JP2007107919A - バーンイン装置及びその制御方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】装置の小型化を図ることのできるバーンイン装置及びその制御方法を提供する。
【解決手段】本発明に係るバーンイン装置は、バーンインボードが挿入される複数のスロットが配置され、周囲から熱的に遮断された、恒温槽と、前記恒温槽を第1のサブ恒温槽と第2のサブ恒温槽に分割しつつ、前記第1のサブ恒温槽と前記第2のサブ恒温槽との間で空気の移動が可能なように形成された、仕切壁であって、前記第1のサブ恒温槽と前記第2のサブ恒温槽には、それぞれ、前記複数のスロットのうちの少なくとも1つが配置されている、仕切壁と、前記第2のサブ恒温槽の空気を吸引して、前記第1のサブ恒温槽に送出するための、第1のブロアと、前記第1のサブ恒温槽の空気を吸引して、前記第2のサブ恒温槽に送出するための、第2のブロアと、を備えている。
【選択図】図1

Description

本発明は、バーンイン装置及びその制御方法に関し、特に、装置の小型化を図ることのできるバーンイン装置及びその制御方法に関する。
電子部品等のデバイスの初期不良を顕在化し、初期故障品の除去を行うためのスクリーニング試験の一種であるバーンイン(Burn-In)試験を行う装置として、バーンイン装置が知られている。このバーンイン装置では、被試験デバイス(Device Under Test)である電子部品を複数挿入したバーンインボードを恒温槽のチャンバ内に収容し、所定の電圧を印加して電気的ストレスを与えるとともに、恒温槽内部の空気を加熱して所定の温度の熱ストレスを与えることにより、初期不良を顕在化させる。
このようなバーンイン装置では、数時間から数十時間に亘る長時間のバーンイン試験が行われることから、試験効率を向上させるために、複数の被試験デバイスを1枚のバーンインボードに挿入するとともに、このバーンインボードを複数毎、バーンイン装置に収納して、バーンイン試験を行うのが一般的である。
このようなバーンイン装置においては、バーンイン試験を行っている間、恒温槽の内部温度の均一化を図る必要がある。すなわち、被試験デバイスの周辺温度である雰囲気温度を均一化することで、被試験デバイスを予め定められた目標温度にする必要がある。この目標温度は、被試験デバイスの種類や、試験内容により様々であるが、例えば、25℃、−55℃、−10℃、85℃、125℃、150℃などの温度がある。この目標温度で恒温槽内部を均一化するために、ブロアで恒温槽内部の空気を循環させることが行われている。
図1は、ブロアで恒温槽内部の空気を循環させるバーンイン装置500の内部構成を説明するブロック図である。この図1に示すように、バーンイン装置500は、断熱壁で囲われた恒温槽510を備えている。この恒温槽510の内部には、複数のバーンインボードBIBが格納される。
恒温槽510の図中左側には冷却槽520が形成されており、恒温槽510の図中上側には加熱槽530が形成されており、恒温槽510の図中右側には風速調整槽540が形成されている。加熱槽530の左側には、ブロア550が設けられており、このブロア550により、恒温槽510の空気を冷却槽520から吸い込み、加熱槽530と風速調整槽540とを経由して、再び、恒温槽510に戻る空気の循環が形成されている。
冷却槽520の内部には、クーラー560が設けられている。したがって、このクーラー560が稼働した場合、恒温槽510から吸い込まれた空気は、冷却槽520において冷却され、風速調整槽540から再び恒温槽510に排出されることとなる。
一方、加熱槽530の内部には、ヒーター570が設けられている。したがって、このヒーター570が稼働した場合、恒温槽510から吸い込まれた空気は、加熱槽530において加熱され、風速調整槽540から再び恒温槽510に排出されることとなる。
クーラー560の稼働/停止、及び、ヒーター570の稼働/停止は、恒温槽510の内部に設けられた温度センサ580で検出された温度に基づいて、制御される。この図1の例では、恒温槽510内に2カ所、温度センサ580が設けられており、この温度センサ580が検出した温度に基づいて、クーラー560が稼働されたり、停止されたりするとともに、ヒーター570が稼働されたり、停止されたりする。クーラー560とヒーター570のいずれを稼働するかは、設定された目標温度に基づいて決まることとなる。
しかし、図1に示したようなバーンイン装置500においては、恒温槽510内の風速のバラツキや、バーンインボードBIBを挿入するスロット位置などにより、スロット各段毎の温度を均一(例えば、目標温度の±3℃)にすることは困難である。
すなわち、恒温槽510内部の温度を均一に保つには、恒温槽510内部の発熱量に比例した大量の空気を循環させる必要が生じてしまう。しかも、風速のバラツキによっても、恒温槽510内部の温度に偏りが生じてしまう。
また、空気の循環を円滑にさせるため、冷却槽520、加熱槽530、風速調整槽540においても、空気流路を大きく確保し、空気が循環する際の圧力損失を可能な限り小さく抑える工夫をしている。しかし、大量の空気を循環させると、この圧力損失が大きくなってしまい、ブロア550も大型化してしまう。
ブロア550が大型化すると、このブロア550から発生する熱を冷却する必要が生じ、このために、クーラー560までもが大型化してしまう。このように、ブロア550やクーラー560が大型化すると、必然的に、バーンイン装置500が大型化してしまい、装置の小型化の要請に反することとなる。
このため、例えば、特開2000−304804号公報(特許文献1)では、各被試験デバイスの上面にヒートブロックを接触させ、被試験デバイス毎に直接、温度制御をする手法を提案している。しかし、この手法では、被試験デバイスと同数のヒートブロックを個別に用意し、かつ、個別に温度制御をする必要があり、部品点数が増加したり、制御が複雑になったりするという問題がある。また、被試験デバイスをバーンインボードに挿入する毎にヒートブロックも取り付ける作業を行う必要があり、さらには、その取り外し作業までもが必要となってしまう。この場合、この取り付け/取り外し作業自体を、自動挿抜機により自動化することも可能であるが、自動挿抜機の複雑化及び高額化は避けることができない。
特開2000−304804号公報
そこで本発明は、前記課題に鑑みてなされたものであり、装置の小型化を図ることのできるバーンイン装置及びその制御方法を提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、本発明に係るバーンイン装置は、
バーンインボードが挿入される複数のスロットが配置され、周囲から熱的に遮断された、恒温槽と、
前記恒温槽を第1のサブ恒温槽と第2のサブ恒温槽に分割しつつ、前記第1のサブ恒温槽と前記第2のサブ恒温槽との間で空気の移動が可能なように形成された、仕切壁であって、前記第1のサブ恒温槽と前記第2のサブ恒温槽には、それぞれ、前記複数のスロットのうちの少なくとも1つが配置されている、仕切壁と、
前記第2のサブ恒温槽の空気を吸引して、前記第1のサブ恒温槽に送出するための、第1のブロアと、
前記第1のサブ恒温槽の空気を吸引して、前記第2のサブ恒温槽に送出するための、第2のブロアと、
を備えることを特徴とする。
この場合、バーンイン装置は、
前記第1のサブ恒温槽の空気を加熱する第1のヒーターと、
前記第2のサブ恒温槽の空気を加熱する第2のヒーターと、
をさらに備えるようにしてもよい。
この場合、前記第1のブロアは、前記第2のサブ恒温槽から送出された空気を、前記第1のヒーターで加熱された後に吸引して、前記第1のサブ恒温槽に送出し、
前記第2のブロアは、前記第1のサブ恒温槽から送出された空気を、前記第2のヒーターで加熱された後に吸引して、前記第2のサブ恒温槽に送出するようにしてもよい。
或いは、前記第1のヒーターは、前記第1のサブ恒温槽の中央付近に設けられており、
前記第2のヒーターは、前記第2のサブ恒温槽の中央付近に設けられているようにしてもよい。
また、バーンイン装置は、
前記第1のサブ恒温槽の空気を冷却する第1のクーラーと、
前記第2のサブ恒温槽の空気を冷却する第2のクーラーと、
をさらに備えるようにしてもよい。
この場合、前記第1のブロアは、前記第2のサブ恒温槽から送出された空気を、前記第1のクーラーで冷却された後に吸引して、前記第1のサブ恒温槽に送出し、
前記第2のブロアは、前記第1のサブ恒温槽から送出された空気を、前記第2のクーラーで冷却された後に吸引して、前記第2のサブ恒温槽に送出するようにしてもよい。
この場合、前記第1のクーラーは、前記第1のサブ恒温槽の中央付近に設けられており、
前記第2のクーラーは、前記第2のサブ恒温槽の中央付近に設けられているようにしてもよい。
また、前記仕切壁は、前記恒温槽の幅方向に延びて形成されており、
前記仕切壁の幅方向両側の端部は、前記恒温槽を形成する側壁から離間して位置しており、
前記仕切壁の端部と前記側壁との間を通って、前記第1のサブ恒温槽と前記第2のサブ恒温槽との間で空気が移動するようにしてもよい。
この場合、前記仕切壁の背面側は、前記恒温槽を形成する後壁に取り付けられて、背面側からは、前記第1のサブ恒温槽と前記第2のサブ恒温槽との間で空気が自由に移動できないように構成されており、
前記仕切壁の正面側の端部は、前記恒温槽から前記バーンインボードを出し入れするためのドアを閉じた場合に、前記ドアと前記仕切壁との間を通って、前記第1のサブ恒温槽と前記第2のサブ恒温槽との間で空気が自由に移動できないように構成されているようにしてもよい。
本発明に係るバーンイン装置の制御方法は、
バーンインボードが挿入される複数のスロットが配置され、周囲から熱的に遮断された、恒温槽と、
前記恒温槽を第1のサブ恒温槽と第2のサブ恒温槽に分割しつつ、前記第1のサブ恒温槽と前記第2のサブ恒温槽との間で空気の移動が可能なように形成された、仕切壁であって、前記第1のサブ恒温槽と前記第2のサブ恒温槽には、それぞれ、前記複数のスロットのうちの少なくとも1つが配置されている、仕切壁と、
を備えるバーンイン装置の制御方法であって、
前記第2のサブ恒温槽の空気を吸引して、前記第1のサブ恒温槽に送出する工程と、
前記第1のサブ恒温槽の空気を吸引して、前記第2のサブ恒温槽に送出する工程と、
を備えることを特徴とする。
以下、図面を参照して、本発明の実施形態を説明する。なお、以下に説明する実施形態は、本発明の技術的範囲を限定するものではない。
〔第1実施形態〕
図2は、本発明の第1実施形態に係るバーンイン装置10の内部構成を説明するための正面から見たブロック図である。図3は、図1のバーンイン装置10におけるA−A’線断面図である。
これら図2及び図3に示すように、本実施形態に係るバーンイン装置10の内部には、断熱壁30で区画された空間により、恒温槽40が形成されている。この恒温槽40の内部には、複数のバーンインボードBIBが収納される。本実施形態の例では、バーンインボードBIBを支持するためのスロットSLが、12段×4組で配置されており、合計48枚のバーンインボードBIBを、この恒温槽40内に収納することが可能である。但し、この恒温槽40内に収納することの可能なバーンインボードBIBの枚数や、恒温槽40内におけるバーンインボードBIBの配置は、任意に変更可能である。つまり、スロットSLの数や配置は、任意に変更可能である。なお、これらのバーンインボードBIBとバーンイン装置10とにより、本実施形態に係る半導体試験装置が構成されている。
さらに、本実施形態においては、バーンインボードBIBは、キャリアラックCRごと、恒温槽40に収納される。すなわち、12段のバーンインボードBIBを格納したキャリアラックCRを、恒温槽40に収納することにより、12枚のバーンインボードBIBが各スロットSLに挿入される。したがって、本実施形態に係るバーンイン装置10には、4台のキャリアラックを収納することができることとなる。
但し、バーンインボードBIBをキャリアラックCRごと恒温槽40に収納するのではなく、バーンインボードBIBをキャリアラックCRから出して、バーンインボードBIBを直接、バーンイン装置10のスロットSLに挿入するようにしてもよい。
また、このバーンイン装置10には、ドア20が設けられており、ドア20を開状態にすることにより、バーンインボードBIBを恒温槽40から出し入れできるようになる。また、このドア20にも断熱材が組み込まれており、ドア20を閉状態にすることにより、周囲から熱的に遮断された空間である恒温槽40が構成される。
恒温槽40に収納されたバーンインボードBIBは、その背面側の端部が、それぞれ、エキステンションボード32に設けられているエッジコネクタ34に挿入され、電気的に、エキステンションボード32に接続される。このエキステンションボード32は、それぞれ、断熱壁30の後壁を貫通して、図示しないドライバボードに接続されている。ドライバボードは、バーンインボードBIBに挿入された被試験デバイスのテストをするのに必要な電源や駆動信号を、エキステンションボード32を介して、バーンインボードBIBに供給する。但し、バーンインボードBIBを、エキステンションボード32を介さずに、直接、ドライバボードに接続するようにしてもよい。
さらに、本実施形態においては、恒温槽40は、概略的には、仕切壁50により、上下2段に区分けされている。仕切壁50の上側が、上側恒温槽40Aを構成しており、仕切壁下側が、下側恒温槽40Bを構成している。
上側恒温槽40Aには、12段×2列=24個のスロットSLが配置されており、下側恒温槽40Bにも、12段×2列=24個のスロットSLが配置されている。但し、上側恒温槽40Aと下側恒温槽40Bとにおける、それぞれのスロットSLの配置個数は任意であり、少なくとも1つのスロットSLが上側恒温槽40Aに配置され、且つ、少なくとも1つのスロットSLが下側恒温槽40Bに配置されれば、足りる。
また、恒温槽40の図中右側には、第1の冷却加熱風速調整槽60Aが形成されており、恒温槽40の図中左側には、第2の冷却加熱風速調整槽60Bが形成されている。第1の冷却加熱風速調整槽60Aには、仕切壁50は形成されておらず、このため、恒温槽40の右側では、上側恒温槽40Aと下側恒温槽40Bとの間で空気が自由に移動できるようになっている。同様に、第2の冷却加熱風速調整槽60Bには、仕切壁50は形成されておらず、このため、恒温槽40の左側では、上側恒温槽40Aと下側恒温槽40Bとの間で空気が自由に移動できるようになっている。
すなわち、仕切壁50の幅方向両側の端部は、恒温槽40を形成する側壁から離間している。この仕切壁50の端部と、恒温槽40の側壁との間を隙間を通って、上側恒温槽40Aと下側恒温槽40Bとの間で、空気が移動するのである。
仕切壁50の背面側は、ブラケット52により、断熱壁30の後壁に取り付けられている。このため、仕切壁50の背面側では、仕切壁50と断熱壁30の後壁との間を通って、上側恒温槽40Aと下側恒温槽40Bとの間で空気が自由に移動できないように構成されている。
また、仕切壁50の正面側の端部は、ドア20を閉じた場合に、ドア20と極めて接近する位置まで延出している。すなわち、ドア20と仕切壁50との間は、空気がほとんど自由に移動できないように、仕切壁50が形成されている。このため、仕切壁50の正面側では、仕切壁50とドア20の間を通って、上側恒温槽40Aと下側恒温槽40Bとの間で、自由に空気が移動できないように構成されている。したがって、上側恒温槽40Aは、バーンイン装置10の幅方向に流れる空気の流路を形成する1つのダクトを構成し、下側恒温槽40Bも、バーンイン装置10の幅方向に流れる空気の流路を形成する1つのダクトを構成することとなる。
第1の冷却加熱風速調整槽60Aには、第1のブロア70Aと、第1のクーラー80Aと、第1のヒーター90Aとが設けられている。具体的には、第1の冷却加熱風速調整槽60Aにおける恒温槽40の上側に、第1のブロア70Aが設けられており、その恒温槽40の下側に、第1のクーラー80Aと第1のヒーター90Aとが設けられている。第1のブロア70Aは、断熱壁30に取り付けられている。
第1の冷却加熱風速調整槽60Aと同様に、第2の冷却加熱風速調整槽60Bには、第2のブロア70Bと、第2のクーラー80Bと、第2のヒーター90Bとが設けられている。但し、第1の冷却加熱風速調整槽60Aとは反対に、第2の冷却加熱風速調整槽60Bにおける恒温槽40の下側に、第2のブロア70Bが設けられており、その恒温槽40の上側に、第2のクーラー80Bと第2のヒーター90Bとが設けられている。第2のブロア70Bは、断熱壁30に取り付けられている。
本実施形態においては、第1のヒーター90Aと第2のヒーター90Bは、それぞれ、電熱線ヒーターにより構成されている。すなわち、第1のヒーター90Aと第2のヒーター90Bは、電源を供給されることにより発熱し、恒温槽40内の空気を加熱する。
また、バーンイン装置10の左側には、冷却コンプレッサ82が設けられており、この冷却コンプレッサ82から送出された冷却水が、第1のクーラー80Aと第2のクーラー80Bを通り、再び、この冷却コンプレッサ82に戻ってくる。第1のクーラー80Aと第2のクーラー80Bは、この冷却水の冷熱を、恒温槽40内の空気と熱交換することにより、恒温槽40内の空気を冷却する。
本実施形態においては、上側恒温槽40Aにおける、第1の冷却加熱風速調整槽60Aと、バーンインボードBIB収納空間との間は、2枚の通風板100A、100Bで仕切られている。また、上側恒温槽40Aにおける、第2の冷却加熱風速調整槽60Bと、バーンインボードBIB収納空間との間は、1枚の通風板100Cで仕切られている。
これと同様に、下側恒温槽40Bにおける、第2の冷却加熱風速調整槽60Bと、バーンインボードBIB収納空間との間は、2枚の通風板100D、100Eで仕切られている。また、下側恒温槽40Bにおける、第1の冷却加熱風速調整槽60Aと、バーンインボードBIB収納空間との間は、1枚の通風板100Fで仕切られている。
したがって、例えば、ヒーター90A、90Bが稼働している場合、ブロア70Aは、下側恒温槽40Bから空気を吸引するとともに、ヒーター90Aで加熱されたこの空気を、上側恒温槽40Aに送出することとなる。また、ブロア70Bは、上側恒温槽40Aから空気を吸引するとともに、ヒーター90Bで加熱されたこの空気を、下側ブロア60Bに送出することとなる。これにより、上側恒温槽40Aと下側ブロア60Bとの間で加熱された空気が循環することとなる。すなわち、上側恒温槽40A、第2の冷却加熱風速調整槽60B、下側恒温槽40B、第1の冷却加熱風速調整槽60A、上側恒温槽40Aの順に、加熱された空気が循環することにより、恒温槽40内の温度の均一化が図れる。
一方、クーラー80A、80Bが稼働している場合、ブロア70Aは、下側恒温槽40Bから空気を吸引するとともに、クーラー80Aで冷却されたこの空気を、上側恒温槽40Aに送出することとなる。また、ブロア70Bは、上側恒温槽40Aから空気を吸引するとともに、クーラー80Bで加熱されたこの空気を、下側ブロア60Bに送出することとなる。これにより、上側恒温槽40Aと下側ブロア60Bとの間で冷却された空気が循環することとなる。すなわち、上側恒温槽40A、第2の冷却加熱風速調整槽60B、下側恒温槽40B、第1の冷却加熱風速調整槽60A、上側恒温槽40Aの順に、冷却された空気が循環することにより、恒温槽40内の温度の均一化が図れる。
これらの説明から分かるように、恒温槽40内の空気をブロア70A、70Bを用いて循環させる場合には、上側恒温槽40Aは、下側恒温槽40Bにとって、送出した空気を戻すためのダクトとして機能し、反対に、下側恒温槽40Bは、上側恒温槽40Aにとって、送出した空気を戻すためのダクトとして機能する。
また、恒温槽40には、温度センサ110A〜110Dが設けられている。すなわち、上側恒温槽40Aには、温度センサ110A、110Bが設けられており、下側恒温槽40Bには、温度センサ110C、110Dが設けられている。
本実施形態においては、温度センサ110Aは、通風板100Aに取り付けられており、温度センサ110Bは、通風板100Bに取り付けられている。温度センサ110Cは、通風板100Eに取り付けられており、温度センサ110Dは、通風板100Fに取り付けられている。
ヒーター90A、90Bを稼働するか、停止するか、クーラー80A、80Bを稼働するか、停止するかは、制御ユニット120により制御される。すなわち、被試験デバイスの種類やテスト条件などに基づいて、様々な目標温度が設定される。この設定された目標温度になるように、制御ユニット120は、ヒーター90A、90Bとクーラー80A、80Bの駆動/停止を制御する。
例えば、目標温度が125℃の場合を想定すると、温度センサ110A、110Bの検出した温度が、目標温度より低い場合は、制御ユニット120は、上側恒温槽40Aの温度が目標温度より低いと判断して、ヒーター90Aを駆動し、温度センサ110A、110Bの検出した温度が、目標温度より高い場合は、制御ユニット120は、上側恒温槽40Aの温度が目標温度より高いと判断して、ヒーター90Aを停止する。同様に、温度センサ110C、110Dの検出した温度が、目標温度より低い場合は、制御ユニット120は、下側恒温槽40Bの温度が目標温度より低いと判断して、ヒーター90Bを駆動し、温度センサ110C、110Dの検出した温度が、目標温度より高い場合は、制御ユニット120は、下側恒温槽40Bの温度が目標温度より高いと判断して、ヒーター90Bを停止する。制御ユニット120がこのような制御をしている間、ブロア70A、70Bにより、上側恒温槽40Aと下側恒温槽40Bとの間で空気は循環するので、恒温槽40内部の空気の温度は、目標温度に極めて近い状態で均一に保たれることとなる。
また、目標温度が−10℃の場合を想定すると、温度センサ110A、110Bの検出した温度が、目標温度より高い場合は、制御ユニット120は、上側恒温槽40Aの温度が目標温度より高いと判断して、クーラー80Aを駆動し、温度センサ110A、110Bの検出した温度が、目標温度より低い場合は、制御ユニット120は、上側恒温槽40Aの温度が目標温度より低いと判断して、クーラー80Aを停止する。同様に、温度センサ110C、110Dの検出した温度が、目標温度より高い場合は、制御ユニット120は、下側恒温槽40Bの温度が目標温度より高いと判断して、クーラー80Bを駆動し、温度センサ110C、110Dの検出した温度が、目標温度より低い場合は、制御ユニット120は、下側恒温槽40Aの温度が目標温度より低いと判断して、クーラー80Bを停止する。制御ユニット120がこのような制御をしている間、ブロア70A、70Bにより、上側恒温槽40Aと下側恒温槽40Bとの間で空気は循環するので、恒温槽40内部の空気の温度は、目標温度に極めて近い状態で均一に保たれることとなる。
このように、本実施形態においては、上側恒温槽40Aと下側恒温槽40Bとを、制御ユニット120が別々に温度制御している。このため、上側恒温槽40Aの目標温度と下側恒温槽40Bの目標温度とを、異なるようにすることができる。例えば、上側恒温槽40Aの目標温度を125℃に設定し、下側恒温槽40Bの目標温度を150℃に設定することもできる。
以上のように、本実施形態に係るバーンイン装置10によれば、恒温槽40を上側恒温槽40Aと下側恒温槽40Bの2段に区分けして、ブロア70A、70Bを用いて、上側恒温槽40Aと下側恒温槽40Bとの間で空気を循環させることとしたので、従来必要であった送出した空気を戻すためのダクトが不要になり、装置の小型化を図ることができる。すなわち、上側恒温槽40Aから送出された空気を、下側恒温槽40Bをダクトとして用いて戻すこととし、下側恒温槽40Bから送出された空気を、上側恒温槽40Aをダクトとして用いて戻すこととしたので、別途、空気を戻すためのダクトを用意する場合と比べて、バーンイン装置10の小型化を図ることができる。
特に、図1で説明したようなバーンイン装置500と比べると、空気を戻すためのダクトの働きを有する加熱槽530を省くことができるので、バーンイン装置10の高さを低く抑えることができる。
また、恒温槽40を上側恒温槽40Aと下側恒温槽40Bに分割することで、空気の流路断面積が恒温槽40の半分になるので、循環させるべき空気の量が従来よりも少なくなり、ブロア70A、70Bの能力も、その分、小さくても足りるようになる。このため、ブロア70A、70Bの小型化を図ることができ、バーンイン装置10の小型化も図ることができる。
ブロア70A、70Bが小型化することにより、ブロア70A、70Bが両方で消費する電力も、大きな従来のブロア550で消費する電力より小さくなり、消費電力の低減を図ることができ、ひいては、バーンイン装置10のランニングコストの低減も図ることができる。
また、ブロア70A、70Bの発生する熱が、従来よりも少なくなり、クーラー80A、80Bの能力を高くする必要がなくなり、その意味でも、バーンイン装置10の小型化を図ることができる。
〔第2実施形態〕
第2実施形態は、上述した第1実施形態に係るバーンイン装置10において、クーラー80A、80Bとヒーター90A、90Bの設置位置を変更し、それぞれを、上側恒温槽40A、下側恒温槽40Bの中央付近に設置したものである。以下、上述した第1実施形態と異なる部分を説明する。
図4は、本発明の第2実施形態に係るバーンイン装置10の内部構成を説明するための正面から見たブロック図であり、上述した第1実施形態における図2に対応する図である。なお、この図4のA−A’線断面図は、上述した図3と同様である。
この図4に示すように、本実施形態に係るバーンイン装置10においては、恒温槽40の右側に第1の風速調整槽200Aが設けられており、恒温槽40の左側に第2の風速調整槽200Bが設けられている。
第1の風速調整槽200Aには、ブロア70Aが設けられており、第2の風速調整槽200Bには、ブロア70Bが設けられている。上側恒温槽40Aと下側恒温槽40Bにおける、第1の風速調整槽200Aと、バーンインボードBIB収納空間との間は、1枚の通風板210Aで仕切られている。また、上側恒温槽40Aと下側恒温槽40Bにおける、第2の風速調整槽200Bと、バーンインボードBIB収納空間との間は、1枚の通風板210Bで仕切られている。
したがって、ブロア70A、70Bが稼働すると、ブロア70Aにより、下側恒温槽40Bから吸い込まれた空気が、上側恒温槽40Aに送出されることとなり、ブロア70Bにより、上側恒温槽40Aから吸い込まれた空気が、下側恒温槽40Bに送出されることとなる。このように、本実施形態においては、上側恒温槽40A、第2の風速調整槽200B、下側恒温槽40B、第1の風速調整槽200A、上側恒温槽40Aの順に空気が循環し、恒温槽40内の温度の均一化が図られる。
上側恒温槽40Aの中央位置付近には、第1のクーラー80Aと第1のヒーター90Aとが設けられており、下側恒温槽40Bの中央位置付近には、第2のクーラー80Bと第2のヒーター90Bとが設けられている。換言すれば、上側恒温槽40Aの2つのキャリアラックCRの間に、第1のクーラー80Aと第1のヒーター90Aとが設けられており、下側恒温槽40Bの2つのキャリアラックCRの間に、第2のクーラー80Bと第2のヒーター90Bとが設けられている。
したがって、第1のクーラー80が稼働すると、上側恒温槽40Aの温度が下降し、第2のクーラー80Bが稼働すると、下側恒温槽40Bの温度が下降する。また、第1のヒーター90Aが稼働すると、上側恒温槽40Aの温度が上昇し、第2のヒーター90Bが稼働すると、下側恒温槽40Bの温度が上昇する。
例えば、目標温度が125℃の場合を想定すると、温度センサ110A、110Bの検出した温度が、目標温度より低い場合は、制御ユニット120は、上側恒温槽40Aの温度が目標温度より低いと判断して、ヒーター90Aを駆動し、温度センサ110A、110Bの検出した温度が、目標温度より高い場合は、制御ユニット120は、上側恒温槽40Aの温度が目標温度より高いと判断して、ヒーター90Aを停止する。同様に、温度センサ110C、110Dの検出した温度が、目標温度より低い場合は、制御ユニット120は、下側恒温槽40Bの温度が目標温度より低いと判断して、ヒーター90Bを駆動し、温度センサ110C、110Dの検出した温度が、目標温度より高い場合は、制御ユニット120は、下側恒温槽40Bの温度が目標温度より高いと判断して、ヒーター90Bを停止する。制御ユニット120がこのような制御をしている間、ブロア70A、70Bにより、上側恒温槽40Aと下側恒温槽40Bとの間で空気は循環するので、恒温槽40内部の空気の温度は、目標温度に極めて近い状態で均一に保たれることとなる。
また、目標温度が−10℃の場合を想定すると、温度センサ110A、110Bの検出した温度が、目標温度より高い場合は、制御ユニット120は、上側恒温槽40Aの温度が目標温度より高いと判断して、クーラー80Aを駆動し、温度センサ110A、110Bの検出した温度が、目標温度より低い場合は、制御ユニット120は、上側恒温槽40Aの温度が目標温度より低いと判断して、クーラー80Aを停止する。同様に、温度センサ110C、110Dの検出した温度が、目標温度より高い場合は、制御ユニット120は、下側恒温槽40Bの温度が目標温度より高いと判断して、クーラー80Bを駆動し、温度センサ110C、110Dの検出した温度が、目標温度より低い場合は、制御ユニット120は、下側恒温槽40Aの温度が目標温度より低いと判断して、クーラー80Bを停止する。制御ユニット120がこのような制御をしている間、ブロア70A、70Bにより、上側恒温槽40Aと下側恒温槽40Bとの間で空気は循環するので、恒温槽40内部の空気の温度は、目標温度に極めて近い状態で均一に保たれることとなる。
このように、本実施形態においては、上側恒温槽40Aと下側恒温槽40Bとを、制御ユニット120が別々に温度制御している。このため、上側恒温槽40Aの目標温度と下側恒温槽40Bの目標温度とを、異なるようにすることができる。例えば、上側恒温槽40Aの目標温度を125℃に設定し、下側恒温槽40Bの目標温度を150℃に設定することもできる。
以上のように、本実施形態に係るバーンイン装置10によっても、恒温槽40を上側恒温槽40Aと下側恒温槽40Bの2段に区分けして、ブロア70A、70Bを用いて、上側恒温槽40Aと下側恒温槽40Bとの間で空気を循環させることとしたので、従来必要であった送出した空気を戻すためのダクトが不要になり、装置の小型化を図ることができる。すなわち、上側恒温槽40Aから送出された空気を、下側恒温槽40Bをダクトとして用いて戻すこととし、下側恒温槽40Bから送出された空気を、上側恒温槽40Aをダクトとして用いて戻すこととしたので、別途、空気を戻すためのダクトを用意する場合と比べて、バーンイン装置10の小型化を図ることができる。
なお、本発明は上記実施形態に限定されず種々に変形可能である。例えば、上述した実施形態では、恒温槽40を幅方向に延びる仕切壁50で上下に分割したが、これを左右に分割してもよい。恒温槽40を左右に分割する場合には、仕切壁50を幅方向ではなく、上下方向に延びるように形成する必要がある。すなわち、恒温槽40を左右2つに分割する場合には、縦方向に1枚の仕切壁50を設ければよい。
また、上述した実施形態においては、バーンイン装置10は、クーラー80A、80Bと、ヒーター90A、90Bの双方を備えている例を説明したが、バーンイン装置10は必ずしもクーラー80A、80Bと、ヒーター90A、90Bの双方を備える必要はない。すなわち、バーンイン装置10は、クーラー80A、80Bを備えているが、ヒーター90A、90Bを備えていないようにしてもよいし、或いは、ヒーター90A、90Bを備えているが、クーラー80A、80Bを備えていないようにしてもよい。
従来のバーンイン装置の内部構成を説明するブロック図。 本発明の第1実施形態に係るバーンイン装置の内部構成を説明するブロック図。 図2のバーンイン装置におけるA−A’断面図。 本発明の第2実施形態に係るバーンイン装置の内部構成を説明するブロック図。
符号の説明
10 バーンイン装置
20 ドア
30 断熱壁
40 恒温槽
40A 上側恒温槽
40B 下側恒温槽
50 仕切壁
60A 第1の冷却加熱風速調整槽
60B 第2の冷却加熱風速調整槽
70A 第1のブロア
70B 第2のブロア
80A 第1のクーラー
80B 第2のクーラー
90A 第1のヒーター
90B 第2のヒーター
100A〜100F 通風板
110A〜110D 温度センサ
BIB バーンインボード
SL スロット
CR キャリアラック

Claims (10)

  1. バーンインボードが挿入される複数のスロットが配置され、周囲から熱的に遮断された、恒温槽と、
    前記恒温槽を第1のサブ恒温槽と第2のサブ恒温槽に分割しつつ、前記第1のサブ恒温槽と前記第2のサブ恒温槽との間で空気の移動が可能なように形成された、仕切壁であって、前記第1のサブ恒温槽と前記第2のサブ恒温槽には、それぞれ、前記複数のスロットのうちの少なくとも1つが配置されている、仕切壁と、
    前記第2のサブ恒温槽の空気を吸引して、前記第1のサブ恒温槽に送出するための、第1のブロアと、
    前記第1のサブ恒温槽の空気を吸引して、前記第2のサブ恒温槽に送出するための、第2のブロアと、
    を備えることを特徴とするバーンイン装置。
  2. 前記第1のサブ恒温槽の空気を加熱する第1のヒーターと、
    前記第2のサブ恒温槽の空気を加熱する第2のヒーターと、
    をさらに備えることを特徴とする請求項1に記載のバーンイン装置。
  3. 前記第1のブロアは、前記第2のサブ恒温槽から送出された空気を、前記第1のヒーターで加熱された後に吸引して、前記第1のサブ恒温槽に送出し、
    前記第2のブロアは、前記第1のサブ恒温槽から送出された空気を、前記第2のヒーターで加熱された後に吸引して、前記第2のサブ恒温槽に送出する、
    ことを特徴とする請求項2に記載のバーンイン装置。
  4. 前記第1のヒーターは、前記第1のサブ恒温槽の中央付近に設けられており、
    前記第2のヒーターは、前記第2のサブ恒温槽の中央付近に設けられている、
    ことを特徴とする請求項2に記載のバーンイン装置。
  5. 前記第1のサブ恒温槽の空気を冷却する第1のクーラーと、
    前記第2のサブ恒温槽の空気を冷却する第2のクーラーと、
    をさらに備えることを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれかに記載のバーンイン装置。
  6. 前記第1のブロアは、前記第2のサブ恒温槽から送出された空気を、前記第1のクーラーで冷却された後に吸引して、前記第1のサブ恒温槽に送出し、
    前記第2のブロアは、前記第1のサブ恒温槽から送出された空気を、前記第2のクーラーで冷却された後に吸引して、前記第2のサブ恒温槽に送出する、
    ことを特徴とする請求項5に記載のバーンイン装置。
  7. 前記第1のクーラーは、前記第1のサブ恒温槽の中央付近に設けられており、
    前記第2のクーラーは、前記第2のサブ恒温槽の中央付近に設けられている、
    ことを特徴とする請求項5に記載のバーンイン装置。
  8. 前記仕切壁は、前記恒温槽の幅方向に延びて形成されており、
    前記仕切壁の幅方向両側の端部は、前記恒温槽を形成する側壁から離間して位置しており、
    前記仕切壁の端部と前記側壁との間を通って、前記第1のサブ恒温槽と前記第2のサブ恒温槽との間で空気が移動する、
    ことを特徴とする請求項1乃至請求項7のいずれかに記載のバーンイン装置。
  9. 前記仕切壁の背面側は、前記恒温槽を形成する後壁に取り付けられて、背面側からは、前記第1のサブ恒温槽と前記第2のサブ恒温槽との間で空気が自由に移動できないように構成されており、
    前記仕切壁の正面側の端部は、前記恒温槽から前記バーンインボードを出し入れするためのドアを閉じた場合に、前記ドアと前記仕切壁との間を通って、前記第1のサブ恒温槽と前記第2のサブ恒温槽との間で空気が自由に移動できないように構成されている、
    ことを特徴とする請求項8に記載のバーンイン装置。
  10. バーンインボードが挿入される複数のスロットが配置され、周囲から熱的に遮断された、恒温槽と、
    前記恒温槽を第1のサブ恒温槽と第2のサブ恒温槽に分割しつつ、前記第1のサブ恒温槽と前記第2のサブ恒温槽との間で空気の移動が可能なように形成された、仕切壁であって、前記第1のサブ恒温槽と前記第2のサブ恒温槽には、それぞれ、前記複数のスロットのうちの少なくとも1つが配置されている、仕切壁と、
    を備えるバーンイン装置の制御方法であって、
    前記第2のサブ恒温槽の空気を吸引して、前記第1のサブ恒温槽に送出する工程と、
    前記第1のサブ恒温槽の空気を吸引して、前記第2のサブ恒温槽に送出する工程と、
    を備えることを特徴とするバーンイン装置の制御方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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