JP2007115003A - 設計支援システム - Google Patents

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Abstract

【課題】試作段階の情報を含めた設計内容の法規適合具合を一覧で提供し、設計作業を効率化することができる設計支援システムを提供する。
【解決手段】上記設計支援システムは、部品の規制情報を記憶する規制情報データベースと、設計対象部品に関する規制情報を上記規制情報データベースから抽出する規制情報抽出手段と、設計対象部品の設計データから当該部品の規制対象となる規制対象データを取得するデータ取得手段と、上記設計データに基づいて作成した実部品の測定データを入力する入力手段と、上記測定データ及び上記規制対象データがそれぞれ、上記抽出された規制情報に基づく規制要件を満たしているか否かを判定する判定手段と、上記抽出された規制情報、規制対象データ、測定データ及び判定手段による判定結果を一覧表示する表示手段とを備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、コンピュータ等を利用した設計支援システムに関する。
自動車などの車両は多数の部品から構成される。そして、このような車両の構造や部品の配置等の基準が、安全確保、環境保護等の観点から各国の法規でそれぞれ規定されている。例えば、自動車のヘッドランプに関しては、図7に示すような配置の基準が規定されている。図7は、ヘッドランプに関する基準を説明するための自動車正面からの投影図である。
図7に示されるように、法規には、ハイビーム用ランプ102に関し、地上面(グランドライン)121からの上端位置110、高さ方向の中央位置111及び下端位置112、また、自動車101の最外側115からの左端位置116、自動車101の中心120からの右端位置117等の基準値がそれぞれ定められている。そして、完成された車両101のハイビーム用ランプ102はこの基準値を満たしている必要がある。
法規には、部品の一つであるヘッドランプに関してもこのように細かく規定されており、当然、その他の部品(例えば、ストップランプ等)の配置等に関してもそれぞれ規定されている。これにより、設計者は、CAD(Computer Aided Design)装置やデザインモ
ック等を用いて車両構造、各部品装置の配置を設計しながら、設計されたものがこれら基準を満たしているか否か法規を確認しながら作業を進める必要があった。
しかしながら、このような作業方法では、法規に合致するか否かの確認作業を頻繁に行う必要があるため設計工数が多大になってしまう。そこで、このような確認作業を効率よく行うために幾つかの手法が提案されている。以下、従来の設計者における設計作業の一例について図8を用いて説明する。図8は、従来の設計作業を示す図である。
設計者は、CADアプリケーション(以降、単にCADと表記する)131、法規132、及び法規適合確認システム133の各ツールをそれぞれ駆使することにより、当該部品の設計を行う。CAD131は、設計対象となる部品の配置や構造等の設計作業を実際に行うためのツールであり、このツールにより設計図(CADデータ)が作成される。CAD131には、例えば、設計された部品の配置等の位置情報が所定の縮尺により表示される。法規132には、その部品装置に関する基準が規定されている。法規適合確認システム133は、法規132内の規制情報を有しており、設計者によって入力される設計情報(部品装置の配置に関する位置情報等)が法規を満たしているか否かをチェックするツールである。
設計者は、CAD131を用いて部品装置の配置及び構造等の設計を行いながら、CAD131に表示される設計情報を読み、当該設計情報が法規132を満たすか否かを確認する。そして、一通りデザインが完成すると、設計者は、完成された設計情報を含むCADデータから配置情報等を読み出し、法規適合確認システム133に入力する。このように、設計者は、自身の設計が法規を満たしているか否かを法規132を確認しながら設計すると共に、最後に、完成された設計が法規を満たしているか否かの最終チェックを行うのである。
このような設計者の設計作業を効率よく行うための手法として、下記特許文献1に、ライセンスプレートランプの位置決めに関し、法規上の照度と設計データであるCADデー
タとを比較して法規基準内にあるかどうかを視覚的に表示する手法が提案されている。また、同様の技術で本願発明に係る先行技術として、以下の文献に開示されたものがある(特許文献2、3及び4参照)。
特開平8−329133号公報 特開2005−173761号公報 特開2003−108614号公報 特開2003−85216号公報
しかしながら、上述の設計手法のうち図8に示される従来の設計手法では、CAD131、法規132及び法規適合確認システム133の3つのツールを使う必要があるため、設計作業が複雑になってしまう。また、法規適合確認システム133には、CAD131により設計された設計情報を再度入力する必要があるため入力作業が更に発生する他、誤入力の問題もある。
更に、製造工程の問題上、CADデータによる机上の設計データと実際に製品を組み立てた試作品との間で設計値がずれてしまう場合がある。このような場合、試作品が法規を満たしていればその試作品に設計データを合わせることがある。一方、試作品が法規を満たしていない場合にはCAD131により設計をしなおす必要がある。
このような場合に、上述の文献に開示される先行技術では、机上の設計データが法規を満たしているか否かは判断できるものの、その際の法規内容、CADデータによる設計データ、試作品による実測データ、及びそれらデータの判断結果を一覧で確認することができない。
また、CADデータによる設計データと試作品による実測データでどちらの数値を基準として設計修正を行えばよいのか指針を決めづらいという問題がある。
本発明の目的は、試作段階の情報を含めた設計内容の法規適合具合を一覧で提供し、設計作業を効率化することができる設計支援システムを提供することである。
本発明は、上述した課題を解決するために以下の構成を採用する。即ち、本発明は、部品の規制情報を記憶する規制情報データベースと、設計対象部品に関する規制情報を上記規制情報データベースから抽出する規制情報抽出手段と、設計対象部品の設計データから当該部品の規制対象となる規制対象データを取得するデータ取得手段と、上記設計データに基づいて作成した実部品の測定データを入力する入力手段と、上記測定データ及び上記規制対象データがそれぞれ、上記抽出された規制情報に基づく規制要件を満たしているか否かを判定する判定手段と、上記抽出された規制情報、規制対象データ、測定データ及び判定手段による判定結果を一覧表示する表示手段とを備える設計支援システムについてのものである。
本発明では、設計データから取得される設計対象部品の規制対象データ、及び当該設計データに基づいて作成された実部品の測定データが、それぞれ、規制情報データベースから抽出される規制情報に基づく規制要件を満たすか否かが判定され、この判定結果が、当該規制情報、規制対象データ、測定データと共に一覧表示される。
上記部品とは、例えば車両のランプである。また、上記設計データとは、例えばCADデータに含まれる設計対象部品の配置や大きさに関する情報である。
従って、本発明によれば、設計データ、及び、その設計データに基づいて作成された実部品の実測データがそれぞれ規制を満足しているか否かについて当該規制情報と共に一見して把握することができるため、設計データと実際に作成した実部品との間で設計値がずれてしまう場合に、どの設計値がずれており、その設計値をどの程度修正すればよいのか即座に把握することができ、ひいては、迅速に設計修正指針を決定することができる
また、この一覧表示において設計データの再入力等が必要ないため、それにかかる作業工数を削減でき、更に誤入力の問題も解消することができる。
また、本発明は、上記判定手段が、少なくとも上記規制対象データと上記測定データとが相違する場合に、それぞれについて規制要件を満たしているか否かを判定するようにしてもよい。
これにより、本発明によれば、設計データと測定データが異なる場合にのみ両者の規制要件適合具合が判定されるため、余計な処理を省くことができ、高速の判定処理が可能となる。
また、本発明は、上記規制対象データと上記測定データとが相違する場合に、上記判定手段の判定結果に基づいてデータの修正を提示するデータ修正提示手段を更に備えるようにしてもよい。
これにより、本発明によれば、提示されたデータ修正情報により、設計指針を即座に決定することができる。
なお、本発明は、上記した本発明に係る設計支援システムと同様の特徴を有する設計支援方法、情報処理装置(コンピュータ)を設計支援システムとして機能させるプログラム、或いは、当該プログラムを記録したコンピュータが読み取り可能な記憶媒体としても実現可能である。
本発明によれば、試作段階の情報を含めた設計内容の法規適合具合を一覧で提供し、設計作業を効率化する設計支援システムを実現することができる。
〔実施の形態〕
以下、図面を参照して、本発明の実施形態に係る設計支援システムについて説明する。以下に述べる実施形態の構成は例示であり、本発明は実施形態の構成に限定されない。
〈装置構成〉
図1は、本発明の実施形態における設計支援システムのシステム構成を示す図である。以下に、本実施形態における設計支援システムのシステム構成について図1を用いて説明する。
本実施形態における設計支援システムは、CPU(Central Processing Unit)、メモ
リ、入出力インタフェース等を備えるコンピュータ上で動作する。本設計支援システムは、例えば、当該メモリ等に記憶されるアプリケーションプログラムであり、CPUにより読み出され実行される。なお、本設計支援システムは、CD−ROM等の記録メディアに記録され、当該コンピュータにインストールされるプログラムであってもよいし、コンピュータ上のROM(Read Only Memory)等に予め記憶されるプログラムであってもよいし、他のサーバコンピュータから当該コンピュータにダウンロードされ実行されるプログラ
ムであってもよい。
本実施形態における設計支援システムは、CADアプリケーション(以降、単にCADと表記する)10、法規適合確認システム20により構成され、各アプリケーションはそれぞれ画面を有する。図1には、CAD10及び法規適合確認システム20についての画面イメージを示している。このように、本設計支援システムは、GUI(Graphical User
Interface)機能を有し、実行されるコンピュータに接続されるディスプレイ等に画面を表示する。ユーザは、例えば、このディスプレイに表示される画面をポインティングデバイス等で操作し、当該画面の所定箇所にキーボード等でデータ入力することにより、本設計支援システムを利用する。
なお、CAD10及び法規適合確認システム20は、それぞれ別プログラムとして実行されるようにしてもよいし、同一プログラムで構成されるようにしてもよい。また、本実施形態では、説明の便宜のため、自動車のロービームランプの配置、構造等の設計を支援する機能を有するものとする。しかし、本発明は、このような自動車のロービームランプの設計支援に限定されるものではなく、自動車の他の部品装置、自動車以外の車両の各種部品装置の設計支援を行うものであってもよい。
〈〈CADアプリケーション〉〉
CAD10は、設計対象となる部品装置の配置や構造等の設計作業を実際に行うためのアプリケーションであり、このアプリケーションにより設計図(CADデータ)が作成される。
CAD10は、設計対象(車両)の実物の大きさを所定の縮尺により縮小して表示し、ユーザにこの表示画面を操作させることでCADデータを生成する。例えば、図1に示す符号11が設計されたロービームランプを示し、符号12が高さ軸、符号13がグランドラインを示す。ユーザは、ポインティングデバイス等を操作することにより、画面に表示されたロービームランプ11の形状や配置等を変更する。
また、CAD10は、設計された各部品装置に関し、それぞれ実物大の位置、大きさ等の情報(以降、設計情報と表記する)を算出し、保持する。このように算出された情報は、画像データと共に表示され、CADデータに保存される。本実施形態では、CAD10は、当該設計情報を設計情報インタフェースファイル31として出力する機能を有するものとする。
なお、本設計支援システムにおけるCAD10は、対象部品を設計するに際し、それらの設計情報を他のアプリケーションに利用可能とするために出力する機能、若しくは利用可能とするためのインタフェース機能を有していればよく、設計対象となる部品の構造、配置等を設計する上での機能等を限定するものではない。
以下、CAD10における設計情報出力機能について図1及び2を用いて説明する。図2は、設計情報インタフェースファイルの構造を示す図である。
CAD10は、例えば、画面内に表示されるインタフェース出力ボタン15が操作されることにより、設計情報インタフェースファイル31を出力する。設計情報インタフェースファイル31には、CAD10が保持する設計対象部品の各種設計情報が含まれる。本実施形態では、設計情報インタフェースファイル31には、車両の最外側からランプの左端までの距離(図2のA値)、車両の中心位置からランプの右端までの距離(図2のB値)、グランドラインからランプの上端までの距離(図2のD値)、グランドラインからランプの下端までの距離(図2のC値)、グランドラインからランプの高さ方向の中央位置
までの距離(図2のH値)が、ロービームランプ(図2の取付位置「LO」)及びハイビームランプ(図2の取付位置「HI」)のそれぞれについて設定される。
設計情報インタフェースファイル31は、図2に示すようにデータベースのテーブル構造を有するものに限定するものではなく、CSV(Comma Separated Values)ファイル形式を有するもの等であってもよい。また、CAD10は、このようなインタフェースファイルを出力するのではなく、外部のアプリケーションからこれら設計情報が利用可能なインタフェースを有するようにしてもよい。また、この設計情報インタフェースファイル31は、インタフェース出力ボタン15を押下する等のユーザ操作によらず、自動で生成されるようにしてもよい。
〈〈法規適合確認システム〉〉
法規適合確認システム20は、対象となる部品に関する法規情報を有しており、CAD10によって設計された値(部品装置の配置に関する位置情報等)が法規を満たしているか否かを判定する。また、法規適合確認システム20は、当該設計値により試作された実部品の測定データが法規を満たしているか否かを判定する。これら判定は、図1に示す法規適合確認システム20のデータ反映ボタン29が操作されることにより、実行されるようにしてもよい。
以下、法規適合確認システム20の機能構成について、図3及び4を用いて説明する。図3は、法規適合確認システムの機能構成を示すブロック図である。図4は、法規適合確認システムの画面イメージを示す図である。
法規適合確認システム20は、法規情報データベース(以降、単に法規DBと表記する)26、表示部21、実測データ入力部22、処理部23、規制対象データ取得部24、規制情報抽出部25を有する。以下、各機能部について説明する。
規制対象データ取得部24は、CAD10から出力された設計情報インタフェースファイル31からチェックすべき対象となるデータを取得する。例えば、図2に示す設計情報インタフェースファイル31のうちA値フィールド、C値フィールド、D値フィールドにそれぞれ設定される設計値が取得される。この設計値取得は、例えば、設計対象となる部品に応じて予め決められたフィールドのインデックスに基づき設計値が取得される。取得された設計データは処理部23に渡される。また、設計支援させる各国の規制情報に合わせて、規制対象となる設計情報が取得されるようにしてもよい。
法規DB26は、自動車の各種部品に関する法規情報を記憶する。法規DB26は、設計支援の対象に応じた法規情報を記憶する。例えば、自動二輪車の部品に関する設計支援を対象とする場合には、自動二輪車の部品に関する法規情報を記憶するようにしてもよい。なお、法規DB26に記憶される情報は法規情報である必要がなく、社内規制等の所定の規制情報であってもよい。
規制情報抽出部25は、法規DB26から設計対象部品に関する法規情報を抽出する。本実施形態では、自動車のロービームランプに関する法規情報が抽出される。この法規DB26からの設計対象部品に応じた法規情報の抽出は、一般的に用いられるデータベースアクセス処理であり、例えば、設計対象部品をキーとしたデータ抽出処理である。抽出された法規情報は、処理部23に渡される。
実測データ入力部22は、ユーザによって入力された実測データを取得する。実測データとは、CAD10により設計されたCADデータに基づく試作品(試作自動車)に関し、この試作品における設計対象部品(ロービームランプ)の実際の設置位置等のデータで
ある。本来、規制対象データ取得部24により取得された設計データと実測データ入力部22により取得された実測データとは差がないはずであるが、製造工程の問題から差異が生ずる場合がある。取得された実測データは、処理部23に渡される。
処理部23は、規制対象データ取得部24により取得された設計データ及び実測データ入力部22により取得された実測データと、規制情報抽出部25により抽出された法規情報とをそれぞれ比較する。処理部23によるこの比較は、各データ(設計データ及び実測データ)がそれぞれそのデータに該当する法規を満たしているか否かを判定するものである。
例えば、ロービームランプのA値に関し、設計データが300ミリメートル(mm)であり法規情報が「A値は400mm以下」であるため、処理部23は、当該項目については法規を満たす旨を示す値を判定結果とする。処理部23は、設計情報の全ての規制対象となる項目に関し上記判定を行う。処理部23は、当該設計データ、法規情報と共に、当該判定結果を表示部21に渡す。
表示部21は、処理部23から受けた設計データ、法規情報、及び判定結果を表示する。表示部21は、例えば、図4に示すような画面を表示する。表示部21は、設計データを表示欄221、223及び225に表示する。図4の例では、図2に示す設計情報インタフェースファイル31のうちA値フィールド、C値フィールド、D値フィールドにそれぞれ設定されるロービームランプに関する設計値が表示される。
実測データは、表示/入力欄211、212、222、224、226、231へユーザにより入力される。表示欄211、212及び231では、ユーザはリストに表示される値のうち試作品の値を選択することで入力する。この画面により入力された値は、実測データ入力部22により取り込まれる。
判定結果は、表示欄213、214、227、228、232等に表示される。例えば、設計データの判定結果が表示欄227に表示され、設計データA値が法規情報(400ミリメートル(mm)以下)を満たすことから判定「○」と表示される。逆に、当該設計データが法規情報を満たさない場合には判定「×」と表示される。表示欄213、214、228、232に表示される判定結果は、実測データの判定結果である。
法規情報は、所定の位置に表示される。例えば、図4の「A≦400」、「C≧600」、「D≦1200」等である。なお、法規情報は、画面表示されるよう予め文字情報として画面に埋め込まれるようにしてもよい。
〈実施形態の作用/効果〉
本実施形態における設計支援システムでは、まず、CAD10により設計対象となる部品の配置等が設計され、設計成果として設計図(CADデータ)が生成される。続いて、CAD10によりCADデータに含まれる設計情報が設計情報インタフェースファイル31として出力される。
法規適合確認システム20では、2種類の判定動作が行われる。1つは、CAD10から出力される設計情報インタフェースファイル31に含まれる設計情報が法規を満たすか否かの判定動作である。
規制対象データ取得部24は、CAD10から出力される設計情報インタフェースファイル31から法規により規制対象となっている設計情報を取得する。
続いて、規制情報抽出部25は、法規DB26から設計対象となっている部品に関する法規情報を抽出する。規制対象データ取得部24により取得された設計情報、規制情報抽出部25により抽出された法規情報は、処理部23に渡される。
処理部23は、受けた設計情報がその各項目についてそれぞれ法規情報に含まれる規制を満たしているか否かを判定する。処理部23は、当該設計情報とその判定結果を表示部21に渡し、表示部21によりそれら情報が画面表示される。
もう1つは、CAD10により設計された設計データに基づく試作品の実測データが法規を満たすか否かの判定動作である。当該実測データは、法規適合確認システム20の入力画面により入力される。
入力された実測データは、実測データ入力部22により取り込まれる。このとき、規制情報抽出部25は、法規DB26から設計対象となっている部品に関する法規情報を新たに抽出するようにしてもよいし、前回抽出された法規情報がある場合には動作しないようにしてもよい。以降、処理部23により当該実測データと法規情報とが比較され、表示部21にその結果が表示される。
このように本実施形態における設計支援システムでは、CAD10により設計された対象部品に関する設計情報が設計情報インタフェースファイル31を介して法規適合確認システム20に取り込まれ、取り込まれた設計情報の法規適合具合に関する判定結果が再度の入力手順等を踏むことなく表示される。また、法規適合確認システム20の表示画面には、設計情報、法規情報と共に当該判定結果が表示される。
これにより、本実施形態における設計支援システムでは、CADで設計された情報に関し法規を満たすか否かが一の表示画面で一覧により確認することができる。更に、CADで設計された情報は法規適合確認システムに再度手入力する必要がないため、設計作業工数を減らすことができ、誤入力の問題もなくなる。
また、上述のような机上設計(CAD10を用いた設計)における設計情報の他、その設計情報に基づく試作品の実測データの法規適合具合についても上述と同様の一の表示画面により確認することができる。
これにより、本実施形態における設計支援システムでは、CADデータによる机上の設計データと実際に製品を組み立てた試作品との間で設計値がずれてしまう場合に、どの設計値がずれており、その設計値をどの程度修正すればよいのか一見して把握することができ、ひいては、迅速に設計修正指針を決定することができる。
〈第一変形例〉
本発明の実施形態では、処理部23により、設計情報若しくは実測データがその各項目についてそれぞれ法規を満たしているか否かが判定されるとしているが、その判定の前に当該設計情報と実測データとを比較して差異がある場合にのみそれぞれ法規を満たしているか否かの判定を行うようにしてもよい。
第一変形例における設計支援システム(法規適合確認システム)の判定動作について図5を用いて説明する。図5は、第一変形例における法規適合確認システム(法規適合確認システム)の判定動作を示すフローチャートである。
まず、規制対象データ取得部24がCAD10から出力される設計情報インタフェースファイル31から法規により規制対象となっている設計情報を取得する(S501)。規
制情報抽出部25は、法規DB26から設計対象となっている部品に関する法規情報を抽出する(S502)。このとき、実測データ入力部22は、表示画面においてユーザから入力された実測データの存在を確認する(S503)。この存在確認は、実測データの入力内容に応じた各表示箇所においてそれぞれ行われる。
実測データ入力部22により該当する実測データが取得されると(S503;YES)、処理部23により、当該設計情報と入力された実測データとが比較される(S504)。この比較により双方の値が異なると判断された場合に(S505;YES)、実測データが抽出された法規を満たすか否かが判定される(S506)。
更に、設計データが当該法規を満たすか否かが判定される(S507)。これら判定結果は、設計情報及び実測データと共に表示部21に送られ、法規適合確認システム20の画面に一覧表示される(S508)。
一方、実測データ入力部22により該当する実測データが取得されない場合、すなわち、該当する実測データの入力がなされなかった場合(S503;NO)、設計情報のみの判定が行われ(S507)、設計情報及びその判定結果が表示される(S508)。
また、処理部23における当該設計情報と入力された実測データとの比較により(S504)、双方の値が同じであると判断された場合には(S505;NO)、実測データが法規を満たすか否かの判定(S506)は行われず設計情報のみの判定が行われる(S507)。この場合には、設計情報の判定結果と同様のものを実測データの判定結果として表示されるようにしてもよい(S508)。
これにより、設計情報、実測データ両者の値が異なる場合にのみ実測データの判定が行われるため余計な処理を省くことができ、ひいては、判定処理を高速に行うことができる。
〈第二変形例〉
本発明の実施形態における法規適合確認システム20では、設計情報、実測データ、それら判定結果及び法規情報が一覧表示されるとしているが、それら情報に加え、判定結果に基づく指針情報を表示するようにしてもよい。このときの法規適合確認システム20の画面イメージを図6に示す。図6は、法規適合確認システム20の画面イメージの変形例を示す図である。
図6に示すように第二変形例における法規適合確認システム20の画面には、判定結果の表示欄に隣接して、指針欄251、252及び253が設けられ、これら指針欄に、設計情報と実測データのどちらの情報を優先すべきか等の指針情報が表示されるようにしてもよい。
この指針情報は、処理部23により生成される。処理部23は、設計情報と実測データとが異なる場合に、この指針情報を生成するようにしてもよい。このとき、処理部23は、設計情報及び実測データが共に法規を満たす場合には実測データを優先すべき旨の情報を生成し、どちらか一方のデータのみ法規を満たす場合にはその法規を満たすと判定されたデータを優先すべき旨の情報を生成するようにすればよい。
これにより、第二変形例における設計支援システムでは、CADデータによる設計情報と試作品の実測データでどちらの数値を基準として設計修正を行えばよいのか、設計指針を即座に決定することができる。
本発明の実施形態における設計支援システムのシステム構成を示す図である。 設計情報インタフェースファイルの構造を示す図である。 法規適合確認システムの機能構成を示す図である。 法規適合確認システムの画面イメージを示す図である。 第一変形例における法規適合確認システム(法規適合確認システム)の判定動作を示す図である。 法規適合確認システム20の画面イメージの変形例を示す図である。 自動車正面からの投影図を示す図である。 従来の設計作業を示す図である。
符号の説明
10、131 CADアプリケーション
11 ロービームランプ(設計データ)
12 高さ軸
13 グランドライン
15 インタフェース出力ボタン
20、133 法規適合確認システム
21 表示部
22 実測データ入力部
23 処理部
24 規制対象データ取得部
25 規制情報抽出部
26 法規情報データベース(法規DB)
29 データ反映ボタン
211、212、222、224、226、231 実測データ入力欄
213、214、227、228、232 判定結果表示欄
221、223、225 設計情報表示欄
251、252、253 設計指針表示欄
31 設計情報インタフェースファイル
101 自動車(車両)
102 ハイビームランプ
110 グランドラインからハイビームランプの上端部までの距離
111 グランドラインからハイビームランプの高さの中央部までの距離
112 グランドラインからハイビームランプの下端部までの距離
115 車両の最外側
116 車両の最外側からのハイビームランプの左端部までの距離
117 車両の中心線からのハイビームランプの右端部までの距離
120 車両の中心線
121 グランドライン
132 法規

Claims (3)

  1. 部品の規制情報を記憶する規制情報データベースと、
    設計対象部品に関する規制情報を前記規制情報データベースから抽出する規制情報抽出手段と、
    前記設計対象部品の設計データから当該部品の規制対象となる規制対象データを取得するデータ取得手段と、
    前記設計データに基づいて作成した実部品の測定データを入力する入力手段と、
    前記測定データ及び前記規制対象データがそれぞれ、前記抽出された規制情報に基づく規制要件を満たしているか否かを判定する判定手段と、
    前記抽出された規制情報、前記規制対象データ、前記測定データ及び前記判定手段による判定結果を一覧表示する表示手段と、
    を備える設計支援システム。
  2. 前記判定手段は、少なくとも前記規制対象データと前記測定データとが相違する場合に、それぞれについて規制要件を満たしているか否かを判定する請求項1に記載の設計支援システム。
  3. 前記規制対象データと前記測定データとが相違する場合に、前記判定手段の判定結果に基づいてデータの修正を提示するデータ修正提示手段を更に備える請求項2に記載の設計支援システム。
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