JP2007107401A - 火力発電施設のガス供給装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】ボイラーでの既存の燃料ガス燃焼設備を大きく改良せず、重油を使用しなくても保炎性が維持できる安価な代替ガスを供給可能な火力発電施設の燃料ガス供給装置を提供する。
【解決手段】汽力発電のボイラー4に製鉄所から種々の燃料ガスを供給して燃焼させる火力発電施設の燃料ガス供給装置であって、製鉄所のコークス炉1からボイラー4に接続されてコークス炉ガスであるCガスを供給するCOG供給手段12と、製鉄所の高炉2からボイラー4に接続されて高炉ガスであるBガスを供給するBFG供給手段14と、このBFG供給手段14から分岐してBガスを抽出して送り込むガス混合器15と、このガス混合器15に天然ガスを供給する副燃料供給手段16と、ガス混合器15からCOG供給手段12に接続させてBガスと天然ガスを混合して製造した代替Cガスを追加補給できる補給手段18とを備える。
【選択図】 図1

Description

本発明は、火力発電施設の燃料ガス供給装置に係り、より詳細には、火力発電所の蒸気タービンを高効率で運転するためにボイラーに燃料ガスを供給する火力発電施設の燃料ガス供給装置に関する。
従来、火力発電施設の燃料ガス供給装置は、例えば、火力発電所のガスタービンに燃料ガスを供給する際に用いられており、製鉄所からの種々の燃料ガスを混合し、ガスタービンの運転状況に合わせた燃料ガス量、発熱量として供給することで、このガスタービンを効率的に運転させる構造が知られている(例えば、特許文献1参照。)。
特開昭63−131835号公報 前述した構造による火力発電施設の燃料ガス供給装置の実施形態を、図2を参照して説明する。図2は、このようにガスタービンに燃料ガスを供給する従来の火力発電施設の燃料ガス供給装置の一実施形態を示す構成図である。
図2に示すように、従来の火力発電施設の燃料ガス供給装置は、火力発電所のガスタービンに燃料ガスを供給する際に用いており、ガスタービン6を有し、このガスタービン6に、製鉄所のコークス炉1、高炉2、転炉3よりそれぞれコークス炉ガス(Coke Oven Gas:以下、Cガスと称す。)、高炉ガス(Blast Furnace Gas:以下、Bガスと称す。)、転炉ガス(Linzer Donawitz Gas:以下、LDガスと称す。)を各々流入させて混合するガス混合器25を備え、このガス混合器25からガスタービン6に混合ガスを供給するように形成されている。
ここで、Cガス、Bガス、LDガスは、コークス炉1、高炉2、転炉3でそれぞれ発生し、燃料ガス配管20を介して燃料ガス使用工場5へ送られる。この際、燃料ガス配管20には、流量および発熱量を検出する検出部20aを複数装着し、この検出部20aで検出された高炉などからの燃料ガス発生量および発熱量と、燃料ガス使用工場5の燃料ガス消費量や燃料ガスホルダ24のレベルとをリアルタイムで計算機システム30に収集できるように形成している。そして、計算機システム30では、火力発電所で使用可能な燃料ガス量および発熱量を算出し、ガスタービン6で使用する燃料ガスの種類および発熱量を決定する。その結果は、ガス混合器25に送られ、ガスタービン6へ供給する燃料ガス量や発熱量をコントロールする。ここで、燃料ガス配管20は、燃料ガス使用工場5までの途中で各々分岐した燃料ガス分岐配管21を備え、種々の燃料ガスをガス混合器25に流入するように形成している。
このように従来の火力発電施設の燃料ガス供給装置は、製鉄所で発生する種々の燃料ガスの流量および発熱量をリアルタイムで収集して計算機システム30の制御により火力発電所で使用可能な種々の燃料ガスをガス混合器25で良好に混合することで、ガスタービン6の熱効率向上を図っている。
しかしながら、従来の火力発電施設の燃料ガス供給装置は、ガスタービン6の運転状況に合わせた燃料ガス量および発熱量として供給するため約3.3MJ/mNのBガスに増熱用として約21MJ/mNのCガス、約9.6MJ/mNのLDガスおよびBガス、Cガス、LDガスなど混合して約11MJ/mNに調整したミックスガスを使用している。Cガスは製鉄所内での用途が多いことから発電所への供給が不安定であり、例えば、Cガスを保炎用燃料とする汽力発電のボイラーでは製鉄所からの種々の燃料ガスによるガス専焼運転はCガスの供給が停止または減少するため長時間継続することは困難であった。この汽力発電のボイラーでは、Cガスの供給が停止または減少した場合、ガス専焼運転が継続できないため、例えば、保炎性の優れた重油を混焼することで安定した燃焼を維持しているが、前述した種々の燃料ガスに比べて重油は高価であり、且つ、Bガス、Cガスに比べて硫黄酸化物や窒素酸化物が多く発生するという不具合があった。また、汽力発電のボイラーでは、製鉄所からの種々の燃料ガスが停止または減少する不測の事態を考えると重油を使用するバーナは発電能力を維持するために必要な設備であり、重油受入配管、重油タンク、重油バーナなどの重油燃焼設備の維持費、管理費が使用頻度に比べて高価であるという不具合があった。
本発明は上記の点に鑑みなされたもので、その目的は、ボイラーでの既存の燃料ガス燃焼設備を大きく改良せず、重油の使用を削減しても保炎性が維持できる安価な代替ガスを供給可能な火力発電施設の燃料ガス供給装置を提供することにある。
本発明は前述した課題を解決するために、汽力発電のボイラーに製鉄所から種々の燃料ガスを供給してガス専焼運転をさせる火力発電施設の燃料ガス供給装置であって、製鉄所のコークス炉からボイラーに接続されてコークス炉ガスであるCガスを供給するCOG供給手段と、製鉄所の高炉からボイラーに接続されて高炉ガスであるBガスを供給するBFG供給手段と、このBFG供給手段から分岐してBガスを抽出して送り込むガス混合器と、このガス混合器に天然ガス(気化させた液化天然ガス:以下、LNGガスと称す。)を供給する副燃料供給手段と、ガス混合器からCOG供給手段に接続させてBガスとLNGガスを混合して製造した代替CガスをCガスとして補給する補給手段とを備える。
ここで、COG供給手段、BFG供給手段、副燃料供給手段は、Cガス、Bガス、LNGガスを各々供給する際、当該ガスの流量および/または発熱量を検出する検出部を各々備え、各燃料ガスの混合比率を検出可能にすることが好ましい。また、補給手段には、BガスとLNGガスをガス混合器で混合した代替Cガスの流量および/または発熱量を検出する混合検出部を更に備え、混合状態を検出可能にすることが好ましい。また、補給手段は、混合検出部で完全に混合した状態を検出するまで、BFG供給手段に接続して未混合ガスを送る排出手段を更に設けることが好ましい。また、副燃料供給手段は、LNGガスに替えて、都市ガス、メタンガス、プロパンガス、ブタンガスいずれかを供給可能に設けることが好ましい。
以上、本発明による火力発電施設の燃料ガス供給装置によれば、安価なBガスにLNGガスを混合させて製造した代替CガスをCガスとして追加補給できるため、製鉄所からCガスの供給が停止または減少した場合に高価な重油を用いることなく、安価な代替Cガスを保炎用燃料として製鉄所からの種々の燃料ガスによるガス専焼運転を継続することができ、よって、重油使用量の減少によりコスト削減が図れ、硫黄酸化物や窒素酸化物による大気汚染の低減など環境面にも良好なものとなる。また、重油受入などの管理業務(受入設備点検、重油調達業務などの人件費)が軽減され、重油タンクなどが削減できれば、設備維持費の軽減が期待できる。さらに、ボイラーでの既存の燃料ガス燃焼設備を大きく改良することなく、代替Cガスを製造ならびに使用することができるため、改良にかかる設備コストを削減することができる。
次に、添付図面を参照して本発明による火力発電施設の燃料ガス供給装置の実施の形態を詳細に説明する。図1は、本発明による火力発電施設の燃料ガス供給装置の一実施形態を示す構成図である。
図1に示すように、本発明による火力発電施設の燃料ガス供給装置の一実施形態は、図2に示した従来技術とは異なり、汽力発電の蒸気タービンを駆動させるボイラー4に用いており、製鉄所のコークス炉1、高炉2でそれぞれ発生したコークス炉ガス(Cガス)、高炉ガス(Bガス)をボイラー4に各々供給する燃料ガス供給装置であって、この製鉄所のコークス炉1からボイラー4に接続されてコークス炉ガスであるCガスを供給するCOG供給手段12と、製鉄所の高炉2からボイラー4に接続されて高炉ガスであるBガスを供給するBFG供給手段14とを各々備えている。また、本実施の形態では、このBFG供給手段14から分岐してBガスを抽出して送り込むガス混合器15と、このガス混合器15にLNGガス(気化させた液化天然ガス)を供給する副燃料供給手段16と、当該ガス混合器15からCOG供給手段12に接続させてBガスとLNGガスを混合した代替CガスをCガスとして補給する補給手段18とを備えている。即ち、本実施の形態では、製鉄所のコークス炉1からのCガスの供給が停止または減少した場合、ガス混合器15で独自にBガスとLNGガスを混合して製造した代替CガスをCOG供給手段12にCガスとして補給することで、重油を用いず、この重油に比べて安価な代替Cガスを保炎用燃料として製鉄所からの種々の燃料ガスによるガス専焼運転を継続できるように設けたものである。
ここで、COG供給手段12、BFG供給手段14、副燃料供給手段16、補給手段18は、燃料ガス配管によってそれぞれ接続されており、この燃料ガス配管には図示していないがブロワ、燃料ガス流量制御ダンパ、系統切替弁、バーナ弁などを設けることで流量および発熱量の調整を行っている。また、COG供給手段12およびBFG供給手段14は、ボイラー4と接続する先端に燃料ガスを噴出して燃焼させるCガスバーナ12bおよびBガスバーナ14bを各々備えている。また、COG供給手段12およびBFG供給手段14は、Cガスバーナ12bおよびBガスバーナ14bの近傍に一次、二次空気ダンパ(図示せず)を各々備えており、供給されるCガス、Bガスおよび代替Cガスの流量および発熱量に応じて燃焼用空気の供給量を調整して効率良く燃焼するように設けている。このように本実施の形態は、従来からCガスを供給するCOG供給手段12と、Bガスを供給するBFG供給手段14との燃料ガス配管に、ガス混合器15、副燃料供給手段16、補給手段18を各々配管接続した簡単な構造であり、ボイラー4の既存の燃料ガス燃焼設備を大きく改良することなく、代替Cガスを製造ならびに使用することができるため、設備コストを大きく削減することができる。そして、このCOG供給手段12、BFG供給手段14、副燃料供給手段16は、Cガス、Bガス、LNGガスを各々供給する際、この各燃料ガスの流量および/または発熱量を検出する検出部12a、14a、16a(図1では発熱量計)を各々備え、代替Cガスおよびボイラー4に供給する燃料ガスの混合比率を検出可能に設けている。また、補給手段18には、BガスとLNGガスをガス混合器15で混合して製造した代替Cガスの流量および/または発熱量を検出する混合検出部18a(図1では発熱量計)を更に備え、混合状態を検出可能に設けている。
ところで、ガス混合器15は、前述した補給手段18に混合検出部18aを設けて代替Cガスの混合状態を検出しているが、BガスとLNGガスとが良好に混合されるためにはガスの流れが必要であり、混合を開始した直後の充分に混合されない未混合ガスをCOG供給手段12に供給するとCガスバーナ12bでの燃焼不安定を生じてしまう。そこで、補給手段18には、混合検出部18aで完全に混合した状態が検出されるまで、BFG供給手段14に接続して未混合ガスを送り、ガスの流れを確保する排出手段17を更に設けている。また、本実施の形態では、副燃料供給手段16にLNGガスを供給する実施の形態を詳細に説明したが、例えば、LNGガスに替えて、都市ガス、メタンガス、プロパンガス、ブタンガスいずれかの燃料ガスを供給することも可能である。尚、検出部12a、14a、16aおよび混合検出部18aに発熱量計を用いた実施の形態を詳細に説明したが、各燃料ガスの発熱量が安定していれば、流量計による流量のみの検出でも可能である。
このように形成された本発明による火力発電施設の燃料ガス供給装置の一実施形態を使用する場合、まず、ボイラー4にCOG供給手段12およびBFG供給手段14からBガスおよびCガスを供給させて燃焼させる。この際、Bガスは発熱量が低く安定した燃焼を継続する火種としての保炎性がないため、保炎性の優れているCガスをボイラー全熱量の10〜20%程度使用する。そして、製鉄所の操業変動によるCガス供給の停止や減少による保炎性低下、Bガス減少時などに最低出力を維持するための燃料追加および給電要請に対して焚き増しするための燃料追加の際に副燃料供給手段16からのLNGガスと、BFG供給手段14からのBガスとをガス混合器15で混合することで代替Cガスを製造し、この代替CガスをCOG供給手段12にCガスとして追加補給することでボイラー4の火種としての保炎性を維持し、重油を削減する。ここで、COG供給手段12に補給手段18から代替Cガスを供給する場合、ガス混合器15でBガスとLNGガスとが良好に混合されているか混合検出部18aにより検出して供給する。この検出結果が良好でない場合は、排出手段17を介して充分に混合されない未混合ガスをBFG供給手段14に送ってBガスで希釈することで対応可能な発熱量の範囲が約3.3MJ/mN〜約5MJ/mNと広いBガスバーナ14bからBガスとともにボイラー4で燃焼させる。未混合ガスの熱量は混合検出部18aにより検出しているため、COG供給手段12、BFG供給手段14、副燃料供給手段16に各々設けた検出部からボイラー自動燃焼制御装置に送られる燃料ガスの検出信号に未混合ガスの検出信号を加えることで最終的にボイラー4内で燃焼させる全ての燃料ガスおよび重油による熱量を把握して必要な燃焼用空気量を供給するなど良好な制御が行われるとともに、Cガスと代替Cガスの混合比率やBガスとLNGガスの混合比率変化についても検出信号に基づいてボイラー自動燃焼制御装置により重油バーナ、Cガスバーナ、Bガスバーナ毎に燃焼用空気量の分配が調整されるため良好な燃焼制御が行われる。また、ガス混合器15で混合するBガスとLNGガスとの混合は、好ましくは、検出部12a、14a、16a、18aに流量計および発熱量計を用いて、Cガスバーナ12bで良好な燃焼が得られるように比率計算を行い、更に混合検出部18aの発熱量計により混合状態を確認する自動制御装置により代替Cガスを製造することが望ましい。尚、各燃料ガスの発熱量が安定していれば、流量計による流量比率のみの混合でも可能である。
このように、本発明による火力発電施設の燃料ガス供給装置の一実施形態によると、BガスとLNGガスを混合させた代替CガスをCガスとして追加補給できるため、製鉄所からCガスの供給が停止または減少した場合に高価な重油を用いることなく、安価な代替Cガスを保炎用燃料として製鉄所からの種々の燃料ガスによるガス専焼運転を継続することができ、よって、重油使用量の減少によりコスト削減が図れ、硫黄酸化物や窒素酸化物による大気汚染の低減など環境面にも良好なものとなる。また、重油受入などの管理業務(受入設備点検、重油調達業務などの人件費)が軽減され、重油タンクなどが削減できれば、設備維持費の軽減が期待できる。さらに、ボイラーでの既存の燃料ガス燃焼設備を大きく改良することなく、代替Cガスを製造ならびに使用することができるため、改良にかかる設備コストを削減することができる。
以上、本発明による火力発電施設の燃料ガス供給装置の実施の形態を詳細に説明したが、本発明は前述した実施の形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で変更可能である。
例えば、Cガスバーナ12bとBガスバーナ14bとを各々1つ設けた実施の形態を詳細に説明したが、これに限定されるものではなく、燃料ガス配管を分岐させてCガスバーナ12bとBガスバーナ14bとを各々複数設けてボイラー4に供給しても良いし、ひとつのガス混合器15により製造した代替Cガスを複数のボイラーに供給しても良い。また、排出手段17からの未混合ガスをガス混合器15の入り口に戻し循環させるラインにより良好な混合状態にしても良い。
本発明による火力発電施設の燃料ガス供給装置の一実施形態を示す構成図。 従来の火力発電施設の燃料ガス供給装置の一実施形態を示す構成図。
符号の説明
1 コークス炉
2 高炉
4 ボイラー
12 COG供給手段
12a 検出部
12b Cガスバーナ
14 BFG供給手段
14a 検出部
14b Bガスバーナ
15 ガス混合器
16 副燃料供給手段
16a 検出部
17 排出手段
18 補給手段
18a 混合検出部

Claims (5)

  1. 汽力発電のボイラーに製鉄所から種々の燃料ガスを供給して燃焼させる火力発電施設の燃料ガス供給装置において、
    前記製鉄所のコークス炉から前記ボイラーに接続されてコークス炉ガスであるCガスを供給するCOG供給手段と、
    前記製鉄所の高炉から前記ボイラーに接続されて高炉ガスであるBガスを供給するBFG供給手段と、
    前記BFG供給手段から分岐して前記Bガスを抽出して送り込むガス混合器と、
    前記ガス混合器に天然ガスを供給する副燃料供給手段と、
    前記ガス混合器から前記COG供給手段に接続させて前記Bガスおよび天然ガスを混合した代替Cガスを前記Cガスに補給する補給手段とを備えたことを特徴とする火力発電施設の燃料ガス供給装置。
  2. 請求項1に記載の火力発電施設の燃料ガス供給装置において、
    前記COG供給手段、BFG供給手段、副燃料供給手段は、前記Cガス、Bガス、天然ガスを各々供給する際、当該ガスの流量および/または発熱量を検出する検出部を各々備え、各燃料ガスの混合比率を検出可能にしたことを特徴とする火力発電施設の燃料ガス供給装置
  3. 請求項2に記載の火力発電施設の燃料ガス供給装置において、
    前記補給手段には、前記Bガスおよび天然ガスを前記ガス混合器で混合した代替Cガスの流量および/または発熱量を検出する混合検出部を更に備え、混合状態を検出可能にしたことを特徴とする火力発電施設の燃料ガス供給装置。
  4. 請求項3に記載の火力発電施設の燃料ガス供給装置において、
    前記補給手段は、前記混合検出部で完全に混合した状態を検出するまで、前記BFG供給手段に接続して未混合ガスを送り、ガスの流れを確保する排出手段を更に設けたことを特徴とする火力発電施設の燃料ガス供給装置。
  5. 請求項1乃至4いずれかに記載の火力発電施設の燃料ガス供給装置において、
    前記副燃料供給手段は、前記天然ガスに替えて、都市ガス、メタンガス、プロパンガス、ブタンガスいずれかを供給可能に設けたことを特徴とする火力発電施設の燃料ガス供給装置。
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