JP2007094210A - 教育システム、方法およびプログラム - Google Patents
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Abstract
【課題】教育対象機器における一連の教育において、教育する内容または機器などに対応した課題を重要度などのさまざまな属性に基づいて手動もしくは自動で出題し、その結果を自動的に収集し訓練の結果を判断する教育システムを提供することを目的とする。
【解決手段】通信ネットワークを介して講師と受講者を結び、教育対象機器のシミュレーションを行い、当該シミュレーションでは、教育対象機器の課題を講師の指示に従って出題すること、および、課題の重要度、影響度、故障率などの属性や正解率または課題に付与されたポイントなどを基づいて、順にもしくはランダムに出題したり、複数題を同時に出題したり関連のある課題を同時に出題したりなどの出題方法を用いて自動的に課題を出題し、受講者からの回答を自動的に判定しまとめるように構成する。
【選択図】図1
【解決手段】通信ネットワークを介して講師と受講者を結び、教育対象機器のシミュレーションを行い、当該シミュレーションでは、教育対象機器の課題を講師の指示に従って出題すること、および、課題の重要度、影響度、故障率などの属性や正解率または課題に付与されたポイントなどを基づいて、順にもしくはランダムに出題したり、複数題を同時に出題したり関連のある課題を同時に出題したりなどの出題方法を用いて自動的に課題を出題し、受講者からの回答を自動的に判定しまとめるように構成する。
【選択図】図1
Description
本発明は、コンピュータを用いて教育を行う教育システム、方法およびプログラムに関するものである。
従来、ある機器の取り扱いの教育を行う場合には、教育対象の当該機器を複数台設置している研修所で行うか、もしくは当該機器を複数台研修所などに持ち込んで行うか、もしくは研修所において当該機器のシミュレーションを行う端末を複数台用意して行っていた。上記方法においてはいずれも教育受講者および教育担当の講師は研修所などに集合して教育が行われるのが通常であった。
また、教育内容によっては、教育受講者が自宅や各自が通常勤務している場所にて教育を受講することが可能なコンピュータを用いた教育システムを利用することも可能であった。上記教育システムの場合は、講師から受講者への1方向の教育が主であった。例えば従来の教育システムとしては、講師の容姿を映し出し、講師の講義を音声と画像で伝えたり、講師が書いた黒板の内容を表示したりしていた。
さらには特にPC(パーソナルコンピュータ)を利用した教育システムでは、講師もしくは教育の進行担当者と質問したり、チャットを行ったりすることが可能であった。上記教育を行う環境として、通信ネットワークの整備により、ADSL(Asymmetric Digital Subscriber Line)、FTTH(Fiber To The Home)およびCATV(Cable TV)などの各種ブロードバンドサービスを利用してインターネットを介して教育を受けることも可能になっている。
インターネット回線を利用する場合は、特定の学習者のみが学習できるようにユーザおよびパスワードによる認証に際して暗号化が行われていたり、配信されるコンテンツも暗号化が行われていたりしていた。また、教育を行った後にデジタル的に録画しておいた教育内容を何度でも聴講することが可能であった。
また、特にダム管理の教育に関しては、研修所に受講者を集合させてシミュレーションソフトなどを利用して教育を行っていた。教育の内容としては、ダムの種類に関するもの、それぞれのダムの操作に関するものなどである。
特許文献としては、教育に動画を用いることにより学習者の理解度を正確に評価できるように、また学習効果を上げられるように、ディスプレイに動画を表示し、問題に対する正解データと学習者の回答データを記憶する手段を設け、さらに時刻を計測して回答データとリンク付けを行うことで、回答のデータと正解のデータを比較して学習者の能力を評価するように構成することを特許文献1は提案している。
特許文献2は、ネットワーク機器の技術修得を行う学習者が、必要な時に且つ自分の理解度に合わせて学習を行えるように、コミュニケーションサーバを設置し、通信ネットワークを介してネットワーク機器が有するtelnet機能を利用してリモートログインすることでネットワーク機器のコンフィグレーションの設定や通信確認および情報収集などの操作実習を行うことを提案している。
特開2003−337526号公報
特開2002−149839号公報
ところが、上述した教育では、操作する教育用の機器を使用する必要があるため一斉に研修所などに出向く必要があった。また研修所に出向くまでの往復に要する時間が長い場合は、日常業務に支障をきたしていた。したがって、多忙時でも受講者の仕事場で教育を受けることができ、さらに実際の教育内容に劣らず付加的な機能を備えている教育システムが望まれている。教育内容としては専門教育に対応し、実務レベルで行うことができるシミュレーションの機能が望まれている。さらに、教育の効果を上げるための工夫が課題の出題方法にも望まれており、訓練の評価についても自動的に行えるなどの機能が望まれている。
本発明はかかる従来の問題に鑑みてなされたものであり、受講者および講師が教育受講のため、もしくは教育を行うために研修所などの施設に行くことなく、実際の機器の操作を再現するシミュレーションを、拠点に設置される教育用端末を利用して行うことができ、受講者に対して大きな教育的効果をもたらす課題の出題方法を提供し、講師に対しては課題出題および訓練結果の採点などの自動化を行うことで負担を軽減し、人が評価すべき課題に対して時間を割り当てられるようにすることを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明に関する教育システムは、教育対象機器のシミュレーションを行うシミュレーション手段と、予め重要度または影響度もしくはそれら両方を付与した課題を保存する手段と、操作者の指定により、シミュレーション中に前記課題を出題する課題出題手段と、を備えることを特徴とする。
本発明により、教育対象機器のシミュレーションを行い、当該対象機器に関する課題に予め重要度または影響度もしくはそれらの両方を付与しておくことで、講師は当該教育機器のシミュレーションの際に機器に関する課題を受講者に対して任意に与えることが可能となる。
上記目的を達成するため、本発明に関する教育システムは、教育対象機器のシミュレーションを行うシミュレーション手段と、予め重要度または影響度もしくはそれら両方を付与した課題を保存する手段と、シミュレーション中に前記課題を出題する課題出題手段と、を備え、前記課題出題手段は、前記付与された重要度または影響度もしくはそれら両方において、重要度または影響度が高いものから自動的に選択して課題を出題することを特徴とする。
本発明により、通信ネットワークを用いて教育を行う際に、教育の対象となる機器のシミュレーションを行い、その際に当該機器に関する課題に予め重要度または影響度もしくはそれら両方を付与しておくことで、システムが自動的に受講者に対して前記重要度または影響度もしくはそれらの両方において重要度または影響度が高いものから順に課題を与えることが可能となる。
上記システムの課題出題手段はさらに、前記付与された重要度または影響度もしくはそれら両方において、重要度または影響度が高い課題から指定された課題数を選択し、ランダムに出題するように構成するのも好ましい。本発明により、受講者に課題を与える際に、重要度または影響度が高い課題をランダムに出題することが可能となる。ランダムに出題することで受講者の心構えを出題に対し新たにする効果が期待できる。
さらに上記システムの課題出題手段は、過去の課題の成績より正解率の低い課題から指定された課題数を選択し、ランダムに課題を出題するように構成するのも良い。本発明により、過去において正解率の低かった課題を受講者にランダムに与えることが可能となる。過去において正解率が低かった課題は間違えやすいもしくは高度で難しいと考えられる。上記間違えやすいもしくは、高度で難しい課題を優先的にしかもランダムに受講者に出題することで、新鮮さを受講者に与え、退屈させないようにすることが可能である。
上記システムにおいて、前記予め付与された重要度または影響度もしくはそれら両方と受講者の成績を演算して得られた値を基にして課題にポイントを付与し、前記課題出題手段は、前記付与されたポイントの高い課題から指定された課題数を選択してランダムに課題を出題するように構成するのも好ましい。本発明では、課題の重要度または影響度もしくはそれら両方と今までの受講者全員の過去の成績とを演算して得られる値をポイント化して課題に付与し、その付与されたポイントの高いものから選択してランダムに受講者に与えることが可能となる。
上記システムにおいて、前記課題に受講者のレベルを設定し、前記課題出題手段は、受講者のレベルを判断してレベルに応じた課題を出題するように構成するのも好ましい。本発明により、受講者のレベル付けを行うことで、教育の受講者が自分のレベルに応じた課題を自動的に受けられることが可能となる。講師は教育の際に特に受講者のレベルを気にする必要が無くなる。また、レベルの異なる受賞者が講師の教育講座を受講していた場合も、自動的に出題できる課題については講師は気にする必要が無くなり、負担が少なくなる。また、個別で出題する課題は今まで通り行うこともできる。
上記システムにおいて、前記課題出題手段は複数の課題を予め決められた一定の時間内で同時に且つランダムに出題するように構成するのも良い。本発明により、複数の課題が出題した時に受講者が正しく判断できるかを判断するための指標を与えることができる。
さらに、上記システムにおいて前記複数の課題が相互に関連があるものであるのも好ましい。関連がある課題を複数題同時に出題することにより、関連がある課題に対応する受講者の能力を判断することが可能となる。
また、上記システムに、前記教育対象機器に故障率を付与し、前記課題出題手段は、付与された故障率を演算し、演算した結果に従って課題を出題するように構成するのも好ましい。本発明により、機器の故障率を与えることでさまざまな局面の課題を与えることが可能となり、受講者はさまざまな局面に対応できるようになる。
本発明に関する教育システムは、ダムに関わる装置のシミュレーションを行うシミュレーション手段と、重要度、影響度、正解率、レベル、ポイントという属性のいずれか1つもしくは複数の組み合わせを付与したダム教育で出題する一連の課題を保存する手段と、ランダムに出題を行うランダム出題、複数の課題を同時に出題する複数同時出題、複数の課題を選択しさらにその中から複数題を選択して出題する複数選択式出題、複数題を出題する際に互いに相関関係がある課題を出題する複数相関出題という課題の出題方法のいずれか1つもしくは複数の組み合わせを定義した課題の出題モードを保存する手段と、前記課題に対する応答を判定する指標を与える複数種類の訓練主要ポイントを保存する手段と、シミュレーション中に前記課題を前記その属性および前記課題の出題モードに従って出題する課題出題手段と、前記出題された課題に対する応答により、前記特定された複数の訓練主要ポイントに関して自動的に評価を行う評価手段と、を備えたことを特徴とする。
本発明により、重要度、影響度、正解率、レベル、ポイントというさまざまな属性を有する課題を、ランダム出題、複数題同時出題、複数選択式出題、複数相関出題などの定義されたさまざまな出題方法を使用して出題し、その出題の応答について予め用意された応答を判定する複数の訓練主要ポイントにより自動的に評価することができる。これにより予め重要な訓練主要ポイントを定義しておくことで行った課題に対する受講者の訓練結果を自動的に判定を行いたい訓練主要ポイントにて判定することが可能となる。
また、本発明に関する教育システムは、複数種類のダムに関わる装置のシミュレーションを行うシミュレーション手段と、前記複数の種類のダムの内、いくつかのダムの機器故障のシミュレーションを行う項目ごとに分類された課題を保存する手段と、シミュレーション中に前記課題を項目ごとに、ある一定の時間帯の中でランダムに発生させる課題出題手段と、を備えたことを特徴とする。
本発明により、存在する教育対象の複数のダムの内、いくつかを選択してシミュレーションを行い、そのシミュレーション中に、選択した複数のダムの機器故障に関する課題をシミュレーションし、その課題ごとに、ある一定の時間帯の中でランダムに課題を発生させることが可能となる。この出題により、教育受講者は、さまざまはダムの機器故障に即座に対応できるか能力を身に着けることができる。
上記目的を達成するため、本発明に関する教育方法は、予め重要度または影響度もしくはそれら両方を付与した課題を用いて、教育対象機器のシミュレーションを行う対象機器のシミュレーションステップと、前記予め重要度または影響度もしくはそれら両方を用いて、重要度または影響度が高いものから自動的に選択して課題をシミュレーション中に出題する課題出題ステップと、を含むことを特徴とする。
上記方法において、ポイント算出ステップは、前記予め付与された重要度または影響度もしくはそれら両方と受講者の成績を演算して得られた値を基にして課題にポイントを付与し、前記課題出題ステップは、前記付与されたポイントの高い課題から指定された課題数を選択してランダムに課題を出題するように構成するのも好ましい。
上記方法において、さらに、前記課題出題ステップは、複数の課題を予め決められた一定の時間内で同時に且つランダムに出題するステップを含むように構成するのも良い。
上記方法において、前記教育対象機器に故障率を付与し、前記課題出題ステップは、付与された故障率を演算し、演算した結果に従って課題を出題するステップを含むように構成するのも好ましい。
上記目的を達成するため、本発明に関する教育プログラムは、教育を行うコンピュータ上で動作するプログラムであって、重要度、影響度、正解率、レベル、ポイントという属性のいずれか1つもしくは複数の組み合わせを付与したダム教育で出題する一連の課題を保存する処理と、ランダムに出題を行うランダム出題、複数の課題を同時に出題する複数同時出題、複数の課題を選択しさらにその中から複数題を選択して出題する複数選択式出題、複数題を出題する際に互いに相関関係がある課題を出題する複数相関出題という課題の出題方法のいずれか1つもしくは複数の組み合わせを定義した課題の出題モードを保存する処理と、前記課題に対する応答を判定す指標を与える複数種類の訓練主要ポイントを保存する処理と、を含み、ダムに関わる装置のシミュレーションを行うシミュレーション処理と、シミュレーション中に前記課題を前記その属性および前記課題の出題モードに従って出題する課題出題処理と、前記出題された課題に対する応答により、前記特定された複数の訓練主要ポイントに関して自動的に評価を行う評価処理と、をコンピュータ上で動作させるを特徴とする。
また、本発明に関する教育プログラムは、教育を行うコンピュータ上で動作するプログラムであって、複数種類のダムの内、いくつかのダムの機器故障のシミュレーションを行う項目ごとに分類された課題を保存する処理を含み、前記複数種類のダムに関わる装置のシミュレーションを行うシミュレーション処理と、前記シミュレーション中に前記課題を項目ごとに、ある一定の時間帯の中でランダムに発生させる課題出題処理と、をコンピュータ上で動作させることを特徴とする。
以上説明したように本発明によれば、通信ネットワークなどを介して教育を行うに際して、教育を行う対象の機器の課題をその重要度または影響度もしくはそれら両方を考慮に入れて、順番に、もしくは上位から選択してランダムに、もしくは講師が指定した時に受講者に与えることができるので、画一的ではない柔軟な教育が可能である。また、一度に複数の課題を与えることができ、さらにそれら与える課題として相関関係を有する課題をランダムに選択して与えることができるので、実際の機器の操作を行う際に遭遇すると思われる問題を課題として与えることができ、実地に即した教育が可能である。
さらに、過去の実績として正解率の低い課題を優先的に出題したり、重要度または影響度もしくはそれら両方と受講者の成績を演算して得られた値を基にして課題に付与したポイントや受講者のレベルを基にして課題を出題したりすることで、受講者に合わせた課題を与えてその結果を得ることができ、さらにはその結果を次の教育に活用することが可能であり、より的確な教育システムを構築することが可能となる。また機器の故障率を与えその故障率を基に課題を出題したり、一度に複数の課題を与えたりするなどの複合した課題を出題することが可能となり、受講者はさまざまな局面に対処できる素地ができることになる。また、ダム教育においては、訓練の結果を主要なものから自動的に評価し記録することができるので、講師もしくは教育の担当者の負担を軽くすることができ、評価した結果は将来の教育に活用ことができる。受講者は実地の業務のうち主要な訓練の評価を受けることができるので、受講後に受けた教育を活用することができる。また、ある時間帯に複数種類の機器故障を発生させることができるので実地に沿った教育ができ、受講者は実際の操作を体感することができる。
以下、本発明を実施するための最良の形態について説明する。図1に、本発明の第1の実施の形態に関わる教育システムの機能ブロック図を示す。教育システム1は、教育用サーバ2、通信ネットワーク4および教育用端末5から構成される。それぞれの構成について以下に説明する。教育用サーバ2は、大きくは、通信ネットワーク4との情報の送受信を行う機能を有する送受信部12、入力される情報から必要な情報を読み取り、その情報より内包するさまざまな機能を用いて情報の制御を行い、情報を保存する場合は記憶部14を制御して情報を記憶させ、記憶した情報が必要な場合には記憶部14から情報を読み取り、外部に対して情報を出力する必要がる場合には表示部16もしくは送受信部14に情報を渡すなどのさまざまな機能を制御する中央演算処理部13、前記システムを機能させるのに必要な情報を記憶する記憶部14、本サーバの操作者とのマンマシンインタフェースである入力部15および表示部16から構成されている。
中央演算処理部13はさらに、送受信処理手段131、入出力処理手段132、データ入出力手段133、シミュレーション手段134、課題出題手段135、乱数発生手段136、および、ポイント算出手段137から構成される。その各々の機能について以下に説明する。送受信処理手段131は、外部からの受信情報と外部への送信情報を送受信部12を介して行う機能を有する。入出力処理手段132は教育用サーバ2のキーボードや画面を見ながら作業を行う操作者との入力および出力を処理する機能を有する。データ入出力手段133は記憶部14に格納される各種の情報の登録および取得を行う機能を有する。シミュレーション手段134は、教育にて教育の対象となる機器のシミュレーションを行う機能を有する。課題出題手段135はシミュレーションを行っている最中などにその機器に特有の課題などをその課題の重要度、影響度などを考慮して、ランダムにもしくは順番に課題を出題するなどの機能を有する。乱数発生手段136は、上記課題の出題をランダムに行う際に使用する乱数を発生させる機能を有する。ポイント算出手段137は、課題それぞれにおいて、その付与された重要度と影響度に加えて過去の受講者のその課題に対する結果などを考慮に入れ出題する課題を決定する機能を有する。
記憶部14には、受講者の各種情報を格納する受講者データベース(DB)141、対象の教育機器対応の課題情報を格納する課題情報データベース(DB)142、および、講座の情報を格納する講座情報データベース(DB)143が存在する。教育用サーバ2は以上のように構成されている。
次に受講者が使用する教育用端末5の構成について説明する。教育用端末5は、教育用サーバ2と情報の送受信を行う送受信部52、受講者とのマンマシンインタフェース機能を有する入力部55および表示部56、および、教育を受講するに際して端末として必要な機能を行う中央演算処理部53から構成される。さらに中央演算処理部53は、送受信部52と通信を行うことで教育用サーバ2からの情報を受信し、受講者の入力を入力部55から受け、教育用サーバ2に通知するために送受信部52に情報を通知する送受信処理手段531、および、受講者からの入力情報を受信し、送受信処理手段531にその情報を通知し、教育用サーバ2からの情報に基づいて情報を表示する表示部56とのインタフェース機能を有する入出力処理手段532から構成されている。
教育用端末5は教育システムにおいて通信ネットワーク4を経由して教育用サーバ2と通信を行い、教育用サーバ2からの情報を送受信部52にて受信し、受講者に対して表示部56を用いて画面表示を行う。受講者が入力部55を利用して入力した内容は、同様に入出力処理手段532が受信し、それから入出力処理手段532は送受信部52に送信し、通信ネットワーク4を経由して教育用サーバ2に送信される。教育用サーバ2が出題する課題は、上述のようなルートで教育用サーバ2から教育用端末5へと出題され、受講者の課題に対する応答も上記のようなルートで教育用端末5から教育用サーバ2へと通知される。
通信ネットワーク4は、企業などの社内教育の場合であれば、例えば広域イーサネット(イーサネットは登録商標)などを利用したり、IP−VPNもしくはインターネットVPNを利用したりして、教育用サーバ2が設置されている拠点と教育用端末が設置されている拠点を結んで行われる。自宅でも教育を受けるようにするためにインターネットVPNを使用することも同様に可能である。上記広域イーサネット、IP−VPN、インターネットVPNを使用するにおいては専用の機器やソフトウェアを使用して教育用サーバ2の設置拠点と教育端末5の設置拠点を結んで行う。
本実施形態における教育システム1は、以上のように構成されており、以下にその動作を説明する。図2〜5は記憶部14に格納される情報を示している。図2に、受講者データベース(DB)141の内容を示す受講者情報を示している。受講者情報としては、受講者の氏名、受講者が属する部課名もしくは一般的には会社名など、受講者の連絡先の電話番号(社内の場合は社内の電話番号)、受講者のメールアドレス、受講講座情報、教育システムのユーザID、および、パスワードから構成されている。さらに受講講座情報は、受講者が複数の講座を受講している時は複数の講座が登録されており、また受講講座ごとに受講者のその講座におけるレベルを登録している。レベルについては後述する。
図3に、教育を行う講座の情報を示す。本実施形態では開催される講座は複数存在し、その講座ごとに講座名、課題をどのように出題するかを決定する課題出題モード、課題へのリンク、教育における課題の全体の正解率、および、複数題を選択してランダムもしくは順に課題を出題することを意味する「複数選択式」が設定されていた場合の選択される課題の件数を示す選択出題件数より構成されている。
また、前記課題出題モードは本実施形態ではビット列で定義され、ビット(フラグ)が立っているモードが選択されていることを意味する。課題出題モードには、「重要度」、「影響度」、「正解率」、「レベル」「ポイント」、「ランダム」、「複数選択式」、「複数同時」および「複数相関」が存在する。前記課題出題モードの、「重要度」、「影響度」、「レベル」については課題ごとに予め決められた内容が登録されており、「正解率」、「ポイント」については当該教育講座を開催した後に課題ごとに与えられるものである。「ランダム」、「複数選択式」、「複数同時」、「複数相関」は課題ごとではなく、例えば講座ごともしくは講座の単元ごとに出題する課題の出し方に関する、例えば「ランダム」であれば、この講座の課題はランダムに選択されて行われるということを意味するモードである。
本実施形態では、課題の出題モードは教育の講座単位としているが、全ての講座において上記モードで動作するように設定することも可能であるし、また、講座を複数の単元に分割し、図5に示すように単元ごとに課題の出題モードを設定することも可能である。またこの場合は単元ごとに、正解率も設定できるようになっている。
また、図3においては、教育講座名が、「ダム教育」であり、このダム教育の課題出題モードは、設定しているビット列から、重要度および影響度の両方を用いてランダムに選択出題件数に設定された分の複数題を選択して、複数題を同時に出題するという設定になっていることが分かる。「ランダム」を選択していない(対応のビットが「0」の場合)場合は、ランダムではなく順に行うことを意味している。また、本実施形態において、「正解率」のビット(フラグ)が立てられていないが、もし立っていたとしても、後述するフローの説明において、課題発生モードを前述の順序にてチェックしているため、「正解率」をチェックする以前に「重要度」と「影響度」をチェックして直ちに「重要度+影響度」にて課題を出題するように動作することになる。よって本実施形態で「正解率」を用いて課題を出題したい場合は、重要度および影響度の対応するビットに「0」を立て、正解率に対応するビットに「1」を立てることで可能である。但し本動作は本実施形態においてのものであって、課題出題モードのチェックの方法はビット列ではなく、モードごとに数字を持たせるなど他のさまざまな方法が考えられる。
また、図3において複数題同時であってさらに、それらの問題に関連性を持たせたい場合は設定値として、「複数相関」にビットを立てるだけで動作する。「複数相関」にビットが立っていない時は、複数課題をランダムもしくは順に出題することになる。上記「課題出題モード」の次には本教育講座の課題へのリンクを示している「課題へのリンク」、またこの教育の講座の課題に対する今まで受講した受講者の全体の正解率が「全体の正解率」に登録され、「選択出題件数」には、課題を出題する際に選択する対象の課題の数の登録されている。例えば「選択出題件数」としては「10」などの数字が登録されている。「10」が指定されている場合は、バッファに登録されている10題から選択して課題を出題するということを意味する。複数出題の場合は本実施形態では、2題を同時に出題するものとする。3題以上を同時に出題したい場合は、教育講座情報DB143にさらに3題以上の指定の数を登録する欄が必要となる。
教育時に行う課題は、前述の教育講座情報の前記「課題へのリンク」からリンクされており、その構成内容を図4に示す。教育講座に対応した課題は、その課題の総数を示す「課題総数」および前記総数分登録されている課題へのリンクから構成され、各々の課題ごとに、その重要度、影響度、課題のレベル、課題に付与されたポイント、その課題と相関関係にある課題へのリンク、その課題の正解率、課題の内容、および、その課題の正解内容から構成されている。
前記、重要度、影響度およびレベルの詳細な定義内容について図6に示す。本実施形態では、重要度は1〜5までに分類されており、1は「最重要」、2は「やや重要」、3は「重要」、4は「普通」、5は「重要度小」を表す。影響度も1〜5までに分類されており、1は「影響度最大」、2は「影響度大」、3は「影響度中」、4は「影響度小」、5は「影響度なし」を表している。レベルは、1〜4までに分類されており、1は「新入社員レベル」、2は「中堅社員レベル」、3は「ベテラン社員レベル」、4は「講師レベル」という風によりレベルが高くなるように登録されている。上記「重要度」、「影響度」、「レベル」はさらに細分化されていても良いし、もっとおおまかに登録されていても良い。本「重要度」、「影響度」、「レベル」は教育内容に依存してさまざまな階層に分かれていても良い。
データは以上のように構成され、以下に上記データの登録について説明する。
データは以上のように構成され、以下に上記データの登録について説明する。
[1.データ登録]
図7に、本実施形態における教育システム2にログインして各種情報を登録する際の動作を示す。本実施形態では通信ネットワーク4として広域イーサネットなどを利用した場合について説明する。教育の担当者は教育用端末5から入力部55を使用して教育用プログラムを起動する。教育用プログラムは教育用サーバ2にアクセスする(S71a)。教育用サーバ2は、アクセスを受付け(S71b)、ログイン画面を作成して送信する(S72b)。
図7に、本実施形態における教育システム2にログインして各種情報を登録する際の動作を示す。本実施形態では通信ネットワーク4として広域イーサネットなどを利用した場合について説明する。教育の担当者は教育用端末5から入力部55を使用して教育用プログラムを起動する。教育用プログラムは教育用サーバ2にアクセスする(S71a)。教育用サーバ2は、アクセスを受付け(S71b)、ログイン画面を作成して送信する(S72b)。
教育用端末5はログイン画面を受信(S72a)して表示部56にログイン画面を表示する。教育の担当者はログインIDとパスワードを入力し送信する(S73a)。教育用サーバ2は教育の担当者が入力したログインIDとパスワードを受信し(S73b)、ログインIDとパスワードが正しいか判断する(S74b)。正しくなかった場合は、エラー画面を作成して送信する(S75b)。エラー画面を受信した教育用端末5は受信したエラー画面を表示し(S75a)、処理を終了する。ログインIDとパスワードが正しかった場合は、教育のメイン画面を作成し送信する(S76b)。エラーであった場合は、再度試行することが可能である。
教育の担当者は教育用端末5が受信し(S76a)画面表示された(S77a)メイン画面より各種情報の登録を行う(S78a)。教育用端末5から各種情報の登録要求を受信した教育用サーバ2は各種情報の登録を行う図8に示す「各種情報登録ルーチン」を起動する。(S77b)。各種情報の登録が完了した場合は、教育用サーバ2は登録終了画面を作成し送信し(S78b)、処理を終了する。教育用端末5も同様に登録終了画面を受信して(S79a)、受信した終了画面を表示し(S7Aa)、各種情報の登録処理を終了する。
上記において、各種登録情報とは、図2に示す受講者情報、図3および図5に示す教育講座情報、図4に示す課題情報などである。以下に上記受講者情報、課題情報、教育講座情報の入力の動作を図8を用いて説明する。
各種情報の登録要求を受信した教育用サーバ2は、登録画面を作成して教育用端末5に送信する(S81b)。教育用端末5は登録画面を受信し(S81a)、画面に表示し、教育の担当者は受講者の登録を行う(S82a)。登録の内容は図2に示すような、受講者の氏名、部課名、社内の電話番号などの連絡先番号、メールアドレス、受講者が受ける受講者講座情報、教育システムにおけるユーザIDおよびパスワードなどである。上記受講者情報を受信した(S82b)教育用サーバ2は、図2に示す受講者情報データベース(DB)141に登録する(S83b)。上記受講者情報の登録動作を受講者全員に対して行う(S84b)。
次に教育の講座情報の登録および講座で用いる課題の登録を行う。全受講者情報の登録後、教育用サーバ2は教育講座の登録画面を送信する(S85b)。教育用端末5は受信した登録画面を表示し(S83a)、教育の担当者は、図3に示す、教育名、課題出題モード、課題へのリンク、選択出題件数などを講座の情報として画面を操作して登録要求を行う(S84a)。教育用サーバ2は登録情報を受信し(S86b)、教育講座の情報を登録する(S87b)。
次に登録を行った教育講座における課題の登録を行うため、教育用サーバ2は課題の登録画面を作成し送信する(S88b)。教育の担当者は教育用端末5が受信し表示された(S85a)登録画面より、図4に示す、課題の重要度、影響度、レベル、互いに関係する相関課題、課題内容および課題の正解の内容を課題情報として入力し送信する(S86a)。教育用サーバ2は受信した(S89b)課題を課題情報データベース(DB)142に登録する(S8Ab)。教育用サーバ2は、全課題の登録が終了するまで上記ステップS88bからステップS8Abを繰り返す(S8Bb)。全ての課題の登録を終了すると、次の教育講座についてステップS85bからステップS8Abの処理を繰り返し全教育の講座とその全課題の情報を登録するまで繰り返して作業を行う(S8Cb)。以上説明した動作にて教育の全講座とその全課題を登録する。上記各種情報の登録は、データ入出力手段133がその機能を有しているものである。
本実施形態において、画面は教育用サーバ2が作成して送信するようにしているが、教育用サーバ2は必要最小限の情報のみを送信し、教育用端末5側で画面の作成を行うことも可能である。この場合は教育用サーバ2と教育用端末5の通信する情報上に特別の規約を定義することで行うことが可能である。教育のプラットフォームとしてWEBを利用する場合も同様に画面は教育用サーバ2上で作成し教育端末5はWEBブラウザで表示するというやり方も可能である。
また上記各種情報の登録は、インターネットを利用した場合は、WEBを利用してSSLなどで情報を暗号化して遠隔にて行うことも可能であり、また、広域イーサネットなどの閉ざされた環境を利用した場合や、VPNで教育用サーバ2が設置されている拠点と教育担当者が入力を行う拠点が結ばれている場合は、独自のソフトウェアで行うことも可能である。次に教育システムにログインして受講する動作について説明する。
[2.教育システム開始、課題の出題]
教育に参加する際には、まず受講者は教育システム2にログインする。教育システム2のデータベースに登録されているユーザのみが教育を受けることができる。受講者のログインは、図7に示すように教育の担当者が教育用サーバ2にログインするのと同様な処理が行われる。また、ユーザの認証はログインIDとパスワードで行っているが、セキュリティを考えて暗号化して通信が行われることが可能である。WEBブラウザを用いてログインする際には例えばSSLを使用して暗号化を行ったりすることも可能である。IPSecやPPTPなどのVPNを使用する場合は通信路が暗号化されているので、ログインIDやパスワードの通信はセキュリティが保持されたまま行うことが可能である。
教育に参加する際には、まず受講者は教育システム2にログインする。教育システム2のデータベースに登録されているユーザのみが教育を受けることができる。受講者のログインは、図7に示すように教育の担当者が教育用サーバ2にログインするのと同様な処理が行われる。また、ユーザの認証はログインIDとパスワードで行っているが、セキュリティを考えて暗号化して通信が行われることが可能である。WEBブラウザを用いてログインする際には例えばSSLを使用して暗号化を行ったりすることも可能である。IPSecやPPTPなどのVPNを使用する場合は通信路が暗号化されているので、ログインIDやパスワードの通信はセキュリティが保持されたまま行うことが可能である。
受講者がログインした時に、その受講者が受ける講座、もしくはその講座の単元ごとに設定されている課題の出題モードが自動課題出題モードになっているか判断する(S91)。自動課題出題モードでは無い場合は、講師が教育の最中に自ら課題を提出する(S92)。課題の出題が自動である場合は、図10にその動作フローを示す「課題出題ルーチン」を起動する(S93)。また自動出題モードであった場合においても、講師は必要と思った時に、講師の教育画面から受講者と出題したい課題を選択していつでも受講者に課題を出題することができるようにすることも可能である。
「課題出題ルーチン」について図10を用いて説明する。最初に、図11にその動作フローを示している、出題の対象となる課題をバッファに登録する「対象課題バッファ登録ルーチン」を起動する(S101)。次の動作を説明する前に、図11に示す「対象課題バッファ登録ルーチン」について説明する。教育用サーバ2の課題出題手段135は、図3に示す課題情報の課題出題モードを順に検索する。課題を抽出するに際し、まず受講者のレベルにて課題を出題するモードに設定されているか「レベル」のビットの値を判断する(S111)。ビット(フラグ)に「1」が設定されている場合は、レベルにて課題の抽出を行うために指定の講座における受講者のレベルを図2に示す受講者情報DB141より抽出する(S112)。以下の動作は抽出したレベルに対応する課題を対象として行う動作である。対応するレベルの課題から重要度にフラグ(ビット)が立っているか判断する(S113)。
「重要度」のフラグが立っていなければ、何もせずに次のステップS115へ進み、フラグが立っていた場合は、対応する教育講座の課題のレベルに応じた課題の中から重要度の高い順にバッファに課題を登録し(S114)、ステップS115に進む。次に「影響度」のフラグが立っているか判断し(S115)、立っていない場合は、ステップS119に進む。「影響度」のフラグが立っていた場合は、対応する教育講座のレベルに対応した課題を影響度の高い順に登録し(S116)、ステップS117に進む。ステップS117にて「重要度」と「影響度」の両方のフラグが立っているか判断し、フラグが立っている場合は、「重要度」と「影響度」の両者が高い順にバッファに登録した課題を並べ替え(S118)、ステップS11Eへ進む。
「重要度」および「影響度」のフラグの両方とも立っていない場合は、「正解率」のフラグが立っていないか判断し(S119)、フラグが立っていた場合は、対応する教育講座の課題から対応するレベルにて正解率が高い順にバッファに課題を登録し(S11A)、ステップS11Eに進む。正解率のフラグが立っていない場合は次に「ポイント」のフラグが立っていないか判断し(S11B)、フラグが立っていない場合は、通常の出題を行うということで対応する教育講座の課題を登録順にバッファに登録する(S11D)。
「ポイント」のフラグが立っていた場合は、対応する教育講座の課題から対応するレベルの課題をポイントの高い順にバッファに登録し(S11C)、ステップS11Eへ進む。ステップS11Eでは全課題が終了したか判断し、全課題が終了した場合はステップS11Fに進む。終了していない場合は、再度ステップS113から処理を開始する(S11Eのnoのルート)。全課題の処理が終了後、「複数選択式」が選択されているか判断し、「複数選択式」設定されている場合は、図4に示す選択出題件数分を出題に有効な件数として有効にする(S11F)。有効にする方法については記載していないが、例えば複数選択の選択出題件数が10の場合は、バッファの先頭から10題までを残し、以外は削除するというやり方でも良いし、バッファにそれぞれフラグを設け、10選択した10題にフラグを立てるようにしても良い。その後の出題に際しては、選択された選択出題件数分の課題のみが出題されることになる。
レベルが指定されていない場合は、図12の121へ進む。ステップS121からはレベルを対象としないで全課題から前述の「重要度」、「影響度」、「正解率」、「ポイント」について同様の作業を行う。つまり図12において、ステップS121からステップS12Cは図11で説明したステップS113からS11Eとレベルを判断して課題を抽出している動作を除いて同様な動作を行う。以上説明したように課題は抽出され課題出題モードに従ってバッファリングされる。上記動作が「対象課題バッファ登録ルーチン」の動作内容である。
次に図10に戻って説明する。「対象課題バッファ登録ルーチン」起動から戻ってきた後、バッファリングされた課題を出題するために、課題出題モードが「ランダム」であるかどうかを「ランダム」フラグが設定されているかどうか確認することで判断する(S102)。ランダム出題で有った場合およびランダム出題で無かった場合共に次に複数題出題であるかどうかを判断する(S103、S104)。ランダム出題であるが複数出題ではない場合は、バッファに登録された課題の内の1題を乱数発生手段136にて乱数を発生させ特定し(S105)、受講者に出題し(S10D)、出題した課題は出題済に設定する(S10E)。
ランダム出題で且つ複数題出題だった場合は、さらに複数相関出題を行うかを判断する(S106)。ランダム出題で且つ複数出題であるが、複数相関出題ではない場合は、乱数発生手段136が乱数を発生させ、バッファに登録された課題から2つの課題を特定し(S109)、特定した複数の課題を受講者に出題し(S10D)、出題した課題は出題済とする(S10E)。ランダム出題で且つ複数題出題且つ複数相関出題であった場合は、乱数発生手段136が乱数を発生させ、バッファから1題を選択し、さらにその課題の相関課題から乱数発生手段136にて乱数を発生させて特定して(S10A)、受講者に課題として出題し(S10D)、出題した課題は出題済(S10E)としてこの教育講座の受講生に対しては出題しないことにする。
ランダム出題ではなく且つ複数題出題でもない場合は、バッファから順に1番目に登録されている課題を特定し(S108)、出題し(S10D)、出題した課題は出題済とする(S10E)。ランダム出題ではないが複数課題出題の場合は、さらに複数相関出題であるかどうか判断する(S107)。
複数相関出題であった場合は、バッファから順に1題を特定し、さらにその課題の相関課題の1題を順に選択して(S10B)出題し(S10D)、出題した課題は出題済とする(S10E)。複数相関出題ではない場合は、バッファから登録されている順に2題を特定し(S10C)、出題し(S10D)、出題した課題は出題済とする(S10E)。課題の出題を教育講座として受講者のレベルを用いて行う場合は上記のように動作するが、受講者の個人のレベルにて個人ごとに出題することも可能である。その場合は、受講者情報DB141に図3に示す課題出題モードを定義することで可能である。
以上説明したように、「レベル」、「重要度」、「影響度」、「正解率」、「ポイント」といった課題出題モードの設定に従って課題を出題する動作は行われる。次に図10から図9に戻り、課題出題についてはこれで終了である。
図13は、講座がダム教育の場合の訓練の主要ポイントについて表131にて説明している。例えばダム操作の訓練の主要ポイントとして、項番1には、項目として「放流開始時刻が適切か」が登録されており、その項目の具体的な内容として、「開始時刻許容範囲を1〜2時間程度」が適切であるという内容が記載されている。
図14は、講座がダム教育の場合の訓練の主要ポイントを記載した表141であり、教育対象の機器などについて、教育で行う故障の名称である、「故障名」、その故障の内容である「故障内容」、およびその故障発生に対しても受講者が行った処置についての確認内容である「対応確認内容」について記載されている。例えば、項番1の「故障名」が「発電機停止(トリップ)」の場合は、「故障内容」として、「発電取水停止」、「対応確認内容」として、5つの確認内容が記載されている。教育を行う際の教育対象機器のシミュレーションにおいて上記故障を発生させ、受講者の対応を確認するということが行われる。
図15に、教育講座が「ダム教育」の場合の訓練の評価の表151を示している。図15において152で示す(1)の部分はコンピュータにて自動的に評価できる項目であり、点数も予め決められている。153で示す(2)の部分は受講者がシミュレーションなどの訓練中に入力した内容をコンピュータが自動的に処理して評価を下せるものである。153で示す(3)の部分はコンピュータによる自動評価は行わず講師が個別に評価を下す部分である。教育の評価はこのように、コンピュータで自動的に行われる部分と、講師が個別に採点する部分があり、両者の合計を評価として使用する場合もある。また、教育講座によってはコンピュータのみで処理できることもある。またコンピュータ処理である場合には自動的に処理が行われ、訓練結果は自動的に記録される。
[3.課題の出題終了、ポイント付与、正解率算出]
教育における課題の出題が終了した時は、以下に示すようにポイントの算出および各課題の正解率の算出を行い、算出したポイントは図1および図3で示すように、課題情報DB141内の課題ごとのポイントの欄に登録される。正解率は、本実施形態では、教育ごとに全体の正解率を教育講座情報DB142に登録する。ポイントの算出はポイント算出手段137が行うが、ポイントはその課題の「重要度」、「影響度」および例えば正解率を演算して算出した結果を登録するものとする。本実施形態では「重要度」および「影響度」に加えて「正解率」を含めて演算して求めることとしたが、さまざまな組み合わせが考えられる。
教育における課題の出題が終了した時は、以下に示すようにポイントの算出および各課題の正解率の算出を行い、算出したポイントは図1および図3で示すように、課題情報DB141内の課題ごとのポイントの欄に登録される。正解率は、本実施形態では、教育ごとに全体の正解率を教育講座情報DB142に登録する。ポイントの算出はポイント算出手段137が行うが、ポイントはその課題の「重要度」、「影響度」および例えば正解率を演算して算出した結果を登録するものとする。本実施形態では「重要度」および「影響度」に加えて「正解率」を含めて演算して求めることとしたが、さまざまな組み合わせが考えられる。
「正解率」については、教育用サーバ2の課題出題手段135が課題の終了時に図4に示す課題の「正解内容」と受講者の回答を比較して合否を判定し、その結果を元にその講座を受講した全受講者の分を対象として「正解率」を求め、図4に示す課題情報DB142内の「正解率」に算出した値を登録する。本実施形態では、「レベル」、「重要度」などによる課題の振り分けは講座単位で行うように記載しているが、システム全体で一意にできるようにしても良いし、講座単位の場合でも、講座の単元ごとに「レベル」、「重要度」、および「ランダム出題」、「複数同時出題」などを可能とする構成にできることはいうまでも無い。以上説明したように、本発明の第1の実施形態は以上のように構成され動作する。
本発明によれば、教育講座を複数設置し、その各々の講座に対して課題を予め登録しておき、その課題に、「レベル」、「重要度」、「影響度」、「正解率」、「ポイント」などの属性を付与しておき、さらに課題出題の方法として、「ランダム出題」、「複数同時出題」、さらに複数同時の場合に「相関課題出題」を選択可能とすることで、さまざまなレベルの受講者がいる場合でも、講座を受講する受講者のレベルに合致した課題を出題することができ、さらに「重要度」、「影響度」、「正解率」、「ポイント」の値に従って「ランダム」また、「複数課題を同時に」、さらに複数課題の場合に、相互に関係の深い相関問題を出題することが可能となり、画一的ではない課題の出し方が可能となり、さらに実地に即した課題を出題することも可能となる。
次に本発明の第2の実施形態について図16を用いて説明する。第2の実施の形態は、第1の実施形態に加えて、故障率演算手段138が追加になっている。図17に、ダム訓練の主要ポイントの一覧に故障率を追加した表171を示している。例えば、項番1において、発電機停止(トリップ)の故障率は30%であることがわかる。その他の故障についても同様に故障率を設定して予め登録している。機器のシミュレーションを開始する際には、教育用サーバ2は、シミュレーション手段134を起動して、さらに故障率による課題の発生を行う場合には、シミュレーション手段134は故障率演算手段138を起動させ、故障率演算手段138は、この故障率を演算して受講者に対して故障率に即した故障という課題を出題するものである。ここで、シミュレーション手段134が故障率演算手段138を起動するとしたが、故障率演算手段138の起動は教育用サーバ2が直接行うように構成しても良い。
また、故障率に基づいて課題を発生させる場合においても、図9〜図12に記載した課題の出題の方法である「ランダム」、「複数題」、「複数題相関」に従って課題の出題を行う。つまり、故障率に従って課題を出題しようとする時、例えば「ランダム出題」が選択されている場合は、故障率に従って順にバッファに登録された課題の中からランダムに選択され出題されることになる。また受講者のレベルに従って課題を出題するようになっていて、さらに「故障率」と「複数題相関」が課題出題モードとして選択されている場合は、前述と同様に、まず受講者のレベルに合った課題から故障率の高い課題をバッファに登録して、そのバッファに登録された課題の中から順に最初の課題を選択しさらに選択した課題と相関関係にある課題を同時に出題するという動作になる。前述した動作は例えば「故障率」を「正解率」として図9〜図12を読み替えることで同じ動作を行うこととなる。
図18では図4に加えて、課題情報として故障率と故障が発生する故障発生地点と、その故障継続時間を登録できるように欄を追加している。これにより、教育用サーバ2がシミュレーション手段134を起動してシミュレーションを行う際に、ある時点で故障を自動的に発生させ、予め決められた時間故障を継続させることが可能である。図19は、教育講座がダム操作訓練の場合において、教育対象の機器を訓練開始からどの時点で故障が発生しその故障はどれくらい継続するなどの情報を予め与えることができるので、実地に合わせた故障をシミュレーションすることが可能となる。
図19においては、訓練開始後最初にダムの放流開始後のAの時点にて発電機トリップが発生し、その故障が約30分間継続し、次に洪水開始前後のBの時点で記録制御のCPUが約2時間故障し、その記録制御のCPUの故障が終了した後のCの時点で1門のゲート故障が約30分間発生し、さらにFFの前のDの時点で電源異常が約30分間発生し、最大流入量がある時、もしくは最大放流量がある時のEの時点で水位計の異常が約10分間発生し、最後に訓練終了直前のFの時点でゲート異常開が発生するというシナリオを示している。シミュレーション手段134は上記のようなシミュレーションを行うものである。上述のような機器故障などのシナリオを作成し、機器故障などの課題をシナリオ通りに発生させることも可能である。
本発明による第2の実施形態は以上のように構成され動作する。
本発明による第2の実施形態は以上のように構成され動作する。
本実施形態によれば、教育にて実施する機器の故障率とその故障の発生時点およびその故障の継続時間を予め設定しておくことで実地に即した機器のシミュレーションが可能となり、どのような故障でも発生させることが可能となり、受講者の実地教育のシミュレーションとして有効な教育になる。
次に本発明の第3の実施形態について図20および図21を用いて説明する。第3の実施の形態は、21の実施形態に加えて、評価手段139が追加になっており、課題情報が図21に示すように項目ごとに分けられているところである。第1および第2の実施形態に加えて、課題情報がさらに項目ごとに分かれており、教育サーバ2の中央演算処理部13内には、図13に示すダム操作訓練主要ポイントに基づいて、出題した課題に対する受講者の応答を評価する評価手段139を備えている。
課題の出題に際し、第3の実施形態では、課題が属する項目を選択して、その項目から課題を選択する。項目別の出題かどうかについては、図3に示す教育講座情報に属性として登録しても良いし、講師が出題する時に講師の画面上に選択画面が現れ、講師が選択することによって項目別の課題の出題ができるようにしても良い。図22において、最初に項目別課題出題であるかどうかを判定する(S221)。本判定は前述の属性もしくはフラグなどによる判定もしくは講師の判定などによる。項目別の出題である場合には、指定講座における項目別の課題を抽出するように動作する(S222)。その後の動作は抽出対象が講座別ということ意外はステップS113〜S11Eまでと同じ動作を行う(S223)。
次に課題をランダムに発生させるため、必要があれば講座情報に、「ランダム出題」であることを設定し、出題する時間帯を図21に示す「出題時間」から抽出しバッファに登録して処理を終了する。次に「課題出題ルーチン」もしくは他のルーチンが出題時間内で無い課題をバッファから削除するなどの動作を行う。項目別でなかった場合は、前述した図11のS111に示す動作へと進む(S225)。
次に講座にて出題された課題への応答に対して、訓練主要ポイントを利用した評価について図23を用いて説明する。最初に訓練主要ポイント評価を行うのか否か判断する(S231)。この評価方法についても図3に記載の講座情報にフラグとして持たせても良いし、講師が選択するように構成されていても良い。訓練主要ポイントにて評価する場合は、訓練主要ポイントを参照して受講者が行った課題の応答に対して評価すし(S232)、全課題に対する処理が終了するまで継続して処理を行う。
本発明による第3の実施形態は以上のように構成され動作する。
本発明による第3の実施形態は以上のように構成され動作する。
本実施形態によれば、項目ごとに課題をバッファに登録し、さらにその登録された課題は登録してある時間帯でなくなった場合はバッファから削除することで、所望の課題をある時間帯にランダムに発生させることができる。また、受講者が行った課題への応答の評価に関しては、訓練主要ポイントを参照することで自動的に全課題の応答を評価することができる。
なお、第1の実施形態および第2の実施形態の両者の説明において、教育システム1として、さまざまな手段とその動作について説明したが、教育方法としては前述したさまざまな手段を方法のステップとして捉えることで読み替えが可能である。同様に教育用サーバ2というコンピュータ上で動作するプログラムとしては、前述したさまざまな手段を処理手順として読み替え、その処理をコンピュータのプログラムとしてコンピュータがその機能を実行すると読み替えることが可能である。
通信ネットワークを介して教育を行う産業に利用可能である。
1 教育システム
2 教育用サーバ
4 通信ネットワーク
5 教育用端末
12、52 送受信部
13、53 中央演算処理部
131、531 送受信処理手段
132、532 入出力処理手段
133 データ入出力手段
134 シミュレーション手段
135 課題出題手段
136 乱数発生手段
137 ポイント算出手段
138 故障率演算手段
139 評価手段
14 記憶部
141 受講者DB
142 課題情報DB
143 講座情報DB
15、55 入力部
16、56 表示部
2 教育用サーバ
4 通信ネットワーク
5 教育用端末
12、52 送受信部
13、53 中央演算処理部
131、531 送受信処理手段
132、532 入出力処理手段
133 データ入出力手段
134 シミュレーション手段
135 課題出題手段
136 乱数発生手段
137 ポイント算出手段
138 故障率演算手段
139 評価手段
14 記憶部
141 受講者DB
142 課題情報DB
143 講座情報DB
15、55 入力部
16、56 表示部
Claims (17)
- 教育対象機器のシミュレーションを行うシミュレーション手段と、
予め重要度または影響度もしくはそれら両方を付与した課題を保存する手段と、
操作者の指定により、シミュレーション中に前記課題を出題する課題出題手段と、
を備えることを特徴とする教育システム。 - 教育対象機器のシミュレーションを行うシミュレーション手段と、
予め重要度または影響度もしくはそれら両方を付与した課題を保存する手段と、
シミュレーション中に前記課題を出題する課題出題手段と、
を備え、
前記課題出題手段は、前記付与された重要度または影響度もしくはそれら両方において、重要度または影響度が高いものから自動的に選択して課題を出題することを特徴とする教育システム。 - 前記課題出題手段は、前記付与された重要度または影響度もしくはそれら両方において、重要度または影響度が高い課題から指定された課題数を選択し、ランダムに出題することを特徴とする請求項2に記載の教育システム。
- 前記課題出題手段は、過去の課題の成績より正解率の低い課題から指定された課題数を選択し、ランダムに課題を出題することを特徴とする請求項2に記載の教育システム。
- ポイント算出手段は、前記予め付与された重要度または影響度もしくはそれら両方と受講者の成績を演算して得られた値を基にして課題にポイントを付与し、
前記課題出題手段は、前記付与されたポイントの高い課題から指定された課題数を選択してランダムに課題を出題することを特徴とする請求項2に記載の教育システム。 - 前記課題出題手段は、前記受講者に付与されたレベルを判断して受講者のレベルに応じた課題を出題することを特徴とする請求項1ないし5のいずれか一に記載の教育システム。
- 前記課題出題手段は複数の課題を予め決められた一定の時間内で同時に且つランダムに出題することを特徴とする請求項1ないし6のいずれか一に記載の教育システム。
- 前記複数の課題は相互に関連があることを特徴とする請求項7に記載の教育システム。
- 前記課題出題手段は、前記教育対象機器に付与された故障率を演算し、演算した結果に従って課題を出題することを特徴とする請求項1ないし8のいずれか一に記載の教育システム。
- ダムに関わる装置のシミュレーションを行うシミュレーション手段と、
重要度、影響度、正解率、レベル、ポイントという属性のいずれか1つもしくは複数の組み合わせを付与したダム教育で出題する一連の課題を保存する手段と、
ランダムに出題を行うランダム出題、複数の課題を同時に出題する複数同時出題、複数の課題を選択しさらにその中から複数題を選択して出題する複数選択式出題、複数題を出題する際に互いに相関関係がある課題を出題する複数相関出題という課題の出題方法のいずれか1つもしくは複数の組み合わせを定義した課題の出題モードを保存する手段と、
前記課題に対する応答を判定する指標を与える複数種類の訓練主要ポイント保存する手段と、
シミュレーション中に前記課題を前記その属性および前記課題の出題モードに従って出題する課題出題手段と、
前記出題された課題に対する応答により、前記特定された複数の訓練主要ポイントに関して自動的に評価を行う評価手段と、
を備えたことを特徴とするダム操作の教育システム。 - 複数種類のダムに関わる装置のシミュレーションを行うシミュレーション手段と、
前記複数の種類のダムの内、いくつかのダムの機器故障のシミュレーションを行う項目ごとに分類された課題を保存する手段と、
シミュレーション中に前記課題を項目ごとに、ある一定の時間帯の中でランダムに発生させる課題出題手段と、
を備えたことを特徴とするダム操作の教育システム。 - 予め重要度または影響度もしくはそれら両方を付与した課題を用いて、教育対象機器のシミュレーションを行う対象機器のシミュレーションステップと、
前記予め重要度または影響度もしくはそれら両方を用いて、重要度または影響度が高いものから自動的に選択して課題をシミュレーション中に出題する課題出題ステップと、
を含むことを特徴とする教育方法。 - 前記予め付与された重要度または影響度もしくはそれら両方と受講者の成績を演算して得られた値を基にして課題にポイントを付与するポイント算出ステップと、
前記課題出題ステップは、前記付与されたポイントの高い課題から指定された課題数を選択してランダムに課題を出題するステップを含むことを特徴とする請求項12に記載の教育方法。 - 前記課題出題ステップは、複数の課題を予め決められた一定の時間内で同時に且つランダムに出題するステップを含むことを特徴とする請請求項12または13に記載の教育方法。
- 前記教育対象機器に故障率を付与し、
前記課題出題ステップは、付与された故障率を演算し、演算した結果に従って課題を出題するステップを含むことを特徴とする請求項12ないし14のいずれか一に記載の教育方法。 - 教育を行うコンピュータ上で動作するプログラムであって、
重要度、影響度、正解率、レベル、ポイントという属性のいずれか1つもしくは複数の組み合わせを付与したダム教育で出題する一連の課題を保存する処理と、
ランダムに出題を行うランダム出題、複数の課題を同時に出題する複数同時出題、複数の課題を選択しさらにその中から複数題を選択して出題する複数選択式出題、複数題を出題する際に互いに相関関係がある課題を出題する複数相関出題という課題の出題方法のいずれか1つもしくは複数の組み合わせを定義した課題の出題モードを保存する処理と、
前記課題に対する応答を判定す指標を与える複数種類の訓練主要ポイントを保存する処理と、
を含み、
ダムに関わる装置のシミュレーションを行うシミュレーション処理と、
シミュレーション中に前記課題を前記その属性および前記課題の出題モードに従って出題する課題出題処理と、
前記出題された課題に対する応答により、前記特定された複数の訓練主要ポイントに関して自動的に評価を行う評価処理と、
をコンピュータ上で動作させるを特徴とする教育プログラム。 - 教育を行うコンピュータ上で動作するプログラムであって、
複数種類のダムの内、いくつかのダムの機器故障のシミュレーションを行う項目ごとに分類された課題を保存する処理を含み、
前記複数種類のダムに関わる装置のシミュレーションを行うシミュレーション処理と、
前記シミュレーション中に前記課題を項目ごとに、ある一定の時間帯の中でランダムに発生させる課題出題処理と、
をコンピュータ上で動作させることを特徴とする教育プログラム。
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2005
- 2005-09-29 JP JP2005285682A patent/JP2007094210A/ja active Pending
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