JP2007111458A - 不倒歩行装置 - Google Patents
不倒歩行装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2007111458A JP2007111458A JP2005330800A JP2005330800A JP2007111458A JP 2007111458 A JP2007111458 A JP 2007111458A JP 2005330800 A JP2005330800 A JP 2005330800A JP 2005330800 A JP2005330800 A JP 2005330800A JP 2007111458 A JP2007111458 A JP 2007111458A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- suspension pipe
- slide bar
- rail
- person
- holder
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Landscapes
- Rehabilitation Tools (AREA)
Abstract
【課題】介護施設内で身体障害者が歩行する時、倒伏防止のために付き添って歩いた介護者に替って、代行する不倒歩行装置を提供する。
【解決手段】介護施設内の空間に2列のレール1を縦横に配設して、上部に滑車5を装着した吊下パイプ2を、レールの中間に吊下げて、パイプの下部に保持具を設け、身体障害者を安全に保持して、障害者が転倒する恐れが無く自由に施設の内部を移動し、また、歩行できるように構成する。
【選択図】図2
【解決手段】介護施設内の空間に2列のレール1を縦横に配設して、上部に滑車5を装着した吊下パイプ2を、レールの中間に吊下げて、パイプの下部に保持具を設け、身体障害者を安全に保持して、障害者が転倒する恐れが無く自由に施設の内部を移動し、また、歩行できるように構成する。
【選択図】図2
Description
本発明は、身体障害者を介護する施設内で、歩行器や車椅子を排除し、代りに障害者の転倒を回避する装置を設けて、障害者が安心して自発的に機能回復訓練を実行し易くする事を目的とした、介護施設の改善に関するものである。
介護施設内に、歩行器や車椅子が混在して、障害者の機能を回復する訓練の邪魔になり、自主的な行動が消極化されて、転倒事故の発生する可能性が増大し、又、外部の道路を利用した歩行訓練に於いても、介護職員が障害者を1対1で介護する必要が多く、更に、介護施設の内外でも事故防止のために、介護職員が絶えず、安全確保のために看視する義務を強要される欠点があった。
脳溢血などにて不自由になった障害者が、施設の内外で移動や機能回復の訓練を行う場合は、転倒防止のため、必ず、介護職員が付き添う必要があったので、施設の内外で多数の障害者を同時に介護出来ないから、必然的に職員の効率が低下し、施設は効率の低い事を承知で、余分に介護職員を確保する必要があった。例えば、利用者5人に対して1人の介護職員を必要とする規定があるなど、又、外部の道路では天候や事故の影響を受け易く、全員を看視出来ないから、施設の内部に、段差や傾斜のある歩行路を設けて歩行訓練すると、全員を看視し易く、障害者も安心できる環境が実現して、個人的付き添う行為を軽減し、職員は多数の障害者を同時に看視して転倒を防ぐなど、障害者を安全に護れる事を目指す。尚、施設運営費は利用者数に拘束されるので、職員の数を規定の最小限度で運営でき様に、この発明は、介護職員の職務を代行する装置の実現を目指す。
介護施設に入場すると、入口.集合席.介護ベッド.介護機器.休息ベッド.便所歩行路などを平面的に配置して、床面から数m上方にレールを縦横に配設して、レールに係合した滑車に伸縮自在な吊具を装着して、吊具の下部に障害者を安全に保持して、転倒を防ぎながら、上記の設備やその周辺を自由に歩行移動し、又は椅子に腰掛けるなどの行動が可能になり、全介護職員は、火災などの異常事態に備えて、絶えず全体を看視する必要は有るが、個々の障害者との1対1の転倒防止介護を軽減し、多数の障害者を看視しながら、同時に障害者の個人介護が可能になるなど、障害者の安全を確保しながら、介護職員の負担の軽減を期す。
図面は本発明の実施例で、施設入口.集合席.介護ベッド.介護機器.休息ベッド便所.歩行路などを平面的に配置して、床面から数m上方にレールを縦横に配設して、転倒を防ぎながら、上記設備の間を自由に往来したり、椅子に腰掛けられる技術の実現を目指す。
請求項1の実施例は図1が示すように、帯状鉄板のレール1を2個並立して、吊下パイプ2の直径と同程度の間隔に設定し、2個のレールを保持して、レールを跨ぐように逆U字形の結合板3を、上方から被せてレールを一体的に固定した軌条を、支持具4によって、適宜な間隔で建物の天井などに固定する。図2が示すように、吊下パイプ2の上部に滑車5を回動自在に装着して、2個のレール1の間に吊下パイプ2を吊下げ、その下部に方向指定レバー6を設け、滑車5の進行方向を変える時、滑車5をレール1の上面に維持するための降下防止板7を、滑車5の直前の位置にてレール1に沿う水平な状態で吊下パイプ2に固定する。レール1より下部の位置にて吊下パイプ2に、進行方向に突出した部品を固定して、前部をレール1の高さの半分位まで上向きに曲げた進行ガイド8を設ける。尚、レール1の任意の位置の下部に、レールの半分位の高さで任意の長さの欠陥部を設けて、ガイド8を待避させ、滑車5の進行を逆方向に180°転向する事ができる。
請求項2の実施例は図3が示すように、スライド棒9を吊下パイプ2の下部に挿入して、直角方向に身体保持具10を装着したスライド棒9の下部が、直立した人の腰の辺に相当する様に決め、吊下パイプ2に止金11を設けてスライド棒9の突起12に係留し、障害者を身体保持具10に完全に装着して、直立状態でも倒れるれ恐れがなく、安心して施設内の移動や歩行訓練が出来る様に構成する。又、吊下パイプ2に係留した止金11を外し、スライド棒9を降下して椅子に腰掛け得る位置で、身体保持具10を固定し、障害者が安心して自由に、歩行したり椅子に腰掛けられる様に構成する。
請求項3の実施例は図4が示すように、滑車5を接続した吊下パイプ2と進行ガイド8を、帯状鉄板13に固定して、進行方向の反対側で帯状鉄板13を下方に曲げて垂下し、身体保持具10の後側中央に設けたスライド板14を帯状鉄板13に装着し、帯状鉄板13の下部に設けた突起12に、身体保持具10の後側に設けた止金11を係合すると、障害者が立って歩行することが出来、止金11を外して身体保持具10を降下すると、椅子に腰掛けられる様に構成する。
請求項1の実施例は図1が示すように、帯状鉄板のレール1を2個並立して、吊下パイプ2の直径と同程度の間隔に設定し、2個のレールを保持して、レールを跨ぐように逆U字形の結合板3を、上方から被せてレールを一体的に固定した軌条を、支持具4によって、適宜な間隔で建物の天井などに固定する。図2が示すように、吊下パイプ2の上部に滑車5を回動自在に装着して、2個のレール1の間に吊下パイプ2を吊下げ、その下部に方向指定レバー6を設け、滑車5の進行方向を変える時、滑車5をレール1の上面に維持するための降下防止板7を、滑車5の直前の位置にてレール1に沿う水平な状態で吊下パイプ2に固定する。レール1より下部の位置にて吊下パイプ2に、進行方向に突出した部品を固定して、前部をレール1の高さの半分位まで上向きに曲げた進行ガイド8を設ける。尚、レール1の任意の位置の下部に、レールの半分位の高さで任意の長さの欠陥部を設けて、ガイド8を待避させ、滑車5の進行を逆方向に180°転向する事ができる。
請求項2の実施例は図3が示すように、スライド棒9を吊下パイプ2の下部に挿入して、直角方向に身体保持具10を装着したスライド棒9の下部が、直立した人の腰の辺に相当する様に決め、吊下パイプ2に止金11を設けてスライド棒9の突起12に係留し、障害者を身体保持具10に完全に装着して、直立状態でも倒れるれ恐れがなく、安心して施設内の移動や歩行訓練が出来る様に構成する。又、吊下パイプ2に係留した止金11を外し、スライド棒9を降下して椅子に腰掛け得る位置で、身体保持具10を固定し、障害者が安心して自由に、歩行したり椅子に腰掛けられる様に構成する。
請求項3の実施例は図4が示すように、滑車5を接続した吊下パイプ2と進行ガイド8を、帯状鉄板13に固定して、進行方向の反対側で帯状鉄板13を下方に曲げて垂下し、身体保持具10の後側中央に設けたスライド板14を帯状鉄板13に装着し、帯状鉄板13の下部に設けた突起12に、身体保持具10の後側に設けた止金11を係合すると、障害者が立って歩行することが出来、止金11を外して身体保持具10を降下すると、椅子に腰掛けられる様に構成する。
施設内で転倒事故などを起すと、例え、利用者に事故発生の不注意があっても、介護職員や施設管理者は、施設内の安全管理の責任を強く問われる。介護施設は利用者5人に対して1人の介護職員を必要とする規定があって、無闇に利用者数を増やすと人件費が増大し、又、利用者が少ないと施設の運営が苦しくなるが、施設内で障害者の機能回復の訓練を行う場合には、転倒防止のために、介護職員が障害者を1対1で介護する必要が多いので、現実に介護施設では規定数よりも余分に職員を確保する事が多い。更に、外部の道路では天候や事故の影響を受け易く、1対1で介護する場合を除き、人間の能力には限度があって、全員を看視出来ないのに、介護職員は絶えず安全確保のために看視する義務を強要される。
そこで、施設の内部に、段差や傾斜のある歩行路を設けて歩行訓練をすると、障害者も安心できる環境が実現し、職員は歩行者全員を看視し易くなって、個人的な付添い行為を減少し、職員は多数の障害者を同時に看視して、転倒を防ぎながら、個人看護も可能になって、施設内で安全を護り、障害者の機能回復訓練の効果を発揮するなど、この発明は、介護職員の職務を代行する装置を実現する。
そこで、施設の内部に、段差や傾斜のある歩行路を設けて歩行訓練をすると、障害者も安心できる環境が実現し、職員は歩行者全員を看視し易くなって、個人的な付添い行為を減少し、職員は多数の障害者を同時に看視して、転倒を防ぎながら、個人看護も可能になって、施設内で安全を護り、障害者の機能回復訓練の効果を発揮するなど、この発明は、介護職員の職務を代行する装置を実現する。
身障者や認知症老人の転倒や事故防止のため、利用者全員に介護職員が付添う事は事実上不可能と考えるから、介護職員に代る、障害者の転倒事故を防止する手段が要求される。この不倒歩行装置を施設の内部に設置すると、多数の障害者が同時にこの装置を使用し、転倒する恐れが無いから、安心して自主的に移動したり歩行練習を実行することが出来る。又、不倒歩行装置を使って、直立状態のまま膝を屈伸したり、体を上下動すると、散歩と同じ歩行運動の効果が大きい。更に、療法士が障害者をリハビリした後、自力か電動によるストレッチの様な、ケア行為に近い効果を発揮するマシンが実現する可能性が期待でき、リハビリ後に、障害者が不倒歩行装置を使って立ち上がり、自発的にマシンを活用すれば、「障害回復率の向上」を期待でき、障害者自身や介護業界にとって有益である。
尚、ベッドで休む時以外は、車椅子に腰掛けたままの障害者も、せめて、施設内では車椅子から離れて、不倒歩行装置を使って腰を屈伸したり、足に体重を掛ける運動を経験させると、有益な効果が期待できる。
尚、ベッドで休む時以外は、車椅子に腰掛けたままの障害者も、せめて、施設内では車椅子から離れて、不倒歩行装置を使って腰を屈伸したり、足に体重を掛ける運動を経験させると、有益な効果が期待できる。
1 レール
2 吊下パイプ
3 結合板
4 支持具
5 滑車
6 方向指定レバー
7 降下防止板
8 進行ガイド
9 スライド棒
10 身体保持具
11 止金
12 突起
13 帯状鉄板
14 スライド板
2 吊下パイプ
3 結合板
4 支持具
5 滑車
6 方向指定レバー
7 降下防止板
8 進行ガイド
9 スライド棒
10 身体保持具
11 止金
12 突起
13 帯状鉄板
14 スライド板
Claims (3)
- 介護施設の床から数m上方に、2個のレールを、吊下パイプの直径と同じ間隔で、逆U字形の結合板で固定した軌条を配設し、2個のレールの間に、上部に滑車を回動自在に装着した吊下パイプを吊下げて、その下部に方向指定レバーを設ける。レールより下部の位置にて吊下パイプに、進行方向に突出して前部を上向きに曲げた進行ガイドを設け、又、レールの下側に欠陥部を設けて、滑車を逆方向に転向する。
- 身体保持具を直角方向に装着したスライド棒を、吊下パイプの下部に挿入し、スライド棒の下部が、直立した人の腰の辺に相当する様に設定して、吊下パイプに止金を設けてスライド棒を係留し、身障者を保持具に完全に装着して、直立状態でも倒れるれ恐れがなく、移動や歩行訓練が出来る様に構成する。又、スライド棒から止金を外すと、身体保持具が降下し椅子に腰掛けられる位置で、身体保持具が保持され、身障者が椅子に腰掛けられる様に構成する。
- 滑車を回動自在に装着した吊下パイプと、進行ガイドを共に帯状鉄板で固定して、進行方向の反対側にて帯状鉄板を下方に垂下し、身体保持具の中央部に帯状鉄板に係合するスライド板を設けて、直立した人の腰の辺に相当する位置で、身障者を保持具に装着し、歩行や腰掛けられる様に構成する。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005330800A JP2007111458A (ja) | 2005-10-18 | 2005-10-18 | 不倒歩行装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005330800A JP2007111458A (ja) | 2005-10-18 | 2005-10-18 | 不倒歩行装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2007111458A true JP2007111458A (ja) | 2007-05-10 |
Family
ID=38094165
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2005330800A Pending JP2007111458A (ja) | 2005-10-18 | 2005-10-18 | 不倒歩行装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2007111458A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN113116317A (zh) * | 2021-03-01 | 2021-07-16 | 屈在留 | 基于智能化的养老院用智能看护装置及其系统 |
CN114495682A (zh) * | 2022-03-07 | 2022-05-13 | 郑州大学 | 一种基于机器学习的老年人智能教育系统 |
-
2005
- 2005-10-18 JP JP2005330800A patent/JP2007111458A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN113116317A (zh) * | 2021-03-01 | 2021-07-16 | 屈在留 | 基于智能化的养老院用智能看护装置及其系统 |
CN113116317B (zh) * | 2021-03-01 | 2023-04-25 | 上海海阳大健康产业集团股份有限公司 | 基于智能化的养老院用智能看护装置及其系统 |
CN114495682A (zh) * | 2022-03-07 | 2022-05-13 | 郑州大学 | 一种基于机器学习的老年人智能教育系统 |
CN114495682B (zh) * | 2022-03-07 | 2023-08-15 | 郑州大学 | 一种基于机器学习的老年人智能教育系统 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
EP3188632B1 (en) | Bathroom safety devices | |
US4418792A (en) | Pool ladder | |
US6742523B2 (en) | Ambulator and gait harness system | |
Nelson et al. | Technology to promote safe mobility in the elderly | |
JP2009207858A (ja) | 自立生活運動支援用車椅子 | |
US20210137768A1 (en) | Fall arresting lift machine | |
US20170087392A1 (en) | Fall prevention system for peripatetic persons | |
KR100623417B1 (ko) | 노인 및 재활환자의 보행 보조 장치 | |
CN104000707A (zh) | 一种辅助行走吊架 | |
US20180133094A1 (en) | Medical transporter | |
US7291097B1 (en) | Ambulatory patient support mechanism | |
US5156176A (en) | Stabilized walker device | |
JP2007111458A (ja) | 不倒歩行装置 | |
JP2012011161A (ja) | 介護リハビリ住宅システム | |
JP2019535380A (ja) | バスタブ用の入浴プラットフォーム | |
KR20190022222A (ko) | 운동 보조 기구를 구비하는 건강침대 시스템 | |
US10492647B2 (en) | Bath plug device | |
JP4037727B2 (ja) | ベッド用手摺 | |
US20130226046A1 (en) | J Walker Rehabilitation "Learn To Walk Again" System | |
JP2014176512A (ja) | 患者のツーウェイコールシステム | |
KR200420149Y1 (ko) | 장애인 및 환자 이동장치 | |
KR102374728B1 (ko) | 탈부착형 낙상방지 침대 보조손잡이 | |
TWM560909U (zh) | 助行器 | |
Fadem | Mechanical Falls | |
CN219049329U (zh) | 康养站立床 |