情報が存在するか否かを確認する(ステップS106)。ステップS106以降の処理は上記同様である。
また、未送信の弱電界ポイント情報が弱電界ポイント情報格納部13に格納されていなければ(ステップS108/No)、制御部11は処理を終了する。
次に、基地局2の動作について説明する。図7に、基地局2の動作の流れを示す。基地局2が移動通信端末1から何らかのデータを受信すると(ステップS201)、制御部21は受信したデータに弱電界ポイント情報が含まれるか否かを確認する(ステップS202)。弱電界ポイント情報が専用のチャネルを用いて送信されてくるのであれば受信データの有無を、通常のデータと共用のチャネルを用いて送信されてくるのであれば、パケットのヘッダのペイロードなどに含まれるフラグの有無を監視することで、受信したデータに弱電界ポイント情報が含まれるか否かを判断できる。
受信したデータに弱電界ポイント情報が含まれるのであれば(ステップS202/Yes)、制御部21は、弱電界ポイント情報及び送信元の移動通信端末の端末IDを弱電界ポイント情報DBS3へ送信する(ステップS303)。
一方、受信したデータに弱電界ポイント情報が含まれなければ(ステップS202/No)、制御部21は受信したデータを通常通り処理(パケットデータであれば本来の宛先へ送信、ACKやNACKであれば電界の出力制御など)する。
一方、受信したデータに弱電界ポイント情報が含まれなければ(ステップS202/No)、制御部21は受信したデータを通常通り処理(パケットデータであれば本来の宛先へ送信、ACKやNACKであれば電界の出力制御など)する。
次に、弱電界ポイント情報DBS3の動作について説明する。
弱電界ポイント情報DBS3が弱電界ポイント情報及び端末IDを受信すると、制御サーバ31は、受信した弱電界ポイント情報及び端末IDをデータベース32に格納する。
弱電界ポイント情報DBS3が弱電界ポイント情報及び端末IDを受信すると、制御サーバ31は、受信した弱電界ポイント情報及び端末IDをデータベース32に格納する。
以上のような動作によって、移動通信端末1が生成した弱電界ポイント情報が、送信元の移動通信端末の端末IDとともに弱電界ポイント情報DBS3に蓄積される。弱電界ポイント情報DBS3に蓄積された情報の一例を図8に示す。
制御サーバ31は任意のタイミングにおいて、データベース32に蓄積された情報を基にして別の情報を生成することが可能である。
例えば、複数の弱電界ポイント情報を基に、弱電界となっている領域の大きさを示す情報を生成することができる。また、不図示の地図情報DBに格納されている地図データと弱電界ポイント情報とを基に、地図上に弱電界ポイントを表示する情報を生成しても良い。
例えば、複数の弱電界ポイント情報を基に、弱電界となっている領域の大きさを示す情報を生成することができる。また、不図示の地図情報DBに格納されている地図データと弱電界ポイント情報とを基に、地図上に弱電界ポイントを表示する情報を生成しても良い。
弱電界ポイント情報DBS3に蓄積された弱電界ポイント情報や、これらを基に制御サーバ31が生成した情報は、ネットワーク4を介して弱電界ポイント情報DBS3に接続されたオペレータ端末5で参照できる。オペレータ端末5は、一般的なコンピュータ端末を適用可能である。
移動通信端末が生成した弱電界ポイント情報を弱電界ポイント情報DBSに蓄積することにより、以下のような効果が得られる。
○移動通信端末のユーザは、特別な操作を行わなくても、端末を保持しているだけで弱電界ポイント情報を移動通信端末に収集し、弱電界ポイント情報DBSに蓄積できる。よって、行動範囲内に弱電界ポイント(弱電界領域)が存在するのであれば、意識せずともその存在を移動体通信事業者側に通報できる。これにより、各移動通信端末のユーザは行動範囲内の無線通信環境を必然的に改善してもらえる。
○移動体通信網を介して移動通信端末のユーザにサービスを提供する業者(オンライン銀行や情報提供サービス)は、無線通信環境が必然的に改善されるため顧客(サービスの利用者)の増加を見込める。また、特定の移動通信端末からのみ弱電界ポイント情報が送られてきている場合には、端末側に不具合が発生している可能性があると判断できるため、その可能性を顧客に通知することでサービスの向上を図れる。
○移動体通信事業者は、弱電界ポイントや弱電界領域に対して電界環境向上のための対策(新たな基地局の設置など)を効率的に行える。
○移動通信端末や基地局のベンダは、端末や基地局の新たな受注が見込める。
このように、本実施形態にかかる弱電界ポイント情報収集システムによれば、移動通信端末のユーザ、移動体通信事業者、サービスプロバイダ、機器のベンダのいずれもが利益を享受できる。
○移動通信端末のユーザは、特別な操作を行わなくても、端末を保持しているだけで弱電界ポイント情報を移動通信端末に収集し、弱電界ポイント情報DBSに蓄積できる。よって、行動範囲内に弱電界ポイント(弱電界領域)が存在するのであれば、意識せずともその存在を移動体通信事業者側に通報できる。これにより、各移動通信端末のユーザは行動範囲内の無線通信環境を必然的に改善してもらえる。
○移動体通信網を介して移動通信端末のユーザにサービスを提供する業者(オンライン銀行や情報提供サービス)は、無線通信環境が必然的に改善されるため顧客(サービスの利用者)の増加を見込める。また、特定の移動通信端末からのみ弱電界ポイント情報が送られてきている場合には、端末側に不具合が発生している可能性があると判断できるため、その可能性を顧客に通知することでサービスの向上を図れる。
○移動体通信事業者は、弱電界ポイントや弱電界領域に対して電界環境向上のための対策(新たな基地局の設置など)を効率的に行える。
○移動通信端末や基地局のベンダは、端末や基地局の新たな受注が見込める。
このように、本実施形態にかかる弱電界ポイント情報収集システムによれば、移動通信端末のユーザ、移動体通信事業者、サービスプロバイダ、機器のベンダのいずれもが利益を享受できる。
〔第2の実施形態〕
本発明を好適に実施した第2の実施形態について説明する。図9に、本実施形態にかかる弱電界ポイント情報収集システムの構成を示す。本実施形態にかかる弱電界ポイント情報収集システムは第1の実施形態とほぼ同様の構成であるが、移動通信端末1がGPS信号を基に位置情報を生成する機能を備えている点で第1の実施形態と相違する。
本発明を好適に実施した第2の実施形態について説明する。図9に、本実施形態にかかる弱電界ポイント情報収集システムの構成を示す。本実施形態にかかる弱電界ポイント情報収集システムは第1の実施形態とほぼ同様の構成であるが、移動通信端末1がGPS信号を基に位置情報を生成する機能を備えている点で第1の実施形態と相違する。
図10に、本実施形態に係る移動通信端末の動作の流れを示す。弱電界ポイントであることを確認してから位置情報を生成する点(ステップS151)と、電界強度が回復していない場合に位置情報を生成する点(ステップS152)を除いては第1の実施形態とほぼ同様であるため、重複する説明は省略する。
一般に、複数の基地局からの無線信号の強度比に基づいて生成した位置情報よりも、GPS信号を基に生成した位置情報の方が精度が高い。よって、本実施形態では移動通信端末が自端末の位置をより精度良く検出できるため、弱電界ポイントの正確な位置を弱電界ポイント情報として弱電界ポイント情報DBS3に直積できる。
また、図11に、移動通信端末が位置情報を生成可能な領域を示す。(a)は第1の実施形態の移動通信端末が位置情報を生成可能な領域、(b)は本実施形態の移動通信端末が位置情報を生成可能な領域を示す。図中、六角形の枠は位置情報の最小単位を示す。図示するように、第1の実施形態の移動通信端末は、弱電界領域内では位置情報を生成できないため、弱電界領域の周縁の弱電界ポイント情報のみしか弱電界ポイント情報DBSに蓄積できなかった。例えば、移動通信端末がA地点(カバレッジエリア内)→B地点(弱電界領域内)→C地点(弱電界領域内)→B地点→A地点と移動した場合を考えると、移動通信端末がB地点に入った後では位置情報を生成できないため、A地点からB地点に移動したのちA地点に戻るまでの間はB地点の弱電界ポイント情報を更新することとなる。
しかし、本実施形態では、GPS信号を受信できれば弱電界領域の内部でも位置情報を生成できるため、弱電界領域内で移動通信端末が移動しても移動先の位置情報に対応した弱電界ポイント情報を生成(ただし、移動通信端末が弱電界領域内で移動していなければ弱電界ポイント情報を更新)できる(図10、ステップS105’)。例えば、移動通信端末がA地点→B地点→C地点→B地点→A地点と移動した場合を考えると、A点からB点に移動した際にB点に関する弱電界ポイント情報が生成され、B点からC点に移動した際にC点に関する弱電界ポイント情報が生成され、C点からB点に移動した際に、新たにB点に関する弱電界ポイント情報が生成される。
よって、より正確な弱電界ポイント情報を弱電界ポイント情報DBSに蓄積できる。
しかし、本実施形態では、GPS信号を受信できれば弱電界領域の内部でも位置情報を生成できるため、弱電界領域内で移動通信端末が移動しても移動先の位置情報に対応した弱電界ポイント情報を生成(ただし、移動通信端末が弱電界領域内で移動していなければ弱電界ポイント情報を更新)できる(図10、ステップS105’)。例えば、移動通信端末がA地点→B地点→C地点→B地点→A地点と移動した場合を考えると、A点からB点に移動した際にB点に関する弱電界ポイント情報が生成され、B点からC点に移動した際にC点に関する弱電界ポイント情報が生成され、C点からB点に移動した際に、新たにB点に関する弱電界ポイント情報が生成される。
よって、より正確な弱電界ポイント情報を弱電界ポイント情報DBSに蓄積できる。
〔第3の実施形態〕
本発明を好適に実施した第3の実施形態について説明する。本実施形態に係る弱電界ポイント情報収集システムの構成は、第1の実施形態とほぼ同様である。
図12に、本実施形態にかかる弱電界ポイント情報収集システムを構成する移動通信端末の動作の流れを示す。この動作は第1の実施形態とほぼ同様であるが、移動通信端末1は弱電界ポイント情報蓄積部に蓄積されている弱電界ポイント情報が送信対象に該当するか否かの判断は行わない。代わりに、弱電界ポイント情報DBS3では、他の装置からの要求に応じて弱電界ポイント情報をデータベース32から抽出する際に、弱電界状態が所定の時間よりも長い間連続した場所の弱電界ポイント情報のみを抽出する。
本発明を好適に実施した第3の実施形態について説明する。本実施形態に係る弱電界ポイント情報収集システムの構成は、第1の実施形態とほぼ同様である。
図12に、本実施形態にかかる弱電界ポイント情報収集システムを構成する移動通信端末の動作の流れを示す。この動作は第1の実施形態とほぼ同様であるが、移動通信端末1は弱電界ポイント情報蓄積部に蓄積されている弱電界ポイント情報が送信対象に該当するか否かの判断は行わない。代わりに、弱電界ポイント情報DBS3では、他の装置からの要求に応じて弱電界ポイント情報をデータベース32から抽出する際に、弱電界状態が所定の時間よりも長い間連続した場所の弱電界ポイント情報のみを抽出する。
このような構成としても、弱電界ポイント情報DBS3からは、第1の実施形態と同様の情報を他の情報処理装置へ提供することが可能となる。
なお、第2の実施形態に係る弱電界ポイント情報収集システムと同様に、移動通信端末がGPS信号に基づいて自端末の位置情報を生成するGPS機能を備えていてもよいことは言うまでもない。
なお、上記各実施形態は本発明の好適な実施の一例であり、本発明はこれに限定されることはない。
例えば、上記各実施形態においては、弱電界ポイント情報収集システムを移動体通信に適用した場合を例としたが、PHSを用いた構内通信や、無線LANに対しても本発明は適用可能である。
このように、本発明は様々な変形が可能である。
例えば、上記各実施形態においては、弱電界ポイント情報収集システムを移動体通信に適用した場合を例としたが、PHSを用いた構内通信や、無線LANに対しても本発明は適用可能である。
このように、本発明は様々な変形が可能である。
1 移動通信端末
2 基地局
3 弱電界ポイント情報データベースサーバ(DBS)
4 ネットワーク
5 オペレータ端末
11、21 制御部
12 電界強度測定部
13 通信機能部
14 弱電界ポイント情報格納部
22 有線通信部
23 無線通信部
31 制御サーバ
32 データベース
2 基地局
3 弱電界ポイント情報データベースサーバ(DBS)
4 ネットワーク
5 オペレータ端末
11、21 制御部
12 電界強度測定部
13 通信機能部
14 弱電界ポイント情報格納部
22 有線通信部
23 無線通信部
31 制御サーバ
32 データベース
Claims (13)
- 少なくとも一つの移動通信端末と、不特定多数の基地局と、該基地局のそれぞれとネットワークを介して接続されたデータベースサーバとを有する弱電界ポイント情報収集システムであって、
前記移動通信端末は、
自端末の現在位置を示す位置情報を生成する手段と、
前記基地局が発する電界の強度を測定する手段と、
前記基地局の電界強度が所定のしきい値以下であるか否かを判断する手段と、
前記電界強度が所定のしきい値以下であると判断した場合に、少なくとも前記位置情報と前記電界強度とを含んだ弱電界ポイント情報を生成する手段と、
前記弱電界ポイント情報を蓄積する蓄積手段と、
前記弱電界ポイント情報を生成してから前記電界強度が前記所定のしきい値を上回るまでに要した所要時間を前記蓄積手段に蓄積されている弱電界ポイント情報に追記する手段と、
前記電界強度が所定のしきい値を上回っている場合に、前記所要時間が所定の期間よりも長い弱電界ポイント情報が前記蓄積手段に蓄積されているか否かを判断する手段と、
前記所要時間が所定の期間よりも長い弱電界ポイント情報を蓄積手段から読み出して前記基地局へ送信する手段とを有し、
前記基地局は、
前記移動端末から受信したデータが前記弱電界ポイント情報であるか否かを判断する手段と、
受信したデータが弱電界ポイント情報である場合に、該弱電界ポイント情報を前記データベースサーバへ送信する手段とを有し、
前記データベースサーバは、
前記基地局から受信した前記弱電界ポイント情報を格納するデータベースを有することを特徴とする弱電界ポイント情報収集システム。 - 少なくとも一つの移動通信端末と、不特定多数の基地局と、該基地局のそれぞれとネットワークを介して接続されたデータベースサーバとを有する弱電界ポイント情報収集システムであって、
前記移動通信端末は、
自端末の現在位置を示す位置情報を生成する手段と、
前記基地局が発する電界の強度を測定する手段と、
前記基地局の電界強度が所定のしきい値以下であるか否かを判断する手段と、
前記電界強度が所定のしきい値以下であると判断した場合に、少なくとも前記位置情報と前記電界強度とを含んだ弱電界ポイント情報を生成する手段と、
前記弱電界ポイント情報を蓄積する蓄積手段と、
前記弱電界ポイント情報を生成してから前記電界強度が前記所定のしきい値を上回るまでに要した所要時間を前記蓄積手段に蓄積されている弱電界ポイント情報に追記する手段と、
前記電界強度が所定のしきい値を上回っている場合に、前記弱電界ポイント情報が前記蓄積手段に蓄積されているか否かを判断する手段と、
前記弱電界ポイント情報を蓄積手段から読み出して前記基地局へ送信する手段とを有し、
前記基地局は、
前記移動端末から受信したデータが前記弱電界ポイント情報であるか否かを判断する手段と、
受信したデータが弱電界ポイント情報である場合に、該弱電界ポイント情報を前記データベースサーバへ送信する手段とを有し、
前記データベースサーバは、
データベースと、
前記基地局から受信した前記弱電界ポイント情報のうち、前記所要時間が所定の期間よりも長い弱電界ポイント情報のみを前記データベースに格納する手段を有することを特徴とする弱電界ポイント情報収集システム。 - 前記移動通信端末の少なくとも一つは、GPS信号を受信して自端末の位置情報を生成するGPS機能を有することを特徴とする請求項1又は2記載の弱電界ポイント情報収集システム。
- 前記GPS機能を有する移動通信端末は、前記弱電界ポイント情報を生成してから前記電界強度が前記所定のしきい値を上回るまでの間に自端末の位置が変化した場合には、変化後の位置情報に応じた弱電界ポイント情報を生成して前記蓄積手段に蓄積することを特徴とする請求項3記載の弱電界ポイント情報収集システム。
- 前記移動通信端末は、所定の回数以上前記弱電界ポイント情報が生成された位置に関する弱電界ポイント情報のみを前記蓄積手段から読み出して、前記基地局へ送信することを特徴とする請求項1から4のいずれか1項記載の弱電界ポイント情報収集システム。
- 前記データベースサーバは、前記データベースに格納された2以上の前記弱電界ポイント情報を基に、電界強度が所定のしきい値以下となる領域の大きさを示す情報を生成する手段を有することを特徴とする請求項1から5のいずれか1項記載の弱電界ポイント情報収集システム。
- 前記データベースサーバは、地図データが格納された地図データ格納手段をさらに有し、前記データベースに格納された弱電界ポイント情報と地図データとに基づいて、前記電界強度が所定のしきい値以下となる場所を地図上に表示するデータを生成する手段を有することを特徴とする請求項1から6のいずれか1項記載の弱電界ポイント情報収集システム。
- 無線通信によって基地局を介して移動体通信網へと接続される移動通信端末であって、
前記基地局が発する電界の強度を測定する手段と、
前記基地局の電界強度が所定のしきい値以下であるか否かを判断する手段と、
前記電界強度が所定のしきい値以下であると判断した場合に、端末の位置情報と前記電界強度とを含んだ弱電界ポイント情報を生成する手段と、
前記弱電界ポイント情報を蓄積する蓄積手段と、
前記弱電界ポイント情報を生成してから前記電界強度が前記所定のしきい値を上回るまでに要した所要時間を前記蓄積手段に蓄積されている弱電界ポイント情報に追記する手段と、
前記電界強度が所定のしきい値を上回っている場合に、前記所要時間が所定の期間よりも長い弱電界ポイント情報が前記蓄積手段に蓄積されているか否かを判断する手段と、
前記所要時間が所定の期間よりも長い弱電界ポイント情報を蓄積手段から読み出して前記基地局へ送信する手段とを有することを特徴とする移動通信端末。 - GPS信号を受信して自端末の位置情報を生成するGPS機能を有することを特徴とする請求項8記載の移動通信端末。
- 前記弱電界ポイント情報を生成してから前記電界強度が前記所定のしきい値を上回るまでの間に自端末の位置が変化した場合には、変化後の位置情報に応じた弱電界ポイント情報を生成して前記蓄積手段に蓄積することを特徴とする請求項9記載の移動通信端末。
- 所定の回数以上前記弱電界ポイント情報が生成された位置に関する弱電界ポイント情報のみを前記蓄積手段から読み出して、前記基地局へ送信することを特徴とする請求項8から10のいずれか1項記載の移動通信端末。
- 移動通信端末と無線通信を行い該移動通信端末を移動体通信網へ接続するとともに、ネットワークを介して情報処理装置に接続される基地局であって、
前記移動通信端末から受信したデータが、前記移動通信端末の位置情報と該移動通信端末が所在する位置における電界強度とを含んだ弱電界ポイント情報であるか否かを判断する手段と、
受信したデータが前記弱電界ポイント情報である場合に、該弱電界ポイント情報を前記情報処理装置へ送信する手段とを有することを特徴とする基地局。 - 移動通信端末と無線通信を行う基地局とネットワークを介して接続される情報処理装置であって、
データベースと、
前記移動通信端末の位置情報と該移動通信端末が所在する位置における電界強度とを含んだ前記弱電界ポイント情報を前記基地局から受信する手段と、
受信した前記弱電界ポイント情報のうち、前記所要時間が所定の期間よりも長い弱電界ポイント情報のみを前記データベースに格納する手段を有することを特徴とする情報処理装置。
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---|---|---|---|
JP2005302904A JP2007116244A (ja) | 2005-10-18 | 2005-10-18 | 弱電界ポイント情報収集システム、移動通信端末、基地局及び情報処理装置 |
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- 2005-10-18 JP JP2005302904A patent/JP2007116244A/ja active Pending
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