JP2007096786A - 無線lan通信装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】チャネルを決定する際の適切な基準を設けることにより、フレームの衝突を回避して無線LANシステムのスループットを向上する無線LAN通信装置を提供すること。
【解決手段】基本チャネルと、当該基本チャネルと周波数方向に連続する拡張チャネルとを使用する通信可能な無線LAN通信装置であるアクセスポイント101に、複数のチャネルにおける、他の無線LAN通信装置による使用の状態を監視するチャネル監視部130と、前記他の無線LAN通信装置が使用している基本チャネルから、当該他の無線LAN通信装置が使用する可能性のある拡張チャネルの数だけ間を空けたチャネルを、自装置の基本チャネルとして決定するチャネル決定手段としてのチャネル設定制御部150と、を設けた。
【選択図】図1

Description

本発明は、無線LAN通信装置に関し、特に、基本チャネルと、拡張チャネルとを使用する通信可能な無線LAN通信装置に関する。
従来、パケット交換型の無線通信システムとして、IEEE802規格に準拠した無線LAN(Local Area Network)がある。このIEEE802規格に準拠した無線LANは、オフィスでの無線ネットワークや、家庭内ネットワーク、公衆無線アクセスのインフラとして広く用いられている。IEEE802.11aやIEEE802.11g(非特許文献1および2参照)は、それぞれ5GHz帯、2.4GHz帯において、20MHzの周波数帯域を使い、最大54Mbpsの無線伝送を提供する規格である。
さらに、IEEE802のワーキンググループは、IEEE802.11a,gとのバックワードコンパチビリティを保ちつつ、100Mbps以上のスループットを達成する無線規格としてIEEE802.11nの標準化を進めている。
IEEE802.11nでは、さらなる伝送速度の向上を目的として、送受信端に複数のアンテナを備えて無線伝送を行う多入力多出力(MIMO:Multi-Input Multi-Output)伝送技術や、従来20MHzだった周波数帯域を隣接する2つのチャネル(以下、この主に利用するチャネルを「基本チャネル」、帯域拡張時に利用するチャネルを「拡張チャネル」と呼ぶことがある)を用いて40MHzに拡大する技術が盛り込まれている。
周波数帯域を40MHzに拡大する技術については、例えば非特許文献3や特許文献1で開示されている。これらの文献では、OFDM信号のサブキャリアの周波数帯域及び間隔をIEEE802.11a,11gと同じとし、サブキャリア数を倍に増やすことで、周波数帯域を拡大するようになっている。このようにすることで、物理層での伝送速度をIEEE802.11aやIEEE802.11gの場合の約2倍にできる。
ただし、周波数帯域を拡大することは、1つの無線LAN通信装置が周波数資源を多く使用することになり、他の無線LAN通信装置が周波数資源を利用する機会を減少させる点において周波数効率を下げることとなるため、非特許文献1では必要なときだけ周波数帯域を拡大する方法が提案されている。
特開2004―247985号公報 IEEE Std 802.11a−1999、"Part11:Wireless LAN Medium Access Control (MAC) and Physical Layer (PHY) specifications High−speed Physical Layer in the 5 GHz Band" IEEE Std 802.11gTM−2003、"Part11:Wireless LAN Medium Access Control (MAC) and Physical Layer (PHY) specifications Amendment 4:Further Higher Data Rate Extension in the 2.4 GHz Band" Syed Aon Mujitaba et al、"TGn Sync Proposal Technical Specification、"IEEE802.11−04/0889r5、May 2005.
ところで、上述したような、従来の、通信帯域幅を柔軟に拡大可能な無線LAN通信装置が、無線LANシステムにおいて用意されているチャネル群の中からどのように自装置が利用するチャネル(基本チャネル、拡張チャネル)を決定するのかについては、何ら配慮がなされていない。
しかしながら、何の基準も設けずに各アクセスポイントが利用するチャネルを独自に決定したのでは、回避可能なフレームの衝突も回避することができず、ひいては無線LANシステムにおけるスループットの低下を引き起こす問題がある。
本発明は、かかる点に鑑みてなされたものであり、チャネルを決定する際の適切な基準を設けることにより、フレームの衝突を回避して無線LANシステムのスループットを向上する無線LAN通信装置を提供することを目的とする。
本発明の無線LAN通信装置は、基本チャネルと、当該基本チャネルと周波数方向に連続する拡張チャネルとを使用する通信可能な無線LAN通信装置であって、複数のチャネルにおける、他の無線LAN通信装置による使用の状態を監視するチャネル監視手段と、前記他の無線LAN通信装置が使用している基本チャネルから、当該他の無線LAN通信装置が使用する可能性のある拡張チャネルの数だけ間を空けたチャネルを、自装置の基本チャネルとして決定するチャネル決定手段と、を具備する構成を採る。
本発明によれば、フレームの衝突を回避して無線LANシステムのスループットを向上する無線LAN通信装置を提供することができる。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。なお、実施の形態において、同一の構成要素には同一の符号を付し、その説明は重複するので省略する。
(実施の形態1)
図1に示すように実施の形態1のアクセスポイント(AP)101は、受信RF部110と、物理(PHY)フレーム復調部120と、チャネル監視部130と、MACフレームデコード部140と、チャネル設定制御部150と、MACフレーム生成部160と、物理(PHY)フレーム生成部170と、送信RF部180とを有する。そして、アクセスポイント(AP)101は、IEEE802.11n規格に準拠した通信が可能に構成されており、所定の帯域幅を持つ基本チャネルによる通信を行うことができ、さらにこの基本チャネル以外のチャネルにも利用するチャネルを拡張することができるように構成されている。ここでは、各チャネルは20MHzの帯域幅を持っているものとして説明を行う。そして、アクセスポイント101は、2つのチャネル、すなわち40MHzの帯域幅を利用した通信および20MHzの帯域幅である1つのチャネルのみを利用した通信のそれぞれを行うことができる。
受信RF部110は、他のアクセスポイントおよび端末から送信された信号を、アンテナを介して受信して、所定の処理(増幅、周波数変換等)を施してRF受信処理後の信号をチャネル監視部130およびPHYフレーム復調部120に出力する。
チャネル監視部130は、受信RF部110での受信チャネルを制御しながら、チャネルごとにキャリアセンスして、チャネルごとの、他のアクセスポイント又は端末のチャネル利用状況を監視する。そして、チャネル監視部130は、チャネルの利用状況に係る情報(チャネル利用状況情報)をチャネル設定制御部150に出力する。具体的には、チャネル監視部130は、キャリアセンス回路と制御回路とから構成される。
チャネル設定制御部150は、チャネル監視部130からのチャネル利用状況情報を入力し、このチャネル利用状況に基づいて、他のアクセスポイントによるチャネルの利用状況を把握する。さらに、チャネルを利用している上記他のアクセスポイントに対して当該他のアクセスポイントにおける「チャネル設定状況情報」を要求し、この要求に対する応答に基づいて、自装置が端末との通信に利用するチャネルを決定する。なお、この「チャネル設定状況情報」とは、アクセスポイントにおける拡張チャネルの有無、当該拡張チャネルの利用可能性などを含むものである。
チャネル設定制御部150における、このチャネルの決定には、基本チャネルの選択(すなわち、基本チャネルをどのチャネルにするのか)、拡張チャネルの確保および利用(すなわち、拡張チャネルを用意するのか、さらに用意した拡張チャネルを端末の通信に利用するのか)が含まれる。なお、ここでは、拡張チャネルは1つであり、また、基本チャネルと拡張チャネルとは、周波数方向で隣接しているものとして説明する。
そして、チャネル設定制御部150は、決定したチャネルに基づいて、送信RF部180の送信チャネルおよび受信RF部110の受信チャネルを制御する。また、チャネル設定制御部150は、他のアクセスポイントから上記チャネル設定状況情報の要求を受けたときには、自装置の拡張チャネルおよびこの拡張チャネルの利用可能性について応答する。
PHYフレーム復調部120は、RF受信処理後のベースバンド信号を入力して復調し、復調後の信号をMACフレームデコード部140に出力する。このPHYフレーム復調部120は、例えば、一般的な物理層の復調回路で構成される。
MACフレームデコード部140は、復調後の信号を入力し、その信号に含まれるMACヘッダを外したデータ部分を上位層に係る処理を行う機能部に出力するとともに、そのMACヘッダの内容に応じて、MACヘッダに含まれる所定の情報および上記データ部分をチャネル設定制御部150に出力する。ここで、後述するように本実施の形態におけるMACフレームデータは、そのMACヘッダのコントロールフィールドに、上記チャネル設定状況情報を要求する旨を示す情報、または、この要求に対しての応答である旨を示す情報が含められている。
そこで、具体的には、MACフレームデコード部140は、コントロールフィールドに上記チャネル設定状況情報を要求する旨を示す情報が含められているときには、その情報をチャネル設定制御部150に出力する。また、MACフレームデコード部140は、コントロールフィールドに上記要求に対しての応答である旨を示す情報が含められているときには、その情報とともに、応答してきた他のアクセスポイントにおける、自装置の拡張チャネルおよびこの拡張チャネルの利用可能性に係る情報が含められたチャネル設定状況情報をチャネル設定制御部150に出力する。このMACフレームデコード部140の構成の詳細については、後述する。
MACフレーム生成部160は、チャネル設定制御部150からの制御信号に基づいた、MACヘッダを生成し、このMACヘッダを入力データに付加したMACフレームデータをPYHフレーム生成部170に出力する。
具体的には、チャネル設定制御部150から、他のアクセスポイントに対してチャネル設定状況情報を要求する旨の制御信号を入力するときには、MACフレーム生成部160は、チャネル設定状況情報を要求する旨の情報を含めたMACヘッダを生成する。また、チャネル設定制御部150から、他のアクセスポイントからの上記チャネル設定状況情報の要求に応答する旨の制御情報を入力するときには、MACフレーム生成部160は、応答フレームである旨の情報を含めたMACヘッダを生成するとともに、このMACヘッダとチャネル設定制御部150にて管理するチャネル設定状況情報とを含めたMACフレームデータを生成する。なお、上述のとおり、この「チャネル設定状況情報」には、チャネル設定制御部150にて管理する自装置の拡張チャネルおよびこの拡張チャネルの利用可能性に係る情報が含まれる。
詳細には、図2に示すようにMACフレーム生成部160は、コントロールフィールド生成部161と、Duration生成部162と、宛先アドレス生成部163と、送信元アドレス生成部164と、MACヘッダ構成部165と、MACフレーム構成部166とを有する。
コントロールフィールド生成部161は、MACフレームのコントロールフィールドに含める情報を生成する。ここでは、コントロールフィールド生成部161は、チャネル設定制御部150からの上記制御情報を入力し、その内容に応じた情報を生成する。具体的には、チャネル設定制御部150からの上記制御情報が他のアクセスポイントに対してチャネル設定状況情報を要求する旨を示す場合には、チャネル設定状況情報の要求を示すビット系列を生成しMACヘッダ構成部165に出力する。また、チャネル設定制御部150からの上記制御情報がチャネル設定状況情報の要求に対しての応答である旨を示す場合には、チャネル設定状況情報の要求に対しての応答を示すビット系列を生成しMACヘッダ構成部165に出力する。
Duration生成部162は、MACヘッダの領域であるDurationに含める情報を生成し、MACヘッダ構成部165に出力する。この情報は、他の通信装置の送信データとの衝突を防止するために付加されるものであり、自装置が無線回線を使用する予定期間を規定している。
宛先アドレス生成部163は、MACフレームデータの送信先のMACアドレスを生成する。また、送信元アドレス生成部164は、自装置のMACアドレスを生成する。
MACヘッダ構成部165は、コントロールフィールド生成部161、Duration生成部162、宛先アドレス生成部163、および送信元アドレス生成部164にて生成された各情報を入力し、所定の領域に配置したMACヘッダを形成する。具体的には、図3に示すように、先頭からコントロールフィールド、Duration、宛先アドレス、送信元アドレスの順番で配置したMACフレームが形成される。MACヘッダ構成部165にて形成されたMACヘッダは、MACフレーム構成部166に出力される。
MACフレーム構成部166は、チャネル設定制御部150からの上記制御情報と、上記チャネル設定状況情報と、MACヘッダ構成部165にて上記制御情報に応じて形成されたMACヘッダとを入力し、当該制御情報に応じたMACフレームを形成する。具体的には、MACフレーム構成部166は、上記制御情報が他のアクセスポイントに対してチャネル設定状況情報を要求する旨を示す場合には、基本的に、入力したMACヘッダのみ(図3に示すように、FCSが付加されていてもよい)をMACフレームデータとしてPHYフレーム生成部170に出力する。また、MACフレーム構成部166は、制御情報がチャネル設定状況情報の要求に対する応答である旨を示す場合には、入力するチャネル設定状況情報にMACヘッダ構成部165にて生成されたMACヘッダを付加してMACフレームデータを形成(図4参照)し、PHYフレーム生成部170に出力する。
PHYフレーム生成部170は、MACフレームデータを入力し、物理ヘッダを付加した上で変調を施して、物理層のフレームデータ(PHYフレームデータ)として送信RF部180に出力する。
送信RF部180は、ベースバンド信号であるPHYフレームデータを入力し、所定の無線処理(周波数変換、増幅、帯域制限等)を施して、アンテナを介して送信する。
ここで、MACフレームデコード部140の構成について図5を参照して説明する。
同図に示すようにMACフレームデコード部140は、コントロールフィールドデコード部142と、チャネル設定状況デコード部144とを有する。
コントロールフィールドデコード部142は、PHYフレーム復調部120からの復調後の信号を入力する。アクセスポイント101が送受信するフレームは、例えば、図3又は図4に示すような構成を採っているので、コントロールフィールドデコード部142は、フレームのMACヘッダのコントロールフィールドをデコードし、このコントロールフィールドに含まれる情報に応じて、出力を変更する。すなわち、コントロールフィールドデコード部142は、受信したフレームのコントロールフィールドに含まれる情報が、他のアクセスポイントに対してチャネル設定状況情報を要求する旨を示す場合には、チャネル設定状況情報の要求である旨の情報をチャネル設定制御部150に出力する。
また、コントロールフィールドデコード部142は、受信したフレームのコントロールフィールドに含まれる情報が、チャネル設定状況情報の要求に対する応答である旨を示す場合には、チャネル設定状況情報の要求に対する応答である旨の情報、およびチャネル設定状況情報が含まれるフィールドをチャネル設定状況デコード部144に出力する。
チャネル設定状況デコード部144は、上記フィールドをデコードして、デコードしたチャネル設定状況情報、および、要求に対する応答である旨の情報をチャネル設定制御部150に出力する。
上記構成を有するアクセスポイント101の動作について、図6乃至図8を参照して説明する。
図6に示すように実施の形態1の無線LANシステム300は、アクセスポイント101(101−1、101−2)と、端末102(102−1、102−2)とを有する。このアクセスポイント101および端末102は、20MHzを基本チャネルとして通信を行い、隣接する20MHzの拡張チャネルも利用して計40MHzの帯域を利用した通信が可能なものである。また、同図には図示していないが、20MHzの基本チャネルのみ使用可能なアクセスポイントと端末も無線LANシステム300内に混在している。また、同図において、アクセスポイント101−1と、このアクセスポイントがサービスする端末102−1とから、BSS(Basic Service Set)103−1が構成されている。同様に、アクセスポイント101−2と、端末102−2とから、BSS103−2が構成されている。
また、無線LANシステム300にて利用可能なチャネルは、図7に示すように複数チャネル用意されている。同図では説明を簡単にするためにチャネル1〜4の4チャネルが用意されるものとする。各チャネルは、5.15GHzから5.25GHzまでの100MHz帯域の中に配置されている。各チャネルの中心周波数は、チャネル1から順に5.17GHz、5.19GHz、5.21GHz、5.23GHzである。各チャネルの周波数帯域幅は、20MHzである。
ここで、アクセスポイント101−1が端末102−1との間でチャネル1を利用した通信を行っているときに、アクセスポイント101−2が端末102−2との通信に利用するチャネルを決定する場合、図8のステップST1001において、チャネル監視部130−2を用いてキャリアセンス(すなわち、チャネルの利用状況の監視)することにより、アクセスポイント101−1がチャネル1を利用していることが分かる。しかしながら、アクセスポイント101−2において、アクセスポイント101−1が20MHzのみを利用することが可能なものであるのか、40MHzの帯域幅を利用可能であるが現時点ではチャネル1のみを利用しており、将来的に40MHzの通信を行うためにチャネル2にまで利用帯域を拡張する可能性があるのかを判断することができない。
そこで、アクセスポイント101−2においては、新たに自装置が利用するチャネルを確保する場合には、チャネル設定制御部150−2の制御により、キャリアセンスをすることでチャネル1を利用していることが分かったアクセスポイント101−1に対して、上記チャネル設定状況情報を要求するフレームを送信する(ステップST1002)。
アクセスポイント101−1においては、チャネル設定状況情報を要求するフレームを受信すると、チャネル設定制御部150−1の制御により、かかる要求に対する応答フレームである旨をMACヘッダに含め、且つ、自装置のチャネル設定状況情報に当該MACヘッダを付加したフレームを送信する(ステップST1003)。ここでは、このチャネル設定状況情報には、自装置(アクセスポイント101−1)が40MHzの帯域幅を用いた通信を行える装置であり(すなわち、自装置の通信能力情報)、拡張チャネルがチャネル2であること、および、現在利用していない拡張チャネルの利用可能性(すなわち、拡張チャネルであるチャネル2を利用する可能性の有無情報)が含まれることになる。
アクセスポイント101−2においては、アクセスポイント101−1からのチャネル設定状況情報を含んだフレームを受信し、そのチャネル設定状況情報に基づいて、チャネル設定制御部150−2の制御により、チャネル設定を行う。
具体的には、ここではアクセスポイント101−1は40MHzの通信を行うことができることが前提となっているので、40MHzの通信が可能であり拡張チャネルがチャネル2である旨の情報が受信フレームに含まれている。
そして、拡張チャネルを利用する可能性が有る旨の情報が受信フレームに含まれている場合には、アクセスポイント101−2のチャネル設定制御部150−2は、アクセスポイント101−1の基本チャネル(ここでは、チャネル1)および拡張チャネル(ここでは、チャネル2)を除く、設定チャネル候補(チャネル3又はチャネル4)のうちから基本チャネルを選択する。
一方、拡張チャネルを利用する可能性が無い旨の情報が受信フレームに含まれている場合には、アクセスポイント101−2のチャネル設定制御部150−2は、アクセスポイント101−1の拡張チャネル(ここでは、チャネル2)も設定チャネル候補に含めて、これらのうちから基本チャネルを選択する。
さらに好ましくは、拡張チャネルを利用する可能性が無い旨の情報が受信フレームに含まれている場合には、アクセスポイント101−2のチャネル設定制御部150−2は、アクセスポイント101−1が現在利用している基本チャネルであるチャネル1に隣接するチャネル2を自装置の基本チャネルとして選択する。こうすることにより、アクセスポイント101−1および101−2以外の他のアクセスポイント(2チャネル利用可能)が新たにチャネルを確保するときには、チャネル4を基本チャネルとして選択することができ、チャネルの利用効率を向上することができる。
詳細には、アクセスポイント101−2が、基本チャネルをチャネル3とすることでアクセスポイント101−1との送信フレームの衝突は回避できるものの、他のアクセスポイントが新たにチャネルを確保すると衝突を回避することができない。しかしながら、アクセスポイント101−1がチャネル2にチャネルを拡張する可能性がない場合には、アクセスポイント101−2がそのチャネル2を基本チャネルとすることにより、衝突を回避しつつ新たなアクセスポイントのチャネル確保を許容することができるため、チャネルの利用効率を向上することができる。
なお、上記無線LANシステム300には、20MHzのみ利用可能なアクセスポイントも含まれている。このアクセスポイントが、上記アクセスポイント101−1と同様にチャネル1を利用しており、アクセスポイント101−2からのチャネル設定状況情報の要求フレームに対して応答する機能を有している場合には、応答フレームに含まれる上記通信能力情報が20MHzのみ利用が可能であることを示すので、アクセスポイント101−2は、上述の拡張チャネルを利用する可能性が無い場合と同様に、チャネル2も設定チャネル候補に含めることができる。
一方、このアクセスポイントが上記応答する機能を有していない場合には、アクセスポイント101−2は、上記要求フレームを送信してから一定期間以内に応答がないときには、そのアクセスポイントは20MHzのみ利用可能なものであると判断して、チャネル2も設定チャネル候補に含めることができる。
なお、上記説明においては、アクセスポイント間でチャネル設定状況の要求、応答を行う実施の形態について説明を行った。しかしながら、このような遣り取りを行わなくても、チャネル設定制御部150がチャネル監視部130にて他のアクセスポイントで利用されているチャネルを検出し、この検出したチャネルから、アクセスポイントが拡張可能な(拡張する可能性のある)チャネル数(本実施の形態においては、1チャネル)だけ間を空けて、自装置のチャネル設定を行うだけでも、アクセスポイントの送信フレームの衝突を回避することができる。その結果、無線LANシステム300におけるスループットの向上が期待できる。
しかし、上記説明のように、アクセスポイント間でチャネル設定状況の要求、応答を行うことにより、フレームの衝突回避により無線LANシステム300におけるスループットの向上を図ることができ、且つ、チャネルの利用効率を向上することができる。
またなお、上記説明においては、アクセスポイント101が他のアクセスポイントに対してチャネル設定状況情報を要求するときには、その旨の情報をMACヘッダに含めたフレームを送信するものとして説明しているが、このフレームに対して自装置のチャネル設定状況のうち通信能力情報を含めて送信することも可能である。こうすることにより、他のアクセスポイントがまた新たにチャネルを自装置のチャネルを設定するときに、アクセスポイント101の通信能力を知っていることで、チャネル設定状況情報をアクセスポイント101に対して送信する必要が無いケースもあるので、両アクセスポイント間で遣り取りするフレームを削減することができるため、システムにおける無線資源を効率よく使用することができる。
このように実施の形態1によれば、基本チャネルと、当該基本チャネルと周波数方向に連続する拡張チャネルとを使用する通信可能な無線LAN通信装置であるアクセスポイント101(上記動作説明においては、アクセスポイント101−2)に、複数のチャネルにおける、他の無線LAN通信装置(上記動作説明においては、アクセスポイント101−1)による使用の状態を監視するチャネル監視部130と、前記他の無線LAN通信装置が使用している基本チャネルから、当該他の無線LAN通信装置が使用する可能性のある拡張チャネルの数だけ間を空けたチャネルを、自装置の基本チャネルとして決定するチャネル決定手段としてのチャネル設定制御部150と、を設けた。
こうすることにより、他の無線LAN通信装置が使用する可能性のある拡張チャネルを避けて、自装置の基本チャネルを決定することができるので、他の無線LAN通信装置が送信するフレーム(特に、端末102との間でのフレーム)と、自装置のフレームとの衝突を回避することができるため、無線LANシステムにおけるスループットを向上することができる。
また、アクセスポイント101(上記動作説明においては、アクセスポイント101−2)に、前記他の無線LAN通信装置に対して、前記拡張チャネルの使用可能性に関する確認情報(チャネル設定状況情報の要求情報)を送信する確認情報送信手段としてのMACフレーム生成部160を設け、前記チャネル決定手段としてのチャネル設定制御部150は、前記確認情報への応答に応じて、前記他の無線LAN通信装置の基本チャネルに隣接するチャネルまたは前記他の無線LAN通信装置が使用する拡張チャネルの数だけ間を空けたチャネルを、自装置の基本チャネルとして決定する
こうすることにより、確認情報に対する応答によっては、他の無線LAN通信装置が使用している基本チャネルに隣接したチャネルを、自装置の基本チャネルとして決定できるので、無線LANシステムにおけるチャネルを効率よく使用することが可能となり、チャネルの利用効率を向上することができる。
また、前記チャネル決定手段としてのチャネル設定制御部150は、前記確認情報(チャネル設定状況情報の要求情報)に対応する応答情報が前記拡張チャネルを利用する可能性がないことを示すときに、および、前記確認情報に対する応答がないときに、前記他の無線LAN通信装置の基本チャネルに隣接するチャネルを自装置の基本チャネルとして決定する。
こうすることにより、他の無線LAN通信装置が拡張チャネルを利用する可能性がないときには自装置の基本チャネルを他の無線LAN基地局装置の基本チャネルに隣接させて決定することができるので、無線LANシステムにおけるチャネルを効率よく使用することが可能となり、チャネルの利用効率を向上することができる。また更に、確認情報に対する応答がないときにも、他の無線LAN基地局装置の基本チャネルと自装置の基本チャネルを隣接して配置させることができ、特に、他の無線LAN通信装置が、応答する機能を有しておらず、且つ、基本チャネルのみの通信が可能なものであっても、無線LANシステムにおけるチャネルを効率よく使用することが可能となり、チャネルの利用効率を向上することができる。
また、前記確認情報送信手段としてのMACフレーム生成部160は、MACヘッダを生成し、前記確認情報(チャネル設定状況情報の要求情報)を当該MACヘッダに含めて送信する。特に、本実施の形態では、MACヘッダのコントロールフィールドに、確認情報(チャネル設定状況情報の要求情報)を含めて送信する。さらに、確認情報(チャネル設定状況情報の要求情報)は、ビット系列から構成されている。
また、実施の形態1によれば、基本チャネルと、当該基本チャネルと周波数方向に連続する拡張チャネルとを使用する通信可能な無線LAN通信装置であるアクセスポイント101(上記動作説明においては、アクセスポイント101−1)に、他の無線LAN通信装置(上記動作説明では、アクセスポイント101−2)からの確認情報(チャネル設定状況情報の要求情報)に応じて、自装置の拡張チャネルおよび当該拡張チャネルの使用可能性を含むチャネル設定状況情報を生成するチャネル設定状況情報生成手段としてのチャネル設定制御部150と、前記チャネル設定状況情報を前記確認情報に対する応答情報として送信する応答情報送信手段としてのMACフレーム生成部160と、を設けた。
こうすることにより、確認情報を送信してきた他の無線LAN通信装置(上記動作説明では、アクセスポイント101−2)が、自装置(上記動作説明においては、アクセスポイント101−1)のチャネル設定状況を把握して、チャネルを決定することができるので、フレームの衝突を回避することができるため、無線LANシステムにおけるスループットを向上することができる。
また、前記応答情報送信手段としてのMACフレーム生成部160は、前記応答情報である旨を示す情報を含めたMACヘッダを生成し、前記チャネル設定状況情報に前記MACヘッダを付加したMACフレームを応答情報として送信する。特に、本実施の形態では、MACヘッダのコントロールフィールドに、応答情報を含めて送信する。さらに、応答情報は、ビット系列から構成されている。
(実施の形態2)
実施の形態1では、MACヘッダのコントロールフィールドに、チャネル設定状況情報の要求、応答の種別に係る情報を含め、さらに、応答に係るときには、データ部分に自装置のチャネル設定状況情報を含めたフレームの遣り取りを行った。これに対して、実施の形態2においては、既存のフィールドを用いるのではなく、MACヘッダにチャネル設定状況情報の要求を示すビットを配置するフィールドと、応答を示すビットを配置するフィールを設ける。
図9に示すように実施の形態2のMACフレーム生成部160は、コントロールフィールド生成部410と、チャネル設定状況要求ビット生成部412と、チャネル設定状況応答ビット生成部414と、MACヘッダ構成部416と、MACフレーム構成部418とを有する。
コントロールフィールド生成部410は、従来のMACフレームと同様に、コントロールフィールドに含める情報を生成する。
チャネル設定状況要求ビット生成部412は、チャネル設定制御部150からの制御情報を入力し、その内容に応じた情報を生成する。具体的には、チャネル設定制御部150からの上記制御情報が、他のアクセスポイントに対してチャネル設定状況情報を要求する旨を示す場合には、チャネル設定状況情報の要求を示すビット系列を生成し、MACヘッダ構成部416に出力する。例えば、チャネル設定状況情報の要求のときには、1を生成し、それ以外のときには、0を生成する。
チャネル設定状況応答ビット生成部414は、チャネル設定制御部150からの制御情報を入力し、その内容に応じた情報を生成する。具体的には、チャネル設定制御部150からの上記制御情報が、チャネル設定状況情報の要求に対しての応答である旨を示す場合には、チャネル設定状況情報の要求に対しての応答を示すビット系列を生成し、MACヘッダ構成部416に出力する。例えば、チャネル設定状況情報の要求に対しての応答のときには、1を生成し、それ以外のときには、0を生成する。
MACヘッダ構成部416は、コントロールフィールド生成部410、チャネル設定状況要求ビット生成部412、チャネル設定状況応答ビット生成部414、Duration生成部162、宛先アドレス生成部163、および送信元アドレス生成部164にて生成された各情報を入力し、所定の領域に配置したMACヘッダを形成する。具体的には、図10に示すように、先頭からコントロールフィールド、チャネル設定状況要求ビット、チャネル設定状況応答ビット、Duration、宛先アドレス、送信元アドレスの順番で配置したMACフレームが形成される。MACヘッダ構成部416にて形成されたMACヘッダは、MACフレーム構成部418に出力される。
MACフレーム構成部418は、チャネル設定制御部150からの上記制御情報と、上記チャネル設定状況情報と、MACヘッダ構成部416にて上記制御情報に応じて形成されたMACヘッダとを入力し、当該制御情報に応じたMACフレームを形成する。具体的には、MACフレーム構成部418は、上記制御情報が他のアクセスポイントに対してチャネル設定状況情報を要求する旨を示す場合には、基本的に、入力したMACヘッダのみ(図10に示すように、FCSが付加されていてもよい)をMACフレームデータとしてPHYフレーム生成部170に出力する。また、MACフレーム構成部418は、制御情報がチャネル設定状況情報の要求に対する応答である旨を示す場合には、入力するチャネル設定状況情報に、MACヘッダ構成部416にて生成されたMACヘッダを付加してMACフレームデータを形成(図11参照)し、PHYフレーム生成部170に出力する。
図12に示すように実施の形態2のMACフレームデコード部140は、チャネル設定状況要求・応答ビットデコード部420と、チャネル設定状況デコード部422とを有する。
チャネル設定状況要求・応答ビットデコード部420は、PHYフレーム復調部120からの復調後の信号を入力する。アクセスポイント101が送受信するフレームは、例えば、図10又は図11に示すような構成を採っているので、チャネル設定状況要求・応答ビットデコード部420は、フレームのチャネル設定状況要求ビットのフィールドと、チャネル設定状況応答ビットのフィールドとに含まれる情報に応じて、出力を変更する。すなわち、チャネル設定状況要求・応答ビットデコード部420は、受信したフレームのチャネル設定状況要求ビットのフィールドに含まれる情報が、他のアクセスポイントに対してチャネル設定状況情報を要求する旨を示す場合には、チャネル設定状況情報の要求である旨の情報をチャネル設定制御部150に出力する。また、チャネル設定状況要求・応答ビットデコード部420は、受信したフレームのチャネル設定状況応答ビットのフィールドに含まれる情報が、チャネル設定状況情報の要求に対する応答である旨を示す場合には、チャネル設定状況情報の要求に対する応答である旨の情報、およびチャネル設定状況情報が含まれるフィールドをチャネル設定状況デコード部422に出力する。
チャネル設定状況デコード部422は、上記フィールドをデコードして、デコードしたチャネル設定状況情報、および、要求に対する応答である旨の情報をチャネル設定制御部150に出力する。
なお、上記説明においては、フレームがチャネル設定状況の要求又は応答のいずれであるかを示すために、要求および応答の各々を示すためのフィールを設ける場合について説明を行ったが、これに限定されるものではなく、1つのフィールドを設けてこのフィールドに含められる情報に基づいて、フレームがチャネル設定状況の要求又は応答のいずれであるかを判断してもよい。そして、その1つのフィールドには、チャネル設定状況情報の要求のときには、ビットとして1を入れ、チャネル設定状況情報の要求に対しての応答のときには、ビットとして0を入れてもよい。
このように実施の形態2によれば、確認情報送信手段としてのMACフレーム生成部160は、MACヘッダを生成し、前記確認情報を当該MACヘッダに含めて送信する。特に、本実施の形態では、MACヘッダに新たなフィールド、即ちチャネル設定状況要求ビットフィールドと、チャネル設定状況応答ビットフィールドとを設けた。ただし、これらのフィールドを1つにし、1ビットで、チャネル設定状況要求とチャネル設定状況応答とを判別可能にすることもできる。
(実施の形態3)
実施の形態1においては、アクセスポイント間でチャネル設定要求情報の要求・応答という遣り取りを行うことにより、チャネルの効率的利用を実現するアクセスポイントの説明を行った。これに対して、実施の形態3においては、さらに他のアクセスポイントにより、実施の形態1における基本チャネル設定を行った後に、互いの拡張チャネルを重複させる設定を行い、アクセスポイント間で、重複するチャネルの有効利用を図ることにより、チャネルの更なる効率的利用を実現する。
具体的には、第1のアクセスポイントが図7のチャネル1を基本チャネルとし、チャネル2を拡張チャネルとし、基本チャネルを利用した通信を行っているときに、新たにチャネル決定を行う第2のアクセスポイントは、第1のアクセスポイントの拡張チャネルと、自装置の拡張チャネルとを重畳させるようなチャネル(図7では、チャネル3)に自装置の基本チャネルを設定するようにする。なお、第2のアクセスポイントは、チャネル3を基本チャネルとした場合でも、チャネル4を拡張チャネルとして選択することも可能であるが、本実施の形態では、積極的に拡張チャネルを重畳させた上で、両アクセスポイントが拡張チャネルを用いて送信するフレームの衝突ができるだけ起こらないように工夫する。こうすることにより、例えば、図7ではチャネル4を基本チャネルのみで通信を行うアクセスポイントが利用できることになり、チャネルの更なる効率的利用を実現することができる。
図13に示すように実施の形態3のアクセスポイント500は、通信制御部510と、受信RF部110と、物理(PHY)フレーム復調部120と、チャネル監視部130と、MACフレームデコード部140と、チャネル設定制御部150と、MACフレーム生成部160と、物理(PHY)フレーム生成部170と、送信RF部180とを有する。を有する。
チャネル設定制御部150は、自装置が端末との通信に利用するチャネルを決定すると、そのチャネル決定情報を通信制御部510、チャネル監視部130、および受信RF部110に出力する。
受信RF部110は、チャネル設定制御部150からのチャネル決定情報に従って、自装置の基本チャネルおよび拡張チャネルにおける受信信号をチャネル監視部130に出力する。
また、受信RF部110は、通信制御部510からの命令信号に応じて、自装置の基本チャネルおよび拡張チャネルにおける受信信号に対して、所定の処理(増幅、周波数変換等)を施してRF受信処理後の信号をPHYフレーム復調部120に出力する。
具体的には、受信RF部110は、基本チャネルのみの帯域幅(実施の形態1と同様であれば、20MHzの帯域幅)に対応できるように設計されたRF部と、基本チャネルおよび拡張チャネルの全体の帯域幅(実施の形態1と同様であれば、40MHzの帯域幅)に対応できるように設計されたRF部とから構成されている。そして、基本チャネルのみの帯域幅に対応できるRF部、並びに、基本チャネルおよび拡張チャネルの全体の帯域幅に対応できるRF部は、それぞれの対応できる帯域幅の受信信号に所定の無線処理を施してPHYフレーム復調部120に出力する。
PHYフレーム復調部120は、無線処理後のベースバンド信号を入力し、通信制御部510からの命令信号に応じて、復調して復調後の信号をMACフレームデコード部140に出力する。
詳細には、図14に示すようにPHYフレーム復調部120は、フーリエ変換部122と、フーリエ変換部124と、P/S変換部126と、サブキャリア復調部128とを有する。
フーリエ変換部122は、受信RF部110における、基本チャネルのみの帯域幅に対応できるRF部の出力信号、即ち基本チャネルの帯域幅のベースバンド信号を入力し、フーリエ変換を施して、サブキャリア信号としてP/S変換部126へ出力する。また、フーリエ変換部124は、受信RF部110における、基本チャネルおよび拡張チャネルの全体の帯域幅に対応できるRF部の出力信号、即ち基本チャネルおよび拡張チャネルの全体の帯域幅のベースバンド信号を入力し、サブキャリア信号としてP/S変換部126へ出力する。
フーリエ変換部122およびフーリエ変換部124は、いずれも一般的なFFTなどを用いたフーリエ変換回路から構成されるが、両者は、その対応できる帯域幅が異なっている。
P/S変換部126は、フーリエ変換部122からのサブキャリア信号、および、フーリエ変換部124からのサブキャリア信号を入力し、通信制御部510からの命令信号に応じて、いずれかのサブキャリア信号に並直列変換を施す。具体的には、P/S変換部126は、通信制御部510からの命令信号が基本チャネルのみを端末との通信に利用する旨の内容である場合には、フーリエ変換部122からのサブキャリア信号(基本チャネルのみの帯域幅を持っているサブキャリア信号)に並直列変換を施す。また、P/S変換部126は、通信制御部510からの命令信号が基本チャネルおよび拡張チャネルの両方を端末との通信に利用する旨の内容である場合には、フーリエ変換部124からのサブキャリア信号(基本チャネルおよび拡張チャネルの全体の帯域幅を持っているサブキャリア信号)に並直列変換を施す。そして、並直列変換後の信号は、サブキャリア復調部128に出力される。
サブキャリア復調部128は、BPSK、QPSK、16QAM、64QAMなどで変調された信号を復調し、復調後の信号をMACフレームデコード部140に出力する。
チャネル監視部130は、チャネル設定制御部150からのチャネル決定情報に従って、受信RF部110からの出力信号を用いて、自装置の基本チャネルおよび拡張チャネルに関してキャリアセンスし、チャネルごとの、他のアクセスポイント又は端末のチャネル利用状況を監視する。
詳細には、チャネル監視部130は、基本チャネルのキャリアセンスを行う基本チャネルキャリアセンス部と、拡張チャネルのキャリアセンスを行う拡張チャネルキャリアセンス部とを有し、チャネルごとの、他のアクセスポイント又は端末のチャネル利用状況を監視する。そして、この自装置の基本チャネルおよび拡張チャネルに関する利用状況情報を通信制御部510に出力する。なお、ここでは、基本チャネルキャリアセンス部と、拡張チャネルキャリアセンス部とを個別に設けたが、これに限定されるものではなく、1つのキャリアセンス部(例えば、一般的なキャリアセンス回路)を設け、このキャリアセンス部が時分割的に両チャネルのキャリアセンスを行うことでもよい。
通信制御部510は、チャネル設定制御部150からのチャネル決定情報と、チャネル監視部130からの、自装置の基本チャネルおよび拡張チャネルに関する利用状況情報とを入力し、基本チャネルおよび拡張チャネルに関する利用状況情報に応じて、端末との通信に利用するチャネルを制御する。具体的には、通信制御部510は、基本チャネルおよび拡張チャネルに関する利用状況情報に応じた、命令信号をPHYフレーム生成部170および送信RF部180に出力する。この命令信号の内容としては、基本チャネルのみを端末との通信に利用する旨の内容と、基本チャネルおよび拡張チャネルの両方を端末との通信に利用する旨の内容とがある。こうして、他のアクセスポイントが拡張チャネルを使用していないタイミングで、通信制御部510は、基本チャネルおよび拡張チャネルの両方を使用した通信に切り換えることができる。
PHYフレーム生成部170は、通信制御部510からの命令信号に応じて、PHYフレームデータを生成し、送信RF部180に出力する。
詳細には、図15に示すようにPHYフレーム生成部170は、サブキャリア変調部172と、S/P変換部174と、逆フーリエ変換部176と、逆フーリエ変換部178とを有する。
サブキャリア変調部172は、MACフレーム生成部160の出力信号を入力し、BPSK、QPSK、16QAM、64QAMなどの所定の変調方式を用いて、サブキャリア信号ごとの変調を行い、サブキャリア変調信号をS/P変換部174に出力する。
S/P変換部174は、サブキャリア変調信号を入力し、通信制御部510からの命令信号に応じた直並列変換を、入力サブキャリア信号に対して行う。具体的には、S/P変換部174は、通信制御部510からの命令信号が基本チャネルのみを端末との通信に利用する旨の内容である場合には、基本チャネルに対応する帯域幅に応じた数のパラレル信号に変換し、逆フーリエ変換部176に出力する。また、S/P変換部174は、通信制御部510からの命令信号が基本チャネルおよび拡張チャネルの両方を端末との通信に利用する旨の内容である場合には、基本チャネルおよび拡張チャネルの全体の帯域幅に応じた数のパラレル信号に変換し、逆フーリエ変換部178に出力する。
逆フーリエ変換部176および逆フーリエ変換部178は、入力されるパラレル信号に逆フーリエ変換を施し、得られるマルチキャリア信号をPHYフレームデータとして送信RF部180に出力する。なお、逆フーリエ変換部176および逆フーリエ変換部178は、いずれも一般的なIFFTなどを用いた逆フーリエ変換回路から構成されるが、両者は、その対応できる帯域幅が異なっている。すなわち、逆フーリエ変換部176は、基本チャネルのみの帯域幅(実施の形態1と同様であれば、20MHzの帯域幅)に対応できるように設計され、また、逆フーリエ変換部178は、基本チャネルおよび拡張チャネルの全体の帯域幅(実施の形態1と同様であれば、40MHzの帯域幅)に対応できるように設計されている。
送信RF部180は、ベースバンド信号であるPHYフレームデータを入力し、通信制御部510からの命令信号に応じて、所定の無線処理(周波数変換、増幅、帯域制限等)を施して、アンテナを介して送信する。
詳細には、図16に示すように送信RF部180は、RF部182と、RF部184と、スイッチ部186とを有する。
RF部182およびRF部184は、入力されるPHYフレームデータに所定の無線処理を施し、スイッチ部186に出力する。具体的には、RF部182は、逆フーリエ変換部176からのPHYフレームデータを入力し、所定の無線処理を施す。また、RF部184は、逆フーリエ変換部178からのPHYフレームデータを入力し、所定の無線処理を施す。
これらRF部182およびRF部184は、いずれも周波数変換回路、増幅回路、および帯域制限回路などから構成されているが、両者は、その対応できる帯域幅が異なっている。すなわち、RF部182は、基本チャネルのみの帯域幅(実施の形態1と同様であれば、20MHzの帯域幅)に対応できるように設計され、また、RF部184は、基本チャネルおよび拡張チャネルの全体の帯域幅(実施の形態1と同様であれば、40MHzの帯域幅)に対応できるように設計されている。
スイッチ部186は、通信制御部510からの命令信号に応じて、アンテナに向けての出力を変更する。すなわち、スイッチ部186は、通信制御部510からの命令信号が基本チャネルのみを端末との通信に利用する旨の内容である場合には、RF部182の出力信号を入力し、アンテナに対して出力する。また、スイッチ部186は、通信制御部510からの命令信号が基本チャネルおよび拡張チャネルの両方を端末との通信に利用する旨の内容である場合には、RF部184の出力信号を入力し、アンテナに対して出力する。
上記構成を有するアクセスポイント500の動作について、図17および図18を参照して説明する。なお、図17は、アクセスポイント101−1および101−2を、アクセスポイント500−1および500−2に代えた以外、図6と同様である。また、以降の説明においては、上述のとおり、アクセスポイント500−1および500−2が、積極的に拡張チャネルを重畳させる場合を前提としており、アクセスポイント500−1がチャネル1を基本チャネル、チャネル2を拡張チャネルとして決定し、また、アクセスポイント500−2がチャネル3を基本チャネル、チャネル2を拡張チャネルとして決定している(図18参照)。
図18では、ST2001において、アクセスポイント500−1は、キャリアセンスの結果、アクセスポイント500−2がチャネル2の拡張チャネルを使用していない、すなわちチャネル2がアイドル状態であると判断し、基本チャネルであるチャネル1および拡張チャネルであるチャネル2の両方を用いて、フレームを送信している。
ST2002において、アクセスポイント500−2は、キャリアセンスの結果、アクセスポイント500−1がチャネル1およびチャネル2を使用している、すなわち、チャネル2がビジー状態であると判断し、拡張チャネルであるチャネル2を使用せずに、フレームを送信している。
ST2003において、アクセスポイント500−2は、キャリアセンスの結果、チャネル2をアクセスポイント500−1が使用していない、すなわちチャネル2がアイドル状態であると判断し、基本チャネルであるチャネル3および拡張チャネルであるチャネル2を使用して、フレームを送信している。
ST2004において、アクセスポイント500−1は、キャリアセンスの結果、アクセスポイント500−2がチャネル2およびチャネル3を使用している、すなわち、チャネル2がビジー状態であると判断し、拡張チャネルであるチャネル2を使用せずに、フレームを送信している。
このように、アクセスポイント500は、拡張チャネルの使用状況を調べながら、拡張チャネルがアイドル状態であるときには、拡張チャネルおよび基本チャネルを使用した通信を行い、拡張チャネルが他のアクセスポイントに使用されビジー状態にあるときには、基本チャネルのみを使用した通信を行うことができる。
例えば、IEEE802.11a準拠の無線LANシステムを利用したインターネット接続を想定した場合、高速な伝送を必要とするデータはバースト的に発生すると考えられる。そこで、上述のように、拡張チャネルを隣接するAP間で共有することで、基本チャネルおよび拡張チャネルの両チャネルを用いた通信を隣接するAPの間で時間分割して共有することができる。
また、MACレイヤの通信制御に用いるパケット(例えば、ACKなど)はデータ量も少なく、帯域幅の広い通信路を必要としない。したがって、通信制御に用いるパケットを送信するときには20MHz帯域幅の基本チャネルのみを用いて送信することで、隣接APが基本チャネルおよび拡張チャネルの40MHzの帯域幅を使用できる。
このように、隣接するAPの間で拡張チャネルを共有し、時分割で使用することでデータ伝送の効率を高められ、かつ、周波数を有効に利用できる。
このように実施の形態3によれば、基本チャネルと、当該基本チャネルと周波数方向に連続する拡張チャネルとを使用する通信可能な無線LAN通信装置であるアクセスポイント500(上記動作説明においては、アクセスポイント500−2)に、複数のチャネルにおける、他の無線LAN通信装置(上記動作説明においては、アクセスポイント101−1)による使用の状態を監視するチャネル監視部130と、前記他の無線LAN通信装置が使用している基本チャネルから、当該他の無線LAN通信装置が使用する可能性のある拡張チャネルの数だけ間を空けたチャネルを、自装置の基本チャネルとして決定するチャネル決定手段としてのチャネル設定制御部150と、を設けた。
また、アクセスポイント500に、前記基本チャネルと前記拡張チャネルとを用いた通信を制御する通信制御手段としての通信制御部510を設け、前記チャネル決定手段としてのチャネル設定制御部150は、前記他の無線LAN通信装置の前記使用する可能性のある拡張チャネルと、自装置の拡張チャネルとが重なるように当該拡張チャネルを決定し、前記通信制御手段としての通信制御部510は、前記他の無線LAN通信装置が拡張チャネルを使用していないタイミングに、前記自装置の基本チャネルおよび拡張チャネルの両方を用いた通信に切り換える。
こうすることにより、拡張チャネルを無線LAN通信装置間で重ねて設定することが可能となり、また、重なっている拡張チャネルを無線LAN通信装置間で時分割して利用することが可能となるので、無線LANシステムにおけるチャネルの利用効率を更に向上しつつ、フレームの衝突を回避してスループットを向上することができる。
本発明の無線LAN通信装置は、無線LANシステムのスループットを向上する効果を有し、特に、IEEE802.11nの規格に準拠した無線LANシステムにおける、アクセスポイントなどの無線LAN通信装置に有用である。
本発明の実施の形態1に係るアクセスポイントの構成を示すブロック図 図1のMACフレーム生成部の構成を示すブロック図 チャネル設定状況情報を要求する際に用いられるMACフレームの構成を示す図 チャネル設定状況情報の要求に対して応答する際に用いられるMACフレームの構成を示す図 図1のMACフレームデコード部の構成を示すブロック図 実施の形態1の無線LANシステムの構成を示す図 図6の無線LANシステムのチャネル構成を示す図 図1のアクセスポイントのチャネル決定動作の説明に供する図 実施の形態2のアクセスポイントにおけるMACフレーム生成部の構成を示すブロック図 チャネル設定状況情報を要求する際に用いられるMACフレームの構成の一例を示す図 チャネル設定状況情報の要求に対して応答する際に用いられるMACフレームの構成を示す図 実施の形態2のアクセスポイントにおけるMACフレームデコード部の構成を示すブロック図 実施の形態3のアクセスポイントの構成を示すブロック図 図13のPHYフレーム復調部の構成を示すブロック図 図13のPHYフレーム生成部の構成を示すブロック図 図13の送信RF部の構成を示すブロック図 実施の形態3の無線LANシステムの構成を示す図 アクセスポイント間の拡張チャネルの共用状況の説明に供する図
符号の説明
101、500 アクセスポイント
102 端末
110 受信RF部
120 PHYフレーム復調部
122、124 フーリエ変換部
126 P/S変換部
128 サブキャリア復調部
130 チャネル監視部
140 MACフレームデコード部
142 コントロールフィールドデコード部
144、422 チャネル設定状況デコード部
150 チャネル設定制御部
160 MACフレーム生成部
161、410 コントロールフィールド生成部
162 Duration生成部
163 宛先アドレス生成部
164 送信元アドレス生成部
165、416 MACヘッダ構成部
166、418 MACフレーム構成部
170 PHYフレーム生成部
172 サブキャリア変調部
174 S/P変換部
176、178 逆フーリエ変換部
180 送信RF部
182、184 RF部
186 スイッチ部
300 無線LANシステム
412 チャネル設定状況要求ビット生成部
414 チャネル設定状況応答ビット生成部
420 チャネル設定状況要求・応答ビットデコード部
510 通信制御部

Claims (7)

  1. 基本チャネルと、当該基本チャネルと周波数方向に連続する拡張チャネルとを使用する通信可能な無線LAN通信装置であって、
    複数のチャネルにおける、他の無線LAN通信装置による使用の状態を監視するチャネル監視手段と、
    前記他の無線LAN通信装置が使用している基本チャネルから、当該他の無線LAN通信装置が使用する可能性のある拡張チャネルの数だけ間を空けたチャネルを、自装置の基本チャネルとして決定するチャネル決定手段と、
    を具備する無線LAN通信装置。
  2. 前記他の無線LAN通信装置に対して、前記拡張チャネルの使用可能性に関する確認情報を送信する確認情報送信手段を具備し、
    前記チャネル決定手段は、前記確認情報への応答に応じて、前記他の無線LAN通信装置の基本チャネルに隣接するチャネルまたは前記他の無線LAN通信装置が使用する拡張チャネルの数だけ間を空けたチャネルを、自装置の基本チャネルとして決定する請求項1記載の無線LAN通信装置。
  3. 前記確認情報送信手段は、MACヘッダを生成し、前記確認情報を当該MACヘッダに含めて送信する請求項2記載の無線LAN通信装置。
  4. 前記チャネル決定手段は、前記確認情報に対応する応答情報が前記拡張チャネルを利用する可能性がないことを示すときに、および、前記確認情報に対する応答がないときに、前記他の無線LAN通信装置の基本チャネルに隣接するチャネルを自装置の基本チャネルとして決定する請求項2記載の無線LAN通信装置。
  5. 請求項2記載の無線LAN通信装置から前記確認情報を受信する無線LAN通信装置であって、
    前記確認情報に応じて、自装置の拡張チャネルおよび当該拡張チャネルの使用可能性を含むチャネル設定状況情報を生成するチャネル設定状況情報生成手段と、
    前記チャネル設定状況情報を前記確認情報に対する応答情報として送信する応答情報送信手段と、
    を具備する無線LAN通信装置。
  6. 前記応答情報送信手段は、前記応答情報である旨を示す情報を含めたMACヘッダを生成し、前記チャネル設定状況情報に前記MACヘッダを付加したMACフレームを応答情報として送信する請求項5記載の無線LAN通信装置。
  7. 前記基本チャネルと前記拡張チャネルとを用いた通信を制御する通信制御手段を具備し、
    前記チャネル決定手段は、前記他の無線LAN通信装置の前記使用する可能性のある拡張チャネルと、自装置の拡張チャネルとが重なるように当該拡張チャネルを決定し、
    前記通信制御手段は、前記他の無線LAN通信装置が拡張チャネルを使用していないタイミングに、前記自装置の基本チャネルおよび拡張チャネルの両方を用いた通信に切り換える請求項1記載の無線LAN通信装置。
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