JP2007105086A - 内臓脂肪分解用器具 - Google Patents

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Abstract

【課題】内臓脂肪が多いと肥満の1種として種々の病気の原因になると言われている。よって、これを減少させることが健康維持に重要と考えられている。その方法は食事制限や運動である。しかし、食事制限はむやみに行なうと栄養不足となり返って体を悪くすることがある。また、運動も簡単ではない。そこで、簡単に内臓脂肪を分解する器具を提供する。
【解決手段】腹部に巻き付け可能な本体部、該本体部に設けられた複数の突起、該突起を振動させるためのモーター、該本体を腹部に固定するためのベルトから構成されるもの。
【選択図】 図1

Description

本発明は、内臓脂肪分解用器具に関するものである。
最近、内臓脂肪について議論されることが多く、これが多いと肥満の1種として種々の病気の原因になると言われている。
よって、これを減少させるため、ダイエットすることとなるが、その方法は食事制限や運動である。
食事制限はむやみに行なうと栄養不足となり返って体を悪くすることがある。それに、好物を制限するとストレスになったりする。
また、運動も簡単ではない。ある程度高齢になると、膝や腰に故障のある人が多く、走ったり、歩いたりすることが難しい。
そこで、各種の運動器具を使用することが行なわれている。例えば、振動ベルトによって、腹部を振動させるものである。しかしこれは、腹部の表面を摩擦するもので、皮膚を傷めることとなる。また、肩や背中をマッサージする椅子式の物もある。しかしこれでは内臓脂肪の分解にはつながらない。
このような場合、エステチックサロン等では、腹部等をマッサージしたり、つかみ運動して腹部や内臓の脂肪を減らすことが行なわれている。この方法では、足腰の悪い人でも行なえるため好適である。
しかし、エステチックサロン等に通うのは実際にマッサージを行なう時間以外に通う時間がかかり無駄であり、費用的にも大きな問題がある。
以上のような状況に鑑み、本発明者は鋭意研究の結果本発明内臓脂肪分解用器具を完成したものであり、その特徴とするところは、腹部に巻き付け可能な本体部、該本体部に設けられた複数の突起、該突起を振動させるためのモーター、該本体を腹部に固定するためのベルトから構成される点にある。
ここで本体部とは、腹部に巻き付け可能であり、その両端にベルトが一体に又は別個に取り付けられている。この本体部は通常プラスチック製であり、一体成形するのがよい。巻き付けるため比較的柔軟な素材が好ましい。
サイズは腹部全体か又はそれより少し小さい程度が好適である。例えば、20cm×30cm程度である。
形状は自由であるが、表面(腹部に接当する側)に突起を多数設け、内部にはモーター等を設け、カバー(蓋部)で蓋をするのがよい。
突起とは、指程度の大きさのもので、プラスチック製やゴム製のものが好適である。硬さは自由であるが、人体に当たった時に傷をつけず、また痛くないようなもの使用する。本体部と一体成形するようにすれば簡単に製造できる。一体成形の場合には、内部が空間の手袋のようなものになる。
また、腹部の中心付近に当たるものを短くして(例えば、1〜3cm)、周囲部のものを長く(例えば、3〜5cm)してもよい。
突起の数や場所は自由であるが、腹部全体にあたるようにするのがよい。例えば、臍を中心に(その付近を空けて)左右に5〜12個程度づつ設けるのがよい。これは、突起と突起の間隔をあまり詰めず、1〜5cm程度をあけて人体をつまむようにするためである。
モーターは通常のものでよく、10〜50W程度のものでよい。モーターには振動子を付けるのがよい。電源としては、家庭用の100V電源でも、バッテリー式でもよい。振動速度は自由であるが、振動子が1秒間に数回〜数十回回転するものが好適である。
このモーターは間欠的、即ち、定期的に停止と運転を繰り返すものが好ましい。例えば、5〜10秒間運転し、5〜10秒間停止するものがよい。
一般には10〜20分程度行なうのが好適である。
このモーターの運転は、タイマーによって一定時間で停止するようにしてもよいし、また運転時間や振動子の回転数、強さその他も調整できるようにしてもよい。また、このような調整や運転停止の操作機能は、本体に固定してもよいが、リモコンに内蔵して手元でできるようにしてもよい。
ベルトはどのようなものでもよく、本体に固定しても、着脱自在にしてもよい。面ファスナーによって固定する方法が最も簡単であった。ベルトは本体の左右両側に設けて中間部分で面ファスナーやボタンで固定するのが好ましい。
本発明内臓脂肪分解用器具の使用方法は、使用者の腹部に本体を当ててベルトで固定する。そして電源を入れるだけである。通常は下着や薄い衣服、又はシーツ等の上から装着するが、身体に直接当ててもよい。
また、本発明は内臓脂肪を分解軽減するためのものであるが、皮下脂肪の分解や軽減の効果もある。また、肩や背中に固定して使用すれば肩こり等にきくマッサージ機としても使用できる。
本発明内臓脂肪分解用器具には次のような大きな利点がある。
(1) 非常に安価である。
(2) 無理な運動をしなくても内臓脂肪を減らすことができる。よって、足腰の悪い人でも使用できる。
(3) 軽量であるため持ち運びが自由である。よって、家庭内のどこでも使用できるばかりか、外出時にも使用できる。
(4) 単に腹部に装着して電源を入れるだけであるため、テレビを見ながらでも本を読みながらでも可能である。
(5) 振動数等を調整できるようにすれば、体に負担がかからないように行なえる。
以下図面に示す実施の形態に基づいて、本発明をより詳細に説明する。
図1は、本発明内臓脂肪分解用器具1の1例を示す斜視図である。本体2にベルト3が2本固着されている。また、本体2には、20個の突起4が設けられている。
また、ベルト3には面ファスナー5を固着している。この面ファスナーを大きくするか、複数箇所設けると、ウエストサイズの調整が容易である。
この例では本体はウレタン樹脂で、ベルトはゴム製である。
また、内部のモーター6駆動用の電源コード7及びリモコン8が設けられている。このリモコン8には、オン・オフのスイッチだけでなく、振動速度調節機やや停止ターマーが設けられている。
図2は、突起4の配置場所の1例を示す正面図である。中心部分を少しあけて配置するのが好ましい。
図3は、図1の本体部の概略断面図である。モーター6に振動子9が固定されている。この例では、モーター6を操作するためのスイッチやタイマーは省略している。
本発明内臓脂肪分解用器具の1例を示す斜視図である。 突起の配置場所の1例を示す正面図である。 図1の本体部の概略断面図である。
符号の説明
1 内臓脂肪分解用器具
2 本体
3 ベルト
4 突起
5 面ファスナー
6 モーター
7 電源コード
8 リモコン
9 振動子

Claims (3)

  1. 腹部に巻き付け可能な本体部、該本体部に設けられた複数の突起、該突起を振動させるためのモーター、該本体を腹部に固定するためのベルトから構成されることを特徴とする内臓脂肪分解用器具。
  2. 該突起は12〜26本である請求項1記載の内臓脂肪分解用器具。
  3. 該モーターによる振動は、間欠的に行なうものである請求項1又は2記載の内臓脂肪分解用器具。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR20150102303A (ko) * 2014-02-28 2015-09-07 임원택 진동과 스트레칭 복합 운동기
KR20160004457U (ko) * 2015-06-17 2016-12-27 푸젠 아오웨이 일렉트로닉스 컴퍼니 리미티드 지방 연소 마사지 허리띠 및 그 마사지 본체

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