JP2007102371A - 情報処理装置および該情報処理装置にて実行される動作制御方法 - Google Patents

情報処理装置および該情報処理装置にて実行される動作制御方法 Download PDF

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Abstract

【課題】 ACアダプタの種類情報と対応付けられた情報処理装置動作情報に基づいて動作可能な情報処理装置および該情報処理装置にて実行される動作制御方法を提供する。
【解決手段】 ACアダプタの種類情報とコンピュータの動作情報との組み合わせ情報に含まれるACアダプタの種類情報に基づいて、ACアダプタの種類を判別する。判別したACアダプタの種類情報と対応付けられているコンピュータ1の動作情報に基づいてコンピュータ1を制御する。
【選択図】 図4

Description

本発明は、情報処理装置に関し、特に、ACアダプタを介して供給される商用電源にて駆動可能な情報処理装置に関する。
近年、様々なタイプの情報処理装置が開発されている。情報処理装置を駆動する場合、情報処理装置にACアダプタを接続し、ACアダプタを介して外部商用電源を利用する。
ACアダプタには最大定格電流が定義されている。一方、情報処理装置が消費する電力量の最大値も定義されている。
従って、情報処理装置に接続されるべきACアダプタをユーザが選択するにあたり、情報処理装置の最大消費電力量をカバーすることが可能なACアダプタをユーザが選択する必要がある。
また、ACアダプタで駆動可能な情報処理装置の中には、専用の1つのACアダプタでしか駆動できない情報処理装置のみならず、複数のACアダプタで駆動可能な情報処理装置がある(特許文献1参照。)。
特開2005−18416号公報(第4頁、第1図)
しかしながら、特許文献1に開示されている情報処理装置では、複数のACアダプタを接続可能であるために、情報処理装置に適切なACアダプタが接続されていない場合、ユーザの意図しない動作を情報処理装置が行うことがある。
そこで、本発明は、予め設定された動作モードで駆動可能な情報処理装置および該情報処理装置にて実行される動作制御方法を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、請求項1に係わる情報処理装置は、ACアダプタを介して供給される商用電源によって駆動可能な情報処理装置において、本体と、前記本体に前記ACアダプタが接続されているか否かを判別する手段と、前記本体に前記ACアダプタが接続されている場合、ACアダプタの種類情報と対応付けられた本情報処理装置の動作情報に基づいて本情報処理装置の動作を制御する制御手段と、を具備することを特徴とする。
また、請求項6に係わる動作制御方法は、ACアダプタを介して供給される商用電源によって駆動可能な情報処理装置の動作制御方法において、前記情報処理装置の本体にACアダプタが接続されているか否かを判別し、前記本体に前記ACアダプタが接続されている場合、ACアダプタの種類情報と対応付けられた本情報処理装置の動作情報に基づいて本情報処理装置の動作を制御することを特徴とする。
本発明によれば、予め設定された動作モードで駆動可能な情報処理装置および該情報処理装置にて実行される動作制御方法を提供することが可能となる。
図1はノートブック型パーソナルコンピュータ(以下、コンピュータと称す。)1のディスプレイユニット3を本体2に対して開いた状態の一例を示す斜視図である。
コンピュータ1は本体2とディスプレイユニット3とから構成される。ディスプレイユニット3には、LCD(Liquid Crystal Display)4を有する表示装置が組み込まれており、LCD4はディスプレイユニット3のほぼ中央に位置される。
ディスプレイユニット3は、本体2に対して開放位置と閉塞位置との間を回動自在に取り付けられる。本体2は略箱形の形状を有しており、本体2の上面にはキーボード5、コンピュータ1の電源オン/オフするためのパワーボタン6等が配置される。パワーボタン6はコンピュータ1を使用開始する際、押し下げ操作される。
本体2の例えば背面部にはACアダプタ7を接続するためのケーブルが接続されるコネクタが設けられる。ACアダプタ7は商用電源といった外部電源に接続されており、ACアダプタ7はコンピュータ1に電源を供給する。次に、コンピュータ1の構成について説明する。
図2はコンピュータ1の構成の一例を示す図である。
ホストハブ(第1のブリッジ回路)11には、CPU10、メインメモリ13、グラフィックスコントローラ15およびI/O(Input/Output)ハブ20が接続されている。
ホストハブ11はシステムバス12を介してCPU10と接続される。ホストハブ11はメインメモリ13へのアクセスを制御するメモリコントローラを内蔵する。
CPU10はコンピュータ1のシステムを制御するメインプロセッサである。CPU10は外部記憶装置であるHDD21からメモリバス14を介してメインメモリ13にロードされる、オペレーティングシステム(OS)13b、アプリケーションプログラム、ユーティリティプログラムを実行する。
また、CPU10はBIOS−ROM27からメインメモリ23にロードされたSystem BIOS(Basic Input Output System)13aを実行する。
ホストハブ11にAGP(Accelerated Graphics Port)バス16を介して接続されるグラフィクスコントローラ15はLCD4にデジタル表示信号を出力する。グラフィクスコントローラ15にはビデオメモリ(VRAM)17が接続されており、グラフィックスコントローラ15はOS/アプリケーションプログラムによってビデオメモリ17に描画されたデータをLCD4に表示する。
ホストハブ11と例えばハブインターフェイスといった専用バスで接続されるI/Oハブ(第二のブリッジ回路)20は、LPC(Low pin count)バス26上の各デバイスを制御する。
I/Oハブ20は、シリアルATA規格をサポートするシリアルATAバス21aを介して外部記憶装置でありシリアルATA規格をサポートするHDD21と接続される。
HDD(磁気ディスクデバイス)21は磁気ディスクデバイスである。HDD21にはオペレーティングシステム(OS)13b、アプリケーションプログラム、ユーティリティプログラムおよびアプリケーションプログラムを使用することで生成されたデータ等が記憶される。
また、I/Oハブ20には、LANコントローラ24、オーディオコーディック23、BIOS-ROM27およびCMOS29が接続される。
LANコントローラ24は通信コントローラであり、MAC(Media Access Controller)と物理層(PHY)トランシーバが実装される。LANコントローラ24は所定の通信プロトコルに従って他の通信装置と通信を行い、通信速度の異なる複数の通信モードで通信を行うことが可能である。
LANコントローラ24にはLANコネクタ24aが接続される。LANコネクタ24aの一例として、絶縁用トランスフォーマで構成されるRJ−45コネクタ等が挙げられる。
オーディオコーディック23はI/Oハブ20とAC(Audio Codec)97(22)を介して接続される。オーディオコーディック23は、サウンド入出用のコーディックの一種である。オーディオコーディック23は、入出力されるサウンドのコーディック部等を有する。
オーディオコーディック23にはAMP25aが接続される。AMP25aはオーディオコーディック23にて生成されたサウンド信号を増幅する。AMP25aによって増幅されたサウンド信号はスピーカに送出され、スピーカは可聴周波数帯の音波を出力する。
BIOS−ROM27はSystem BIOS13a等を記憶する記憶媒体である。BIOS−ROM27として使用される記憶媒体は、プログラムの書き換えが可能である記憶媒体、例えばフラッシュメモリ等である。
System BIOS13aは各種ハードウェアにアクセスするためのファンクション実行ルーチンを体系化したプログラムである。System BIOS13aには、システムに対するパワーオン時に各種デバイスの初期化及びテストを行うIRTルーチンと、各種ハードウェアを制御するためのドライバ群が含まれる。
CMOS(complementary metal-oxide semiconductor)29にはRTC(Real Time Clock)29aが内蔵される。RTC29aは日時をカウントするモジュールであり、システム電源オフ状態時においても内蔵電池から供給される電源を用いて動作する。
CMOS29には、BIOSのSetup画面にて指定された設定内容等が記憶される。
LPCバス26上にはエンベデッドコントローラ/キーボードコントローラIC(EC/KBC)23が接続される。
エンベデッドコントローラ/キーボードコントローラIC(EC/KBC)28は、電力管理等を行うためのエンベデッドコントローラと、キーボード(KB)ユニット5を制御するためのキーボードコントローラとが集積された1チップマイクロコンピュータである。
EC/KBC28にはキーボード5とパワーボタン6とPSC(Power Supply Controller)30とが接続される。
EC/KBC28は、PSC30と共同してシステム電源のオン/オフ等を制御する電源シーケンス制御機能、および電源ステータス通知機能等を有する
電源ステータス通知機能とは、PSC30と共同してレジューム処理ルーチンの開始要因となるウェイクアップイベントの発生を監視し、ウェイクアップイベント発生時にシステム管理割り込みSMI(System Management Interrupt)を用いてSystem BIOS13aにイベントが発生した旨を通知する機能である。
ウェイクアップイベントとして、パワーボタン6の押下げ操作に応じた電源スイッチ30aのオン、本体2に対してディスプレイユニット3を閉状態から開状態にする操作に応じたパネルスイッチ30bのオン等がある。
EC/KBC28は、System BIOS13aと通信を行うためのI/Oポートを有する。System BIOS13aはI/Oポートを介してEC/KBC28に設けられるコンフィグレーションレジスタに対してリード/ライトを行うことで、発生したイベントを示すステータスのリード、監視および通知するイベントの種類の設定を行う。EC/KBC28とPSC30との間の通信はI2Cバスを介して行われる。
PSC30は、このシステム内の各部に対する電力供給制御を一元管理するものである。PSC30により直流に変換された電力は、DC/DCコンバータ32に渡され、各部が必要とする電圧に変換される。
PSC30は、ACアダプタ7から供給される電流量がACアダプタ7の最大定格電流量を越えないように、その電流量を常時監視している。もし、ACアダプタ7の最大定格電流量を越えそうになった場合、PSC30は、例えばCPU10のクロックレートを低下させるといった何らかの消費電力低減機能を作動させる。
PSC30は二次電池31から供給される電力をDC/DCコンバータ32を介してコンピュータ1内の各部に供給する。二次電池31は交換可能に設けられる。コンピュータ1の電源がACアダプタ7である場合、ACアダプタ7から供給される電力は、PSC30を介して二次電池31に蓄積される。
ユーザがパワーボタン6を操作すると、EC/KBC28はパワーボタン6が操作されたことを検出する。EC/KBC28は、パワーボタン6が操作されたことを検出すると、例えば本コンピュータ1内の各部に対して電源供給を開始するようにPSC30に通知する。PSC30はEC/KBC28からの通知に基いて、ACアダプタ7または二次電池31からコンピュータ1内の各部に対して電源供給を開始するように制御する。
EC/KBC28はシステムの電流量を監視し、例えばチップセットを介してCPU10にストップクロック信号(STPCLK)を与えることによりCPU10のスロットリング制御を行なう。
EC/KBC28は、例えばPSC30に設けられる電流センサにより検出された電流値を読取り、電源の電圧値を元にシステムの消費電力、並びに規定時間T内の平均消費電力Pavgを算出し、この平均消費電力Pavgと基準値とを比較してCPU10をスロットリング制御する。
スロットリング機能とは、CPU10を一定間隔で動作/停止させるという間欠動作を行なうことによって、平均的なCPU処理速度を切替える機能であり、インターバルストップクロック機能あるいは間欠動作機能と称されることもある。
スロットリングがDisableになっている状態、つまりCPU10が常に動作している状態CPU10の最高性能に相当し、スロットリングが任意%(動作状態に対する停止状態の割合:スロットリング比率)でEnableされている状態が最高性能ではない状態に相当する。動作状態に対する停止状態の割合(スロットリング比率)を変化させることにより、CPU性能を多段階で制御することができる。本実施形態では、CPU10が常に動作している状態がデフォルトの状態として規定されており、スロットリング制御を開始するまでは、CPU10は常に最高性能で動作する。CPU10の動作状態/停止状態の切替え制御は、ストップクロック信号(STPCLK)を用いて行なうことができる。
今、例えば、規定時間T=60秒間、予め定めた消費電力の上限値Pu =80W、予め定めた消費電力の下限値Pl =60W、スロットリング比率r=12.5%、とした場合、EC/KBC28は、次のような制御動作を行なう。
EC/KBC28は、一定時間毎、例えば0.1秒毎に電流センサの電流値を読取り、電源の電圧値を元に電力値を算出する。そして、規定時間T、すなわち過去60秒間の平均消費電力Pavg を算出し、その平均消費電力Pavg が80W(上限値Pu )以上となった場合にスロットリング比率が12.5%のスロットリング制御を行なう。それでもなお、平均消費電力Pavg が80Wを超えている場合には25%、37.5%、…のようにスロットリング比率を12.5%ずつ順次増加させていく。上記スロットリング比率の増加は、平均消費電力Pavg が60Wより低下するまで継続して行なう。
そして、スロットリング制御が行なわれている状態で、平均消費電力Pavg が60W未満になった場合には、スロットリング比率を12.5%ずつ順次減少させていく。このスロットリング比率の減少は、0%になるまで、もしくは平均消費電力Pavg が80Wを超えるまで継続して行なう。次に、ACアダプタの種類情報と対応づけられたコンピュータ1の動作情報を選択する設定操作について説明する。
図3は、ACアダプタの種類情報と対応づけられたコンピュータ1の動作情報を選択する際に表示部に表示されるウィンドウの一例について説明する図である。
ユーザがACアダプタの種類情報と対応づけられたコンピュータ1の動作情報を設定するアプリケーション(またはユーティリティ)を起動することで、図3に示す設定ウィンドウはLCD4に表示される。
設定ウィンドウにはACアダプタの種類情報とACアダプタの種類情報に対応づけられたコンピュータの動作情報とが表示される。コンピュータの動作情報はACアダプタの動作情報と予め対応づけられている。
ACアダプタの種類情報とは、例えばACアダプタの電源容量に関する情報である。ACアダプタの電源容量に関する情報とは、図3に示されるように「45W(15V×3A)」「60W(15V×4A)」「75W(15V×5A)」といった定格出力情報である。
一方、コンピュータの動作情報とは、例えばコンピュータ1の消費電力を考慮した動作情報である。コンピュータ1の消費電力を考慮した動作情報とは、図3に示されるように「シャットダウン」「低消費電力動作」「通常動作」といった動作情報である。ここで、低消費電力動作とは、例えばCPU10のスロットリング比率を増加させる動作等が考えられる。
本実施形態においては、ACアダプタの種類情報とコンピュータの動作情報とを次のように対応づけている。この対応づけとは「ACアダプタの電源容量が45W(15V×3A)ならばコンピュータ1の動作はシャットダウン」「ACアダプタの電源容量が60W(15V×4A)ならばコンピュータ1の動作は低消費電力動作」「ACアダプタの電源容量が75W(15V×5A)ならばコンピュータ1の動作は通常動作」である。
ユーザはウィンドウに表示されているACアダプタの種類情報とコンピュータの動作情報との組み合わせの中から設定したい組み合わせを選択する。例えば、コンピュータ1の動作を通常動作させたいならば、ユーザは「ACアダプタの電源容量が75W(15V×5A)ならばコンピュータ1の動作は通常動作」を選択する。選択された組み合わせには、ユーザによって選択されたことを示す表示がなされる。
選択された組み合わせに関する情報は、例えばシステムBIOSを実行することでアクセス可能なデータとして例えばBIOS−ROM21等に格納される。次に、設定されたコンピュータ1の動作情報に基づいて制御されるコンピュータ1の動作設定手順について説明する。
図4は、設定されたコンピュータの動作情報に基づいて行われるコンピュータの起動時動作の手順の一例を示した流れ図である。なお、図3を用いて説明したACアダプタの種類情報とコンピュータの動作情報との組み合わせ情報を参考に説明する。
コンピュータ1の起動を開始させる。PSC30はACアダプタ7が本体2に接続されているか否かを検出し(ステップ S99)、検出結果をEC/KBC28に通知する。
EC/KBC28が、ACアダプタ7が本体2に接続されていると判別した場合(ステップ S99 Yes)、コンピュータ1は低消費電力モードで起動される。低消費電力モードとは、例えばCPU10のスロットリング比率を増加させてCPU10を動作させるモードである(ステップ S100)。一方、EC/KBC28が、ACアダプタ7が本体2に接続されていると判別しなかった場合(ステップ S99 No)、通常モードでコンピュータ1は起動される。
コンピュータ1の起動時に、CPU10はシステムBIOSを実行することで、図3を用いて説明した選択設定されている情報を取得する。選択設定されている情報とは、ACアダプタの種類情報とコンピュータの動作情報との組み合わせ情報である(ステップ S101)。
システムBIOSは取得した選択設定されている情報に含まれるACアダプタの種類情報に基づいて、ACアダプタの種類を判別する(ステップ S102)。
システムBIOSがACアダプタの種類を「電源容量が45WのACアダプタである」と判別した場合(ステップ S102 45W)、システムBIOSは、このACアダプタの種類情報(電源容量が45W)と対応付けられているコンピュータ1の動作情報(シャットダウン)に基づいてコンピュータ1を制御する。すなわち、システムBIOSはコンピュータ1をシャットダウン制御する(ステップ S103)。
システムBIOSがACアダプタの種類を「電源容量が60WのACアダプタである」と判別した場合(ステップ S102 60W)、システムBIOSは、このACアダプタの種類情報(電源容量が60W)と対応付けられているコンピュータ1の動作情報(低消費電力動作)に基づいてコンピュータ1を制御するように動作設定する。すなわち、システムBIOSはコンピュータ1の起動処理後、コンピュータ1を低消費電力モードで動作させるように設定する(ステップ S104)。
システムBIOSがACアダプタの種類を「電源容量が75WのACアダプタである」と判別した場合(ステップ S102 75W)、システムBIOSは、このACアダプタの種類情報(電源容量が75W)と対応付けられているコンピュータ1の動作情報(通常動作)に基づいてコンピュータ1を制御するように動作設定する。すなわち、システムBIOSはコンピュータ1の起動処理後、コンピュータ1を通常動作モードで動作させるように設定する(ステップ S105)。
システムBIOSによるステップS104およびステップS105の処理後、コンピュータ1の起動処理は終了する。次に、設定されたコンピュータ1の動作情報に基づいて制御されるコンピュータ1の動作手順について説明する。
図5は、設定されたコンピュータ1の動作情報に基づいて行われるコンピュータの起動後の動作の手順の一例を示した流れ図である。なお、図3を用いて説明したACアダプタの種類情報とコンピュータの動作情報との組み合わせ情報を参考に説明する。
コンピュータ1の動作中において、図3を用いて説明したアプリケーションを起動させ、ユーザが新たにACアダプタの種類情報とコンピュータの動作情報との組み合わせ情報を選択設定する場合(ステップ S201)、新たに選択設定された組み合わせに関する情報は、システムBIOSを実行することでアクセス可能なデータとしてBIOS−ROM21等に格納される(ステップ S202)。
組み合わせに関する情報が新たに例えばBIOS−ROMに格納された後、システムBIOSは、選択設定されている情報に含まれるACアダプタの種類情報に基づいて、ACアダプタの種類を判別する(ステップ S203)。
システムBIOSがACアダプタの種類を「電源容量が45WのACアダプタである」と判別した場合(ステップ S203 45W)、システムBIOSは、このACアダプタの種類情報(電源容量が45W)と対応付けられているコンピュータ1の動作情報(シャットダウン)に基づいてコンピュータ1を制御する。すなわち、システムBIOSはコンピュータ1のシャットダウン処理を開始させる(ステップ S204)。
システムBIOSがACアダプタの種類を「電源容量が60WのACアダプタである」と判別した場合(ステップ S203 60W)、システムBIOSは、このACアダプタの種類情報(電源容量が60W)と対応付けられているコンピュータ1の動作情報(低消費電力動作)に基づいてコンピュータ1を制御する。すなわち、システムBIOSはコンピュータ1を低消費電力モードで動作させる(ステップ S205)。
システムBIOSがACアダプタの種類を「電源容量が75WのACアダプタである」と判別した場合(ステップ S203 75W)、システムBIOSは、このACアダプタの種類情報(電源容量が75W)と対応付けられているコンピュータ1の動作情報(通常動作)に基づいてコンピュータ1を制御する。すなわち、システムBIOSはコンピュータ1を通常動作モードで動作させる(ステップ S206)。
例えばACアダプタの電源容量といったACアダプタの種類に関する情報と対応付けられたコンピュータの動作内容情報をユーザが任意に選択設定可能とすることで、ユーザが意図して選択したコンピュータの動作内容情報に基づいてコンピュータ1を動作することが可能となる。
また、ACアダプタの種類に関する情報とACアダプタの種類に関する情報に対応付けられたコンピュータの動作内容情報をLCD4に表示させることで、ユーザは、例えばコンピュータ1を通常動作させるために適切なACアダプタの種類に関する情報を認識することが可能となる。
本発明は上記実施形態をそのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、上記実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合わせにより、種々の発明を形成できる。例えば、実施形態に示されている全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。さらに、異なる実施形態にわたる構成要素を適宜組み合わせてもよい。
ディスプレイユニットを本体に対して開いた状態の一例を示す斜視図。 コンピュータの構成の一例を示す図。 ACアダプタの種類情報と対応づけられたコンピュータの動作情報を選択する際に表示部に表示されるウィンドウの一例について説明する図。 設定されたコンピュータの動作情報に基づいて行われるコンピュータの起動時動作の手順の一例を示した流れ図。 設定されたコンピュータの動作情報に基づいて行われるコンピュータの起動後動作の手順の一例を示した流れ図。
符号の説明
1…コンピュータ、2…本体、3…表示ユニット、4…LCD、
5…キーボード、6…パワーボタン、7…ACアダプタ、10…CPU、
13a…System BIOS、13b…OS、27…BIOS−ROM、
28…EC/KBC、30…PSC、32…DC/DCコンバータ、

Claims (10)

  1. ACアダプタを介して供給される商用電源によって駆動可能な情報処理装置において、
    本体と、
    前記本体に前記ACアダプタが接続されているか否かを判別する手段と、
    前記本体に前記ACアダプタが接続されている場合、ACアダプタの種類情報と対応付けられた本情報処理装置の動作情報に基づいて本情報処理装置の動作を制御する制御手段と、
    を具備することを特徴とする情報処理装置。
  2. 低消費電力モードで本情報処理装置を起動する起動手段をさらに具備し、
    前記起動手段によって本情報処理装置を前記低消費電力モードで起動した後、前記制御手段は前記ACアダプタの種類情報と対応付けられた本情報処理装置の動作情報に基づいて本情報処理装置の動作を制御することを特徴とする請求項1記載の情報処理装置。
  3. 表示部をさらに具備し、
    前記表示部は、ACアダプタの種類情報および前記ACアダプタの種類情報に対応付けられた本情報処理装置の動作情報を表示することを特徴とする請求項1記載の情報処理装置。
  4. 本情報処理装置を起動する起動手段をさらに具備し、
    前記起動手段によって本情報処理装置を起動した後、前記ACアダプタの種類情報と対応付けられた本情報処理装置の動作情報を選択する設定手段と、
    前記制御手段は、前記設定手段によって選択された本情報処理装置の動作制御情報に基づいて本情報処理装置の動作を制御することを特徴とする請求項1記載の情報処理装置。
  5. 前記ACアダプタの種類情報と対応付けられた本情報処理装置の動作情報を選択する設定手段をさらに具備し、
    前記制御手段は、前記設定手段によって選択された本情報処理装置の動作制御情報に基づいて本情報処理装置の動作を制御することを特徴とする請求項1記載の情報処理装置。
  6. ACアダプタを介して供給される商用電源によって駆動可能な情報処理装置の動作制御方法において、
    前記情報処理装置の本体にACアダプタが接続されているか否かを判別し、
    前記本体に前記ACアダプタが接続されている場合、ACアダプタの種類情報と対応付けられた本情報処理装置の動作情報に基づいて本情報処理装置の動作を制御することを特徴とする動作制御方法。
  7. 前記情報処理装置を低消費電力モードで起動し、
    前記情報処理装置を前記低消費電力モードで起動した後、前記ACアダプタの種類情報と対応付けられた前記情報処理装置の動作情報に基づいて前記情報処理装置の動作を制御することを特徴とする請求項6記載の動作制御方法。
  8. ACアダプタの種類情報および前記ACアダプタの種類情報に対応付けられた本情報処理装置の動作情報を前記情報処理装置の具備する表示部に表示することを特徴とする請求項6記載の情報処理装置。
  9. 前記情報処理装置を起動し、
    前記情報処理装置を起動した後、前記ACアダプタの種類情報と対応付けられた本情報処理装置の動作情報を選択し、
    前記選択された前記情報処理装置の動作制御情報に基づいて前記情報処理装置の動作を制御することを特徴とする請求項6記載の動作制御方法。
  10. 前記ACアダプタの種類情報と対応付けられた前記情報処理装置の動作情報を選択し、
    前記選択された前記情報処理装置の動作制御情報に基づいて前記情報処理装置の動作を制御することを特徴とする請求項6記載の動作制御方法。
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JP2014109919A (ja) * 2012-12-03 2014-06-12 Nec Personal Computers Ltd 情報処理装置、その制御方法、及びプログラム

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