JP2007098479A - 工作機械のカバー構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】開口部を必要最小限にとどめることで、加工効率の向上等を図ることができる上、簡易な構成で実現可能な工作機械のカバー構造を提供する。
【解決手段】カバー3の一側面に、上下方向に幅広な矩形状に形成された二つの工具通過部5a、5aを、旋回許容部5bにて連結した逆「凹」状の開口部5を設ける。各工具通過部5aは、交換アーム10に把持された工具Tが通過する開口部であって、工具Tの全長及び最大幅にあわせた矩形状に設けた。一方、旋回許容部5bは、交換アーム10の旋回基端部を通過させるための開口部であって、その上下方向幅は、交換アーム10の上下幅よりも若干広い程度に(工具通過部5aよりは狭い)形成した。そして、各工具通過部5aは、それぞれドア6にて開閉する一方、旋回許容部5bは、旋回カバー7とスライドカバー8とからなる閉塞カバー9にて閉塞した。
【選択図】図2

Description

本発明は、工作機械において切削空間を覆うカバーの構造に関するものである。
従来より、工作機械51の切削空間52は、図4に示すようなカバー53によって覆われている。カバー53には、開口部55が設けられており、開口部55には、該開口部55を開閉するスライド式のドア56が設けられている。そして、工具交換装置57は、ドア56のスライドにより開口部55が開放した後、交換アーム58を旋回駆動させ、開口部55から切削空間52内へと交換アーム58を差し入れて、工作機械51の主軸54に装着する工具(図示せず)の交換を行っていた。
また、カバーに設けられた開口部を複数のドアにて開閉するものとして、たとえば特許文献1に記載されているような工作機械のカバー構造が提案されている。特許文献1に記載の工作機械のカバー構造について図5を基に説明する。図5は、工作機械のカバー構造の平面断面説明図である。
工作機械のカバー構造では、切削空間62を覆うカバー63に平面「く」字状の開口部64を設けており、該開口部64を開閉するドアとしては、平面「く」字状の第一ドア65と、小形の第二ドア66とを設けている。第一ドア65は、ガイド軸67に沿ってスライド可能となっており、第二ドア66は、縦軸68を中心に回動可能となっている。そして、駆動軸69やセクタギア70、スプロケットホイール71等からなるドア開閉機構72により第一ドア65と第二ドア66とを同期させて開閉動作可能としている。
特開平9−309044号公報
しかしながら、図4に示すような構造では、開口部の間口を一つのドアにて開閉するため、ドアの開閉ストロークを長く取らなければならない。したがって、ドアの開閉動作に時間がかかり、迅速な加工を妨げることになる。
一方、特許文献1のような構造では、開口部を複数のドアにて開閉することで、個々のドアの開閉ストロークを短くしようとするものの、上述の如くドア開閉機構が複雑となってしまい、設備費等のコスト高を招くことになる。その上、ドア開閉機構を設置するためのスペースが必要となるため、全体としての設備の大型化を免れ得ない。
また、図4や図5に示すような従来の構造では、開口させる必要のない部分(開口部の上部や下部といった工具通過部分以外の部分、交換アームの軸線上部分)までも開口部として開口させる構造となっている。つまり、必要以上に広い面積を有する開口部を開閉させることから、当然時間のロスや加工効率の悪化といった問題を抱えていると言える。さらに、たとえ工具交換時のみ開口部を開放させる構成としたところで、開口する面積が広い以上、切粉や加工時に使用した切削液等が切削空間外へと飛散しやすいといった問題もある。
そこで、本発明は、上記課題に鑑みなされたものであって、開口部を必要最小限にとどめることで、加工効率の向上等を図ることができる上、簡易な構成で実現可能な工作機械のカバー構造を提供しようとするものである。
上記目的を達成するために、本発明のうち請求項1に記載の発明は、カバーにて覆われた切削空間内に設けられた主軸と、該主軸に装着される工具を交換するため、旋回動作によって切削空間の内外に亘って移動する交換アームを有する工具交換装置とを備えた工作機械に設けられ、前記カバーに前記工具を把持した交換アームが通過可能な開口部を設けるとともに、該開口部を開閉するドアを備えてなるカバー構造であって、前記開口部を、工具を把持した前記交換アームの通過領域を残してそれ以外を閉塞した狭小形状とし、その狭小の開口部の一部または全部を前記ドアにて開閉するようにしたことを特徴とする。
請求項2に記載の発明は、請求項1の発明において、カバーに、交換アームに把持された工具が通過可能な一対の工具通過部と、該工具通過部を連結するように設けられ、前記交換アームの旋回基端部が通過する旋回許容部とからなる狭小の開口部を設け、前記工具通過部をそれぞれ開閉可能なドアを備えるとともに、前記旋回許容部を閉塞する閉塞カバーを前記交換アームに取り付けたことを特徴とする。
本発明によれば、交換アームの旋回動作と干渉する部分のみを開口部とし、ドアにて開閉するようにしている。すなわち、開口部を必要最小限としているため、ドアの開閉ストロークを短く抑えることができ、ドアの開閉時間の短縮、ひいては加工時間の短縮・迅速な加工の実現を図ることができる。また、開口部の間口の縮小化、ドアの開閉ストロークの短縮化等により、カバーを小型化することができ、ひいては工作機械全体の小型化にもなる。さらに、一の開口部に対して複数のドアを開閉させて開閉ストロークの短縮を図る構成と比べると、開閉ストロークの短縮化をより簡易な構成で実現することができ、コストダウン、使い勝手の向上等といった効果をも合わせて奏することができる。加えて、開口部を必要最小限とすることにより、工具交換時における切粉や切削液等の切削空間外への飛散を防止することができる。
また、請求項2の発明によれば、開口部を、工具通過部を連結するように旋回許容部を設けた形状とするとともに、旋回許容部を交換アームに取り付けた閉塞カバーにて閉塞する構成とした。したがって、旋回許容部は、交換アームの旋回動作に伴って自動的に開閉することになり、極めて簡易な構成で、交換アームの旋回動作と閉塞カバーの開閉動作とを同期させることができ、カバー構造のコストダウン、生産性等の一層の向上を図ることができる。加えて、旋回許容部は閉塞カバーにて覆われているため、加工時等に旋回許容部から切粉や切削液等が飛散することはない。
以下、本発明の一実施形態となる工作機械のカバー構造について図面を基に説明する。尚、本実施例においては、工作機械を、その一例である立形マシニングセンタ1として説明する。
図1は、立形マシニングセンタ1の外観(交換アーム10等の工具交換機構は省略)を示した斜視説明図である。また、図2は、カバー3を、立形マシニングセンタ1の切削空間2側から見た斜視説明図であり、図3は、カバー3の側面説明図である。尚、図1及び2におけるX軸方向を左右方向、Z軸方向を上下方向(垂直方向)、Y軸方向を前後方向として説明する。
立形マシニングセンタ1は、Z軸と平行な軸線周りに回転可能な主軸4を備えてなるものであって、該主軸4が備えられた切削空間2は、カバー3によって覆われている。該カバー3の一側面には、上下方向に幅広な矩形状に形成された二つの工具通過部5a、5aを、旋回許容部5bにて連結した逆「凹」状の開口部5が設けられている。各工具通過部5aは、後述の如き工具交換時に交換アーム10に把持された工具Tが通過する開口部であって、工具Tの全長及び最大幅にあわせた矩形状に設けられている。一方、旋回許容部5bは、交換アーム10が旋回する際に、交換アーム10の旋回軸付近(旋回基端部)を通過させるための開口部であって、その上下方向幅は、交換アーム10の上下幅よりも若干広い程度に(工具通過部5aよりは狭い)形成されている。該旋回許容部5bは、工具通過部5a、5aの上部同士を連結するように設けられている。
また、工具通過部5a、5aには、各工具通過部5aを開閉可能なドア6、6がそれぞれ設けられている。各ドア6は、工具通過部5aを開放する開放位置と、工具通過部5aを閉塞する閉塞位置との間を、Y軸方向に沿ってエアシリンダ等によりスライド自在に設けられている。尚、図2は、各ドア6が開放位置にある状態を示している。
一方、カバー3の外側であって開口部5が設けられている側(カバー3の左側)には、主軸4に装着する工具Tの交換を行う工具交換装置11が隣接設置されている。工具交換装置11は、交換アーム10を旋回可能に有する旋回ユニット12、該旋回ユニット12をZ軸方向に沿って上下動させる本体16、及び図示しない工具マガジン等を備えており、交換アーム10の旋回動作や旋回ユニット12のスライド動作によって主軸4に装着する工具Tの交換を行う。
旋回ユニット12には、減速機構13を介して交換アーム10が備えられており、交換アーム10が、旋回ユニット12に内蔵されたモータを駆動源としてZ軸に平行な軸を中心に旋回(水平旋回)可能となっている。また、旋回ユニット12は、ボールねじ17を介して本体16と連結されており、本体16に内蔵されたモータを駆動源として上下方向にスライド可能となっている。尚、旋回ユニット12にはスライド体14が設けられている一方、本体16にはスライド体14を案内するガイド15がZ軸方向と平行に配設されており、旋回ユニット12のスライドをガイドするガイド機構としての機能を果たしている。
また、工具交換装置11には、開口部5の旋回許容部5bを覆う閉塞カバー9が設けられている。該閉塞カバー9は、旋回許容部5bの略上半部を覆う旋回カバー7、7と、旋回許容部5bの略下半部を覆うスライドカバー8とからなる。旋回カバー7、7は、交換アーム10の両側面に取り付けられており、閉塞状態においてはどちから一方の旋回カバー7が旋回許容部5bを閉塞する閉塞位置に位置することになる。また、旋回カバー7、7は、交換アーム10とともに旋回及びスライド可能となっている(すなわち、交換アーム10が旋回すると、共に旋回し、旋回ユニット12のスライドに伴って交換アーム10が上下方向にスライドすると、共にスライドする)。一方、スライドカバー8は、旋回ユニット12の上部右側面(カバー3側の面)に取り付けられており、旋回ユニット12とともにスライド可能となっている。そして、このような旋回カバー7、7とスライドカバー8とからなる閉塞カバー9により、交換アーム10の旋回動作時以外において、カバー3の旋回許容部5bは閉塞されている。尚、旋回カバー7、7の上端は、交換アーム10の上面よりも若干上方へと突出している。また、スライドカバー8の下端は、旋回許容部5bよりも若干下方へと突出しており、切削空間2内へと垂下されている。
ここで、上述したような立形マシニングセンタ1、及び工具交換装置11による工具の交換動作について説明する。
図示しないNC装置により工具交換の指令がなされると、まず、エアシリンダが駆動して閉塞位置にあるドア6、6を開放位置に位置させ、工具通過部5a、5aを開放する。工具通過部5a、5aが開放されると、交換アーム10が90度旋回し、一方に主軸4に装着されている工具(主軸工具)を、他方に交換用の工具(図示しない工具マガジン内の工具)を把持する。尚、この際、閉塞カバー9のうちカバー3側の旋回カバー7も交換アーム10とともに旋回するため、自動的に旋回許容部5bの一部が開放されることになり、交換アーム10は閉塞カバー9に阻害されることなく切削空間2内へと進入することができる。
次に、上記状態にて、旋回ユニット12(及び交換アーム10)が下方へとスライドし、主軸4に装着されている工具を下方へと引き抜く。該引き抜き時において、旋回カバー7、7はスライドカバー8に対し90度旋回した状態で、スライドカバー8は旋回許容部5bの一部を閉塞した状態のまま、それぞれ旋回ユニット12(及び交換アーム10)とともに下方へとスライドする。
主軸4から工具を引き抜くと、交換アーム10は180度旋回して、主軸工具と交換用工具との位置を入れ替える。すなわち、主軸工具を切削空間2外へと位置させる一方、切削空間2外にあった交換用工具を切削空間2内へと位置させる。したがって、主軸工具及び交換用工具が、交換アーム10に把持された状態で工具通過部5a、5aを通過することになる。
主軸工具と交換用工具とを入れ替えると、旋回ユニット12(及び交換アーム10)は上方へとスライドし、交換用工具を主軸4に差し込んで装着する。該装着時において、旋回カバー7、7とスライドカバー8とは、上記引き抜き時同様、旋回ユニット12(及び交換アーム10)とともに上方へとスライドする。
主軸4への装着が終了すると、交換アーム10が逆回りに90度旋回した後、エアシリンダが駆動して開放位置にあるドア6、6を閉塞位置に位置させ、工具通過部5a、5aを閉塞する。尚、最後の交換アーム10の旋回により、工具交換前とは異なる旋回カバー7が旋回許容部5bを閉塞する位置に位置することになる(すなわち、工具交換の前後で旋回許容部5bを閉塞する旋回カバー7が異なる)。
以上のようにして、工具の交換動作は行われる。尚、交換アームの旋回動作や旋回ユニットのスライド動作、ドアの開閉動作等は上記NC装置等により制御される。
上述の如く構成されるカバー構造によれば、交換アーム10の旋回動作により工具が通過する工具通過部5a、5aのみをドア6、6によって開閉する構成としている。したがって、開口部5(工具通過部5a)として必要とされる間口が狭くてすむため、各ドア6の開閉ストロークを短く抑えることができ、ドアの開閉時間の短縮、ひいては加工時間の短縮・迅速な加工の実現を図ることができる。また、開口部5の間口の縮小化、ドア6の開閉ストロークの短縮化等により、カバー3を小型化することができ、ひいては立形マシニングセンタ1等の装置全体の小型化にもなる。
さらに、一の開口部に対して複数のドアを開閉させる構成と比べると、開閉ストロークの短縮化をより簡易な構成で実現することができ、コストダウン、使い勝手の向上等といった効果をも合わせて奏することができる。加えて、工具交換時に必要最低限の箇所しか開放しないため、切粉や加工時に使用した切削液等の切削空間外への飛散を防止することができる。
また、開口部5を、工具通過部5a、5aを連結するように旋回許容部5bを設けた形状としているため、該旋回許容部5bの位置に交換アーム10を対応させることにより、複雑な構成・制御を要することなく交換アーム10を自由に旋回させることができる。さらに、該旋回許容部5bを閉塞カバー9にて覆っているため、加工時等に旋回許容部5bから切粉や切削液等が飛散することはない。
さらに、交換アーム10に取り付けた旋回カバー7、7を、旋回許容部5bを閉塞する閉塞カバー9としているため、旋回許容部5bは、交換アーム10の旋回動作に伴って自動的に開閉することになる。つまり、交換アーム10の旋回動作と閉塞カバー9の開閉動作との同期を、極めて簡易な構成で実現可能とした非常に合理的な構成となっている。加えて、閉塞カバー9を旋回カバー7、7とスライドカバー8とで構成することにより、交換アーム10の旋回動作時における旋回許容部5bの開放部分を極めて狭く抑えることができ、旋回カバー7、7を小型化することができる。したがって、切粉や切削液等の飛散を確実に防止することができる上、旋回カバー7、7の大型化により交換アーム10動作用のモータ等を大型化しなければならない、交換アームの旋回動作が遅くなるといった諸問題を引き起こす心配がない。
なお、本発明のカバー構造の構成は、上記実施の形態に記載した態様に何ら限定されるものではなく、カバー、工作機械、工具交換機構等の構成を、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で、必要に応じて適宜変更することができる。
たとえば、上記実施の形態では、工具通過部を開閉するドアをY軸方向に沿ってスライド可能に設置しているが、Z軸方向にスライドさせるようにしてもよいし、YZ平面内で斜め方向にスライドさせるようにしても何ら問題はない。また、スライドにより開閉するのではなく、旋回動作により開口部を開閉するようにドアを構成することも当然可能である。
また、上記実施の形態では、工作機械を立形マシニングセンタとして説明しているが、本発明に係るカバー構造は横形マシニングセンタ等に対しても当然適用可能であって、工具通過部や旋回許容部等の位置や形状を、工具交換アームの形状や動作にしたがって適宜変更してやればよい。
さらに、上記実施の形態では、閉塞カバーを旋回カバーとスライドカバーとにより構成しているが、閉塞カバーを旋回カバーのみによって構成することも当然可能である。
立形マシニングセンタの外観を示した斜視説明図である。 カバーを、立形マシニングセンタの切削空間側から見た斜視説明図である。 カバーの側面説明図である。 従来のカバー構造を示した斜視説明図である。 従来のカバー構造を示した平面断面説明図である。
符号の説明
1・・立形マシニングセンタ、2・・切削空間、3・・カバー、4・・主軸、5・・開口部、5a・・工具通過部、5b・・旋回許容部、6・・ドア、7・・旋回カバー、8・・スライドカバー、9・・閉塞カバー、10・・交換アーム、11・・工具交換装置、12・・旋回ユニット、13・・減速機構、14・・スライド体、15・・ガイド、16・・本体、17・・ボールねじ、T・・工具。

Claims (2)

  1. カバーにて覆われた切削空間内に設けられた主軸と、該主軸に装着される工具を交換するため、旋回動作によって切削空間の内外に亘って移動する交換アームを有する工具交換装置とを備えた工作機械に設けられ、前記カバーに前記工具を把持した交換アームが通過可能な開口部を設けるとともに、該開口部を開閉するドアを備えてなるカバー構造であって、
    前記開口部を、工具を把持した前記交換アームの通過領域を残してそれ以外を閉塞した狭小形状とし、その狭小の開口部の一部または全部を前記ドアにて開閉するようにしたことを特徴とする工作機械のカバー構造。
  2. カバーに、交換アームに把持された工具が通過可能な一対の工具通過部と、該工具通過部を連結するように設けられ、前記交換アームの旋回基端部が通過する旋回許容部とからなる狭小の開口部を設け、
    前記工具通過部をそれぞれ開閉可能なドアを備えるとともに、前記旋回許容部を閉塞する閉塞カバーを前記交換アームに取り付けたことを特徴とする請求項1に記載の工作機械のカバー構造。
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