JP2007102718A - 背景画像分離装置及び背景画像分離システム。 - Google Patents
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Abstract
【課題】本発明は、所定の背景構造物を用いて画像の明るさに関する情報に基づいたマスクを作成することによって、対象物画像と背景画像とを正確に分離することができる背景画像分離装置を提供することを目的とする。
【解決手段】本発明における背景画像分離装置は、入射方向以外の方向への反射光より入射方向に対して強く反射する再帰性反射を発生させるように背景照明を照射し、上記背景照明の反射光を含む光を受光して画像を撮像して画像データを生成する画像データ生成手段と、上記画像データから、入射方向以外の方向への反射光より入射方向に対して強く背景照明を反射する再帰性反射領域を特定する再帰性反射領域特定手段と、を具備する。
【選択図】図1
【解決手段】本発明における背景画像分離装置は、入射方向以外の方向への反射光より入射方向に対して強く反射する再帰性反射を発生させるように背景照明を照射し、上記背景照明の反射光を含む光を受光して画像を撮像して画像データを生成する画像データ生成手段と、上記画像データから、入射方向以外の方向への反射光より入射方向に対して強く背景照明を反射する再帰性反射領域を特定する再帰性反射領域特定手段と、を具備する。
【選択図】図1
Description
本発明は、撮像して得られた画像データを対象物画像と背景画像のデータとに分離することができる背景画像分離装置及び背景画像分離システムに関する。
従来、対象物画像と背景画像とを分離し、その対象物画像を、予め用意した背景画像と合成する画像合成処理装置が知られている。この画像合成処理装置において、対象物画像と背景画像とを分離する方法として一般的に利用されている方法は、クロマキー方法と呼ばれる技術である。
クロマキー方法は、ある色を鍵として、その色の部分のみを抽出する処理を含む処理方法である。一般的に、クロマキー方法の鍵として用いられる色は、人間の肌色と補色の関係にある青色、又は緑色である。例えば、青色の背景パネルの前に位置する対象物を撮像する場合、画像データの背景である青色部分を抽出し、抽出した部分を無色透明にしたマスクを作成する。このマスクは、撮像画像の対象物部分と背景部分とを分離するために用いられる。このクロマキー方法は、TV、映画等、多くの分野において広く使われている。
しかしながら、上述の方法では、対象物が鍵と同じ色を含む場合、作成されるマスクにおいて対象物のその鍵と同じ色の部分も無色透明になってしまうことがある。さらに、対象物の影が背景パネルに映りこんでしまうこともあり、マスク作成時に影の映りこんだ部分が背景画像として抽出されないことがある。その結果、上述の方法では、精度の高いマスクを作成することができず、画像の分離を適切に行うことができないといった問題があった。
そこで、本発明は、対象物画像と背景画像とを正確に分離することができる背景画像分離装置を提供することを目的とする。
本発明の背景画像分離装置は、入射方向以外の方向への反射光より入射方向に対して強く反射する再帰性反射を発生させるように背景照明を照射し、上記背景照明の反射光を含む光を撮像して画像データを生成する画像データ生成手段と、上記画像データから、入射方向以外の方向への反射光より入射方向に対して強く背景照明を反射する再帰性反射領域を特定する再帰性反射領域特定手段と、を具備する。
本発明によれば、対象物画像と背景画像とを正確に分離することができる背景画像分離装置を実現することができる。
以下に本発明の背景画像分離装置を用いた実施の形態における背景画像分離システムについて図を用いて詳細に説明する。
図1は背景画像分離システムの概略構成図である。
図1に示すように、背景画像分離システム1は、照明制御装置2と、背景照明装置としてのリング照明装置3と、対象物照明装置4と、カメラ制御装置5と、第1の撮像装置としての電荷結合素子等の個体撮像素子を有するカメラ6と、インターフェイス(以下、I/Fと略す)7と、パーソナルコンピュータ(以下、PCと略す)10と、により構成される。I/F7は、複数のインターフェイス、例えばUSB等の有線、もしくは無線により構成され、PC10と、例えば照明制御装置2等の外部の装置とを接続する。また、PC10は、CPU12、RAM13、ROM14、ハードディスク装置(以下、HDDと略す)15、キーボード等との接続のためのユーザインターフェイス(以下、ユーザI/Fと略す)16、及びモニタ等の出力機器が接続される出力装置インターフェイス(以下、出力装置I/Fと略す)17を含んで構成され、バス11によってそれぞれが接続されている。
図1は背景画像分離システムの概略構成図である。
図1に示すように、背景画像分離システム1は、照明制御装置2と、背景照明装置としてのリング照明装置3と、対象物照明装置4と、カメラ制御装置5と、第1の撮像装置としての電荷結合素子等の個体撮像素子を有するカメラ6と、インターフェイス(以下、I/Fと略す)7と、パーソナルコンピュータ(以下、PCと略す)10と、により構成される。I/F7は、複数のインターフェイス、例えばUSB等の有線、もしくは無線により構成され、PC10と、例えば照明制御装置2等の外部の装置とを接続する。また、PC10は、CPU12、RAM13、ROM14、ハードディスク装置(以下、HDDと略す)15、キーボード等との接続のためのユーザインターフェイス(以下、ユーザI/Fと略す)16、及びモニタ等の出力機器が接続される出力装置インターフェイス(以下、出力装置I/Fと略す)17を含んで構成され、バス11によってそれぞれが接続されている。
背景として撮像される背景構造物は、カメラ6側の面に、再帰性反射を実現する再帰性反射材からなる反射面を有するシート部材(以下、このシート部材を再帰性反射材と略す。シート部材の具体的な製品としては、住友スリーエム株式会社製反射材、商品名スコッチライト反射シートダイヤモンドグレード等がある。)がスクリーン状に貼り付けられている。再帰性反射材は、反射面に極小のビーズ、もしくはプリズムを高密度に塗布してあり、照射された光を光源方向に反射することができるシート部材である。
ここで、図2を用いて再帰性反射材について説明する。図2は再帰性反射材についての説明の図である。再帰性反射材は、図2(a)に示すように、照射された光を光源方向に反射、すなわち入射光をほぼ入射した方向に反射する。照射された光がほぼ光源方向に反射することは、再帰性反射と呼ばれる。また、この再帰性反射材は、反射面に対する光の入射角がある角度θMAX以上になると、入射光を再帰性反射によって反射する反射率が著しく低下する。本実施の形態においては、この再帰性反射材を用いて背景構造物の反射面が形成される。一方、通常の反射材における反射光は、図2(b)に示すように、入射光の入射角度と等しい反射角度により反射される。この通常の反射は、鏡面反射と呼ばれる。一般的に、再帰性反射材は、交通標識等に広く用いられている。
また、対象物は、本実施の形態の場合、人間であり、背景構造物とカメラ6との間に位置している。なお、後述するように、この対象物は、本実施の形態によればクロマキー方法による処理とは異なり、どのような色が表面に配置されていても構わない。
そして、照明制御装置2は、リング照明装置3、及び対象物照明装置4と接続され、例えば点灯、消灯、光量制御等の動作を制御する。また、照明制御装置2は、I/F7を介してPC10と接続され、PC10は、照明制御装置2の動作を制御する。
リング照明装置3は、カメラ6による撮像時に、背景構造物及び対象物をリング照明光により照射する。このリング照明装置3は、リング形状であり中央部の開口部を通して、カメラ6が背景構造物及び対象物からの反射光を撮像する。
図3はカメラ6による撮像時のリング照明光を説明する図である。図3に示すように、リング照明装置3の照明光は、上述した再帰性反射材の特性のために、ほぼリング照明装置3の撮像位置に向かって反射することになる。このリング形状のリング照明装置3を用いることにより、カメラ6と照明光源の配置をほぼ同一の位置に配置することができ、リング照明光の背景構造物の反射面からの反射光をより多く撮像することができる。このリング照明光による背景構造物からカメラ6へ入射する反射光は、上述した再帰性反射材の特性により、対象物からカメラ6へ入射する反射光と比べて非常に光量が大きくなる。また、リング照明光以外の光、つまり外来光が背景構造物の反射面に照射されたとしても、その外来光の反射光は、再帰性反射材の特性によって、リング照明光と比べて非常に少ない光量のみがカメラ6へ反射する。つまり結果として、外来光は、リング照明光と比べて、カメラ6の撮像する画像にとってほとんど影響を与えない。
一方、対象物照明装置4は、常に背景構造物の反射面に対象物照明光がなるべく照射されないように対象物を照明する。また、リング照明装置3の点灯及び消灯時の対象物に照射される照明光量は変化するが、対象物照明装置4は、リング照明装置3が点灯及び消灯動作をしても対象物の明るさにほとんど影響を及ぼさなくなる程度の照明光量によって対象物を照明する。さらに、対象物照明装置4が消灯した状態、もしくは対象物照明装置4がない場合でも、後述するように、本発明は、対象物画像と背景画像とを分離することが可能である。しかし、本実施の形態においては、対象物画像と背景画像とを分離した後に、予め用意した背景画像と合成するため、対象物は、対象物の画像としてわかるように撮像される必要がある。そのため、本実施の形態においては、対象物照明装置4は、対象物を照明する対象物照明光を対象物に照射する。
そして、カメラ制御装置5は、カメラ6と接続され、カメラ6の撮像動作を制御する。また、カメラ制御装置5は、I/F7を介してPC10と接続され、PC10は、カメラ制御装置5の動作を制御する。
カメラ6は、上述したようにリング照明装置3の中央部の開口部を通して、対象物及び背景としての背景構造物からの反射光が形成する像を撮像するように配置される。また、カメラ6は、I/F7を介してPC10と接続され、撮像した画像データをPC10へ送信する。
PC10は、受信した画像データに対して所定の背景画像分離処理を行う。さらに、PC10は、背景構造物からの反射光を特定し、背景構造物の背景画像と対象物の対象物画像とを分離するためのマスクを作成する。そして、PC10は、その分離した対象物の対象物画像と、予め用意された背景画像とを合成し、合成画像を生成する。
そして、合成画像は、出力装置I/F17に接続された出力装置、例えばモニタ、プリンタ等に出力される。なお、背景構造物、リング照明装置3、及びカメラ6は、画像データ生成手段を構成する。
上述の背景画像分離処理についての詳細を以下に図を用いて説明する。図4は、背景構造物である背景画像と、対象物である対象物画像とを分離する背景画像分離処理の流れの例を示すフローチャートである。本実施の形態においては、CPU12が、画像を構成する画素の明るさに関する情報のヒストグラムを生成し、背景画像部分と対象物画像部分を分離する。以下の処理は、PC10内のCPU12が行うものとする。この処理は、ユーザI/F16に接続された図示しない撮像開始ボタン等が押されたときに始まるものとする。
まず、CPU12は、リング照明装置3を点灯させずに、カメラ6に背景構造物及び対象物を撮像させる(ステップS11)。このときカメラ6により撮像した第1の撮像画像の例を図5に示す。第1の撮像画像50は、対象物画像部分60と、背景画像部分70とを含んで構成される。対象物画像部分60は、対象物照明装置4からの対象物照明光により照明された対象物の画像となる。背景画像部分70は、リング照明装置3が点灯されていないため、もしくは上述したように外来光の反射光がカメラ6にほとんど入射しないため、対象物照明光が照射されている対象物画像部分60と比べて暗い画像となる。
次に、CPU12は、リング照明装置3を点灯させ、カメラ6に対象物及び背景構造物を撮像させる(ステップS12)。このときカメラ6により撮像した第2の撮像画像の例を図6に示す。第2の撮像画像51は、対象物画像部分61と、背景画像部分71を含んで構成される。背景画像部分71は、上述した再帰性反射材の特性により、背景構造物がカメラ6に向かってリング照明光の反射光を反射するため、明るい画像となる。また、背景画像部分71は、上述した再帰性反射材の特性により、対象物の影が映りこむことがなくほぼ均一に明るい画像部分となる。一方、対象物画像部分61は、上述したように対象物照明光を照射しているために、第1の背景画像部分70に対する背景画像部分71の明るさの変化と比べて、第1の対象物画像部分60に対して明るさの変化が少ない画像部分となる。
そして、CPU12は、第1の撮像画像50と、第2の撮像画像51との明るさの差に関する情報、例えば輝度、明度の差を、画素毎に算出する(ステップS13)。
次に、CPU12は、算出した明るさの差に関する情報についてのヒストグラムを生成する(ステップS14)。図7に明るさの差に関する情報についてのヒストグラムの例を示す。図7に示すように、このヒストグラムは、縦軸が画素数、横軸が明るさの差である。このヒストグラムは、右へ行くほど2枚の撮像画像の明るさの差が大きくなり、左へ行くほど2つの撮像画像の明るさの差が小さくなる。
このヒストグラムは、2つの大きなピークを有する。一方のピークである左側のピークのある領域、つまり明るさの差が、他方のピークがある領域よりも小さい領域を、領域100とする。それに対して、他方のピークである右側のピークのある領域、つまり明るさの差が領域100よりも大きい領域を、領域200とする。
つまり、領域100に含まれる画素は、上述したように第1及び第2の撮像画像の明るさの差が小さい対象物画像部分を構成する画素である。一方、領域200に含まれる画素は、上述したように第1及び第2の撮像画像の明るさの差が大きい背景画像部分を構成する画素である。
結果として、第1及び第2の撮像画像における明るさの差に関する情報のヒストグラムを生成することにより、対象物画像を示す領域100と、背景画像を示す領域200とが分離される。すなわち、CPU12は、領域100に含まれる画素の位置情報と、領域200に含まれる画素の位置情報を特定することにより、各位置における画素が対象物画像であるか、背景画像であるかを判断することができる。
なお、領域200は、領域100よりもピークがなだらかに現れる。この現象は、ステップS12において撮像された背景画像部分71の明るさが不均一であることの原因により生じる。この明るさの不均一性は、例えば再帰性反射材が背景構造物に平坦に貼り付けられていない場合、及び再帰性反射材の反射方向の不均一性がある場合等、において現れる。そのため、反射面を平坦に構成する、もしくは反射面に、より再帰性反射性能の高い再帰性反射材を用いれば、領域200のピークもシャープになる。
ここで図4の説明に戻ると、CPU12は、生成したヒストグラムにおいて対象物画像の領域100と、背景画像の領域200とを分離するための閾値を決定する(ステップS15)。閾値は、例えば領域100と領域200の2つのピークの間に位置する画素数が0の領域Rの中点とする。図7の場合、この閾値THは、領域100と領域200とを完全に分離できる。
そして、CPU12は、決定した閾値THに基づいて、画像データを2値化する(ステップS16)。例えば、CPU12は、閾値TH以下の明るさの差を持つ画素、つまり対象物画像を示す領域100の画素の位置情報に対応する位置に1を配列し、また、閾値TH以上の明るさの差を持つ画素、つまり背景画像を示す領域200の画素の位置情報に対応する位置に0を配列したマスクデータを生成する。このCPU12によるステップS13からS16は、反射領域特定手段を構成する。
図8は生成したマスクデータに基づいて生成したマスク52の例を示す図である。図8に示すようにマスク52の背景画像部分及び対象物画像部分は、ノイズ40を含んでいる。このノイズ40は、背景画像部分においては、背景構造物の反射面における、例えば反射光量の不足、反射角の異常等により生成され、対象物画像部分においては、対象物表面において、例えば金属等の光を反射する物質が配置されていることなどにより生成される。
そのため、CPU12は、マスク52の画素の位置情報に基づいてノイズ40を除去し、ノイズの無いマスク53を生成する(ステップS17)。図9はノイズを除去したマスク53の例を示す図である。このマスク53は、対象物画像と背景画像とを正確に分離することができる。
そして、CPU12は、予め決められた背景画像と、マスク53に従って第2の撮像画像51から背景画像71を分離した対象物画像61と、を合成して、合成画像55を生成する(ステップS18)。図10は予め決められた背景画像としての風景画像54の例を示す図である。図11は合成画像55の例を示す図である。例えば、CPU12は、マスク53の0のデータがある位置情報に対応する位置に風景画像54の画像を配列し、また、マスクデータ53の1のデータがある位置情報に対応する位置に第2の撮像画像51の画像を配列して合成画像54を生成する。
最後に、CPU12は、出力装置I/F17に接続された出力装置に合成画像55を出力する(ステップS19)。
以上説明したように、本発明の背景画像分離装置を用いた実施の形態における背景画像分離システム1は、画像の明るさに関する情報に基づいたマスクを作成することによって、対象物画像と背景画像とを正確に分離することができる。また、色を背景画像分離処理の鍵としないため、対象物の表面にどのような色が配置されていても、対象物画像と背景画像との分離が可能である。さらに、背景構造物とリング照明光により、対象物の影が背景構造物に写ることがないため、正確に対象物画像と背景画像との分離が可能である。
次に、上述した背景画像分離システム1の変形例について以下に図を用いて説明する。
上述した構成の背景画像分離システム1において、背景構造物の反射面に用いられる再帰性反射材は、入射光の反射面に対する入射角が大きくなるほど、光源に反射される反射光は少なくなる。そのため、対象物として、例えば人間の全身の撮像画像を生成する場合、人間の足元の部分、つまりリング照明光が反射面に対して大きい角度により反射面に入射する部分は、反射光の光量が不足し、対象物画像と背景画像とを分離するための明るさの差がなくなってしまうことがある。さらに、一般的に対象物は通常の床部分、つまり再帰性反射材によって構成されていない場所に位置するため、やはりリング照明光の反射光の光量が不足し、正確に対象物画像と背景画像とを分離することが出来なくなってしまう。
上述した構成の背景画像分離システム1において、背景構造物の反射面に用いられる再帰性反射材は、入射光の反射面に対する入射角が大きくなるほど、光源に反射される反射光は少なくなる。そのため、対象物として、例えば人間の全身の撮像画像を生成する場合、人間の足元の部分、つまりリング照明光が反射面に対して大きい角度により反射面に入射する部分は、反射光の光量が不足し、対象物画像と背景画像とを分離するための明るさの差がなくなってしまうことがある。さらに、一般的に対象物は通常の床部分、つまり再帰性反射材によって構成されていない場所に位置するため、やはりリング照明光の反射光の光量が不足し、正確に対象物画像と背景画像とを分離することが出来なくなってしまう。
また、対象物を撮像するのに適したカメラ6の撮像条件、例えば絞り、シャッタスピード等と、対象物画像と背景画像とを分離するために適したカメラ6の撮像条件とが、異なる場合がある。
このような問題を解消する変形例に係る背景画像分離システム500についての詳細を以下に図を用いて説明する。背景画像分離システム500は、上述した背景画像分離システム1とほとんど同様の構成のため、以下には相違点のみを記述する。また、同じ構成要素は、同じ符号を用いて説明は省略する。
まず、図12に背景画像分離システム500の概略構成図を示す。
図12に示すように背景画像分離システム500は、背景画像分離システム1のカメラ6の代わりに第1の撮像装置としての背景撮像用カメラ506、及び第2の撮像装置としての対象物撮像用カメラ507を含んで構成される。また、背景画像分離システム500は、撮像用台座501を含んで構成される。対象物としての人間は、撮像用台座501の上部に位置するものとする。
図12に示すように背景画像分離システム500は、背景画像分離システム1のカメラ6の代わりに第1の撮像装置としての背景撮像用カメラ506、及び第2の撮像装置としての対象物撮像用カメラ507を含んで構成される。また、背景画像分離システム500は、撮像用台座501を含んで構成される。対象物としての人間は、撮像用台座501の上部に位置するものとする。
撮像用台座501は、透明な材質、例えばガラス等により構成された六面体構造であり、内部には、反射板502が配置されている。この反射板502は、再帰性反射を実現する再帰性反射材からなる反射面を有するシート部材が貼り付けられている板部材である。また、この反射板502は、天板部に対して所定の角度を成し、撮像用台座501内に固定されている。その所定の角度は、図12に示すように、リング照明装置3からのリング照明光を背景撮像用カメラ506に向かって反射するような角度である。
背景撮像用カメラ506及び対象物撮像用カメラ507は、1本の棒部材の異なる位置にそれぞれ固定される。また、背景撮像用カメラ506は、対象物撮像用カメラ507よりも床面から遠い位置に配置される。背景撮像用カメラ506は、リング照明装置3の中央部の開口部を通して撮像をするように配置される。また、対象物撮像カメラ507は、対象物である人間の全身を撮像できるような位置に配置される。
背景撮像用カメラ506は、背景と対象物とを区別するのに適した条件、例えば絞り、シャッタスピード等が、リング照明装置3が点灯したときに対象物画像の明るさと背景画像の明るさとが大きく異なるように撮像できるような条件に設定される。リング照明装置3も同様に、背景撮像用カメラ506が、背景画像の明るさと対象物画像の明るさとが大きく異なるように撮像できるような条件、例えば光量、反射面に対する照射角度等が設定される。
一方、対象物撮像用カメラ507は、対象物である人間を撮像するのに適した条件、例えば絞り、シャッタスピード等、が設定される。対象物照明装置4も同様に、対象物である人間を撮像するのに適した条件、例えば光量、対象物に対する照射角度等が設定される。
以上のような構成の背景画像分離システム500の動作は、背景画像分離装置1の動作と基本的に同じである。以下には背景画像分離システム1と背景画像分離システム500との相違点を説明する。
まず、対象物照明装置4による対象物照明光により対象物を照射して、対象物撮像用カメラ507によって対象物を撮像する。図13は対象物撮像用カメラ507によって撮像した画像の例を図である。図13に示すように、対象物撮像用カメラ507によって撮像した画像は、対象物照明光の照射されている対象物画像部分のみが明るく撮像される。また、この画像は、背景画像分離システム1における、第1の画像50と同様の働きをする。
次に、リング照明装置3によるリング照明光により対象物及び背景構造物を照射して、背景撮像用カメラ506により、対象物及び背景構造物を撮像する。撮像用台座501の反射板502及び背景構造物の反射面は、リング照明装置3からのリング照明光のほとんどを背景撮像用カメラ506に反射する。図14は背景撮像用カメラ506によって撮像した画像の例の図である。図14に示すように、背景撮像用カメラ506によって撮像した画像は、撮像用台座501内の反射板502によって、対象物である人間の足元の背景画像部分まで明るい画像となる。この画像は、背景画像分離システム1における、第2の画像51と同様の働きをする。
しかし、図13及び図14に示すように、背景撮像用カメラ506により撮像した画像と、対象物撮像用カメラ507により撮像した画像とは、背景撮像用カメラ506及び対象物撮像用カメラ507が撮像する位置が異なるために対象物画像部分の輪郭の形状が異なる。具体的には、図14において、対象物である人間の頭部が大きいのは、背景撮像用カメラ506の床面からの距離が、対象物である人間の頭部の床面からの距離よりも大きいことが原因である。
そのため、CPU12は、射影変換処理を行う。この射影変換処理は、背景撮像用カメラ506によって撮像された画像を、対象物撮像用カメラ507の配置された位置から撮像された画像のように変換する処理のことである。この射影変換処理は、平面射影変換と呼ばれるもので、対象物である人間を三次元構造物ではなく、二次元構造物だと仮定し、撮像についての視差を修正するものである。
そこで、CPU12は、背景撮像用カメラによって撮像された画像に対して射影変換処理を行って得られた画像と、被写体撮像用カメラ507により撮像した画像を用いて、背景画像分離システム1と同様に明るさに関する情報のヒストグラムを生成する。その後は背景画像分離システム1と同様に、マスクを生成して、対象物画像と背景画像とを分離する。
以上の構成の背景画像分離システム500により、対象物である人間の全身を撮像して背景画像と対象物画像とを正確に分離することができる。さらに、撮像用台座501内の反射板502によって、対象物である人間の足元に影ができず、また、画像を分離するために十分な反射光の光量が得られる。また、対象物を撮像するのに適した撮像条件と、対象物画像と背景画像とを分離するために適した撮像条件とが異なる場合でも、それぞれの条件に応じて撮像が可能になる。
なお、撮像用台座501は、内部に反射板502ではなく、リング照明装置3と連動して点灯動作をする照明装置を含んで構成してもよい。この場合、照明装置は、リング照明装置3が点灯するのと同時に点灯する。また、その照明装置が照射する光量は、背景構造物からのリング照明光の反射光とほぼ同じになるような光量である。これにより、反射板502を含む撮像用台座501と同様の効果が得られる。
また、背景画像分離システム500において、背景撮像用カメラ506及び対象物撮像用カメラ507は、床面からの距離が同じ距離になるような位置に配置してもよい。
さらに、背景画像分離システム500において、背景撮像用カメラ506及び対象物撮像カメラ507は、同時に撮像するようにしてもよい。この場合、リング照明装置3及び対象物照明装置4を点灯させて、背景撮像用カメラ506及び対象物撮像カメラ507により同時に撮像する。このとき重要なことは、リング照明装置3のリング照明光が対象物撮像用カメラ507の撮像した画像にほとんど写らないようにするため、入射した光を入射した方向に反射する反射率が著しく低下する角度θMAXが小さい、言い換えると反射の指向性が強い背景構造物及び反射板502の再帰性反射材を使用することである。また、リング照明装置3の位置、照射角度、光量等を、背景撮像用カメラ506が背景構造物及び反射板502からの反射光を撮像でき、かつ、対象物撮像用カメラ507の撮像した画像に、背景構造物及び反射板502からの反射光がほとんど写らないように設定することである。なお、背景撮像用カメラ506及び対象物撮像用カメラ507の撮像条件、位置等も同様に決定する必要がある。
なお、本実施の形態の背景構造物において、反射面を再帰性反射材により構成するのではなく、通常の反射材を用いてもよい。この場合、例えばハニカム構造のフィルタを反射面に密着もしくは離間させて配置することにより再帰性反射を実現する。図15はハニカム構造のフィルタの例の図である。図15の矢印Fで示すように、このハニカム構造のフィルタは、ハニカム構造の孔が向いている方向の光のみを透過させる。通常の反射材と、このハニカム構造のフィルタとを含んで構成することによって、外来光を遮断し、再帰性反射材と同様の効果を実現することができる。また、配置するフィルタは、ハニカム構造ではなく、同様の効果を実現する、例えばよろい戸構造、携帯電話に用いられる覗き見防止用フィルタ等の異なる構造のフィルタでもよい。
さらになお、本実施の形態において、外来光を防止するため、背景構造物、もしくは反射面にひさしのようなものを含んで構成して再帰性反射を実現してもよい。図16は、背景構造物にひさしとしての板状部材を取り付けた例の図である。このひさしは、反射面の床面から遠い端部に、反射面に直行する方向に床面と平行に配置される板状部材601と、その板状部材601の両端部から床面方向に延出し、かつ反射面に直交する板状部材602とから構成される。外来光は、明るさに関する情報についてのヒストグラムの形状を乱す原因となる。このようなひさしを用いることによって、画像の分離が正確にできなくなることを防止することができる。なお、上述のハニカム構造のフィルタ、ひさし、再帰性反射材を組み合わせて用いてもよい。
また、上述した本実施の形態では、静止画像の撮像の場合について説明したが、本実施の形態は、動画像を撮像する場合においても適用することができる。その場合、垂直同期信号Vsyncを照明制御装置2に与えることによって、リング照明装置3、及び対象物照明装置4の点灯制御を、カメラ6の撮像動作と同期させるようにする。図17は垂直同期信号Vsyncを照明制御装置2に与える背景画像分離システム600の概略構成図である。背景画像分離システム600において、垂直同期信号Vsyncは、カメラ制御装置5から送信されているが、もちろんPC10等の他の機器から制御するようにしてもよい。
さらにまた、本実施の形態において、対象物照明装置6は、予め用意された背景画像に応じて、対象物照明光の色を変化させるようにしてもよい。この場合、予め用意した背景画像として、例えば海の風景画像であるなら、対象物照明光を淡い水色にし、予め用意した背景画像として、例えば夕焼け空の風景画像であるなら、対象物照明光をオレンジ色にする、といった演出が可能となる。
なお、本実施の形態において、リング照明装置3は、リング照明光としてどのような色を照明してもよい。つまり、明るさに関する情報についてのヒストグラムの生成において、本実施の形態における領域100及び領域200のように、閾値によって明確に画像データの区分ができるようなヒストグラムが生成できれば背景画像部分の特定が可能である。
さらに、本実施の形態において、リング照明装置3は、陰影によるパターンを持つリング照明光を照射してもよい。図18はパターンを持つリング照明光による撮像画像の例の図である。この場合、再帰性反射特性を持つ背景構造物の反射面と、対象物とに、リング照明光のパターンが写りこむ。しかし、反射面は無柄であるため、リング照明光のパターンがはっきりと投影される。また、リング照明光が照射された領域と、リング照明光が照射されない領域が発生し、画像に明るさの差が生じることになる。ここで、例えばCPU12は、明るさに関する情報についてのヒストグラムを生成すると共に、リング照明光のパターンを判別するプログラムを動作させ、背景画像を特定するようにする。この方法により、CPU12は、背景画像と対象物画像とを一層正確に分離可能になる。さらに、パターン、例えば格子状のパターンを持つリング照明光は、背景構造物及び対象物上の照射位置を移動させて撮像するようにしてもよい。つまり、カメラ6は、背景構造物及び対象物の表面に照射される複数種類の格子状のパターンを撮像して、背景画像分離処理を行う。また、格子状のパターンは、格子の間隔を変化させて複数種類撮像されるようにしてもよい。これらの場合、背景をより高い精度により特定することができる。図18は、格子状のパターンの例を示しているが、他のパターン、例えば斜線パターンでもよい。
なお、本実施の形態において、リング照明装置3ではなく、背景構造物だけを照明するように対象物の後ろに配置された背景照明用の照明装置を用いてもよい。この場合、背景照明用の照明装置の位置は、カメラ6による撮像位置と、反射光の角度を考慮して決定する。
また、本実施の形態において、2つの画像を用いて明るさに関する情報についてのヒストグラムを生成したが、ヒストグラム以外の特定手段を用いてもよい。また、例えば、1つの画像データの明るさに関する情報に基づいて、背景画像と対象物画像とを分離するようにしてもよい。この場合、背景構造物からの反射光量と、対象物からの反射光量とが著しく異なることを利用する。例えば、明るさに関する情報についての閾値を決定することによって2値化を行い、背景画像と対象物画像との分離を行う。
さらに、本実施の形態において、3つ以上の画像を用いて背景画像と対象物画像とを分離するようにしてもよい。この場合、それぞれ光量、もしくは光源を変化させ撮像して、それぞれの差をとり、例えば、明るさに関する情報についてのヒストグラムを生成して背景を特定する。
なお、本実施の形態において、背景構造物の反射面を発光するパネル状部材により構成してもよい。この場合、リング照明装置3及び背景構造物の反射面を形成する再帰性反射材を無くし、撮像時にパネル状部材が発光するようにして、明るさに関する情報についてのヒストグラムを生成する。
また、本実施の形態において、赤外線照明装置、赤外線カメラ、及び赤外線吸収部材を用いて、対象物画像と背景画像とを分離するようにしてもよい。この場合、背景として赤外線吸収部材を背景構造物の反射面として構成し、赤外線照明により対象物を照明して赤外線カメラにより撮像する。赤外線照明は、背景構造物の赤外線吸収部材に吸収されるため、その差を利用して対象物画像と背景画像とを分離することができる。
また、本実施の形態において、合成画像をリアルタイムに表示する表示装置を別途構成してもよい。この場合、ユーザがユーザI/F16を操作することにより、合成された画像を確認しながら合成画像の修正等の操作を行うことができる。
なお、本発明の背景画像分離装置は、例えばホームムービ、ゲーム装置、または、プリクラ(登録商標)などの即時印刷可能な撮影装置等に応用してもよい。
なお、本発明は、上述した実施の形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を変えない範囲において、種々の変更、改変等が可能である。
1 背景画像分離システム、2 照明制御装置、3 リング照明装置、4 対象物照明装置、5 カメラ制御装置、6 カメラ、7 インターフェイス、10 パーソナルコンピュータ、40 ノイズ、50 第1の撮像画像、51 第2の撮像画像、52 マスク、53 ノイズ除去後のマスク、54 風景画像、55 合成画像、60 第1の対象物画像、61 第2の対象物画像、70 第1の背景画像、71 第2の背景画像、500 背景画像分離システムの変形例、501 撮像用台座、502 反射板、506 背景撮像用カメラ、507 対象物撮像用カメラ、600 動画像を撮像する背景画像分離システム、601 板状部材、602 板状部材
Claims (7)
- 入射方向以外の方向への反射光より入射方向に対して強く反射する再帰性反射を発生させるように背景照明を照射し、上記背景照明の反射光を含む光を撮像して画像データを生成する画像データ生成手段と、
上記画像データから、入射方向以外の方向への反射光より入射方向に対して強く上記背景照明を反射する再帰性反射領域を特定する再帰性反射領域特定手段と、
を具備することを特徴とする背景画像分離装置。 - 上記再帰性反射領域特定手段は、上記背景照明が照射された場合と、上記背景照明が照射されない場合における上記画像データの明るさの差に関する情報に基づいて上記再帰性反射領域を特定することを特徴とする請求項1記載の背景画像分離装置。
- 上記再帰性反射領域特定手段は、上記画像データにおいて、上記背景照明が照射された領域と、上記背景照明が照射されない領域との上記画像データの明るさの差に関する情報に基づいて上記再帰性反射領域を特定することを特徴とする請求項1もしくは請求項2記載の背景画像分離装置。
- 上記再帰性反射領域特定手段は、上記画像データから、明るさに関する所定の閾値より上記背景照明の反射光が明るい領域を上記再帰性反射領域と特定することを特徴とする請求項1、請求項2、もしくは請求項3記載の背景画像分離装置。
- 背景照明を照射する背景照明装置と、
上記背景照明を入射方向以外の方向への反射光より入射方向に対して強く反射する再帰性反射を発生させるような反射面を有する背景構造物と、
上記背景照明の反射光を含む光を受光して画像を撮像し、画像データを生成する第1の撮像装置と、
上記画像データから、入射方向以外の方向への反射光より入射方向に対して強く背景照明を反射する再帰性反射領域を特定する再帰性反射領域特定手段と、
を具備することを特徴とする背景画像分離システム。 - さらに、上記反射面と上記第1の撮像装置との間に、主に対象物を照明するように配置された対象物照明装置と、
を具備することを特徴とする請求項5記載の背景画像分離システム。 - さらに、上記対象物を撮像して画像データを生成する第2の撮像装置と、
を具備することを特徴とする請求項5もしくは請求項6記載の背景画像分離システム。
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2005
- 2005-10-07 JP JP2005295508A patent/JP2007102718A/ja active Pending
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