JP2007100833A - Electromagnetic actuator - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、流体が吐出する吐出口を、可動子に設けられた開閉弁によって開閉(吐出口の開度調節を含む)する電磁アクチュエータに関する。 The present invention relates to an electromagnetic actuator that opens and closes (including opening degree adjustment of a discharge port) a discharge port from which a fluid is discharged by an on-off valve provided in a mover.
〔従来技術1〕
流体が吐出する吐出口を、可動子に設けられた開閉弁によって開閉する電磁アクチュエータの一例として、電磁油圧制御弁に搭載された電磁アクチュエータが知られている(例えば、特許文献1参照)。
特許文献1に示された電磁油圧制御弁を、図4を参照して説明する。なお、実施例1と同一機能物には、同一符号を付して説明する。
図4に開示される電磁油圧制御弁は、三方弁構造のスプール弁1におけるスプール4を、ブリード室34の圧力によって軸方向に駆動するものであり、ブリード室34の圧力制御を行う電磁ブリード弁2を備える。
[Prior art 1]
An electromagnetic actuator mounted on an electromagnetic hydraulic control valve is known as an example of an electromagnetic actuator that opens and closes a discharge port from which a fluid is discharged by an open / close valve provided in a mover (see, for example, Patent Document 1).
The electrohydraulic control valve disclosed in Patent Document 1 will be described with reference to FIG. The same functional parts as those in the first embodiment will be described with the same reference numerals.
The electromagnetic hydraulic control valve disclosed in FIG. 4 is an electromagnetic bleed valve that drives the
電磁ブリード弁2は、スプール4との間でオイル(流体の一例)の供給を受けるブリード室34を形成するとともに、ブリード室34と低圧側(排圧側)を連通させるブリードポート35(吐出口の一例)が形成されたシート部材31と、ブリードポート35を開閉する電磁アクチュエータ33とを備える。
電磁アクチュエータ33は、通電により磁力を発生するコイル41、このコイル41の発生する磁力により軸方向の一方あるいは他方へ磁気吸引される可動子42、この可動子42を閉弁方向(可動子42の軸方向端に形成された開閉弁32がブリードポート35を閉塞する側)に付勢する可動子用スプリング43を備える。
The electromagnetic
The
図4に開示される電磁油圧制御弁は、電磁アクチュエータ33の通電停止時に可動子42が可動子用スプリング43の付勢力によって閉弁方向に付勢されて、開閉弁32がブリードポート35を閉塞するタイプ(後述する参考技術1および実施例1とは逆のタイプ)である。このため、通電停止中は、ブリード室34の圧力が高まり、スプール4が図示左側に変位する。
逆に、電磁アクチュエータ33の通電量が増加すると、コイル41の発生する磁力によって可動子42が開弁方向へ磁気吸引される。すると、ブリードポート35が開かれる方向に変化してブリード室34の圧力が低下し、スプール用リターンスプリング5の付勢力によって、スプール4が図示右側へ移動する。
In the electromagnetic hydraulic control valve disclosed in FIG. 4, when the energization of the
On the contrary, when the energization amount of the
〔従来技術1の不具合〕
図4に開示される従来技術1の可動子42は、ブリードポート35を開閉する開閉弁32と、磁気吸引されるムービングコア47が一体のものであった。このため、開閉弁32も鉄等の磁性部材で設けられることになり、開閉弁32がコイル41の発生する磁力によって磁化する。すると、オイル中に含まれる磁性材異物(鉄粉など)が開閉弁32に付着し、開閉弁32に摩耗が発生して初期特性に対して特性変化量が大きくなってしまう。
また、可動子42は、摺動性と磁気特性を両立しなければならず、可動子42に使用される材料や、表面処理も限られてしまう。このため、開閉弁32の硬度や、硬化膜の厚み不足が生じることになり、開閉弁32の耐摩耗性を高めることが困難となる。
[Problems of Prior Art 1]
The
In addition, the
さらに、上記従来技術1とは異なり、電磁アクチュエータ33の通電停止中、ブリードポート35から開閉弁32に加わる吐出圧により開閉弁32を含む可動子42を開弁方向に変位させて、開閉弁32がブリードポート35を開くタイプとする場合、可動子42の全部を新たに設計する必要がある。また、可動子42の一部を変更する場合であっても、可動子42の全部を新たに設計する必要がある。
Furthermore, unlike the prior art 1, while the energization of the
〔参考技術1〕
上記の不具合を解決する技術として、磁性部材よりなるムービングコア47と、開閉弁32が設けられるシャフト48とを別々に設けて、両者を結合して可動子42を構成することが考えられる。
具体的には、図5に示すように、可動子42を、コイル41の発生する磁力により軸方向へ磁気吸引される筒形状を呈したムービングコア47と、このムービングコア47の筒内に圧入されるシャフト48とで構成することが考えられる。
[Reference technology 1]
As a technique for solving the above-described problem, it is conceivable that a moving
Specifically, as shown in FIG. 5, the
図5に開示される電磁油圧制御弁は、電磁アクチュエータ33の通電停止中、ブリードポート35から開閉弁32に加わる吐出圧により可動子42(ムービングコア47+シャフト48)が開弁方向に変位して、開閉弁32がブリードポート35を開くタイプである。このため、通電停止中は、ブリード室34が排圧されて、スプール用リターンスプリング5の付勢力によって、スプール4が図示右側へ変位する。
逆に、電磁アクチュエータ33の通電量が増加すると、コイル41の発生する磁力によって可動子42(ムービングコア47+シャフト48)が閉弁方向へ磁気吸引される。すると、ブリードポート35が閉じられる方向に変化してブリード室34の圧力が高まり、スプール4が図示左側へ移動する。
In the electrohydraulic control valve disclosed in FIG. 5, the movable element 42 (moving
Conversely, when the energization amount of the
〔参考技術1の問題点〕
図5に開示される参考技術1の電磁アクチュエータ33は、例えば、開閉弁32がブリードポート35を閉じた状態から通電が停止されると、可動子42(ムービングコア47+シャフト48)はブリードポート35から吐出されるオイルの吐出圧によって開弁方向に移動する。
ここで、可動子42が開弁方向へ移動した際に、可動子42に当接して可動子42の開弁方向の移動範囲を規制する部材を、従来技術1と同様に、可動子42の周囲に設けることが考えられる。即ち、ムービングコア47と、規制部材(図5の例では、ヨーク45の底部とムービングコア47の間に配置されたリング当接部材X)とを軸方向に衝突させて、可動子42の開弁方向の移動範囲を規制することが考えられる。
[Problems of Reference Technology 1]
In the
Here, when the
しかし、シャフト48に加えられた開弁方向の力を、ムービングコア47の端面の衝突で規制すると、ムービングコア47がリング当接部材Xに衝突する毎に、シャフト48とムービングコア47の圧入部に軸方向にズレる力が作用する。このため、電磁油圧制御弁を長期に亘って使用すると、図5(b)に示すように、ムービングコア47とシャフト48の圧入ズレ(軸方向の位置ズレ)が大きくなる可能性がある。
電磁アクチュエータ33は、コイル41に与えられる通電量によって、ムービングコア47の軸方向位置が制御されて、シャフト48に設けられた開閉弁32の軸方向位置が制御されるものである。このため、ムービングコア47とシャフト48に圧入ズレが生じると、コイル41に与えられる電流値に対して、開閉弁32の位置がズレることになり、ブリード室34の圧力が初期特性(狙い値)からズレてしまう。
その結果、図2(a)に示すように、コイル41に与えられる電流値に対してスプール弁1の出力圧が、図中破線Aの初期特性に対し、図中実線Bの作動後特性に示すようにズレてしまう。
In the
As a result, as shown in FIG. 2 (a), the output pressure of the spool valve 1 with respect to the current value applied to the
本発明は、上記の問題点を解決するためになされたものであり、その目的は、可動子を、筒形状を呈したムービングコアと、このムービングコアの筒内に圧入されるシャフトとで構成するものであっても、ムービングコアとシャフトの圧入ズレを防ぐことのできる電磁アクチュエータの提供にある。 The present invention has been made in order to solve the above-described problems, and an object of the present invention is to form a mover having a cylindrical moving core and a shaft press-fitted into the cylinder of the moving core. Therefore, it is an object of the present invention to provide an electromagnetic actuator capable of preventing the press-fit displacement between the moving core and the shaft.
〔請求項1の手段〕
請求項1に記載の電磁アクチュエータにおける可動子は、コイルの発生する磁力により軸方向へ磁気吸引される筒形状を呈したムービングコアと、このムービングコアの筒内に圧入され、軸方向の端部に開閉弁が設けられたシャフトとからなる。そして、シャフトは、吐出口を開く開弁方向に移動した際に、直接、規制部材に当接して開弁方向の移動範囲が規制される。
これにより、吐出口から吐出される流体によってシャフトに与えられた開弁方向の力が、シャフトから直接、規制部材に伝えられることになり、シャフトとムービングコアの圧入部に軸方向にズレる力が作用しない。
このように、シャフトおよびムービングコアが開弁方向に移動して、規制部材に衝突した時の軸方向のエネルギーによって、シャフトとムービングコアの圧入部に作用することが抑えられるため、シャフトとムービングコアの圧入ズレが防がれる。
この結果、コイルに与えられる電流値に対する開閉弁の位置の特性変化を、長期に亘って抑えることができ、電磁アクチュエータの信頼性を高めることができる。
[Means of Claim 1]
The mover in the electromagnetic actuator according to claim 1 is a moving core having a cylindrical shape that is magnetically attracted in an axial direction by a magnetic force generated by a coil, and an axial end portion that is press-fitted into the cylinder of the moving core. And a shaft provided with an on-off valve. When the shaft moves in the valve opening direction that opens the discharge port, the shaft directly contacts the regulating member to restrict the movement range in the valve opening direction.
As a result, the force in the valve opening direction applied to the shaft by the fluid discharged from the discharge port is directly transmitted from the shaft to the regulating member, and the force displaced in the axial direction between the shaft and the press-fitting portion of the moving core. Does not work.
In this way, the shaft and the moving core are restrained from acting on the press-fitting portion of the shaft and the moving core due to the energy in the axial direction when the shaft and the moving core move in the valve opening direction and collide with the regulating member. The press-fitting displacement is prevented.
As a result, the characteristic change of the position of the on-off valve with respect to the current value applied to the coil can be suppressed over a long period of time, and the reliability of the electromagnetic actuator can be improved.
〔請求項2の手段〕
請求項2に記載の電磁アクチュエータは、シャフトにおけるアジャスタ側の端部にシャフト端凸部が設けられ、アジャスタにおけるシャフト側の端部にアジャスタ端凸部が設けられ、シャフトがアジャスタ側へ移動することにより、シャフト端凸部とアジャスタ端凸部が軸方向に当接して、シャフトの開弁方向の移動範囲が規制される。
このように、可動子用スプリングのバネ力を調整するアジャスタによって、シャフトの開弁方向の移動位置を規制するものであるため、部品点数の増加を抑えることができ、コストの上昇を抑えることができる。
[Means of claim 2]
In the electromagnetic actuator according to
Thus, the adjuster that adjusts the spring force of the mover spring regulates the movement position of the shaft in the valve opening direction, so the increase in the number of parts can be suppressed and the increase in cost can be suppressed. it can.
〔請求項3の手段〕
請求項3に記載の電磁アクチュエータは、シャフトにおけるアジャスタ側の端部に軸方向に伸びるシャフト端凸部が設けられ、アジャスタにおけるシャフト側の端部にシャフト端凸部が侵入可能な軸方向に窪んだアジャスタ端凹部が設けられ、シャフトがアジャスタ側へ移動することにより、シャフト端凸部の軸方向先端がアジャスタ端凹部の底に当接して、シャフトの開弁方向の移動範囲が規制される。
このように、可動子用スプリングのバネ力を調整するアジャスタによって、シャフトの開弁方向の移動位置を規制するものであるため、部品点数の増加を抑えることができ、コストの上昇を抑えることができる。また、シャフト端凸部とアジャスタ端凹部によって囲まれる空間によりダンパ室を構成して、シャフトがアジャスタに当接する際の衝撃を緩和させても良い。
[Means of claim 3]
The electromagnetic actuator according to
Thus, the adjuster that adjusts the spring force of the mover spring regulates the movement position of the shaft in the valve opening direction, so the increase in the number of parts can be suppressed and the increase in cost can be suppressed. it can. Further, a damper chamber may be formed by a space surrounded by the shaft end convex portion and the adjuster end concave portion, and the impact when the shaft abuts the adjuster may be reduced.
〔請求項4の手段〕
請求項4に記載の電磁アクチュエータは、シャフトにおけるアジャスタ側の端部に軸方向に窪んだシャフト端凹部が設けられ、アジャスタにおけるシャフト側の端部にシャフト端凹部に侵入可能な軸方向に伸びるアジャスタ端凸部が設けられ、シャフトがアジャスタ側へ移動することにより、シャフト端凹部の底がアジャスタ端凸部の軸方向先端に当接して、シャフトの開弁方向の移動範囲が規制される。
このように、可動子用スプリングのバネ力を調整するアジャスタによって、シャフトの開弁方向の移動位置を規制するものであるため、部品点数の増加を抑えることができ、コストの上昇を抑えることができる。また、シャフト端凹部とアジャスタ端凸部によって囲まれる空間によりダンパ室を構成して、シャフトがアジャスタに当接する際の衝撃を緩和させても良い。
[Means of claim 4]
5. The electromagnetic actuator according to
Thus, the adjuster that adjusts the spring force of the mover spring regulates the movement position of the shaft in the valve opening direction, so the increase in the number of parts can be suppressed and the increase in cost can be suppressed. it can. Further, a damper chamber may be formed by a space surrounded by the shaft end concave portion and the adjuster end convex portion, and the impact when the shaft contacts the adjuster may be reduced.
〔請求項5の手段〕
請求項5に記載の電磁アクチュエータは、バルブボディ内で摺動可能に支持された可動バルブを、この可動バルブの端部に形成されたブリード室の圧力によって駆動する電磁ブリード弁に用いられるものである。
これにより、コイルに与えられる電流値に対するブリード室の圧力の特性変化を、長期に亘って抑えることができ、電磁ブリード弁の信頼性を高めることができる。
[Means of claim 5]
The electromagnetic actuator according to
Thereby, the characteristic change of the bleed chamber pressure with respect to the current value applied to the coil can be suppressed over a long period of time, and the reliability of the electromagnetic bleed valve can be enhanced.
〔請求項6の手段〕
請求項6に記載の電磁アクチュエータにおけるバルブボディは、略筒形状を呈したスリーブであり、可動バルブは、スリーブ内において軸方向に摺動自在に支持されたスプールである。
これによって、スプールがブリード室の圧力によって駆動されるタイプのスプール弁の特性変化を、長期に亘って抑えることができ、電磁ブリード弁と組み合わされたスプール弁の信頼性を高めることができる。
[Means of claim 6]
The valve body in the electromagnetic actuator according to
As a result, the characteristic change of the spool valve of the type in which the spool is driven by the pressure of the bleed chamber can be suppressed over a long period of time, and the reliability of the spool valve combined with the electromagnetic bleed valve can be improved.
最良の形態1の電磁アクチュエータは、通電により磁力を発生するコイル、このコイルの発生する磁力により軸方向へ磁気吸引される可動子を備え、流体が吐出する吐出口を、可動子に設けられた開閉弁によって開閉する。
可動子は、コイルの発生する磁力により軸方向へ磁気吸引される筒形状を呈したムービングコアと、このムービングコアの筒内に圧入され、軸方向の端部に開閉弁が設けられたシャフトとからなる。
シャフトは、吐出口を開く開弁方向に移動した際に、軸方向に固定された規制部材に直接当接して開弁方向の移動範囲が規制される。
The electromagnetic actuator of the best mode 1 includes a coil that generates a magnetic force when energized, a mover that is magnetically attracted in the axial direction by the magnetic force generated by the coil, and a discharge port through which fluid is discharged is provided in the mover. Opened and closed by an open / close valve.
The mover includes a moving core having a cylindrical shape that is magnetically attracted in the axial direction by the magnetic force generated by the coil, and a shaft that is press-fitted into the cylinder of the moving core and provided with an opening / closing valve at an axial end. Consists of.
When the shaft moves in the valve opening direction that opens the discharge port, the shaft directly contacts the regulating member fixed in the axial direction to restrict the movement range in the valve opening direction.
本発明の電磁アクチュエータを電磁油圧制御弁に適用した実施例1を説明する。なお、実施例1では、先ず「電磁油圧制御弁の基本構造」を説明し、その後で「実施例1の特徴」を説明する。 A first embodiment in which the electromagnetic actuator of the present invention is applied to an electromagnetic hydraulic control valve will be described. In the first embodiment, the “basic structure of the electromagnetic hydraulic control valve” will be described first, and then the “features of the first embodiment” will be described.
〔電磁油圧制御弁の基本構造〕
図1に示す電磁油圧制御弁は、例えば自動変速機の油圧制御装置に搭載されるものであり、油圧の切替あるいは油圧の調整を行う油圧制御弁を構成するスプール弁1と、このスプール弁1を駆動する電磁ブリード弁2とを組み合わせたものである。
なお、実施例1では、電磁ブリード弁2の一部を成す電磁アクチュエータ33(後述する)がOFFの状態で、ブリードポート35(後述する)の開度が最大になるタイプであり、且つ、電磁アクチュエータ33がOFFの状態で、ブリードポート35(後述する)が開かれた状態で、後述する入力ポート7と出力ポート8の連通度合が最小(閉鎖)になるとともに、後述する出力ポート8と排出ポート9の連通度合が最大になるタイプ{電磁油圧制御弁全体で見ればN/L(ノーマリロー出力)タイプ}の電磁油圧制御弁を示す。
[Basic structure of electromagnetic hydraulic control valve]
The electromagnetic hydraulic control valve shown in FIG. 1 is mounted on, for example, a hydraulic control device of an automatic transmission, and includes a spool valve 1 constituting a hydraulic control valve that switches hydraulic pressure or adjusts hydraulic pressure, and this spool valve 1. Is combined with the
In the first embodiment, the opening degree of the bleed port 35 (described later) is maximized when the electromagnetic actuator 33 (described later) constituting a part of the
(スプール弁1の説明)
スプール弁1は、スリーブ(バルブボディの一例)3、スプール(可動バルブの一例)4およびスプール用リターンスプリング(圧縮コイルスプリング)5を備える。
スリーブ3は、図示しない油圧コントローラのケース内に挿入されるものであり、略円筒形状を呈する。
スリーブ3には、スプール4を軸方向へ摺動自在に支持する挿通穴6、オイルポンプ(油圧発生手段)のオイル吐出口に連通して入力油圧(オイル)が供給される入力ポート7、スプール弁1で調圧された出力油圧が出力される出力ポート8、低圧側(オイルパン等)に連通する排出ポート9が形成されている。
(Description of spool valve 1)
The spool valve 1 includes a sleeve (an example of a valve body) 3, a spool (an example of a movable valve) 4, and a spool return spring (compression coil spring) 5.
The
The
スリーブ3の図1左側の端部には、スリーブ3内にスプール用リターンスプリング5を組み入れるためのバネ挿入穴11が形成されている。
入力ポート7、出力ポート8、排出ポート9等のオイルポートは、スリーブ3の側面に形成された穴であり、スリーブ3の側面には図1左側から図1右側に向けて、入力ポート7、出力ポート8、排出ポート9、後述するブリード室34にオイルを供給するオイル供給ポート12、ブリード室34から排出されたオイルをスリーブ3の外部に排出するブリード排出ポート13が形成されている。
A
Oil ports such as the
ここで、オイル供給ポート12には、オイル供給ポート12を通過する最大のオイル流量を規制する制御オリフィス12aが設けられており、後述する開閉弁32が開かれた際の消費流量を抑えるように設けられている。
なお、入力ポート7は、スリーブ3の外部(油圧コントローラ内)で減圧弁を介してオイル供給ポート12と連通し、排出ポート9とブリード排出ポート13はスリーブ3の外部(油圧コントローラ内)で連通するものである。
Here, the
The
スプール4は、スリーブ3内に摺動可能に配置され、入力ポート7をシールする入力シールランド14、排出ポート9をシールする排出シールランド15を有する。そして、入力シールランド14と排出シールランド15の間に分配室16が形成される。
また、スプール4は、入力シールランド14の図1左側に、入力シールランド14より小径のF/Bランド17を備え、入力シールランド14とF/Bランド17のランド差(径差)によってF/B室18が形成される。
スプール4内には、分配室16とF/B室18を連通するF/Bポート19が形成されており、出力圧に応じたF/B油圧をスプール4に発生させる。なお、F/Bポート19には、F/Bオリフィス19aが設けられており、F/B室18内に適切なF/B油圧が発生するように設けられている。
The
Further, the
In the
このため、F/B室18に印加される油圧(出力圧)が大きくなるに従って入力シールランド14とF/Bランド17のランド差による差圧により、スプール4には図1右側に変位する軸力が発生する。これによって、スプール4の変位が安定し、入力圧の変動により出力圧が変動するのを防ぐことができる。
なお、スプール4は、スプール用リターンスプリング5のバネ荷重と、ブリード室34の圧力によるスプール4の駆動力と、入力シールランド14とF/Bランド17のランド差による軸力とが釣り合う位置で静止するものである。
Therefore, as the hydraulic pressure (output pressure) applied to the F /
The
スプール用リターンスプリング5は、スプール4を閉弁側(入力側シール長が長くなって出力圧が低下する側:この実施例では図1右側)に付勢する筒状に螺旋形成されたコイルスプリングであり、スリーブ3の図1左側のバネ室21内に圧縮された状態で配置される。このスプール用リターンスプリング5は、一端がF/Bランド17の内部に軸方向に形成された凹部22の底面に当接し、他端がスリーブ3の図1左端に溶接やカシメ等により固着されたバネ座23の底面に当接した状態で保持される。
なお、バネ室21内に形成された段差21aは、スプール4の図1左端が当接することで、スプール4の「最大開弁位置(スプール最大リフト位置)」を決定するものである。
The
The
(電磁ブリード弁2の説明)
電磁ブリード弁2は、スプール4の図1右側に形成されるブリード室34(後述する)の圧力によってスプール4を図1左側へ駆動するものであり、シート部材31、開閉弁32、電磁アクチュエータ33を備える。
シート部材31は、スリーブ3の図1右側の内部に固定された略リング形状を呈するものであり、スプール4との間にはスプール4を駆動するためのブリード室34が形成される。また、シート部材31の中心部には、ブリード室34と低圧側(上述したブリード排出ポート13)を連通させるブリードポート35が形成されている。
(Description of electromagnetic bleed valve 2)
The
The
このシート部材31は、図1左側の端面にスプール4が当接して、スプール4の「最大閉弁位置(スプール着座位置)」を決定するものである。また、シート部材31は、図1右側の端面に後述するシャフト48の軸方向端に設けられた開閉弁32が当接するものであり、開閉弁32がシート部材31の図1右側の端面に当接することにより、ブリードポート35が閉塞される。
なお、スプール4がシート部材31に当接(着座)すると、スプール4がオイル供給ポート12を閉塞して、オイル供給ポート12→ブリード室34→ブリードポート35を介して排出されるオイルの消費流量を抑えるように設けられている。
In the
When the
電磁アクチュエータ33は、通電により磁力を発生するコイル41、このコイル41の発生する磁力により軸方向へ磁気吸引される可動子42の他に、可動子用スプリング(圧縮コイルスプリング)43、ステータ44、ヨーク45、コネクタ46を備え、オイルの吐出圧が加わるブリードポート35(吐出口の一例)の開度を、可動子42に設けられた開閉弁32によって調整(ブリードポート35の開閉を含む)する。なお、開閉弁32がブリードポート35の開度を小さくすると、ブリード室34の内圧が上昇してスプール4が開弁方向(図1左側)へ変位し、逆に開閉弁32がブリードポート35の開度を大きくすると、ブリード室34の内圧が低下してスプール4が閉弁方向(図1右側)へ変位する。
The
コイル41は、通電されると磁力を発生して、可動子42(具体的には、後述するムービングコア47)と磁気固定子(ステータ44、ヨーク45)を通る磁束ループを形成させるものであり、樹脂ボビンの周囲に絶縁被膜線を多数巻回したものである。
可動子42は、コイル41の発生する磁力により軸方向へ磁気吸引される筒形状を呈したムービングコア47と、このムービングコア47の筒内に圧入され、軸方向の端部に開閉弁32が直接形成されたシャフト48とからなる。
ムービングコア47は、略円筒形状を呈した磁性体金属(例えば、鉄:磁気回路を構成する強磁性材料)であり、ステータ44の内周面と直接摺動する。
シャフト48は、ムービングコア47内に圧入固定された略棒形状を呈する高硬度の非磁性材料(例えば、ステンレス等)であり、図1左側の端部にブリードポート35を開閉する開閉弁32が形成されている。
The
The
The moving
The
可動子用スプリング43は、シャフト48を閉弁側(開閉弁32がブリードポート35を閉じる側)に付勢する筒状に螺旋形成されたコイルスプリングであり、シャフト48の図1右側の端部と、ヨーク45の中心部に軸方向に螺合されたアジャスタ(調整ネジ)49との間で圧縮された状態で配置される。
ここで、この実施例1における電磁ブリード弁2は、電磁アクチュエータ33がOFFの時(ムービングコア47に図1左側に向かう磁力が作用していない時)に、ブリードポート35内から開閉弁32が受けるオイルの吐出圧によって、開閉弁32が図1右側に移動してブリードポート35を開くものである。
そして、可動子用スプリング43は、可動子42に対して特性調整のための付勢力を与えるものであり、電磁アクチュエータ33がOFFの時に、ブリードポート35内から開閉弁32が受けるオイルの吐出圧によってシャフト48が図1右側へ移動できるバネ力である。なお、可動子用スプリング43のバネ荷重は、アジャスタ49の螺合量(ねじ込み量)によって調整される。
The
Here, in the
The
ステータ44は、磁性体金属(例えば、鉄:磁気回路を構成する強磁性材料)よりなり、ムービングコア47を軸方向(図1左側:開閉弁32がブリードポート35を閉じる方向)へ磁気吸引する吸引ステータ44aと、ムービングコア47の周囲を覆ってムービングコア47と径方向の磁束の受け渡しを行う摺動ステータ44bと、吸引ステータ44aと摺動ステータ44bの間を通る磁束量を抑制して吸引ステータ44a→ムービングコア47→摺動ステータ44bへ磁束を通すための磁気飽和溝(磁気抵抗が大きくなる部分)44cとを備える。
ステータ44の内周には、ムービングコア47を軸方向に摺動可能に支持する軸方向穴44dが形成されている。この軸方向穴44dは、ステータ44の一端から他端に向けて同径の貫通穴である。
The
An
吸引ステータ44aは、ヨーク45とスリーブ3との間に軸方向に挟まれるフランジを介してヨーク45と磁気的に結合されている。また、吸引ステータ44aは、ムービングコア47を磁気吸引した際にムービングコア47と軸方向に交差する部分に筒部を備える。この筒部の外周面は、テーパ形状に設けられており、ムービングコア47のストローク量に対して磁気吸引力が変化しないように設けられている。
The
摺動ステータ44bは、ムービングコア47の全周を覆う略円筒形状を呈し、摺動ステータ44bの外周には、磁性体金属(例えば、鉄:磁気回路を構成する強磁性材料)よりなる磁気受渡しリング51が配置され、摺動ステータ44bとヨーク45が磁気的に結合されている。また、摺動ステータ44bは、軸方向穴44d内においてムービングコア47と直接摺動してムービングコア47を軸方向に摺動自在に支持するとともに、ムービングコア47と径方向の磁束の受け渡しを行うものである。
ヨーク45は、コイル41の周囲を覆って磁束を流す略カップ状に形成された磁性体金属(例えば、鉄:磁気回路を構成する強磁性材料)であり、開口端部に形成された爪部をカシメることでスリーブ3と強固に結合される。
The sliding
The
スリーブ3とヨーク45の連結部分には、スリーブ3内と電磁アクチュエータ33内を区画するダイアフラム52が設けられている。ダイアフラム52は、略リング形状のゴム製であり、外周部がスリーブ3とステータ44の間に挟み付けられ、中心部がシャフト48の外周に形成された溝に嵌め合わされてスリーブ3内(後述する排圧室53内)のオイルや異物が電磁アクチュエータ33の内部に浸入するのを防ぐものである。
スリーブ3の図1右側の内部には、シート部材31とダイアフラム52で区画され、ブリード排出ポート13に連通する排圧室53が形成されている。そして、ダイアフラム52の排圧室53側に配置された略リング形状のプレートは防圧遮蔽板54であり、排圧室53の圧力が直接的にダイアフラム52に加わるのを防いでいる。
A
In the inside of the
コネクタ46は、電磁油圧制御弁を制御する電子制御装置(図示しない)と接続線を介して電気的な接続を行う接続手段であり、その内部にはコイル41の両端にそれぞれ接続される端子46aが配置されている。
なお、電子制御装置は、デューティ比制御によって電磁アクチュエータ33のコイル41へ供給する通電量(電流値)を制御するものであり、コイル41への通電量を制御することによって、ブリードポート35のオイルの吐出圧に抗して可動子42(ムービングコア47+シャフト48)の軸方向の位置をリニアに変位させるものであり、可動子42の軸方向位置を変化させることで開閉弁32の軸方向位置を変化させて、ブリードポート35の開度を制御して、ブリード室34に発生する圧力をコントロールするものである。
The
The electronic control device controls the amount of current (current value) supplied to the
このように、ブリード室34に発生する圧力が電子制御装置によって制御されることで、スプール4の軸方向位置が制御される。これによって、入力シールランド14による入力ポート7と分配室16の入力側シール長と、排出シールランド15による分配室16と排出ポート9の排出側シール長との比率が制御され、その結果、出力ポート8に発生するオイルの出力圧が制御される。
As described above, the pressure generated in the
具体的な電磁油圧制御弁の作動を説明する。
電磁アクチュエータ33の通電が停止された状態では、ブリードポート35に加わるオイルの吐出圧によって開閉弁32が図1右側に押されて、可動子42(ムービングコア47+シャフト48)が図1右側に変位し、ブリードポート35の開度が大きくなる。これによって、ブリード室34の内圧が排圧状態となり、スプール4はシート部材31に当接して「最大閉弁位置(スプール着座位置)」で停止する。このように、スプール4が「最大閉弁位置」で停止する状態では、入力ポート7と出力ポート8の連通度合が最小(閉鎖)になるとともに、出力ポート8と排出ポート9の連通度合が最大になり、出力ポート8の出力圧が排圧状態になる。
A specific operation of the electromagnetic hydraulic control valve will be described.
When the energization of the
電磁アクチュエータ33に駆動電流が与えられ、ムービングコア47に図1左側に向かう磁気吸引力が与えられ、可動子42(ムービングコア47+シャフト48)が図1左側に変位して、ブリードポート35の開度が小さくなると、ブリード室34の内圧が上昇する。電磁アクチュエータ33に与えられる駆動電流が増加するに従い、ブリードポート35の開度が小さくなり、その結果、ブリード室34の内圧が上昇して、スプール4がスプール用リターンスプリング5の付勢力に抗して図1左側へ移動する。即ち、電磁アクチュエータ33に与えられる駆動電流が増加するに従い、入力ポート7と出力ポート8の連通度合が大きくなるとともに、出力ポート8と排出ポート9の連通度合が小さくなり、出力ポート8の出力圧が高まる。
A drive current is applied to the
電磁アクチュエータ33に与えられる駆動電流がさらに増加し、開閉弁32がシート部材31に当接してブリードポート35が閉塞されると、オイル供給ポート12からブリード室34に供給されるオイルの圧力によってブリード室34の内圧がさらに高まる。すると、スプール4がスプール用リターンスプリング5の付勢力に抗して図1左側へさらに移動し、入力ポート7と出力ポート8の連通度合が最大になるとともに、出力ポート8と排出ポート9の連通度合が最小(閉鎖)になり、出力ポート8の出力圧は最大出力になる。 なお、スプール4は、ブリード室34の圧力によるスプール4の図示右端面に発生する力と、スプール用リターンスプリング5のバネ荷重と、F/B室17に最大出力圧(F/B室17の入力圧)が加わった時に発生するF/Bによる軸力とが釣り合う位置で静止する。この最大出力時の静止位置は、通常はスプール4の「最大開弁位置(スプール最大リフト位置)」よりも図示右側に設定され、スプール4がバネ室21内に形成された段差21aに当接しないようになっている。
When the drive current applied to the
〔実施例1の特徴〕
実施例1の特徴を「実施例1の背景」および「不具合を解決する実施例1の技術」の順に説明する。
(実施例1の背景)
例えば、開閉弁32がブリードポート35を閉じた状態から、電磁アクチュエータ33の通電が停止されると、ブリードポート35から吐出されるオイルの吐出圧によって可動子42(ムービングコア47+シャフト48)が図1右側(開弁方向)へ移動する。
ここで、図5の参考技術1に示すように、可動子42の図示右側への移動を規制する当接部を、図4の従来技術1と同様に、可動子42の周囲に設けることが考えられる。即ち、ムービングコア47と、ヨーク45の底部とムービングコア47の間に配置されたリング当接部材(規制部材)Xとを軸方向に衝突させて、可動子42の図示右側への移動範囲を規制することが考えられる。
[Features of Example 1]
The features of the first embodiment will be described in the order of “background of the first embodiment” and “technology of the first embodiment that solves the problem”.
(Background of Example 1)
For example, when the energization of the
Here, as shown in the reference technique 1 of FIG. 5, a contact portion for restricting the movement of the
しかし、ブリードポート35からシャフト48に与えられた図示右側に向かう力を、ムービングコア47の端面の衝突で規制すると、ムービングコア47がリング当接部材Xに衝突する毎に、シャフト48とムービングコア47の圧入部に軸方向にズレる力が作用する。このため、電磁油圧制御弁を長期に亘って使用すると、図5(b)に示すように、ムービングコア47とシャフト48の圧入ズレが大きくなる可能性がある。
電磁アクチュエータ33は、コイル41に与えられる通電量によって、ムービングコア47の軸方向位置を制御して、シャフト48に設けられた開閉弁32の軸方向位置を制御するものである。このため、ムービングコア47とシャフト48に圧入ズレが生じると、コイル41に与えられる電流値に対して、開閉弁32の位置がズレることになり、ブリード室34の圧力が初期特性(狙い値)からズレてしまう。
その結果、図2(a)に示すように、コイル41に与えられる電流値に対してスプール弁1の出力圧が、図中破線Aの初期特性に対し、図中実線Bの作動後特性に示すようにズレてしまう。
However, if the rightward force applied to the
The
As a result, as shown in FIG. 2 (a), the output pressure of the spool valve 1 with respect to the current value applied to the
(上記の不具合を解決する実施例1の技術)
上記の不具合を解決するために、この実施例1の電磁アクチュエータ33では、可動子42がブリードポート35を開く方向に移動した際、ムービングコア47は軸方向に当接することなく、シャフト48が軸方向に固定された規制部材に直接当接することで、可動子42の開弁方向の移動範囲が規制されるように設けられている。
この実施例1において、シャフト48が開弁方向に移動して直接当接する規制部材は、可動子用スプリング43のバネ力を調整するアジャスタ49である。
(Technology of Embodiment 1 that solves the above problems)
In order to solve the above problem, in the
In the first embodiment, the restricting member with which the
シャフト48とアジャスタ49(規制部材)との当接構造を、図1(a)、(b)を参照して説明する。
シャフト48におけるアジャスタ49側の端部には、軸方向に伸びるシャフト端凸部48aが設けられている。具体的に、シャフト48の図1右側端部には、可動子用スプリング43の内側において図1右側に伸びる軸形状を呈したシャフト端凸部48aが一体に設けられている。
一方、アジャスタ49におけるシャフト48側の端部にも、軸方向に伸びるアジャスタ端凸部49aが設けられている。具体的に、アジャスタ49の図1左側端部には、可動子用スプリング43の内側において図1左側に伸びる軸形状を呈したアジャスタ端凸部49aが一体に設けられている。
そして、シャフト48が図1右側(アジャスタ49側)へ移動することにより、シャフト端凸部48aとアジャスタ端凸部49aが軸方向に当接して、シャフト48の図1右側(開弁方向)の移動範囲を規制する。
A contact structure between the
A shaft end
On the other hand, an adjuster end
When the
(実施例1の効果)
実施例1の電磁油圧制御弁は、上記の構成を採用したことにより、次の効果を得ることができる。
○可動子42を、略円筒形状を呈した磁性体金属よりなるムービングコア47と、ムービングコア47内に圧入固定された棒形状を呈する高硬度の非磁性材料のシャフト48とで設けたため、シャフト48に設けられる開閉弁32は磁化しない。このように、開閉弁32が磁化しないため、オイル中に含まれる磁性材異物(鉄粉など)が開閉弁32に付着する不具合が回避され、開閉弁32に付着した磁性材異物により開閉弁32に摩耗が発生して初期特性に対して特性変化量が大きくなる不具合を回避できる。
(Effect of Example 1)
The electromagnetic hydraulic control valve of the first embodiment can obtain the following effects by adopting the above configuration.
Since the
○可動子42を、ムービングコア47にシャフト48を圧入して設けたため、ムービングコア47およびシャフト48に使用される材料や、表面処理を、それぞれに適したものを自由に採用することができる。即ち、ムービングコア47およびシャフト48をそれぞれ最良の部材、最良の表面処理等で設けることができる。これによって、例えば、開閉弁32の硬度や、硬化膜の厚み不足が生じる不具合を回避でき、開閉弁32の耐摩耗性を高めることができる。
○可動子42を、ムービングコア47にシャフト48を圧入して設けたため、ムービングコア47またはシャフト48の一方の形状を変えるだけで、これまでとは異なる可動子42を提供することができる。この結果、可動子42の変更に要するコストを抑えることができ、電磁アクチュエータ33のコストを抑えることが可能になる。
O Since the
O Since the
○開閉弁32がブリードポート35を開く方向に可動子42が移動した際に、シャフト48が直接、アジャスタ49(規制部材)に当接して開弁方向の移動が規制される。具体的には、可動子42が図1右側へ移動した際に、シャフト端凸部48aとアジャスタ端凸部49aが軸方向に当接して、シャフト48の図1右側の移動範囲が規制される。
このため、筒形状を呈したムービングコア47にシャフト48を圧入した構造の可動子42を採用しても、ブリードポート35から吐出されるオイルの吐出圧によってシャフト48に与えられた図1右方向の力が、シャフト48から直接、アジャスタ49に伝えられることになり、シャフト48とムービングコア47の圧入部に衝突による軸方向のズレの力が作用しない。
このように、可動子42(ムービングコア47+シャフト48)が図1右方向に移動して、アジャスタ49に衝突した時の軸方向のエネルギーが、シャフト48とムービングコア47の圧入部に作用しないため、シャフト48とムービングコア47に圧入ズレが発生する不具合を抑えることができる。
When the
For this reason, even if the
Thus, since the mover 42 (moving
この結果、コイル41に与えられる電流値に対する開閉弁32の位置の特性変化を、長期に亘って抑えることができる。
言い換えると、コイル41に与えられる電流値に対するブリード室34の圧力の特性変化を、長期に亘って抑えることができる。
さらに言い換えると、コイル41に与えられる電流値に対する電磁油圧制御弁の出力圧(出力ポート8から発生する油圧)の特性変化を長期に亘って抑えることができる。具体的には、シャフト48とムービングコア47の圧入ズレが長期に亘って抑えられるため、図2(b)に示すように、コイル41に与えられる電流値に対するスプール弁1の出力圧が、図中破線Aの初期特性に対し、図中実線Bの作動後特性に示すように、長期に亘って出力圧の特性変化のズレを抑えることができる。
また、可動子用スプリング43のバネ力を調整するアジャスタ49によって、シャフト48の開弁方向の移動位置を規制するものであるため、参考技術1で示したリング当接部材X(符号、図5参照)のように、規制部材を別途設ける必要がなく、部品点数の増加を抑えることができ、電磁アクチュエータ33のコスト上昇を抑えることができる。
As a result, the characteristic change of the position of the on-off
In other words, the characteristic change of the pressure of the
In other words, the characteristic change of the output pressure of the electromagnetic hydraulic control valve (the hydraulic pressure generated from the output port 8) with respect to the current value applied to the
Further, the
図3を参照して実施例2を説明する。なお、上記実施例1と同一符号は同一機能物を示すものである。
上記の実施例1の電磁油圧制御弁は、電磁アクチュエータ33がOFFの状態で、ブリードポート35の開度が最大になるタイプであり、且つ、電磁アクチュエータ33がOFFの状態で、入力ポート7と出力ポート8の連通度合が最小になり、出力ポート8と排出ポート9の連通度合が最大になるタイプ{電磁油圧制御弁全体で見ればN/L(ノーマリロー出力)タイプ}を示した。
A second embodiment will be described with reference to FIG. In addition, the same code | symbol as the said Example 1 shows the same function thing.
The electromagnetic hydraulic control valve according to the first embodiment is a type in which the opening degree of the
これに対し、この実施例2の電磁油圧制御弁は、電磁アクチュエータ33がOFFの状態で、ブリードポート35が閉塞されるタイプであり、且つ、電磁アクチュエータ33がOFFの状態で、入力ポート7と出力ポート8の連通度合が最大になり、出力ポート8と排出ポート9の連通度合が最小になるタイプ{電磁油圧制御弁全体で見ればN/H(ノーマリハイ出力)タイプ}である。
On the other hand, the electromagnetic hydraulic control valve of the second embodiment is a type in which the
具体的に、実施例2の電磁油圧制御弁は、実施例1に対して、可動子用スプリング43、ステータ44、および可動子42が異なる。
可動子用スプリング43は、電磁アクチュエータ33がOFFの時に、ブリードポート35内から開閉弁32が受けるオイルの吐出圧に抗して、開閉弁32をシート部材31に押し付けてブリードポート35を閉じるものである。
ステータ44は、可動子用スプリング43の付勢力に抗して可動子42を図示右側に磁気吸引するものであり、吸引ステータ44aが図示右側に設けられ、摺動ステータ44bが図示左側に設けられる。
可動子42は、吸引ステータ44aの位置の変更に伴ってシャフト48の長さが変更されている。なお、詳細に見ればシャフト端凸部48aおよびアジャスタ端凸部49aの長さも変更されているが、アジャスタ端凸部49aを含むアジャスタ49は実施例1と共通に設け、シャフト端凸部48aの長さを変えることで対処しても良い。
Specifically, the electromagnetic hydraulic control valve of the second embodiment is different from the first embodiment in the
The
The
The length of the
(実施例2の効果)
可動子42は、ムービングコア47の筒内にシャフト48を圧入して設けているため、ムービングコア47は実施例1と共通にすることができ、シャフト48のみを変更することで、実施例2の可動子42を構成できる。この結果、可動子42の変更に要するコストを抑えることができ、電磁アクチュエータ33のコストを抑えることができる。
(Effect of Example 2)
Since the
〔変形例〕
上記の実施例では、シャフト端凸部48aとアジャスタ端凸部49aを設ける例を示したが、一方を延長し、他方を廃止しても良い。
上記の実施例では、規制部材の一例としてアジャスタ49を用いる例を示したが、アジャスタ49が用いられない電磁アクチュエータ33の場合は、アジャスタ49の位置にアジャスタ49に代わる規制部材を配置しても良い。
[Modification]
In the above embodiment, an example in which the shaft end
In the above embodiment, an example in which the
上記の実施例では、シャフト端凸部48aとアジャスタ端凸部49aを設ける例を示した。これに対して、シャフトにおけるアジャスタ側の端部に、軸方向に伸びるシャフト端凸部を設け、アジャスタにおけるシャフト側の端部に、シャフト端凸部が侵入可能な軸方向に窪んだアジャスタ端凹部を設けて、シャフトがアジャスタ側へ移動することにより、シャフト端凸部の軸方向先端がアジャスタ端凹部の底に当接して、シャフトの開弁方向の移動範囲が規制されるように設けても良い。
あるいは、シャフトにおけるアジャスタ側の端部に、軸方向に窪んだシャフト端凹部を設け、アジャスタにおけるシャフト側の端部に、シャフト端凹部に侵入可能な軸方向に伸びるアジャスタ端凸部を設けて、シャフトがアジャスタ側へ移動することにより、シャフト端凹部の底がアジャスタ端凸部の軸方向先端に当接して、シャフトの開弁方向の移動範囲が規制されるように設けても良い。
なお、シャフト端凸部とアジャスタ端凹部(または、シャフト端凹部とアジャスタ端凸部)によって囲まれる空間によりダンパ室を構成して、シャフトがアジャスタに当接する際の衝撃を緩和させても良い。
In the above embodiment, the shaft end
Alternatively, the shaft end concave portion that is recessed in the axial direction is provided at the end portion on the adjuster side of the shaft, and the adjuster end convex portion that extends in the axial direction that can enter the shaft end concave portion is provided at the end portion on the shaft side of the adjuster, By moving the shaft toward the adjuster, the bottom of the shaft end concave portion may be in contact with the axial tip of the adjuster end convex portion so that the moving range of the shaft in the valve opening direction is regulated.
Note that a damper chamber may be configured by a space surrounded by the shaft end convex portion and the adjuster end concave portion (or the shaft end concave portion and the adjuster end convex portion), and the impact when the shaft contacts the adjuster may be reduced.
上記の実施例では、自動変速機の油圧制御装置に用いられる電磁油圧制御弁に本発明を適用する例を示したが、自動変速機以外の他の電磁油圧制御弁に本発明を適用しても良い。
上記の実施例では、スプール弁1が三方弁を構成する例を示したが、スプール弁1は三方弁に限定されるものではなく、二方弁(開閉弁32)、四方弁など、他の構成のスプール弁1であっても良い。
上記の実施例では、ブリード室34の圧力制御を行う電磁ブリード弁2の電磁アクチュエータ33に本発明を適用する例を示したが、電磁ブリード弁への適用に限定されるものではなく、流体(オイルに限定されない)の吐出圧を受ける吐出口を開閉する他の電磁アクチュエータ33に本発明を適用しても良い。
In the above embodiment, the example in which the present invention is applied to the electromagnetic hydraulic control valve used in the hydraulic control device of the automatic transmission has been shown, but the present invention is applied to other electromagnetic hydraulic control valves other than the automatic transmission. Also good.
In the above embodiment, the spool valve 1 is configured as a three-way valve. However, the spool valve 1 is not limited to the three-way valve, and other two-way valves (open / close valves 32), four-way valves, and the like. The spool valve 1 having the configuration may be used.
In the above embodiment, the example in which the present invention is applied to the
1 スプール弁
2 電磁ブリード弁
3 スリーブ(バルブボディ)
4 スプール(可動バルブ)
31 シート部材
32 開閉弁
33 電磁アクチュエータ
34 ブリード室
35 ブリードポート(吐出口)
41 コイル
42 可動子
43 可動子用スプリング
47 ムービングコア
48 シャフト
48a シャフト端凸部
49 アジャスタ(規制部材)
49a アジャスタ端凸部
1
4 Spool (movable valve)
31
41
49a Adjuster end projection
Claims (6)
流体が吐出する吐出口を、前記可動子に設けられた開閉弁によって開閉する電磁アクチュエータにおいて、
前記可動子は、前記コイルの発生する磁力により軸方向へ磁気吸引される筒形状を呈したムービングコアと、このムービングコアの筒内に圧入され、軸方向の端部に前記開閉弁が設けられたシャフトとからなり、
前記シャフトは、前記吐出口を開く開弁方向に移動した際に、軸方向に固定された規制部材に直接当接して開弁方向の移動範囲が規制されることを特徴とする電磁アクチュエータ。 A coil that generates magnetic force when energized, and a mover that is magnetically attracted in the axial direction by the magnetic force generated by this coil,
In an electromagnetic actuator that opens and closes a discharge port from which fluid is discharged by an on-off valve provided in the mover,
The mover is a cylinder-shaped moving core that is magnetically attracted in the axial direction by the magnetic force generated by the coil, and is press-fitted into the cylinder of the moving core, and the opening / closing valve is provided at the end in the axial direction. And the shaft
When the shaft moves in the valve opening direction to open the discharge port, the shaft is in direct contact with a regulating member fixed in the axial direction to restrict the movement range in the valve opening direction.
前記シャフトが開弁方向に移動して直接当接する前記規制部材は、
前記シャフトを閉弁方向に付勢する可動子用スプリングのバネ力を調整するアジャスタであり、
前記シャフトにおける前記アジャスタ側の端部には、軸方向に伸びるシャフト端凸部が設けられ、
前記アジャスタにおける前記シャフト側の端部には、軸方向に伸びるアジャスタ端凸部が設けられ、
前記シャフトが前記アジャスタ側へ移動することにより、前記シャフト端凸部と前記アジャスタ端凸部が軸方向に当接して、前記シャフトの開弁方向の移動範囲が規制されることを特徴とする電磁アクチュエータ。 The electromagnetic actuator according to claim 1,
The restriction member that the shaft moves in the valve opening direction and directly contacts the shaft is
An adjuster for adjusting a spring force of a spring for a mover that urges the shaft in a valve closing direction;
The end on the adjuster side of the shaft is provided with a shaft end convex portion extending in the axial direction,
The end on the shaft side of the adjuster is provided with an adjuster end convex portion extending in the axial direction,
When the shaft moves to the adjuster side, the shaft end convex portion and the adjuster end convex portion abut in the axial direction, and the moving range of the shaft in the valve opening direction is restricted. Actuator.
前記シャフトが開弁方向に移動して直接当接する前記規制部材は、
前記シャフトを閉弁方向に付勢する可動子用スプリングのバネ力を調整するアジャスタであり、
前記シャフトにおける前記アジャスタ側の端部には、軸方向に伸びるシャフト端凸部が設けられ、
前記アジャスタにおける前記シャフト側の端部には、前記シャフト端凸部が侵入可能な軸方向に窪んだアジャスタ端凹部が設けられ、
前記シャフトが前記アジャスタ側へ移動することにより、前記シャフト端凸部の軸方向先端が前記アジャスタ端凹部の底に当接して、前記シャフトの開弁方向の移動範囲が規制されることを特徴とする電磁アクチュエータ。 The electromagnetic actuator according to claim 1,
The restriction member that the shaft moves in the valve opening direction and directly contacts the shaft is
An adjuster for adjusting a spring force of a spring for a mover that urges the shaft in a valve closing direction;
The end on the adjuster side of the shaft is provided with a shaft end convex portion extending in the axial direction,
The end on the shaft side of the adjuster is provided with an adjuster end recess that is recessed in the axial direction into which the shaft end protrusion can enter,
When the shaft moves to the adjuster side, the axial tip of the shaft end convex portion comes into contact with the bottom of the adjuster end concave portion, and the moving range of the shaft in the valve opening direction is restricted. Electromagnetic actuator to perform.
前記シャフトが開弁方向に移動して直接当接する前記規制部材は、
前記シャフトを閉弁方向に付勢する可動子用スプリングのバネ力を調整するアジャスタであり、
前記シャフトにおける前記アジャスタ側の端部には、軸方向に窪んだシャフト端凹部が設けられ、
前記アジャスタにおける前記シャフト側の端部には、前記シャフト端凹部に侵入可能な軸方向に伸びるアジャスタ端凸部が設けられ、
前記シャフトが前記アジャスタ側へ移動することにより、前記シャフト端凹部の底が前記アジャスタ端凸部の軸方向先端に当接して、前記シャフトの開弁方向の移動範囲が規制されることを特徴とする電磁アクチュエータ。 The electromagnetic actuator according to claim 1,
The restriction member that the shaft moves in the valve opening direction and directly contacts the shaft is
An adjuster for adjusting a spring force of a spring for a mover that urges the shaft in a valve closing direction;
The end of the shaft on the adjuster side is provided with a shaft end recess recessed in the axial direction,
The end of the adjuster on the shaft side is provided with an adjuster end protrusion that extends in the axial direction and can enter the shaft end recess,
When the shaft moves to the adjuster side, the bottom of the shaft end concave portion comes into contact with the axial tip of the adjuster end convex portion, and the movement range of the shaft in the valve opening direction is restricted. Electromagnetic actuator to perform.
この電磁アクチュエータは、
バルブボディ内で摺動可能に支持された可動バルブを、この可動バルブの端部に形成されたブリード室の圧力によって駆動する電磁ブリード弁に用いられることを特徴とする電磁アクチュエータ。 In the electromagnetic actuator in any one of Claims 1-4,
This electromagnetic actuator
An electromagnetic actuator characterized by being used in an electromagnetic bleed valve that drives a movable valve slidably supported in a valve body by pressure in a bleed chamber formed at an end of the movable valve.
前記バルブボディは、略筒形状を呈したスリーブであり、
前記可動バルブは、前記スリーブ内において軸方向に摺動自在に支持されたスプールであることを特徴とする電磁アクチュエータ。
The electromagnetic actuator according to claim 5, wherein
The valve body is a sleeve having a substantially cylindrical shape,
The electromagnetic actuator according to claim 1, wherein the movable valve is a spool slidably supported in the axial direction in the sleeve.
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009052576A (en) * | 2007-08-23 | 2009-03-12 | Denso Corp | Electromagnetic actuator |
-
2005
- 2005-10-04 JP JP2005291397A patent/JP2007100833A/en not_active Withdrawn
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009052576A (en) * | 2007-08-23 | 2009-03-12 | Denso Corp | Electromagnetic actuator |
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Legal Events
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A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20071129 |
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A761 | Written withdrawal of application |
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