JP2007097237A - 配線ダクト - Google Patents

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Abstract

【目的】 幅寸法が異なった数多くのバージョンを準備する必要がなく、収納すべき配線の量が増加しても、配線ダクトを新たなものに交換する必要がなく、搬送や保管時にもより省スペースを図ることができる配線ダクトとする。
【構成】 配電盤等の被取付箇所に対して対向して固定される一対のダクト側壁100Aと、このダクト側壁100Aの間の空間Sを閉塞すべくダクト側壁100Aに取り付けられる蓋体200Aとを備えており、前記蓋体200Aは、ダクト側壁100Aの上端に嵌まり込む一対の嵌合部210Aと、この嵌合部210Aの間に設けられた伸縮部220Aとを有しており、前記伸縮部220Aは、一対のダクト側壁100Aの間の距離に応じて伸縮するものであり、1枚の薄板が蛇腹状に形成されたものである。
【選択図】 図1

Description

本発明は、例えば、配電盤等の数多くの配線を収納する配線ダクトに関する。
この種の配線ダクトとしては、特開2004−184931号公報に示されるように、ダクト本体と、このダクト本体の開口を塞ぐための蓋体とから構成されるものが一般的である。
かかる配線ダクトは、次のようにして使用される。
まず、ダクト本体が、配電盤内部の被取付箇所に固定的に取り付けられる。かかるダクト本体の内部に複数の配線が収納される。そして、このダクト本体に蓋体を取り付けて、配線ダクトの外側に配線がはみ出さないようにするものである。
このような配線ダクトの配線の収納容量は、ダクト本体の幅寸法及び高さ寸法によって決定される。このため、配線ダクトは基本的な形状は同一パターンとするが、幅寸法及び高さ寸法が異なったバージョンを数多く用意しているのが一般的である。
特開2004−184931号
しかしながら、幅寸法及び高さ寸法が異なったバージョンを数多く準備することは、多くの在庫を抱えることが必要になるという問題点がある。
また、すでに配電盤等で使用されている配線ダクトに収納すべき配線の量が、機器等の仕様変更等により増加した場合には、場合によっては、配線ダクト自体を交換する必要が生じることがある。
さらに、この種の配線ダクトは、搬送や保管時に応力がかからないように一定のスペースを確保する必要があり、省スペースを図るのが難しいという問題点がある。
本発明は、上記事情に鑑みて創案されたもので、幅寸法が異なった数多くのバージョンを準備する必要がなく、収納すべき配線の量が増加しても、配線ダクトを新たなものに交換する必要がなく、搬送や保管時にもより省スペースを図ることができる配線ダクトを提供することを目的としている。
本発明に係る配線ダクトは、被取付箇所に対して対向して固定される一対のダクト側壁と、このダクト側壁の間の空間を閉塞すべくダクト側壁に取り付けられる蓋体とを具備しており、前記蓋体は、ダクト側壁の上端に嵌まり込む一対の嵌合部と、この嵌合部の間に設けられた伸縮部とを有しており、前記伸縮部は、一対のダクト側壁の間の距離に応じて伸縮するように構成されている。
また、本発明に係る他の配線ダクトは、被取付箇所に対して対向して固定される一対のダクト側壁と、このダクト側壁の間の空間を閉塞する可撓性を有する素材からなる蓋体とを備えており、前記蓋体は、一端側に一方のダクト側壁の上端に嵌まり込む嵌合部が設けられており、前記ダクト側壁のうち他方のダクト側壁の内側には前記蓋体の他端が入り込むスリットを構成する内壁が設けられている。
本発明に係る配線ダクトは、被取付箇所に対して対向して固定される一対のダクト側壁と、このダクト側壁の間の空間を閉塞すべくダクト側壁に取り付けられる蓋体とを備えており、前記蓋体は、ダクト側壁の上端に嵌まり込む一対の嵌合部と、この嵌合部の間に設けられた伸縮部とを有しており、前記伸縮部は、一対のダクト側壁の間の距離に応じて伸縮するように構成されているので、一対のダクト側壁の間の距離を変更するだけで、幅寸法が異なった配線ダクトとすることができる。このため、幅寸法のみが違った多くのバージョンを製造する必要がなく、在庫も少なくてすむというメリットがある。さらに、搬送時や保管時にダクト側壁のためのスペースが少なくてすむという効果もある。
前記伸縮部が、1枚の薄板が蛇腹状に形成されたものであれば、非常に簡単に蓋体の寸法を変更することができるというメリットがある。
また、前記伸縮部が、可撓性を有する素材からなる長尺状のチューブ状部材が複数個横方向に連結されたものであれば、ダクト側壁の間の距離を短くした状態でも、蓋体の伸縮部が歪むことがなく美しく保たれる。
また、前記伸縮部が、雨樋が横方向に並んだような形状に加工した2枚の薄板を凸部が外向きになるようにして組み合わせ、この状態で2枚の薄板の接触している部分を連結したものであるならば、より簡単、安価に伸縮部を製造することができるというメリットがある。
さらに、前記伸縮部が、複数の板材が入れ子式になったものであるならば、チューブ状部材が複数個横方向に連結されたものとは違って、伸縮部が最大限に拡がった状態でも伸縮部には縮もうとする力が働かないため、一対の側壁ダクトにそのような力が働かないというメリットがある。
また、配線ダクトが、被取付箇所に対して対向して固定される一対のダクト側壁と、このダクト側壁の間の空間を閉塞する可撓性を有する素材からなる蓋体とを具備しており、前記蓋体は、一端側に一方のダクト側壁の上端に嵌まり込む嵌合部が設けられており、前記ダクト側壁のうち他方のダクト側壁の内側には前記蓋体の他端が入り込むスリットを構成する内壁が設けられているものであっても、幅寸法のみが違った多くのバージョンを製造する必要がなく、在庫も少なくてすむというメリットがある。さらに、搬送時や保管時にダクト側壁のためのスペースが少なくてすむという効果もある。
図1は本発明の第1の実施の形態に係る配線ダクトの図面であって、同図(A)は最も幅狭にした状態の概略的側面図、同図(B)は最も幅広にした状態の概略的側面図、図2は本発明の第1の実施の形態に係る配線ダクトのダクト側壁の概略的斜視図、図3は本発明の第1の実施の形態に係る配線ダクトを構成するダクト側壁の収納状態を示す概略的側面図、図4は本発明の第2の実施の形態に係る配線ダクトの図面であって、同図(A)は最も幅狭にした状態の概略的側面図、同図(B)は最も幅広にした状態の概略的側面図、図5は本発明の第2の実施の形態に係る配線ダクトの変形例の蓋体の伸縮部を構成する薄板の概略的斜視図、図6は本発明の第3の実施の形態に係る配線ダクトの図面であって、同図(A)は最も幅狭にした状態の概略的側面図、同図(B)は最も幅広にした状態の概略的側面図、図7は本発明の第3の実施の形態に係る配線ダクトを構成する蓋体の伸縮部の詳細を説明するための概略的一部破断斜視図、図8は本発明の第4の実施の形態に係る配線ダクトの図面であって、同図(A)は最も幅狭にした状態の概略的側面図、同図(B)は最も幅広にした状態の概略的側面図、図9は図8(B)のd部の概略的拡大図である。
本発明の第1の実施の形態に係る配線ダクトAは、例えば、配電盤等の被取付箇所に対して対向して固定される一対のダクト側壁100Aと、このダクト側壁100Aの間の空間Sを閉塞すべくダクト側壁100Aに取り付けられる蓋体200Aとを備えており、前記蓋体200Aは、ダクト側壁100Aの上端に嵌まり込む一対の嵌合部210Aと、この嵌合部210Aの間に設けられた伸縮部220Aとを有しており、前記伸縮部220Aは、一対のダクト側壁100Aの間の距離に応じて伸縮するものであり、1枚の薄板が蛇腹状に形成されたものである。
まず、ダクト側壁100Aは、例えば、合成樹脂等の絶縁性を有する素材から構成されている。かかるダクト側壁100Aは、例えば2mの定尺ものになっており、カットしたり複数を組み合わせたりして必要な長さにする。
このダクト側壁100Aは、図2等に示すように、側壁部110Aと、この側壁部110Aの下端から側壁部110Aに対して内側に向かって直交する方向に延設された取付部120Aとが一体に形成されたものである。従って、このダクト側壁100Aは側面からみると略L字形状に形成されている。そして、前記側壁部110Aの上端は、図1に示すように、若干内側に向かって屈曲されている。これは、後述する蓋体200Aの嵌合部210Aが側壁部110Aの上端に嵌まり込んだ際に、側壁部110Aと嵌合部210Aとが面一になるようにするためである。
前記取付部120Aは、ダクト側壁100Aを配電盤等の被取付箇所に取り付けるための取付穴121Aが一定間隔で設けられている。この取付穴121Aは、図2に示すように、取付部121Aの外縁から側壁部110A側に向かって形成された半長円状の切欠である。このように取付穴121Aを切欠としておけば、取付ビス300を完全に取り外さない状態でも、ダクト側壁100Aを被取付箇所に対して着脱することが可能になるというメリットがある。
このように構成されたダクト側壁100Aは、左右対称の一対で一組になっている。そして、側壁部110Aが平行になるようにして被取付箇所に取り付けられる。従って、一対のダクト側壁100Aの間の空間Sは、いずれの位置でも幅寸法は一定になっている。
一方、蓋体200Aは、ダクト側壁100Aの長さ寸法に対応した長さ寸法を有する1枚の薄板が蛇腹状に形成された伸縮部220Aと、この伸縮部220Aの両端に設けられた側面視略逆凹字形状の嵌合部210Aとが一体になったものである。伸縮部220A及び嵌合部210Aは合成樹脂等の絶縁性を有する素材から構成されており、しかも、伸縮部220Aは可撓性を有する素材から構成されている。
前記伸縮部220Aは、例えば、合成樹脂製の薄板材であり、交互に折曲されて蛇腹状に形成されている。よって、この伸縮部220Aは、一対のダクト側壁100Aの間の距離に応じて伸縮するようになっている。
一方、前記嵌合部210Aは、側面視下向き略凹字形状の樋状物であり、ダクト側壁100Aの側壁部110Aの上端に嵌まり込むことで蓋体200Aをダクト側壁100Aに取り付けるものである。
上述のように構成されたダクト側壁100A及び蓋体200Aから構成される配線ダクトAは、収納すべき配線が少ない場合には、図1(A)に示すように、一対のダクト側壁100Aの間の距離を小さくして取付ビス300等で被取付箇所に取り付けられる。そして、蓋体200Aの嵌合部210Aを両ダクト側壁100Aの側壁部110Aの上端に嵌め込む。この場合、蓋体200Aの伸縮部220Aは、縮まった状態になる。
逆に、収納すべき配線が多い場合には、図1(B)に示すように、一対のダクト側壁100Aの間の距離を大きく取付ビス300等で被取付箇所に取り付けられる。そして、蓋体200Aの嵌合部210Aを両ダクト側壁100Aの側壁部110Aの上端に嵌め込む。この場合、蓋体200Aの伸縮部220Aは、伸びた状態になる。
少ない配線を収納していた配線ダクトAに対して、より多くの配線を収納するような変更があった場合には、周囲のスペースに応じて、一対のダクト側壁100Aの一方又は両方を移動させることで対応する。この際、取付穴121Aが切欠であると、取付ビス300を完全に取り外すことなく、緩めるだけでダクト側壁100Aの移動が可能となる。
ところで、この配線ダクトAは、図3に示すように、複数のダクト側壁100Aを積み重ねた状態で搬送や保管等をすることが可能なので、少ないスペースにより多くの配線ダクトを収めるという省スペースも達成することができる。また、蓋体200Aも伸縮部220Aを縮めた状態で搬送、保管等をすることができるので、この点からも省スペースに大きく寄与することができる。
次に、図4を参照しつつ本発明の第2の実施の形態に係る配線ダクトBについて説明する。
この本発明の第2の実施の形態に係る配線ダクトBが、第1の実施の形態に係る配線ダクトAと相違する点は、蓋体200Bの伸縮部220Bである。
この第2の実施の形態に係る配線ダクトBにおける蓋体200Bの伸縮部220Bは、可撓性を有する素材からなる長尺状のチューブ状部材221Bが複数個横方向に連結されたものである。
チューブ状部材221Bは、隣り合うチューブ状部材221Bと接着剤や高周波溶着等の適宜な手段で連結されることで蓋体200Bの伸縮部220Bを構成している。かかる伸縮部220Bは、チューブ状部材221B自体の変形によって横方向に伸縮することになる。
蓋体200Bのその他の部分、すなわち伸縮部220Bの横方向両端に設けられた嵌合部210Bは、上述した第1の実施の形態に係る配線ダクトAにおける嵌合部210Aと同等である。また、ダクト側壁200Bも上述した第1の実施の形態に係る配線ダクトAにおけるダクト側壁100Aと同等である。
なお、この第2の実施の形態に係る配線ダクトBの変形例として、図5に示すようなものも考えられる。この変形例は、伸縮部220Bを予めチューブ状に形成されたチューブ状部材221Bを横方向に連結させることで構成するのではなく、図5に示すように、雨樋が横方向に並んだような形状に加工した合成樹脂等からなる薄板400を組み合わせることで構成する。すなわち、凸部が外向きになるようにして2枚の前記薄板400を組み合わせ、この状態で2枚の薄板400の接触している部分を接着剤や高周波溶着等の適宜な手段で連結することで伸縮部220Bを構成するのである。
このように2枚の薄板400から伸縮部220Bを構成すると、チューブ状部材221Bを横方向に連結させるものより、簡単、安価に伸縮部220Bを製造することができるというメリットがある。
次に、図6及び図7を参照しつつ本発明の第3の実施の形態に係る配線ダクトCについて説明する。
この配線ダクトCは、蓋体200Cの伸縮部220Cが、複数の板材222Cから構成され、この板材222Cが入れ子式になっている。例えば、図6等に示すものは、3枚の板材222Cからなる三段式の入れ子が中央の板材222Cが連結する構成になっている。最も内側の板材222Cには最も薄いものが用いられ、その外側の板材222Cは、両端部が略鍵形に形成されており、最も内側の板材222Cを抱え込むようになっている。このようにして、外側の板材222Cがそれより一つ内側の板材222Cを抱え込むように構成することで、この伸縮部220Cが形成されているのである。
かかる伸縮部220Cは、各板材222Cが自身より一つ外側に位置する板材222Cに対して進退可能になっているため、寸法を変更することができるのである。なお、図示しないが、各板材222Cには、自身より一つ外側に位置する板材222C(自身が抱え込まれいている板材222C)から抜け落ちないようにするためのストッパーが設けられている。
かかる伸縮部220Cの最も外側に位置する板材222Cの外側端部には、ダクト側壁100Cの側壁部110C上端に嵌まり込む嵌合部210Cが設けられている。
なお、図6等に示す伸縮部220Cは、両方向に伸縮可能となっているが、一方向にのみ伸縮可能にとなっているものであってもよい。
このように伸縮部220Cが複数の板材222Cから構成され、この板材222Cが入れ子式になっている第3の実施の形態に係る配線ダクトCは、第2の実施の形態に係る配線ダクトBにおけるチューブ状部材221Bが複数個横方向に連結されたものとは違って、伸縮部220Cが最大限に拡がった状態でも伸縮部220Cには縮もうとする力が働かないため、一対の側壁ダクト100Cにそのような力が働かないというメリットがある。
次に、図8及び図9を参照しつつ本発明の第4の実施の形態に係る配線ダクトDについて説明する。
この本発明の第4の実施の形態に係る配線ダクトDは、例えば、配電盤等の被取付箇所に対して対向して固定される一対のダクト側壁100Dと、このダクト側壁100Dの間の空間Sを閉塞する可撓性を有する素材からなる蓋体200Dとを備えており、前記蓋体200Dは、一端側に一方のダクト側壁110Dの上端に嵌まり込む嵌合部210Dが設けられており、前記ダクト側壁110Dのうち他方のダクト側壁110Dの内側には前記蓋体200Dの他端が入り込むスリット140Dを構成する内壁130Dが設けられている。
この配線ダクトDが、上述した第1〜第3の実施の形態に係る配線ダクトA〜Cと大きく異なる点は、前記他方のダクト側壁100Dに取り付けられていない側の端部が入り込むスリット140Dを構成する内壁130Dが他方のダクト側壁100Dに沿って設けられている点である。
前記蓋体200Dは、合成樹脂製の薄板であって、複数の浅い溝部(図示省略)が幅方向に平行に形成されている。このような溝部を形成することによって、蓋体200D自身がその溝部から容易に屈曲させることができるようになるのである。かかる蓋体200Dの一方には、一方のダクト側壁110Dの上端に嵌まり込む嵌合部210Dが設けられている。また、蓋体200Dの他方には、図9に示すような略くさび状の蓋側ストッパー230Dが設けられている。この蓋側ストッパー230Dは、一対のダクト側壁110Dの間の距離を最大にした場合に、後述する内壁130Dの上端に設けられた壁側ストッパー131Dにひっかかって蓋体200Dが抜け落ちないようにするものである。
前記他方のダクト側壁100Dの内壁130Dは、当該ダクト側壁100Dの取付部120Dから側壁部110Dと平行に立設されている。そして、この内壁130Dと側壁部110Dとの間の間隔は、前記蓋体200Dが入り込むことができ、異物が侵入しない程度の狭さに設定されている。そして、この内壁130Dの上端には、前記蓋側ストッパー230Dがひっかかる壁側ストッパー131Dが設けられている。
図8(A)に示すように、一対の側壁ダクト100Dの最小幅寸法は、蓋体200Dの自由端側(他端側)がスリット140Dの底部、すなわち取付部120Dに接触する際の寸法である。逆に、図8(B)に示すように、一対の側壁ダクト100Dの最大幅寸法は、蓋体200Dの自由端側(他端側)がスリット140Dの最上部に位置し、かつ蓋体200Dがスリット140Dから抜け落ちないように、蓋側ストッパー230Dが壁側ストッパー131Dにひっかかる際の寸法となる。
このように構成された配線ダクトDは、以下のようにして被取付箇所に取り付けられる。まず、一対の側壁ダクト100Dの前記最小幅寸法と最大幅寸法との間において、各側壁ダクト100Dを被取付箇所に固定する。この際、蓋体200Dの他端側は前記スリット140Dには入り込まないようにする。そして、一対の側壁ダクト100Dに挟まれた空間Sに配線を収納する。さらに、蓋体200Dの嵌合部210Dをスリット040Dが設けられていない側のダクト側壁110Dの上端に嵌め込み、蓋体200Dの蓋側ストッパー230Dをスリット140Dに挿入することで前記空間Sを閉塞する。
本発明の第1の実施の形態に係る配線ダクトの図面であって、同図(A)は最も幅狭にした状態の概略的側面図、同図(B)は最も幅広にした状態の概略的側面図である。 本発明の第1の実施の形態に係る配線ダクトのダクト側壁の概略的斜視図である。 本発明の第1の実施の形態に係る配線ダクトを構成するダクト側壁の収納状態を示す概略的側面図である。 本発明の第2の実施の形態に係る配線ダクトの図面であって、同図(A)は最も幅狭にした状態の概略的側面図、同図(B)は最も幅広にした状態の概略的側面図である。 本発明の第2の実施の形態に係る配線ダクトの変形例の蓋体の伸縮部を構成する薄板の概略的斜視図である。 本発明の第3の実施の形態に係る配線ダクトの図面であって、同図(A)は最も幅狭にした状態の概略的側面図、同図(B)は最も幅広にした状態の概略的側面図である。 本発明の第3の実施の形態に係る配線ダクトを構成する蓋体の伸縮部の詳細を説明するための概略的一部破断斜視図である。 本発明の第4の実施の形態に係る配線ダクトの図面であって、同図(A)は最も幅狭にした状態の概略的側面図、同図(B)は最も幅広にした状態の概略的側面図である。 図8(B)のd部の概略的拡大図である。
符号の説明
100A ダクト側壁
200A 蓋体
210A 嵌合部
220A 伸縮部
A 配線ダクト

Claims (6)

  1. 被取付箇所に対して対向して固定される一対のダクト側壁と、このダクト側壁の間の空間を閉塞すべくダクト側壁に取り付けられる蓋体とを具備しており、前記蓋体は、ダクト側壁の上端に嵌まり込む一対の嵌合部と、この嵌合部の間に設けられた伸縮部とを有しており、前記伸縮部は、一対のダクト側壁の間の距離に応じて伸縮することを特徴とする配線ダクト。
  2. 前記伸縮部は、1枚の薄板が蛇腹状に形成されたものであることを特徴とする請求項1記載の配線ダクト。
  3. 前記伸縮部は、可撓性を有する素材からなる長尺状のチューブ状部材が複数個横方向に連結されたものであることを特徴とする請求項1記載の配線ダクト。
  4. 前記伸縮部は、雨樋が横方向に並んだような形状に加工した2枚の薄板を凸部が外向きになるようにして組み合わせ、この状態で2枚の薄板の接触している部分を連結したものであることを特徴とする請求項1記載の配線ダクト。
  5. 前記伸縮部は、複数の板材が入れ子式になったものであることを特徴とする請求項1記載の配線ダクト。
  6. 被取付箇所に対して対向して固定される一対のダクト側壁と、このダクト側壁の間の空間を閉塞する可撓性を有する素材からなる蓋体とを具備しており、前記蓋体は、一端側に一方のダクト側壁の上端に嵌まり込む嵌合部が設けられており、前記ダクト側壁のうち他方のダクト側壁の内側には前記蓋体の他端が入り込むスリットを構成する内壁が設けられていることを特徴とする配線ダクト。
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