JP2007102547A - 維持年金額算出装置、維持年金額算出プログラム、維持年金額算出方法 - Google Patents

維持年金額算出装置、維持年金額算出プログラム、維持年金額算出方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2007102547A
JP2007102547A JP2005292534A JP2005292534A JP2007102547A JP 2007102547 A JP2007102547 A JP 2007102547A JP 2005292534 A JP2005292534 A JP 2005292534A JP 2005292534 A JP2005292534 A JP 2005292534A JP 2007102547 A JP2007102547 A JP 2007102547A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
date
due date
payment
maintenance
pension payment
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2005292534A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5202797B2 (ja
Inventor
Nobuaki Ito
暢昭 伊藤
Rieko Tomita
りえ子 富田
Kiyoshi Aoki
清 青木
Takashi Doi
貴史 土居
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Toshiba Digital Solutions Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Toshiba Solutions Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp, Toshiba Solutions Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP2005292534A priority Critical patent/JP5202797B2/ja
Publication of JP2007102547A publication Critical patent/JP2007102547A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5202797B2 publication Critical patent/JP5202797B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)

Abstract

【課題】任意の期間内に必要となる年金の額を算出することが可能な維持年金額算出装置、維持年金額算出プログラム、および維持年金額算出方法を提供すること。
【解決手段】権利維持年金の額を求める対象期間および今度の権利維持年金納付期限日を取得し、取得された権利維持年金納付期限日に対応する案件ごとに、該期限日が対象期間内であるか否かを判断し、判断の結果、期限日が対象期間内である場合に該期限日での年金額を計算し、該期限日までに年金納付がされたものと仮定して生じる次の権利維持年金納付期限日とこの生成された権利維持年金納付期限日までに年金納付がされたものと仮定して生じるさらに次の権利維持年金納付期限日とを生成し、生成されたおのおのの権利維持年金納付期限日が対象期間内である場合に、該おのおのの権利維持年金納付期限日に対応する案件ごとに、該期限日での年金額を計算し、計算された年金額それぞれを出力する。
【選択図】図5

Description

本発明は、特許庁登録案件について権利維持に必要な年金の額を算出する維持年金額算出装置、維持年金額算出プログラム、および維持年金額算出方法に係り、特に、任意の期間内に必要となる年金の額を算出するのに適する維持年金額算出装置、維持年金額算出プログラム、および維持年金額算出方法に関する。
企業や特許事務所など(本発明のユーザ)では、自己の有する特許権または管理の委託を受けた特許権などの産業財産権を管理する目的で、データベース(以下では、データベースをDBとも称する。)を保有、運用しているのが通常である。特許庁への特許権の設定登録後の管理としては、権利維持のための年金納付管理が特に重要である。このため、データベースには、企業や特許事務所の扱う産業財産権のうち少なくとも現在登録されている案件の情報として、案件ごとに今度の年金納付期限日が対応付けられて保持されている。年金納付を行ったらデータベースに対してその旨をその案件の情報として付加する。これによりデータベースの年金納付期限日は次回のもの(1年後の日)に更新される。
ところで、企業などでは、予算作成の目的から、次期の半年、1年、または2年などの決まった期間内に納付することになるであろう年金額(またその合計額)を算出したい場合がある。特許事務所においても、同様の理由から、クライアントである企業から、同種の依頼を受けることがある。これらの場合、上記のようなデータベースでは効率的な算出ができない。これは、今度の納付期限日がデータベースに保持されているのみでは、その期限日での納付額は算入される可能性があるもののその後に発生するであろう期限日での納付額は算入されないからである。このような場合、現状では、データベースを検索してその結果に基づき手作業を行い、取得したい納付額の算出を行っている。このような現状のシステムの例として下記の特許文献1記載のものがある。
特開平10−283400号公報
本発明は、上記の事情を考慮してなされたもので、特許庁登録案件について権利維持に必要な年金の額を算出する維持年金額算出装置、維持年金額算出プログラム、および維持年金額算出方法において、任意の期間内に必要となる年金の額を算出することが可能な維持年金額算出装置、維持年金額算出プログラム、および維持年金額算出方法を提供することを目的とする。
上記の課題を解決するため、本発明に係る維持年金額算出装置は、権利維持年金の額を求める対象期間をユーザから取得する手段と、前記ユーザが管理する産業財産権のうち、少なくとも現在登録されている案件についての情報を収めたデータベースから該案件の今度の権利維持年金納付期限日を取得する手段と、前記取得された権利維持年金納付期限日に対応する案件ごとに、該期限日が前記対象期間内であるか否かを判断する手段と、前記判断の結果、前記期限日が前記対象期間内である場合に該期限日での年金額を計算する手段と、前記取得された権利維持年金納付期限日に対応する前記案件ごとに、該期限日までに年金納付がされたものと仮定して生じる次の権利維持年金納付期限日を生成する手段と、前記取得された権利維持年金納付期限日に対応する前記案件ごとに、前記生成された権利維持年金納付期限日までに年金納付がされたものと仮定して生じるさらに次の権利維持年金納付期限日を生成する手段と、前記生成されたおのおのの権利維持年金納付期限日が前記対象期間内である場合に、該おのおのの権利維持年金納付期限日に対応する案件ごとに、該期限日での年金額を計算する手段と、前記計算された年金額それぞれを出力する手段とを具備することを特徴とする。
すなわち、この装置では、今度の権利維持年金納付期限日までに年金納付がされたものと仮定して生じる次の権利維持年金納付期限日を生成し、さらに、この生成された権利維持年金納付期限日までに年金納付がされたものと仮定して生じるさらに次の権利維持年金納付期限日を生成することができる。そして、生成されたおのおのの権利維持年金納付期限日が年金額を求める対象期間内である場合に、該おのおのの権利維持年金納付期限日に対応する案件ごとに、該期限日での年金額を計算する。換言すると、将来発生するであろう(仮想的な)納付期限日を生成することができるようになっており、この生成により、年金額を求める対象期間内にその仮想的な納付期限日が含まれればその仮想的な期限日での年金額を計算する。よって、任意の期間内に必要となる年金の額を算出することが可能な維持年金額算出装置を提供できる。
なお、この維持年金額算出装置の各「手段」は、例えばマイクロプロセッサやメモリ、ハードディスクなどのハードウエアと、これらのハードウエア上で動作するオペレーティングシステム等の基本ソフトウエアやアプリケーションプログラムなどとによって構成することが可能である。以下で登場する各「手段」も同様である。
また、本発明に係る維持年金額算出プログラムは、権利維持年金の額を求める対象期間をユーザから取得するステップと、前記ユーザが管理する産業財産権のうち、少なくとも現在登録されている案件についての情報を収めたデータベースから該案件の今度の権利維持年金納付期限日を取得するステップと、前記取得された権利維持年金納付期限日に対応する案件ごとに、該期限日が前記対象期間内であるか否かを判断するステップと、前記判断の結果、前記期限日が前記対象期間内である場合に該期限日での年金額を計算するステップと、前記取得された権利維持年金納付期限日に対応する前記案件ごとに、該期限日までに年金納付がされたものと仮定して生じる次の権利維持年金納付期限日を生成するステップと、前記取得された権利維持年金納付期限日に対応する前記案件ごとに、前記生成された権利維持年金納付期限日までに年金納付がされたものと仮定して生じるさらに次の権利維持年金納付期限日を生成するステップと、前記生成されたおのおのの権利維持年金納付期限日が前記対象期間内である場合に、該おのおのの権利維持年金納付期限日に対応する案件ごとに、該期限日での年金額を計算するステップと、前記計算された年金額それぞれを出力するステップとをコンピュータに実行させる。
また、本発明に係る維持年金額算出方法は、権利維持年金の額を求める対象期間をユーザから取得するステップと、前記ユーザが管理する産業財産権のうち、少なくとも現在登録されている案件についての情報を収めたデータベースから該案件の今度の権利維持年金納付期限日を取得するステップと、前記取得された権利維持年金納付期限日に対応する案件ごとに、該期限日が前記対象期間内であるか否かを判断するステップと、前記判断の結果、前記期限日が前記対象期間内である場合に該期限日での年金額を計算するステップと、前記取得された権利維持年金納付期限日に対応する前記案件ごとに、該期限日までに年金納付がされたものと仮定して生じる次の権利維持年金納付期限日を生成するステップと、前記取得された権利維持年金納付期限日に対応する前記案件ごとに、前記生成された権利維持年金納付期限日までに年金納付がされたものと仮定して生じるさらに次の権利維持年金納付期限日を生成するステップと、前記生成されたおのおのの権利維持年金納付期限日が前記対象期間内である場合に、該おのおのの権利維持年金納付期限日に対応する案件ごとに、該期限日での年金額を計算するステップと、前記計算された年金額それぞれを出力するステップとを具備することを特徴とする。
これらの維持年金額算出プログラムおよび維持年金額算出方法も、上記の維持年金額算出装置と同様の作用、効果を有し、任意の期間内に必要となる年金の額を算出することが可能である。
本発明によれば、特許庁への権利の設定登録がなされた案件について権利維持に必要な年金の額を算出する維持年金額算出装置、維持年金額算出プログラム、および維持年金額算出方法において、任意の期間内に必要となる年金の額を算出することが可能な維持年金額算出装置、維持年金額算出プログラム、および維持年金額算出方法を提供することができる。
本発明に係る維持年金額算出装置の実施態様として、前記計算された年金額それぞれを合算する手段と、前記合算の結果を出力する手段とをさらに具備する、としてもよい。個々の額のリストアップのみならず合算額をも出力すれば、ユーザの使い勝手が増進する。
また、実施態様として、年金額を計算する前記各手段が、年金納付年度に対応づけられた基本分金額と請求項数加算分金額とが示されたリストから前記年金額を計算する、とすることができる。基本分金額と請求項数加算分金額とが示されたリストを保持しておけば、法改正などで基本分金額または請求項数加算分金額が変更になった場合でも、リストの変更のみでその後に対応することができる。
さらに、実施態様として、次の権利維持年金納付期限日を生成する前記手段およびさらに次の権利維持年金納付期限日を生成する前記手段が、前記取得された権利維持年金納付期限日に対応する前記案件ごとに、該案件の登録日を基準にして元の期限日に1年を加え、得られた日が該案件の特許権満了日より前の日であることを条件として、該得られた日が閉庁日(特許庁が業務を行っていない日)である場合には閉庁日ではない日まで繰り下げまたは繰り上げて、該得られた日が閉庁日でない場合にはその得られた日として、該次のおよびさらに次の各期限日を生成する、とすることができる。
これは、仮想的な権利維持年金納付期限日を正確に求めるための機能・処理の一例である。元の期限日に1年を加えただけでは、元の期限日が繰り下がっている場合(本来の期限日が閉庁日である場合)に正確に対応できない。さらに、登録日がうるう年の2月28日である案件の場合にも、起算日が2月29日となるため正確に対応できなくなる場合が発生する。そこで、登録日を基準として期限日を求める。得られた日が該案件の特許権満了日より前の日であることを条件とするのは、その得られた日がそうではない場合、次年度の権利はあり得ず、したがってその日が権利維持年金納付期限日とはなり得ないからである。特許権満了日は、通常、特許出願の日の翌日を起算日とした20年間の最後の日であるが、延長登録がされている場合にはこれより長く最長25年間の最後の日まであり得る。特許権満了日は、例えばデータベースに案件ごとに保持されているものを用いることができる。
また、「得られた日が閉庁日である場合には閉庁日ではない日まで…繰り上げて」いるのは、本来は繰り下げて求められる日が期限日となるものの、実際的な場面として余裕を見た方がよい場合があるからである。
ここで、前記得られた日が前記案件の特許権満了日より前の日ではない場合に、該案件についての処理を終了する、としてもよい。このようにすることで、維持年金額算出としては空振り(空の処理)とすべき以後の処理を省略して、効率的な動作を得ることができる。
加えて、本発明に係る維持年金額算出プログラムの実施態様としても、前記計算された年金額それぞれを合算するステップと、前記合算の結果を出力するステップとをさらにコンピュータに実行させる、とすることができる。
そして、実施態様として、年金額を計算する前記各ステップが、年金納付年度に対応づけられた基本分金額と請求項数加算分金額とが示されたリストから前記年金額を計算する、とすることができる。
また、実施態様として、次の権利維持年金納付期限日を生成する前記ステップおよびさらに次の権利維持年金納付期限日を生成する前記ステップが、前記取得された権利維持年金納付期限日に対応する前記案件ごとに、該案件の登録日を基準にして元の期限日に1年を加え、得られた日が該案件の特許権満了日より前の日であることを条件として、該得られた日が閉庁日である場合には閉庁日ではない日まで繰り下げまたは繰り上げて、該得られた日が閉庁日でない場合にはその得られた日として、該次のおよびさらに次の各期限日を生成する、とすることができる。
ここで、前記得られた日が前記案件の特許権満了日より前の日ではない場合に、該案件についての処理を終了する、とすることができる。以上のプログラムとしての実施態様の作用、効果は、装置としての実施態様のそれとほとんど同様である。
以上を踏まえ、以下では本発明の実施形態を図面を参照しながら説明する。図1は、本発明の一実施形態に係る維持年金額算出装置をサーバとして構成した場合のシステム構成を示す図である。図示するようにこの実施形態のシステムは、ネットワーク20を介してサーバ10と少なくとも一つのクライアント30とが接続される構成である。
サーバ10は、処理部11、記憶部12、通信インターフェース13を有する。処理部11は、サーバ10の記憶部12内に保管されるプログラムに基づいて以下の各種の処理を行う。なお処理部11の実体は、例えば、マイクロプロセッサなどのハードウエアとこのハードウエア上で動作する基本ソフトウエアおよびアプリケーションプログラムからなるソフトウエアとである。
まず、権利維持年金の額を求める対象期間などの処理に必要な情報を、クライアント30からネットワーク20およびサーバ30自身の通信インタフェース13を介して取得する。また、少なくとも現在登録されている案件についての情報を収めた記憶部12内の年金期限管理DBから該案件の今度の権利維持年金納付期限日を取得する。また、取得された権利維持年金納付期限日に対応する案件ごとに、該期限日が上記対象期間内であるか否かを判断する。また、判断の結果、期限日が対象期間内である場合に該期限日での年金額を記憶部12にある年金納付料定義DBを用いて計算する。
さらに、上記取得された権利維持年金納付期限日に対応する案件ごとに、該期限日までに年金納付がされたものと仮定して生じる次の権利維持年金納付期限日を記憶部12中の暦DBを用いて生成する。また、上記取得された権利維持年金納付期限日に対応する案件ごとに、上記生成された権利維持年金納付期限日までに年金納付がされたものと仮定して生じるさらに次の権利維持年金納付期限日を記憶部12中の暦DBを用いて生成する。この「さらに次の権利維持年金納付期限日」を生成する処理は、この処理を繰り返すことにより、将来の各年度それぞれにおける権利維持年金納付期限日の生成をもたらす。
またさらに、生成されたおのおのの権利維持年金納付期限日が上記対象期間内である場合に、該おのおのの権利維持年金納付期限日に対応する案件ごとに、該期限日での年金額を記憶部12中の年金納付料定義DBを用いて計算する。また、計算された年金額それぞれをサーバ10自身の通信インターフェース13、およびネットワーク20を介してクライアント30に出力する。ここで、計算された年金額を合算して合算額をもクライアント30に出力するようにしてもよい。
記憶部12は、サーバ10を動作させるためのプログラムを保管し、さらに上記のように処理部11が上記各処理を行うときに必要とする、年金期限管理DB、暦DB、年金納付料定義DBを保持する。また、処理部11が上記各処理を行うときに必要となる記憶領域を処理部11に対して提供する。実体としては、例えば、ハードディスク、半導体メモりなどの記憶装置である。
通信インターフェース13は、サーバ10自身の処理部11とネットワーク20との間に介在して、処理部11が処理を行うために必要な上記で述べた情報をクライアント30からネットワーク20を介して受け取り、さらに受け取られた情報を処理部11に送る。また、処理部11が処理を行った結果の情報をクライアント30に送るためにも、自身の処理部11とネットワーク20との間に存在している。
ネットワーク20は、インターネットやイントラネットなどのネットワークである。通信インターフェース13、33を有するサーバ10、クライアント30などが接続され得、これらの間の通信を仲介する。
クライアント30は、処理部31、入出力部32、通信インターフェース33を有する。処理部31は、処理部31自身に保持されるプログラムに基づいて以下の各処理を行う。なお処理部31の実体は、例えば、マイクロプロセッサ、メモリ、ハードディスクなどのハードウエアとこのハードウエア上で動作する基本ソフトウエアおよびアプリケーションプログラムからなるソフトウエアとである。
まず、入出力部32から送られた入力情報を受け取り、必要であれば処理を加えて、その情報を入出力部32に出力するための表示制御を行う。またはその情報を自身の通信インターフェース33、およびネットワーク20を介してサーバ10に送信する。また、サーバ10から送られた情報をネットワーク20およびクライアント30自身の通信インターフェース33を介して受け取り、必要であれば処理を加えて、その情報を入出力部32に出力するための表示制御を行う。
入出力部32は、入力部として、人(ユーザ)の操作入力を受け取るマンマシンインターフェースである。受け取られた操作入力は処理部31に送られる。また、入出力部32は、出力部として、処理部31が処理をした結果が出力・表示されるマンマシンインターフェースである。実体としては、入力部として、キーボード、マウスなどの入力機器、出力部として、液晶ディスプレイ、CRTなどの表示装置である。
通信インターフェース33は、クライアント30自身の処理部31とネットワーク20との間に介在して、入出力部32から入力された操作入力を処理部31を介して受け取り、さらに受け取られた情報をネットワーク20を介してサーバ10に送信する。また、サーバ30から送られた情報をネットワーク20を介して受け取り、さらに受け取られた情報を処理部31に送る。
以上、システムの各部の機能について説明したが、以下では、時間的な流れとしてシステム動作を説明する。まず、図2は、図1中に示したクライアント30の動作フロー例を示す流れ図である。
図2に示すように、クライアント30では、まず、サーバ10に接続すべき、ユーザによる指示入力を入出力部32から受け付ける(ステップ41)。指示入力を受け付けると、クライアント30は処理部31、通信インターフェース33を介してネットワーク20に接続を行い、サーバ10に対して接続要求を送信する。これにサーバ10が応答すると、応答情報をサーバ10が発信するのでこれをネットワーク20を介してクライアント30が受け取る。そして、その通信インターフェース33、処理部31を介して、入出力部32が応答情報を表示する(ステップ42)。応答情報は、具体的には、ユーザが必要な入力を行うための操作画面である。
図3は、図1中に示したクライアント30の入出力部32に表示される操作画面の一例を示す図である。ここでの説明は、サーバ10が維持年金額算出装置として機能する場合の操作画面である。操作画面が表示されたら、この画面50に対して計算対象期間の入力を受け付ける(ステップ43)。具体的には、図3中に示す「対象期間の初日入力欄51」および「対象期間の最終日入力欄52」に入力を行う。ここでは一例として2006年1月1日から2007年12月31日を計算対象期間として入力している。計算対象期間は、期限日を基準として(つまりちょうど期限日に納付するとして)必要な金額を求める期間である。なおこの操作を行っている日(操作日)は2005年9月1日として以下説明する。
次に、仮想的な期限日を含めるか含めないかの選択を受け付ける(ステップ44)。具体的には、図3中に示す「仮想的な期限日を含める場合のチェック入力欄53」にチェックを入れると仮想的な期限日を含める選択となる。仮想的な期限日とは、現在発生している納付期限日ではなく、その期限日までに納付がされると発生する次の納付期限日、および将来の各年度の年金納付が滞らない場合にさらにそのあと発生するであろう納付期限日のことを言う。このような仮想的な期限日を含めることを選択すると、計算対象期間に必要となる実際の金額を算出できる。
なお、ステップ43とステップ44とは順序が逆であってもよい。また、「仮想的な期限日を含める場合のチェック入力欄53」は、デフォルトでチェックを入れておく、またはチェックを入れておかない、のいずれとしてもよい。
次に、処理開始すべき旨の入力を受け付ける(ステップ45)。具体的には、図3中に示す処理開始ボタン54のクリックである。これにより、クライアント30は、上記入力された計算対象期間および選択情報を、通信インターフェース33を用いネットワーク20を介してサーバ10に送信する(ステップ46)。サーバ10では、送信された情報により必要な処理を行う(後述する:図5)。その処理が終わると、サーバ10から結果情報がネットワーク20を介して送られるので、クライアント30はこれを受け取る(ステップ47)。受け取られた結果情報は、通信インターフェース33、処理部31を介して入出力部32に表示される(ステップ48)。
図4は、図1中に示したクライアント30の入出力部32に表示される操作画面および結果画面の一例を示す図である。図4に示すように、操作画面および結果表示画面50Aには、例えば、「案件」として特許B、特許Aの2件、計算対象期間内の「納付期限日」(仮想的な納付期限日を含む)、「納付年度」、「基本分」、「請求項数」、「請求項分単価」、「納付料」が表示される。ここではさらに納付料の合計が表示される。このような結果表示画面が得られることで、現在発生している納付期限日における年金額のみならず、計算対象期間に必要となる実際の金額の情報を知ることができる。
次に、サーバ10の動作を図5、図6を参照して説明する。図5は、図1中に示したサーバ10の動作フロー例を示す流れ図である。図6は、図5の続図であって、図1中に示したサーバ10の動作フロー例を示す流れ図である。まず、クライアント30からの接続要求を受け付け、これに対して応答情報を返送する(ステップ61)。これはクライアント30での説明に対応する動作である。次に、計算対象期間、選択情報をクライアント30から受け取る(ステップ62)。これもクライアント30での説明に対応する。クライアント30で処理開始ボタン54がクリックされるとこの動作が行われる。
次に、サーバ10では納付期限が発生している案件をリストアップする(ステップ63)。納付期限が発生している案件とは、言い換えると、権利存続中の案件で、存続期間すべてについて年金が納付済みのものを除いた案件である。リストアップのため、年金期限管理DB12a(記憶部12にある)が利用される。年金期限管理DB12aには、少なくとも現在登録されている案件についての情報が収められている。その情報の一部として、現在発生している年金納付期限日およびその納付年度の情報が保持されている。この年金納付期限日およびその納付年度は、年金が納付されると更新される(1年後のものとなる)ように別途、維持管理がされている。
ここでは、例えば、図7に示すようにリストアップがされたとして以下説明する。図7は、図1中に示したサーバ10が中間的に作成する基準テーブル(テーブルA)の例を示す図である。なおここでは、図7に示すように、「納付年度」、「基本分」、「請求項数」、「請求項分単価」、「納付料」もそれぞれリストアップの要素となる。「基本分」、「請求項分単価」の表示は、年金納付料定義DB12b(記憶部12にある)を参照して得ている。
年金納付料定義DB12bは、例えば図8に示すような内容である。図8は、図1中に示したサーバ10が保持する年金納付料定義データベース(出願日および審査請求日を基準にして、基本分金額と請求項数加算分金額とが示されたリスト)の内容例を示す図である。このようなDB12bを有することで、法改正などにより金額が変更になった場合への容易な対応が可能である。なお、図7中の「納付料」は、「基本分」、「請求項数」、「請求項分単価」を用いて所定の計算で得ることができる。
図8について補足する。年金納付料の計算は、「出願日」、「審査請求日」、「年金納付年度」によりそれぞれ異なるため、図8に内容が例示される年金納付料定義データベース12bより、該当する「基本年金納付料」および「請求項加算分」を取得後、計算を行う。ここで、出願日や審査請求日による料金相違の情報は、今後の出願に加えて過去の出願を管理するために必要である。今後の出願は、もちろん今後も継続して管理を行うからであるが、過去の出願は、特許事務所や企業が第三者(他の特許事務所や他社)から年金の管理を移管された場合や、特許事務所や企業が他システムで管理していた年金の情報を本発明によるシステムにデータ移行した場合などが考えられるからである。
図5に戻り、次に、リストアップされた案件それぞれについての処理に移行する(ステップ64から図6のステップ64A)。まず、案件nの納付期限日をワークエリアWKに格納する。図7に示した例でいうと、まず、特許Bの納付期限日2005年10月1日がワークエリアWKに格納される。そして、WKが計算対象期間であるか否か判断がされ(ステップ66)、計算対象期間であれば当該案件特許Bについての情報が回答用リスト(テーブルB)に追加される(ステップ67)。図7の例では、特許Bの納付期限日2005年10月1日は、計算対象期間2006年1月1日〜2007年12月31日ではないので、ステップ66をN側に抜ける。
ステップ67のあと、またはステップ66をN側に抜けたあと、仮想的な期限日を含む選択がされているかどうかで処理が分岐する(ステップ68)。仮想的な期限日を含まない選択の場合には、次の案件(図7の例では特許A)についての処理に移行する(ステップ78、ステップ64A、ステップ64)。仮想的な期限日を含まない場合の処理においては、当然ながら、計算対象期間に必要となる実際の金額の情報が生成されるとは限らない。
仮想的な期限日を含む選択の場合には(ステップ68のY)、WKが計算対象期間の最終日以前である間のループ処理(ステップ69から図6ステップ69A)に移行する。まず、WKに、現WKの1年後の日付を格納する(ステップ70)。ただし、正確には、今処理を行っている案件の登録日を基準とした1年後の日付が格納される。これにより、もとのWKに閉庁日による繰り下がりの日付が格納されている場合や、登録日がうるう年の2月28日である場合にも正確な日付がWKに格納される。このWKの更新には暦DB12c(記憶部12にある)が利用される。
次に、第2のワークエリアWK2を用意し、これにWKの内容をコピーする(ステップ71)。これは、WKの内容が閉庁日である場合に対応するための以下のステップ72、73のための準備である。ステップ72では、WK2が閉庁日であるか否かが判断され、閉庁日であればWK2の内容を1日繰り上げる(ステップ73)。ステップ73のあと再びステップ72の判断が行われ、結局、WK2が閉庁日でなくなるとステップ72をN側に抜ける。閉庁日であるか否かの判断には上記の暦DB12cが利用される。なお、ここではWK2が閉庁日でなくなるまで「繰り上げ」ているが、「繰り下げ」を行うようにしてもよい。「繰り下げ」を行うのが仮想の期限日を正確に求める意味で正しいが、ここでは実際的な場面での余裕を考えての対応である。
次に、WK(WK2ではない)が特許権満了日より前か否か判断する(ステップ74)。WKが特許権満了日より前ではない場合には、次年度の権利はあり得ず、したがってその日が権利維持年金納付期限日とはなり得ないので、これに対応するためである。すなわち、WKが特許権満了日より前ではない場合には(ステップ74のN)、この案件の処理を終了し次の案件の処理に移行する(ステップ78、ステップ64A、ステップ64)。なお、特許権満了日は、例えば年金期限管理DB12aに案件ごとに保持されているものを用いることができる。
WKが特許権満了日より前である場合には(ステップ74のY)、次に、WK2が計算対象期間内であるか否かが判断される(ステップ75)。計算対象期間内であれば、年金額が計算され(ステップ76)、さらに当該案件特許Bについての情報が回答用リスト(テーブルB)に追加される(ステップ77)。年金額の計算には年金納付料定義DB12bが利用される。ステップ77が終了したら(またはステップ75で計算対象期間内でない場合(ステップ75のN)にはステップ76、77を無視し)、次に、WKを更新してステップ69、70から同様の処理を行う。このようなWKの更新により将来発生するであろう納付期限日を次々に発生することができる。
ステップ69からステップ69Aのループは、各案件について、WKが計算対象期間最終日より後の日付となると終了する。ここで最初に処理された案件:特許B(図7参照)については、ステップ69からステップ69Aのループを抜けるまでに、図4の「結果一覧」の「案件」における特許Bについての記載(2行ある)のごとく回答用リスト(テーブルB)にリストアップされる。つまり、仮想の期限日として2006年10月1日と2007年10月1日とがそれぞれ発生されそれらに対応する納付料が示されている。
ステップ78、ステップ64Aを経て、同様に、次の案件:特許A(図7参照)について、ステップ64を経てステップ69からステップ69Aのループが処理されると、図4の「結果一覧」の「案件」における特許Aについての記載(2行ある)のごとく回答用リスト(テーブルB)にリストアップされる。つまり、現在の実際の期限日である2006年5月1日における納付料、および仮想の期限日2007年5月1日における納付料が示される。この場合、2006年5月1日における納付料はステップ67でのリストアップによっており、2007年5月1日における納付料はステップ77でのリストアップによっている。
すべての案件について処理が終了するとステップ64Aを抜ける。そして得られたテーブルBがクライアント30に送信される。これによりクライアント30では、すでに述べたようにこの場合図4に示すように結果が表示される。
以上述べたように、この実施形態によれば、今度の権利維持年金納付期限日までに年金納付がされたものと仮定して生じる次の権利維持年金納付期限日を生成し、さらに、この生成された権利維持年金納付期限日までに年金納付がされたものと仮定して生じるさらに次の権利維持年金納付期限日を生成する。そして、生成されたおのおのの権利維持年金納付期限日が年金額を求める対象期間内である場合に、該おのおのの権利維持年金納付期限日に対応する案件ごとに、該期限日での年金額を計算する。
換言すると、将来発生するであろう(仮想的な)納付期限日を生成することができるようになっており、この生成により、年金額を求める対象期間内にその仮想的な納付期限日が含まれればその仮想的な期限日での年金額を計算する。よって、任意の期間内に必要となる年金の額を算出することができる。なお、これらの処理において年金期限管理DB12aの内容には何ら影響を与えないので、大掛かりなシステムの改変を必要としない。
図9は、権利維持年金の額を求める対象期間と、権利維持年金納付期限日それぞれとの関係例を示す図である。上記の実施形態では、図9における例7の場合を説明した。図9に示すように、計算対象期間には、現在の(発生している)納付期限だけが含まれる場合(例4)、将来発生するであろう(仮想的な)納付期限だけが含まれる場合(例2、例3、例5、例6、例8、例9)、現在の納付期限および将来発生するであろう納付期限の両者が含まれる場合(例1、例7)があり得る。上記実施形態では、計算対象期間前の期間を考慮することにより、上記のどのような場合でも、任意の期間内に実際に必要となる年金の額を算出することができる。
また、計算対象期間の設定には、例1から例3のように1年、例4から例6のように半年、例7から例9のように2年など、いかようにも対応しその長さを選ぶことはない。これは企業などで予算を組む場合などに有用である。図9では、各年または半年に同期した期間の設定を示しているが、このような暦に同期した期間の設定に限らず任意の期間を設定しても、当然ながらその期間に必要となる年金の額を算出することができる。
また、図9では、操作日において特許B(5年目)の年金納付がされていない場合を示しているが、この操作日において特許B(5年目)の年金納付がされていても、例1から例9の各例において何ら不都合はなく、それらの得られる結果は前者の場合と同じになる。図示の操作日において特許B(5年目)の年金納付がされていると、特許B(6年目)が現在(操作日に)発生している納付期限になっていて、これが年金期限管理DB12aに記録されているからである。
以上、本発明の実施形態を説明したが、維持年金額算出装置としては、ネットワークを介したサーバ、クライアントの構成によるシステムのほかに、図1におけるサーバ10とクライアント30の機能を一台にまとめた装置構成とすることも可能である。その場合記憶部12のみ別のサーバに組み込み、その別のサーバとネットワークを介して接続する構成とすることもできる。
また、図3における「仮想的な期限日を含める場合のチェック入力欄53」は、これに代えて、「仮想的な期限日を考慮する期間の指定」としてもよい。このような指定欄となっている場合には、ユーザは通常、その指定は「権利維持年金の額を求める対象期間」の初日入力欄51、最終日入力欄52とそれぞれ同じ初日および最終日の指定を行う。「権利維持年金の額を求める対象期間」より短い指定の場合には、サーバ10はそれを考慮して処理を行うようにする。具体的には、ステップ75を「WK2は、計算対象期間内かつ仮想的な期限日を考慮する期間内?」に変えればよい。
本発明の一実施形態に係る維持年金額算出装置をサーバとして構成した場合のシステム構成を示す図。 図1中に示したクライアント30の動作フロー例を示す流れ図。 図1中に示したクライアント30の入出力部32に表示される操作画面の一例を示す図。 図1中に示したクライアント30の入出力部32に表示される操作画面および結果画面の一例を示す図。 図1中に示したサーバ10の動作フロー例を示す流れ図。 図5の続図であって、図1中に示したサーバ10の動作フロー例を示す流れ図。 図1中に示したサーバ10が中間的に作成する基準テーブルの例を示す図。 図1中に示したサーバ10が保持する年金納付料定義データベース(出願日および審査請求日に対応して基本分金額と請求項数加算分金額とが示されたリスト)の内容例を示す図。 権利維持年金の額を求める対象期間と、権利維持年金納付期限日それぞれとの関係例を示す図。
符号の説明
10…サーバ、11…処理部、12…記憶部、12a…年金期限管理データベース、12b…年金納付料定義データベース、12c…暦データベース、13…通信インターフェース、20…ネットワーク、30…クライアント、31…処理部、32…入出力部、33…通信インターフェース、50…操作画面、50A…操作画面および結果表示画面、51…対象期間の初日入力欄、52…対象期間の最終日入力欄、53…仮想的な期限日を含める場合のチェック入力欄、54…処理開始ボタン。

Claims (11)

  1. 権利維持年金の額を求める対象期間をユーザから取得する手段と、
    前記ユーザが管理する産業財産権のうち、少なくとも現在登録されている案件についての情報を収めたデータベースから該案件の今度の権利維持年金納付期限日を取得する手段と、
    前記取得された権利維持年金納付期限日に対応する案件ごとに、該期限日が前記対象期間内であるか否かを判断する手段と、
    前記判断の結果、前記期限日が前記対象期間内である場合に該期限日での年金額を計算する手段と、
    前記取得された権利維持年金納付期限日に対応する前記案件ごとに、該期限日までに年金納付がされたものと仮定して生じる次の権利維持年金納付期限日を生成する手段と、
    前記取得された権利維持年金納付期限日に対応する前記案件ごとに、前記生成された権利維持年金納付期限日までに年金納付がされたものと仮定して生じるさらに次の権利維持年金納付期限日を生成する手段と、
    前記生成されたおのおのの権利維持年金納付期限日が前記対象期間内である場合に、該おのおのの権利維持年金納付期限日に対応する案件ごとに、該期限日での年金額を計算する手段と、
    前記計算された年金額それぞれを出力する手段と
    を具備することを特徴とする維持年金額算出装置。
  2. 前記計算された年金額それぞれを合算する手段と、
    前記合算の結果を出力する手段と
    をさらに具備することを特徴とする請求項1記載の維持年金額算出装置。
  3. 年金額を計算する前記各手段が、年金納付年度に対応づけられた基本分金額と請求項数加算分金額とが示されたリストから前記年金額を計算することを特徴とする請求項1記載の維持年金額算出装置。
  4. 次の権利維持年金納付期限日を生成する前記手段およびさらに次の権利維持年金納付期限日を生成する前記手段が、前記取得された権利維持年金納付期限日に対応する前記案件ごとに、該案件の登録日を基準にして元の期限日に1年を加え、得られた日が該案件の特許権満了日より前の日であることを条件として、該得られた日が閉庁日である場合には閉庁日ではない日まで繰り下げまたは繰り上げて、該得られた日が閉庁日でない場合にはその得られた日として、該次のおよびさらに次の各期限日を生成することを特徴とする請求項1記載の維持年金額算出装置。
  5. 前記得られた日が前記案件の特許権満了日より前の日ではない場合に、該案件についての処理を終了することを特徴とする請求項4記載の維持年金額算出装置。
  6. 権利維持年金の額を求める対象期間をユーザから取得するステップと、
    前記ユーザが管理する産業財産権のうち、少なくとも現在登録されている案件についての情報を収めたデータベースから該案件の今度の権利維持年金納付期限日を取得するステップと、
    前記取得された権利維持年金納付期限日に対応する案件ごとに、該期限日が前記対象期間内であるか否かを判断するステップと、
    前記判断の結果、前記期限日が前記対象期間内である場合に該期限日での年金額を計算するステップと、
    前記取得された権利維持年金納付期限日に対応する前記案件ごとに、該期限日までに年金納付がされたものと仮定して生じる次の権利維持年金納付期限日を生成するステップと、
    前記取得された権利維持年金納付期限日に対応する前記案件ごとに、前記生成された権利維持年金納付期限日までに年金納付がされたものと仮定して生じるさらに次の権利維持年金納付期限日を生成するステップと、
    前記生成されたおのおのの権利維持年金納付期限日が前記対象期間内である場合に、該おのおのの権利維持年金納付期限日に対応する案件ごとに、該期限日での年金額を計算するステップと、
    前記計算された年金額それぞれを出力するステップと
    をコンピュータに実行させるための維持年金額算出プログラム。
  7. 前記計算された年金額それぞれを合算するステップと、
    前記合算の結果を出力するステップと
    をさらにコンピュータに実行させるための請求項6記載の維持年金額算出プログラム。
  8. 年金額を計算する前記各ステップが、年金納付年度に対応づけられた基本分金額と請求項数加算分金額とが示されたリストから前記年金額を計算することを特徴とする請求項6記載の維持年金額算出プログラム。
  9. 次の権利維持年金納付期限日を生成する前記ステップおよびさらに次の権利維持年金納付期限日を生成する前記ステップが、前記取得された権利維持年金納付期限日に対応する前記案件ごとに、該案件の登録日を基準にして元の期限日に1年を加え、得られた日が該案件の特許権満了日より前の日であることを条件として、該得られた日が閉庁日である場合には閉庁日ではない日まで繰り下げまたは繰り上げて、該得られた日が閉庁日でない場合にはその得られた日として、該次のおよびさらに次の各期限日を生成することを特徴とする請求項6記載の維持年金額算出プログラム。
  10. 前記得られた日が前記案件の特許権満了日より前の日ではない場合に、該案件についての処理を終了することを特徴とする請求項9記載の維持年金額算出プログラム。
  11. 権利維持年金の額を求める対象期間をユーザから取得するステップと、
    前記ユーザが管理する産業財産権のうち、少なくとも現在登録されている案件についての情報を収めたデータベースから該案件の今度の権利維持年金納付期限日を取得するステップと、
    前記取得された権利維持年金納付期限日に対応する案件ごとに、該期限日が前記対象期間内であるか否かを判断するステップと、
    前記判断の結果、前記期限日が前記対象期間内である場合に該期限日での年金額を計算するステップと、
    前記取得された権利維持年金納付期限日に対応する前記案件ごとに、該期限日までに年金納付がされたものと仮定して生じる次の権利維持年金納付期限日を生成するステップと、
    前記取得された権利維持年金納付期限日に対応する前記案件ごとに、前記生成された権利維持年金納付期限日までに年金納付がされたものと仮定して生じるさらに次の権利維持年金納付期限日を生成するステップと、
    前記生成されたおのおのの権利維持年金納付期限日が前記対象期間内である場合に、該おのおのの権利維持年金納付期限日に対応する案件ごとに、該期限日での年金額を計算するステップと、
    前記計算された年金額それぞれを出力するステップと
    を具備することを特徴とする維持年金額算出方法。
JP2005292534A 2005-10-05 2005-10-05 維持年金額算出装置、維持年金額算出プログラム Active JP5202797B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005292534A JP5202797B2 (ja) 2005-10-05 2005-10-05 維持年金額算出装置、維持年金額算出プログラム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005292534A JP5202797B2 (ja) 2005-10-05 2005-10-05 維持年金額算出装置、維持年金額算出プログラム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2007102547A true JP2007102547A (ja) 2007-04-19
JP5202797B2 JP5202797B2 (ja) 2013-06-05

Family

ID=38029418

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005292534A Active JP5202797B2 (ja) 2005-10-05 2005-10-05 維持年金額算出装置、維持年金額算出プログラム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5202797B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015207248A (ja) * 2014-04-23 2015-11-19 株式会社野村総合研究所 知的財産情報管理システム
JP2020042411A (ja) * 2018-09-07 2020-03-19 日本技術貿易株式会社 産業財産権の費用見積もりシステムおよびその方法

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002032611A (ja) * 2000-04-10 2002-01-31 Hougi Koyama 手続管理システム

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002032611A (ja) * 2000-04-10 2002-01-31 Hougi Koyama 手続管理システム

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015207248A (ja) * 2014-04-23 2015-11-19 株式会社野村総合研究所 知的財産情報管理システム
JP2020042411A (ja) * 2018-09-07 2020-03-19 日本技術貿易株式会社 産業財産権の費用見積もりシステムおよびその方法
JP2022105766A (ja) * 2018-09-07 2022-07-14 Ngb株式会社 産業財産権の費用見積もりシステムおよびその方法
JP7161350B2 (ja) 2018-09-07 2022-10-26 Ngb株式会社 産業財産権の費用見積もりシステムおよびその方法
JP7370627B2 (ja) 2018-09-07 2023-10-30 Ngb株式会社 産業財産権の費用見積もりシステムおよびその方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP5202797B2 (ja) 2013-06-05

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US20220224750A1 (en) Systems and methods for notifying users of changes to files in cloud-based file-storage systems
US9705946B2 (en) Method to initiate server based collaboration on e-mail attachments
US7496535B2 (en) Computerized interface for constructing and executing computerized transaction processes and programs
US20080097777A1 (en) Electronic document execution
KR101343269B1 (ko) 필터링된 일정표의 전자 배포를 제공하는 시스템 및 방법
US7523147B2 (en) Method and system for managing inventory for a migration using history data
CN111081356A (zh) 一种基于web进行流程管理的方法
US20100153167A1 (en) Incorporating workflow process modifications
AU2024202209A1 (en) System of standardized API Interpretation for Inter Application Communication
CN111507689A (zh) 一种业务处理方法、装置、设备以及计算机可读存储介质
JP2022022451A (ja) サーバ、情報処理装置、処理方法およびプログラム
JP5202797B2 (ja) 維持年金額算出装置、維持年金額算出プログラム
JP2023090249A (ja) 知財情報管理システム、及び知財情報管理システムの知財情報提供方法
US20210398079A1 (en) Workflow management and interaction between reference software and visual collaboration software
US10200496B2 (en) User interface configuration tool
JP2009086723A (ja) 期日管理支援処理システム、期日管理支援処理方法及び期日管理支援処理プログラム
US11544227B2 (en) Embedded reference object and interaction within a visual collaboration system
KR20190122462A (ko) 계약 관리 서비스 제공 방법 및 장치
US10963904B2 (en) Automatic sending of digital documents to identified destinations
JP2007047944A (ja) ウェブサイト更新支援装置、方法及びプログラム
JP2017102694A (ja) ガントチャート生成プログラム、ガントチャート生成装置、および、ガントチャート生成方法
Uroz Rivas Printing Templates Engine (PTE): A Solution for Offline Document Management in Non-Digital Territories
JP2016162141A (ja) ワークフローサーバ、ワークフローサーバの制御方法およびプログラム
CN116862446A (zh) 业务处理方法及相关设备

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20081003

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20110120

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110201

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110404

RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20110404

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20110531

RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20111128

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20121130

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20121221

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20130213

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5202797

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20160222

Year of fee payment: 3

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350