JP2007109521A - 加熱コイル - Google Patents

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Abstract

【課題】開閉可能な加熱コイルの開閉面での接触信頼性を高め、かつ加熱現場での作業性を向上する。
【解決手段】半円弧状のコイル導体2の一端にヒンジ接点部材3を接合し他端に開閉接点部材4を接合して半巻きのコイル部材1を形成し、このコイル部材1を2個1組として向かい合わせ、ヒンジ接点部材同士を絶縁部材を介して重ね合わせ、また開閉接点部材同士を直に重ね合わせて1巻き分のコイルを構成する。そして、ヒンジ接点部材3にヒンジ軸を挿通する一方、開閉接点部材4にねじ部材10を設け、コイル部材1をヒンジ軸を支点に開閉可能とするとともに、重ね合わせた開閉接点部材4をねじ部材10で互いに締め付けるようにする。
【選択図】 図1

Description

この発明は、長尺の棒状体の誘導加熱、特に土木建築の工事現場での鉄筋の誘導加熱接合に用いられる加熱コイルに関する。
加熱コイルとして、コイル導体をらせん状に巻いたいわゆるソレノイドコイルが一般に知られている。しかし、ソレノイドコイルはらせん巻きのため加熱ムラが生じやすく、特にコイル両端で加熱が不均一になる。また、コイルが全周で閉じているため被加熱物をコイル端面から抜き差ししなければならず、被加熱物が鉄筋のように長尺の場合は作業性が悪い。
このような問題に対応する加熱コイルとして、特許文献1に記載された加熱誘導子がある。この加熱誘導子は、1組の半円弧状導体部材間に絶縁部材を挟んで形成した加熱誘導子の両端部に外周方向に突出するリード接点部を形成して一方側の構成部材とし、この一方側の構成部材の円中心に対して他方側の半円弧状加熱誘導子を180度の位置に対向配置し、リード接点部の所定箇所を接続することにより、略円筒状の2ターン加熱誘導子を構成したものである。
特開平7―249484号公報
ところが、特許文献1の加熱誘導子は、リード接点部の接続が半円弧状加熱誘導子の開閉方向に垂直な面でリード接点部同士を突き合わせる、いわゆる突き合わせ接触になっている。しかし、このような突き合わせ接触は、接点ごとに締め付け部材が必要であり、仮にまとめて締め付けようとする場合には、対向接触面を高精度に平坦加工するとともに、各接触面を同一面にし、かつ強力に締め付けないと適切な接触が得られない。そのため、高度の加工・組立精度と強力な締付け部材を必要とする。また、半円弧状導体部材の両端でリード接点部を接続しなければならないため接続箇所が多く、加熱現場での作業性が悪いという問題がある。
そこで、この発明の課題は、加熱コイルを開閉可能な構造とするとともに、開閉接触面での接触信頼性を高め、かつ加熱現場での作業性を向上することにある。
上記課題を解決するために、請求項1の発明は、半円弧状のコイル導体の一端にヒンジ接点部材を接合し他端に開閉接点部材を接合して半巻きのコイル部材を形成し、このコイル部材を2個1組として向かい合わせ、前記ヒンジ接点部材同士を絶縁部材を介して重ね合わせ、また前記開閉接点部材同士を直に重ね合わせて1巻き分のコイルを構成するとともに、前記ヒンジ接点部材にヒンジ軸を挿通する一方、前記開閉接点部材に重ね合わせ方向に加圧する加圧機構を設け、前記コイル部材を前記ヒンジ軸を支点に開閉可能とするとともに、重ね合わせた前記開閉接点部材を前記加圧機構により互いに加圧接触させるようにするものである。
請求項1の発明は、2個1組で1巻き分のコイルを構成する半円弧状のコイル導体をヒンジ軸を介して開閉可能に連結するとともに、開閉端の接点部材(開閉接点部材)をコイル開閉方向と平行な面(ヒンジ軸に垂直な面)で重ね合わせて接触させるものである。重ね合わせ接触は突き合わせ接触に比べて接触性が良好となり、特に複数の接点を接触させる場合は、すべての接点において均等で良好な接触が得られる。また、コイル部材は一端をヒンジ軸で連結したまま開閉可能なので、被加熱物の挿入時の作業性が良好である。
請求項2の発明は、請求項1の発明において、前記ヒンジ接点部材及び開閉接点部材の各々の重ね合わせ面に階段状の切欠を互い違いに設け、前記ヒンジ接点部材同士及び開閉接点部材同士をそれぞれ重ね合わせた状態で、前記1組のコイル部材が前記ヒンジ軸に垂直な同一平面内に位置するようにするものである。請求項2の発明によれば、1組のコイル部材を同一平面内に位置させることにより、コイル電流を被加熱物の軸方向に垂直な同一平面内で流すことができ、加熱ムラのない均一な加熱が可能になる。
請求項3の発明は、請求項1又は請求項2の発明において、前記1巻き分のコイルを複数個重ね合わせ、それらの前記開閉接点部材間に絶縁部材を挿入するとともに、前記複数個のコイルの前記ヒンジ接点部材に共通の前記ヒンジ軸を挿通し、かつこのヒンジ軸に互いに隣接する前記コイルの前記ヒンジ接点部材同士を加圧機構により加圧接触させて複数巻きのコイルを構成するものである。このように、1巻のコイルを複数個重ね合わせることにより容易に複数巻きのコイルを構成することができ、かつコイル同士はヒンジ軸方向に垂直な平面内において互いに平行になるので、被加熱物に加熱ムラを生じさせることなく、またコイル両端においても均一な加熱を実現することができる。
請求項4の発明は、請求項3の発明において、隣接する2個の前記半巻きのコイル部材を対にして、これら2個の半巻きのコイル部材の前記開閉接点部材の切欠を互いに反対側の面に設け、向かい合って2巻きのコイルを構成する各対の前記半巻きのコイル部材の前記開閉接点部材がそれぞれ凹形状と凸形状とを形成して互いに重なり合うようにするものである。
請求項4の発明によれば、隣接する半巻きのコイル部材を2個対にして、各対の開閉接点部材にそれぞれ凹形状と凸形状とを形成させることにより、開閉接点部材の互い違いの切欠を1巻分のコイルごとに噛み合せる場合に比べ噛合わせの数が少なくなり、コイルの開閉が円滑になるとともに、凸側の開閉接点部材を凹側の開閉接点部材で抱き込むことにより接触性がより良好になる。凹側開閉接点の凹部の間隔を凸側開閉接点の凸部の厚さより狭くすれば、開閉接点自身が加圧機構を構成する。
請求項5の発明は、請求項1〜請求項4のいずれかの発明において、前記ヒンジ接点部材の両側に、マッチングトランス接続部材を重ねて設けるとともに、前記ヒンジ軸を前記ヒンジ接点部材及びマッチングトランス接続部材に共通に挿通するものである。
負荷(加熱コイル)側に電源側から電力を効率よく供給するために、両者のインピーダンスを整合させるマッチングトランスが通常用いられるが、請求項5の発明によれば、このマッチングトランスの接続部材をヒンジ接点部材の両側に設けることにより、マッチングトランスを接続したままコイルを開閉することが可能となり作業性が良好になる。
請求項6の発明は、請求項1〜請求項4のいずれかの発明において、前記コイル導体をパイプ材で構成するとともに、前記ヒンジ接点部材及び開閉接点部材に前記パイプ材の中空部に通じる通水穴を設け、この通水穴及び前記中空部に冷却水を通流させるようにするものである。これにより、コイル導体、ヒンジ接点部材及び開閉接点部材を水冷することができる。なお、請求項5の発明により、マッチングトランス接続部材を設けた場合には、このマッチングトランス接続部材にヒンジ接点部材の通水穴に通じる通水穴を設け、冷却水をマッチングトランス接続部材を介してコイル部材に通水する。
請求項7の発明は、請求項6の発明において、複数巻きのコイルを構成した場合に、1巻き目のコイルにおける一方側の前記半巻きコイル部材に給水した冷却水を同側の前記半巻きのコイル部材に順次通水し、次いでこの冷却水を可撓性のチューブを介して前記1巻き目のコイルにおける他方側の前記半巻きコイル部材に導いた後、同側の前記半巻きのコイル部材に順次通水するようにするものである。
コイルの開閉に伴って位置関係が変わる部材間の通水路には可撓性のチューブを用いる必要があるが、複数巻きのコイルの場合、1巻きごとに両側のコイル部材に通水すると、コイルの巻き数の数だけチューブの接続が必要になる。そこで、請求項7の発明は、複数巻きのコイルにおいて一方側のコイル部材に順次通水し、その後、他方側のコイル部材に順次通水するものである。これにより、一方側のコイル部材と他方側のコイル部材とを結ぶチューブは1本で済むようになる。
請求項8の発明は、請求項1〜請求項3のいずれかの発明において、同側の前記半巻きのコイル部材同士をそれぞれ絶縁性耐火物で被覆するものである。コイル内側の絶縁性耐火物は被加熱物の接触、落下による短絡防止になり、更に被加熱物からの輻射熱の反射を大きくできる。また、コイル外側の絶縁性耐火物は作業者の感電防止、外部への熱放射の防止の効果がある。
以上の通り、この発明によれば、開閉する半巻きのコイル部材間をコイル開閉方向と平行な面(ヒンジ軸に垂直な面)で重ね合わせて接触させことにより、コイルの巻数に関係なく1つの加圧機構により小さな締付け力で良好な接触性が得られ、またコイル部材を一端のヒンジ軸を支点にして開閉可能とすることにより作業性が良好となる。更に、ヒンジ接点部材同士及び開閉接点部材同士を互い違いの切欠を介して重ね合わせることにより、コイル電流を被加熱物の軸方向に垂直な平面内で平行に流し、加熱ムラのない均一な加熱を得ることができる。
以下、図1〜図8に基づいて、長尺の被加熱物、例えば鉄筋の接合部を誘導加熱する加熱コイルの実施の形態を説明する。まず、図1は加熱コイルの全体を示す斜視図、図2は同じく開いた状態の斜視図、図3は図1の4面図で、図3の(A)は平面図、(B)は側面図、(C)は下面図、(D)は背面図である。図示加熱コイルは4巻きコイルからなる水冷コイルで、図2に示すように一端を支点に開くようになっている。以下、その詳細構成について説明する。
図1〜図3において、1巻き分のコイルは、半巻きのコイル部材1が2個1組で向かい合わされて構成されている。そして、コイル部材1は、銅パイプからなる反円弧状の中空コイル導体2の一端に銅材からなるヒンジ側の接点部材(ヒンジ接点部材)3がロウ付けにより接合され、他端に同じく銅材からなる開閉側の接点部材(開閉接点部材)4が同様に接合されて形成されている。なお、図3(A)で特に明らかなように、ヒンジ接点部材3及び開閉接点部材4の内周面輪郭はコイル導体2に沿う円弧面として形成され、また2個1組として向かい合うヒンジ接点部材3,3の対向面間の隙間tはできるだけ狭く設定され、全体として1巻き分のコイルの円形が保たれるように配慮されている。
各1巻き分のコイルのヒンジ接点部材3,3同士は後述するように絶縁部材14(図4参照)を介して重ね合わされ、絶縁材製のヒンジ軸5(図3)が挿通されることにより、開閉可能に連結されている。重ねられたヒンジ接点部材3,3は閉じた状態(図1)で、ヒンジ接点側の加圧機構としての締め具6を用いてヒンジ軸5にねじ込まれる、絶縁スリーブ7a内に挿通されたねじ棒7(図5参照)により互いに締め付けられる。また、開閉接点部材4,4同士も閉じた状態(図1)で重ねられ、開閉接点側の加圧機構としての締め具8を図2に示す、開閉接点部材4および絶縁スリーブ10内に挿通された絶縁材製のボルト9にねじ込むことにより互いに締め付けられ、1組のコイル導体2,2間を導通する。
図4は、図1におけるコイル部分を拡大して示した分解斜視図で、2個(左右)1組のコイル部材1,1からなる1巻き分のコイルが上下4段に示されている。図4において、ヒンジ接点部材3及び開閉接点部材4の輪郭形状はいずれも左右対称であるが、重ね合わせ面は互い違いに切り欠かれている。すなわち、1段目のコイルについていえば、図4の左側のヒンジ接点部材3は、下面側に開閉方向に平行(ヒンジ軸に垂直)な重ね合わせ面を形成するように階段状の切欠11が設けられ、右側のヒンジ接点部材3には同様に上面側に切欠11が設けられている。一方、左側の開閉接点部材4には上面側に、また右側の開閉接点部材4には下面側に同様の切欠12が設けられている。ヒンジ接点部材3の切欠部には、ヒンジ軸5(図3)が挿通されるヒンジ穴13があけられている。
左右1組のコイル部材1,1は、ヒンジ接点部材3,3同士が環状の絶縁部材14を介して重ね合わされ、開閉接点部材4,4同士が直に重ね合わされて1巻き分のコイルを構成する。その場合、重ね合わせ面に設けられた互い違いの切欠11,12により、左右1組のコイル部材1,1は開閉面に平行な同一平面内に揃えられるようになっている。左右1組のコイル部材1,1からなる1巻き分のコイルは、隣接する開閉接点部材4,4間に絶縁部材15を挟んで4段に重ねられ、図5に示すようにヒンジ接点部材3に絶縁材製のヒンジ軸5が下側から挿入されるとともに、これにねじ込まれたねじ棒7を締め具6により締め上げることにより一体に締め付けられる。その際、ヒンジ接点部材3の両側には、銅材からなるマッチングトランス接続部材16が重ねて設けられ同時に締め付けられる。
なお、図4において、ヒンジ接点部材3の切欠11と反対側の面にはヒンジ穴13の周囲に、僅かな高さの環状のボス3aが一体形成されており、このボス3aは隣接部材との電気的接触と機械的摺動とを良好にしている。ボス3aの代わりに導電性のワッシャを挿入してもよい。
また、このボス3aをヒンジ接点部材3の外側に設けると、各コイル間を渡る電流の通路となるボス3aがワークに対面する部分から離れるので、この渡り電流のワークを通過する磁束への影響が小さくなるため、ワークを通過する磁束の分布がより均一となりワークを均一に加熱することができるようになる。
図1の閉じた状態において、すでに述べたように開閉接点部材4,4同士はこれらに挿通されたボルト9と締め具8とにより互いに締め付けられるが、そのために図4において左側の開閉接点部材4にはU字状の切欠17が設けられ、右側の開閉接点部材4にはボルト9を挿通する通し穴18が設けられている。左側の開閉接点部材4は切欠17を介してボルト9に出入りし(図2参照)、左右の開閉接点部材4,4の閉じた状態ではボルト9は切欠17と通し穴18とに共通に挿通される。
ここで、図4において、4段の1巻き分コイルは、隣接する2個のコイル部材1を対にして、つまり1段目と2段目及び3段目と4段目とをそれぞれ対にして、これらの2個のコイル部材1の開閉接点部材4の切欠12を互いに反対側に設けている。すなわち、1段目と2段目のコイル部材1についていえば、1段目の左側の開閉接点部材4の切欠12は上面側であるのに対し、2段目の左側の開閉接点部材4の切欠12は下面側である。また、これらの切欠12と互い違いになる右側の切欠12は、1段目が下面側に2段目が上面側に設けられている。上下で対になる2個の開閉接点部材4,4同士は、各2本の絶縁性のボルト19により結合されている。このときボルト19は、通水口25に設けたOリング(図示せず)を所定の量以上変形させる分だけ締め付ければよい。なお、これら2対(4個)のコイル部材1は、隣接する2段目と3段目のヒンジ接点部材3,3同士が各2本のボルト20で一体的に締め付けられ、結果として4個のコイル部材1が左右独立にそれぞれ一体化されている。
上に述べたように、隣接する2個のコイル部材1を対にして、開閉接点部材4の切欠12を互いに反対側の面に設けたことにより、図6に示すように、向かい合う各対の開閉接点部材4,4の重なり面は、それぞれ凹形状(図6の左側)及び凸形状(同右側)を形成して図7に示すように重なり合う。上下4個の開閉接点部材4の切欠12をすべて同じ側に設けた場合には、左右の開閉接点部材4が噛合う数が4個になるのに対し、図示の場合には図1に示すように2個にまとめられ、これによりコイルの開閉(噛合わせ)が円滑になるとともに、凸側の開閉接点部材4を凹側の開閉接点部材4が抱き込むように噛合うため接触性がより良好になる。
そして、この場合、凹形状となる開閉接点部材4,4の凹部の間隔を、凸形状の開閉接点部材4,4の凸部の厚さより少し小さくなるようにしておくと、両方の開閉接点部材の凹凸を噛み合わせた際、締り嵌めとなって、開閉接点部材自身が加圧機構となり、開閉接点部材が相互に良好に加圧接触されようになる。したがって、このようにした場合は、必ずしも締め具8等の特別な加圧機構は必要なくなる。なお、開閉接点部材4,4の凹部の間隔を開閉接点部材4,4の凸部の厚さより小さくする方法としては、それぞれの切欠12の厚さを変えることでも可能であるが、絶縁部材15の材質や厚さを変えることでも可能である。例えば、凸形状の開閉接点部材4,4の間の絶縁部材15には硬い材質の絶縁部材を使用し、凹形状の開閉接点部材4,4の間の絶縁部材15には軟らかい材質の絶縁部材を使用することにより、開閉接点部材4の形状を変更することなく、開閉接点部材4,4の凹部の間隔を開閉接点部材4,4の凸部の厚さより少し小さくすることができる。
なお、この実施例においては、開閉接点側の加圧機構として、ねじ込み式の締め具8や締り嵌め式を例に挙げて説明しているが、加圧機構はこれに限るものではなく、例えば、コの字型締め付け部材、クランプレバー、バネなどでもよい。さらに工場内などで使用する場合は、エアーシリンダで加圧接触させるようにしてもよい。
また、ヒンジ接点側の加圧機構として、ねじ込み式の締め具6を例に挙げて説明しているが、加圧機構はこれに限るものではなく、例えば、コの字型締め付け部材、クランプレバー、バネ、エアーシリンダなどで加圧接触させるようにしてもよい。
図4において、電流は破線矢印で示すように流れる。すなわち、図示しないマッチングトランスの一方の出力端子から、上部マッチングトランス接続部材16に入力された電流は、1段目の左側のコイル部材1におけるヒンジ接点部材3→コイル導体2→開閉接点部材4→1段目の右側のコイル部材1における開閉接点部材4→コイル導体2→ヒンジ接点部材3の経路で1段目の1巻き分のコイルを流れ、次いでこの1段目のコイル部材のヒンジ接点部材3のボス3aから2段目の左側のコイル部材1におけるヒンジ接点部材3へ渡り、このヒンジ接点部材3→コイル導体2→開閉接点部材4→2段目の右側のコイル部材1における開閉接点部材4→コイル導体2→ヒンジ接点部材3の経路で2段目の1巻き分のコイルを流れる。以下、同様に3段目及び4段目のコイルを流れ、4段目の右側のコイル部材1におけるヒンジ接点部材4から下部マッチングトランス接続部材16を介してマッチングトランスの他方の出力端子に至る。
上記した通り、電流経路はソレノイドコイルと同様のらせん状に形成されるが、各段のコイルのワークと対向して近接する加熱部分を流れる電流はいずれもコイル軸方向に垂直な平面内にあり、また互いに平行に流れる。従って、図示しない被加熱物に誘起される電流も被加熱物軸方向に垂直な平面内を互いに平行に流れ、その結果として被加熱物はムラなく均一に加熱される。
一方、図示加熱コイルは、冷却水の通水により冷却される水冷式である。それでは、次に冷却水の通水構成について説明する。図4において、上下のマッチングトランス接続部材16には、いずれにも左右2個の通水口21及び22があけられ、これらは内部で互いに通じている。1段目のコイルの左側のヒンジ接点部材3には通水口23があけられ、この通水口23は内部で中空のコイル導体2に通じている。また、1段目のコイルの左側の開閉接点部材4には図4の下面に通水口24があけられ、この通水口24は内部でコイル導体2に通じている。
同様に、2段目のコイルの左側の開閉接点部材4には図4の上面に通水口25があけられ、この通水口25は内部で中空のコイル導体2に通じている。また、2段目のコイルの左側のヒンジ接点部材3には通水口26があけられ、この通水口26は内部でコイル導体2に通じている。このようにして、3段目のコイルの左側のヒンジ接点部材2及び開閉接点部材4にはそれぞれ通水口27及び28があけられ、4段目のコイルの左側の開閉接点部材4及びヒンジ接点部材2にはそれぞれ通水口29及び30があけられている。
上記通水口23〜30は左側の4段のコイル部材1のものであるが、同様に右側の4段のコイル部材1も通水口31〜38があけられている。そして、上部マッチングトランス接続部材16の通水口22とヒンジ接点部材3の通水口23との間、ヒンジ接点部材3の通水口30と31との間及びヒンジ接点部材3の通水口38と下部マッチングトランス接続部材16の通水口21との間は、それぞれ可撓性のチューブ39〜41を用いて接続されている。チューブ39〜41は、図1〜図3に具体的に示されている。
このような通水構成において、冷却水は図4に実線矢印で示すように上部マッチングトランス接続部材16の一方の通水口21から給水され、他方の通水口22→チューブ39→通水口23→コイル導体2→通水口24→通水口25→コイル導体2→通水口26→通水口27→コイル導体2→通水口28→通水口29→コイル導体2→通水口30の経路で流れ、これにより左側の4段のコイル部材1を冷却する。次いで、通水口30→チューブ40→通水口31→コイル導体2→通水口32→通水口33→コイル導体2→通水口34→通水口35→コイル導体2→通水口36→通水口37→コイル導体2→通水口38→チューブ41→下部マッチングトランス接続部材16の一方の通水口21→他方の通水口22の経路で流れ、これにより右側の4段のコイル部材1を冷却する。
上記した通水は、1段目(1巻き目)の一方側(左側)のコイル部材1に給水した冷却水を同じ側のコイル部材1に4段目まで順次通水し、次いでこの冷却水を可撓性のチューブ40を介して他方側(右側)の1段目のコイル部材1に導いた後、右側のコイル部材1に4段目まで順次通水するものである。チューブ40はコイルの開閉に伴って位置関係が変わる部材間、図4では4段目の左側のヒンジ接点部材3と1段目の右側のヒンジ接点部材2との間を可撓的に接続するもので、図示構成とすることにより、左右のコイル部材1,1間を接続するチューブは1本(チューブ40)で済む。
これに対し、1巻き(1段)ごとに左右両側のコイル部材1に通水しながら4段のコイルに順次通水すると、1段ごとに左右の開閉接点部材4,4間をチューブで接続することになり、結局4本のチューブを必要とする。チューブの本数が増えると構造が複雑になるばかりでなく、開閉接点部材4,4間をチューブで接続すると、被加熱物を挿入する際にチューブを外す必要が生じ作業性が悪くなる。
ところで、図4において、ヒンジ接点部材3の両側にマッチングトランス接続部材16が重ねられ、冷却水はマッチングトランス接続部材16を介してコイル部材1に給水されている。加熱コイルにはマッチングトランスを介して高周波電源から給電されるが、その場合、図示のようにヒンジ接点部材3の両側に、固定部材としてのマッチングトランス接続部材16を設け、このマッチングトランス接続部材16に図示しないマッチングトランスの2次側端子を接続すれば、チューブ39,41の可撓性を活かしてマッチングトランスを接続したままコイルの開閉ができ作業性がよくなる。ちなみに、固定側のマッチングトランスを直接にヒンジ接点部材3に接続すると、コイルの開閉の際に、マッチングトランスの接続を外さなければならない。
図3において、上部マッチングトランス接続部材16の通水口21及び下部マッチングトランス接続部材16の通水口22には、銅パイプからなる入力端子42がそれぞれロウ付けされ、入力端子42の接続端部にはカプラ43の一方側(オス側)が取り付けられている。また、図示しないマッチングトランス2次コイルの銅パイプからなる出力端子44の接続端部には、カプラ43の他方側(メス側)が取り付けられている。そこで、端子42と44とはカプラ43を介して電気的及び機械的に接続される。
ここで、マッチングトランスの2次コイルも水冷式で、その2次コイルを通過した冷却水は図3(B)に矢印で示すように、加熱コイルに共通に供給されるようになっている。なお、部材45は図示しないマッチングトランスに固定するための取付台で、上部マッチングトランス接続部材16にボルト46で固定され、ねじ棒7は取付台45を貫通してヒンジ軸5(図5)にねじ込まれている。
図8は、図1の加熱コイルの左側のコイル部材同士及び右側のコイル部材同士をそれぞれ絶縁性耐火物47で被覆した状態を示すものである。このように被覆することにより、被加熱物の接触、落下等による短絡事故や作業者の感電事故を防止できるとともに、被加熱物からの輻射熱の反射を大きくし、また外部への熱放射を少なくして加熱効率を高めることができる。
図示加熱コイルを用いて被加熱物を加熱するには、ヒンジ接点部材2及び開閉接点部材4の締付けを緩めて、ヒンジ軸5を支点に左右のコイル部材1を図2に示すように開き、被加熱物、例えば鉄筋を挿入した後、図1に示すようにコイルを閉じてヒンジ接点部材2及び開閉接点部材4の締め付け、連続して給水の行われている入力端子42から通電を行う。
図示加熱コイルによれば、ヒンジ接点部材3及び開閉接点部材4をコイル開閉方向と平行な面(ヒンジ軸5に垂直な面)で重ね合わせて接触させるため、接触性が良好であり、またコイル導体2がヒンジ軸5に対して締付け方向に容易に撓むので、小さな締付け力で大きな接触圧力が得られる。また、コイル部材1は一端をヒンジ軸5で連結したまま開閉できるので、両端とも分離するものに比べて被加熱物の挿入作業性が良好である。更に、各段のコイルは左右のコイル部材1がコイル軸方向に垂直な同一平面内に位置するため、コイル電流を被加熱物の軸方向に垂直な平面内で平行に流すことができ、加熱ムラのない均一な誘導加熱が得られる。
なお、図示実施の形態では4巻きコイルの例を示したが、巻き数はこれに限られるものではない。また、コイル部材1を2個対にすることにより形成する凹凸形状には若干のテーパを持たせることができ、それにより噛み合いがより円滑になる。
この発明の実施の形態を示す加熱コイルの閉じた状態の斜視図である。 図1の加熱コイルの開いた状態の斜視図である。 図1の加熱コイルの4面図で、(A)は平面図、(B)は側面図、(C)は下面図、(D)は背面図である。ある。 図1の加熱コイルのコイル部分を拡大して示す分解斜視図である。 図1におけるヒンジ軸の拡大縦断面斜視図である。 図1の加熱コイルにおける2巻き分のコイルの開いた状態の斜視図である。 図1の加熱コイルにおける2巻き分のコイルの閉じた状態の斜視図である。 図1の加熱コイルのコイル部分を絶縁性耐火物で被覆した状態を示す斜視図である。
符号の説明
1 コイル部材
2 コイル導体
3 ヒンジ接点部材
4 開閉接点部材
5 ヒンジ軸
11 切欠
12 切欠
13 ヒンジ穴
14 絶縁部材
15 絶縁部材
16 マッチングトランス接続部材
39 チューブ
40 チューブ
41 チューブ
43 カプラ
47 絶縁性耐火物

Claims (8)

  1. 半円弧状のコイル導体の一端にヒンジ接点部材を接合し他端に開閉接点部材を接合して半巻きのコイル部材を形成し、このコイル部材を2個1組として向かい合わせ、前記ヒンジ接点部材同士を絶縁部材を介して重ね合わせ、また前記開閉接点部材同士を直に重ね合わせて1巻き分のコイルを構成するとともに、前記ヒンジ接点部材にヒンジ軸を挿通する一方、前記開閉接点部材を重ね合わせ方向に加圧する加圧機構を設け、前記コイル部材を前記ヒンジ軸を支点に開閉可能とするとともに、重ね合わせた前記開閉接点部材を前記加圧機構により互いに加圧接触させるようにしたことを特徴とする加熱コイル。
  2. 前記ヒンジ接点部材及び開閉接点部材の各々の重ね合わせ面に階段状の切欠を互い違いに設け、前記ヒンジ接点部材同士及び開閉接点部材同士をそれぞれ重ね合わせた状態で、前記1組のコイル部材が前記ヒンジ軸に垂直な同一平面内に位置するようにしたことを特徴とする請求項1記載の加熱コイル。
  3. 前記1巻き分のコイルを複数個重ね合わせ、それらの前記開閉接点部材間に絶縁部材を挿入するとともに、前記複数個のコイルの前記ヒンジ接点部材に共通の前記ヒンジ軸を挿通し、かつこのヒンジ軸に互いに隣接する前記コイルの前記ヒンジ接点部材同士を加圧機構により加圧接触させて複数巻きのコイルを構成したことを特徴とする請求項1又は請求項2記載の加熱コイル。
  4. 隣接する2個の前記半巻きのコイル部材を対にして、これら2個の半巻きのコイル部材の前記開閉接点部材の切欠を互いに反対側の面に設け、向かい合って2巻きのコイルを構成する各対の前記半巻きのコイル部材の前記開閉接点部材がそれぞれ凹形状と凸形状とを形成して互いに重なり合うようにしたことを特徴とする請求項3記載の加熱コイル。
  5. 前記ヒンジ接点部材の両側にマッチングトランス接続部材を重ねて設けるとともに、前記ヒンジ軸を前記ヒンジ接点部材及びマッチングトランス接続部材に共通に挿通したことを特徴とする請求項1〜請求項4のいずれかに記載の加熱コイル。
  6. 前記コイル導体をパイプ材で構成するとともに、前記ヒンジ接点部材及び開閉接点部材に前記パイプ材の中空部に通じる通水穴を設け、この通水穴及び前記中空部に冷却水を通流させるようにしたことを特徴とする請求項1〜請求項4のいずれかに記載の加熱コイル。
  7. 前記複数巻きのコイルを構成した場合において、1巻き目のコイルにおける一方側の前記半巻きコイル部材に給水した冷却水を同側の前記半巻きのコイル部材に順次通水し、次いでこの冷却水を可撓性のチューブを介して前記1巻き目のコイルにおける他方側の前記半巻きコイル部材に導いた後、同側の前記半巻きのコイル部材に順次通水するようにしたことを特徴とする請求項6記載の加熱コイル。
  8. 同側の前記半巻きのコイル部材同士をそれぞれ絶縁性耐火物で被覆したことを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれかに記載の加熱コイル。
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