JP2009536496A - 多重ホップ中継方式を使用する広帯域無線アクセス通信システムにおける中間リンク領域の情報提供装置及び方法 - Google Patents

多重ホップ中継方式を使用する広帯域無線アクセス通信システムにおける中間リンク領域の情報提供装置及び方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2009536496A
JP2009536496A JP2009509440A JP2009509440A JP2009536496A JP 2009536496 A JP2009536496 A JP 2009536496A JP 2009509440 A JP2009509440 A JP 2009509440A JP 2009509440 A JP2009509440 A JP 2009509440A JP 2009536496 A JP2009536496 A JP 2009536496A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
message
intermediate link
information
area
base station
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2009509440A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4990357B2 (ja
Inventor
ヒュン−ジョン カン
ミ−ヒョン リ
ジェ−ウォン チョ
スン−ジン リ
ヨン−ビン チャン
ジュン−ヨン チョイ
ヒョン−キュ リム
ヨン−ムン ソン
チャン−ヨン オ
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Samsung Electronics Co Ltd
Original Assignee
Samsung Electronics Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Priority claimed from KR1020070032415A external-priority patent/KR100884756B1/ko
Application filed by Samsung Electronics Co Ltd filed Critical Samsung Electronics Co Ltd
Priority claimed from PCT/KR2007/002342 external-priority patent/WO2007133022A1/en
Publication of JP2009536496A publication Critical patent/JP2009536496A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4990357B2 publication Critical patent/JP4990357B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04BTRANSMISSION
    • H04B7/00Radio transmission systems, i.e. using radiation field
    • H04B7/14Relay systems
    • H04B7/15Active relay systems
    • H04B7/155Ground-based stations
    • H04B7/15507Relay station based processing for cell extension or control of coverage area
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04BTRANSMISSION
    • H04B7/00Radio transmission systems, i.e. using radiation field
    • H04B7/24Radio transmission systems, i.e. using radiation field for communication between two or more posts
    • H04B7/26Radio transmission systems, i.e. using radiation field for communication between two or more posts at least one of which is mobile
    • H04B7/2603Arrangements for wireless physical layer control
    • H04B7/2606Arrangements for base station coverage control, e.g. by using relays in tunnels
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L27/00Modulated-carrier systems
    • H04L27/26Systems using multi-frequency codes
    • H04L27/2601Multicarrier modulation systems

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)
  • Radio Relay Systems (AREA)

Abstract

【課題】本発明は、多重ホップ中継方式を使用する広帯域無線アクセス通信システムにおける中間リンク領域の情報提供装置及び方法に関する。
【解決手段】本発明による通信方法は、中継局の初期接続時に、基地局が、中間リンク領域情報を含むメッセージを前記中継局に送信する過程と、前記中継局が、前記基地局から受信されたメッセージから中間リンク領域情報を確認する過程と、前記中継局が、前記中間リンク領域情報が指示する領域で中継局動作を行う過程とを含む。このような本発明は、限定されたフレーム内で中間リンク領域をセル環境に応じて動的に変更できるため、限定された資源を効率的に利用できる。
【選択図】図4

Description

本発明は、多重ホップ中継方式を使用する広帯域無線アクセス通信システムに関し、特に、端末に送信される情報が中継される中間リンク(Relay link)領域(Zone)に関する情報を提供する装置及び方法に関する。
次世代通信システムである第4世代(4th Generation:以下、4Gとする)通信システムでは、約100Mbpsの送信速度を有する多様なサービス品質(Quality of Service:以下、QoSとする)を有するサービスをユーザに提供するための研究が盛んに進められている。特に、現在の4G通信システムでは、無線近距離通信ネットワーク(Lacal Area Network;以下、LANとする)システム及び無線メトロポリタンエリアネットワーク(Metropolitan Area Network;以下、MANとする)システムのような広帯域無線アクセス(Broadband Wireless Access:BWA)通信システムに移動性とQoSとを保障する形態で高速のサービスを支援するようにする研究が盛んに進められている。その代表的な通信システムがIEEE(Institute of Electrical and Electronics Engineers)802.16d通信システム及びIEEE802.16e通信システムである。
前記IEEE 802.16d通信システム及びIEEE 802.16e通信システムは、物理チャネル(physical channel)のために、直交周波数分割多重(Orthogonal Frequency Division Multiplexing;以下、OFDMとする)方式/直交周波数分割多重接続(Orthogonal Frequency Division Multiple Access;以下、OFDMAとする)方式を使用している。前記IEEE 802.16d通信システムは、現在、加入者端末機(SS:Subscriber Station;以下、SSとする)が固定された状態、すなわちSSの移動性を全く考慮しない状態及び単一セル構造のみを考慮しているシステムである。これとは異なり、IEEE 802.16e通信システムは、前記IEEE 802.16d通信システムにSSの移動性を考慮するシステムであり、前記移動性を有するSSを端末(Mobile Station;以下、MSとする)と称する。
図1は、一般的なIEE 802.16e通信システムの構造を概略的に示す図である。
図1に示すように、前記IEEE 802.16e通信システムは、多重セル構造で構成され、すなわち、セル100とセル150とを有し、前記セル100を管理する基地局(BS:Base Station)110と、前記セル150を管理する基地局140と、複数のMS111、113、130、151、153と、で構成される。そして、前記基地局110、140と前記MS111、113、130、151、153との間の信号の送受信は、前記OFDM/OFDMA方式を使用して行われる。ここで、前記MS111、113、130、151、153のうち、MS130は、前記セル100と前記セル150との境界地域、すなわちハンドオーバ(handover)領域に位置する。したがって、前記MS130が前記基地局110と信号を送受信する途中に前記基地局140が管理するセル150側に移動すると、そのサービング基地局(serving BS)は、前記基地局110から前記基地局140へ変更される。
一般的なIEEE 802.16e通信システムでは、図1のように固定された基地局とMSとの間に直接リンクによりシグナリングの送受信が行われるので、前記基地局とMSとの間に信頼度の高い無線通信リンクを容易に構成できる。ところが、前記のIEEE 802.16e通信システムは、基地局の位置が固定されているので、無線網の構成において柔軟性が低く、よって、トラフィック分布や通話要求量の変化が激しい無線環境では、効率的な通信サービスを提供し難い。
このような短所を克服するために、固定された中継局(RS;Relay Station)又は移動性を有する中継局又は一般MSを利用して、多重ホップ中継形態のデータ伝達方式を前記IEEE 802.16e通信システムのような一般セルラー無線接続通信システムに適用できる。前記多重ホップ中継方式を使用する無線接続通信システムは、通信環境の変化に迅速に対応してネットワークを再構成することができ、全体無線網をさらに効率的に運用できる。例えば、前記多重ホップ中継方式を使用する無線通信システムは、セルサービス領域を拡張させ、システムの容量を増大させることができる。すなわち、基地局とMSとの間のチャネル状態が劣悪な場合に、前記基地局とMSとの間に中継局を設置して、前記中継局を介した多重ホップリレー経路を構成することによって、チャネル状態がより優れた無線チャネルを前記MSに提供できる。また、基地局からチャネル状態が劣悪なセル境界地域で前記多重ホップ中継方式を使用することによって、より高速のデータチャネルを提供でき、セルサービス領域を拡張させることができる。
ここで前記基地局サービス領域の拡大のための多重ホップ中継方式を使用する無線通信システムの構造を説明する。
図2は、基地局サービス領域の拡大のための多重ホップ中継方式を使用する広帯域無線通信システムの構造を概略的に示す図である。
図2に示すように、前記多重ホップ中継無線通信システムは、多重セル構造を有し、すなわちセル200とセル240とを有し、前記セル200を管理する基地局(Base Station:BS)210と、前記セル240を管理する基地局250と、前記セル200領域中に位置する複数のMS211、213と、前記基地局210が管理するが、前記セル200領域外の領域230に存在する複数のMS221、223と、前記基地局210と前記領域230に存在するMS221、223との間に多重ホップ中継経路を提供する中継局220と、前記セル240領域中に位置する複数のMS251、253、255と、前記基地局250が管理するが、前記セル240領域外の領域270に存在する複数のMS261、263と、前記基地局250と前記領域270に存在するMS261、263との間に多重ホップ中継経路を提供する中継局260とから構成される。ここで、前記基地局210、250と前記中継局220、260及び前記MS211、213、221、223、251、253、255、261、263間の信号の送受信は、前記OFDM/OFDMA方式を使用して行われる。
このとき、前記セル200領域に含まれる前記MS211、213と前記中継局220とは、前記基地局210と信号を直接送受信できるが、前記領域230に存在するMS221、223は、前記基地局210と信号を直接送受信できない。したがって、前記中継局220は、前記領域230を管理し、信号を直接送受信できない前記基地局210と前記MS221、223との間の信号を中継し、前記MS221、223は、前記中継局220を介して前記基地局210と信号を送受信できる。また、前記セル240領域に含まれるMS251、253、255と前記中継局260とは、前記基地局250と信号を直接送受信できるが、前記領域270に存在するMS261、263は、前記基地局250と信号を直接送受信できない。したがって、前記中継局260は、前記領域270を管理し、信号を直接送受信できない前記基地局250と前記MS261、263との間の信号を中継し、前記MS261、263は、前記中継局260を介して前記基地局250と信号を送受信できる。
ここで、図2の多重ホップ中継を使用する広帯域無線通信システムにおいて、中継局220、260は、サービス提供者によって設置され基地局210、250が予め知って管理する基盤施設(infrastructure)中継局であるか、又は状況に応じて加入者端末機(SS又はMS)若しくは中継局として動作するクライアント(client)中継局でありうる。また前記中継局220、260は、移動性のない固定中継局であるか、非定住(nomadic)特性を有する非定住型中継局(例:ノート型パソコン)であるか、又は前記MSのような移動性のある移動中継局でありうる。
一方、セル領域を拡張させるために中継局を活用する場合、基地局と端末との間に定義された従来のフレーム構造を拡張して、基地局、中継局及び端末間のフレーム構造で定義しなければならない。すなわち、基地局が一つの通信プラットホームを基盤に複数の中継局及び端末機と通信できるようにフレーム構造を定義しなければならない。このために、基地局のダウンリンクフレームは、基地局−端末間の通信のための領域と基地局−中継局間の通信のための領域とに分割しなければならなく、アップリンクフレームは、端末−基地局間の通信のための領域と中継局−端末間の通信のための領域とに分割しなければならない。すなわち、限定された資源を適切に分割して、中継局を収容しなければならない。ところが、基地局に接続する中継局の数、チャネル環境は、極めて流動的なため、換言すればセル環境は、極めて流動的なため、基地局−中継局間の通信のための領域又は中継局−基地局間の通信のための領域を固定して使用することは、極めて非合理的であると言える。したがって、近来、このような領域を動的に運用しようとする技術が提案されている。もし、このようにこのような領域を動的に変更すると、領域の情報を中継局に提供できるシグナルリング手順が定義されなければならない。
そこで、発明の目的は、多重ホップ中継方式を使用する広帯域無線接続通信システムにおいて、基地局と中継局とが通信する中間リンク領域に対する情報を中継局に知らせるための装置及び方法を提供することにある。
本発明の他の目的は、多重ホップ中継方式を使用する広帯域無線接続通信システムにおいて、基地局へ初期接続を行う中継局に中間リンク領域に関する情報を知らせるための装置及び方法を提供することにある。
本発明のさらに他の目的は、多重ホップ中継方式を使用する広帯域無線接続通信システムにおいて、基地局と中継局とが通信する中間リンク領域の大きさが変更される場合、大きさ変更情報を中継局に知らせるための装置及び方法を提供することにある。
本発明のさらに他の目的は、多重ホップ中継方式を使用する広帯域無線接続通信システムにおいて、移動性を有する中継局がハンドオーバする場合、ターゲット基地局の中間リンク領域に関する情報を前記中継局に知らせるための装置及び方法を提供することにある。
上記の目的を達成すべく、本発明の一形態によれば、多重ホップ中継方式を使用するセルラー通信システムにおける基地局の通信方法であって、中継局の初期接続時に、前記中継局とネットワーク進入手続を行う過程と、前記基地局と中継局とが通信する中間リンク領域に関する中間リンク領域情報を含むメッセージを生成する過程と、前記生成されたメッセージを物理階層処理して、前記初期接続する中継局に送信する過程とを含むことを特徴とする。
本発明の他の形態によれば、多重ホップ中継方式を使用するセルラー通信システムにおける基地局の通信方法であって、前記基地局と中継局とが通信する中間リンク領域が変更されるか否かを検査する過程と、前記中間リンク領域が変更される場合、前記中間リンク領域の変更情報を含むメッセージを生成する過程と、前記生成されたメッセージを物理階層処理して、中継局にブロードキャストする過程とを含むことを特徴とする。
本発明のさらに他の形態によれば、多重ホップ中継方式を使用するセルラー通信システムにおける基地局の通信方法であって、中継局がハンドオーバする場合、ターゲット基地局から中間リンク領域情報を受信する過程と、前記ターゲット基地局の中間リンク領域情報を含むメッセージを生成する過程と、前記メッセージを物理階層処理して、前記ハンドオーバする中継局に送信する過程とを含むことを特徴とする。
本発明のさらに他の形態によれば、多重ホップ中継方式を使用するセルラー通信システムにおける基地局の通信方法であって、基地局への初期接続時に、前記基地局とネットワーク進入手続を行う過程と、前記基地局と中継局とが通信する中間リンク領域に関する中間リンク領域情報を含むメッセージを受信する過程と、前記中間リンク領域情報が指示する領域で中継局動作を行う過程とを含むことを特徴とする。
本発明のさらに他の形態によれば、多重ホップ中継方式を使用するセルラー通信システムにおける基地局の通信方法であって、基地局と中継局とが通信する中間リンク領域の変更情報を含むメッセージが受信されているか否かを検査する過程と、前記メッセージの受信時に、前記メッセージから変更された中間リンク領域を確認する過程と、前記変更された中間リンク領域で中継局動作を行う過程とを含むことを特徴とする。
本発明のさらに他の形態によれば、多重ホップ中継方式を使用するセルラー通信システムにおける基地局の通信方法であって、ハンドオーバする場合、ターゲット基地局の中間リンク領域情報を含むメッセージを受信する過程と、前記メッセージから前記ターゲット基地局の中間リンク領域を確認する過程と、前記ハンドオーバを完了した後、前記確認されたターゲット基地局の中間リンク領域で中継局動作を行う過程とを含むことを特徴とする。
上述したように、本発明は、多重ホップ中継方式を使用する広帯域無線アクセス通信システムにおいて、基地局と中継局とが通信するための中間リンク領域情報を中継局に提供する方案を提案している。このような本発明は、限定されたフレーム内で中間リンク領域をセル環境に応じて動的に変更できるため、限定された資源を効率的に利用できるという利点がある。
以下、添付した図面を参照して、本発明の動作原理を詳細に説明する。下記で本発明を説明するに当たって、関連した公知の機能又は構成についての具体的な説明が本発明の要旨を不明確にする恐れがあると判断される場合には、その詳細な説明を省略する。そして、後述する用語は、本発明での機能を考慮して定義された用語であり、これは、ユーザ、操作者の意図又は慣例などによって変わりうる。したがって、その定義は、本明細書全般にわたる内容に基づいて行わなければならない。
本発明は、多重ホップ中継方式を使用する広帯域無線アクセス(BWA:Broadband Wireless Access)通信システムにおいて、端末に中継する情報が送信される中間リンク領域に関する情報を中継局に提供するためのシグナルリング手順を提案する。以下、本発明は、基地局に初期接続を行う中継局に中間リンク領域に関する情報を知らせる方案と、前記中間リンク領域の大きさが変更する場合、前記大きさ変更情報を前記中継局に知らせる方案について述べる。また、移動性を有する中継局がハンドオーバする場合、ターゲット基地局の中間リンク領域に関する情報を前記中継局に知らせる方案について説明する。
ここで、前記多重ホップ中継方式を使用する広帯域無線アクセス通信システムは、例えば直交周波数分割多重(OFDM:Orthogonal Frequency Division Multiplexing)方式又は直交周波数分割多重接続(OFDMA:Orthogonal Frequency Division Multiple Access)方式を使用する通信システムである。前記多重ホップ中継方式を使用する広帯域無線アクセス通信システムは、OFDM/OFDMA方式を使用するために、複数のサブキャリア(sub−carrier)を使用して物理チャネル信号を送信することによって、高速のデータ送信が可能で、多重セル(multi−cell)構造により端末の移動性を支援することができる。
また、前記多重ホップ中継方式を使用する広帯域無線アクセス通信システムの中継局は、固定されたノード若しくは移動ノードであるか、又は基地局により設置された特定システムでありうる。すなわち、上記の特性を有する任意のノードは、基地局のセル領域の拡張のために予め定義された基準に従い、基地局との中継局能力交渉手順により中継局として選択されることができる。
以下の説明は、多重搬送波を使用する広帯域無線接続通信システムを例に挙げて説明するが、本発明は、多重ホップ中継方式を使用するセルラー基盤の通信システムであれば、同様に適用されることができる。
図3は、本発明の実施の形態による多重ホップ中継方式を使用する広帯域無線通信システムにおいて、端末又は中継局に同期化された同期チャネルを提供するためのフレーム構造を示している。
図3に示すように、前記フレーム構造は、端末の同期化及びセルサーチが容易なように、前記端末のための同期チャネルをプリアンブル(preamble)形態で提供する。また、中継局の同期化及びセルサーチが容易なように、前記中継局のための同期チャネルをポストアンブル(postamble)形態で提供する。このように、基地局が基地局フレーム300のダウンリンク副フレーム310の前端と後端とを同期チャネルとして構成することによって、前記端末又は中継局は、固定された位置の同期チャネルから同期情報及び隣接基地局情報を獲得することができる。
また、基地局フレーム300の単方向副フレーム310、320は、第1領域311、321と第2領域313、323とに時間多重化される。ここで、前記第1領域311、321と前記第2領域313、323とは、固定長を有するか、又はセル環境に応じて動的に変わることができる。
前記基地局フレーム300の前記第1領域311、321で前記基地局は、直接リンクで接続した端末と通信を行い、前記第2領域313、323で前記中継局と通信を行う。このとき、前記第1領域311、321と第2領域313、323との大きさは、セル環境に応じて動的に変わることができるので、前記基地局は、前記端末と中継局とに同期化された同期チャネルを提供するために、前記第1領域311、321の前端と前記第2領域313、323の後端とに前記同期又は接続チャネルを割り当てる。ここで、前記アップリンク副フレーム320では接続チャネル(レンジスロット)は、固定された位置ではなく、制御チャネルを介して指定することができる。
中継局は、前記中継局フレーム350の前記第1領域361、371で直接リンクで接続した端末と通信を行う。前記中継局は、端末に同期化された同期チャネルを提供するために、前記第1領域361、371の前端に同期又は接続チャネルを割り当てる。
このとき、前記基地局フレーム300の第1領域311、321と第2領域313、323及び前記中継局フレーム350の第1領域361、371の大きさは、セル環境に応じて動的に変わることができ、前記基地局は、前記領域の大きさ変更情報を前記中継局に提供しなければならない。したがって、図3のようなフレーム構造を考慮する中継システムは、中継局に通信領域の変更情報を提供するためのシグナルリング手順が定義されなければならない。
図4は、本発明の実施の形態による多重ホップ中継方式を使用する広帯域無線通信システムにおいて、中継局へ中間リンク領域情報を提供するための基地局の動作手順を示している。
図4に示すように、まず基地局は、ステップ401で中継局と初期接続手続(ネットワーク進入手続)を行う。ここで、前記基地局は、図3のフレーム構造で基地局フレーム300の第1領域311、321で前記中継局と初期接続手続を行う。すなわち、初期接続手続に必要なダウンリンクメッセージは、ダウンリンクの第1領域311を介して中継局に送信され、アップリンクメッセージは、アップリンクの第1領域321を介して基地局に送信される。前記初期接続手続を行った後に中継局動作が活性化されると、前記基地局は、基地局フレーム300の第2領域313、323に該当する中間リンク領域で中継サービスを支援する前記中継局と通信を行う。このとき、中継局動作が活性化された前記中継局は、中継局フレーム360の第1領域361、371で端末との通信を行う。
したがって、前記初期接続手続の後、前記基地局は、ステップ403で前記中継局へ中間リンク領域、すなわち前記基地局フレーム300のダウンリンク副フレーム310の第2領域313の情報を送信する。
前記中継局に送信される中間リンク領域情報は、特定置換(permutation)又は特定送信ダイバーシティモードを使用する領域に関する情報を知らせるSTC_DL_ZONE_IEを利用して送信されることができ、前記中間リンク領域情報を含むSTC_DL_ZONE_IEの構造は、下記の表1のとおりである。
Figure 2009536496
表1に示したように、前記STC_DL_ZONE_IEは、前記IE(Information Element)で指示する領域の開始点を表すOFDMAシンボルオフセット(OFDMA symbol offset)情報と、前記IEで指示する領域の置換情報を表す置換(permutation)情報と、前記IEで指示する領域が中間リンク領域であることを知らせるダウンリンク中間領域指示子(RS DL zone indicator)情報などを含む。
一方、前記ステップ403で前記中継局に中間リンク領域情報を知らせる方案は、表1のようにSTC_DL_ZONE_IEの1ビットをダウンリンク中間領域指示子(RS DL zone indicator)として活用する方法の他に、さらに他の既存メッセージを活用するか、又は新しいメッセージを定義する方法も考慮されることができる。一例として、AAS(Adaptive Antenna System)領域であることを知らせるのに使用するAAS_DL_IEに1ビットの前記ダウンリンク中間領域指示子(RS DL zone indicator)を含む方法を利用することもできる。この場合、前記AAS_DL_IEの構造は、下記の表2のとおりである。
Figure 2009536496
前記中継局に中間リンク領域情報を知らせるさらに他の方案では、FCH(フレーム制御ヘッダ)にダウンリンク中間領域指示子(RS DL zone indicator)を含み、GAP/PAPR(Peak to Average Power Ratio)減少領域(reduction region)を指示するのに使用するGAP/PAPR reduction IEを利用して、中間リンク領域を知らせることができる。この場合、前記FCHには、下記の表3のようなダウンリンク中間領域指示子情報が含まれることができる。
Figure 2009536496
前記ダウンリンク中間領域指示子情報が含まれたFCHを受信した前記中継局は、ダウンリンクマップ(MAP)に含まれたGAP/PAPR reduction IEで指示する領域が中間リンク領域であることを認知し、前記GAP/PAPR reductionで指示する領域で中継局の機能を果たすようになる。
前記GAP/PAPR reduction IEを利用する場合、前記GAP/PAPR reduction IEは、前記中間リンク領域を指示する目的のみで使用するのではなく、本来の目的でも使用することができる。本来の目的で使用する場合、前記基地局の下位ノード(端末又は中継局)は、前記GAP/PAPR reduction IEで指示する領域でシグナルを受信する場合、前記受信されたシグナルを無視することができる。したがって、基地局又は上位中継局から複数のGAP/PAPR reduction IEを受信する場合、中継局は、どのGAP/PAPR reduction IEが中間リンク領域を知らせるIEであるか否かを区分できなければならない。したがって、一つ以上のGAP/PAPR reduction IEの中で前記中間リンク領域を知らせるGAP/PAPR reduction IEがどれであるかを知らせるために、前記FCHのRS DL zone indicatorを活用する方案を考慮することができる。こういう場合、前記FCHには、下記の表4のようなダウンリンク中間領域指示子情報が含まれることができる。
Figure 2009536496
表4において、前記ダウンリンク中間領域指示子(RS DL zone indicator)は、ダウンリンクマップに前記中間リンク領域を指示するGAP/PAPR reduction情報(IE)が含まれていることと、前記ダウンリンクマップに一つ以上のGAP/PAPR reduction情報が含まれている場合、前記中間リンク領域を指示するGAP/PAPR reduction情報が一つ以上のGAP/PAPR reduction情報のうち、何番目に位置するかを知らせる。
例えば、前記ダウンリンク中間領域指示子(RS DL zone indicator)として2ビットの値を使用し、前記ダウンリンク中間領域指示子(RS DL zone indicator)の値が01に設定された場合、中継局は、前記ダウンリンクマップのGAP/PAPR reduction情報のうち、第1番目に出てくるGAP/PAPR reduction情報を中間リンク領域を知らせるIEとして認知できる。したがって、前記ダウンリンク中間領域指示子(RS DL zone indicator)値が01に設定されたFCHを受信した前記中継局は、前記ダウンリンクマップで第1番目に出てくるGAP/PAPR reduction情報を中間リンク領域を知らせるIEとして認知し、前記GAP/PAPR reduction情報が指示する領域で中継の機能を行う。
上記の説明において、前記中間リンク領域を表すために使用されるFCHのRS DL zone indicatorとGAP/PAPR reduction情報とが次のフレームの中間リンク領域を知らせるために使用されることと説明しているが、次の第2番目のフレームで、次の第3番目のフレームで、又はそれ以後のフレームで適用される中間リンク領域を知らせる情報として使用されることができる。これは、システム初期化値により決めることもでき、あるいは、システム情報(system information)を介して適用することもできる。また、一度設定された値を固定して使用することもでき、システム運用中に変更できる。万一、システム運用中に変更される場合、基地局は、前記システム情報(system information)などを介して変更内容を下位ノードに知らせなければならない。
一方、前記中間リンク領域情報を含む前記GAP/PAPR reduction IEを受信した端末は、前記GAP/PAPR reduction IEで指示する領域を使用しない領域として認知する。
その後、前記基地局は、ステップ405で前記基地局フレーム300のダウンリンク副フレーム310の第2領域313に該当する中間リンク領域の大きさを次のフレームで変更する必要があるか否かを判断する。前記中間リンク領域の大きさを変更する必要がない場合、前記基地局は、ステップ407に進んで現在の中間リンク領域をそのまま維持する。前記中間リンク領域の大きさを変更する必要がある場合、前記基地局は、ステップ409に進んで前記中継局に中間リンク領域の変更情報を送信する。
前記中継局に送信される次のフレームに対する中間リンク領域の変更のお知らせメッセージは、下記の表5のような構造を有する。
Figure 2009536496
表5に示した通り、前記中間リンク領域変更のお知らせメッセージ(DL_Frame_Prefixメッセージ)は、前記中間リンク領域から基地局が中継局へ送信するFCH(frame control header)に含まれ、前記DL_Frame_Prefixは、次のフレームの中間リンク領域で使用するサブチャネルグループ(used subchannel bitmap)情報と、前記RS_Frame_Prefixのすぐ次のDL−MAPの繰り返しコーディング指示(repetition_coding_indication)情報と、DL−MAPのエンコーディング指示(coding_indication)情報と、前記DL−MAPの長さ(DL−MAP length)情報と、前記次のフレームの中間リンク領域のスタートオフセット(OFDMA symbol offset又はOFDMA symbol index)情報を含む。ここで、前記中間リンク領域のスタートオフセット情報フィールドには、スタートオフセットの変更有無及び前記スタートオフセットの増減情報を指定できる。例えば、前記OFDMAシンボルオフセット(symbol offset)値が0b00000である場合には、前記次のフレームの中間リンク領域のスタートオフセットが変更しないことを意味し、前記値が0b0xxxxである場合には、前記次のフレームの中間リンク領域のスタートオフセットがxxxxシンボルだけ増加することを意味し、前記値が0b1xxxxである場合には、前記次のフレームの中間リンク領域のスタートオフセットがxxxxシンボルだけ減少することを意味する。また、前記OFDMAシンボルオフセット値は、リンクの変化程度を考慮して適用でき、表5で説明された順次的増減方式の他に、指数的増減又は順列増減などの決まったパターンに従うことができる。
表5は、一つの例であり、次のフレームに対する中間リンク領域の変更情報は、現在フレームの中間リンク領域から送信するDL−MAPメッセージを介して中継局に送信されることができる。下記の表6は、中間リンク領域の変更情報を含むRS_DL−MAPメッセージを示している。
Figure 2009536496
表6に示したように、前記RS_DL−MAPメッセージは、圧縮マップであることを表す圧縮指示(compressed indicator)情報と、前記RS_DL−MAPメッセージ以後に前記基地局フレーム300のアップリンク副フレーム320のうち、中間リンク領域323でのマップ情報を表すRS_UL−MAPメッセージの存在有無を知らせるRS UL MAP添付(appended)情報と、次のフレームの中間リンク領域のスタートオフセットの変更有無を表す次の中間リンク領域変更指示(Next RS DL zone change indicator)情報と、前記次のフレームの中間リンク領域のスタートオフセットの増減程度を表すOFDMAシンボルオフセット(OFDMA symbol offset)情報と、RS DL−MAPメッセージ長を表すMAPメッセージ長(MAP message length)情報と、前記基地局フレーム300のダウンリンク副フレーム310のうち、中間リンク領域313のOFDMAシンボル個数(No.OFDMA symbol)情報と、前記中間リンク領域313のマップ情報である複数のDL−MAP_IEなどを含む。表6の前記OFDMAシンボルオフセット(symbol offset)値もリンクの変化程度を考慮して適用し、順次的増減方式の他に指数的増減又は順列増減などの決まったパターンに従うことができる。
一方、表6において基地局フレーム300のアップリンク副フレーム320のうち、中間リンク領域323のマップ情報を指示するRS UL MAPが存在する場合、前記RS_UL−MAPの構造は、下記の表7のとおりである。
Figure 2009536496
表7に示したように、前記RS_UL−MAPメッセージは、前記基地局フレーム300のアップリンク副フレーム320のうち、中間リンク領域323を介して送信されるバーストのプロファイル情報を含むUCD(Uplink Channel Descriptor)メッセージのカウント値を表すUCDカウント(UCD count)情報と、前記RS_UL−MAPメッセージに含まれた前記基地局フレーム300のアップリンク副フレーム320のうち、中間リンク領域323の割り当てスタート時点を表す割り当てスタート時間(allocation start time)情報と、前記中間リンク領域323のOFDMAシンボル個数を表すシンボル個数(No.OFDMA symbols)情報と、前記中間リンク領域323のマップ情報である複数のUL−MAP_IEなどを含む。
上記のように、中間リンク領域に関する変更情報をFCHメッセージ又はMAPメッセージを介して中継局に知らせることもでき、他の例として、下記の表8のように別途のメッセージを定義して知らせることもできる。
Figure 2009536496
表8に示したように、次のフレームに対する中間リンク領域のスタートオフセット変更を知らせるためのRS_DL_zone_change_IEは、次のフレームに対する中間リンク領域のスタートオフセットの増減程度を表すOFDMAシンボルオフセット(OFDMA symbol offset)情報などを含む。表8の前記OFDMAシンボルオフセット(symbol offset)値も、リンクの変化程度を考慮して適用し、順次増減方式の他に指数的増減又は順列増減などの決まったパターンに従うことができる。
図5は、本発明の実施の形態による多重ホップ中継方式を使用する広帯域無線通信システムにおいて、基地局から中間リンク領域情報を受信するための中継局の動作手順を示している。
図5に示すように、まず中継局は、ステップ501で図3の基地局フレーム300の第1領域311、321で基地局と初期接続手続を行う。前記初期接続手続を完了した後、中継局動作を活性化した中継局は、ステップ503で前記基地局から前記表1のSTC_DL_ZONE_IEを受信し、前記表1のSTC_DL_ZONE_IEから図3の基地局フレーム300の第2領域313、323のうち、ダウンリンク313に該当する中間リンク領域情報を認知する。また、中継局は、基地局からダウンリンク中間領域指示子情報(RS DL zone indicator)を含むAAS_DL_IE情報を受信して、前記中間リンク領域情報を認知することもできる。あるいは、中継局は、ダウンリンク中間領域指示子情報(RS DL zone indicator)を含むFCHとGAP/PAPR reduction情報(IE)を含むダウンリンクマップを受信して、前記中間リンク領域情報を認知することもできる。
そして、前記中継局は、ステップ505にて前記中間リンク領域情報が指示する領域で中継局動作を行う。すなわち、前記中間リンク領域で基地局からのダウンリンク信号を受信する。以後、前記中継局は、ステップ507にて基地局から前記中間リンク領域の変更を知らせるメッセージが受信されているか否かを検査する。前記中間リンク領域の変更を知らせるメッセージは、先に説明したように、DL_Frame_Prefixメッセージ(表5)、前記RS_DL−MAPメッセージ(表6)又は前記RS_DL_zone_change_IEメッセージ(表8)になりうる。
前記中間リンク領域の変更を知らせるメッセージが受信された場合、前記中継局は、ステップ509に進んで前記受信されたメッセージから変更された中間リンク領域の情報を獲得し、次のフレームで前記獲得された情報に応じて変更された中間リンク領域で中継局動作を行う。前記中間リンク領域の変更を知らせるメッセージが受信されない場合、前記中継局は、ステップ511に進んで現在の中間リンク領域をそのまま維持しつつ中継局動作を行う。
上述した図4と図5は、初期接続手続を行った中継局及び初期接続手続を行った後に中継局動作を行う中継局に中間リンク領域の情報を提供する手順について説明したものである。
もし中継局が移動性を有するならば、前記中継局がサービング基地局からターゲット基地局にハンドオーバする場合にも、自身の管理する下位ノードに対する中継局動作を行い続けなければならない。したがって、前記中継局は、ハンドオーバを行った後、前記ターゲット基地局との通信のための前記ターゲット基地局での中間リンク領域情報を予め認知する必要がある。
図6は、本発明の実施の形態による多重ホップ中継方式を使用する広帯域無線通信システムにおいて、ハンドオーバする中継局にターゲット基地局の中間リンク領域情報を提供するためのシグナルリング交換手順を示している。
図6に示すように、まずターゲット基地局650は、ステップ611にてサービング基地局610へ前記ターゲット基地局650自身の中間リンク領域情報をバックボーンネットワークを介して提供する。ここで、前記サービング基地局610と前記ターゲット基地局650との間のバックボーンネットワークを介して交換するメッセージに含まれる前記ターゲット基地局650の中間リンク領域情報は、下記の表9のとおりである。
Figure 2009536496
表9に示したように、前記ターゲット基地局の中間リンク領域情報は、前記ターゲット基地局のダウンリンクのうち、中間リンク領域のシンボル開始点を表すDLゾーンシンボルオフセット(DL zone symbol offset)情報と、前記ターゲット基地局の中間リンク領域のうち、ダウンリンクの置換情報を表すDLゾーンパーミュテーション(DL zone permutation)情報とを含む。
すると、前記サービング基地局610は、ステップ613にて表9のようなターゲット基地局650の中間リンク領域情報を中継局640に送信する。前記ターゲット基地局の中間リンク領域情報は、前記サービング基地局610が前記中継局640に隣接基地局の情報を提供するために送信するMOB_NBR−ADVメッセージに含まれることができる。あるいは、前記ターゲット基地局の中間リンク領域情報は、基地局が中継局のハンドオーバを要請するために送信するハンドオーバ要請メッセージ又は中継局のハンドオーバ要請メッセージに対する応答として基地局が中継局に送信するハンドオーバ応答メッセージに含まれることができる。
前記ターゲット基地局650の中間リンク領域情報を受信した後、前記中継局640は、ステップ615にて前記ターゲット基地局650へのハンドオーバ遂行をサービング基地局610に知らせ、前記ターゲット基地局650にハンドオーバを行う。すると、前記サービング基地局610は、ステップ617にて前記ターゲット基地局650に前記中継局640のハンドオーバを通報する。このとき、前記中継局640のハンドオーバを通報するメッセージは、前記中継局640の知っている前記ターゲット基地局650での中間リンク領域情報を含む。
したがって、前記ターゲット基地局650は、ステップ619にて前記中継局640のハンドオーバ手続が完了するまで、中間リンク領域を変更しない。一方、前記中継局640は、ステップ621で前記ターゲット基地局650とハンドオーバ手続を行い、ステップ623にて先の前記サービング基地局610から獲得した前記ターゲット基地局650の中間リンク領域情報を利用して、前記ターゲット基地局650のサービス領域で中継局としての機能を行い続ける。
上述した本発明の実施の形態は、図3のフレーム構造で前記基地局フレーム300の第2領域313、323に該当する中間リンク領域のうち、特にダウンリンク313の情報を中継局に知らせる方案を中心に説明した。前記中間リンク領域のうち、アップリンク323に関する情報は、表1のSTC_DL_ZONE_IE又はAAS_DL_IEに含まれたRSDLゾーン指示指示子(zone indicator)のような別途の指示子無しでRS_UL−MAPメッセージを介して中継局に提供されることができる。すなわち、中継局は、表7のRS_UL−MAPメッセージの割り当てスタート時間(allocation start time)情報とOFDMAシンボル個数(No.OFDMA symbols)情報を参照して、各フレームの中間リンク領域のうち、アップリンク323情報を知ることができる。
ここまで多重ホップ中継方式を使用する広帯域無線接続通信システムにおいて、フレームの中間リンク領域情報を送受信する基地局と中継局との全般的な動作手順を説明した。以下では、前記フレームの中間リンク領域情報を交換するための基地局(BS:Base Station)と中継局(RS:Relay Station)の内部ブロック構成を述べる。同じインターフェスモジュール(通信モジュール)を有する基地局と中継局は、同じブロック構成を有するので、以下の説明では、図7に示された装置で基地局と中継局との動作を説明する。また、以下では、TDD−OFDMAシステムを仮定して述べる。しかしながら、本発明は、FDD−OFDMAシステム、TDDとFDDとを共に使用するハイブリッドシステム及び他の資源分割方式を使用するセルラー基盤のシステムに容易に適用されることができる。
図7は、本発明の実施の形態による基地局(又は中継局)のブロック構成を示している。
図7に示すように、本発明による基地局(又は中継局)は、RF処理器701、ADC703、OFDM復調器705、復号化器707、メッセージ処理部709、制御部711、メッセージ生成部713、符号化器715、OFDM変調器717、DAC719、RF処理器721、スイッチ723、時間制御器725を備えて構成される。
図7に示すように、まず時間制御器725は、時間同期に基づいてスイッチ723のスイッチング動作を制御する。例えば、信号を受信する区間であれば、前記時間制御器725は、アンテナと受信端のRF処理器701が接続されるように前記スイッチ723を制御し、信号を送信する区間であれば、前記アンテナと送信端のRF処理器721とが接続するように前記スイッチ723を制御する。
受信区間の間に、前記RF処理器701は、アンテナを介して受信されるRF(Radio Frequency)信号をベースバンドアナログ信号に変換する。ADC703は、前記RF処理器701からのアナログ信号をサンプルデータに変換して出力する。OFDM復調器705は、前記ADC703から出力されるサンプルデータをFFT(Fast Fourier Transform)して、周波数領域のデータに変換し、前記周波数領域のデータから実際受信しようとする副搬送波のデータを選択して出力する。
復号化器707は、前記OFDM復調器705からのデータを予め決まった変調水準(MCSレベル)に応じて復調(demodulation)及び復号(decoding)して出力する。
メッセージ処理部709は、前記復号化器707から入力される制御メッセージを分解して、その結果を制御部711に提供する。前記制御部711は、前記メッセージ処理部709からの情報に対する該当処理を行い、また送信する情報を生成してメッセージ生成部713に提供する。前記メッセージ生成部713は、前記制御部711から提供された各種情報でメッセージを生成して、物理階層の符号化器715に出力する。
前記符号化器715は、前記メッセージ生成部713からのデータを予め決まった変調水準(MCSレベル)に応じて符号及び変調して出力する。OFDM変調器717は、前記符号化器715からのデータをIFFT(Inverse Fast Fourier Transform)して、サンプルデータ(OFDMシンボル)を出力する。DAC719は、前記サンプルデータをアナログ信号に変換して出力する。RF処理器721は、前記DAC719からのアナログ信号をRF(Radio Frequency)信号に変換して、アンテナを介して送信する。
上述した構成にて、前記制御部711は、プロトコル制御部であって、前記メッセージ処理部709及び前記メッセージ生成部713を制御する。すなわち、前記制御部711は、前記メッセージ処理部709及び前記メッセージ生成部713の機能を行うことができる。本発明においてこれを別途に構成したことは、各機能を区別して説明するためである。したがって、実際に具現する場合、これらのすべてを制御部711で処理するように構成でき、これらのうちの一部のみが前記制御部711で処理するように構成できる。
また、前記制御部711は、プロトコル処理を行うときに必要な情報を物理階層の該当構成部に提供されるか、又は物理階層の該当構成部に制御信号を発生する。
以下、図7の構成に基づいて、本発明による中継局及び基地局の動作をそれぞれ述べる。以下、MAC(Media Access Control)階層で行われる制御メッセージ処理を中心に述べる。
まず、基地局の動作を述べると、前記制御部711は、本発明による中間リンク領域変更に応じる全般的な処理を制御する。任意の中継局の初期接続手続を完了する際、前記制御部711は、基地局のダウンリンク副フレームのうち、中継局と通信するための中間リンク領域に関する情報を生成してメッセージ生成部713に提供する。すると、前記メッセージ生成部713は、前記制御部711からの前記中間リンク領域に関する情報を含むメッセージを生成して物理階層に伝達する。ここで、前記中間リンク領域に関する情報を含むメッセージは、ゾーンスイッチ(zone switch)メッセージ(表1)、AAS_DL_IEメッセージ(表2)、又はGAP/PAPR reductionメッセージなどを利用できる。前記GAP/PAPR reductionメッセージを利用する場合、FCHメッセージは、前記GAP/PAPR reductionメッセージが中間リンク領域情報を含むメッセージであることを表す指示子(RS DL Zone Indication)情報を含むことができる。
また、前記制御部711は、前記中間リンク領域の大きさを変更する必要があるか否かを判断し、前記中間リンク領域の大きさを変更する必要があると判断される場合、中間リンク領域変更情報を生成して前記メッセージ生成部713に提供する。すると、前記メッセージ生成部713は、前記制御部711からの前記中間リンク領域変更情報を含むメッセージを生成して物理階層に伝達する。ここで、前記中間リンク領域変更情報を含むメッセージは、現在のフレームから基地局が中継局へ送信するフレーム制御ヘッダメッセージ(表5)、ダウンリンク中間領域のマップ情報を指示する中継局ダウンリンクマップ(RS_DL−MAP)メッセージ(表6)、又は別途に定義されたメッセージ(表8)でありうる。
また、移動中継局がハンドオーバするターゲット基地局の中間リンク領域情報(表6)を含むメッセージがバックボーンネットワークを介して受信される場合、前記制御部711は、前記受信されたメッセージから前記ターゲット基地局の中間リンク領域情報を抽出して、メッセージ生成部713に提供する。すると、前記メッセージ生成部713は、前記制御部711からの前記ターゲット基地局の中間リンク領域情報を含むメッセージを生成して物理階層に伝達する。ここで、前記ターゲット基地局の中間リンク領域情報を含むメッセージは、中継局に隣接基地局の情報を提供するための隣接基地局広告メッセージ(MOB_NBR−ADVメッセージ)、基地局が中継局のハンドオーバを要請するために送信するハンドオーバ要請メッセージ、又は移動中継局のハンドオーバ要請に応答するためのハンドオーバ応答メッセージでありうる。
また、前記制御部711は、アップリンク副フレームのうち、中継局と通信するための中間リンク領域に関する情報を生成してメッセージ生成部713に提供する。すると、前記メッセージ生成部713は、前記制御部711からの前記アップリンク中間リンク領域情報を含むメッセージを生成して物理階層に伝達する。ここで、前記アップリンク中間リンク領域情報を含むメッセージは、アップリンク中間リンク領域のマップ情報を指示する中継局アップリンクマップメッセージ(表4)でありうる。
前記メッセージ生成部713から生成されるメッセージは、物理階層で送信可能な形態に加工された後、アンテナを介して送信される。
次に、中継局の動作を述べると、メッセージ処理部709は、端末又は基地局から受信される制御メッセージを分解して、その結果を制御部711に提供する。本発明によってダウンリンク中間リンク領域情報を含むメッセージ(STC_DL_Zone_IE、AAS_DL_IE、又はGAP/PAPR reduction IE)又はダウンリンク中間リンク領域変更情報を含むメッセージ(DL_Frame_prefix、RSDLMAP、又はRS_DL_zone_change_IE)が基地局から受信された場合、前記メッセージ処理部709は、前記受信されたメッセージに含まれている各種制御情報を抽出して、前記制御部711に提供する。
すると、前記制御部711は、前記メッセージ処理部711からの制御情報に基づいて、基地局と通信するための中間リンク領域を認識し、前記認識された中間リンク領域に同期されて、中継局の機能を行うように全般的な制御を行う。
また、ハンドオーバ時にサービング基地局からターゲット基地局の中間リンク領域情報(表9)を含むメッセージが受信される場合、前記メッセージ処理部709は、前記受信されたメッセージから前記ターゲット基地局の中間リンク領域情報を抽出して前記制御部711に提供する。すると、前記制御部711は、前記メッセージ処理部711からの制御情報に基づいて、ターゲット基地局と通信するための中間リンク領域を認識し、ハンドオーバ完了後に前記ターゲット基地局の中間リンク領域に同期されて中継局として機能するように、全般的な制御を行う。
上述したように、本発明は、多重ホップ中継方式を使用する広帯域無線アクセス通信システムにおいて、基地局と中継局とが通信するための中間リンク領域情報を中継局に提供する方案を提案している。このような本発明は、限定されたフレーム内で中間リンク領域をセル環境に応じて動的に変更できるため、限定された資源を効率的に利用できるという利点がある。
本発明の詳細な説明では、具体的な実施の形態に関して説明したが、本発明の範囲から逸脱しない範囲内で様々な変形が可能であることは勿論である。したがって、本発明の範囲は、説明された実施の形態に限定されてはならず、後述する請求の範囲だけでなく、この請求の範囲と均等なもの等により決まらなければならない。
一般的なIEEE 802.16e通信システムの構造を概略的に示す図である。 基地局サービス領域の拡大のための多重ホップ中継方式を使用する広帯域無線通信システムの構造を概略的に示す図である。 本発明の実施の形態による多重ホップ中継方式を使用する広帯域無線通信システムにおいて、端末又は中継局に同期化された同期チャネルを提供するためのフレーム構造を示す図である。 本発明の実施の形態による多重ホップ中継方式を使用する広帯域無線通信システムにおいて、中継局へ中間リンク領域情報を提供するための基地局の動作手順を示す図である。 本発明の実施の形態による多重ホップ中継方式を使用する広帯域無線通信システムにおいて、基地局から中間リンク領域情報を受信するための中継局の動作手順を示す図である。 本発明の実施の形態による多重ホップ中継方式を使用する広帯域無線通信システムにおいて、ハンドオーバする中継局にターゲット基地局の中間リンク領域情報を提供するためのシグナルリング交換手順を示す図である。 本発明の実施の形態による基地局(又は中継局)のブロック構成を示す図である。

Claims (50)

  1. 無線通信システムにおける基地局の通信方法であって、
    中継局の初期接続時に、前記中継局とネットワーク進入手続を行う過程と、
    前記基地局と中継局とが通信する中間リンク領域に関する中間リンク領域情報を含むメッセージを生成する過程と、
    前記生成されたメッセージを物理階層処理して、前記初期接続する中継局に送信する過程とを含むことを特徴とする方法。
  2. 前記メッセージは、ゾーンスイッチ(zone switch)メッセージであり、前記ゾーンスイッチメッセージは、前記中間リンク領域情報が含まれているか否かを表すダウンリンク中間領域指示子(RS DL zone indicator)情報を含むことを特徴とする請求項1に記載の方法。
  3. 前記メッセージは、AAS(Adaptive Antenna System)領域割り当てメッセージであり、前記AAS領域割り当てメッセージは、前記中間リンク領域情報が含まれているか否かを表すダウンリンク中間領域指示子(RS DL zone indicator)情報を含むことを特徴とする請求項1に記載の方法。
  4. 前記メッセージは、GAP/PAPR(Peak to Average Power Ratio)減少(reduction)領域割り当てメッセージであることを特徴とする請求項1に記載の方法。
  5. 前記GAP/PAPR減少領域割り当てメッセージが前記中間リンク領域情報を含む場合、フレーム制御ヘッダ(FCH:Frame Control Header)メッセージは、前記GAP/PAPR減少領域割り当てメッセージが前記中間リンク領域情報を含むメッセージであることを表す指示子(RS DL zone Indication)情報を含むことを特徴とする請求項4に記載の方法。
  6. 無線通信システムにおける基地局の通信方法であって、
    前記基地局と中継局とが通信する中間リンク領域が変更されるか否かを検査する過程と、
    前記中間リンク領域が変更される場合、前記中間リンク領域の変更情報を含むメッセージを生成する過程と、
    前記生成されたメッセージを物理階層処理して、中継局にブロードキャストする過程とを含むことを特徴とする方法。
  7. 前記メッセージは、次のフレームの中間リンク領域のスタートを指示する情報を含むことを特徴とする請求項6に記載の方法。
  8. 前記メッセージは、中間リンク領域に該当するフレーム制御ヘッダ(R−FCH:Relay Frame Control Header)メッセージ、中間リンク領域の割り当て情報を含むMAPメッセージのうちの何れか一つに含まれて送信されることを特徴とする請求項6に記載の方法。
  9. 無線通信システムにおける基地局の通信方法であって、
    中継局がハンドオーバする場合、ターゲット基地局から中間リンク領域情報を受信する過程と、
    前記ターゲット基地局の中間リンク領域情報を含むメッセージを生成する過程と、
    前記メッセージを物理階層処理して、前記ハンドオーバする中継局に送信する過程とを含むことを特徴とする方法。
  10. 前記メッセージは、前記ターゲット基地局の中間リンク領域のスタートを指示する情報、前記中間リンク領域のパーミュテーション(permutation)方式を指示する情報のうち、少なくとも一つを含むことを特徴とする請求項9に記載の方法。
  11. 無線通信システムにおける中継局の通信方法であって、
    基地局への初期接続時に、前記基地局とネットワーク進入手続を行う過程と、
    前記基地局と中継局とが通信する中間リンク領域に関する中間リンク領域情報を含むメッセージを受信する過程と、
    前記中間リンク領域情報が指示する領域で中継局動作を行う過程とを含むことを特徴とする方法。
  12. 前記メッセージは、ゾーンスイッチ(zone switch)メッセージであり、前記ゾーンスイッチメッセージは、前記中間リンク領域情報が含まれているか否かを表すダウンリンク中間領域指示子(RS DL zone indicator)情報を含むことを特徴とする請求項11に記載の方法。
  13. 前記メッセージは、AAS(Adaptive Antenna System)領域割り当てメッセージであり、前記AAS領域割り当てメッセージは、前記中間リンク領域情報が含まれているか否かを表すダウンリンク中間領域指示子(RS DL zone indicator)情報を含むことを特徴とする請求項11に記載の方法。
  14. 前記メッセージは、GAP/PAPR減少(reduction)領域割り当てメッセージであることを特徴とする請求項11に記載の方法。
  15. 前記GAP/PAPR減少領域割り当てメッセージが前記中間リンク領域情報を含む場合、フレーム制御ヘッダ(FCH:Frame Control Header)メッセージは、前記GAP/PAPR減少領域割り当てメッセージが中間リンク領域情報を含むメッセージであることを表す指示子(RS DL zone indicator)情報を含むことを特徴とする請求項14に記載の方法。
  16. 無線通信システムにおける中継局の通信方法であって、
    基地局と中継局とが通信する中間リンク領域の変更情報を含むメッセージが受信されているか否かを検査する過程と、
    前記メッセージの受信時に、前記メッセージから変更された中間リンク領域を確認する過程と、
    前記変更された中間リンク領域で中継局動作を行う過程とを含むことを特徴とする方法。
  17. 前記メッセージは、次のフレームの中間リンク領域のスタートを指示する情報を含むことを特徴とする請求項16に記載の方法。
  18. 前記メッセージは、中間リンク領域に該当するフレーム制御ヘッダ(R−FCH)メッセージ、中間リンク領域の割り当て情報を含むMAPメッセージのうちの何れか一つに含まれて送信されることを特徴とする請求項16に記載の方法。
  19. 無線通信システムにおける中継局の通信方法であって、
    ハンドオーバする場合、ターゲット基地局の中間リンク領域情報を含むメッセージを受信する過程と、
    前記メッセージから前記ターゲット基地局の中間リンク領域を確認する過程と、
    前記ハンドオーバを完了した後、前記確認されたターゲット基地局の中間リンク領域で中継局動作を行う過程とを含むことを特徴とする方法。
  20. 前記メッセージは、前記ターゲット基地局の中間リンク領域のスタートを指示する情報、前記中間リンク領域のパーミュテーション(permutation)方式を指示する情報のうち、少なくとも一つを含むことを特徴とする請求項19に記載の方法。
  21. 無線通信システムでの通信方法であって、
    中継局の初期接続時に、基地局が、中間リンク領域情報を含む第1メッセージを前記中継局に送信する過程と、
    前記中継局が、前記基地局から受信した第1メッセージから中間リンク領域情報を確認する過程と、
    前記中継局が、前記中間リンク領域情報が指示する領域で中継局動作を行う過程とを含むことを特徴とする方法。
  22. 前記第1メッセージは、ゾーンスイッチ(zone switch)メッセージであり、前記ゾーンスイッチメッセージは、前記中間リンク領域情報が含まれているか否かを表すダウンリンク中間領域指示子(RS DL zone indicator)情報を含むことを特徴とする請求項21に記載の方法。
  23. 前記第1メッセージは、AAS(Adaptive Antenna System)領域割り当てメッセージであり、前記AAS領域割り当てメッセージは、前記中間リンク領域情報が含まれているか否かを表すダウンリンク中間領域指示子(RS DL zone indicator)情報を含むことを特徴とする請求項21に記載の方法。
  24. 前記第1メッセージは、GAP/PAPR減少(reduction)領域割り当てメッセージであることを特徴とする請求項21に記載の方法。
  25. 前記GAP/PAPR減少領域割り当てメッセージが前記中間リンク領域情報を含む場合、フレーム制御ヘッダ(FCH:Frame Control Header)メッセージは、前記GAP/PAPR減少領域割り当てメッセージが中間リンク領域情報を含むメッセージであることを表す指示子(RS DL zone indicator)情報を含むことを特徴とする請求項24に記載の方法。
  26. 前記中間リンク領域が変更される場合、前記基地局が、前記中間リンク領域の変更情報を含む第2メッセージを中間リンク領域で通信する中継局にブロードキャストする過程と、
    前記中継局が、前記基地局から受信された第2メッセージから変更された中間リンク領域を確認する過程と、
    前記中継局が、前記変更された中間リンク領域で中継局動作を行う過程とをさらに含むことを特徴とする請求項21に記載の方法。
  27. 前記第2メッセージは、次のフレームの中間リンク領域のスタートを指示する情報を含むことを特徴とする請求項26に記載の方法。
  28. 前記第2メッセージは、中間リンク領域に該当するフレーム制御ヘッダ(R−FCH)メッセージ、中間リンク領域の割り当て情報を含むMAPメッセージのうちの何れか一つに含まれて送信されることを特徴とする請求項26に記載の方法。
  29. 前記中継局がハンドオーバする場合、前記基地局が、ハンドオーバターゲット基地局の中間リンク領域情報を含む第3メッセージを送信する過程と、
    前記中継局が、前記基地局から受信した前記第3メッセージ内の情報から前記ターゲット基地局の中間リンク領域を確認する過程と、
    前記ハンドオーバを完了した後、前記中継局が、前記確認された前記ターゲット基地局の中間リンク領域で中継局動作を行う過程とをさらに含むことを特徴とする請求項21に記載の方法。
  30. 前記第3メッセージは、前記ターゲット基地局の中間リンク領域のスタートを指示する情報、前記中間リンク領域のパーミュテーション方式を指示する情報のうち、少なくとも一つを含むことを特徴とする請求項29に記載の方法。
  31. 無線通信システムにおける基地局装置であって、
    前記基地局と中継局とが通信する中間リンク領域に関する中間リンク領域情報を含む第1メッセージを生成するメッセージ生成器と、
    前記メッセージ生成器からのメッセージを物理階層処理して、初期接続する中継局に送信する送信機とを備えることを特徴とする装置。
  32. 前記第1メッセージは、ゾーンスイッチメッセージであり、前記ゾーンスイッチメッセージは、前記中間リンク領域情報が含まれているか否かを表すダウンリンク中間領域指示子(RS DL zone indicator)情報を含むことを特徴とする請求項31に記載の装置。
  33. 前記第1メッセージは、AAS(Adaptive Antenna System)領域割り当てメッセージであり、前記AAS領域割り当てメッセージは、前記中間リンク領域情報が含まれているか否かを表すダウンリンク中間領域指示子(RS DL zone indicator)情報を含むことを特徴とする請求項31に記載の装置。
  34. 前記第1メッセージは、GAP/PAPR減少領域割り当てメッセージであることを特徴とする請求項31に記載の装置。
  35. 前記GAP/PAPR減少領域割り当てメッセージが前記中間リンク領域情報を含む場合、フレーム制御ヘッダ(FCH:Frame Control Header)メッセージは、前記GAP/PAPR減少領域割り当てメッセージが中間リンク領域情報を含むメッセージであることを表す指示子(RS DL zone indicator)情報を含むことを特徴とする請求項34に記載の装置。
  36. 前記中間リンク領域が変更される場合、前記メッセージ生成器は、前記中間リンク領域の変更情報を含む第2メッセージを生成し、
    前記送信機は、前記第2メッセージを物理階層処理して、中間リンク領域で通信する中継局にブロードキャストすることを特徴とする請求項31に記載の装置。
  37. 前記第2メッセージは、次のフレームの中間リンク領域のスタートを指示する情報を含むことを特徴とする請求項36に記載の装置。
  38. 前記第2メッセージは、中間リンク領域に該当するフレーム制御ヘッダ(R−FCH)メッセージ、中間リンク領域の割り当て情報を含むMAPメッセージのうちの何れか一つに含まれて送信されることを特徴とする請求項36に記載の装置。
  39. 前記中継局がハンドオーバする場合、前記メッセージ生成器は、ターゲット基地局の中間リンク領域情報を含む第3メッセージを生成し、
    前記送信機は、前記第3メッセージを物理階層処理して前記ハンドオーバする中継局に送信することを特徴とする請求項31に記載の装置。
  40. 前記第3メッセージは、前記ターゲット基地局の中間リンク領域のスタートを指示する情報、前記中間リンク領域のパーミュテーション方式を指示する情報のうち、少なくとも一つを含むことを特徴とする請求項39に記載の装置。
  41. 無線通信システムにおける中継局装置であって、
    初期接続時に、基地局と中継局とが通信する中間リンク領域に関する中間リンク領域情報を含む第1メッセージを前記基地局から受信し、前記第1メッセージ内の中間リンク領域情報が指示する中間リンク領域で中継局通信を行うように通信部を制御する制御部と、
    前記中間リンク領域で前記基地局と通信を行う通信部とを備えることを特徴とする装置。
  42. 前記第1メッセージは、ゾーンスイッチ(zone switch)メッセージであり、前記ゾーンスイッチメッセージは、前記中間リンク領域情報が含まれているか否かを表すダウンリンク中間領域指示子(RS DL zone indicator)情報を含むことを特徴とする請求項41に記載の装置。
  43. 前記第1メッセージは、AAS(Adaptive Antenna System)領域割り当てメッセージであり、前記AAS領域割り当てメッセージは、前記中間リンク領域情報が含まれているか否かを表すダウンリンク中間領域指示子(RS DL zone indicator)情報を含むことを特徴とする請求項41に記載の装置。
  44. 前記第1メッセージは、GAP/PAPR減少領域割り当てメッセージであることを特徴とする請求項41に記載の装置。
  45. 前記GAP/PAPR減少領域割り当てメッセージが前記中間リンク領域情報を含む場合、フレーム制御ヘッダ(FCH:Frame Control Header)メッセージは、前記GAP/PAPR減少領域割り当てメッセージが中間リンク領域情報を含むメッセージであることを表す指示子(RS DL zone indicator)情報を含むことを特徴とする請求項44に記載の装置。
  46. 前記基地局から前記中間リンク領域の変更情報を含む第2メッセージの受信時に、前記制御部は、前記第2メッセージから変更された中間リンク領域を確認し、前記変更された中間リンク領域で中継局通信を行うように前記通信部を制御することを特徴とする請求項41に記載の装置。
  47. 前記第2メッセージは、次のフレームの中間リンク領域のスタートを指示する情報を含むことを特徴とする請求項46に記載の装置。
  48. 前記第2メッセージは、中間リンク領域に該当するフレーム制御ヘッダ(R−FCH)メッセージ、中間リンク領域の割り当て情報を含むMAPメッセージのうちの何れか一つに含まれて送信されることを特徴とする請求項46に記載の装置。
  49. 前記基地局からハンドオーバするターゲット基地局の中間リンク領域情報を含む第3メッセージの受信時に、前記制御部は、前記第3メッセージからターゲット基地局の中間リンク領域を確認し、ハンドオーバ完了時に前記確認されたターゲット基地局の中間リンク領域で中継局通信を行うように前記通信部を制御することを特徴とする請求項41に記載の装置。
  50. 前記第3メッセージは、前記ターゲット基地局の中間リンク領域のスタートを指示する情報、前記中間リンク領域のパーミュテーション方式を指示する情報のうち、少なくとも一つを含むことを特徴とする請求項49に記載の装置。
JP2009509440A 2006-05-11 2007-05-11 多重ホップ中継方式を使用する広帯域無線アクセス通信システムにおける中間リンク領域の情報提供装置及び方法 Expired - Fee Related JP4990357B2 (ja)

Applications Claiming Priority (7)

Application Number Priority Date Filing Date Title
KR20060042217 2006-05-11
KR10-2006-0042217 2006-05-11
KR1020070031012A KR20070109810A (ko) 2006-05-11 2007-03-29 다중 홉 릴레이 방식을 사용하는 광대역 무선 접속 통신시스템에서 중간링크 영역 정보 제공 장치 및 방법
KR10-2007-0031012 2007-03-29
KR1020070032415A KR100884756B1 (ko) 2006-05-11 2007-04-02 다중 홉 릴레이 방식을 사용하는 광대역 무선 접속 통신시스템에서 중간링크 영역 정보 제공 장치 및 방법
KR10-2007-0032415 2007-04-02
PCT/KR2007/002342 WO2007133022A1 (en) 2006-05-11 2007-05-11 Apparatus and method for providing relay link zone information in a multi-hop relay broadband wireless access communication system

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2009536496A true JP2009536496A (ja) 2009-10-08
JP4990357B2 JP4990357B2 (ja) 2012-08-01

Family

ID=39064253

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2009509440A Expired - Fee Related JP4990357B2 (ja) 2006-05-11 2007-05-11 多重ホップ中継方式を使用する広帯域無線アクセス通信システムにおける中間リンク領域の情報提供装置及び方法

Country Status (6)

Country Link
JP (1) JP4990357B2 (ja)
KR (1) KR20070109810A (ja)
CN (1) CN101444011B (ja)
AU (1) AU2007250653B2 (ja)
CA (1) CA2651608C (ja)
MY (1) MY145477A (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010239226A (ja) * 2009-03-30 2010-10-21 Fujitsu Ltd 通信制御方法、無線基地局及び無線端末
JP2011514758A (ja) * 2008-02-22 2011-05-06 クゥアルコム・インコーポレイテッド 基地局の送信を制御するための方法および装置
JP4880747B2 (ja) * 2006-04-19 2012-02-22 サムスン エレクトロニクス カンパニー リミテッド マルチホップリレー方式の広帯域無線接続通信システムにおける中継サービスを支援するための装置および方法
JP2012530425A (ja) * 2009-06-19 2012-11-29 ゼットティーイー コーポレーション 中継ノードのアクセス方法及び装置
JP5365692B2 (ja) * 2009-07-15 2013-12-11 富士通株式会社 無線通信システム、基地局装置、端末装置、中継局装置、及び無線通信システムにおける無線通信方法

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN112840729B (zh) * 2018-05-04 2023-03-10 华为技术有限公司 Gaps测量期间的urllc数据

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003244064A (ja) * 2002-02-19 2003-08-29 Denso Corp マルチホップ車載装置、マルチホップサーバ、マルチホップ路上機、並びにマルチホップ通信方法
JP2006074325A (ja) * 2004-09-01 2006-03-16 Kddi Corp 無線通信システム、中継局装置および基地局装置

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7218891B2 (en) * 2003-03-31 2007-05-15 Nortel Networks Limited Multi-hop intelligent relaying method and apparatus for use in a frequency division duplexing based wireless access network
ATE441255T1 (de) * 2003-12-30 2009-09-15 Nokia Corp Asymmetrischer datenverbindung kommunikationssystem mit relaisstations
US7386036B2 (en) * 2003-12-31 2008-06-10 Spyder Navigations, L.L.C. Wireless multi-hop system with macroscopic multiplexing

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003244064A (ja) * 2002-02-19 2003-08-29 Denso Corp マルチホップ車載装置、マルチホップサーバ、マルチホップ路上機、並びにマルチホップ通信方法
JP2006074325A (ja) * 2004-09-01 2006-03-16 Kddi Corp 無線通信システム、中継局装置および基地局装置

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4880747B2 (ja) * 2006-04-19 2012-02-22 サムスン エレクトロニクス カンパニー リミテッド マルチホップリレー方式の広帯域無線接続通信システムにおける中継サービスを支援するための装置および方法
JP2011514758A (ja) * 2008-02-22 2011-05-06 クゥアルコム・インコーポレイテッド 基地局の送信を制御するための方法および装置
US11477721B2 (en) 2008-02-22 2022-10-18 Qualcomm Incorporated Methods and apparatus for controlling transmission of a base station
JP2010239226A (ja) * 2009-03-30 2010-10-21 Fujitsu Ltd 通信制御方法、無線基地局及び無線端末
JP2012530425A (ja) * 2009-06-19 2012-11-29 ゼットティーイー コーポレーション 中継ノードのアクセス方法及び装置
US8750196B2 (en) 2009-06-19 2014-06-10 Zte Corporation Method and device for relay node access
JP5365692B2 (ja) * 2009-07-15 2013-12-11 富士通株式会社 無線通信システム、基地局装置、端末装置、中継局装置、及び無線通信システムにおける無線通信方法

Also Published As

Publication number Publication date
KR20070109810A (ko) 2007-11-15
CN101444011B (zh) 2013-02-20
MY145477A (en) 2012-02-29
AU2007250653B2 (en) 2010-12-16
CA2651608A1 (en) 2007-11-22
AU2007250653A1 (en) 2007-11-22
CN101444011A (zh) 2009-05-27
CA2651608C (en) 2012-11-20
JP4990357B2 (ja) 2012-08-01

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4876104B2 (ja) 多重ホップ中継方式を使用する広帯域無線アクセス通信システムにおいて中継局により構成されたブロードキャストメッセージの送信情報を処理するための装置及び方法
US7852797B2 (en) Apparatus and method for providing relay link zone information in a multi-hop relay Broadband Wireless Access communication system
KR100961743B1 (ko) 다중 홉 중계방식의 광대역 무선 접속통신시스템에서 중계서비스를 지원하기 위한 장치 및 방법
KR100855225B1 (ko) 다중홉 릴레이 방식을 사용하는 광대역 무선접속통신시스템에서 프레임 통신 장치 및 방법
US8134944B2 (en) Apparatus and method for configuring a relay frame control header in a multi-hop relay broadband wireless access communication system
US9042293B2 (en) Communication method using relay station in mobile communication system
KR100872420B1 (ko) 다중 홉 릴레이 방식을 사용하는 광대역 무선 접속 통신시스템에서 단말에게 투명성 있는 릴레이 서비스를제공하기 위한 장치 및 방법
KR100782930B1 (ko) 다중 홉 릴레이 방식을 사용하는 광대역 무선 접속 통신시스템에서 중계국 기능을 협상하기 위한 장치 및 방법
US8626181B2 (en) Apparatus and method for allocating a dedicated access zone to relay station (RS) in broadband wireless access (BWA) communication system
KR100872421B1 (ko) 다중 홉 릴레이 방식을 사용하는 광대역 무선 접속 통신시스템에서 최적 네트워크 재진입 절차 지원 장치 및 방법
KR100871338B1 (ko) 다중 홉 중계 방식을 사용하는 광대역 무선 접속통신시스템에서 중계국 기능을 협상하기 위한 장치 및 방법
JP4990357B2 (ja) 多重ホップ中継方式を使用する広帯域無線アクセス通信システムにおける中間リンク領域の情報提供装置及び方法
US8649315B2 (en) Apparatus and method for processing preamble change of relay station in broadband wireless access communication system using multihop relay
KR100974193B1 (ko) 다중 홉 릴레이 방식을 사용하는 광대역 무선 접속 통신시스템에서 단말 정보 해제 처리 장치 및 방법
KR100884756B1 (ko) 다중 홉 릴레이 방식을 사용하는 광대역 무선 접속 통신시스템에서 중간링크 영역 정보 제공 장치 및 방법
KR101501155B1 (ko) 광대역 무선 접속 통신 시스템에서 중계국으로 전용 억세스영역을 할당하기 위한 장치 및 방법
KR20080037976A (ko) 다중 홉 릴레이 방식을 사용하는 광대역 무선 접속 통신시스템에서 중계국 프레임 제어 메시지에 대한 인코딩 정보제공 장치 및 방법
KR20080077806A (ko) 다중 홉 릴레이 방식을 사용하는 광대역 무선접속통신시스템에서 비경쟁 방식의 레인징을 지원하기 위한장치 및 방법

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110419

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110715

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20111227

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20120327

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20120424

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20120501

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4990357

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150511

Year of fee payment: 3

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees