JP2007093195A - 冷蔵庫 - Google Patents

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Abstract

【課題】氷貯蔵部に貯蔵された角氷を粉状の氷に作って供給することができ、容易に着脱可能な氷削部を有する冷蔵庫を提供すること。
【解決手段】本発明による冷蔵庫は、冷凍室と、前記冷凍室を開閉するための冷凍室ドアと、前記冷凍室ドアに設けられたディスペンサー部とを有する冷蔵庫において、前記冷凍室に設けられ、氷を貯蔵し、貯蔵された氷を外部に吐出するための吐出部が形成された氷貯蔵部と;前記冷凍室に設けられ、前記氷貯蔵部が設置される支持部材と;前記吐出部に隣接した前記支持部材の前方に着脱可能に結合され、氷削された粉状の氷を排出するための粉氷排出部が設けられた氷削部と、前記氷削部の後方に設置され、前記氷削部を駆動するための駆動部と、を有する氷削ユニットと;を含むことを特徴とする。
【選択図】図3

Description

本発明は冷蔵庫に係わり、より詳しくは、氷貯蔵部に貯蔵された氷を粉状の氷に作って供給することができる氷削ユニットを備えた冷蔵庫に関する。
一般に、冷蔵庫は各種食品を最適の状態で長期間保管することができるように区画されて設けた冷蔵室と冷凍室を備え、冷蔵室には野菜、果物などのように結氷温度以上で保管しなければならない冷蔵食品が貯蔵され、冷凍室には魚、肉のように結氷温度以下で保管しなければならない冷凍食品が貯蔵される。
冷凍室には、冷凍室を循環する冷気を利用して一定の大きさの氷を作るための製氷装置と、製氷装置で製氷された氷が貯蔵される氷貯蔵部と、が設けられる。氷貯蔵部に貯蔵された氷は用途によって角氷または切れ氷に粉砕されて外部に排出され、このような氷貯蔵部の氷排出構造については下記特許文献1などに開示されている。
韓国特許出願第1998−0049615号
しかし、従来の冷蔵庫は製氷装置で作られた角氷を粉状の氷に作って供給する氷削ユニットを備えていないため、家庭で粉状の氷を容易に利用することができず、特に家庭で小豆かき氷のように粉状の氷が必要な食品を作れないという短所があった。
したがって、本発明の目的は、氷貯蔵部に貯蔵された角氷を粉状の氷に作って供給することができ、容易に着脱可能な氷削部を有する冷蔵庫を提供することである。
本発明の他の目的は、氷削ユニットから排出される粉状の氷が氷の通路に積もらず円滑に排出されるように最適の位置に氷削部を設けた冷蔵庫を提供することである。
上記目的は、本発明によって、冷凍室と、前記冷凍室を開閉するための冷凍室ドアと、前記冷凍室ドアに設けられたディスペンサー部と、を有する冷蔵庫において、前記冷凍室に設けられ、氷を貯蔵し、貯蔵された氷を外部に吐出するための吐出部が形成された氷貯蔵部と;前記冷凍室に設けられ、前記氷貯蔵部が設置される支持部材と;前記吐出部に隣接する前記支持部材の前方に着脱可能に結合され、氷削された粉状の氷を排出するための粉状の氷排出部が設けられた氷削部と、前記氷削部の後方に設置され、前記氷削部を駆動するための駆動部と、を有する氷削ユニットと;を含む冷蔵庫によって達成される。
ここで、前記吐出部は、前記氷貯蔵部内の角氷を前記氷削部に吐出するための第1吐出部と、前記氷貯蔵部内の角氷または角氷が粉砕された切れ氷を吐出するための第2吐出部と、を含み、前記支持部材には、前記第1吐出部に隣接するように設けられて前記氷削部を受容する受容部を設け得る。
前記冷凍室ドアに設けられ、前記粉状の氷排出部及び前記第2吐出部から吐出された氷が流入する上端開口部と、流入した氷を前記ディスペンサー部に排出する下端開口部と、が形成されたアイスダクトをさらに含み、前記下端開口部は、前記粉状の氷排出部に排出された粉状の氷が前記上端開口部及び前記下端開口部を通過して直ちに前記ディスペンサー部に排出されるように、前記粉状の氷排出部の鉛直下方に設け得る。
前記氷削部は、前記粉状の氷排出部が設けられ前記受容部に受容される固定トレイと、前記粉状の氷排出部に設けられた刃と、前記固定トレイに回転可能に結合され前記固定トレイ内の氷を前記刃に向かって移送加圧する回転トレイと、を含み得る。
前記駆動部から駆動力が伝達され、前記回転トレイを回転させる動力伝達部をさらに含み得る。
前記動力伝達部は、前記回転トレイと結合して前記回転トレイを回転させる回転軸を含み得る。
前記固定トレイの中心部には、前記回転軸が貫通する貫通部が形成され、前記回転トレイの中心部には、前記固定トレイを貫通した回転軸が結合する回転軸受容部を形成し得る。
前記固定トレイを前記受容部に着脱可能に結合する結合部をさらに含み得る。
前記結合部は、前記固定トレイの外周面に突出形成した掛止突起と、前記受容部に設けられ前記掛止突起が受容される受容溝と、を含み得る。
前記結合部は、固定トレイに設けられ前記受容溝と連結した安着溝をさらに含み、前記掛止突起は、前記安着溝に安着後、所定距離だけ移動して前記受容溝に受容し得る。
前記固定トレイに設けられ、前記掛止突起が前記受容溝に受容される受容位置と、前記掛止突起が前記受容溝から解除されて前記安着溝に位置する解除位置と、の間で移動するように前記固定トレイを回動させる取っ手部をさらに含み得る。
一方、前記目的は、本発明によって、冷凍室と、前記冷凍室を開閉するための冷凍室ドアと、前記冷凍室ドアに設けられたディスペンサー部と、を有する冷蔵庫において、前記冷凍室に設けられ、氷を貯蔵し、貯蔵された氷を外部に吐出するための吐出部が形成された氷貯蔵部と;前記冷凍室に設けられ、前記氷貯蔵部が設置される支持部材と;前記吐出部に隣接する前記支持部材の前方に着脱可能に結合され粉状の氷排出部が形成された氷削部、前記氷削部の後方に設置される駆動部、及び前記駆動部と前記氷削部との間に設けられ前記駆動部の駆動力を前記氷削部に伝達する動力伝達部を有する氷削ユニットと;前記冷凍室ドアに設けられ、前記粉状の氷排出部及び前記吐出部から吐出した氷が流入する上端開口部と、前記粉状の氷排出部の鉛直下方に設けられ前記上端開口部に流入した氷が前記ディスペンサー部に排出される下端開口部と、が形成されたアイスダクトと;を含む冷蔵庫によっても達成される。
前記支持部材には、前記氷削部が着脱可能に結合される受容部が形成され、前記氷削部は、前記粉状の氷排出部が設けられ前記受容部に受容される固定トレイ、前記粉状の氷排出部に設けられた刃、及び前記固定トレイに回転可能に結合され前記固定トレイ内の氷を前記刃に向かって移送加圧する回転トレイを含み得る。
前記動力伝達部は、前記回転トレイと結合して前記回転トレイを回転させる回転軸を含み得る。
前記回転軸の外周面には複数の雄ねじ山が形成され、前記回転軸受容部の内周面には前記雄ねじ山に対応する雌ねじ山が形成され、前記回転軸と前記回転軸受容部は、前記回転トレイの回転方向の反対方向に結合し得る。
前記固定トレイの外周面に突出形成した掛止突起と、前記受容部に設けられ前記掛止突起が定着する安着溝、及び前記安着溝と連結した受容溝をさらに含み、前記掛止突起は、前記安着溝に安着後、所定距離だけ移動して前記受容溝に受容し得る。
前記固定トレイに設けられ、前記掛止突起が前記受容溝に受容される受容位置と前記掛止突起が前記受容溝から解除されて前記安着溝に位置する解除位置と、の間で移動するように前記固定トレイを回動させる取っ手部をさらに含み得る。
本発明による冷蔵庫は、氷貯蔵部とアイスダクトとの間に氷削ユニットを設けることにより、家庭で粉状の氷を作って使用することができ、氷削部が支持部材に着脱可能に設けられるので、氷削部の掃除及び修理を簡便に行い得る。
また、排出部がディスペンサー部の上部に位置して、排出される粉状の氷がアイスダクトの内壁への接触を最大限避けながら吐出されるように設けることにより、粉状の氷がアイスダクトの内壁に積もって氷排出通路が詰まるのを防止し得る。
以下、添付図面を参照して本発明の望ましい実施形態を詳しく説明する。
説明に先立ち、本発明の具体的な実施形態として両門型冷蔵庫(SIDE BY SIDE)を例に挙げて説明するが、本発明の適用はこれに限定されないことを予め明らかにしておく。
本発明による冷蔵庫は、冷凍室3と、冷凍室ドア5と、ディスペンサー部60と、冷凍室3に設けた氷貯蔵部10と、氷貯蔵部10が設けられる支持部材51と、氷削ユニット30と、を含む。
図1を参照すれば、本発明による冷蔵庫は、本体1に形成した中間隔壁によって、冷蔵室2及び冷凍室3が左右に区切られている。各冷蔵室2及び冷凍室3の前面開口には、前記開口を開閉するための冷蔵室ドア4及び冷凍室ドア5が設けられており、各ドア4、5の内側には、瓶類などを収納することができるようにドアガイド6が上下に配置されている。本体1の右側に形成した冷蔵室2には、上部に冷蔵室2内を区切する複数の棚7が上下に配置されており、下部には複数の収納引出し8が設けられる。
ディスペンサー部60は、吐出される氷の種類選択及び冷蔵関連制御命令などを入力する操作パネル65と、氷を吐出するアイスレバー63と、水の供給を受けるウォーターレバー61と、を含む。ここで、未説明参照符号73及び75は氷貯蔵部10内の氷の量を感知する満氷感知レバー73と、製氷トレイ71を回動させて製氷された氷を離氷するようにする離氷モータ75と、を示す。
氷貯蔵部10は、図3に示すように、開口部12を形成した氷貯蔵容器11と、貯蔵された氷を開口部12に向かって押し出す回転体14と、回転体14を駆動させる駆動モータ13と、開口部12から吐出された氷を氷削部31に案内する第1吐出部20a及びアイスダクト55に案内する第2吐出部20bを形成した前面カバー19と、開口部12側に設けた回転刃16、固定刃15及びレバー17a、17bを含む。
氷貯蔵容器11は、製氷トレイ71から離氷された氷を貯蔵することができるように、内部に貯蔵空間が画成される。氷貯蔵容器11の前方、つまり、冷凍室ドア5側には貯蔵した氷を外部に吐出する開口部12が形成される。
回転体14は氷貯蔵容器11内に設けられて、貯蔵された氷を開口部12に向かって移送させる。回転体14は多様な形状に設けることができ、例えば、図3に示すように、駆動モータ13に結合されて回転する軸の半径方向に螺旋状の羽が形成されたヘリックスとして設け得る。
駆動モータ13は、氷貯蔵容器11の後方または支持部材51に設けられて、回転体14を駆動する。
前面カバー19は氷貯蔵容器11の前方に設けられて、開口部12に吐出された氷を用途によって多様な位置に供給する吐出部20a、20bが形成される。例えば、吐出部20a、20bは、氷削部31と連通する第1吐出部20aと、アイスダクト55に連通する第2吐出部20bと、を含み得る。
回転刃16は、氷貯蔵容器11に回転可能に結合され、吐出される角氷を切れ氷に粉砕したり、第1吐出部20aに移送させるように設けられる。回転刃16は、例えば、回転体14に結合され、回転体14と連動して回転するように設けることができる。回転刃16は、互いに等角度を形成して配置される2つ以上の刃を有し、刃の回転方向の前面には氷を粉砕するための鋭い複数の突起を有する。一方、回転刃16は複数個設け得る。
レバー17a、17bは、氷貯蔵容器11に一側が回動可能に設けられて、第1吐出部20a及び第2吐出部20bをそれぞれ開閉する。レバー17a、17bは各吐出部20a、20bの数に対応して設けることができ、例えば、第1吐出部20aを開閉する第1レバー17aと、第2吐出部20bを開閉する第2レバー17bと、を設けることができる。各レバー17a、17bはレバー駆動部18a、18bによって駆動される。レバー駆動部18a、18bは、例えば、ソレノイドバルブとして設け得る。
回転刃16とレバー17a、17bは相互に連動作動して、角氷、切れ氷、粉状の氷を排出する。つまり、角氷を吐出する時には、第1レバー17aは閉鎖位置、第2レバー17aは開放位置に回動して、開口部12に排出された氷が第2吐出部20bへ吐出され、切れ氷を吐出する時には、第1レバー17a及び第2レバー17bの両方が閉鎖位置に回動して、開口部12に排出された氷が回転刃16によって回転移送されて、固定刃15により粉砕されて第2吐出部20bへ吐出される。
一方、粉状の氷を吐出する時には、第1レバー17aは開放位置、第2レバー17bは閉鎖位置に回動して、開口部12に排出された氷が回転刃16により移送されて第1吐出部20aを通じて氷削部31に流入する(図5参照)。
支持部材51は冷凍室3に設けられて、氷削ユニット30及び氷貯蔵部10を支持する。支持部材51は、例えば、棚形状に設けられ、氷貯蔵容器11が支持部材51の上面に設置されるように設けることができる。支持部材51はスクリュー締結などの方法によって冷凍室3の内箱に固定することができる。支持部材51の前方には氷削部31を着脱可能に受容する受容部52が設けられ、受容部52の後方には氷削部31を駆動する駆動部40が設置される。
受容部52は、支持部材51の前方に設けられて、氷削部31を着脱可能に受容する。受容部52は多様な位置に設けることができるが、開口部12に排出された氷が氷削部31に流入するように第1吐出部20a、20bに隣接するように設けるのが好ましい。一方、受容部52は多様な形状に設けることができ、例えば、氷削部31に対応する形状に設け得る。
氷削部31は、粉状の氷排出部36が設けられ受容部52に受容される固定トレイ32と、粉状の氷排出部36に設けられる刃34と、固定トレイ32に回転可能に結合される回転トレイ33と、を含む。
固定トレイ32は、回転トレイ33を回転可能に受容し、一側に粉砕された粉状の氷が排出される粉状の氷排出部36を有する。固定トレイ32は多様な形状に設けることができ、例えば、図4に示すように、氷貯蔵容器11から吐出された氷が受容されるように中心部が凹んでいる皿形状に設け得る。
固定トレイ32の中心部には動力伝達部45の回転軸46が貫通するように貫通部37が設けられ、側部の一側には上下に長方形状の粉氷排出部36が設けられる。粉氷排出部36の一側には刃34が設けられて、回転トレイ33によって移送加圧された氷が粉状の氷に粉砕される。
回転トレイ33は、固定トレイ32に回転可能に設けられ、固定トレイ32内の角氷を刃34に向かって移送加圧する。回転トレイ33は、第1吐出部20aと連通して角氷が流入する氷流入部33bと、中心部に設けられて回転軸46と結合する回転軸受容部38と、回転軸受容部38の外周面から伸びて氷を移送させる回転羽33aと、を含む。
回転羽33aは必要に応じて多様な個数で設けることができ、例えば、3個設けることができる。一方、回転羽33aは回転方向に前方傾斜するように設け得る。
駆動部40は氷削部31の後方に設けられて、氷削部31に駆動力を提供する。駆動部40は、例えば、モータで構成し得る。
動力伝達部45は、駆動部40と氷削部31との間に設けられて、駆動部40の駆動力を氷削部31に伝達する。動力伝達部45は複数のギヤ列を利用して駆動力を伝達することもでき、ベルトなどを用いて駆動力を伝達し得る。
結合部80は固定トレイ32を受容部52に着脱可能に結合する。結合部80は、例えば、固定トレイ32の外周面に設けた掛止突起81と、受容部52に設けられて掛止突起81を受容する受容溝83と、を含み得る。ここで、受容溝83に連結される安着溝82をさらに設け得る。
掛止突起81は、固定トレイ32の外周面に設けられて、受容溝83に受容される。掛止突起81は、例えば、直六面体形状に設けることができる。掛止突起81は必要に応じて多様な個数で設けることができる。受容溝83は掛止突起81に対応する形状を有して、掛止突起81の数に対応して設けることができる。安着溝82は受容溝83に連結され、掛止突起81が安着して受容溝83に受容されるように案内する。
ここで、固定トレイ32に設けられて、掛止突起81が受容溝83に受容される受容位置Bと、掛止突起81が受容溝83から解除されて安着溝82に位置する解除位置Aとの間で移動するように固定トレイ32を回動させる取っ手部35をさらに含み得る(図3参照)。ここで、前記取っ手部35は、氷削部31の着脱時に固定トレイ32を回動させること以外に、粉氷排出部36に排出された粉状の氷が周囲に飛散するのを防止し得る。
アイスダクト55は、冷凍室ドア5に設けられて、粉氷排出部36及び第2吐出部20bから吐出された氷をディスペンサー部60に案内する。アイスダクト55は、例えば、両端が開口されたじょうご形状に設けられ、上端は粉氷排出部36及び第2吐出部20bに向かって開口された上端開口部56が形成され、下部にはディスペンサー部60に向かって開口された下端開口部57が形成される(図5参照)。上端開口部56は下端開口部57よりさらに広く形成し得る。
下端開口部57は、粉氷排出部36から排出された粉状の氷がアイスダクト55の内壁に最小限に接触をしながら排出される位置に設けるのが好ましい。例えば、粉状の氷排出部36の鉛直下方に設けるようにするのが望ましい。この場合、粉氷がディスペンサー部60に吐出する時、アイスダクト55の内壁にほとんど接触しなくなるので、粉氷がアイスダクト55の内壁に積もって氷吐出口が詰まるのを防止し得る。
以下、前述した構造を有する冷蔵庫において、氷削部31の着脱及び粉氷排出過程を説明する。
まず、支持部材51の上部には氷貯蔵容器11が設置される。支持部材51の前方、つまり、氷貯蔵容器11の開口部12側には、第1吐出部20aと連通されて氷貯蔵容器11内の氷を受けて粉状の氷を作る氷削ユニット30が設けられる。氷削ユニット30は、粉状の氷を作って排出する氷削部31と、氷削部を駆動する駆動部40と、を含み、氷削部31は支持部材51に設けた受容部52に着脱可能に設けられる。
氷削部31を受容部52に装着する過程を説明する。
まず、固定トレイ32の外周面に形成された掛止突起81を受容部52に設けられた安着溝82に安着させる(図4の点線参照)。この時、安着溝82は掛止突起81と同一な大きさで設けられることもでき、安着が容易になるように所定の大きさだけさらに大きく設け得る。
次に、固定トレイ32をB方向に回動させて、掛止突起81を受容溝83に受容させることによって、氷削部31を受容部52に装着する。ここで、固定トレイ32に設けられた取っ手部35を利用すれば、掛止突起81を受容位置B及び解除位置Aの間で容易に移動させることができるので、氷削部31の着脱が容易になる。
次に、図5を参照して本発明の冷蔵庫での粉氷吐出過程を説明する。
使用者が操作パネル65によって粉氷吐出を選択すると、駆動モータ13が回転体14を回転して、氷貯蔵容器11に貯蔵された氷を開口部12に向かって移送させる。この時、第1レバー17aは開放位置にあり、第2レバー17bは閉鎖位置にある。したがって、開口部12に排出された氷は第2吐出部20bに吐出されず、第2レバー17bの上に置かれるようになり、回転刃16によって受容されて矢印方向に回転移送される。一方、回転刃16によって移送される氷が最高点を過ぎると、自重によって落下するようになり、この時には回転刃の前の刃16cによって案内されて、固定刃15に落ちず第1吐出部20aに吐出される。
一方、角氷及び切れ氷を吐出する過程を簡単に説明すれば、角氷吐出時には第1レバー17aは閉鎖し、第2レバー17bのみを開放させて、開口部12に排出された氷が第2吐出部20bに直ちに排出されるようにし、排出された角氷はアイスダクト55を通じてディスペンサー部60に吐出される。切れ氷吐出時には第1レバー17a及び第2レバー17bを全て閉鎖させて、開口部12に排出された氷が回転刃16によって移送されて、固定刃15の間で粉砕されて第2吐出部20bに吐出される。
本発明による冷蔵庫の一部が開放された前面図である。 図1の冷蔵庫の冷凍室側拡大断面図である。 図1の氷貯蔵部及び氷削ユニットの結合斜視図である。 図3の受容部及び氷削部の分解斜視図である。 図1のディスペンサー部側平面図である。
符号の説明
1 本体
2 冷蔵室
3 冷凍室
4 冷蔵室ドア
5 冷凍室ドア
6 ドアガイド
7 棚
8 収納引出し
10 氷貯蔵部
11 氷貯蔵容器
12 開口部
13 駆動モータ
14 回転体
15 固定刃
16 回転刃
17a、17b レバー
18a、18b レバー駆動部
19 前面カバー
20a、20b 吐出部
30 氷削ユニット
31 氷削部
32 固定トレイ
33 回転トレイ
34 刃
35 取っ手部
36 粉氷排出部
37 貫通部
38 回転軸受容部
40 駆動部
45 動力伝達部
46 回転軸
51 支持部材
52 受容部
55 アイスダクト
56 上端開口部
57 下端開口部
60 ディスペンサー部
61 ウォーターレバー
63 アイスレバー
65 操作パネル
70 製氷室
71 製氷トレイ
73 満氷感知レバー
75 離氷モータ
80 結合部
81 掛止突起
82 安着溝
83 受容溝

Claims (19)

  1. 冷凍室と、前記冷凍室を開閉するための冷凍室ドアと、前記冷凍室ドアに設けたディスペンサー部と、を有する冷蔵庫において、
    前記冷凍室に設けられ、氷を貯蔵し、貯蔵された氷を外部に吐出するための吐出部を形成した氷貯蔵部と;
    前記冷凍室に設けられ、前記氷貯蔵部を設置した支持部材と;
    前記吐出部に隣接する前記支持部材の前方に着脱可能に結合され、氷削された粉状の氷を排出する粉氷排出部を設けた氷削部と、前記氷削部の後方に設置され、前記氷削部を駆動する駆動部と、を有する氷削ユニットと;
    を含むことを特徴とする冷蔵庫。
  2. 前記吐出部は、
    前記氷貯蔵部内の角氷を前記氷削部に吐出する第1吐出部と、
    前記氷貯蔵部内の角氷または角氷が粉砕された切れ氷を吐出する第2吐出部と、を含み、
    前記支持部材には、前記第1吐出部に隣接するように設けた前記氷削部を受容する受容部が設けられることを特徴とする、請求項1に記載の冷蔵庫。
  3. 前記冷凍室ドアに設けられ、前記粉氷排出部及び前記第2吐出部から吐出した氷が流入する上端開口部と、流入した氷を前記ディスペンサー部に排出する下端開口部と、を形成したアイスダクトをさらに含み、
    前記下端開口部は、前記粉氷排出部に排出された粉氷が前記上端開口部及び前記下端開口部を通過して直ちに前記ディスペンサー部に排出されるように、前記粉氷排出部の鉛直下方に設けられることを特徴とする、請求項2に記載の冷蔵庫。
  4. 前記氷削部は、
    前記粉氷排出部が設けられ前記受容部に受容される固定トレイと、
    前記粉氷排出部に設けた刃と、
    前記固定トレイに回転可能に結合され前記固定トレイ内の氷を前記刃に向かって移送加圧する回転トレイと、を含むことを特徴とする、請求項2に記載の冷蔵庫。
  5. 前記駆動部から駆動力が伝達されて、前記回転トレイを回転させる動力伝達部をさらに含むことを特徴とする、請求項4に記載の冷蔵庫。
  6. 前記動力伝達部は、前記回転トレイと結合して前記回転トレイを回転させる回転軸を含むことを特徴とする、請求項5に記載の冷蔵庫。
  7. 前記固定トレイの中心部には、前記回転軸が貫通する貫通部が形成され、
    前記回転トレイの中心部には、前記固定トレイを貫通した回転軸が結合する回転軸受容部が形成されることを特徴とする、請求項6に記載の冷蔵庫。
  8. 前記回転軸の外周面には複数の雄ねじ山が形成され、
    前記回転軸受容部の内周面には前記雄ねじ山に対応する雌ねじ山が形成され、
    前記回転軸と前記回転軸受容部は、前記回転トレイの回転方向の反対方向に結合されることを特徴とする、請求項7に記載の冷蔵庫。
  9. 前記固定トレイを前記受容部に着脱可能に結合する結合部をさらに含むことを特徴とする、請求項4に記載の冷蔵庫。
  10. 前記結合部は、
    前記固定トレイの外周面に突出形成した掛止突起と、
    前記受容部に設けられ前記掛止突起が受容される受容溝と、を含むことを特徴とする、請求項9に記載の冷蔵庫。
  11. 前記結合部は、前記固定トレイに設けられ前記受容溝と連結した安着溝をさらに含み、
    前記掛止突起は、前記安着溝に安着後、所定距離だけ移動して前記受容溝に受容されることを特徴とする、請求項10に記載の冷蔵庫。
  12. 前記固定トレイに設けられ、前記掛止突起が前記受容溝に受容される受容位置と、前記掛止突起が前記受容溝から解除されて前記安着溝に位置する解除位置と、の間で移動するように前記固定トレイを回動させる取っ手部をさらに含むことを特徴とする、請求項11に記載の冷蔵庫。
  13. 冷凍室と、前記冷凍室を開閉するための冷凍室ドアと、前記冷凍室ドアに設けたディスペンサー部と、を有する冷蔵庫において、
    前記冷凍室に設けられ、氷を貯蔵し、貯蔵された氷を外部に吐出する吐出部を形成した氷貯蔵部と;
    前記冷凍室に設けられ、前記氷貯蔵部が設置される支持部材と;
    前記吐出部に隣接した前記支持部材の前方に着脱可能に結合され粉氷排出部を形成した氷削部、前記氷削部の後方に設置される駆動部、及び前記駆動部と前記氷削部との間に設けられ前記駆動部の駆動力を前記氷削部に伝達する動力伝達部を有する氷削ユニットと;
    前記冷凍室ドアに設けられ、前記粉氷排出部及び前記吐出部から吐出した氷が流入する上端開口部と、前記粉氷排出部の鉛直下方に設けられ前記上端開口部に流入した氷が前記ディスペンサー部に排出される下端開口部と、が形成されたアイスダクトと;、
    を含むことを特徴とする冷蔵庫。
  14. 前記支持部材には、前記氷削部が着脱可能に結合される受容部が形成され、
    前記氷削部は、
    前記粉氷排出部が設けられ前記受容部に受容される固定トレイ、
    前記粉氷排出部に設けた刃、及び
    前記固定トレイに回転可能に結合され前記固定トレイ内の氷を前記刃に向かって移送加圧する回転トレイを含むことを特徴とする、請求項13に記載の冷蔵庫。
  15. 前記動力伝達部は、前記回転トレイと結合して前記回転トレイを回転させる回転軸を含むことを特徴とする、請求項14に記載の冷蔵庫。
  16. 前記固定トレイの中心部には、前記回転軸が貫通する貫通部が形成され、
    前記回転トレイの中心部には、前記固定トレイを貫通した回転軸が結合する回転軸受容部が形成されることを特徴とする、請求項15に記載の冷蔵庫。
  17. 前記回転軸の外周面には複数の雄ねじ山が形成され、
    前記回転軸受容部の内周面には前記雄ねじ山に対応する雌ねじ山が形成され、
    前記回転軸と前記回転軸受容部は、前記回転トレイの回転方向の反対方向に結合されることを特徴とする、請求項16に記載の冷蔵庫。
  18. 前記固定トレイの外周面に突出形成した掛止突起、
    前記受容部に設けられ前記掛止突起が定着する安着溝、及び
    前記安着溝と連結した受容溝をさらに含み、
    前記掛止突起は、前記安着溝に安着後、所定距離だけ移動して前記受容溝に受容されることを特徴とする、請求項14に記載の冷蔵庫。
  19. 前記固定トレイに設けられ、前記掛止突起が前記受容溝に受容される受容位置と、前記掛止突起が前記受容溝から解除されて前記安着溝に位置する解除位置と、の間で移動するように前記固定トレイを回動させる取っ手部をさらに含むことを特徴とする、請求項18に記載の冷蔵庫。
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