JP2007101618A - 表示装置 - Google Patents

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一孝 松本
Yumiko Nakatsuru
弓子 中津留
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Abstract

【課題】表示装置において、外界光の強さを自動的に検出し、この検出結果に基づいてディスプレイの表示を停止したり、自動的に調節することで外界光の強さの変化に左右されずに視覚補助機能を十分に発揮する表示を行う。
【解決手段】
映像信号を生成し供給する映像供給手段と、この映像信号を表示し瞳に映像を導く接眼表示手段とを備える表示装置において、
入射する光束から照度値を検出する照度値検出手段と、照度に対する閾値を設定する閾値設定手段と、この閾値と照度値とを比較する比較手段と、比較手段による比較の結果に基づいて接眼表示手段の表示を停止する制御を行ったり、輝度、コントラスト及び/又は彩度を変化する制御を行う表示制御手段とを備える。
【選択図】図7

Description

本発明は表示装置に係り、特に、外界の照度に応じて表示の輝度、コントラスト及び彩度を変化させる表示装置に関する。
従来、頭部等に懸架する懸架装置や眼鏡のフレームにクリップオン形式で装着され、ユーザの眼前に配置した小型モニタから瞳に映像を導く表示装置が知られている。いわゆるヘッドマウントディスプレイ(以下、「HMD」という。)やウェアラブルディスプレイと呼ばれる身体装着型の表示装置である。HMDは、外界の視界をほぼ完全に塞いで映画鑑賞やテレビジョン放送の視聴を主な目的とする密閉形式のHMDと、ユーザの外界視界と重畳して映像を表示する形式のHMDに大きく分類することができる。
このうち、映像を重畳する形式のHMDは、ユーザの通常視界に加えて補助的な映像情報を提供することができるという特性から、眼病患者や目に障害を有する者の視覚補助装置として活用されている。近年では、HMDに小型のカメラを装着して視界方向の映像を捉えてディスプレイ上に表示するHMDも開発され、視覚補助装置としてのHMDの役割が益々増してきている。特に、夜盲症や視野狭窄といった障害には、視覚補助装置としてのHMDが寄与するところが大きい。夜盲症は、暗所での視覚低下が著しく大きい障害である。したがって、このような場合には小型カメラで捉えた視界方向の映像に対し、ディスプレイの輝度、コントラスト及び彩度等を高く(大きく)設定する必要がある。
ディスプレイのコントラスト等を向上させる技術として、特許文献1には、液晶ディスプレイ等に関する技術であって、外界光が強い環境のもとで、高コントラスト表示を行う技術が開示されている。
特開平7−301795号公報
ところで、夜盲症は暗所での視覚低下が著しい症状であるが、明所での視覚は健常者と同等の視覚を有するという特性が在る。このため、ディスプレイの輝度等を暗所用に設定したままで明所に移動したりすると、逆にディスプレイの映像が外界視界を遮るという問題がある。
この点、手動で輝度等の設定行う制御装置を設け、周囲の照度に合わせて逐一設定し直すこともできるが、HMDを視覚補助装置として使用することに鑑みると実用性に著しく欠ける。特に、移動中は、地下通路や建物への出入り等の外界光の強さが頻繁に変化する状況ではなおのことである。
本発明の課題は、外界光の強さを自動的に検出し、この検出結果に基づいてディスプレイの表示を停止したり、輝度、コントラスト及び/又は彩度等を自動的に設定し直すことで外界光の強さの変化に左右されずに視覚補助機能を十分に発揮する表示を行うことである。
上記課題を解決するために、請求項1に記載の発明は、映像信号を生成し供給する映像供給手段と、該供給された映像信号を表示して瞳に導く接眼表示手段とを備える表示装置において、
入射する光束から照度値を検出する照度値検出手段と、
前記照度に対する閾値を設定する閾値設定手段と、
該閾値と前記照度値とを比較する比較手段と、
前記比較手段による比較の結果に基づいて前記接眼表示手段の表示を変化させる表示制御手段とを備えることを特徴とする。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の表示装置において、前記比較手段の比較の結果、前記照度値が前記閾値を上回る場合、前記表示制御手段は、前記接眼表示手段の輝度を下げることを特徴とする。
請求項3に記載の発明は、請求項1又は2に記載の表示装置において、
前記比較手段の比較の結果、前記照度値が前記閾値を下回る場合、
前記表示制御手段は、前記接眼表示手段の輝度を上げることを特徴とする。
請求項4に記載の発明は、請求項1から3のいずれか一項に記載の表示装置において、前記比較手段の比較の結果、前記照度値が前記閾値を上回る場合、前記表示制御手段は、前記接眼表示手段のコントラストを低くすることを特徴とする。
請求項5に記載の発明は、請求項1から4のいずれか一項に記載の表示装置において、前記比較手段の比較の結果、前記照度値が前記閾値を下回る場合、前記表示制御手段は、前記接眼表示手段のコントラストを高くすることを特徴とする。
請求項6に記載の発明は、請求項1から5のいずれか一項に記載の表示装置において、前記比較手段の比較の結果、前記照度値が前記閾値を上回る場合、前記表示制御手段は、前記接眼表示手段の彩度を低くすることを特徴とする。
請求項7に記載の発明は、請求項1から6のいずれか一項に記載の表示装置において、前記比較手段の比較の結果、前記照度値が前記閾値を下回る場合、前記表示制御手段は、前記接眼表示手段の彩度を高くすることを特徴とする。
請求項8に記載の発明は、請求項1に記載の表示装置において、前記比較手段の比較の結果、前記照度値が前記閾値を上回る場合、前記表示制御手段は、前記接眼表示手段の映像表示を停止することを特徴とする。
請求項9に記載の発明は、請求項1又は8に記載の表示装置において、前記比較手段の比較の結果、前記照度値が前記閾値を下回る場合、前記表示制御手段は、前記接眼表示手段の映像表示を行うことを特徴とする。
請求項10に記載の発明は、請求項1から9のいずれか一項に記載の表示装置において、前記閾値設定手段は、前記接眼表示手段の輝度値に基づいて前記閾値を設定することを特徴とする。
請求項11に記載の発明は、請求項1から9のいずれか一項に記載の表示装置において、前記閾値を所定の値として入力する入力手段を更に設け、前記閾値設定手段は、該入力手段により入力された所定の値に基づいて前記閾値を設定することを特徴とする。
請求項12に記載の発明は、請求項1から11のいずれか一項に記載の表示装置において、前記照度検出手段を複数備えることを特徴とする。
請求項13に記載の発明は、請求項1から12のいずれか一項に記載の表示装置において、視線方向の映像を捉え、映像信号を出力する撮像手段を更に備え、前記表示制御手段は、前記撮像手段から入力した映像信号を前記接眼表示手段に出力することを特徴とする。
請求項14に記載の発明は、請求項13に記載の表示装置において、撮像手段は、捉えた映像から照度を検出する照度検出機能を更に有することを特徴とする。
請求項15に記載の発明は、請求項1から14のいずれか一項に記載の表示装置において、前記接眼表示手段は外界光を透過し、外界視界に前記映像を重畳して表示することを特徴とする。
請求項16に記載の発明は、請求項1から15のいずれか一項に記載の表示装置において、前記接眼表示手段は、前記映像供給手段から供給された映像信号から映像を投射する映像投射手段と、該映像を導光するプリズムと、該プリズムにより導光された映像の照射により眼に虚像を結ばせるホログラム素子とからなることを特徴とする。
請求項1に記載の発明によれば、
照度値検出手段により表示装置に入射する光束の照度値を検出し、閾値設定手段によりこの照度値に対応する閾値を設けることで照度値と閾値を比較することができる。この比較結果に基づいて表示手段の表示を変化させることで、外界光の照度に応じて接眼表示手段の表示制御を行うことができるようになるという効果がある。
請求項2に記載の発明によれば、請求項1に記載の表示装置において、閾値が照度値を上回る場合に、接眼表示手段の輝度を下げることで外界光の照度に応じて接眼表示手段の輝度を下げる制御を行うことができるようになるという効果がある。
請求項3に記載の発明によれば、請求項1又は2に記載の表示装置において、閾値が照度値を下回る場合に、接眼表示手段の輝度を上げることで外界光の照度に応じて接眼表示手段の輝度を上げる制御を行うことができるようになるという効果がある。
請求項4に記載の発明によれば、請求項1から3のいずれか一項に記載の表示装置において、閾値が照度値を上回る場合に、接眼表示手段のコントラストを下げることで外界光の照度に応じて接眼表示手段のコントラストを下げる制御を行うことができるようになるという効果がある。
請求項5に記載の発明によれば、請求項1から4のいずれか一項に記載の表示装置において、閾値が照度値を下回る場合に、接眼表示手段のコントラストを上げることで外界光の照度に応じて接眼表示手段のコントラストを上げる制御を行うことができるようになるという効果がある。
請求項6に記載の発明によれば、請求項1から5のいずれか一項に記載の表示装置において、閾値が照度値を上回る場合に、接眼表示手段の彩度を下げることで外界光の照度に応じて接眼表示手段の輝度を下げる制御を行うことができるようになるという効果がある。
請求項7に記載の発明によれば、請求項1から6のいずれか一項に記載の表示装置において、閾値が照度値を上回る場合に、接眼表示手段の彩度を上げることで外界光の照度に応じて接眼表示手段の彩度を上げる制御を行うことができるようになるという効果がある。
請求項8に記載の発明によれば、請求項1に記載の表示装置において、閾値が照度値を上回る場合に、接眼表示手段の映像表示を停止することで、外界光の照度に応じて接眼表示手段の映像表示を停止する制御を行うことができるようになるという効果がある。
請求項9に記載の発明によれば、請求項1又は8に記載の表示装置において、閾値が照度値を上回る場合に、表示手段の映像表示を開始することで外界光の照度に応じて接眼表示手段の映像表示を開始する制御を行うことができるようになるという効果がある。
請求項10に記載の発明によれば、請求項1から9のいずれか一項に記載の表示装置において、閾値設定手段が、接眼表示手段の輝度値に基づいて前記閾値を設定することで、接眼表示手段の輝度値に応じて表示の停止又は開始の制御、輝度、コントラスト及び/又は彩度の調節の制御ができるようになるという効果がある。
請求項11に記載の発明によれば、請求項1から9のいずれか一項に記載の表示装置において、入力手段により、所定の閾値を設定することができ、前記閾値設定手段がこの所定の値に基づいて閾値を設定することで、表示の停止又は開始の制御、輝度、コントラスト及び/又は彩度の調節の制御をユーザの所望する設定で行うことができるという効果がある。
請求項12に記載の発明によれば、請求項1から11のいずれか一項に記載の表示装置において、照度検出手段を複数備えることで、複数箇所から入射される外界光の照度を検出することができる。このため、1つの照度検出手段が影になっても、他の照度検出手段により表示装置全体に入射する外界光を検出することができ正確な照度検出ができるという効果がある。
請求項13に記載の発明によれば、請求項1から12のいずれか一項に記載の表示装置において、視線方向の映像を捉える撮像手段を備え、この撮像手段が捉えた映像を接眼表示手段に表示することができる。この視線方向を表示する映像に対し、外界光の照度との関係で表示を停止又は開始する制御、輝度、コントラスト及び/又は彩度を調節する制御を行うことができるようにすることで、明所では表示をしない又は目立たなくすることで通常の視界の妨げることが無くなり、暗所では表示を再開し又は目立つようにすることで接眼表示手段からの視覚情報を取得しやすくなる。例えば、夜盲症等の障害を有する者には、明所で自身の通常視覚により十分な視覚情報を取得することができ、暗所では接眼表示手段からの映像上方を取得しやすくなるという利点がある。特に、歩行等の移動中では、明所と暗所とが多く存在する。このような場合でも、本発明によれば障害に合わせた表示制御を行うことができるため視覚補助装置として十分に活用することができるという効果がある。
請求項14に記載の発明によれば、請求項13に記載の表示装置において、撮像手段に、捉えた映像から照度を検出する照度検出機能を有することで、視線方向からの外界光の照度値を正確に検出することができる。眼前に設けられた接眼表示手段から瞳に導かれる光は、主に眼前からの外界光の影響を受ける。この最も影響を受ける方向からの外界光を捉えることで、表示の停止又は開始の制御、輝度、コントラスト及び/又は彩度の制御が更に効果的に行われるという効果がある。
請求項15に記載の発明によれば、請求項1から14のいずれか一項に記載の表示装置において、外界光を透過して外界視界に前記映像を重畳して表示する接眼表示手段に本発明を適用することで、表示の制御が一層効果的となる。即ち、外界光を透過することで接眼表示手段から投射される映像が干渉を受けやすくなる。この点、本発明は外界光の照度を表示制御の要素とするため、このよう外界光による干渉に対し、更に正確で好適な表示制御を行うことができるという効果がある。
請求項16に記載の発明によれば、請求項1から15のいずれか一項に記載の表示装置において、表示手段として網膜に虚像を結ばせるホログラム光学素子を用いる場合であっても、本発明の表示制御を正確で好適に行うことができる。
〔第1の実施形態〕
次に、図を用いて、本発明を実施するための最良の形態について説明する。
本実施例では、図2に示すようにホログラム光学素子を使用した外界光透過型の表示機構を採用したHMD1を用いて説明を行うが、本発明はこれに限定されるものでなく、映像光束を瞳に導光する機構にハーフミラーを使用するHMDや外界光非透過型の小型液晶モニタを視線方向に配置させるHMDにも十分適用できるものである。
また、本発明は、図2に示すような表示部が眼鏡のレンズ部41に一体的に形成されているもの以外にも、図4(A)及び(B)に示すように通常の眼鏡等にクリップオンする形式に構成するなど種々の形式に構成することができる。
なお、以下の説明では、接眼方向をHMD1の正面とする。
図1のブロック図に示すように、HMD1は、制御ユニット2とディスプレイユニット3とから構成される。図2に示すように、ディスプレイユニット3は、眼鏡と一体に設けられ、ケーブル19を介して制御ユニット2と接続される。制御ユニット2は、制御部4、記憶部11、照度検出回路9、DSP(Disital Signal Processer)10、入力部12及び電池13から構成され、バス又はケーブルを介して電気・電子的に接続される。なお、駆動電源として電池13を適用し携帯性を備えている。
制御部4は、CPU(Central Processing Unit)5、ROM(Read Only Memory)6、RAM(Random Access Memory)7から構成される。CPU5は、ROM6に予め記憶されたオペレーションプログラムや記憶部11に予め格納された各種のアプリケーションプログラムをワークエリアとしてのRAM7に展開し、これらプログラムの指示に従いHMD1の全体制御を行う。
ROM6は、PROM(Rrogrammable ROM)やハードディスク等の不揮発メモリから構成される。オペレーションプログラムが予め記憶される。RAM7は、EEPROM(Electrical Erasable Programmable ROM)等の半導体記憶素子から構成される。オペレーションプログラムやアプリケーションプログラムが展開されるワークエリアであり、これらプログラムの指示に基づくCPU5の演算処理を行ったり、処理結果等の各種データを一時的に記憶する。後述する、自動表示制御モードで使用する自動表示制御プログラムもROM6に格納される。
記憶部11は、ハードディスクやフラッシュメモリ等の不揮発性メモリから構成される。各種のアプリケーションプラグラムや表示部15に表示する各種映像データを記憶する。更には、表示部15の輝度、コントラスト、カラー/モノクロ等の各表示設定値を記憶するとともに、後述する照度基準値を記憶する。
DSP(Disital Signal Processer)10は、後述するカメラモジュール17から、出力された映像信号に各種の画像処理を施し、表示ドライバ8に画像処理後の映像信号を出力する画像処理プロセッサである。入力される映像信号や画像処理を行った映像信号等を一時的に記憶するグラフィックメモリ(不図示)を備え、表示部15及び表示ドライバ8の各種デバイスの処理速度に同期して映像信号を適宜出力する。
なお、CPU5とRAM7を用いてソフトウェア的に画像処理を行う構成としてもよい。
DSP10は、カメラモジュール17から出力される映像信号や記憶部11に格納される映像信号の供給を受け、R、G、Bの各色信号成分を256階調に変換する階調処理を行う。変換処理に際しては、記憶部11に予め設定されたデフォルトの輝度、コントラスト及び彩度等の表示設定データ、ユーザが入力部12の各種スイッチを操作することでCPU5から入力される表示設定データ又は自動表示制御モードによりCPU5から入力される表示設定データに基づいて各信号の階調を変換する。第1の実施形態では、最大輝度を200cd/m、最大コントラストを20:1とする。
照度検出回路9は、A/D(Analog/Disital)変換器やコンパレータから構成される。後述する照度センサ16からのアナログ出力信号をデジタイズし、CPU5に照度値である輝度検出信号を出力する。
表示ドライバ8は、DSP10から出力される映像信号を所期の規格に基づく映像信号に変換し、表示部15に出力するプロセッサである。なお、CPU5又はDSP10によりソフトウェア的に処理する構成としてもよい。
入力部12は、モード切替スイッチ(以下、「スイッチ」を「SW」とする。)20、輝度調節SW21、照度基準値入力SW22、コントラスト調節SW23及びカラー/モノクロ切り替えSW24から構成される。これらSWは、ユーザの操作によりCPU5に指示信号を入力するものである。
モード切替SW20は、HMD1に入射する光の照度に応じて表示部15の輝度、コントラスト及び彩度を自動的に調節する自動表示制御モードの起動又は停止を指示するSWである。
輝度調節SW21は、表示部15の輝度を調節するSWである。ゲイン調節を行い映像生成ユニット30内のLED群33(図3参照)に供給される電力を変更するものである。ボリュームSW(可変抵抗)を用いて無段階又は数段階に輝度を調節するように構成する。
照度基準値入力SW22は、自動表示制御モードで使用するSWであり、照度センサ16及び照度検出回路9で検出された照度値に対して所期の閾値を設定するSWである。照度検出回路9から出力された照度値がこの閾値を上回る(又は下回る)場合に、CPU5は自動表示制御プログラムに従って表示部15の映像調節を指示する信号をDSP10に出力する。
コントラスト調節SW23は、表示部00のコントラスト調節を行うSWである。最大コントラストが20:1までの範囲で、適宜変更することができる。
カラー/モノクロ切替SW24は、表示部15に表示される映像のカラー表示とモノクロ表示とを切り替えるスイッチである。このスイッチを操作することにより、DSP10において入力される映像信号の各色成分であるR(レッド)、G(グリーン)、B(ブルー)の階調値を変更する処理が行われる。
次にディスプレイユニット3について説明する。ディスプレイユニット3は、表示部15、照度センサ16及びカメラモジュール17から構成される。図2に示すように、表示部15は、眼鏡40に設けられたレンズ部41の中央部から上端部にかけて設けられる。
図3に、表示部15を右側面から観察した断面図を示す。表示部15は、映像生成ユニット30と接眼光学系31とから構成される。表示部15の本体となる筐体38の内部に、制御ユニット2から送信される映像信号から映像を生成する透過型の液晶表示器35、バックライト光源であるR、G、Bの各色LED(Light Emitting Diode)群33及びLED群33からの照射光を屈折により液晶表示器35の全面に導くための照明光学系34が設けられる。
接眼光学系31は、更にプリズム36とホログラム光学素子37とからなる。プリズム36は、レンズ部41と同じ厚さを有し、接眼方向の面が外界方向の面より大きく形成される。レンズ部41の上端部から中央部はこの形状に沿って切除されており、この切除された部分にプリズム36を接合することで、レンズ部41とプリズム36との表面が一体となって滑らかに構成されている。プリズム36の下端部にシート状のホログラム光学素子37が配設され、レンズ部41との接合面に挟まれるように設けられている。
プリズム36の上端部は正面方向に厚い楔の形状を有し、液晶表示器35から照射される映像光束を採光しやすいように形成されている。この上端部から採光された映像光束は、プリズム36の内部で全反射されながら下端部に設けられたホログラム光学素子37へと導かれる。ホログラム光学素子37は光を干渉させ、眼球Eに虚像を結ばせるものである。
また、接眼光学系31は、レンズ部41と光の屈折率を同一とする単一の部材で構成されている。
ユーザは、レンズ部41及び接眼光学系31を通して外界の視界を観察することが可能であるとともに、ホログラム光学素子37によって外界視界と重畳する映像を観察することができるようになっている。
カメラモジュール17は、CCD(Charge Coupled Device)やCMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)イメージセンサ等の光電変換素子から構成される撮像装置である。ユーザの視線方向の映像を捉える向きに設けられる(図1、図4(A)及び(B)参照)。カメラモジュール17で取得された映像信号は、図示しないCDS(Correlated Double Sampling)回路やA/D(Analog/Digital)変換回路によりアナログ映像信号の相関二重サンプリングが行われて雑音を低減除去されるとともにゲイン調整が行われ、デジタル映像信号に変換された後にDSP10に出力される。
また、カメラモジュール17で捉えた映像信号に基づいて、外界の照度を検知する構成とし、照度センサ16と同様の機能を併せもつようにしてもよい。例えば図9に示すように、HMD1を装着した場合、ユーザは自身の位置から3〜5m先の地面を観察する傾向にある。従って、表示部15に表示される映像のこの付近の映像である。この視線方向からの外界光を直接的に捉えることにより、ユーザの瞳に最も入射する外界光の照度を検出することができるという利点がある。
照度センサ16は、周囲から入射する光を検出して電子信号として出力する。図2に示すごとく、眼鏡40のブリッジ部の上方で且つ表示部15の左側端部に設けられ、ユーザの顔面方向に入射する光の照度を検出するものである。照度センサ16を設ける位置は、ユーザの顔面中央近傍が好ましい。変化する外界光の照度に応じて表示部15の表示輝度等を調節するため、瞳に入射する外界光に近い位置に設けるのがよい。更に、HMD1の眼前に配置されるという特性を鑑みれば、照度センサ16が見えにくい位置即ち眉間近傍が好ましい。
また、第1の実施形態では、照度センサ16を1つ設ける構成としているが、眼鏡40に複数の照度センサをなるべく離れて設け、これらから出力される検出信号に基づいて照度の平均値を算出する構成としてもよい。即ち、センサが1つだと例えば顔面に手をかざしたときや頭髪に覆われたときなどに照度センサ16の影となることもあり、不要な照度検出を行う虞が在る。この点、離れた位置に複数の照度センサを設け、その平均値を出力することで、このような事態を回避することができる。
次に、自動表示制御モードについて説明する。自動表示制御モードとは、自動表示制御プログラムに従い、CPU5が照度センサ16及び照度検出回路9により検出される外界照度を検出し、この検出値が、ユーザが予め設定した照度基準値を上回る(下回る)場合に、DSP10に対し指示信号を送信し、表示部15の輝度、コントラスト及び彩度を自動調節する機能である。以下、輝度、コントラスト及び彩度の調節について夫々説明する。
図5に示すように、外界照度は、夜間が1〜50lx、白色電球等を中心とした照明環境に在る一般家庭内が100〜700lx、蛍光灯等を中心とした電車の車両内が700〜6000lx、野外の晴天時に建物等の影になる環境では5000〜数万lxにおおよそ分類される。今、表示部15の輝度が200cd/mであるとする。この輝度に対し物体の反射係数を50%として照度の値に変換すると314lxに相当する。なお、輝度(cd/m)と照度(lx)の換算は、下記数式(1)により算出する。
Figure 2007101618
図5に示すように、外界照度で314lxは、一般家庭の照明環境と同等の水準である。従って、表示輝度を200cd/mとして一般家庭の照明環境下にいると、表示部15に表示される映像はうすくなり、より照度の低い環境下にいたときに比して見え具合が悪化する。更に、外界照度の高い環境では次第に内容を認識できない程に映像がうすくなり、眼前には何か影がちらついているかのような見え具合となる。夜盲症の障害を有する者は、一般家庭の照明環境下の明るさでは健常者と同等の視力を有するため、表示部15の映像を必要としなくなる。この映像がうすくなったり、ちらついたりする見え具合が煩わしく外界視界の妨げとなる。
そこで、照度基準値入力SWを操作し、閾値として外界照度と同様の照度値を入力設定する。外界照度がこの照度基準値を超える場合に、表示部15の表示輝度を下げる処理を行う。
図6に実質コントラストと外界照度の関係を表したグラフを示す。横軸に外界光の照度(lx)を示し、縦軸に実質コントラストを示す。また、グラフ上の横軸に平行な矢印は表示部15の表示の見え具合に対応する外界照度帯域を示す。グラフ下の横軸に平行な矢印で示すのは各環境下での外界照度帯域である。実質コントラストとは、外界光の影響によって、現実に人間の眼で認識されるコントラストをいう。第1の実施形態では外界光透過型の表示装置を適用するため、接眼方向から透過して入射する外界光の影響を受けやすい。即ち、表示部15のホログラム光学素子37により瞳に導かれる光束が、表示部15のプリズム36やホログラム光学素子37を透過して瞳に入射する外界光の干渉を受け、眼球の網膜上に照射される光が弱くなり映像がうすく見えづらくなる。例えば、最大コントラスト比が20:1である場合に、仮に外界照度が1lxであれば、網膜が認識する光は表示部15から入射する光にほぼ限定されるため映像がはっきりと見える。逆に外界照度が200lxであれば、表示部15を透過して瞳に入射する外界光の干渉により映像光が弱まり、網膜が認識できる映像光が少なくなり、現実に網膜が認識するコントラストは低下し見えずらくなる。このように、表示部15が有する本来のコントラストが外界光によって低下する結果、現実に網膜が認識するコントラストを実質コントラストと呼ぶ。
図6において、グラフ中の曲線は、外界照度の変化に対する実質コントラストの変位を示したものである。HMD1では実質コントラストが6:1である場合が、映像内容を認識できる限界である。このコントラスト下では、コントラストが高い映像、例えば、白色地に黒色で書かれた文字(テキスト)等であれば観察できる程度の表示である。一般映像を満足に認識するには実質コントラストが10:1以上であることが好ましい。
従って、仮に夜盲症の障害を有するユーザが、外界光が60lx以上であるときに健常者と同等の視力を有するとすると、照度基準値を60lx〜850lx(図6のbの範囲)の範囲内の所望する照度を設定することで、外界光がそれ以上の環境下では最大コントラストを低下させることで、表示部15の表示を目立たなくさせることができる。より詳細には、照度基準値入力SW22にて、消耗する照度基準値を入力し、照度検出回路9から出力された照度値がこの照度基準値を超えた場合に、最大コントラストを低下させる処理を行う。最大コントラストの低減範囲は表示部15の最大コントラストが20:1であるから20〜1:1の範囲に低下させる。
彩度の調節は、DSP10で行う階調処理の内容を変更することにより行う。一般に、カラー映像とモノクロ映像では、モノクロ映像の方が映像として目立たない。そこで、所定の照度基準値を超える場合に、カラー映像からモノクロ映像に切り替える処理を行うことで、表示部15の表示を目立たないようにして外界視界を妨げないようにする。また、外界照度の変化に応じて徐々にモノクロ表示に移行する構成としてもよい。即ち、モノクロ表示は映像信号を例えば2階調に変換することにより行う。通常256階調で表示する場合、照度基準値を境に即座に2階調に変換せずに、例えば128階調、64階調、32階調、16階調、8階調のように段階を踏んで徐々に階調数を少なくする処理を行う。
なお、照度基準値の入力は、入力部12の十字キー及び決定キーの操作により行う。モード切替SW20を操作することにより自動表示制御モードが起動し表示部15に設定を案内する画面が表示される。画面には、現在の照度及びデフォルト又は前回の照度基準値が表示される。ユーザは十字キー25を操作し所望する照度基準値を入力し、決定キー26を操作することで照度基準値を設定することができる。
なお、外界照度が照度基準値を上回る場合は、照度基準値を60lx以上の範囲(図6に示すb、cの範囲)で設定し、表示部15の表示を停止する処理を行うこととすればよい。
次に、図7に示すフロー図を用いて、HMD1の自動表示制御モードにおける処理を説明する。なお、以下の処理はプログラムに従いCPU5により行われる。
ユーザがモード切替SW12を操作することで、CPU5はROM6に格納された自動表示制御プログラムを読み出す。
照度検出回路9から出力される現在の外界光の照度を入力する(ステップS101)。次いで、ユーザにより予め設定された照度基準値を記憶部11から読み出す(ステップS102)。
ステップS101で入力した外界光の照度値とステップS102で読み出した照度基準値を比較し(ステップS103)、外界光の照度値が照度基準値より高い場合には(ステップS103:YES)、DSP10に指示信号を送信し、表示部15の輝度、コントラスト及び彩度を下げる処理を行う(ステップS104)。
一方、ステップS103にて、外界光の照度値が照度基準値より低い場合には、DSP10に指示信号を送信し、表示部15の輝度、コントラスト及び彩度を上げる処理を行う(ステップS105)。
なお、ステップS104及びステップS105では、輝度、コントラスト及び彩度の全てを調節する処理となっているが、これらのうち1つの処理を行うこととしても組合せで行うこととしてもよい。
また、表示部15の表示を停止又は再開する構成とする場合は、上記ステップS1047で表示を停止する処理を行い、ステップS105で表示を再開する処理を行うようにすればよい。
なお、上記処理では、輝度、コントラスト及び彩度の全てを下げる(上げる)処理を行うこととしたが、これらの何れか1つ又は組合せて処理することとしてもよい。
また、輝度調節等の処理を行わずに、外界光の照度値が照度基準値を上回る場合には、表示部15の表示を停止し、逆に下回る場合には、再開する処理を行うこととすることも当然に可能である。
以上、第1の実施形態におけるHMD1によれば、外界光の変化に応じて表示を停止又は再開したり、表示輝度、コントラスト及び/又は彩度を自動調節するため、夜盲症等の障害を有する者が外界光の照度に左右されずに視界を確保することができる。即ち、明所では表示部15の表示を停止又は表示を目立たなくする映像調節を行うため、通常の外界視覚を妨げることなく眼前の景色を観察することができ、暗所では表示部15の表示を再開又は表示を見立たせる映像調節を行なうため、表示部15表示を頼りに周囲の景色を観察することができるという効果がある。
また、照度基準値をユーザの設定により任意に設定することができるため、障害毎の個別の症状や個人の嗜好にあわせて好適な視界を常に確保することができるという効果がある。
〔第2の実施形態〕
第2の実施形態では、表示部15に設定された輝度値と外界光の照度値とを比較して表示部15の映像調節又は映像表示の停止及び再開を行う自動比較制御処理の例を説明する。
なお、以下の説明において、第1の実施形態と同様の機能を有するものは同一符号をもって記載すると共に詳細な説明を省略する。
図8のフロー図に比較制御処理の処理手順を示す。なお、以下の処理は、プログラムに従い、CPU5により処理されるのは第1の実施形態と同様である。
先ず、CPU5は、現在の表示部15の設定輝度値を記憶部11から読み出す(ステップS201)。
次いで、下記数式(2)に示す演算処理により、読み出した設定輝度値を照度値に換算する処理を行う(ステップS202)。
Figure 2007101618
次いで、照度検出回路9から出力される外界光の照度を入力する(ステップS203)。
次いで、ステップS202の演算により得られた照度演算値(E)とステップS203にて入力した外界光の照度値とを比較し(ステップS204)、外界光の照度値が照度演算値を上回る場合には(ステップS204:YES)、DSP10に指示信号を送信し、輝度、コントラスト及び彩度を下げる画像処理を行う(ステップS205)。
逆に、ステップS204にて、外界光の照度値が輝度演算値を下回る場合には(ステップS204:NO)、DSP10に指示信号を送信し、輝度、コントラスト及び彩度を上げる画像処理を行う(ステップS206)。
なお、ステップS205及びステップS206では、輝度、コントラスト及び彩度の全てを調節する処理となっているが、これらのうち1つの処理を行うこととしても組合せで行うこととしてもよい。
また、表示部15の表示を停止又は再開する構成とする場合は、上記ステップS205で表示を停止する処理を行い、ステップS206で表示を再開する処理を行うようにすればよい。
以上、第2の実施形態のHMD1によれば、現在の表示部15の表示輝度と外界光の照度との関係に基づいて、表示を停止又は再開したり、表示輝度、コントラスト及び/又は彩度を自動的に調節するため、夜盲症等の障害を有する者が外界光の照度に左右されずに視界を確保することができる。即ち、明所では表示部15の表示を停止又は表示を目立たなくする映像調節を行うため、通常の外界視覚を妨げることなく眼前の景色を観察することができ、暗所では表示部15の表示を再開又は表示を見立たせる映像調節を行うため、表示部15表示を頼りに周囲の景色を観察することができるという効果がある。
また、現在の表示部15の表示輝度と外界光の照度との関係というHMD1に特有の表示特性に基づいて映像の表示を停止又は再開したり、表示輝度、コントラスト及び/又は彩度を自動的に調節するため、ユーザ自身が映像調節等の基準値を設定する必要がなく簡便に使用することができるという効果がある。
以上、本発明を実施する最良の形態について説明したが、本発明は上述した種々の例に限定されるものではない。
本発明を実施するための最良の形態におけるHMDの構成を示したブロック図である。 本発明を実施するための最良の形態におけるHMDの外観構成を示した概要図である。 本発明を実施するための最良の形態におけるHMDの表示部の構成を示した側断面図である。 (A)は、本発明を実施するための最良の形態におけるHMDの他の構成例を示した概要図である。(B)は、本発明を実施するための最良の形態におけるHMDの他の構成例を示した概要図である。 本発明を実施するための最良の形態における外界環境と照度との関係を示した模式図である。 本発明を実施するための最良の形態におけるHMDの実質コントラストと外界照度との関係について示した模式図である。 本発明を実施するための最良の形態における自動表示制御モードの処理を示したフロー図である。 本発明を実施するための最良の形態における自動比較制御モードを示したフロー図である。 本発明を実施するための最良の形態におけるHMDを装着した場合に、カメラモジュールで撮像する範囲の例を示した模式図である。
符号の説明
1 HMD
2 制御ユニット
3 ディスプレイユニット
4 制御部
5 CPU
6 ROM
7 RAM
8 表示ドライバ
9 照度検知回路
10 DSP
11 記憶部
12 入力部
13 電池
15 表示部
16 照度センサ
17 カメラモジュール
19 ケーブル
20 モード切替SW
21 輝度調節スイッチ
22 照度基準値入力SW
23 コントラスト調節SW
24 カラー/モノクロ切替SW
25 十字キー
26 決定キー
30 映像生成ユニット
31 接眼光学系
33 LED群
34 照明光学系
35 液晶表示器
36 プリズム
37 ホログラム光学素子
38 筐体
40 眼鏡
41 レンズ部
42 クリップ部

Claims (16)

  1. 映像信号を生成し供給を行う映像供給手段と、該供給された映像信号を表示して瞳に導く接眼表示手段とを備える表示装置において、
    入射する光束から照度値を検出する照度値検出手段と、
    前記照度に対する閾値を設定する閾値設定手段と、
    該閾値と前記照度値とを比較する比較手段と、
    前記比較手段による比較の結果に基づいて前記接眼表示手段の表示を変化させる表示制御手段とを備えることを特徴とする表示装置。
  2. 請求項1に記載の表示装置において、
    前記比較手段の比較の結果、前記照度値が前記閾値を上回る場合、
    前記表示制御手段は、前記接眼表示手段の輝度を下げることを特徴とする表示装置。
  3. 請求項1又は2に記載の表示装置において、
    前記比較手段の比較の結果、前記照度値が前記閾値を下回る場合、
    前記表示制御手段は、前記接眼表示手段の輝度を上げることを特徴とする表示装置。
  4. 請求項1から3のいずれか一項に記載の表示装置において、
    前記比較手段の比較の結果、前記照度値が前記閾値を上回る場合、
    前記表示制御手段は、前記接眼表示手段のコントラストを低くすることを特徴とする表示装置。
  5. 請求項1から4のいずれか一項に記載の表示装置において、
    前記比較手段の比較の結果、前記照度値が前記閾値を下回る場合、
    前記表示制御手段は、前記接眼表示手段のコントラストを高くすることを特徴とする表示装置。
  6. 請求項1から5のいずれか一項に記載の表示装置において、
    前記比較手段の比較の結果、前記照度値が前記閾値を上回る場合、
    前記表示制御手段は、前記接眼表示手段の彩度を低くすることを特徴とする表示装置。
  7. 請求項1から6のいずれか一項に記載の表示装置において、
    前記比較手段の比較の結果、前記照度値が前記閾値を下回る場合、
    前記表示制御手段は、前記接眼表示手段の彩度を高くすることを特徴とする表示装置。
  8. 請求項1に記載の表示装置において、
    前記比較手段の比較の結果、前記照度値が前記閾値を上回る場合、
    前記表示制御手段は、前記接眼表示手段の映像表示を停止することを特徴とする表示装置。
  9. 請求項1又は8に記載の表示装置において、
    前記比較手段の比較の結果、前記照度値が前記閾値を下回る場合、
    前記表示制御手段は、前記接眼表示手段の映像表示を行うことを特徴とする表示装置。
  10. 請求項1から9のいずれか一項に記載の表示装置において、
    前記閾値設定手段は、前記接眼表示手段の輝度値に基づいて前記閾値を設定することを特徴とする表示装置。
  11. 請求項1から9のいずれか一項に記載の表示装置において、
    前記閾値を所定の値として入力する入力手段を更に設け、
    前記閾値設定手段は、該入力手段により入力された所定の値に基づいて前記閾値を設定することを特徴とする表示装置。
  12. 請求項1から11のいずれか一項に記載の表示装置において、
    前記照度検出手段を複数備えることを特徴とする表示装置。
  13. 請求項1から12のいずれか一項に記載の表示装置において、
    視線方向の映像を捉え、映像信号を出力する撮像手段を更に備え、
    前記表示制御手段は、前記撮像手段から入力した映像信号を前記接眼表示手段に出力することを特徴とする表示装置。
  14. 請求項13に記載の表示装置において、
    前記撮像手段は、捉えた映像から照度を検出する照度検出機能を更に有することを特徴とする表示装置。
  15. 請求項1から14のいずれか一項に記載の表示装置において、
    前記接眼表示手段は外界光を透過し、外界視界に前記映像を重畳して表示することを特徴とする表示装置。
  16. 請求項1から15のいずれか一項に記載の表示装置において、
    前記接眼表示手段は、前記映像供給手段から供給された映像信号から映像を投射する映像投射手段と、
    該映像を導光するプリズムと、
    該プリズムにより導光された映像の照射により眼に虚像を結ばせるホログラム素子とからなることを特徴とする表示装置。
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