JP2007104846A - スイッチング電源と半導体集積回路装置 - Google Patents

スイッチング電源と半導体集積回路装置 Download PDF

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Abstract

【課題】高速応答性と効率向上を実現したスイッチング電源と半導体集積回路装置を提供する。
【解決手段】インダクタの出力側と接地電位との間にキャパシタを設け、入力電圧から上記インダクタの入力側に第1スイッチ素子により電流を供給し、上記第1スイッチ素子がオフ状態のときに第2スイッチ素子をオン状態として上記インダクタの入力側を所定電位にする。昇圧回路により入力電圧よりも高い昇圧電圧を形成する。上記昇圧電圧から上記インダクタの入力側に電流を供給する第3スイッチ素子を設ける。制御回路により上記インダクタの出力側から得られる出力電圧が所望の電圧となるよう上記第1スイッチ素子及び第2スイッチ素子の制御する。上記出力電圧が所望電圧よりも小さい電圧以下に低下したことを検出回路で検出し、上記第1スイッチ素子に代えて上記第3スイッチ素子を動作可能にする。
【選択図】図1

Description

この発明は、スイッチング電源と半導体集積回路装置に関し、例えば、高電圧を低電圧に変換するスイッチング電源に適用して有効な技術に関するものである。
トランス式同期整流コンバータの例としては、特開2001−346380、特開2001−008444がある。
特開2001−346380 特開2001−008444
図12には、この発明に先立って検討された降圧型スイッチング電源の概略回路図が示されている。このスイッチング電源は、入力電源(例えば12V)を直列に構成したハイサイド/ローサイドのスイッチMOSFETQ1とQ2で交互にスイッチングして所望の出力電圧Vout(例えば1.2V)を得る。出力電圧Vout はハイサイドMOSFETQ1のオン比率(デューティ)をDとすると、Vout =D×Vinのようになる。この場合、図13の波形図に示すように、出力電流Iout はチョークコイルLの電流ILの平均値となる。また、定常時のデューティDは入出力電圧比によって決まり、出力電流に依存しない。図示しない制御回路によりPWMに制御をしており、図14の波形図に示すように出力電流Ioutが軽負荷から重負荷に変化したときの過渡応答期間ではPWMのデューティが大きく、図15の波形図に示すように重負荷から軽負荷に変化したときの過渡応答期間ではPWMデューティが小さくなる。これにより、チョークコイルの電流値ILが増減してその平均値としての出力電流Ioutが所望の出力電流値に落ち着く。
前記図14及び図15に示したように、上記チヨークコイルLの電流値が所望の電流値になるまでの過渡応答期間では、出力電圧Vout に電圧低下(ドロップ)あるいは上昇(跳ね上がり)といった現象が現れる。理想的な電源は、負荷電流Ioutが変化しても出力電圧Vout が一定である。しかしながら現実にはある程度の電圧変化が観測される。このような電圧変化は、コントロールのフィードバックの遅れ、チョークコイルの電流変化追従性小に起因する。チョークコイルLの電流ILの傾きを図13に示す。立ち上がりdIL/dt=(Vin−Vout )/Lと立ち下りdIL/dt=−Vout /Lとも電流勾配はコイルの両端電圧とコイルのインダタンス値に依存する。
高速応答化のためには、上記チョークコイルLのインダタンス(L値)を小さくして電流の勾配を大きくすれば良いのだが以下に示すような問題の発生することが、本願発明者の研究によって明らかとされた。上記のようにインダクタンス値を小さくすると、チョークコイルLでのリップル電流振幅が大きくなり、MOSFETQ1、Q2に流れるピーク電流値が大きくなって損失が増大する。このリップル電流を小さくするためには高周波数動作化をすればよい。しかし、このように高周波動作とした場合には、上記1周期当りのMOSFETQ1、Q2での損失は低下するが、スイッチング回数が増大することによる損失が増大するので効率化の観点からは解決策とはならない。
本発明の目的は、高速応答性と効率向上を実現したスイッチング電源と半導体集積回路装置を提供することにある。この発明の前記ならびにそのほかの目的と新規な特徴は、本明細書の記述および添付図面から明らかになるであろう。
本願において開示される発明のうち代表的なものの概要を簡単に説明すれば、下記の通りである。すなわち、インダクタの出力側と接地電位との間にキャパシタを設ける。入力電圧から上記インダクタの入力側に第1スイッチ素子により電流を供給し、上記第1スイッチ素子がオフ状態のときに第2スイッチ素子をオン状態として上記インダクタの入力側を所定電位にする。昇圧回路により入力電圧よりも高い昇圧電圧を形成する。上記昇圧電圧から上記インダクタの入力側に電流を供給する第3スイッチ素子を設ける。制御回路により上記インダクタの出力側から得られる出力電圧が所望の電圧となるよう上記第1スイッチ素子及び第2スイッチ素子を制御する。上記出力電圧が所望電圧よりも小さい電圧以下に低下したことを検出回路で検出して上記第1スイッチ素子に代えて上記第3スイッチ素子を動作可能にする。
出力電流変化時(過渡応答期間)だけチョークコイル電流の傾きを大きくして高速応答性と効率向上を実現できる。
図1には、この発明に係るスイッチング電源の一実施例の概略回路図が示されている。この実施例は、入力電圧Vinを降圧した出力電圧Vout を形成する、いわゆる降圧型スイッチング電源に向けられている。特に制限されないが、入力電圧Vinは、約12Vのような比較的高い電圧とされ、出力電圧Vout は約1.2V程度の低い電圧とされる。
上記入力電圧Vinは、高電位側スイッチ素子Q1を介してインダクタ(チョークコイル)Lの入力側から電流I1の供給を行う。インダクタLの出力側と回路の接地電位GNDとの間にはキャパシタCが設けられ、かかるキャパシタCにより平滑された出力電圧Vout が形成される。この出力電圧Vout は、マイクロプロセッサCPU等のようなデジタル回路の動作電圧とされる。同図の電流源Iout は上記デジタル回路を表している。
上記インダクタLの入力側と回路の接地電位GNDとの間には、スイッチ素子Q2が設けられる。このスイッチ素子Q2は、上記スイッチ素子Q1がオフ状態のときにオン状態となって中点電圧VSWHを回路の接地電位にして上記インダクタLに発生する逆起電圧をクランプする。上記スイッチ素子Q1とQ2は、特に制限されないが、後述するようなNチャネル型のパワーMOSFETにより構成される。上記のようにスイッチ素子Q1とQ2の接続点は、上記インダクタLの入力側に接続される。同図では、省略されているがPWM生成回路により形成され、上記出力電圧Vout を約1.2Vのような電圧に制御するPWM信号が制御回路に入力されている。かかる制御回路により上記スイッチ素子Q1とQ2のスイッチ制御が行われる。
この実施例では、高速応答性と高効率化とを実現するために上記インダクタLの入力側にスイッチ素子Q1aとQ2aが追加される。スイッチ素子Q1aは、出力電圧Vout が大きく低下したとき、上記スイッチ素子Q1に代わって上記入力電圧Vinよりも高い電圧に形成された昇圧電圧VHを上記インダクタLの入力側に供給する動作を行う。上記スイッチ素子Q2aは、出力電圧Vout が大きく上昇したとき、上記スイッチ素子Q2に代わって上記接地電位GND(0V)よりも低い負電圧VLを上記インダクタLの入力側に供給する動作を行う。
図2には、上記スイッチング電源の動作の一例を説明するための波形図が示されている。出力電流Iout が増大すると、フィードバック制御系によりMOSFETQ1のオン期間を長くして電流ILを増加させようとする。しかし、それよりも出力電流Iout の増加が大きいと、キャパシタCからの電流で補うこととなり、出力電圧Vout が設定値に対して大幅に低下する。予め決められた第1検出電圧Vl1よりも上記出力電圧Vout が低下したことを検出し、検出信号FLGをハイレベルに変化させる。
上記検出信号FLGがハイレベルであることと、次のPWM信号の到来により、MOSFETQ1に代えてMOSFETQ1aがオン状態にされる。MOSFETQ1aは、入力電圧Vinよりも高い昇圧電圧VHによりインダクタLに電流を流す。これにより、インダクタLに加わる電圧が大きくなってそこに流れる電流ILを増大させるので出力電流Iout を大きく増大させることができる。この電流ILの増大により、出力電圧Vout も前記設定に向けて回復する。上記検出電圧Vl1よりも大きくて、設定値よりも小さいな第2検出電圧Vl2に回復したことを検出し、検出信号FLGをロウレベルに戻す。これにより、MOSFETQ1aに代えてもとのMOSFETQ1が上記PWM信号に対応してオン状態にされる。
図3には、上記スイッチンク電源の動作の一例を説明するための波形図が示されている。前記図2のように、出力電流変化時(過渡応答期間)だけインダクタLに流れる電流ILの傾きを大きくして高速応答化を図る。これにより定常状態でのMOSFETQ1における損失が大きくならずに済む。インダクタLの電流ILを増大させて出力電流Iout の追従性をあげると、同図の実線で示したように出力電圧Vout の変動が少なくて済む。そのためにはインダクタLの電流ILの傾きを大きくする必要がある。電流の傾きは、di/dt=(VH−Vout)/Lのように表すことができる。この式でdi/dtを大きくするには、電圧Vを大きくするかインダクタンス値(L)を小さくするかである。インダクタンス値は物理的に可変できないので、インダクタの両端電圧を(VH−Vout)のように大きくすることでdi/dtを大きくするものである。これにより、点線で示した出力電圧Vout のドロップを実線で示したように過渡応答特性を改善することが出来る。図3においては、軽負荷から重負荷に変化した時の波形図である。MOSFETQ1aがオン状態のときに、コイル電流ILの立ち上がり勾配が過渡応答期間に大きくなっている。
出力電圧Vout が設定値に回復した後には、MOSFETQ1aではなくMOSFETQ1がPWM信号に対応してオン状態となるので、そこで発生するスイッチング損失は増加しない。つまり、前記のように高周波動作する必要がなく、高周波動作させた場合のようなスイッチング損失の増大がないので効率化を図ることができる。例えば、本願と同等の高速応答性を得るには、約1.5MHzのような高周波で動作させることが必要であるが、本願発明適用によって約500KHzのような低い周波数で同等の応答性を確保することができる。
前記図15のように、出力電流Iout が急激に低下したときには、逆に出力電圧Vout の跳ね上がりが生じる。このような出力電圧Vout の跳ね上がりに対する波形図は省略するが、前記と類似の電圧検出動作によって、MOSFETQ2に代えてMOSFETQ2aをオン状態にして、di/dt=−(VL+Vout )Lのように増大させて、電流の傾きdi/dtを大きくするものである。これにより、出力電流Iout が急激に低下したときにも同様に過渡応答特性を改善することが出来る。
図4には、この発明に係るスイッチング電源の一実施例の概略回路図が示されている。この実施例では、高電圧VHと負電圧VLとがチャージポンプ回路CP1とCP2により形成される。これらのチャージポンプ回路CP1とCP2は、例えばディクソン型と言われる公知の回路からなり、特に制限されないが、入力電圧Vinに対応したパルスをダイオードDとキャパシタCPからなる要素ポンプ回路に印加することにより、上記パルスの振幅の段数分の昇圧電圧を形成する。例えば、12Vを2倍にした24Vの高電圧VHと、−12Vのような負電圧VLを形成する。厳密には、ダイオードDでの順方向電圧分だけ電圧損失が発生するが、それを無視している。上記ダイオードは、スイッチMOSFETに置き換えることができる。
図5には、この発明に係るスイッチング電源にMOSFETを用いる場合の説明図が示されている。スイッチ素子として、NチャネルMOSFETQ1、Q1a及びQ2、Q2aを用いることが考えられる。しかしながら、MOSFETのソース−ドレイン間には、寄生ダイオードが存在する。この寄生ダイオードは、基板ゲートとドレイン間のPN接合によるいわゆるボディダイオードである。このため、MOSFETQ1に代えてMOSFETQ1aをオン状態にすると、オフ状態にされたMOSFETQ1のボディダイオードを通して高電圧VHから入力電圧Vinに向けて直流電流経路が形成されて、上記のような動作が行えなくなってしまうという問題が生じる。同様に、MOSFETQ2でのボディダイオードにより、MOSFETQ2をオフ状態にしてMOSFETQ2aをオン状態にするときにも0Vから負電圧VLに向かう同様な電流経路が発生してしまう。
図6には、この発明に係るスイッチング電源にMOSFETを用いる場合の一実施例の回路図が示されている。この実施例では、MOSFETQ1に対しては、NチャネルMOSFETQ1bを直列形態に接続する。MOSFETQ1bの基板ゲート(チャネル)は、入力電圧Vinが供給されるソース,ドレイン拡散層側に接続される。同様に、MOSFETQ2に対しても、NチャネルMOSFETQ2bを直列形態に接続する。この結果、前記のような過渡応答期間において、MOSFETQ1bでのボディダイオードにより、MOSFETQ1aがオン状態のときに高電圧VHから入力電圧Vinに向かって流れる電流の発生を阻止することができる。また、前記のような過渡応答期間において、MOSFETQ2bでのボディダイオードにより、MOSFETQ2aがオン状態のときに接地電位から負電圧VLに向かって流れる電流の発生を阻止することができる。なお、前記定常状態のときには、MOSFETQ1とQ1bとを同時にオン状態にし、MOSFETQ2とQ2bとを同時にオン状態にして前記同様な動作を行わせることができる。
特に制限されないが、上記MOSFETQ1に対してMOSFETQ1aは、そのサイズ(チャネル幅/チャネル長)が約1/10程度に小さく形成される。同様に、MOSFETQ2に対してMOSFETQ2aも約1/10程度に小さく形成される。
図7には、この発明に係るスイッチング電源にMOSFETを用いる場合の他の一実施例の回路図が示されている。この実施例では、MOSFETQ1及びMOSFETQ2の基板ゲートに対して、前記負電圧VLがバイアス電圧として供給される。この構成により、前記のような過渡応答期間において、MOSFETQ1aがオン状態のときに高電圧VHから入力電圧Vinに向かって流れる電流の発生を阻止することができる。また、前記のような過渡応答期間において、MOSFETQ2aがオン状態のときに接地電位から負電圧VLに向かって流れる電流の発生を阻止することができる。
図8には、この発明に係るスイッチング電源にMOSFETを用いる場合の更に他の一実施例の回路図が示されている。この実施例では、MOSFETQ1及びMOSFETQ2でのオン抵抗による導通損失を減少させるために、スイッチSW1とSW2が設けられる。つまり、前記のような過渡応答期間において、検出信号FLGがハイレベルにされると、スイッチSW1とSW2は接点a側に接続されて、前記のような負電圧VLを基板ゲートに供給する。これに対して、上記検出信号FLGがロウレベルにされると、スイッチSW1とSW2は接点b側に接続されて基板ゲートとソースとを接続させる。これにより、定常状態でのスイッチ動作において、MOSFETQ1とQ2は、基板ゲートに負電圧VLが印加されることによる実効的なしきい値電圧の増大が回避されて、オン抵抗による導通損失の増大が回避されて更なる効率化を図ることができる。
図9には、この発明に係るスイッチング電源の一実施例の全体構成図が示されている。この実施例では、PWMCとDRVCのような2つの半導体チップと、インダクタL及びキャパシタCで電源回路が構成される。LCはデジタル回路等の負荷回路である。出力電圧Vout は、図示しない分圧回路で分圧されて、帰還電圧VFとしてPWMCとDRVCに帰還される。上記帰還電圧VFは、PWMCに含まれるエラーエンプEAの一方の入力に供給される。上記エラーアンプEAの他方の入力には、特に制限されないが、基準電圧Vref が供給される。上記帰還電圧と上記基準電圧Vref との差電圧が上記PWMCに含まれる電圧比較回路VCの一方の入力(−)に供給される。上記電圧比較回路VCの他方の入力(+)には、上記PWMCに含まれる三角波発生回路で形成された三角波が供給される。上記電圧比較回路VCの出力信号は、PWM信号としてDRVCに設けられた制御回路LOFに入力される。なお、PWM信号でなくても、PFM(パルス振幅変調)信号、PDM(パルス密度変調)信号等パワーMOSFETのスイッチングを制御して出力電圧Vout を制御するものであれば特に制限されない。
上記DRVCの制御回路LOGは、後述するような電圧検出回路と、前記検出信号FLGを生成する回路を含んでおり、前記検知信号FLGとPWM制御信号に対応して、ドライバDV1〜DV4を通して、前記のように4つのMOSFETQ1、Q1a、Q2、Q2aのうちのいずれかをオン状態にする。前記チャージポンプ回路CP1とCP2も上記DRVCに含まれる。なお、同図では省略されているが、前記図6ないし図8に示したようなVHからVinに向かう直流電流又はGNDから負電圧VLに向かう直流電流を阻止する手段も含まれる。
特に制限されないが、上記2つの半導体チップPMWCとDRVCは、1つのパッケージに内蔵されるというマルチチップモジュール構成の半導体集積回路装置とされる。このようにPMWCを別チップとしてマルチチップモジュール構成とする場合には、汎用又は既存のPMWCを流用することができる。また、上記MOSFETQ1、Q1a、Q2、Q2aは、それぞれ単体MOSFETで構成されるものであってもよい。この場合にも、上記マルチチップモジュール構成の半導体集積回路装置に上記各MOSFETQ1、Q1a、Q2、Q2aが内蔵される。このようにMOSFETとして単体チップを利用する場合には、スイッチング電源に要求される出力電流の大小に対応して上記MOSFETQ1、Q1a、Q2、Q2aの電流供給能力を最適なものに選ぶようにすることができる。
又、PMWC、チャージポンプ回路CP1,CP2、制御回路LOG、ドライバDV1〜4が一つの半導体チップ、上記MOSFETQ1、Q1aが一つの半導体チップ、上記MOSFETQ2、Q2aが一つの半導体チップとして構成され、これら3チップが1つのパッケージに内蔵されるというマルチチップモジュール構成の半導体集積回路装置とされてもよい。こうすることにより、パワー素子とそれ以外ではプロセスが異なることも多いため、コストを削減することができる。又、PMWC、チャージポンプ回路CP1,CP2、制御回路LOG、ドライバDV1〜4、MOSFETQ1、Q1aが一つの半導体チップ、上記MOSFETQ2、Q2aが一つの半導体チップとして構成され、これら2チップが1つのパッケージに内蔵されるというマルチチップモジュール構成の半導体集積回路装置とされてもよい。こうすることにより、実装面積を削減しつつ、最も電流量が多く流れる上記MOSFETQ2、Q2aを別チップと構成することにより適切なプロセスで構成することが可能となる。
図10には、この発明に係るスイッチング電源の一実施例の全体構成図が示されている。この実施例では、前記DRVCに含まれる出力電圧の電圧検知回路の具体的構成が示されている。電圧検出回路VC1〜VC4は、図11の波形図に示したように、出力電圧Vout の変動を参照電圧Vl1、Vl2及びVh1、Vh2を用いて検知する。つまり、電圧検出回路VC1は、参照電圧Vl1よりも出力電圧Vout が低下したときにフリップフロップ回路FF1をセットする。電圧検出回路VC2は、参照電圧Vl2よりも出力電圧Vout の低下が回復しときにフリップフロップ回路FF1をリセットする。電圧検出回路VC3は、参照電圧Vh1よりも出力電圧Vout の跳ね上がりが生じたときにフリップフロップ回路FF2をセットする。電圧検出回路VC4は、参照電圧Vh2よりも出力電圧Vout の跳ね上がりが回復しときにフリップフロップ回路FF2をリセットする。
この実施例では、特に制限されないが、上記フリップフロップ回路FF1の出力Qと反転出力QBによりゲート回路G1、G2を制御して、PWMCで形成されたPWM信号をドライバDV1又はDV3に伝える。上記PWM信号は、レベルシフト回路LS1によりレベルシフトされてドライバDV1、DV3に伝えられる。これにより、ドライバDV1、DV3は、図示しないブートストラップ回路により昇圧された制御信号をMOSFETQ1、Q1aのゲートに伝えて、入力電圧VinをそのままNチャネルMOSFETQ1を通して出力させ、昇圧電圧VHがそのままNチャネルMOSFETQ1aを通して出力されるようにしている。なお、上記チャージポンプ回路CP1の昇圧電圧VHをレベルシフト回路LC1の出力側、上記ゲート回路G1,G2及びドライバDV1とDV3の動作電圧として上記ブートストラップ回路を省略してよい。
上記フリップフロップ回路FF2の出力Qと反転出力QBによりゲート回路G2、G4を制御して、PWMCで形成されたPWM信号をドライバDV2又はDV4に伝える。なお、ドライバDV4は、上記負電圧VLで動作するMOSFETQ2aをオフ状態にするために、ロウレベルを負電圧にする必要があるので、レベルシフト回路LS2が設けられている。ゲート回路G4の出力信号は、レベルシフト回路LS2によりレベルシフトされてドライバDV4に伝えられる。これにより、ドライバDV2、DV4は、PWM制御信号に対応していずれかがオン状態にされる。
この回路ではPWM信号がハイレベルのときに、上記フリップフロップ回路FF1の出力Q、QBが変化すると、PWM信号の途中でMOSFETQ1とQ1aの切り替えが行われてしまう。そこで、上記フリップフロップ回路FF1、FF2をPWM周期のタイミングに同期して動作させるようにし、図2のタイミング図のようにMOSFETQ1、Q1aの切り替えをPWM信号に対応して切り替えるようにしてもよい。
出力電圧Vout の落ち込みは、負荷回路であるデジタル回路に誤動作を生じさせるので、前記のようにMOSFETQ1a及びVHを設けて、その落ち込みを回避させることが重要である。これに対して、出力電圧Vout の跳ね上がりは、MOSFET等の素子耐圧以下である等のように実害がなければ無視してもよい。あるいは、定電圧手段を用いた電流バイパス回路を動作させて跳ね上がりを阻止するようにすることもできる。したがって、スイッチ素子Q2a及び負電圧VLは省略することができる。
以上本発明者によってなされた発明を、前記実施形態に基づき具体的に説明したが、本発明は、前記実施形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において種々変更可能である。例えば、昇圧回路や負電圧発生回路は、チャージポンプ回路の他に電流供給能力の小さなスイッチング電源で構成してもよい。スイッチ素子は、前記MOSFETの他のスイッチ素子に置き換えることができる。この発明は、降圧型スイッチング電源に広く利用できる。
この発明に係るスイッチング電源の一実施例を示す概略回路図である。 図1のスイッチング電源の動作の一例を説明するための波形図である。 図1のスイッチンク電源の動作の一例を説明するための波形図である。 この発明に係るスイッチング電源の一実施例を示す概略回路図である。 この発明に係るスイッチング電源にMOSFETを用いる場合の説明図である。 この発明に係るスイッチング電源にMOSFETを用いる場合の一実施例を示す回路図である。 この発明に係るスイッチング電源にMOSFETを用いる場合の他の一実施例を示す回路図である。 この発明に係るスイッチング電源にMOSFETを用いる場合の更に他の一実施例を示す回路図である。 この発明に係るスイッチング電源の一実施例を示す全体構成図である。 この発明に係るスイッチング電源の一実施例を示す全体構成図である。 図10の電圧検出回路の動作を説明するための波形図である。 この発明に先立って検討された降圧型スイッチング電源の概略回路図である。 図12のスイッチング電源の動作を説明するための波形図である。 図12のスイッチング電源の負荷電流増加時の波形図である。 図12のスイッチング電源の負荷電流減少時の波形図である。
符号の説明
Q1,Q2,Q1a,Q2a,Q2b,Q2b……MOSFET(スイッチ素子)、SW1,SW2…スイッチ、DV1〜DV4…ドライバ、L…インダクタ(チョークコイル)、C…キャパシタ、LC…負荷回路、G1〜G4…ゲート回路、FF1,FF2…フリップフロップ回路、DRVC,PWMC…半導体チップ,VC1〜VC4…電圧検出回路、CP1,CP2…チャージポンプ回路、LOG…制御回路、LS1,LS2…レベルシフト回路。

Claims (17)

  1. インダクタと、
    上記インダクタの出力側と接地電位との間に設けられたキャパシタと、
    入力電圧から上記インダクタの入力側に電流を供給する第1スイッチ素子と、
    上記第1スイッチ素子がオフ状態のときにオン状態となって上記インダクタの入力側を所定電位にする第2スイッチ素子と、
    上記入力電圧以上の昇圧電圧を形成する昇圧回路と、
    上記昇圧電圧から上記インダクタの入力側に電流を供給する第3スイッチ素子と、
    上記インダクタの出力側から得られる出力電圧が所望の電圧となるよう上記第1スイッチ素子及び第2スイッチ素子の制御信号を形成する制御回路とを備え、
    上記制御回路は、上記出力電圧が上記所望の電圧よりも小さい第1電圧以下に低下したことを検出する第1検出回路を含み、かかる第1検出回路の出力信号に対応して上記第1スイッチ素子を動作禁止にしつつ上記第3スイッチ素子を動作可能にする第1制御部を有することを特徴とするスイッチング電源。
  2. 請求項1において、
    負電圧を形成する負電圧発生回路と、
    上記インダクタの入力側を上記負電圧にする第4スイッチ素子とを更に備え、
    上記制御回路は、上記出力電圧が上記所望の電圧よりも大きな第2電圧以上に上昇したことを検出する第2検出回路を含み、かかる第2検出回路の検出信号に対応して上記第2スイッチ素子を動作禁止にしつつ上記第4スイッチ素子を動作可能にする第2制御部を備えたことを特徴とするスイッチング電源。
  3. 請求項2において、
    上記制御回路は、
    上記出力電圧が上記所望電圧以下で上記第1電圧よりも大きな第3電圧以上になったことを検出する第3検出回路と、
    上記出力電圧が上記所望電圧以上で上記第2電圧よりも小さな第4電圧以下になったことを検出する第4検出回路とを更に備え、
    上記第1制御部は、上記第3検出回路の検出信号に対応して第3スイッチ素子を動作禁止にしつつ上記第1スイッチ素子を動作可能にし、
    上記第2制御部は、上記第4検出回路の検出信号に対応して第2スイッチ素子を動作禁止にしつつ上記第4スイッチ素子を動作可能にしていることを特徴とするスイッチング電源。
  4. 請求項3において、
    上記第3スイッチ素子は、上記第1スイッチ素子に比べてサイズが小さく形成され、
    上記第4スイッチ素子は、上記第2スイッチ素子に比べてサイズが小さく形成されてなることを特徴とするスイッチング電源。
  5. 請求項4において、
    上記第1ないし第4スイッチ素子は、NチャネルのMOSFETであり、
    上記第1スイッチ素子を構成するNチャネルMOSFETには、かかるNチャネルMOSFETと同時にオン/オフ状態にスイッチ制御されるNチャネルMOSFETが直列形態に接続され、
    上記第2スイッチ素子を構成するNチャネルMOSFETには、かかるNチャネルMOSFETと同時にオン/オフ状態にスイッチ制御されるNチャネルMOSFETが直列形態に接続されていることを特徴とするスイッチング電源。
  6. 請求項4において、
    上記第1ないし第4スイッチ素子は、NチャネルのMOSFETであり、
    上記第1スイッチ素子を構成するNチャネルMOSFET又は第2スイッチ素子を構成するNチャネルMOSFETの基板ゲートには、上記負電圧発生回路で形成された負電圧が供給されていることを特徴とするスイッチング電源。
  7. 請求項6において、
    上記第1スイッチ素子を構成するNチャネルMOSFET又は第2スイッチ素子を構成するNチャネルMOSFETの基板ゲートには、それぞれ第1、第2スイッチ手段が設けられ、
    上記第1スイッチ素子又は第2スイッチ素子を構成するNチャネルMOSFETがオン状態のときには上記第1スイッチ手段により第1スイッチ素子又は第2スイッチ素子を構成するNチャネルMOSFETのソースと接続され、上記第3スイッチ素子又は第4スイッチ素子を構成するNチャネルMOSFETがオン状態のときには上記第2スイッチ手段により上記負電圧発生回路で形成された負電圧が供給されていることを特徴とするスイッチング電源。
  8. 請求項1において、
    上記出力電圧の分圧電圧と所定の基準電圧とが一致するようなPWM信号を生成するPWM信号生成回路を更に備え、
    上記PWM信号は、上記制御回路に入力されて上記第1スイッチ素子及び第2スイッチ素子の制御信号が形成されていることを特徴とするスイッチング電源。
  9. 請求項8において、
    上記制御回路は第1半導体チップ内に形成され、
    上記PWM信号生成回路は第2半導体チップ内に形成され、
    上記第1スイッチ素子ないし第4スイッチ素子は、それぞれ単体の素子で形成され、
    上記第1半導体チップ、第2半導体チップ及び上記第1スイッチ素子ないし第4スイッチ素子が1つのパッケージに内蔵されてなることを特徴とするスイッチング電源。
  10. 入力電圧からインダクタの入力側に向けて電流を供給する第1スイッチ素子と、
    上記第1スイッチ素子がオフ状態のときにオン状態となって上記インダクタの入力側を所定電位にする第2スイッチ素子と、
    上記入力電圧以上の昇圧電圧を形成する昇圧回路と、
    上記昇圧電圧から上記インダクタの入力側に電流を供給する第3スイッチ素子と、
    上記インダクタの出力側から得られる出力電圧が所望の電圧となるよう上記第1スイッチ素子及び第2スイッチ素子の制御信号を形成する制御回路とが1つのパッケージに設けられ、
    上記制御回路は、上記インダクタの出力側と回路の接地電位との間に設けられたキャパシタにより形成された出力電圧が上記所望の電圧よりも小さい第1電圧以下に低下したことを検出する第1検出回路を含み、かかる第1検出回路の出力信号に対応して上記第1スイッチ素子を動作禁止にしつつ上記第3スイッチ素子を動作可能にする第1制御部を有することを特徴とする半導体集積回路装置。
  11. 請求項10において、
    負電圧を形成する負電圧発生回路と、
    上記インダクタの入力側を上記負電圧にする第4スイッチ素子とを更に備え、
    上記制御回路は、上記出力電圧が上記所望の電圧よりも大きな第2電圧以上に上昇したことを検出する第2検出回路を含み、かかる第2検出回路の検出信号に対応して上記第2スイッチ素子を動作禁止にしつつ上記第4スイッチ素子を動作可能にする第2制御部を備えたことを特徴とする半導体集積回路装置。
  12. 請求項11において、
    上記制御回路は、
    上記出力電圧が上記所望電圧以下で上記第1電圧よりも大きな第3電圧以上になったことを検出する第3検出回路と、
    上記出力電圧が上記所望電圧以上で上記第2電圧よりも小さな第4電圧以下になったことを検出する第4検出回路とを更に備え、
    上記第1制御部は、上記第3検出回路の検出信号に対応して第3スイッチ素子を動作禁止にしつつ上記第1スイッチ素子を動作可能にし、
    上記第2制御部は、上記第4検出回路の検出信号に対応して第2スイッチ素子を動作禁止にしつつ上記第4スイッチ素子を動作可能にすることを特徴とする半導体集積回路装置。
  13. 請求項12において、
    上記第3スイッチ素子は、上記第1スイッチ素子に比べてサイズが小さく形成され、
    上記第4スイッチ素子は、上記第2スイッチ素子に比べてサイズが小さく形成されてなることを特徴とする半導体集積回路装置。
  14. 請求項13において、
    上記第1ないし第4スイッチ素子は、NチャネルのMOSFETであり、
    上記第1スイッチ素子を構成するNチャネルMOSFETには、かかるNチャネルMOSFETと同時にオン/オフ状態にスイッチ制御されるNチャネルMOSFETが直列形態に接続され、
    上記第2スイッチ素子を構成するNチャネルMOSFETには、かかるNチャネルMOSFETと同時にオン/オフ状態にスイッチ制御されるNチャネルMOSFETが直列形態に接続されていることを特徴とする半導体集積回路装置。
  15. 請求項13において、
    上記第1スイッチ素子を構成するNチャネルMOSFET又は第2スイッチ素子を構成するNチャネルMOSFETの基板ゲートには、上記負電圧発生回路で形成された負電圧が供給されてなることを特徴とする半導体集積回路装置。
  16. 請求項15において、
    上記第1スイッチ素子を構成するNチャネルMOSFET又は第2スイッチ素子を構成するNチャネルMOSFETの基板ゲートには、切り替えスイッチ手段が設けられ、
    上記第1スイッチ素子又は第2スイッチ素子を構成するNチャネルMOSFETがオン状態のときには上記切り替えスイッチ手段により第1スイッチ素子又は第2スイッチ素子を構成するNチャネルMOSFETのソースと接続され、上記第3スイッチ素子又は第4スイッチ素子を構成するNチャネルMOSFETがオン状態のときには上記切り替えスイッチ手段により上記負電圧発生回路で形成された負電圧が供給されていることを特徴とする半導体集積回路装置。
  17. 請求項10において、
    上記出力電圧の分圧電圧と所定の基準電圧とが一致するようなPWM信号を生成するPWM信号生成回路を更に備え、
    上記PWM信号は、上記制御回路に入力されて上記第1スイッチ素子及び第2スイッチ素子の制御信号が形成され、
    上記制御回路及び上記第1スイッチ素子ないし第4スイッチ素子は第1半導体チップ内に形成され、
    上記PWM信号生成回路は第2半導体チップ内に形成され、
    上記第1半導体チップと第2半導体チップが1つのパッケージに内蔵されていなることを特徴とする半導体集積回路装置。
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