JP2007114327A - 回転式反射鏡および回転表示装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】回転式反射鏡であって、反射面における第1子午断面が凸曲線となり、第2子午断面が前記第1子午断面と曲率が同等で曲方向が逆の凹曲線となる、アナモフィック曲面またはトロイダル曲面で構成されている。
【選択図】図1
Description
また本発明によれば、上記において、反射面を形成するための部材が一様な肉厚の部材にて構成されていることが好適である。
また本発明によれば、上記において、複数の回転反射鏡が回転体の端面部において周方向または径方向に配列されており、各回転反射鏡の第1の子午面の回転位相が揃っているかまたは順次変化していることが好適である。
図1は、本発明に基く回転式反射鏡の斜視図である。1は回転軸、2は回転軸1に固定された回転体、3は回転体2の端面に形成された反射面である。反射面3は、回転非対称な3次元曲面を持つ。この構成で回転体2を回転させると、反射面3に写り込んだ像が回転する。以下、その原理を説明する。
図6は、アナモフィックな反射面3の高低分布を詳しく示す平面図である。同図(a)は、高低分布を濃度で表したもので、高い部分と低い部分とが高濃度になるとともに、中間の部分が低濃度になっている。同図(b)は高低分布を等高線で表したものである。この反射面3は、第1子午面の凸曲線3aの位置において凸面の最大サグとなっている。また第2子午面の凹曲線3bの位置において凹面の最大サグとなっており、第1子午面の凸曲線3aの方向と第2子午面の凹曲線3bの方向とはほぼ直交関係にある。また第1子午面の凸曲線3aの方向および第2子午面の凹曲線3bの方向に対し45度の方向すなわち中立軸3c、3dの方向には、凹凸がなく、サグはほぼ0である。図6(b)に示す等高線パターンは、中立軸3c、3dを象限軸とする双曲線関数となっていることが分かる。
(実施の形態)
本発明の回転式反射鏡および回転式反射鏡を用いた回転表示装置の実施の形態について説明する。
(反射面の製造方法)
本発明の反射面3の製造方法の一例について、図16を参照しながら説明する。
すなわち反射面3は、第1子午断面の凸曲線3aと第2子午断面の凹曲線3bとを有する。この凹曲線3bは、第1子午断面の凸曲線3aと曲率が同等で曲方向が逆の凹曲線となる。第3子午断面は螺旋状成型品の短辺方向で、もとの平板17をねじる際に変形を受けない方向であり、直線状の中立軸3cとなる。また第4子午断面は螺旋状成型品の軸心17cの方向で、同様にねじる際に変形を受けない方向であるため、直線状の中立軸3dとなる。このため、反射面3はアナモフィックな曲面を形成することができる。
(回転走査装置)
図17は、本発明に基く回転走査装置の斜視図を示す。1は回転軸、2は回転軸1に固定された回転体、3はアナモフィック曲面を持つ反射面である。この構成で回転体2を回転させると反射面3に写り込んだ像が回転する原理については、上記において説明した。ここでは、回転ドラム18にレーザー光源20が搭載され、回転ドラム18が回転軸19周りに回転しつつ、レーザー光源20から反射面3に向けてビーム26を発する。するとビーム26はビーム26a、26b、26cのように順次反射面3上を直線的に走査する。この場合、ビーム26の走査される領域は、回転軸19に垂直な平面である。この走査状態において反射面3を回転軸1周りに回転させると、反射面3で反射されたビームは、上記の走査平面に対して像回転が与えられて、3次元空間を順次走査することができる。
3a 凸曲線
3b 凹曲線
17 矩形平板
Claims (14)
- 反射面における第1子午断面が凸曲線となり、第2子午断面が前記第1子午断面と曲率が同等で曲方向が逆の凹曲線となる、アナモフィック曲面またはトロイダル曲面で構成されていることを特徴とする回転式反射鏡。
- 反射面を形成するための部材の表面または裏面のいずれか一方または両方が、アナモフィック曲面またはトロイダル曲面で構成されていることを特徴とする請求項1記載の回転式反射鏡。
- 入射光の一部を反射させ他の一部を透過させるものであることを特徴とする請求項1または2記載の回転式反射鏡。
- 反射面を形成するための部材が一様な肉厚の部材にて構成されていることを特徴とする請求項2または3記載の回転式反射鏡。
- 反射面における第1子午断面が凸曲線となり、第2子午断面が前記第1子午断面と曲率が同等で曲方向が逆の凹曲線となる、アナモフィック曲面またはトロイダル曲面で構成されていることに代えて、反射面における第1子午断面が凸のパワー、第2子午断面が前記第1子午断面とパワーが同等かつ逆符号の凹のパワーを有する、アナモフィックまたはトロイダルなホログラムレンズ面で構成されていることを特徴とする請求項1から4までのいずれか1項記載の回転式反射鏡。
- 回転体の端面部に請求項1から5までのいずれか1項記載の回転式反射鏡を用いたものであることを特徴とする回転表示装置。
- 単一の回転反射鏡を用いたものであって、回転反射鏡の光軸と回転体の回転軸とが揃っていることを特徴とする請求項6記載の回転表示装置。
- 回転体の端面部に複数の回転反射鏡を配列させたものであることを特徴とする請求項6記載の回転表示装置。
- 複数の回転反射鏡が回転体の端面部において周方向または径方向に配列されており、各回転反射鏡の第1子午面の回転位相が揃っているかまたは順次変化していることを特徴とする請求項8記載の回転表示装置。
- 光学フィルタまたは眼鏡を構成するものであることを特徴とする請求項7記載の回転表示装置。
- 回転体が回転翼であり、この回転翼の表面に回転式反射鏡が形成されたものであることを特徴とする請求項6から9までのいずれか1項記載の回転表示装置。
- 回転体が、容器の蓋、車輪、車輪のハブ、ローラーのいずれかであることを特徴とする請求項6から9までのいずれか1項記載の回転表示装置。
- 矩形平板の長辺方向の両端部を前記矩形平板の長辺方向の軸心まわり互いに捻って、前記矩形平板を螺旋状に変形させた成形品を形成し、この成型品の一部分を裁断することで、第1子午断面が凸曲線となり、第2子午断面が前記第1子午断面と曲率が同等で曲方向が逆の凹曲線となるアナモフィックな曲面を形成し、この曲面を反射面または反射面を成型するための金型マスタとすることを特徴とする回転式反射鏡の製造方法。
- 光源と、この光源からの光を反射するための、請求項1から5までのいずれか1項記載の回転式反射鏡と、を備えたことを特徴とする回転走査装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005303780A JP2007114327A (ja) | 2005-10-19 | 2005-10-19 | 回転式反射鏡および回転表示装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2005303780A JP2007114327A (ja) | 2005-10-19 | 2005-10-19 | 回転式反射鏡および回転表示装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2007114327A true JP2007114327A (ja) | 2007-05-10 |
Family
ID=38096608
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2005303780A Pending JP2007114327A (ja) | 2005-10-19 | 2005-10-19 | 回転式反射鏡および回転表示装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2007114327A (ja) |
Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH03504271A (ja) * | 1988-03-11 | 1991-09-19 | ロッサー,ロイ,ジョナサン | 光学装置及びその製造法 |
JPH1178698A (ja) * | 1998-07-03 | 1999-03-23 | Ritsuo Minegishi | 広角ミラー |
JP2003029010A (ja) * | 2001-07-16 | 2003-01-29 | Nippon Sheet Glass Co Ltd | 半透過ミラー付き基板及び半透過型液晶表示装置 |
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-
2005
- 2005-10-19 JP JP2005303780A patent/JP2007114327A/ja active Pending
Patent Citations (4)
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