JP2007107307A - 排水構造 - Google Patents
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Abstract
【課題】排水路の空間と床上の空間とをより確実に分離する。
【解決手段】この排水構造は、排水口20aを有する排水枡20と、排水口20aを取り囲む溝80aを有する水封槽80と、側壁92及び上部壁94を有し、側壁92が溝80aに挿入されて水封槽80とともに水封95を形成する水封カップ90とを備える。
【選択図】図1
【解決手段】この排水構造は、排水口20aを有する排水枡20と、排水口20aを取り囲む溝80aを有する水封槽80と、側壁92及び上部壁94を有し、側壁92が溝80aに挿入されて水封槽80とともに水封95を形成する水封カップ90とを備える。
【選択図】図1
Description
本発明は、水封を有する排水構造に関する。
図3は、従来の排水構造を示す図である。図3に示す従来の排水構造は、床150に設けられた排水枡120と、排水枡120の排水口に挿入された水封管110と、排水枡120に被せられた枡蓋130とを備えている。枡蓋130は、例えば、水を通すための複数の開口部を有する。水封管110は、その上部に鍔110aを有し、鍔110aが排水枡120の傾斜面によって支持される。
床150上の水は、枡蓋130の開口部を通して排水枡120に流れ込み、水封管110を通して排水路140に排出される。水封管110は、排水路140の空間と床150上の空間とを水170によって分離する水封160を形成する。水封160により、排水路140の臭気が床150上の空間に漏れ込むことが防止される。
特開2004−211286号公報
図3に示す排水構造では、排水路140内を流れる水170の量が少なくて水面が水封管110の下端よりも低い場合には水封160が形成されない。このような場合には、排水路140の空間と床150上の空間とが連通するために、排水路140の臭気が床150上の空間に漏れ出す。
また、図3に示す排水構造では、水封管110の鍔110aと排水枡120の傾斜面との間に隙間が生じやすく、この隙間を通して排水路140の臭気が床150上の空間に漏れ出しうる。
また、図3に示す排水構造では、枡蓋130と水封管110とが分離している。したがって、水封管110を清掃する際には、水封管110を握って排水口から取り出す必要がある。水封管110は、常に排水に晒されているために汚れ易いので、清掃の際に水封管110に触れることは衛生的ではなく不快である。
本発明は、上記の課題認識を基礎としてなされたものであり、例えば、排水路の空間と床上の空間とをより確実に分離すること、好ましくは、更に清掃作業時における不快感を低減することを目的とする。
本発明の排水構造は、排水口を有する排水枡と、前記排水口を取り囲む溝を有する水封槽と、側壁及び上部壁を有し、前記側壁が前記溝に挿入されて前記水封槽とともに水封を形成する水封カップとを備える。
本発明の好適な実施形態によれば、前記排水構造は、水を通す開口部を有し前記排水枡に被せられる枡蓋を備え、前記水封カップが前記枡蓋に連結されていることが好ましい。
請求項1に係る発明によれば、例えば、排水路の空間と床上の空間とを水封によってより確実に分離することができる。
請求項2に係る発明によれば、例えば、清掃作業時における不快感を低減することができる。
以下、添付図面を参照しながら本発明の好適な実施形態を説明する。
図1は、本発明の好適な実施形態の排水構造を示す図である。本発明の好適な実施形態の排水構造は、排水口20aを有する排水枡20と、排水口20aを取り囲む溝80aを有する水封槽80と、側壁92及び上部壁94を有し側壁92が溝80aに挿入されて水封槽80とともに水封95を形成する水封カップ90とを備える。排水構造は、典型的には、更に、水を通す1又は複数の開口部30aを有する枡蓋30を備える。枡蓋30は、排水枡20に被せられる。
排水口20aの形状は、例えば、円形、矩形又はその他の形状とすることができる。溝80a及び水封槽80の形状は、排水口20aの形状に適合する形状とすることができる。水封カップ90の側壁92の形状は、典型的には、溝80aと相似形状にされうるが、水封90が形成される限りにおいて、排水口20aと異なる形状を有することもできる。水封カップ90の上部壁94は、平板形状でもよいし、傘形状でもよいし、その他の形状でもよいが、傘形状のように周辺部に向かって下方に傾斜する形状とすることにより上部壁94上に水が溜まることを防止することができる。
この実施形態では、水封槽80と水封カップ90とによって形成される水封95によって、排水路40の空間と床50上の空間とが分離される。これにより、排水路40の空間の臭気が床50上の空間に漏れ込むことが防止される。水封槽80には、排水枡20を通して排水路40に水を排出する度に水が補給される。一般的には、水封槽80内には頻繁に水が供給され、その度に水封槽80の水が交換される。したがって、水封槽80の水は、ある程度清浄に維持され得る。
この実施形態の水封95によれば、排水路40内を流れる水70の量或いは水面の高さに関わらず、水封95が維持される。したがって、排水路40内を流れる水70の量が低下することによって、排水路40の空間の臭気が床50上の空間に漏れ出す問題が解消される。
この実施形態によれば、排水路40の空間と床50上の空間とが水封カップ90及び水封槽80並びにそれらによって形成される水封95によって完全に分離される。すなわち、この実施形態によれば、部材間の隙間を通して排水路40の空間から床50上の空間に臭気が漏れ出すことがない。
水封カップ90は、連結部材34によって枡蓋30に連結されていることが好ましい。このような構造によれば、図2に示すように、枡蓋30を持ち上げることによって水封カップ90を溝80aから抜き取ることができる。したがって、清掃の際に、水封カップ90を持つことなく、水封カップ90を溝80aから抜き取ることができ、衛生的であり、また、清掃作業時における不快感を低減することができる。
排水枡20、水封槽80、水封カップ90、連結部材34、枡蓋30は、腐食し難い材料、例えば、ステンレスで構成されることが好ましい。
20 排水枡
20a 排水口
30 枡蓋
30a 開口部
34 連結部材
40 排水路
50 床
70 水(排水)
80 水封槽
80a 溝
90 水封カップ
92 側壁
94 上部壁
95 水封
110 水封管
110a 鍔
120 排水枡
130 枡蓋
140 排水路
150 床
160 水封
170 水(排水)
20a 排水口
30 枡蓋
30a 開口部
34 連結部材
40 排水路
50 床
70 水(排水)
80 水封槽
80a 溝
90 水封カップ
92 側壁
94 上部壁
95 水封
110 水封管
110a 鍔
120 排水枡
130 枡蓋
140 排水路
150 床
160 水封
170 水(排水)
Claims (2)
- 排水口を有する排水枡と、
前記排水口を取り囲む溝を有する水封槽と、
側壁及び上部壁を有し、前記側壁が前記溝に挿入されて前記水封槽とともに水封を形成する水封カップと、
を備えることを特徴とする排水構造。 - 水を通す開口部を有し前記排水枡に被せられる枡蓋を備え、前記水封カップが前記枡蓋に連結されていることを特徴とする請求項1に記載の排水構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005300295A JP2007107307A (ja) | 2005-10-14 | 2005-10-14 | 排水構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005300295A JP2007107307A (ja) | 2005-10-14 | 2005-10-14 | 排水構造 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2007107307A true JP2007107307A (ja) | 2007-04-26 |
Family
ID=38033379
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2005300295A Withdrawn JP2007107307A (ja) | 2005-10-14 | 2005-10-14 | 排水構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2007107307A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN106246926A (zh) * | 2016-08-31 | 2016-12-21 | 南京创力传动机械有限公司 | 一种产气装置内的称重密封结构 |
-
2005
- 2005-10-14 JP JP2005300295A patent/JP2007107307A/ja not_active Withdrawn
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN106246926A (zh) * | 2016-08-31 | 2016-12-21 | 南京创力传动机械有限公司 | 一种产气装置内的称重密封结构 |
CN106246926B (zh) * | 2016-08-31 | 2018-12-25 | 南京创力传动机械有限公司 | 一种产气装置内的称重密封结构 |
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