JP2007097101A - 動画生成装置、動画生成方法、及びプログラム - Google Patents

動画生成装置、動画生成方法、及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】静止画の移り変わりを表現する動画を効率的に生成すること。
【解決手段】静止画から複数の動画構成画像を生成して静止画の移り変わりを表現する動画を生成する動画生成装置は、複数の静止画をどのように移り変わらせるかを示すトランジションデータを取得する取得部と、取得部が取得したトランジションデータに基づいて、一の動画構成画像に含まれる予め定められた複数の部分領域のそれぞれと同一画像内容の部分領域が静止画又は他の動画構成画像に存在するか否かを特定する同一部分領域特定部と、同一部分領域特定部が同一画像内容の部分領域が存在すると特定した部分領域と当該部分領域と同一の画像内容である部分領域との間の位置の差を示す動きベクトルを算出する動きベクトル算出部と、動きベクトル算出部が算出した動きベクトルで表現される部分領域を含む動画構成画像を生成する動画構成画像生成部とを有する。
【選択図】図2

Description

本発明は、動画生成装置、動画生成方法、及びプログラムに関する。特に本発明は、静止画から動画を生成する動画生成装置及び動画生成方法、並びに、動画生成装置用のプログラムに関する。
顧客から提供された複数の静止画像データから動画データを生成して記録するシステムにおいて、静止画像データに静止画の切り替わりを示す差分データを付加することによって、静止画が切り替わってゆく動画データを生成するシステムが知られている(例えば、特許文献1参照。)。この技術によって、ユーザはDVDプレーヤーのような家庭用動画再生機器でも、パソコン等のコンピュータ端末でも、簡単に写真画像を閲覧することができる。
特開2003−259303号公報
しかし、特許文献1には、画像の切り替わりを示す動画を効率的に生成する具体的な技術について開示されていない。例えば、特許文献1には、静止画上のオブジェクトの移動、拡大・縮小、回転、色調の変化、静止画のフェードイン・フェードアウト、静止画に対するモザイク表示等、静止画の移り変わりを示す動画データを効率的に生成する具体的な技術については開示されていない。
そこで本発明は、上記の課題を解決することができる動画生成装置、動画生成方法、及びプログラムを提供することを目的とする。この目的は特許請求の範囲における独立項に記載の特徴の組み合わせにより達成される。また従属項は本発明の更なる有利な具体例を規定する。
本発明の第1の形態によると、複数の静止画が移り変わる動画を生成する動画生成装置であって、複数の静止画を、どのように移り変わらせるかを示すトランジションデータを取得するトランジションデータ取得部と、トランジションデータ取得部が取得したトランジションデータに基づいて、静止画から複数の動画構成画像を生成して、生成した複数の動画構成画像を含む動画を生成する動画生成部とを備え、動画生成部は、トランジションデータ取得部が取得したトランジションデータに基づいて、一の動画構成画像に含まれる予め定められた複数の部分領域のそれぞれと同一の画像内容の部分領域が、静止画又は他の動画構成画像に存在するか否かを特定する同一部分領域特定部と、トランジションデータ取得部が取得したトランジションデータに基づいて、同一部分領域特定部が同一の画像内容の部分領域が存在すると判断した部分領域と、当該部分領域と同一の画像内容である、静止画又は他の動画構成画像に含まれる部分領域との間の位置の差を示す動きベクトルを算出する動きベクトル算出部と、動きベクトル算出部が算出した動きベクトルで表現される部分領域を含む動画構成画像を生成する動画構成画像生成部とを有する。
動画生成部は、トランジションデータ取得部が取得したトランジションデータに基づいて、同一部分領域特定部が同一の画像内容の部分画像が存在しないと判断した部分領域の画像内容を、静止画又は他の動画構成画像から生成する部分領域画像生成部をさらに有し、動画構成画像生成部は、動きベクトル算出部が算出した動きベクトルで表現される部分領域、及び部分領域画像生成部が生成した部分領域の画像内容を含む動画構成画像を生成してよい。
トランジションデータ取得部は、静止画の少なくとも一部の移動領域の移動を示すトランジションデータを取得し、動画生成部は、トランジションデータ取得部が取得した移動領域の移動を示すトランジションデータに基づいて、一の動画構成画像における移動領域の位置と、静止画又は他の動画構成画像における移動領域の位置との間の位置の差を示す領域移動ベクトルを算出する領域移動ベクトル算出部をさらに有し、同一部分領域特定部は、領域移動ベクトル算出部が算出した領域移動ベクトルに基づいて、一の動画構成画像に含まれる予め定められた複数の部分領域のうちの、移動領域に全範囲が含まれる部分領域のそれぞれと同一の画像内容の部分領域が、静止画又は他の動画構成画像に存在するか否かを特定し、動きベクトル算出部は、領域移動ベクトル算出部が算出した領域移動ベクトルを、同一部分領域特定部が同一の画像内容の部分領域が存在すると判断した部分領域と、当該部分領域と同一の画像内容である、静止画又は他の動画構成画像に含まれる部分領域との間の位置の差を示す動きベクトルとして算出してよい。
トランジションデータ取得部は、静止画又は他の動画構成画像を背景として移動するオブジェクトの移動を示すトランジションデータを取得し、動画生成部は、トランジションデータ取得部が取得したオブジェクトの移動を示すトランジションデータに基づいて、一の動画構成画像におけるオブジェクトの位置と、静止画又は他の動画構成画像におけるオブジェクトの位置との間の位置の差を示すオブジェクト移動ベクトルを算出するオブジェクト移動ベクトル算出部をさらに有し、同一部分領域特定部は、オブジェクト移動ベクトル算出部が算出したオブジェクト移動ベクトルに基づいて、一の動画構成画像に含まれる予め定められた複数の部分領域のうちの、オブジェクトに全範囲が含まれる部分領域のそれぞれと同一の画像内容の部分領域が、静止画又は他の動画構成画像に存在するか否かを特定し、動きベクトル算出部は、オブジェクト移動ベクトル算出部が算出したオブジェクト移動ベクトルを、同一部分領域特定部が同一の画像内容の部分領域が存在すると判断した部分領域と、当該部分領域と同一の画像内容である、静止画又は他の動画構成画像に含まれる部分領域との間の位置の差を示す動きベクトルとして算出してよい。
同一部分領域特定部は、オブジェクト移動ベクトル算出部が算出したオブジェクト移動ベクトルに基づいて、一の動画構成画像に含まれる予め定められた複数の部分領域のうちの、オブジェクトが移動する背景に全範囲が含まれる部分領域のそれぞれと同一の画像内容の部分領域が、静止画又は他の動画構成画像に存在するか否かをさらに特定し、動きベクトル算出部は、同一部分領域特定部が同一の画像内容の部分領域が背景に含まれる部分領域の動きベクトルを0としてよい。
トランジションデータ取得部は、静止画又は動画構成画像を背景として移動するオブジェクトの移動量及び移動方向の時間的変化を示すトランジションデータを取得し、オブジェクト移動ベクトル算出部は、トランジションデータ取得部が取得したトランジションデータに含まれるオブジェクトの移動量及び移動方向の時間的変化を時間的に積分することによって、一の動画構成画像と他の動画構成画像との間のオブジェクトの位置の差を示すオブジェクト移動ベクトルを算出してよい。
動画生成部は、複数の静止画が移り変わるMPEG符号化された動画を生成し、同一部分領域特定部は、トランジションデータ取得部が取得したトランジションデータに基づいて、一の動画構成画像に含まれる予め定められた複数のマクロブロックのそれぞれと同一の画像内容の部分領域が、静止画又は他の動画構成画像に存在するか否かを特定し、動きベクトル算出部は、トランジションデータ取得部が取得したトランジションデータに基づいて、同一部分領域特定部が同一の画像内容の部分領域が存在すると判断したマクロブロックと、当該マクロブロックと同一の画像内容である、静止画又は他の動画構成画像に含まれる部分領域との間の位置の差を示す動きベクトルを算出し、動画構成画像生成部は、動きベクトル算出部が算出した動きベクトルで表現されるマクロブロックを含む、MPEG符号化された動画構成画像を生成してよい。
動画構成画像生成部は、トランジションデータ取得部が取得したトランジションデータに基づいて、静止画から、動画構成画像をIピクチャとして生成するIピクチャ生成部と、トランジションデータ取得部が取得したトランジションデータ及びIピクチャ生成部が生成したIピクチャに基づいて、動画構成画像をPピクチャとして生成するPピクチャ生成部とを含み、同一部分領域特定部は、トランジションデータ取得部が取得したトランジションデータに基づいて、一の動画構成画像に含まれる予め定められた複数のマクロブロックのそれぞれと同一の画像内容の部分領域が、Iピクチャ生成部が生成したIピクチャに存在するか否かを特定し、動きベクトル算出部は、トランジションデータ取得部が取得したトランジションデータに基づいて、同一部分領域特定部が同一の画像内容の部分領域が存在すると判断したマクロブロックと、当該マクロブロックと同一の画像内容である、Iピクチャ生成部が生成したIピクチャに含まれる部分領域との間の位置の差を示す動きベクトルを算出し、Pピクチャ生成部は、動きベクトル算出部が算出した動きベクトルで表現されるマクロブロックを含む動画構成画像をPピクチャとして生成してよい。
動画構成画像生成部は、トランジションデータ取得部が取得したトランジションデータ並びにIピクチャ生成部が生成したIピクチャ又はPピクチャ生成部が生成したPピクチャとに基づいて、動画構成画像をBピクチャとして生成するBピクチャ生成部をさらに含み、同一部分領域特定部は、トランジションデータ取得部が取得したトランジションデータに基づいて、一の動画構成画像に含まれる予め定められた複数のマクロブロックのそれぞれと同一の画像内容の部分領域が、Iピクチャ生成部が生成したIピクチャ又はPピクチャ生成部が生成したPピクチャに存在するか否かを特定し、動きベクトル算出部は、トランジションデータ取得部が取得したトランジションデータに基づいて、同一部分領域特定部が同一の画像内容の部分領域が存在すると判断したマクロブロックと、当該マクロブロックと同一の画像内容である、Iピクチャ生成部が生成したIピクチャ又はPピクチャ生成部が生成したPピクチャに含まれる部分領域との間の位置の差を示す動きベクトルを算出し、Bピクチャ生成部は、動きベクトル算出部が算出した動きベクトルで表現されるマクロブロックを含む動画構成画像をBピクチャとして生成してよい。
トランジションデータ取得部は、静止画又は他の動画構成画像を背景として移動するオブジェクトの移動を示すトランジションデータを取得し、動画生成部は、トランジションデータ取得部が取得したオブジェクトの移動を示すトランジションデータに基づいて、Pピクチャとして生成すべき動画構成画像におけるオブジェクトの位置と、Iピクチャ生成部が生成したIピクチャにおけるオブジェクトの位置との間の位置の差を示すオブジェクト移動ベクトルを算出するオブジェクト移動ベクトル算出部をさらに有し、同一部分領域特定部は、オブジェクト移動ベクトル算出部が算出したオブジェクト移動ベクトルに基づいて、Pピクチャとして生成すべき動画構成画像に含まれる複数のマクロブロックのうちの、オブジェクトに全範囲が含まれるマクロブロックのそれぞれと同一の画像内容の部分領域が、Iピクチャ生成部が生成したIピクチャに存在するか否かを特定し、動きベクトル算出部は、オブジェクト移動ベクトル算出部が算出したオブジェクト移動ベクトルを、同一部分領域特定部が同一の画像内容の部分領域が存在すると判断したマクロブロックと、当該マクロブロックと同一の画像内容である、Iピクチャ生成部が生成したIピクチャに含まれる部分領域との間の位置の差を示す動きベクトルとして算出し、Pピクチャ生成部は、動きベクトル算出部が算出した動きベクトルで表現されるマクロブロックを含む動画構成画像をPピクチャとして生成してよい。
オブジェクト移動ベクトル算出部は、トランジションデータ取得部が取得したオブジェクトの移動を示すトランジションデータに基づいて、Bピクチャとして生成すべき動画構成画像におけるオブジェクトの位置と、Iピクチャ生成部が生成したIピクチャ又はPピクチャ生成部が生成したPピクチャにおけるオブジェクトの位置との間の位置の差を示すオブジェクト移動ベクトルを算出し、同一部分領域特定部は、オブジェクト移動ベクトル算出部が算出したオブジェクト移動ベクトルに基づいて、Bピクチャとして生成すべき動画構成画像に含まれる複数のマクロブロックのうちの、オブジェクトに全範囲が含まれるマクロブロックのそれぞれと同一の画像内容の部分領域が、Iピクチャ生成部が生成したIピクチャ又はPピクチャ生成部が生成したPピクチャに存在するか否かを特定し、動きベクトル算出部は、オブジェクト移動ベクトル算出部が算出したオブジェクト移動ベクトルを、同一部分領域特定部が同一の画像内容の部分領域が存在すると判断したマクロブロックと、当該マクロブロックと同一の画像内容である、Iピクチャ生成部が生成したIピクチャ又はPピクチャ生成部が生成したPピクチャに含まれる部分領域との間の位置の差を示す動きベクトルとして算出し、Bピクチャ生成部は、動きベクトル算出部が算出した動きベクトルで表現されるマクロブロックを含む動画構成画像をBピクチャとして生成してよい。
本発明の第2の形態によると、複数の静止画が移り変わる動画を生成する動画生成方法であって、複数の静止画を格納する画像格納段階と、画像格納段階において格納されている複数の静止画を、どのように移り変わらせるかを示すトランジションデータを取得するトランジションデータ取得段階と、トランジションデータ取得段階において取得されたトランジションデータに基づいて、画像格納段階において格納されている静止画から複数の動画構成画像を生成して、生成した複数の動画構成画像を含む動画を生成する動画生成段階とを備え、動画生成段階は、トランジションデータ取得段階において取得されたトランジションデータに基づいて、一の動画構成画像に含まれる予め定められた複数の部分領域のそれぞれと同一の画像内容の部分領域が、画像格納段階においてが格納されている静止画又は他の動画構成画像に存在するか否かを特定する同一部分領域特定段階と、トランジションデータ取得段階において取得されたトランジションデータに基づいて、同一部分領域特定段階において同一の画像内容の部分領域が存在すると判断された部分領域と、当該部分領域と同一の画像内容である、画像格納段階において格納されている静止画又は他の動画構成画像に含まれる部分領域との間の位置の差を示す動きベクトルを算出する動きベクトル算出段階と、動きベクトル算出段階において算出された動きベクトルで表現される部分領域を含む動画構成画像を生成する動画構成画像生成段階とを有する。
本発明の第3の形態によると、複数の静止画が移り変わる動画を生成する動画生成装置用のプログラムであって、動画生成装置を、複数の静止画をどのように移り変わらせるかを示すトランジションデータを取得するトランジションデータ取得部、トランジションデータ取得部が取得したトランジションデータに基づいて、静止画から複数の動画構成画像を生成して、生成した複数の動画構成画像を含む動画を生成する動画生成部として機能させ、動画生成部を、トランジションデータ取得部が取得したトランジションデータに基づいて、一の動画構成画像に含まれる予め定められた複数の部分領域のそれぞれと同一の画像内容の部分領域が、静止画又は他の動画構成画像に存在するか否かを特定する同一部分領域特定部、トランジションデータ取得部が取得したトランジションデータに基づいて、同一部分領域特定部が同一の画像内容の部分領域が存在すると判断した部分領域と、当該部分領域と同一の画像内容である、静止画又は他の動画構成画像に含まれる部分領域との間の位置の差を示す動きベクトルを算出する動きベクトル算出部、動きベクトル算出部が算出した動きベクトルで表現される部分領域を含む動画構成画像を生成する動画構成画像生成部として機能させる。
なお上記の発明の概要は、本発明の必要な特徴の全てを列挙したものではなく、これらの特徴群のサブコンビネーションもまた発明となりうる。
本発明によれば、静止画の移り変わりを表現する動画を効率的に生成する動画生成装置を提供することができる。
以下、発明の実施形態を通じて本発明を説明するが、以下の実施形態は特許請求の範囲に係る発明を限定するものではなく、また実施形態の中で説明されている特徴の組み合わせの全てが発明の解決手段に必須であるとは限らない。
図1は、一実施形態に係る動画生成装置100の利用環境の一例を示す。動画生成装置100は、ユーザ190が撮像装置110を用いて撮像した静止画120、121、122、123、・・・を受け取って、スライドショー等のMPEG符号化された動画データ130を生成する。このとき、動画生成装置100は、静止画の動き等の、静止画の遷移が定義されたトランジションデータに従って静止画を加工することによって、静止画と静止画との間で再生されるべき一駒の画像である、MPEG符号化された動画構成画像を複数生成する。図1の例では、動画生成装置100は、静止画121が表示されている状態から始まり、静止画122が静止画121の一端から次第に現れてくる動画を生成する。
例えば、動画生成装置100は、静止画121及び122を移動させることによる静止画121から静止画122への移り変わりを示すトランジションデータを取得する。そして、動画生成装置100は、トランジションデータから静止画121及び122の移動速度を算出して、例えば動画構成画像133の一部の領域143内のマクロブロックが、静止画121の一部の領域141内のマクロブロックの画像内容と同一であることを特定する。そして、動画生成装置100は、領域143内のマクロブロックの画像内容を、領域141内のマクロブロックに対する動きベクトルとして表現する。この場合、動画生成装置100は、静止画121が移動した移動ベクトルを動きベクトルとして算出する。このようにして、動画生成装置100は、動画に含まれる各駒の画像の全画素データを生成してブロックマッチングするなどといった複雑な処理をすることなく、トランジションデータからMPEG符号化された動画データを直接的に生成することができる。
また、動画生成装置100は、静止画121及び122の移動速度から、動画構成画像133における静止画121と122の境界の位置(例えば、動画構成画像133における境界161の位置)を、トランジションデータから直接的に判断することができる。この場合、動画生成装置100は、境界を内部に含むマクロブロックにおける画素データを、画像121と122の画像内容を合成することによって生成する。そして動画生成装置100は、合成して得られたマクロブロック内の画素データに対してDCT変換を施すことによって、境界を含むマクロブロックのDCT係数を算出する。また、動画生成装置100は、静止画121の境界付近のマクロブロック及び静止画122の境界付近のマクロブロックから得られたDCT係数を足し合わせることによって、境界付近の静止画121及び122の画像内容が重畳されたマクロブロックのDCT係数を直接的に算出してもよい。
なお、動画生成装置100は、動画を作成するデザイナ、ユーザ190等からの指示をトランジションデータとして取得してよいし、オブジェクトの移動等の、静止画に加えるエフェクトを示す動画生成用のテンプレートデータからトランジションデータとして取得してよい。なお、動画生成装置100は、DVD150等の光記録媒体に記録してユーザ190に生成した動画を提供してよいし、インターネット等の通信回線を通じてユーザ190に生成した動画を提供してもよい。また、動画生成装置100は、インターネット等の通信回線を通じて撮像装置110から静止画を受け取ってよいし、撮像装置110によって半導体メモリ等の記録媒体に記録された静止画を受け取ってよい。なお、動画生成装置100は、撮像画像であってもよいし、撮像画像以外の、画像加工ソフト等を利用して作成されたイメージデータであってよい。なお、動画生成装置100は、デジタルフォトショップ170に設けられた動画生成用の端末であってよいし、個人宅に設けられたパーソナルコンピュータ等の端末であってよい。
以上説明したように、本実施例の動画生成装置100によれば、静止画又は他の動画構成画像のマクロブロックと同じ画像内容を持つマクロブロックのデータをトランジションデータから直接的に判断することができる。このため、動画生成装置100は、動画に含まれる各駒の画像の画素データの全てを生成する必要がない。したがって、動画生成装置100は、動画に含まれる各駒の画素データを生成してからMPEG符号化を施す場合に比べて、高速に動画を生成することができる。例えば、動画生成装置100は、MPEG符号化におけるブロックマッチングに相当する処理量を著しく削減することができる。
図2は、動画生成装置100の第1の実施例におけるブロック構成の一例を示す。本実施例の動画生成装置100は、複数の静止画が移り変わる動画を生成する。動画生成装置100は、指示入力部200、画像出力部205、画像格納部210、トランジションデータ取得部212、及び動画生成部214を備える。動画生成部214は、オブジェクト移動ベクトル算出部220、領域移動ベクトル算出部225、オブジェクト位置特定部230、同一部分領域特定部240、動きベクトル算出部250、類似部分領域特定部260、部分領域画像生成部270、動画構成画像生成部280、DCT変換部290、DCT係数量子化部292、及び符号化部294を有する。また、類似部分領域特定部260は、境界部分領域面積算出部262及び類似部分領域選択部264を含む。また、同一部分領域特定部240は、境界部分領域特定部245を含む。また、動画構成画像生成部280は、Iピクチャ生成部282、Pピクチャ生成部284、及びBピクチャ生成部286を含む。
画像格納部210は、複数の静止画を格納する。トランジションデータ取得部212は、画像格納部210が格納している複数の静止画を、どのように移り変わらせるかを示すトランジションデータを取得する。具体的には、トランジションデータ取得部212は、指示入力部200にユーザ190から入力された静止画を移り変わらせるかを示す指示を取得する。そして、動画生成部214は、トランジションデータ取得部212が取得したトランジションデータに基づいて、画像格納部210が格納している静止画から複数の動画構成画像を生成して、生成した複数の動画構成画像を含む動画を生成する。具体的には、動画生成部214は、画像格納部210が格納している複数の静止画が移り変わるMPEG符号化された動画を生成してよい。
具体的には、トランジションデータ取得部212は、画像格納部210が格納している静止画の少なくとも一部の移動領域の移動を示すトランジションデータを取得する。そして、領域移動ベクトル算出部225は、トランジションデータ取得部212が取得した移動領域の移動を示すトランジションデータに基づいて、一の動画構成画像における移動領域の位置と、画像格納部210が格納している静止画又は他の動画構成画像における移動領域の位置との間の位置の差を示す領域移動ベクトルを算出する。そして、同一部分領域特定部240は、領域移動ベクトル算出部225が算出した領域移動ベクトルに基づいて、一の動画構成画像に含まれる予め定められた複数の部分領域のうちの、移動領域に全範囲が含まれる部分領域のそれぞれと同一の画像内容の部分領域が、画像格納部210が格納している静止画又は他の動画構成画像に存在するか否かを特定する。
そして、動きベクトル算出部250は、領域移動ベクトル算出部225が算出した領域移動ベクトルを、同一部分領域特定部240が同一の画像内容の部分領域が存在すると判断した部分領域と、当該部分領域と同一の画像内容である、画像格納部210が格納している静止画又は他の動画構成画像に含まれる部分領域との間の位置の差を示す動きベクトルとして算出する。そして、動画構成画像生成部280は、動きベクトル算出部250が算出した動きベクトルで表現される部分領域を含む動画構成画像を生成する。このように、動画構成画像生成部280は、他の動画構成画像と画像内容が同じ部分領域を、トランジションデータに基づいて容易に特定することができる。
以上説明したように、同一部分領域特定部240は、トランジションデータ取得部212が取得したトランジションデータに基づいて、一の動画構成画像に含まれる予め定められた複数の部分領域のそれぞれと同一の画像内容の部分領域が、画像格納部210が格納している静止画又は他の動画構成画像に存在するか否かを特定する。そして、動きベクトル算出部250は、トランジションデータ取得部212が取得したトランジションデータに基づいて、同一部分領域特定部240が同一の画像内容の部分領域が存在すると判断した部分領域と、当該部分領域と同一の画像内容である、画像格納部210が格納している静止画又は他の動画構成画像に含まれる部分領域との間の位置の差を示す動きベクトルを算出する。
同一部分領域特定部240の動作について具体的に説明すると、境界部分領域特定部245は、領域移動ベクトル算出部225が算出した領域移動ベクトルに基づいて、一の動画構成画像に含まれる予め定められた複数の部分領域が移動領域の境界線に交差するか否かを特定する。そして、同一部分領域特定部240は、境界部分領域特定部245が境界線に交差しないと判断した部分領域を、同一の画像内容の部分画像が存在する部分領域であると判断する。また、同一部分領域特定部240は、境界部分領域特定部245が境界線に交差すると判断した部分領域を、同一の画像内容の部分画像が存在しないと判断した部分領域として判断する。このように、境界部分領域特定部245は、トランジションデータ取得部212が取得した移動領域の移動を示すトランジションデータに基づいて、一の動画構成画像に含まれる予め定められた複数の部分領域が移動領域の境界線に交差するか否かを特定する。
そして、部分領域画像生成部270は、トランジションデータ取得部212が取得した移動領域の移動を示すトランジションデータに基づいて、動画構成画像における移動領域の位置を特定し、特定した移動領域の位置に基づいて、境界部分領域特定部245が境界線に交差すると判断した部分領域に含まれるべき移動領域の画像と、当該部分領域の範囲内における画像格納部210が格納している静止画又は他の動画構成画像のうちの移動領域が含まれない領域の画像とを合成することによって、境界部分領域特定部245が境界線に交差すると判断した部分領域の画像内容を生成する。このように、部分領域画像生成部270は、トランジションデータ取得部212が取得した移動領域の移動を示すトランジションデータに基づいて、境界部分領域特定部245が境界線に交差すると判断した部分領域の画像内容を、画像格納部210が格納している静止画又は他の動画構成画像に含まれる複数の部分領域の一部と移動領域の画像とを組み合わせて生成する。
他にも、トランジションデータ取得部212は、画像格納部210が格納している静止画又は他の動画構成画像を背景として移動するオブジェクトの移動を示すトランジションデータを取得する。そして、オブジェクト移動ベクトル算出部220は、トランジションデータ取得部212が取得したオブジェクトの移動を示すトランジションデータに基づいて、一の動画構成画像におけるオブジェクトの位置と、画像格納部210が格納している静止画又は他の動画構成画像におけるオブジェクトの位置との間の位置の差を示すオブジェクト移動ベクトルを算出する。そして、オブジェクト位置特定部230は、オブジェクト移動ベクトル算出部220が算出したオブジェクト移動ベクトルと、他の動画構成画像におけるオブジェクトの位置とに基づいて、動画構成画像におけるオブジェクトの位置を特定する。なお、オブジェクト位置特定部230は、複数の動画構成画像のそれぞれにおけるオブジェクトの位置を特定してよい。
具体的には、トランジションデータ取得部212は、画像格納部210が格納している静止画又は動画構成画像を背景として移動するオブジェクトの移動量及び移動方向の時間的変化を示すトランジションデータを取得する。そして、オブジェクト移動ベクトル算出部220は、トランジションデータ取得部212が取得したトランジションデータに含まれるオブジェクトの移動量及び移動方向の時間的変化を時間的に積分することによって、一の動画構成画像と他の動画構成画像との間のオブジェクトの位置の差を示すオブジェクト移動ベクトルを算出する。具体的には、オブジェクト位置特定部230は、トランジションデータ取得部212が取得したオブジェクトの移動量及び移動方向の時間的変化を時間的に積分することによって、動画構成画像におけるオブジェクトの位置を特定する。より具体的には、トランジションデータ取得部212は、連続して再生されるべき各動画構成画像間における、オブジェクトのx方向及びy方向への移動量を示すトランジションデータを取得し、オブジェクト移動ベクトル算出部220は、トランジションデータ取得部212が取得したオブジェクトのx方向及びy方向への移動量を累積的に加算していくことによって、オブジェクト移動ベクトルを算出する。このようにして、オブジェクト位置特定部230は、トランジションデータ取得部212が取得したオブジェクトの移動を示すトランジションデータに基づいて、動画構成画像におけるオブジェクトの位置を特定する。
そして、境界部分領域特定部245は、オブジェクト位置特定部230が特定した動画構成画像におけるオブジェクトの位置に基づいて、一の動画構成画像に含まれる予め定められた複数の部分領域が、オブジェクトと画像格納部210が格納している背景の静止画又は他の動画構成画像との境界線に交差するか否かを特定する。このように、境界部分領域特定部245は、トランジションデータ取得部212が取得したオブジェクトの移動を示すトランジションデータに基づいて、一の動画構成画像に含まれる予め定められた複数の部分領域が、オブジェクトと背景との境界線に交差するか否かを特定する。
そして、同一部分領域特定部240は、境界部分領域特定部245がオブジェクトと背景との境界線に交差しないと判断した部分領域を、同一の画像内容の部分画像が存在する部分領域であると判断する。また、同一部分領域特定部240は、境界部分領域特定部245が境界線に交差すると判断した部分領域を、同一の画像内容の部分画像が存在しないと判断した部分領域として判断する。そして、同一部分領域特定部240は、オブジェクト移動ベクトルに基づいてオブジェクト位置特定部230が特定したオブジェクトの位置に基づいて、一の動画構成画像に含まれる予め定められた複数の部分領域のうちの、オブジェクトに全範囲が含まれる部分領域のそれぞれと同一の画像内容の部分領域が、画像格納部210が格納している静止画又は他の動画構成画像に存在するか否かを特定する。そして、動きベクトル算出部250は、オブジェクト移動ベクトル算出部220が算出したオブジェクト移動ベクトルを、同一部分領域特定部240が同一の画像内容の部分領域が存在すると判断した部分領域と、当該部分領域と同一の画像内容である、画像格納部210が格納している静止画又は他の動画構成画像に含まれる部分領域との間の位置の差を示す動きベクトルとして算出する。
また、同一部分領域特定部240は、オブジェクト移動ベクトルに基づいてオブジェクト位置特定部230が算出したオブジェクトの位置に基づいて、一の動画構成画像に含まれる予め定められた複数の部分領域のうちの、オブジェクトが移動する背景に全範囲が含まれる部分領域のそれぞれと同一の画像内容の部分領域が、画像格納部210が格納している静止画又は他の動画構成画像に存在するか否かをさらに特定する。そして、動きベクトル算出部250は、同一部分領域特定部240が同一の画像内容の部分領域が背景に含まれる部分領域の動きベクトルを0とする。
そして、部分領域画像生成部270は、オブジェクト位置特定部230が特定した動画構成画像におけるオブジェクトの位置及び境界部分領域特定部245が境界線に交差すると判断した部分領域の位置との相対的な位置から特定される、オブジェクトのうちの当該部分領域に含まれる画像と、当該部分領域の範囲内の背景画像のうちオブジェクトが含まれない領域の背景画像とを合成することによって、境界部分領域特定部245が境界線に交差すると判断した部分領域の画像内容を生成する。このようにして、部分領域画像生成部270は、境界部分領域特定部245が境界線に交差すると判断した部分領域の画像内容を、トランジションデータ取得部212が取得したオブジェクトの移動を示すトランジションデータに基づいて、オブジェクトと、画像格納部210が格納している静止画又は他の動画構成画像に含まれる複数の部分領域の一部とを組み合わせて生成する。
このようにして、部分領域画像生成部270は、トランジションデータ取得部212が取得したトランジションデータに基づいて、同一部分領域特定部240が同一の画像内容の部分画像が存在しないと判断した部分領域の画像内容を、画像格納部210が格納している静止画又は他の動画構成画像から生成する。また、部分領域画像生成部270は、トランジションデータ取得部212が取得したトランジションデータに基づいて、同一部分領域特定部240が同一の画像内容の部分画像が存在しないと判断した部分領域の画像内容を、画像格納部210が格納している静止画又は他の動画構成画像に含まれる複数の部分領域の一部を組み合わせて生成する。
類似部分領域特定部260は、オブジェクト位置特定部230が特定した複数の動画構成画像のそれぞれにおけるオブジェクトの位置に基づいて、境界部分領域特定部245が境界線に交差すると判断した部分領域の画像内容と類似する部分領域を持つ他の動画構成画像を特定する。この場合、部分領域画像生成部270は、一の動画構成画像における部分領域の位置と類似部分領域特定部260が特定した部分領域の位置との間の位置の差を示す動きベクトル、及び類似部分領域特定部260が特定した部分領域と当該一の動画構成画像における部分領域との差分画像によって、境界部分領域特定部245が境界線に交差すると判断した部分領域の画像内容を表現する。
具体的には、境界部分領域面積算出部262は、オブジェクト位置特定部230が特定した動画構成画像におけるオブジェクトの位置に基づいて、境界部分領域特定部245が境界線に交差すると判断した部分領域に含まれるオブジェクトの面積及び背景の面積をそれぞれ算出する。そして、類似部分領域選択部264は、境界部分領域面積算出部262が算出したオブジェクトの面積が境界部分領域面積算出部262が算出した背景の面積より大きい場合に、オブジェクト位置特定部230が特定した複数の動画構成画像のそれぞれにおけるオブジェクトの位置に基づいて、オブジェクトの画像を含む他の動画構成画像の中から境界部分領域特定部245が境界線に交差すると判断した部分領域と類似する部分領域を選択する。
また、境界部分領域面積算出部262が算出したオブジェクトの面積が境界部分領域面積算出部262が算出した背景の面積以下である場合に、オブジェクト位置特定部230が特定した複数の動画構成画像のそれぞれにおけるオブジェクトの位置に基づいて、オブジェクトの画像を含む他の動画構成画像の中から、境界部分領域特定部245が境界線に交差すると判断した部分領域の背景である画像を含む部分領域を選択する。そして、部分領域画像生成部270は、一の動画構成画像における部分領域の位置と類似部分領域選択部264が選択した部分領域の位置との間の位置の差を示す動きベクトル、及び類似部分領域選択部264が選択した部分領域と当該一の動画構成画像における部分領域との差分画像によって、境界部分領域特定部245が境界線に交差すると判断した部分領域の画像内容を表現する。
そして、動画構成画像生成部280は、動きベクトル算出部250が算出した動きベクトルで表現される部分領域、及び部分領域画像生成部270が生成した部分領域を含む動画構成画像を生成する。また、動画構成画像生成部280は、動きベクトル算出部250が算出した動きベクトルで表現される部分領域、及び部分領域画像生成部270が生成した部分領域の画像内容を含む動画構成画像を生成する。このため、動画生成装置100は、動きベクトルのみで表現することができるマクロブロックをトランジションデータから特定することによって、ブロックマッチングによって探索することなく迅速に動画構成画像を生成することができる。
なお、動画生成部214がMPEG符号化された動画を生成する場合には、同一部分領域特定部240は、トランジションデータ取得部212が取得したトランジションデータに基づいて、一の動画構成画像に含まれる予め定められた複数のマクロブロックのそれぞれと同一の画像内容の部分領域が、画像格納部210が格納している静止画又は他の動画構成画像に存在するか否かを特定する。そして、動きベクトル算出部250は、トランジションデータ取得部212が取得したトランジションデータに基づいて、同一部分領域特定部240が同一の画像内容の部分領域が存在すると判断したマクロブロックと、当該マクロブロックと同一の画像内容である、画像格納部210が格納している静止画又は他の動画構成画像に含まれる部分領域との間の位置の差を示す動きベクトルを算出する。また、部分領域画像生成部270は、トランジションデータ取得部212が取得したトランジションデータに基づいて、同一部分領域特定部240が同一の画像内容の部分画像が存在しないと判断したマクロブロックの画像内容を、画像格納部210が格納している静止画又は他の動画構成画像に含まれる複数の部分領域の一部を組み合わせて生成する。そして、動画構成画像生成部280は、動きベクトル算出部250が算出した動きベクトルで表現されるマクロブロック、及び部分領域画像生成部270が生成したマクロブロックを含む動画構成画像を生成する。
また、Iピクチャ生成部282は、トランジションデータ取得部212が取得したトランジションデータに基づいて、画像格納部210が格納している静止画から、動画構成画像をIピクチャとして生成する。そして、Pピクチャ生成部284は、トランジションデータ取得部212が取得したトランジションデータ及びIピクチャ生成部282が生成したIピクチャに基づいて、動画構成画像をPピクチャとして生成する。そして、同一部分領域特定部240は、トランジションデータ取得部212が取得したトランジションデータに基づいて、一の動画構成画像に含まれる予め定められた複数のマクロブロックのそれぞれと同一の画像内容の部分領域が、Iピクチャ生成部282が生成したIピクチャに存在するか否かを特定する。
そして、動きベクトル算出部250は、トランジションデータ取得部212が取得したトランジションデータに基づいて、同一部分領域特定部240が同一の画像内容の部分領域が存在すると判断したマクロブロックと、当該マクロブロックと同一の画像内容である、Iピクチャ生成部282が生成したIピクチャに含まれる部分領域との間の位置の差を示す動きベクトルを算出する。そして、Pピクチャ生成部284は、動きベクトル算出部250が算出した動きベクトルで表現されるマクロブロック及び部分領域画像生成部270が生成したマクロブロックを含む動画構成画像をPピクチャとして生成する。また、Bピクチャ生成部286は、トランジションデータ取得部212が取得したトランジションデータ並びにIピクチャ生成部282が生成したIピクチャ又はPピクチャ生成部284が生成したPピクチャとに基づいて、動画構成画像をBピクチャとして生成する。
具体的には、同一部分領域特定部240は、トランジションデータ取得部212が取得したトランジションデータに基づいて、一の動画構成画像に含まれる予め定められた複数のマクロブロックのそれぞれと同一の画像内容の部分領域が、Iピクチャ生成部282が生成したIピクチャ又はPピクチャ生成部284が生成したPピクチャに存在するか否かを特定する。そして、動きベクトル算出部250は、トランジションデータ取得部212が取得したトランジションデータに基づいて、同一部分領域特定部240が同一の画像内容の部分領域が存在すると判断したマクロブロックと、当該マクロブロックと同一の画像内容である、Iピクチャ生成部282が生成したIピクチャ又はPピクチャ生成部284が生成したPピクチャに含まれる部分領域との間の位置の差を示す動きベクトルを算出する。Bピクチャ生成部286は、動きベクトル算出部250が算出した動きベクトルで表現されるマクロブロック及び部分領域画像生成部270が生成したマクロブロックを含む動画構成画像をBピクチャとして生成する。
なお、トランジションデータ取得部212が、画像格納部210が格納している静止画又は他の動画構成画像を背景として移動するオブジェクトの移動を示すトランジションデータを取得する場合、オブジェクト移動ベクトル算出部220は、トランジションデータ取得部212が取得したオブジェクトの移動を示すトランジションデータに基づいて、Pピクチャとして生成すべき動画構成画像におけるオブジェクトの位置と、Iピクチャ生成部282が生成したIピクチャにおけるオブジェクトの位置との間の位置の差を示すオブジェクト移動ベクトルを算出する。
そして、同一部分領域特定部240は、オブジェクト移動ベクトル算出部220が算出したオブジェクト移動ベクトルに基づいて、Pピクチャとして生成すべき動画構成画像に含まれる複数のマクロブロックのうちの、オブジェクトに全範囲が含まれるマクロブロックのそれぞれと同一の画像内容の部分領域が、Iピクチャ生成部282が生成したIピクチャに存在するか否かを特定する。そして、動きベクトル算出部250は、オブジェクト移動ベクトル算出部220が算出したオブジェクト移動ベクトルを、同一部分領域特定部240が同一の画像内容の部分領域が存在すると判断したマクロブロックと、当該マクロブロックと同一の画像内容である、Iピクチャ生成部282が生成したIピクチャに含まれる部分領域との間の位置の差を示す動きベクトルとして算出する。そして、Pピクチャ生成部284は、動きベクトル算出部250が算出した動きベクトルで表現されるマクロブロック及び部分領域画像生成部270が生成したマクロブロックを含む動画構成画像をPピクチャとして生成する。
また、オブジェクト移動ベクトル算出部220は、トランジションデータ取得部212が取得したオブジェクトの移動を示すトランジションデータに基づいて、Bピクチャとして生成すべき動画構成画像におけるオブジェクトの位置と、Iピクチャ生成部282が生成したIピクチャ又はPピクチャ生成部284が生成したPピクチャにおけるオブジェクトの位置との間の位置の差を示すオブジェクト移動ベクトルを算出する。そして、同一部分領域特定部240は、オブジェクト移動ベクトル算出部220が算出したオブジェクト移動ベクトルに基づいて、Bピクチャとして生成すべき動画構成画像に含まれる複数のマクロブロックのうちの、オブジェクトに全範囲が含まれるマクロブロックのそれぞれと同一の画像内容の部分領域が、Iピクチャ生成部282が生成したIピクチャ又はPピクチャ生成部284が生成したPピクチャに存在するか否かを特定する。そして、動きベクトル算出部250は、オブジェクト移動ベクトル算出部220が算出したオブジェクト移動ベクトルを、同一部分領域特定部240が同一の画像内容の部分領域が存在すると判断したマクロブロックと、当該マクロブロックと同一の画像内容である、Iピクチャ生成部282が生成したIピクチャ又はPピクチャ生成部284が生成したPピクチャに含まれる部分領域との間の位置の差を示す動きベクトルとして算出する。そして、Bピクチャ生成部286は、動きベクトル算出部250が算出した動きベクトルで表現されるマクロブロック及び部分領域画像生成部270が生成したマクロブロックを含む動画構成画像をBピクチャとして生成する。
DCT変換部290は、動画構成画像生成部280がIピクチャ、Pピクチャ、又はBピクチャとして生成した、動画構成画像にDCT変換を施してDCT係数を算出する。DCT係数量子化部292は、DCT変換部290が算出したDCT係数に対して量子化を施すことによって、データ量が圧縮された動画構成画像を生成する。符号化部294は、DCT係数量子化部292が生成した動画構成画像に対して符号化を施すことによって、データ量が圧縮された動画構成画像を含む動画を生成する。具体的には、符号化部294は、動画構成画像に対してランレングス符号化及びハフマン符号化を施してよい。画像出力部205は、符号化部294が生成した動画構成画像を含む動画を、動画生成装置100の外部に出力する。例えば、画像出力部205は、DVD等の記録媒体に出力する。
以上説明したように、本実施例における動画生成装置100によれば、オブジェクト等の移動を示すトランジションデータから動きベクトルを直接的に算出することができる。また、動画生成装置100は、オブジェクトの輪郭部におけるマクロブロックについて、トランジションデータから直接的にDCT係数を算出したり差分画像信号を取得することができる。このため、静止画を加工して動画構成画像の画素データを生成してからMPEG符号化を施す場合に比べて、動画を高速に生成することができる。なお、本実施形態における静止画とは、アニメーションを構成する画像であってよく、アニメーションに含まれるオブジェクトの画像等の、アニメーションを構成する一枚の画像における部分画像であってよい。そして、動画生成装置100は、それらの複数の静止画からアニメーションを生成してよい。この場合でも、動画生成装置100はアニメーションを構成する画像の画素データを生成してからMPEG符号化を施す場合に比べてアニメーションを高速に生成することができるのは言うまでもない。
図3は、動画生成部214が生成する動画データの一例を示す。本図の例では、動画生成装置100は、静止画300を背景とした太陽を示すオブジェクトの移動を示す動画データを生成する。トランジションデータ取得部212は、連続して再生される動画構成画像間における、太陽を示すオブジェクトの座標の差(ベクトルΔTV301,302、303、304)をトランジションデータとして取得する。また、トランジションデータにはオブジェクトの初期位置も含まれており、動画生成部214は静止画300のトランジションデータで示されるオブジェクトの初期位置にオブジェクトの画像を重ねて、動画構成画像331を生成する。このとき、動画生成装置100は、動画構成画像331をIピクチャとして生成する。
そして、オブジェクト移動ベクトル算出部220は、動画構成画像334(Pピクチャ)を生成する場合に、トランジションデータで示される各ベクトルΔTVを、動画構成画像331(Iピクチャ)から順に加算していくことによって、当該動画構成画像との間のオブジェクトの位置の差を示すオブジェクト移動ベクトルV314を算出する。本図の例では、オブジェクト移動ベクトルTV314は、ΔTV301+ΔTV302+ΔTV303で表現することができる。他にも、トランジションデータ取得部212は、オブジェクトの速度の時間依存データを取得してもよく、Iピクチャからの時間的な積分によってオブジェクトが移動したオブジェクト移動ベクトルを算出してもよい。このどちらの場合でも、オブジェクト移動ベクトルの算出方法は、オブジェクトの位置変化の時間的な積分となる。
また、動画構成画像334(Pピクチャ)におけるオブジェクトの位置、オブジェクトの輪郭情報、及びマクロブロックの位置とから、オブジェクトの輪郭を含むマクロブロック371、372、373、及び374を特定することができる。そして、動画構成画像334(Pピクチャ)におけるオブジェクトと背景の境界部分の近傍の領域380において、オブジェクトに全領域が含まれるマクロブロック361、362、及び363は、それぞれオブジェクト移動ベクトルTV314の逆向きにずらせた位置のIピクチャにおける部分領域351、352、353と同一の画像内容となる。
また、動画構成画像334(Pピクチャ)におけるオブジェクトの位置、オブジェクトの輪郭情報、及びマクロブロックの位置とから、オブジェクトの輪郭を含むマクロブロック371、372、373、及び374を特定することができる。そして、このオブジェクトの輪郭を含むマクロブロック371、372、373、及び374の、オブジェクトより外側の周囲に存在するマクロブロック(例えば、マクロブロック381)は、全領域が背景に含まれる。このような、全領域が背景に含まれるマクロブロックの画像内容は、Iピクチャにおける当該マクロブロックの範囲内にオブジェクトが含まれない限り、そのマクロブロックの範囲のIピクチャの画像内容(背景の画像)と同一となる。したがって、全領域が背景に含まれるマクロブロックの画像内容は、動きベクトルを0、差分画像信号を0として表現することができる。
また、オブジェクトの輪郭を含むマクロブロック(例えば、マクロブロック372)は、背景画像とオブジェクトの画像とを合成することによって生成する。例えば、マクロブロック372におけるオブジェクトを含む領域391のオブジェクトの画像(例えば、動画構成画像331における画像341の部分)と、Iピクチャにおけるマクロブロック372で示される範囲の画像内容のうちの、オブジェクトの領域391以外の領域342の画像とを合成することによって、マクロブロック372の画像を生成することができる。
また、動画生成部214は、マクロブロック372の画像内容を、差分画像及び動きベクトルを用いて表現してもよい。例えば、オブジェクトの領域391の面積を算出して、マクロブロックの面積に対する領域391の面積が予め定められた基準面積より大きい場合に、動画構成画像331(Iピクチャ)の部分領域354との差分画像信号を生成し、生成した差分画像信号と、当該マクロブロックとの間のオブジェクト移動ベクトルによって、マクロブロック372の画像内容を表現してよい。また、マクロブロックの面積に対する領域391の面積が予め定められた基準面積以下である場合には、マクロブロック372の位置における動画構成画像331(Iピクチャ)の部分領域355との差分画像信号を生成し、生成した差分画像信号と動きベクトルを0として、マクロブロック372の画像内容を表現することができる。このように、動画生成装置100は、ブロックマッチングを行うことなく、トランジションデータに基づいて容易に類似する部分領域を特定することができる。
以上説明したように、動画生成装置100は、トランジションデータで示されるオブジェクトの移動情報の加算によって、同一の画像内容である画像を容易に特定することができる。このため、一旦動画構成画像の画素データを生成する場合に比べて、MPEG圧縮された動画をより迅速に生成することができる。特に、動きベクトルを算出するためのブロックマッチング等に相当する処理を、オブジェクトの移動情報の加算によって実現することができるので、動きベクトルをより高速に算出することができる。なお、トランジションデータで示されるオブジェクトの移動は、基準となる動画構成画像(例えば、Iピクチャ)におけるオブジェクトの位置と他の動画構成画像(Bピクチャ、Pピクチャ)におけるオブジェクトの位置の差が、1/2画素を最小単位とする値となることが望ましい。この場合、マクロブロックにおいては、MPEG符号化における動きベクトルはオブジェクト移動ベクトルと同一であり、かつ、差分データを0として表現することができるので、動画がより高い圧縮率で圧縮されるとともに、動画をより高速に生成することができる。
なお、本図の説明において、オブジェクトの移動を例に挙げて説明したが、トランジションデータは、静止画(Iピクチャ)に含まれる一部の領域の移動であってよい。この場合であっても、図3に関連した説明と同様の手法によって、トランジションデータに基づく領域の移動から、迅速に動画を生成することができる。
図4は、静止画の移り変わりの他の例を示す。本図の例では、動画生成部214は、画像の切り替わりを示す動画を生成する。具体的には、トランジションデータ取得部212は、静止画の移動を示すトランジションデータを取得する。図4の一例では、トランジションデータ取得部212は、静止画400が表示領域の左端に向かって移動しつつ、静止画401が静止画400と同じ速度で右端から移動してくるトランジションデータを取得する。具体的には、トランジションデータ取得部212は、静止画400と静止画401との表示境界線の移動速度V440を規定したトランジションデータを取得する。また、本図の例では、動画生成部214は、静止画400及び401を、それぞれ動画構成画像410及び420(Iピクチャ)として生成する。
そして、動画構成画像410(Iピクチャ)が再生されるタイミングから各動画構成画像を再生するそれぞれのタイミングまで境界線の速度を時間的に積分することによって、動画構成画像410(Iピクチャ)における境界線の位置(本図の例では、表示領域の右端)からの境界線の移動ベクトルTV423を算出する。この場合、図3で説明したオブジェクトの移動におけるオブジェクト移動ベクトルと動きベクトルとの関連と同様に、マクロブロック423aの画像内容は、動画構成画像410を参照して、境界線の移動ベクトルTV423と0の差分画像信号で表現することができる。また、同様に、マクロブロック423bは、動画構成画像420(Iピクチャ)を参照して、境界線の移動ベクトルTV423と0の差分画像信号で表現することができる。
また、本図における画像の切り替わりを示す他の例では、動画生成部214は、静止画400から静止画401の表示を切り替える動画において、静止画401の画像内容を表示する領域を、右下から左上に向けて拡大していく動画を生成する。具体的には、動画生成部214は、静止画400から動画構成画像450をIピクチャとして生成し、静止画401から、当該Iピクチャの次のIピクチャである動画構成画像460を生成する。具体的には、トランジションデータ取得部212は、X方向及びY方向のそれぞれの表示境界線の移動速度Vx490及びVy490を示すトランジションデータを取得する。本例における動画では、動画構成画像451、452、453のマクロブロックの中で、表示境界線を含まないマクロブロックは、全て前後のIピクチャの動画構成画像に含まれている。したがって、動画構成画像を全てBピクチャとして生成すれば、表示境界線を含むマクロブロック以外のマクロブロックでは、動きベクトルの成分を0で表現することができることがトランジションデータから直接的に判断することができる。
なお、上記いずれの画像の切り替え例においても、表示境界線を含むマクロブロックの画像内容を、図3における境界を含むマクロブロックの合成方法についての説明と同様にして、静止画400及び401の画像内容、境界線の位置、及び当該マクロブロックの位置から容易に合成することができる。また、マクロブロックの画像内容をIピクチャとの差分により表現する場合であっても、静止画400及び410どちらからとの差分をとるかの選択及び差分を算出する領域の選択を、トランジションデータから直接的に算出することができる。
以上説明したように、境界線の移動ベクトルから直接的に、動きベクトルと差分画像信号とを得ることができるので、動画構成画像の画素データを一旦生成してからMPEG符号化を行う場合に比べて、動画の生成時間を大幅に削減することができる。なお、図3及び図4において、説明を簡単にするために、動画におけるIピクチャを、1つの静止画とオブジェクトとから、又は1つの静止画から生成する場合について説明したが、複数の静止画を合成した画像をIピクチャとして生成してよいのは言うまでもない。また、トランジションデータ取得部212は、複数の静止画を合成した画像を動画構成画像として生成する旨のトランジションデータを取得してよい。
図5は、動画生成装置100の第2の実施例におけるブロック構成の一例を示す。本実施例の動画生成装置100は、図2から図4にかけて説明した動画生成において、画像の境界部分のマクロブロックにおける画像の生成をより高速化することを目的とする。具体的には、本実施例の動画生成装置100は、動画構成画像における静止画の境界部分を含むマクロブロックのDCT係数を、静止画における境界部分の画像内容を含むマクロブロックのDCT係数の加算によって直接的に生成することを特徴とする。したがって、第1の実施例における動画生成装置100の機能に本実施例において説明する動画生成装置100の機能を組み入れることによって、動画の生成速度をさらに向上することができる。
本実施例の動画生成装置100は、指示入力部600、画像出力部605、画像格納部610、トランジションデータ取得部612、及び動画生成部614を備える。動画生成部614は、境界部分領域特定部645、動きベクトル算出部650、境界部分領域面積算出部662、部分領域画像生成部670、動画構成画像生成部680、DCT変換部690、DCT係数量子化部692、及び符号化部694を有する。また、動画構成画像生成部680は、Iピクチャ生成部682、Pピクチャ生成部684、及びBピクチャ生成部686を含む。
画像格納部610は、複数の静止画を格納する。そして、トランジションデータ取得部612は、画像格納部610が格納している第1静止画と第2静止画との境界線を動画においてどのように移動させるかを示すトランジションデータを取得する。そして、動画生成部614は、トランジションデータ取得部612が取得したトランジションデータに基づいて、画像格納部610が格納している静止画から複数の動画構成画像を生成して、生成した複数の動画構成画像を含む動画を生成する。
具体的には、DCT変換部690は、画像格納部610が格納している第1静止画及び第2静止画にDCT変換を施して、第1静止画及び第2静止画に含まれる複数の部分領域のDCT係数を算出する。そして、境界部分領域特定部645は、トランジションデータ取得部612が取得したトランジションデータに基づいて、一の動画構成画像に含まれる予め定められた複数の部分領域が、画像格納部610が格納している第1静止画と第2静止画との境界線に交差するか否かを特定する。なお、境界部分領域特定部645は、第1の実施例において説明した境界部分領域特定部245の動作と同様に、例えばトランジションデータによって示される第1静止画及び第2静止画の移動に基づいて、部分領域が第1静止画と第2静止画との境界線に交差するか否かを特定することができる。
そして、部分領域画像生成部670は、境界部分領域特定部645が境界線に交差すると判断した部分領域のDCT係数を、境界線の近傍に存在する第1静止画内の部分領域についてDCT変換部690が算出したDCT係数と、境界線の近傍に存在する第2静止画内の部分領域についてDCT変換部690が算出したDCT係数とから生成する。そして、動画構成画像生成部680は、部分領域画像生成部670が生成した部分領域のDCT係数を含む動画構成画像を生成する。
具体的には、部分領域画像生成部670は、境界部分領域特定部645が境界線に交差すると判断した部分領域のDCT係数を、境界線の近傍に存在する第1静止画の部分領域のDCT係数と、境界線の近傍に存在する第2静止画内の部分領域のDCT係数とを周波数成分毎に平均化することによって生成する。また、部分領域画像生成部670は、境界部分領域特定部645が境界線に交差すると判断した部分領域のDCT係数を、境界線の近傍に存在する第1静止画内の部分領域のDCT係数と、境界線の近傍に存在する第2静止画内の部分領域のDCT係数とを、トランジションデータ取得部612が取得したトランジションデータに基づいて重み付けして平均化することによって生成してもよい。トランジションデータ取得部212は、境界において背景又はオブジェクトのどちらをより重み付けするかを示すトランジションデータを取得し、これを重み付け平均のためのデータとしてもよい。
なお、部分領域画像生成部670は、複数の動画構成画像のそれぞれにおいて境界部分領域特定部645が境界線に交差すると判断した部分領域のDCT係数を算出する場合に、トランジションデータ取得部612が取得したトランジションデータに基づいて、境界線の近傍に存在する第1静止画内の部分領域のDCT係数と、境界線の近傍に存在する第2静止画内の部分領域のDCT係数とを、動画において連続する複数の動画構成画像のそれぞれについて異なる重み付けで平均化することによって生成してもよい。これにより、動画生成装置100は、例えばオブジェクトが移動するにつれてオブジェクトの背景に対する合成比率を徐々に上げていく等といった、動画の閲覧者に対する視覚的効果を容易に加えることができる。
また、境界部分領域面積算出部662は、トランジションデータ取得部612が取得したトランジションデータに基づいて、境界部分領域特定部645が境界線に交差すると判断した部分領域に含まれる第1静止画の面積を算出する。そして、部分領域画像生成部670は、境界部分領域面積算出部662が算出した第1静止画の面積がより大きい場合に、第1静止画内の部分領域のDCT係数をより大きく重み付けして、境界部分領域特定部645が境界線に交差すると判断した部分領域のDCT係数を算出する。例えば、部分領域画像生成部670は、境界部分領域面積算出部662が算出した第1静止画の面積の部分領域に対する比率がより大きい場合に、第1静止画内の部分領域のDCT係数をより大きく重み付けして、境界部分領域特定部645が境界線に交差すると判断した部分領域のDCT係数を算出する。
なお、トランジションデータ取得部612は、画像格納部610が格納している第2静止画に対する、画像格納部610が格納している第1静止画の移動を示すトランジションデータを取得してよい。そして、境界部分領域特定部645は、トランジションデータ取得部612が取得した第1静止画の移動を示すトランジションデータに基づいて、一の動画構成画像に含まれる予め定められた複数の部分領域が、画像格納部610が格納している第1静止画と第2静止画との境界線に交差するか否かを特定する。そして、部分領域画像生成部670は、境界部分領域特定部645が境界線に交差すると判断した部分領域のDCT係数を、境界線の近傍に存在する第1静止画内の部分領域のDCT係数と、境界線の近傍に存在する第2静止画内の部分領域のDCT係数とから生成する。具体的には、部分領域画像生成部670は、境界線の近傍に存在する第1静止画内の部分領域のDCT係数と境界線の近傍に存在する第2静止画内の部分領域のDCT係数とを周波数成分毎に平均化することによって生成する。
また、動きベクトル算出部650は、トランジションデータ取得部612が取得したトランジションデータに基づいて、境界部分領域特定部645が境界線に交差しないと判断した部分領域と、当該部分領域と同一の画像内容である、画像格納部610が格納している静止画又は他の動画構成画像に含まれる部分領域との間の位置の差を示す動きベクトルを算出する。例えば、動きベクトル算出部650は、トランジションデータ取得部612が取得した第2静止画に対する第1静止画の移動を示すトランジションデータに基づいて、動きベクトルを算出する。なお、動きベクトル算出部650の具体的な動作の詳細は、第1実施形態における動画生成装置100の、動きベクトル算出部250と同様であるので、説明を省略する。そして、動画構成画像生成部680は、動きベクトル算出部650が算出した動きベクトルで表現される部分領域、及び部分領域画像生成部670が生成した部分領域のDCT係数を含む動画構成画像を生成する。
なお、動画生成部614は、画像格納部610が格納している複数の静止画が移り変わるMPEG符号化された動画を生成してよい。具体的には、境界部分領域特定部645は、トランジションデータ取得部612が取得したトランジションデータに基づいて、一の動画構成画像に含まれる予め定められた複数のマクロブロックが、画像格納部610が格納している第1静止画と第2静止画との境界線に交差するか否かを特定する。そして、部分領域画像生成部670は、境界部分領域特定部645が境界線に交差すると判断したマクロブロックのDCT係数を、境界線の近傍に存在する第1静止画内のマクロブロックのDCT係数と、境界線の近傍に存在する第2静止画内のマクロブロックのDCT係数とを周波数成分毎に平均化することによって生成する。
また、動きベクトル算出部650は、トランジションデータ取得部612が取得したトランジションデータに基づいて、境界部分領域特定部645が境界線に交差しないと判断したマクロブロックと、当該マクロブロックと同一の画像内容である、画像格納部610が格納している静止画又は他の動画構成画像に含まれる部分領域との間の位置の差を示す動きベクトルを算出する。そして、動画構成画像生成部680は、動きベクトル算出部650が算出した動きベクトルで表現されるマクロブロック、及び部分領域画像生成部670が生成したマクロブロックのDCT係数を含む動画構成画像を生成する。
具体的には、Iピクチャ生成部682は、動画構成画像生成部680は、トランジションデータ取得部612が取得したトランジションデータに基づいて、画像格納部610が格納している静止画から、動画構成画像をIピクチャとして生成する。また、Pピクチャ生成部684は、トランジションデータ取得部612が取得したトランジションデータ及びIピクチャ生成部682が生成したIピクチャとに基づいて、動画構成画像をPピクチャとして生成する。そして、動きベクトル算出部650は、トランジションデータ取得部612が取得したトランジションデータに基づいて、境界部分領域特定部645が境界線に交差しないと判断したマクロブロックと、当該マクロブロックと同一の画像内容である、Iピクチャ生成部682が生成したIピクチャに含まれる部分領域との間の位置の差を示す動きベクトルを算出する。そして、Pピクチャ生成部684は、動きベクトル算出部650が算出した動きベクトルで表現されるマクロブロックを含む動画構成画像をPピクチャとして生成する。
また、Bピクチャ生成部686は、トランジションデータ取得部612が取得したトランジションデータ並びにIピクチャ生成部682が生成したIピクチャ又Pピクチャ生成部684が生成したPピクチャとに基づいて、動画構成画像をBピクチャとして生成する。そして、動きベクトル算出部650は、トランジションデータ取得部612が取得したトランジションデータに基づいて、境界部分領域特定部645が境界線に交差しないと判断したマクロブロックと、当該マクロブロックと同一の画像内容である、Iピクチャ生成部682が生成したIピクチャ又はPピクチャ生成部684が生成したPピクチャに含まれる部分領域との間の位置の差を示す動きベクトルを算出する。そして、Bピクチャ生成部686は、動きベクトル算出部650が算出した動きベクトルで表現されるマクロブロックを含む動画構成画像をBピクチャとして生成する。
DCT係数量子化部292は、動画構成画像生成部280がIピクチャ、Pピクチャ、又はBピクチャとして生成した動画構成画像に含まれるDCT係数に対して量子化を施すことによって、データ量が圧縮された動画構成画像を生成する。符号化部294は、DCT係数量子化部292が生成した動画構成画像に対して符号化を施すことによって、データ量が圧縮された動画構成画像を含む動画を生成する。画像出力部205は、符号化部294が生成した動画構成画像を含む動画を、動画生成装置100の外部に出力する。例えば、画像出力部205は、DVD等の記録媒体等に出力する。
以上説明したように、本実施例における動画生成装置100によれば、P又はBピクチャを生成するためにDCT変換をすることないので、画素データを生成してDCT変換を施す場合に比べてより高速に生成することができる。
図6は、境界線を含むマクロブロックのDCT係数を算出する処理の一例を示す。本図における処理の一例は、境界線を含むマクロブロックの画像データの算出方法以外は、図3において説明したトランジションデータと同等であるので、相違点を除いて説明を省略する。
DCT変換部690は、動画構成画像331(Iピクチャ)に含まれる各マクロブロックに対してDCT変換を施すことによって、DCT係数を算出する。具体的には、DCT変換部690は、オブジェクトを含む、動画構成画像における縦横それぞれ16画素のマクロブロック354の輝度信号を、縦横それぞれ8画素を有する4つのブロック毎にDCT係数をそれぞれ算出する。また、DCT変換部690は、マクロブロック354において、Cr及びCbの色差信号のそれぞれについて、縦横それぞれ8画素分のブロックのDCT係数としてそれぞれ算出する。同様に、オブジェクトの背景となるマクロブロック355についても、輝度信号、並びにCr及びCbの色差信号のそれぞれのブロックにおいて、それぞれDCT係数を算出する。
そして、マクロブロック354及び355の各ブロックについて計算されたDCT係数を、周波数成分毎に加重平均することによって、マクロブロックの、輝度信号、並びに色差信号Cr及びCbのDCT係数を算出する。なお、輝度信号の各ブロックにおけるDCT係数の平均化は、同じ位置のブロックとのDCT係数の平均化であることは言うまでもない。また、言うまでもなく、マクロブロック354のCr信号のDCT係数とマクロブロック355のCr信号のDCT係数とを平均化し、ブロック354のCb信号のDCT係数とブロック355のCb信号のDCT係数とを平均化する。本図の例では、マクロブロック354の輝度信号における1つのブロックのDC成分I701と、マクロブロック355の輝度信号における1つのブロックのDC成分I702と、それぞれに対する重み付け係数α及びβを用いて、マクロブロック372の輝度信号における1つのブロックのDC成分(α×I701+β×I702)を算出する例が図示されている。
以上説明した処理によって、境界部を含むマクロブロックの画像内容のDCT係数を、予め計算されたDCT係数の平均化によって直接的に算出することができる。したがって、画素データからDCT変換を施す場合に比べて、境界部を含むマクロブロックの画像内容のDCT係数をより高速に生成することができる。このようなDCT係数の平均化によって得られる画像は、背景とオブジェクトとを重ね合わせた画像となるので、例えば背景画像をオブジェクトが移動する画像において、オブジェクトと背景の境界部分を正確に表現された画像にはならない。しかし、動画の閲覧者の目には、移動するオブジェクトの周囲には背景とオブジェクトの画像とが残像として残るので、動くオブジェクトはぼやけて見える。このため、オブジェクトの輪郭を含むマクロブロックの画像が、背景とオブジェクトとが重畳されても、閲覧者は違和感を感じることなく閲覧することができる。
なお、このようなDCT係数の平均化処理を施す場合、IピクチャにおけるオブジェクトとP又はBピクチャにおけるオブジェクトとの、x方向及びy方向の位置の差はマクロブロックのサイズ(16画素)と一致することが望ましい。当該差が一致する場合、P又はBピクチャにおいて境界線を含むマクロブロックに含まれるオブジェクトの部分及び背景の部分と一致する部分は、Iピクチャにおけるいずれかのマクロブロックに含まれることになるので、マクロブロックの画像内容をより正確に生成することができる。一方、当該差が一致しない場合であっても、境界線を含むマクロブロックに含まれるオブジェクトと一致する面積が最も大きいマクロブロックと、境界線を含むマクロブロックに含まれる背景と一致する面積の画像が最も大きいマクロブロックとについてDCT係数を平均化してよい。このように、オブジェクトと背景の境界線の近傍に存在するマクロブロックのDCT係数を平均化することによって、境界線に交差するマクロブロック画像内容を表すDCT係数を近似的に算出することができる。また、DCT係数の平均化における重み付け係数α及びβで重み付けすることによって、オブジェクトの境界部分において視覚的効果を含ませることができる。例えば、複数の動画構成画像において、より後のタイミングで再生される動画構成画像におけるオブジェクトの重み(α)を増加させていくことによって、境界におけるオブジェクトの強調度を変化させることもできる。
図7は、第1及び第2の実施例に係る動画生成装置100のハードウェア構成の一例を示す。動画生成装置100は、ホスト・コントローラ1582により相互に接続されるCPU1505、RAM1520、グラフィック・コントローラ1575、及び表示装置1580を有するCPU周辺部と、入出力コントローラ1584によりホスト・コントローラ1582に接続される通信インターフェイス1530、ハードディスクドライブ1540、及びCD−ROMドライブ1560を有する入出力部と、入出力コントローラ1584に接続されるROM1510、フレキシブルディスク・ドライブ1550、及び入出力チップ1570を有するレガシー入出力部とを備える。
ホスト・コントローラ1582は、RAM1520と、高い転送レートでRAM1520をアクセスするCPU1505、及びグラフィック・コントローラ1575とを接続する。CPU1505は、ROM1510、及びRAM1520に格納されたプログラムに基づいて動作し、各部の制御を行う。グラフィック・コントローラ1575は、CPU1505等がRAM1520内に設けたフレーム・バッファ上に生成する画像データを取得し、表示装置1580上に表示させる。これに代えて、グラフィック・コントローラ1575は、CPU1505等が生成する画像データを格納するフレーム・バッファを、内部に含んでもよい。
入出力コントローラ1584は、ホスト・コントローラ1582と、比較的高速な入出力装置であるハードディスクドライブ1540、通信インターフェイス1530、CD−ROMドライブ1560を接続する。ハードディスクドライブ1540は、CPU1505が使用するプログラム、及びデータを格納する。通信インターフェイス1530は、ネットワーク通信装置1598に接続してプログラムまたはデータを送受信する。CD−ROMドライブ1560は、CD−ROM1595からプログラムまたはデータを読み取り、RAM1520を介してハードディスクドライブ1540、及び通信インターフェイス1530に提供する。
また、入出力コントローラ1584には、ROM1510と、フレキシブルディスク・ドライブ1550、及び入出力チップ1570の比較的低速な入出力装置とが接続される。ROM1510は、動画生成装置100が起動時に実行するブート・プログラムや、動画生成装置100のハードウェアに依存するプログラム等を格納する。フレキシブルディスク・ドライブ1550は、フレキシブルディスク1590からプログラムまたはデータを読み取り、RAM1520を介してハードディスクドライブ1540、及び通信インターフェイス1530に提供する。入出力チップ1570は、フレキシブルディスク・ドライブ1550や、例えばパラレル・ポート、シリアル・ポート、キーボード・ポート、マウス・ポート等を介して各種の入出力装置を接続する。
CPU1505が実行するプログラムは、フレキシブルディスク1590、CD−ROM1595、またはICカード等の記録媒体に格納されて利用者によって提供される。記録媒体に格納されたプログラムは圧縮されていても非圧縮であってもよい。プログラムは、記録媒体からハードディスクドライブ1540にインストールされ、RAM1520に読み出されてCPU1505により実行される。
CPU1505により実行されるプログラムは、第1の実施例における動画生成装置100を、図1から図4にかけて説明した、指示入力部200、画像出力部205、画像格納部210、トランジションデータ取得部212、動画生成部214として機能させる。また、当該プログラムは、動画生成部214を、オブジェクト移動ベクトル算出部220、領域移動ベクトル算出部225、オブジェクト位置特定部230、同一部分領域特定部240、動きベクトル算出部250、類似部分領域特定部260、部分領域画像生成部270、動画構成画像生成部280、DCT変換部290、DCT係数量子化部292、及び符号化部294として機能させる。また、当該プログラムは、類似部分領域特定部260を、境界部分領域面積算出部262及び類似部分領域選択部264として機能させ、同一部分領域特定部240を、境界部分領域特定部245として機能させる。また、当該プログラムは、動画構成画像生成部280を、Iピクチャ生成部282、Pピクチャ生成部284、及びBピクチャ生成部286として機能させる。また、CPU1505により実行されるプログラムは、第2の実施例における動画生成装置100を、図1、図5、及び図6に関連して説明した、指示入力部600、画像出力部605、画像格納部610、トランジションデータ取得部612、及び動画生成部614として機能させる。また、当該プログラムは、動画生成部614を、境界部分領域特定部645、動きベクトル算出部650、境界部分領域面積算出部662、部分領域画像生成部670、動画構成画像生成部680、DCT変換部690、DCT係数量子化部692、及び符号化部694として機能させる。また、当該プログラムは、動画構成画像生成部680を、Iピクチャ生成部682、Pピクチャ生成部684、及びBピクチャ生成部686として機能させる。
以上に示したプログラムは、外部の記憶媒体に格納されてもよい。記憶媒体としては、フレキシブルディスク1590、CD−ROM1595の他に、DVDやPD等の光学記録媒体、MD等の光磁気記録媒体、テープ媒体、ICカード等の半導体メモリ等を用いることができる。また、専用通信ネットワークやインターネットに接続されたサーバシステムに設けたハードディスクまたはRAM等の記憶装置を記録媒体として使用し、ネットワークを介してプログラムを動画生成装置100に提供してもよい。
以上、実施形態を用いて本発明を説明したが、本発明の技術的範囲は上記実施形態に記載の範囲には限定されない。上記実施形態に、多様な変更又は改良を加えることができる。そのような変更又は改良を加えた形態も本発明の技術的範囲に含まれ得ることが、特許請求の範囲の記載から明らかである。
動画生成装置100の利用環境の一例を示す図である。 動画生成装置100の第1の実施例におけるブロック構成の一例を示す図である。 動画生成部214が生成する動画データの一例を示す図である。 動画生成部214が生成する動画データの他の一例を示す図である。 動画生成装置100の第2の実施例におけるブロック構成の一例を示す図である。 境界線を含むマクロブロックのDCT係数を算出する処理の一例を示す図である。 動画生成装置100のハードウェア構成の一例を示す図である。
符号の説明
100 動画生成装置
110 撮像装置
130 動画データ
150 DVD
170 デジタルフォトショップ
190 ユーザ
200 指示入力部
205 画像出力部
210 画像格納部
212 トランジションデータ取得部
214 動画生成部
220 オブジェクト移動ベクトル算出部
225 領域移動ベクトル算出部
230 オブジェクト位置特定部
240 同一部分領域特定部
245 境界部分領域特定部
250 動きベクトル算出部
260 類似部分領域特定部
262 境界部分領域面積算出部
264 類似部分領域選択部
270 部分領域画像生成部
280 動画構成画像生成部
282 Iピクチャ生成部
284 Pピクチャ生成部
286 Bピクチャ生成部
290 DCT変換部
292 DCT係数量子化部
294 符号化部
600 指示入力部
605 画像出力部
610 画像格納部
612 トランジションデータ取得部
614 動画生成部
645 境界部分領域特定部
650 動きベクトル算出部
662 境界部分領域面積算出部
670 部分領域画像生成部
680 動画構成画像生成部
682 Iピクチャ生成部
684 Pピクチャ生成部
686 Bピクチャ生成部
690 DCT変換部
692 DCT係数量子化部
694 符号化部

Claims (13)

  1. 複数の静止画が移り変わる動画を生成する動画生成装置であって、
    複数の静止画を、どのように移り変わらせるかを示すトランジションデータを取得するトランジションデータ取得部と、
    前記トランジションデータ取得部が取得したトランジションデータに基づいて、静止画から複数の動画構成画像を生成して、生成した複数の動画構成画像を含む動画を生成する動画生成部と
    を備え、
    前記動画生成部は、
    前記トランジションデータ取得部が取得したトランジションデータに基づいて、一の動画構成画像に含まれる予め定められた複数の部分領域のそれぞれと同一の画像内容の部分領域が、静止画又は他の動画構成画像に存在するか否かを特定する同一部分領域特定部と、
    前記トランジションデータ取得部が取得したトランジションデータに基づいて、前記同一部分領域特定部が同一の画像内容の部分領域が存在すると判断した部分領域と、当該部分領域と同一の画像内容である、静止画又は他の動画構成画像に含まれる部分領域との間の位置の差を示す動きベクトルを算出する動きベクトル算出部と、
    前記動きベクトル算出部が算出した動きベクトルで表現される部分領域を含む動画構成画像を生成する動画構成画像生成部と
    を有する動画生成装置。
  2. 前記動画生成部は、
    前記トランジションデータ取得部が取得したトランジションデータに基づいて、前記同一部分領域特定部が同一の画像内容の部分画像が存在しないと判断した部分領域の画像内容を、静止画又は他の動画構成画像から生成する部分領域画像生成部
    をさらに有し、
    前記動画構成画像生成部は、前記動きベクトル算出部が算出した動きベクトルで表現される部分領域、及び前記部分領域画像生成部が生成した部分領域の画像内容を含む動画構成画像を生成する
    請求項1に記載の動画生成装置。
  3. 前記トランジションデータ取得部は、静止画の少なくとも一部の移動領域の移動を示すトランジションデータを取得し、
    前記動画生成部は、
    前記トランジションデータ取得部が取得した移動領域の移動を示すトランジションデータに基づいて、一の動画構成画像における移動領域の位置と、静止画又は他の動画構成画像における移動領域の位置との間の位置の差を示す領域移動ベクトルを算出する領域移動ベクトル算出部
    をさらに有し、
    前記同一部分領域特定部は、前記領域移動ベクトル算出部が算出した領域移動ベクトルに基づいて、一の動画構成画像に含まれる予め定められた複数の部分領域のうちの、移動領域に全範囲が含まれる部分領域のそれぞれと同一の画像内容の部分領域が、静止画又は他の動画構成画像に存在するか否かを特定し、
    前記動きベクトル算出部は、前記領域移動ベクトル算出部が算出した領域移動ベクトルを、前記同一部分領域特定部が同一の画像内容の部分領域が存在すると判断した部分領域と、当該部分領域と同一の画像内容である、静止画又は他の動画構成画像に含まれる部分領域との間の位置の差を示す動きベクトルとして算出する
    請求項2に記載の動画生成装置。
  4. 前記トランジションデータ取得部は、静止画又は他の動画構成画像を背景として移動するオブジェクトの移動を示すトランジションデータを取得し、
    前記動画生成部は、
    前記トランジションデータ取得部が取得したオブジェクトの移動を示すトランジションデータに基づいて、一の動画構成画像におけるオブジェクトの位置と、静止画又は他の動画構成画像におけるオブジェクトの位置との間の位置の差を示すオブジェクト移動ベクトルを算出するオブジェクト移動ベクトル算出部
    をさらに有し、
    前記同一部分領域特定部は、前記オブジェクト移動ベクトル算出部が算出したオブジェクト移動ベクトルに基づいて、一の動画構成画像に含まれる予め定められた複数の部分領域のうちの、オブジェクトに全範囲が含まれる部分領域のそれぞれと同一の画像内容の部分領域が、静止画又は他の動画構成画像に存在するか否かを特定し、
    前記動きベクトル算出部は、前記オブジェクト移動ベクトル算出部が算出したオブジェクト移動ベクトルを、前記同一部分領域特定部が同一の画像内容の部分領域が存在すると判断した部分領域と、当該部分領域と同一の画像内容である、静止画又は他の動画構成画像に含まれる部分領域との間の位置の差を示す動きベクトルとして算出する
    請求項2に記載の動画生成装置。
  5. 前記同一部分領域特定部は、前記オブジェクト移動ベクトル算出部が算出したオブジェクト移動ベクトルに基づいて、一の動画構成画像に含まれる予め定められた複数の部分領域のうちの、オブジェクトが移動する背景に全範囲が含まれる部分領域のそれぞれと同一の画像内容の部分領域が、静止画又は他の動画構成画像に存在するか否かをさらに特定し、
    前記動きベクトル算出部は、前記同一部分領域特定部が同一の画像内容の部分領域が背景に含まれる部分領域の動きベクトルを0とする
    請求項4に記載の動画生成装置。
  6. 前記トランジションデータ取得部は、静止画又は動画構成画像を背景として移動するオブジェクトの移動量及び移動方向の時間的変化を示すトランジションデータを取得し、
    前記オブジェクト移動ベクトル算出部は、前記トランジションデータ取得部が取得したトランジションデータに含まれるオブジェクトの移動量及び移動方向の時間的変化を時間的に積分することによって、一の動画構成画像と他の動画構成画像との間のオブジェクトの位置の差を示すオブジェクト移動ベクトルを算出する
    請求項4に記載の動画生成装置。
  7. 前記動画生成部は、複数の静止画が移り変わるMPEG符号化された動画を生成し、
    前記同一部分領域特定部は、前記トランジションデータ取得部が取得したトランジションデータに基づいて、一の動画構成画像に含まれる予め定められた複数のマクロブロックのそれぞれと同一の画像内容の部分領域が、静止画又は他の動画構成画像に存在するか否かを特定し、
    前記動きベクトル算出部は、前記トランジションデータ取得部が取得したトランジションデータに基づいて、前記同一部分領域特定部が同一の画像内容の部分領域が存在すると判断したマクロブロックと、当該マクロブロックと同一の画像内容である、静止画又は他の動画構成画像に含まれる部分領域との間の位置の差を示す動きベクトルを算出し、
    前記動画構成画像生成部は、前記動きベクトル算出部が算出した動きベクトルで表現されるマクロブロックを含む、MPEG符号化された動画構成画像を生成する
    請求項1に記載の動画生成装置。
  8. 前記動画構成画像生成部は、
    前記トランジションデータ取得部が取得したトランジションデータに基づいて、静止画から、動画構成画像をIピクチャとして生成するIピクチャ生成部と、
    前記トランジションデータ取得部が取得したトランジションデータ及び前記Iピクチャ生成部が生成したIピクチャに基づいて、動画構成画像をPピクチャとして生成するPピクチャ生成部と
    を含み、
    前記同一部分領域特定部は、前記トランジションデータ取得部が取得したトランジションデータに基づいて、一の動画構成画像に含まれる予め定められた複数のマクロブロックのそれぞれと同一の画像内容の部分領域が、前記Iピクチャ生成部が生成したIピクチャに存在するか否かを特定し、
    前記動きベクトル算出部は、前記トランジションデータ取得部が取得したトランジションデータに基づいて、前記同一部分領域特定部が同一の画像内容の部分領域が存在すると判断したマクロブロックと、当該マクロブロックと同一の画像内容である、前記Iピクチャ生成部が生成したIピクチャに含まれる部分領域との間の位置の差を示す動きベクトルを算出し、
    前記Pピクチャ生成部は、前記動きベクトル算出部が算出した動きベクトルで表現されるマクロブロックを含む動画構成画像をPピクチャとして生成する
    請求項7に記載の動画生成装置。
  9. 前記動画構成画像生成部は、
    前記トランジションデータ取得部が取得したトランジションデータ並びに前記Iピクチャ生成部が生成したIピクチャ又は前記Pピクチャ生成部が生成したPピクチャとに基づいて、動画構成画像をBピクチャとして生成するBピクチャ生成部
    をさらに含み、
    前記同一部分領域特定部は、前記トランジションデータ取得部が取得したトランジションデータに基づいて、一の動画構成画像に含まれる予め定められた複数のマクロブロックのそれぞれと同一の画像内容の部分領域が、前記Iピクチャ生成部が生成したIピクチャ又は前記Pピクチャ生成部が生成したPピクチャに存在するか否かを特定し、
    前記動きベクトル算出部は、前記トランジションデータ取得部が取得したトランジションデータに基づいて、前記同一部分領域特定部が同一の画像内容の部分領域が存在すると判断したマクロブロックと、当該マクロブロックと同一の画像内容である、前記Iピクチャ生成部が生成したIピクチャ又は前記Pピクチャ生成部が生成したPピクチャに含まれる部分領域との間の位置の差を示す動きベクトルを算出し、
    前記Bピクチャ生成部は、前記動きベクトル算出部が算出した動きベクトルで表現されるマクロブロックを含む動画構成画像をBピクチャとして生成する
    請求項8に記載の動画生成装置。
  10. 前記トランジションデータ取得部は、静止画又は他の動画構成画像を背景として移動するオブジェクトの移動を示すトランジションデータを取得し、
    前記動画生成部は、
    前記トランジションデータ取得部が取得したオブジェクトの移動を示すトランジションデータに基づいて、Pピクチャとして生成すべき動画構成画像におけるオブジェクトの位置と、前記Iピクチャ生成部が生成したIピクチャにおけるオブジェクトの位置との間の位置の差を示すオブジェクト移動ベクトルを算出するオブジェクト移動ベクトル算出部
    をさらに有し、
    前記同一部分領域特定部は、前記オブジェクト移動ベクトル算出部が算出したオブジェクト移動ベクトルに基づいて、Pピクチャとして生成すべき動画構成画像に含まれる複数のマクロブロックのうちの、オブジェクトに全範囲が含まれるマクロブロックのそれぞれと同一の画像内容の部分領域が、前記Iピクチャ生成部が生成したIピクチャに存在するか否かを特定し、
    前記動きベクトル算出部は、前記オブジェクト移動ベクトル算出部が算出したオブジェクト移動ベクトルを、前記同一部分領域特定部が同一の画像内容の部分領域が存在すると判断したマクロブロックと、当該マクロブロックと同一の画像内容である、前記Iピクチャ生成部が生成したIピクチャに含まれる部分領域との間の位置の差を示す動きベクトルとして算出し、
    前記Pピクチャ生成部は、前記動きベクトル算出部が算出した動きベクトルで表現されるマクロブロックを含む動画構成画像をPピクチャとして生成する
    請求項9に記載の動画生成装置。
  11. 前記オブジェクト移動ベクトル算出部は、前記トランジションデータ取得部が取得したオブジェクトの移動を示すトランジションデータに基づいて、Bピクチャとして生成すべき動画構成画像におけるオブジェクトの位置と、前記Iピクチャ生成部が生成したIピクチャ又は前記Pピクチャ生成部が生成したPピクチャにおけるオブジェクトの位置との間の位置の差を示すオブジェクト移動ベクトルを算出し、
    前記同一部分領域特定部は、前記オブジェクト移動ベクトル算出部が算出したオブジェクト移動ベクトルに基づいて、Bピクチャとして生成すべき動画構成画像に含まれる複数のマクロブロックのうちの、オブジェクトに全範囲が含まれるマクロブロックのそれぞれと同一の画像内容の部分領域が、前記Iピクチャ生成部が生成したIピクチャ又は前記Pピクチャ生成部が生成したPピクチャに存在するか否かを特定し、
    前記動きベクトル算出部は、前記オブジェクト移動ベクトル算出部が算出したオブジェクト移動ベクトルを、前記同一部分領域特定部が同一の画像内容の部分領域が存在すると判断したマクロブロックと、当該マクロブロックと同一の画像内容である、前記Iピクチャ生成部が生成したIピクチャ又は前記Pピクチャ生成部が生成したPピクチャに含まれる部分領域との間の位置の差を示す動きベクトルとして算出し、
    前記Bピクチャ生成部は、前記動きベクトル算出部が算出した動きベクトルで表現されるマクロブロックを含む動画構成画像をBピクチャとして生成する
    請求項10に記載の動画生成装置。
  12. 複数の静止画が移り変わる動画を生成する動画生成方法であって、
    複数の静止画を、どのように移り変わらせるかを示すトランジションデータを取得するトランジションデータ取得段階と、
    前記トランジションデータ取得段階において取得されたトランジションデータに基づいて、静止画から複数の動画構成画像を生成して、生成した複数の動画構成画像を含む動画を生成する動画生成段階と
    を備え、
    前記動画生成段階は、
    前記トランジションデータ取得段階において取得されたトランジションデータに基づいて、一の動画構成画像に含まれる予め定められた複数の部分領域のそれぞれと同一の画像内容の部分領域が、静止画又は他の動画構成画像に存在するか否かを特定する同一部分領域特定段階と、
    前記トランジションデータ取得段階において取得されたトランジションデータに基づいて、前記同一部分領域特定段階において同一の画像内容の部分領域が存在すると判断された部分領域と、当該部分領域と同一の画像内容である、静止画又は他の動画構成画像に含まれる部分領域との間の位置の差を示す動きベクトルを算出する動きベクトル算出段階と、
    前記動きベクトル算出段階において算出された動きベクトルで表現される部分領域を含む動画構成画像を生成する動画構成画像生成段階と
    を有する動画生成方法。
  13. 複数の静止画が移り変わる動画を生成する動画生成装置用のプログラムであって、前記動画生成装置を、
    複数の静止画を、どのように移り変わらせるかを示すトランジションデータを取得するトランジションデータ取得部、
    前記トランジションデータ取得部が取得したトランジションデータに基づいて、静止画から複数の動画構成画像を生成して、生成した複数の動画構成画像を含む動画を生成する動画生成部
    として機能させ、前記動画生成部を、
    前記トランジションデータ取得部が取得したトランジションデータに基づいて、一の動画構成画像に含まれる予め定められた複数の部分領域のそれぞれと同一の画像内容の部分領域が、静止画又は他の動画構成画像に存在するか否かを特定する同一部分領域特定部、
    前記トランジションデータ取得部が取得したトランジションデータに基づいて、前記同一部分領域特定部が同一の画像内容の部分領域が存在すると判断した部分領域と、当該部分領域と同一の画像内容である、静止画又は他の動画構成画像に含まれる部分領域との間の位置の差を示す動きベクトルを算出する動きベクトル算出部、
    前記動きベクトル算出部が算出した動きベクトルで表現される部分領域を含む動画構成画像を生成する動画構成画像生成部
    として機能させるプログラム。
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