JP2007111505A - 練習用ゴルフティー - Google Patents
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Abstract
【課題】
本発明は、ショット時の衝撃力により破損することはなく、遠くに飛ばされてしまうこともなく、かつ、ドライバ、フェアウェイウッド、アイアン等種々のゴルフクラブによる実践的な練習を1つで行うことができる練習用ゴルフティーを提供する。
【解決手段】
本発明の練習用ゴルフティーAは、練習用マット1に形成された装着用孔1aに装着され、弾性材で作られた基台ティー部材2と、皿形の頭部3aと、その頭部3aの下部から下方に延びて形成された脚部3bとからなる棒形ティー部材3と、基台ティー部材2の下部と棒形ティー部材3の脚部3bとを連結する連結部材4と、を有し、基台ティー部材2の上面には、棒形ティー部材3の脚部3aを挿入し支持するための割れ目2cが形成されているとともに、ショット時のゴルフクラブの抜けを良好にするための毛2dが植設されている。
【選択図】 図1
本発明は、ショット時の衝撃力により破損することはなく、遠くに飛ばされてしまうこともなく、かつ、ドライバ、フェアウェイウッド、アイアン等種々のゴルフクラブによる実践的な練習を1つで行うことができる練習用ゴルフティーを提供する。
【解決手段】
本発明の練習用ゴルフティーAは、練習用マット1に形成された装着用孔1aに装着され、弾性材で作られた基台ティー部材2と、皿形の頭部3aと、その頭部3aの下部から下方に延びて形成された脚部3bとからなる棒形ティー部材3と、基台ティー部材2の下部と棒形ティー部材3の脚部3bとを連結する連結部材4と、を有し、基台ティー部材2の上面には、棒形ティー部材3の脚部3aを挿入し支持するための割れ目2cが形成されているとともに、ショット時のゴルフクラブの抜けを良好にするための毛2dが植設されている。
【選択図】 図1
Description
本発明は、市街地に設けられているゴルフ練習場やゴルフ場に併設されているゴルフ練習場等でゴルフボールを打つ際に用いられる練習用マットに装着される練習用ゴルフティーに関する。
一般に、市街地に設けられているゴルフ練習場やゴルフ場に併設されているゴルフ練習場等においては、ゴルフクラブでゴルフボールを打つショットの練習を行うために練習用マットが設置されている。この練習用マットには練習用ゴルフティーを装着するための装着用孔が形成されており、その装着用孔に装着した練習用ゴルフティー上にゴルフボールを載置してショットの練習を行っている。
しかし、従来の練習用ゴルフティーは、既定の高さに形成されており、その高さが練習者にとって丁度都合のよい高さの場合にはよいが、高すぎたりあるいは低すぎたりする場合には、所望の高さの練習用ゴルフティーに交換したり、あるいは異なる高さのティーを固定した他のゴルフ練習用マットに交換しなければならず、面倒であった。
また、従来の練習用ゴルフティーは、実際のゴルフコースで使用するような幅の細いタイプのティーではなく、幅の太いタイプのティーであるので、見た印象が異なり、視覚的な違和感があるとともに、ドライバー(ウッド)のクラブでボールを打ったときの感触に違和感があり、実践感覚に近い練習ができなかった。
そこで、例えば、特開平5−337226号公報には、ゴルフティーの高低の調整が容易にできる練習用ゴルフティーが提案されている。この従来の練習用ゴルフティーは、頂部にゴルフボール載置部を有するティー部材と、そのティー部材を摺動自在に保持する穴を有するティー部材保持筒を中心に設けたティー部材保持具とから構成されている(以下、この技術を従来例という)。
特開平5−337226号公報
従来例では、ティー部材の高さ調整は可能であるが、ティー部材が保持筒から抜け出せない構造であるので、ショット時の衝撃力を受けて破損しやすいという課題がある。
また、仮にティー部材を保持筒から抜けやすくする構造にしたとしても、ショット時にティー部材が飛ばされてしまう可能性が高く、その都度、ティー部材を取りにいかなくてもならず面倒であり、場合によっては見失ってしまうという課題がある。
さらに、従来例では、フェアウェイウッドやアイアンのクラブでボールを打つときは、練習用マットから練習用ゴルフティーを取り外したり、別の練習用マットに取り替える必要があり、面倒であるという課題がある。
本発明は上記課題を解決するためになされたものであり、ショット時の衝撃力により破損することはなく、遠くに飛ばされてしまうこともなく、かつ、ドライバ、フェアウェイウッド、アイアン等種々のゴルフクラブによる実践的な練習を1つで行うことができる練習用ゴルフティーを提供することを目的とする。
本発明の練習用ゴルフティーは、練習用マットに形成された装着用孔に装着され、弾性材で作られた基台ティー部材と、皿形の頭部と、その頭部の下部から下方に延びて形成された脚部とからなる棒形ティー部材と、前記基台ティー部材の下部と棒形ティー部材の脚部とを連結する連結部材と、を有し、前記基台ティー部材の上面には、前記棒形ティー部材の脚部を挿入し支持するための割れ目が形成されていることを特徴とするものである。
前記基台ティー部材の上面には、ショット時のゴルフクラブの抜けを良好にするための毛が植設されていてもよい。
前記基台ティー部材の上面には、前記棒形ティー部材の脚部が挿入される中心部から外側に向かって延びた空洞部が形成されていてもよい。
高さの異なる複数の棒形ティー部材を有し、前記複数の各棒形ティー部材と前記基台ティー部材の下部とがそれぞれ連結部材によって連結されていてもよい。
本発明の練習用ゴルフティーによれば、次のような優れた効果を奏する。
(1)ドライバ、フェアウェイウッド、アイアン等種々のゴルフクラブによる実践的な練習を1つで行うことができるので、効率的なゴルフの練習が可能となる。
(2)棒形ティー部材は、基台ティー部材に着脱可能に支持されているので、ショット時の衝撃力による破損を防止できる。
(3)棒形ティー部材は、連結部材によって基台ティー部材に連結されているので、遠くに飛ばされてしまうことを防止できる。
(4)実際のゴルフコースで使用するような幅の細い棒形ティー部材を備えているので、視覚的な違和感がなく、ドライバー等のクラブでボールを打ったときの感触が実際とほぼ同様であり、実践感覚に近い練習が可能となる。
(5)基台ティー部材の本体上面に形成された割れ目に棒形ティー部材の脚部を挿入し、基台ティー部材を所望の高さに支持することができるので、従来のように、所望の高さの練習用ゴルフティーに交換したり、異なる高さのティーを固定した他のゴルフ練習用マットに交換する必要がなく、練習に専念できる。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。図1(A)は本発明の第1の実施形態例に係る練習用ゴルフティーを示す側面一部断面図、(B)は基台ティー部材の平面図である。
図1(A)及び(B)に示すように、本発明の第1の実施形態例に係る練習用ゴルフティーAは、練習用マット1に形成された装着用孔1aに装着され、ゴム等の弾性材で作られた基台ティー部材2と、皿形の頭部3aと、その頭部3aの下部から下方に延びて形成された脚部3bとからなる棒形ティー部材3と、基台ティー部材2の下部と棒形ティー部材の脚部3bとを連結する連結部材4とを有する。
基台ティー部材2は、広い円形の台座2aと、その台座2aの中央部に一体に突出して設けられた円柱状の本体2bとからなり、本体2の上面には、棒形ティー部材の脚部3bを挿入し支持するための割れ目2cが形成されている。また、本体2の上面には、ショット時のゴルフクラブの抜けを良好にするための多数の毛2dが植設されている。
棒形ティー部材3は、実際のゴルフコースで使用されるような幅の細いタイプの棒形ティーと同様の形状に形成されており、プラスチック又は木材で作られている。
連結部材4は、例えば紐で形成されている。連結部材4の一端は、棒形ティー部材3の脚部3bの中間部に固定して取り付けられ、その他端は、基台ティー部材2の本体2と台座2aとの接続部分に巻かれている。連結部材4の他端側は、図1(A)に示すように、練習用マット1の底面に押圧されているので、必ずしも他端を基台ティー部材2に固定させる必要はない。また、このような構成により、製造コストの低減化を図ることができる。
次に、本発明の第1の実施形態例に係る練習用ゴルフティーを用いてゴルフの練習を行う場合について説明する。
まず、練習用マット1の装着用孔1aに基台ティー部材2の本体2を挿入する。
ドライバー等のクラブで練習を行う場合には、基台ティー部材2の本体2の上面に形成された割れ目2cに棒形ティー部材3の脚部3bを挿入して、基台ティー部材2を所望の高さに支持した状態に設定した後、基台ティー部材2の頭部3aにゴルフボール5を載置して、ショットを行う。ショットの衝撃で棒形ティー部材3が飛ばされてしまっても、連結部材4によって基台ティー部材2に連結されているので、遠くに飛ばされてしまうことを防止でき、棒形ティー部材3を見失うこともない。
フェアウェイウッドやアイアン等のクラブで練習を行う場合には、棒形ティー部材3を取り外して、基台ティー部材2の本体2の上面に直接ボール5(図1(A)の点線)を載置して、ショットを行う。本体2の上面には多数の毛2dが植設されているので、ショット時のゴルフクラブの抜けを良好にすることができる。
本発明の第1の実施形態例に係る練習用ゴルフティーAによれば、ドライバ、フェアウェイウッド、アイアン等種々のゴルフクラブによる実践的な練習を1つで行うことができるので、効率的なゴルフの練習が可能となる。
また、棒形ティー部材3は、基台ティー部材2に着脱可能に支持されているので、ショット時の衝撃力による破損を防止できる。
また、棒形ティー部材3は、連結部材4によって基台ティー部材2に連結されているので、遠くに飛ばされてしまうことを防止できる。
また、実際のゴルフコースで使用するような幅の細い棒形ティー部材3を備えているので、視覚的な違和感がなく、ドライバー等のクラブでボール5を打ったときの感触が実際とほぼ同様であり、実践感覚に近い練習が可能となる。
さらに、基台ティー部材2の本体2上面に形成された割れ目2cに棒形ティー部材3の脚部3bを挿入し、基台ティー部材2を所望の高さに支持することができるので、従来のように、所望の高さの練習用ゴルフティーに交換したり、異なる高さのティーを固定した他のゴルフ練習用マットに交換する必要がなく、練習に専念できる。
図2は、本発明の第2の実施形態例に係る練習用ゴルフティーを概略的に示す説明図である。
図2に示すように、本発明の第2の実施形態例に係る練習用ゴルフティーBでは、高さの異なる複数(図2の例では2つ)の棒形ティー部材3を有し、各棒形ティー部材3と基台ティー部材2とがそれぞれ連結部材4によって連結されている。
第2の実施形態例によれば、例えば、ウッドクラブ用に使用される長い棒形ティー部材3’とアイアンクラブ用に使用される短い棒形ティー部材3’’とを適宜使いわけて、ショットの練習を行うことができる。
図3は、本発明の第3の実施形態例に係る練習用ゴルフティーを示す側面図である。
図3に示すように、本発明の第3の実施形態例に係る練習用ゴルフティーCは、連結部材としてゴム管4aが用いられ、ゴム管4aの一端は、棒形ティー部材3の脚部3bの中間部に固定して取り付けられ、その他端は、基台ティー部材2の本体2bの下部に固定して取り付けられている。
第3の実施形態例によれば、連結部材4がゴム管4aであり、他端が基台ティー部材2に固定されているので、棒形ティー部材3に対する基台ティー部材2の支持力を高めることができる。
図4は、本発明の第4の実施形態例に係る練習用ゴルフティーを示す側面一部断面図、(B)は基台ティー部材の平面図である。
図4に示すように、本発明の第4の実施形態例に係る練習用ゴルフティーDは、練習用マット1に形成された装着用孔1aに所定の隙間をもって装着され、シリコン樹脂等の軟らかい弾性材で作られた基台ティー部材2と、皿形の頭部3aと、その頭部3aの下部から下方に延びて形成された脚部3bとからなる棒形ティー部材3と、基台ティー部材2の下部と棒形ティー部材3の脚部3bとを連結する連結部材4とを有する。
基台ティー部材2は、広い円形の台座2aと、その台座2aの中央部に一体に突出して設けられた円柱状の本体2bとからなり、本体2の上面には、棒形ティー部材の脚部3bを挿入し支持するための割れ目2cが形成されている。
基台ティー部材2の上面には、棒形ティー部材3の脚部3bが挿入される中心部から外側に向かって延びた複数(図4では4つ)の空洞部6が形成されている。
本発明の第4の実施形態例に係る練習用ゴルフティーDによれば、基台ティー部材2の本体2b上面に空洞部6が形成されているので、本体2b全体が軟らかくなり、ショット時の抜けが良好になる。
また、本体2bの幅は細く形成され、装着用孔1aとの間に隙間があるので、ショット時の抵抗を低減することができる。
なお、以上の効果を奏するため、第1の実施形態例に係る練習用ゴルフティーAのように、本体2b上面に多数の毛2dを植設する必要がなくなり、製造コストの低減を図ることができる。
本発明は、上記実施の形態に限定されることはなく、特許請求の範囲に記載された技術的事項の範囲内において、種々の変更が可能である。例えば、本発明の練習用ゴルフティーの各構成部材の材質や形状等は、図面に開示されたものに限定されることはなく、適宜変更される。
本発明は、市街地に設けられているゴルフ練習場やゴルフ場に併設されているゴルフ練習場等でゴルフボールを打つ際に用いられる練習用マットに装着して利用される。
A〜D:練習用ゴルフティー
1:練習用マット
2:基台ティー部材
3:棒形ティー部材
4:連結部材
5:ボール
6:空洞部
1:練習用マット
2:基台ティー部材
3:棒形ティー部材
4:連結部材
5:ボール
6:空洞部
Claims (4)
- 練習用マットに形成された装着用孔に装着され、弾性材で作られた基台ティー部材と、
皿形の頭部と、その頭部の下部から下方に延びて形成された脚部とからなる棒形ティー部材と、
前記基台ティー部材の下部と棒形ティー部材の脚部とを連結する連結部材と、を有し、
前記基台ティー部材の上面には、前記棒形ティー部材の脚部を挿入し支持するための割れ目が形成されている、
ことを特徴とする練習用ゴルフティー。 -
前記基台ティー部材の上面には、ショット時のゴルフクラブの抜けを良好にするための毛が植設されていることを特徴とする請求項1に記載の練習用ゴルフティー。 - 前記基台ティー部材の上面には、前記棒形ティー部材の脚部が挿入される中心部から外側に向かって延びた空洞部が形成されていることを特徴とする請求項1に記載の練習用ゴルフティー。
- 高さの異なる複数の棒形ティー部材を有し、前記複数の各棒形ティー部材と前記基台ティー部材の下部とがそれぞれ連結部材によって連結されていることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1つの項に記載の練習用ゴルフティー。
Priority Applications (1)
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---|---|---|---|
JP2006112811A JP2007111505A (ja) | 2005-09-22 | 2006-04-14 | 練習用ゴルフティー |
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005276941 | 2005-09-22 | ||
JP2006112811A JP2007111505A (ja) | 2005-09-22 | 2006-04-14 | 練習用ゴルフティー |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2007111505A true JP2007111505A (ja) | 2007-05-10 |
Family
ID=38094203
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2006112811A Pending JP2007111505A (ja) | 2005-09-22 | 2006-04-14 | 練習用ゴルフティー |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2007111505A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7806786B2 (en) * | 2006-06-23 | 2010-10-05 | Joffe Scott M | Golf tee height stopper |
-
2006
- 2006-04-14 JP JP2006112811A patent/JP2007111505A/ja active Pending
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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US7806786B2 (en) * | 2006-06-23 | 2010-10-05 | Joffe Scott M | Golf tee height stopper |
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