JP2007111624A - 脱臭装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 大掛かりな設備を要せずに、容易にかつ確実に活性炭の湿潤を防止可能な脱臭装置を提供する。
【解決手段】 臭気ガスから臭気成分を除去するための脱臭装置Aであって、外郭体1に、供給された臭気ガスの臭気成分を吸着除去する活性炭カートリッジ2を収容して、外郭体1の天板部1aと外郭体1に収容された活性炭カートリッジ2との間に、天板部1aの内面に生じた結露の水滴が活性炭カートリッジ2に落下することを防止するための屋根部材3を設ける。
【選択図】 図2

Description

本発明は、臭気ガスから臭気成分を除去するための脱臭装置に関する。
従来、例えば下水処理施設などで用いられ、臭気ガスから臭気成分を除去する脱臭装置には、下方の室と上方の室の2室を備えるように形成された外郭体の内部に、単数または複数の活性炭カートリッジを収容したものがある。この種の脱臭装置の活性炭カートリッジは、筒状の容器内に例えば粒状活性炭(活性炭)が収納され、上端側が開口状態とされている一方で、下端側が格子または多孔板等の底材によって塞がれ、収納した活性炭を容器内に保持しつつ、容器内に臭気ガスを流通させて活性炭と臭気ガスとを接触させることが可能とされている。そして、このように構成された活性炭カートリッジは、下端側を下方の室に向けて設置され、下方の室と上方の室とをこの活性炭カートリッジを介して連通するように設けられている。このように構成された脱臭装置においては、下方の室に導入した臭気ガスが、活性炭カートリッジの下端側から流通され、この活性炭カートリッジで臭気成分が吸着除去された処理ガスを上端側から上方の室内に排気し、さらにこの処理ガスを上方の室から外郭体の外部に排気することが可能とされている。
一方、この種の脱臭装置では、例えば脱臭装置自体が冬季や夜間などに急速に冷却されるような場合に、外郭体の内面に、外気と脱臭装置内の温度差によって結露が発生する場合がある。この点、外郭体の例えば側面に生じた結露は、側面を伝って流下し、例えば外郭体の上方の室の下部に設けられたドレン口から外部に排出されることとなるが、天板部の内面に生じた結露は、水滴として下方の活性炭カートリッジに落下し、活性炭を湿潤させてしまうという問題があった。すなわち、水滴によって活性炭が湿潤した場合には、活性炭の表面が水で覆われて、細孔が水分により閉塞されることにより吸着能力が低下し、臭気成分を吸着除去することができなくなるという問題があった。
例えば硫化水素などの水溶性の臭気ガスにおいては、活性炭に付着した水に溶解することで、結果として臭気成分を除去することが可能な場合がある一方で、特に、例えばメルカプタンなどの不溶性あるいは難溶性の臭気ガスに対しては、活性炭が湿潤した場合に全くその臭気成分を除去できなくなってしまうという問題があった。
これに対して、例えば特許文献1に開示された脱臭装置では、活性炭吸着塔(外郭体)の天井板(天板部)の上に保温手段を設けて、特に天井板の内面に結露が発生することを防止するようにしている。すなわち、天井板の外面側に、保温材を設置し、かつ天井板と保温材との間にヒータを設けることにより、活性炭吸着塔内の温度を保持して結露の発生を防止し、活性炭が湿潤されることがないようにしている。
また、例えば特許文献2に開示された脱臭装置では、脱臭材(活性炭)を収容した容器を、タンク(外郭体)内に液体状または固体状の加温媒体で取り囲むように設置して、この加温媒体をヒータで加熱することにより、脱臭材に結露が生じ湿潤することを防止するようにしている。
特開2002−301331号公報 特許第2709036号公報
しかしながら、上記の特許文献1に開示された脱臭装置においては、ヒータによって活性炭吸着塔内の温度を保持するため、ヒータ自体を設置するためのコストや保温のためのランニングコストが高くなり、しかも、活性炭吸着塔により臭気ガスの処理を行なわない停止状態にあっても、内部に結露が生じることを防止するために、ヒータによる保温を継続的に行なわなければならず、甚だ不経済であるという問題があった。また、一般に、内部の活性炭カートリッジを交換する際には、天井板を取り外し、この開口部分から活性炭カートリッジの出し入れを行っているが、特許文献1に開示された脱臭装置においては、保温材や電源設備と接続されるヒータが天井板に設置されることになるため、天井板を取り外して活性炭カートリッジを交換する際の作業性が悪化するという問題もあった。
一方、上記の特許文献2に開示された脱臭装置においても、タンク内に、容器に収納された脱臭材とともに加熱媒体を収容し、この加熱媒体を加熱するヒータを設ける構成とされているため、結露の発生を防止するためには、上記と同様、ヒータによる保温を継続的に行なわなければならず、甚だ不経済であるという問題があった。また、結露の発生を防止するために大掛かりな設備や高いランニングコストを要することになり、しかも脱臭材を交換するような場合に多大な労力を要するという問題があった。
本発明は、上記事情を鑑み、大掛かりな設備を要せずに、容易にかつ確実に活性炭の湿潤を防止可能な脱臭装置を提供することを目的とする。
上記の目的を達するために、この発明は以下の手段を提供している。
本発明の脱臭装置は、臭気ガスから臭気成分を除去するための脱臭装置であって、外郭体に、供給された前記臭気ガスの前記臭気成分を吸着除去する活性炭カートリッジが収容されているとともに、前記外郭体の天板部と該外郭体に収容された前記活性炭カートリッジとの間に、屋根部材が設けられていることを特徴とする。
ここで、本発明の脱臭装置において、前記屋根部材は、前記活性炭カートリッジに支持されて前記天板部との間に設けられていてもよく、また、前記天板部に支持されていてもよい。
また、本発明の脱臭装置において、前記外郭体には、複数の前記活性炭カートリッジが隣接して収容され、これら複数の前記活性炭カートリッジにそれぞれ対応して設けられた複数の前記屋根部材は、隣り合う前記屋根部材が高さ方向の異なる位置に設置されていることが望ましい。
さらに、本発明の脱臭装置において、複数の前記屋根部材は、隣り合う前記屋根部材の端部同士が前記屋根部材の上面側からの対向視で重なるように設けられていることがより望ましい。
本発明の脱臭装置によれば、外郭体の天板部と活性炭カートリッジの間に、屋根部材が設けられていることによって、天板部の内面に生じた結露が水滴として落下した場合においても、この水滴を屋根部材に落下させて、活性炭カートリッジに落下することを防止できる。これにより、活性炭カートリッジの活性炭が、結露に起因した水滴によって湿潤することを防止でき、活性炭の吸着能力が低下することを防止できる。よって、活性炭を好適な状態に保持して確実に臭気ガスから臭気成分を吸着除去することが可能になる。
また、本発明の脱臭装置において、屋根部材が活性炭カートリッジに支持されている場合には、寿命に達した活性炭カートリッジを新品の活性炭カートリッジに交換する際に、天板部を取り外し、外郭体から屋根部材とともに活性炭カートリッジを外部に取り出すことができるため、天板部と活性炭カートリッジの間に屋根部材が設けられていても、容易に活性炭カートリッジの交換を行なうことが可能とされる。
一方、本発明の脱臭装置において、屋根部材が天板部に支持されている場合でも、寿命に達した活性炭カートリッジを新品の活性炭カートリッジに交換する際に、天板部を取り除くのとともに屋根部材を取り除くことができるため、やはり天板部と活性炭カートリッジの間に屋根部材が設けられていても、容易に活性炭カートリッジを交換することが可能とされる。
また、本発明の脱臭装置において、複数の活性炭カートリッジにそれぞれ対応して設けられた複数の屋根部材が、隣り合う屋根部材の高さ方向の位置が異なるように設置されていることによって、隣り合う屋根部材の高さ方向にずれた隙間部分を通じて天板部と屋根部材との間に、活性炭カートリッジで処理した臭気ガス(処理ガス)を流通させることができ、外郭体内の空間にデッドスペースが形成されることを防止できる。すなわち、複数の屋根部材が高さ方向の位置を同一にして水平方向に一列に並設された場合には、複数の屋根部材によって、活性炭カートリッジ側の空間と天板部側の空間とが区分されてしまい、活性炭カートリッジから排気された処理ガスが、屋根部材よりも下方の活性炭カートリッジ側の空間のみを流通するような状態となり、屋根部材よりも上方の天板部側の空間がデッドスペース化され、外郭体の空間を有効に使用することができなくなってしまう。これに対して、本発明の脱臭装置においては、隣り合う屋根部材が高さ方向に異なる位置に設置されることにより、互いの屋根部材の高さ方向の隙間から屋根部材よりも上方の空間にも処理ガスを流通させることができ、外郭体の空間を有効に使用することが可能になる。これにより、天板部と活性炭カートリッジの間に屋根部材が設けられている場合においても、処理ガスの流通を阻害することがなく、また、屋根部材と天板部の間に処理ガスが流通することによって、天板部に発生した結露を蒸散させる効果をも得ることができ、処理ガスの流通を好適な状態としつつ、確実に活性炭が湿潤することを防止できる。
さらに、本発明の脱臭装置においては、高さ方向の異なる位置に設置された隣り合う屋根部材の端部同士が、上面側からの対向視で重なるように設けられていることによって、上方に位置する屋根部材に落下した水滴がこの屋根部材から下方に落下するような場合においても、下方の屋根部材に落下することになるため、確実に活性炭カートリッジに水滴が落下することを防止できる。
以下、図1及び図2を参照し、本発明の第1実施形態に係る脱臭装置について説明する。本発明の第1実施形態は、例えば下水処理施設などの臭気ガスから臭気成分を活性炭によって吸着除去する脱臭装置に関する。
本実施形態の脱臭装置Aは、図1及び図2に示すように、略矩形箱状の外郭体1と、外郭体1の内部に収容される一つの活性炭カートリッジ2と、外郭体1の天板部1aと活性炭カートリッジ2との間に設けられた一つの屋根部材3とが主な構成要素とされている。ここで、本発明の脱臭装置Aに係る外郭体1とは、活性炭カートリッジ2や屋根部材3などを収容可能な空間を画成する、例えばタンクやケーシング、コンクリート壁などを示すものであり、特にその材質や大きさに限定を必要とするものではない。
本実施形態における外郭体1は、例えば耐腐食性に優れた鋼材などで形成されており、その内部に外郭体1の底板部1bと平行しつつ対向し、側端部が4つの側壁1cに接続されて、外郭体1の内部を2室に区画する仕切り板部1dが設けられている。これにより、外郭体1の内部には、下方に下方室4、上方に上方室5が画成されている。また、仕切り板部1dには、上方室5側の上面から下方室4側の下面に貫通する活性炭カートリッジ設置孔1eが形成されている。さらに、外郭体1には、4つの側壁1cの対向する一対の側壁のうち、一方の側壁の仕切り板部1dよりも下方に、臭気ガスを下方室4に導入するための導入口6が設けられ、他方の側壁の仕切り板部1dよりも上方で、天板部1aの近傍に、上方室5から外部に脱臭後の処理ガス(処理した臭気ガス)を排出する排気口7が設けられている。ここで、導入口6は、一方の側壁を貫通するように突設した一つの管状部材の内周面によって構成され、排気口7は、他方の側壁を貫通するように突設した一つの管状部材の内周面によって構成されている。また、排気口7の外郭体1の外部に突出した管状部材の先端側には、図示せぬ例えばブロアが接続され、このブロアによって、臭気ガスを導入口6から下方室4に導入し、さらに活性炭カートリッジ設置孔(活性炭カートリッジ2)1eを介して上方室5に送られた処理ガスを排気口7から外部に排気することが可能とされている。
一方、外郭体1の天板部1aは、例えばFRPなどの軽量で高強度、かつ耐腐食性に優れた素材で形成され、外郭体1に対して取り外し可能とされており、本実施形態の脱臭装置Aにおいては、詳細は後述する活性炭カートリッジ2を交換する際に、この天板部1aを取り外し、外郭体1の外部に活性炭カートリッジ2を取り出すことが可能とされている。
活性炭カートリッジ2は、筒状の容器内に例えば粒状活性炭が充填されて構成されるとともに、容器の上端部2a側は、完全に開口されている一方で、下端部2b側には、収容した粒状活性炭を容器内から落下しないように保持しつつ臭気ガスのみを容器内に流通させる、例えば格子または多孔板等の底板が設置されている。このように形成された活性炭カートリッジ2は、下端部2b側が前記活性炭カートリッジ設置孔1eに例えば嵌合されて、仕切り板部1dに支持されつつ保持されて外郭体1の内部に収容される。また、このとき、活性炭カートリッジ2は、その下端部2b側に設けられた底板の下方室4側を向く面が、仕切り板部1dの下面と略面一となるように設置され、下端部2bが下方室4に開口され、上端部2aが上方室5に開口されている。これにより、下方室4に導入された臭気ガスは、活性炭カートリッジ2の容器内を流通して上方室5に排気される。
屋根部材3は、耐腐食性に優れた鋼材やFRPなどで形成された板状のものであり、上面3a側からの対向視で略矩形状に形成され、幅方向(図1において導入口6または排気口7が設けられた外郭体1の一方の側壁及び他方の側壁に平行する方向)の断面視で、図2に示すように、この幅方向中央が上方に凸となる山形形状(切妻形状)を呈するように形成されている。この屋根部材3は、活性炭カートリッジ2の例えば容器の上端部2aの略四隅に設けられ高さ方向上方に向けて垂直に延びる4本の支持部材8のそれぞれの上端に、該屋根部材3の下面3bが接続されて支持されている。これにより、屋根部材3は、活性炭カートリッジ2の直上に配置されて、外郭体1の天板部1aと活性炭カートリッジ2との間に配置されるとともに、特に本実施形態では、屋根部材3は、このように設けられた状態で、山形形状の頂点部の延長線が水平に延びて、図1に示すように、前記排気口7よりも上方において外郭体1の前記一方の側壁及び前記他方の側壁に直交するように設けられている。また、屋根部材3は、前記延長線方向視で、図2に示すように排気口7と重ならないように設けられ、さらに上面3a側からの対向視において、活性炭カートリッジ2の側端部2cが、屋根部材3の4つの側端部3cよりも内方に位置するように設置されている。
ついで、上記の構成からなる脱臭装置Aの作用及び効果ついて説明する。
本実施形態の脱臭装置Aでは、はじめに、排気口7に接続されたブロアを駆動することにより、導入口6から臭気ガスが外郭体1の下方室4に導入される。下方室4に導入された臭気ガスは、下方室4に開口する活性炭カートリッジ2の底板が設けられた下端部2bから容器内に導かれ、容器に収容した粒状活性炭と接触しながら流通し、活性炭カートリッジ2の上端部2aから上方室5に排気され、排気口7を通じて外郭体1の外部に排気されることとなる。このとき、活性炭カートリッジ2の粒状活性炭と接触することによって、臭気ガスの臭気成分が吸着除去され、上方室5に排気された段階では、臭気ガスが脱臭されている。
そして、このように臭気ガスの脱臭を行った場合に外郭体1の内面に結露が発生しても、本実施形態の脱臭装置Aにおいては、活性炭カートリッジ2と天板部1aとの間に屋根部材3が設けられているため、天板部1aから落下した結露の水滴は、屋根部材3の上面3aに落下することとなる。また、屋根部材3の上面3aに落下した水滴は、この屋根部材3が山形形状を呈するように形成されていることにより、屋根部材3の傾斜して下方に位置する側端部3c側に流れてゆくことになる。そして、この側端部3cが、活性炭カートリッジ2の側端部2cよりも外方に延出した形で設けられていることによって、側端部3c側から落下する水滴は、活性炭カートリッジ2よりも外方に落下することになり、活性炭カートリッジ2の活性炭が濡れることがないものとされる。
したがって、上記の構成からなる脱臭装置Aによれば、外郭体1の天板部1aと活性炭カートリッジ2の間に屋根部材3が設けられることによって、天板部1aに発生した結露の水滴が活性炭カートリッジ2に落下することを防止でき、これにより、大掛かりな設備や多大なランニングコストを要することなく、結露に起因して活性炭が湿潤することを容易に、かつ確実に防止し、活性炭の吸着能力が結露によって低下することを防止できる。
また、本実施形態の脱臭装置Aにおいては、外郭体1の天板部1aと活性炭カートリッジ2の間に屋根部材3を設けた場合においても、この屋根部材3が支持部材8を介して活性炭カートリッジ2に支持されているため、吸着能力を十分に活用して寿命に達した活性炭を交換する際に、従来と同様に、天板部1aを取り外し、外郭体1から屋根部材3とともに活性炭カートリッジ2を取り出すことが可能とされる。これにより、活性炭カートリッジ2の交換に対する取扱性を損なうことがないものとされる。なお、この屋根部材3と支持部材8、あるいは支持部材8と活性炭カートリッジ2を着脱可能とすれば、天板部1aを取り外して屋根部材3や支持部材8を取り外した後に活性炭カートリッジ2を取り外したり、あるいは屋根部材3ごと取り出した活性炭カートリッジ2から屋根部材3や支持部材8を取り外したりして、活性炭カートリッジ2の容器内の活性炭を容易に交換することができる。
以上、本発明に係る脱臭装置の第1実施形態について説明したが、本発明は上記の第1実施形態に限定されるものではなく、その趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更可能である。例えば、本実施形態では、屋根部材3が、幅方向の断面視で幅方向中央が上方に凸となる山形形状を呈するように形成されているものとしたが、例えば、断面が上方に凸となる円弧状としたり、また、屋根部材3を平板状に形成して、平行する一対の側端部の一方の側端部を他方の側端部よりも上方に位置させて斜設することにより、上面に落下した水滴を他方の側端部側から落下させるように形成してもよく、屋根部材3は、天板部1aから上面3aに落下した水滴を側端部3c側に流下させて、この側端部3c側から活性炭カートリッジ2と接触させないように落下させることができれば、その形状は特に限定を必要とするものではない。
また、本実施形態では、屋根部材3が、活性炭カートリッジ2の容器に接続された支持部材8によって支持されているものとしたが、例えば図3及び図4に示すように、天板部1aの下面に上端を接続した支持部材10の下端が屋根部材3の上面3aに接続されて、屋根部材10が天板部1aに支持されていてもよいものである。この場合には、活性炭カートリッジ2を交換する際に、天板部1aを取り外すとともに屋根部材3を取り除くことができるため、容易に活性炭カートリッジ2を外郭体1の外部に取り出すことができ、活性炭カートリッジ2の交換をより容易に行なうことが可能になる。さらに、例えば図5及び図6に示すように、支持部材11を外郭体1の側壁1cの内面から内方に向けて突出するように設けてもよく、この場合には、この支持部材11の上面に屋根部材3の側端部3c側を載置することで、屋根部材3を設置することができ、活性炭カートリッジ2を交換する際には、天板部1aを取り除いた後に、屋根部材3を単独で取り除き、活性炭カートリッジ2の交換を行なうことが可能とされる。
ついで、図7及び図8を参照し、本発明の第2実施形態に係る脱臭装置について説明する。本実施形態の説明においては、第1実施形態に共通する構成について同一符号を付し、その詳細についての説明を省略する。
本実施形態の脱臭装置Bは、第1実施形態で示した脱臭装置Aが、一つの活性炭カートリッジ2と一つの屋根部材3を備えて構成されたのに対して、複数の活性炭カートリッジ2(本実施形態では4つ)と各活性炭カートリッジ2に対応した複数の屋根部材3(本実施形態では4つ)を備えるものとされている。
ここで、本実施形態の外郭体1は、天板部1aの上面側からの対向視で長方矩形状を呈し、外郭体1の高さ方向に垂直に延びる4つの側壁のうち、互いに対向する一対の第1側壁1fが短辺を画成し、互いに対向する残りの一対の第2側壁1gが長辺を画成している。また、仕切り板部1dは、第1実施形態と同様に、底板部1bと平行しつつ対向し、その側端部が4つの側壁1f、1gのそれぞれに接続されて、外郭体1の内部に下方室4と上方室5の2室を形成している。また、仕切り板部1dには、4つの活性炭カートリッジ設置孔1eが設けられ、各活性炭カートリッジ設置孔1eは、外郭体1の長辺に沿って、間に僅かな隙間をあけつつ等間隔に並設されている。そして、本実施形態の活性炭カートリッジ2は、この4つの活性炭カートリッジ設置孔1eにそれぞれ下端部2b側を、例えば嵌合させて、外郭体1の長辺に沿って等間隔に並設されている。
一方、各活性炭カートリッジ2には、それぞれ4本の支持部材8が設けられ、これらの支持部材8を介して各活性炭カートリッジ2に屋根部材3が支持されている。ここで、各屋根部材3は、山形形状で形成されたそれぞれの屋根部材3の頂点部が、その延長線を前記一対の第1側壁1fに直交する方向として設けられているが、本実施形態では、隣り合う屋根部材3同士の高さ方向の位置が異なるように段違いで設置されており、特に高さの高いものと低いものとが交互に配設されていて、図8に示すように、高さの高い屋根部材3は、その頂点部の延長線が排気口7よりも上方にあって排気口7と重ならないようにされ、高さの低い屋根部材3は、その頂点部の延長線が排気口7の略中央に交差するように延びている。さらに、隣り合う屋根部材3同士のうち、下方に配置された屋根部材3は、その4つの側端部3cのうち前記延長線方向側の側端部3cが、隣り合う活性炭カートリッジ2の前記隙間の直上に位置するように設けられており、また、上方に位置する屋根部材3は、その4つの側端部3cのうち前記延長線方向側の側端部3cが、下方の屋根部材3の前記延長線方向側の側端部3cよりもこの延長線方向に突出するように設置されている。これにより、隣り合う屋根部材3の互いに隣接する側に位置する側端部3c同士は、それぞれ上面3a側からの対向視で重なるように設けられている。
ついで、上記の構成からなる脱臭装置Bの作用及び効果について説明する。
本実施形態の脱臭装置Bは、排気口7に接続されたブロアを駆動するとともに、導入口6から臭気ガスが外郭体1の下方室4に導入される。そして、下方室4に導入された臭気ガスは、下方室4に開口する複数の活性炭カートリッジ2の下端部2bからそれぞれの容器内に導かれ、容器に収容した粒状活性炭と接触しながら流通し、臭気ガスの臭気成分が吸着除去される。臭気ガスから臭気成分が除去された処理ガスは、活性炭カートリッジ2の上端部2aから上方室5に排気され、ブロアの吸引によって排気口7に向けて流通する。このとき、本実施形態では、複数の活性炭カートリッジ2のそれぞれに対応した複数の屋根部材3が、高さ方向の異なる位置に配されて段違いに設置されているため、上方室5を流通する処理ガスは、屋根部材3と活性炭カートリッジ2の間は勿論、隣り合う屋根部材3の高さ方向の隙間から天板部1aと屋根部材3の間にも流通することになる。このように、複数の屋根部材3が段違いに設置されていることにより、処理ガスが流通する上方室5の内部空間に、屋根部材3の設置に伴い処理ガスが流通しないデッドスペースが形成されることがないものとされている。
このような本実施形態の脱臭装置Bにおいて、複数の活性炭カートリッジ2と天板部1aとの間に、各活性炭カートリッジ2に対応した複数の屋根部材3が設けられているため、天板部1aに生じた結露が水滴として落下した場合においても、この水滴は、屋根部材3の上面3aに落下することになる。そして、屋根部材3の上面3aに落下した水滴は、屋根部材3の傾斜によって4つの側端部3cのうち下方に位置する側端部3c側に流れてゆき、活性炭カートリッジ2よりも外方に落下することになる。このため、活性炭カートリッジ2の活性炭が濡れることがないものとされる。また、隣り合う屋根部材3が、高さ方向の異なる位置に配されて、かつ上方の屋根部材3と下方の屋根部材3の隣り合うそれぞれの側端部3c同士が、上面3a側からの対向視で重なるように設けられていることにより、上方の屋根部材3に落下した水滴が、この延長線方向側の側端部3c側から下方に落下するような場合においても、下方の屋根部材3の上面3aに落下して、この下方の屋根部材3を介して活性炭ユニット2に接触しないように仕切り板部1dに落下することになる。
さらに、前述のように、複数の屋根部材3を高さ方向の異なる位置に設置することにより、天板部1aと屋根部材3との間にも確実に処理ガスが流通するため、天板部1aの内面に生じた結露や下方に配置された屋根部材3の上面3aに落下した水滴が、流通する処理ガスによって蒸散し、水滴として仕切り板部1dに落下する量を低減することも可能になる。
したがって、上記の構成からなる脱臭装置Bによれば、複数の活性炭カートリッジ2を具備した場合においても、各活性炭カートリッジ2に対応した複数の屋根部材3を設けることにより、各活性炭カートリッジ2が結露の落下によって濡れることを容易に、かつ確実に防止でき、活性炭の吸着能力が低下することを防止できる。
なお、本発明は、上記の第2実施形態に限定されるものではなく、その趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更可能である。例えば、本実施形態では、複数の屋根部材3が、活性炭カートリッジ2の容器に接続された支持部材8によって支持されているものとしたが、第1実施形態と同様に、例えば図9及び図10に示すように、天板部1aの下面に上端を接続した支持部材10の下端が屋根部材3に接続されて、屋根部材10が天板部1aに支持されていてもよいものである。この場合には、活性炭カートリッジ2を交換する際に、天板部1aを取り外すとともに複数の屋根部材3を同時に取り除くことができるため、容易に活性炭カートリッジ2を外郭体1の外部に取り出すことができ、活性炭カートリッジ2の交換をより容易に行なうことが可能になる。また、第1実施形態の図5及び図6に示したように、支持部材11を外郭体1の側壁の内面から内方に向けて突出するように設けて、この支持部材11の上面に屋根部材3を載置してもよい。
さらには、複数の活性炭カートリッジ2の個数は限定されるものではなく、また、隣り合う屋根部材3の上下の順番及び高低差についても限定するものではない。
また、本実施形態では、外郭体1の天板部1aが一枚の連続した板状に形成されているように図示したが、例えば個々の活性炭カートリッジ2の上方に位置する一部の天板部1aが個別にそれぞれ取り外せるように構成されていてもよく、この場合には、活性炭の吸着能力が低下した個々の活性炭カートリッジ2を、全ての天板部1aを取り外すことなく、交換を要する活性炭カートリッジ2に対応した一部の天板部1aのみを取り外して交換することが可能とされ、天板部1aの取り外し作業をより容易なものにすることができる。
本発明の第1実施形態に係る脱臭装置の断面図である。 本発明の第1実施形態に係る脱臭装置の側断面図である。 本発明の第1実施形態に係る脱臭装置の変形例を示す断面図である。 図4に示した脱臭装置の側断面図である。 本発明の第1実施形態に係る脱臭装置の変形例を示す断面図である。 図5に示した脱臭装置の側断面図である。 本発明の第2実施形態に係る脱臭装置の断面図である。 本発明の第2実施形態に係る脱臭装置の側断面図である。 本発明の第2実施形態に係る脱臭装置の変形例を示す断面図である。 図9に示した脱臭装置の側断面図である。
符号の説明
1 外郭体
1a 天板部
1b 底板部
1c 側壁
1d 仕切り板部
1e 活性炭カートリッジ設置孔
1f 第1側壁
1g 第2側壁
2 活性炭カートリッジ
2a 上端部
2b 下端部
2c 側面
3 屋根部材
3a 上面
3b 下面
3c 側端部
4 下方室
5 上方室
6 導入口
7 排気口
8 支持部材
10 支持部材
11 支持部材
A 脱臭装置
B 脱臭装置

Claims (5)

  1. 臭気ガスから臭気成分を除去するための脱臭装置であって、
    外郭体に、供給された前記臭気ガスの前記臭気成分を吸着除去する活性炭カートリッジが収容されているとともに、前記外郭体の天板部と該外郭体に収容された前記活性炭カートリッジとの間に、屋根部材が設けられていることを特徴とする脱臭装置。
  2. 請求項1に記載の脱臭装置において、
    前記屋根部材が前記活性炭カートリッジに支持されていることを特徴とする脱臭装置。
  3. 請求項1に記載の脱臭装置において、
    前記屋根部材が前記天板部に支持されていることを特徴とする脱臭装置。
  4. 請求項1から請求項3のいずれかに記載の脱臭装置において、
    前記外郭体には、複数の前記活性炭カートリッジが隣接して収容され、これら複数の前記活性炭カートリッジにそれぞれ対応して設けられた複数の前記屋根部材は、隣り合う前記屋根部材が高さ方向の異なる位置に設置されていることを特徴とする脱臭装置。
  5. 請求項4に記載の脱臭装置において、
    複数の前記屋根部材は、隣り合う前記屋根部材の端部同士が前記屋根部材の上面側からの対向視で重なるように設けられていることを特徴とする脱臭装置。

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