JP2007091203A - ボトル型容器保持具 - Google Patents

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Abstract

【課題】ボトル型容器の出し入れが容易に行える保持形態と、走行や運転が妨げられないコンパクトな折畳み形態に変形することができるボトル型容器保持具を提供する。
【解決手段】ボトル型容器保持具1の取付け具2を自転車AのハンドルステムAaに固定する。上部枠体3Aを上方へ回動した後、下部枠体3B又は連結枠3Cを手で把持して前方へ回動する。上部枠体3Aと下部枠体3Bを取付け具2の前方へ回動して保持形態に変形した後、ボトル型容器Bを、上部枠体3Aと下部枠体3Bに上方から収容して保持する。また、下部枠体3Bを取付け具2前面に沿った状態に折り畳み、上部枠体3Aを下部枠体3Bに対して重ね合わせ状態に折り畳んだ後、係止具3Dを、下部枠体3Bに対して重ね合わせた状態に折り畳まれた上部枠体3Aの遊端部又は連結枠3Cの上端部に係止して折畳み形態に保持する。
【選択図】図5

Description

この発明は、例えば飲料水、スポーツ飲料等が充填されたボトル型容器を、自転車のフレームに装着するときに用いられるボトル型容器保持具に関する。
従来、上述のような容器を保持する保持具としては、例えばカップを載せる際に、本体下端に設けた円板形状の受け皿と、本体上端に設けた環状の腕部とを、本体内部にセットしたスプリングの復元力に抗してカップの載置が許容される角度に回動する。また、カップを取り除くと、受け皿と腕部とがスプリングの復元力により本体に沿った角度に折り畳まれる特許文献1のカップホルダーがある。
しかし、カップに入れられた飲み物の残量が少なくなると、受け皿と腕部とがスプリングの復元力により自動的に折り畳まれてしまい、カップ内に残った飲み物が周囲に飛散することがある。また、カップの重量が付加されるまで、受け皿と腕部とをスプリングの復元力に抗してカップの載置が許容される角度に手で保持しなければならず、カップを載せるのに手間が掛かる。
他の保持具としては、例えばハンドルポスト或いはハンドルバー等の自転車を構成するフレームにブラケットを固定し、そのブラケットに設けたケージ本体でボトルを保持する特許文献2の自転車用ボトルケージがある。
しかし、ボトルを保持する必要がない場合、ボトルケージをフレームから取り外せばよいが、着脱作業に手間及び時間が掛かるため、ボトルケージを取り外すことなく自転車を運転するが、走行時や乗降時において、運転者の手や足等がボトルケージに接触したり、持ち物や衣服がボトルケージに引っ掛かる等して、自転車が転倒することがある。また、ボトルケージを、ダウンチューブやシートチューブ等のフレームに取り付けた場合、ケージ本体の円弧状抱持部に、履物や衣服が引っ掛かりやすく、走行及び運転の妨げとなる。
意匠登録第1187097号公報 実開昭59−126785号公報
この発明は上記問題に鑑み、ボトル型容器の出し入れが容易に行える保持形態と、走行や運転が妨げられないコンパクトな折畳み形態に変形することができるボトル型容器保持具の提供を目的とする。
請求項1に記載した発明のボトル型容器保持具は、自転車のフレームに固定される取付け具と、ボトル型容器が保持される保持枠とを備えたボトル型容器保持具であって、上記保持枠を、上記ボトル型容器の胴部を保持する上部枠体と、該ボトル型容器の底部を受け止める下部枠体とで構成し、上記上部枠体と下部枠体の基端部を、上記取付け具の上端部と下端部に設けた各枢着部に対して上下回動自在に連結し、上記上部枠体と下部枠体の遊端部を、上記各枢着部に連結された上部枠体と下部枠体の基端部間の距離と略同じ長さに形成した連結枠により連結し、上記上部枠体と下部枠体を、上記取付け具の前方に向けて略水平に突出してなる上記ボトル型容器の保持が許容される保持形態と、該下部枠体が取付け具前面に沿った状態に折り畳まれ、該下部枠体に対して上部枠体が重ね合わせた状態に折り畳まれる折畳み形態とに変形可能に設けたことを特徴とする。
この発明によると、ボトル型容器保持具の取付け具を自転車のフレーム(例えばハンドルステム)に固定した後、保持枠の上部枠体と、下部枠体と、連結枠のいずれか一つを手で把持して取付け具の前方へ回動する。上部枠体と下部枠体の遊端部を連結枠により連結しているため、上部枠体と下部枠体が取付け具の前方に向けて略水平に突出する角度に一体的に回動され、ボトル型容器保持具を保持形態に変形することができる。この後、例えば飲料水等が充填されたボトル型容器を、上部枠体と下部枠体に対して上方から挿入し、ボトル型容器の胴部を上部枠体により保持し、ボトル型容器の底部を下部枠体により受け止めることで、ボトル型容器を取り出し可能に収容及び保持することができる。
また、ボトル型容器保持具を折畳み形態に変形する場合、下部枠体を取付け具前面と対向する方向へ回動しながら、上部枠体の遊端部を連結枠により上方へ押し上げて、下部枠体を取付け具前面に沿った状態に折り畳む。この後、下部枠体の遊端部及び連結枠の下端部を、上端側枢着部の前方から後方へ移動させるか、上部枠体の基端部前方から後方へ移動させる等して、上部枠体を取付け具前面と対向する方向へ回動して、下部枠体を取付け具前面に沿った状態に折り畳んだ後、上部枠体を下部枠体に対して重ね合わせた状態に折り畳むので、コンパクトな折畳み形態に変形することができる。
上記自転車のフレームは、例えばハンドルステム、ハンドルポスト、ハンドルバー、ヘッドチューブ、トップチューブ、シートチューブ、ダウンチューブ等で構成することができる。また、ボトル型容器は、例えばプラスチック製のペットボトル、金属製の缶、ガラス製の瓶、保温容器等で構成することができる。また、ボトル型容器保持具は、上記フレーム以外の部分にも取り付けることもできるが、望ましくは、ボトル型容器が上方から挿入又は収容が許容される部分がよい。
また、取付け具、保持枠、枠体、連結枠は、例えばステンレス、アルミニウム、スチール等の単一金属又は複合金属で構成することができる。また、上部枠体と下部枠体は、ボトル型容器を保持するのに必要な剛性を有する金属製の線条体で構成することができる。また、保持枠を、金属以外の材質、例えばプラスチック、合成ゴム、木等の単一又は複合した材質で構成することもできる。
また、取付け具をフレームに固定する場合、例えば取付け具に装着した装着体をフレームに巻き付け、装着体の一端側及び他端側をネジ部材により締付ける方法と、具本体に設けた挿通孔を介して、フレームに設けたネジ孔にネジ部材を螺合する方法等により固定することができる。装着体やネジ部材に代わる固定手段として、例えばマグネット、面ファスナー、クランプ等により固定することもできる。
請求項2に記載した発明のボトル型容器保持具は、上記請求項1に記載の構成と併せて、上記下部枠体を、上記取付け具の前方に向けて略水平に突出した角度に回動規制する規制手段を設けたことを特徴とする。
この発明によると、例えば突起、凸部、ピン等の規制手段により、上部枠体が取付け具前方に向けて略水平に突出した角度よりも下方へ回動しようとするのを防止し、ボトル型容器を保持するのに適した角度(図2参照)に回動規制する。
請求項3に記載した発明のボトル型容器保持具は、上記請求項1又は2に記載の構成と併せて、上記上部枠体と下部枠体を交互に折り畳んだ状態に保持する折畳み保持手段を設けたことを特徴とする。
この発明によると、下部枠体を取付け具前面と対向する方向へ回動して、取付け具前面に沿った状態に折り畳んだ後、上部枠体を下部枠体に対して重ね合わせた状態に折り畳む。この後、折畳み保持手段により上部枠体と下部枠体を交互に折り畳んだ状態に保持するので、折畳み保持手段による保持が解除されるまで折畳み形態を保つことができる。また、折畳み保持手段による保持を解除すれば、上部枠体と下部枠体を保持形態に変形することができる。
また、折畳み保持手段は、例えばフック、止め金、ベルト、紐等の係止具で構成することができる。
請求項4に記載した発明のボトル型容器保持具は、上記請求項1〜3のいずれか一つに記載の構成と併せて、上記ボトル型容器が受け止められる大きさ及び形状に形成した受け枠の両端部を、上記上部枠体の遊端部に連結した連結枠よりも幅広となる間隔に隔てて下部枠体の遊端側両側縁部に連設し、上記連結枠が受け止められる受け枠の中央部を、上記取付け具の下端側枢着部又は下部枠体の基端部になるべく近接して設けたことを特徴とする。
この発明によると、下部枠体を取付け具前面と対向する方向へ折り畳んだ後、上部枠体を下部枠体に対して重ね合わされる方向へ回動する際に、上部枠体の遊端部に連結した連結枠を受け枠の谷間部分に入り込ませるので、上部枠体を下部枠体に対して重ね合わせ状態に折り畳むことができる。
請求項5に記載した発明のボトル型容器保持具は、上記請求項1〜3のいずれか一つに記載の構成と併せて、上記ボトル型容器が受け止められる大きさ及び形状に形成した複数の受け枠を、上記上部枠体の遊端部に連結した連結枠の通り抜けが許容される間隔に隔てて下部枠体の両側縁部にそれぞれ連設したことを特徴とする。
この発明によると、下部枠体を取付け具前面と対向する方向へ折り畳んだ後、上部枠体を下部枠体に対して重ね合わされる方向へ回動する際に、上部枠体の遊端部に連結した連結枠が下部枠体の両側縁部に設けた複数の受け枠間を通り抜けるので、上部枠体の遊端部が取付け具の下端側枢着部と下部枠体の基端部に対して近接され、上部枠体を下部枠体に対して重ね合わせた状態に折り畳むことができる。また、複数の受け枠は、一対の受け枠を含むものである。
請求項6に記載した発明のボトル型容器保持具は、上記請求項1〜5のいずれか一つに記載の構成と併せて、上記ボトル型容器の側面と対向する保持枠の外面に、柔軟性を有するクッション部材を取り付けたことを特徴とする。
この発明によると、走行時に付与される振動や衝撃がクッション部材により吸収・緩和される。また、ボトル型容器が保持枠の外に飛び出そうとするのをクッション部材の接触抵抗により防止する。
請求項7に記載した発明のボトル型容器保持具は、上記請求項1〜6のいずれか一つに記載の構成と併せて、上記ボトル型容器の側面と対向する保持枠の外面に、該ボトル型容器の大きさや形状に応じて弾性変位する押し当て部を設けたことを特徴とする。
この発明によると、ボトル型容器の大きさや形状に応じて保持枠の押し当て部が弾性変位し、様々な大きさを有するボトル型容器の保持を許容する。また、押し当て部の復元力によりボトル型容器を安定した状態に保持する。
請求項8に記載した発明のボトル型容器保持具は、上記請求項1〜7のいずれか一つに記載の構成と併せて、上記自転車のフレームと対向する取付け具の装着面に、該取付け具の固定状態を維持するのに必要な接触抵抗を有する滑り止め部材を取り付けたことを特徴とする。
この発明によると、取付け具の滑り止め部材を、自転車のフレーム外面に押し付けて固定するので、ボトル型容器保持具の固定状態が滑り止め部材の接触抵抗により維持され、取付け位置及び取付け角度が安定する。なお、クッション部材や滑り止め部材は、例えばウレタンゴム、スポンジゴム等の柔軟性を有する弾性体で構成することができる。
この発明によれば、ボトル型容器保持具の取付け具を自転車のフレームに固定した後、保持枠の上部枠体と下部枠体を取付け具前方に向けて略水平に突出した角度に回動して、ボトル型容器の保持が許容される保持形態に変形するので、飲料水が充填されたボトル型容器の出し入れが容易に行えるとともに、走行中や停車時おいて、ボトル型容器を保持枠から取り出して即水分補給することができる。
また、上部枠体と下部枠体を取付け具前面と対向する方向へ回動して、下部枠体を取付け具前面に沿った状態に折り畳んだ後、上部枠体を下部枠体に対して重ね合わせた状態に折り畳むので、コンパクトな大きさに折り畳むことができ、折畳み時の嵩が低くなるため、例えば梱包時、運搬時等における収容スペースが小さくて済み、運搬及び保管したり、携帯するのに大変便利である。また、走行中や乗降時において、例えば運転者の手や足等が保持枠に接触したり、衣服や持ち物等が保持枠に引っ掛かったりするのを防止することができ、走行や運転が妨げられず、快適な走行が楽しめる。
この発明は、ボトル型容器の出し入れが容易に行える保持形態と、走行や運転が妨げられないコンパクトな折畳み形態に変形することができるという目的を、保持枠の上部枠体と下部枠体を取付け具前面と対向する方向へ交互に折り畳んで、上部枠体を下部枠体に対して重ね合わせ状態に折り畳むことで達成した。
この発明の一実施例を以下図面に基づいて詳述する。
図面は、自転車を構成するフレームのハンドルステムに取り付けられるボトルケージ型のボトル型容器保持具を示し、図1に於いて、このボトル型容器保持具1は、自転車AのハンドルステムAaに固定する取付け具2と、プラスチック製のボトル型容器Bを保持する保持枠3で構成される。また、保持枠2は、上部枠体3Aと、下部枠体3Bと、連結枠3Cと、係止具3Dで構成される。
上記取付け具2と保持枠3は、例えばステンレス、スチール等の金属により構成している。また、金属自体の意匠感に代えて、例えばメッキや塗装等の表面処理を施してもよい。なお、ボトル型容器Bを保持するのに必要な剛性を有するものであれば金属以外の材質により構成することもできる。
取付け具2は、図2、図3にも示すように、上部枠体3Aと下部枠体3Bを上下方向に対して所定間隔に隔てられた状態に支持するのに必要な剛性を有する金属板により形成され、上部枠体3Aの基端部が連結される枢着部2Aを具本体2aの前面側上端部に設け、下部枠体3Bの基端部が連結される枢着部2Bを具本体2aの前面側上端部に設けている。
また、具本体2aの前面側上部と前面側下部には、図11にも示すように、後述するネジ部材6のネジ部分が挿通され、ネジ頭が係止される孔径の挿通孔2b,2bを、ハンドルステムAa外面に設けたネジ孔Ab,Abと対応する間隔に隔てて設けている。一方(又は両方)の挿通孔2bは具本体2aと平行して縦長に形成しているので、車種によってネジ孔Abの位置が多少異なっても、縦長の挿通孔2bにより対応できる範囲であれば取付け可能である。
上記取付け具2をハンドルステムAaに固定する場合、図1〜図3に示す上方から見て略C字状に湾曲した装着体4,4と、図11に示すネジ部材6,6のいずれか一方の固定手段により固定することができる。
装着体4,4は、図1〜図3にも示すように、ハンドルステムAa外面に沿った状態に巻付け可能な厚み及び剛性を有する金属板で形成している。また、装着体4の前面側中央部は具本体2a前面に対して幅方向に装着が許容される段付き形状に形成し、装着体4の中央部から両端部に至る部分はハンドルステムAa外面と略対応する曲率半径に湾曲している。
また、装着体4の湾曲側両端部を外側に折り曲げて形成した一方の突出側端部には、ネジ部材5のネジ部分が螺合されるネジ孔4aを設けている。また、他方の突出側端部には、ネジ部材5のネジ部分が挿通される挿通孔4bを設けている。
装着体4,4により取付け具2をハンドルステムAaに固定する場合、具本体2a後面を自転車AのハンドルステムAa外面に押し付け、具本体2aの前面側上部及び前面側下部に対して前方から装着した装着体4,4をハンドルステムAaに巻き付けて、装着体4の突出側両端部を互いに近接又は対向する。この後、ネジ部材5,5を、一端側の挿通孔4b,4bを介して、他端側のネジ孔4a,4aに螺合し、ネジ部材5,5の締付け力により装着体4,4をハンドルステムAa外面に巻付け固定する。
ネジ部材6により取付け具2をハンドルステムAaに固定する場合、図11に示すように、ネジ部材6,6を、具本体2aの挿通孔2b,2bを介して、ハンドルステムAa外面に設けたネジ孔Ab,Abに螺合し、ネジ部材6,6の締付け力により取付け具2をハンドルステムAaに対して一体的に締付け固定する。
また、装着体4やネジ部材6に代わる固定手段として、例えばマグネット、面ファスナー、クランプ等により固定することもできる。また、装着体4の中央部を、例えば溶接、接着、リベット止めする等して具本体2aに対して一体的に固定しておいてもよい。
上記枢着部2Aは、具本体2aの上端側両縁部に連設した左右一対の支持片2Aa,2Aaを前方に向けて略直角に折り曲げるとともに、上部枠体3Aの基端部が上下回動自在に枢支される孔部2Ab,2Abを、支持片2Aa,2Aaの対向面に連通して設けている。
枢着部2Bは、上記枢着部2Aと同様に、具本体2aの下端側両縁部に連設した左右一対の支持片2Ba,2Baを前方に向けて略直角に折り曲げるとともに、下部枠体3Bの基端部が上下回動自在に枢支される孔部2Bb,2Bbを、支持片2Ba,2Baの対向面に連通して設けている。
また、支持片2Ba,2Baの孔部2Bb,2Bbよりも下位側縁部に連設した規制片2Bc,2Bcは、支持片2Ba,2Baの前端側下縁部を相対向する方向に向けて略直角に折り曲げるとともに、具本体2aの前方に向けて略水平に突出する角度に回動した下部枠体3Bの基端部に対して当接される長さに設けている。
つまり、下部枠体3Bの基端側縁部を規制片2Bc,2Bcに当接して、連結枠3Cにより連結した上部枠体3Aと下部枠体3Bを、取付け具2の前方に向けて略水平に突出した角度に回動規制し、ボトル型容器Aが受け止められる保持形態を保持する。且つ、上部枠体3Aと下部枠体3Bが取付け具2の前方に向けて略水平に突出した角度よりも下方に回動しようとするのを防止する。
また、支持片2Ba,2Baの孔部2Bb,2Bbよりも上位側対向面に設けた略半球状の突起2Bd,2Bdは、下部枠体3Bの基端側縁部と対向して支持片2Ba,2Baの内側対向面にそれぞれ突設するとともに、下部枠体3Bの基端側縁部に対して係止抵抗が付与される大きさ及び形状に形成している。
つまり、下部枠体3Bの基端部を材料弾性に抗して内側に変形させながら、支持片2Ba,2Baの突起2Bd,2Bd上を乗り越えさせることにより、図5に示す折畳み形態と、図2に示す保持形態に下部枠体3Bの上下回動が許容される。
下部枠体3Bを具本体2aの前方に向けて略水平に突出する角度に回動して、下部枠体3Bの基端側縁部を規制片2Bc,2Bcに当接すると、規制片2Bc,2Bcに当接する下部枠体3Bの基端側上縁部に対して突起2Bd,2Bdが係止され、上部枠体3Aと下部枠体3Bが図2に示す保持形態に回動規制される。
前記保持枠3は、図1〜図3にも示すように、ボトル型容器Bを保持するのに必要な剛性を有する金属製の線条体により形成され、ボトル型容器Bの胴部を保持する上部枠体3Aと、ボトル型容器Bの底部を受け止める下部枠体3Bと、上部枠体3Aと下部枠体3Bの遊端部を連結する連結枠3Cと、上部枠体3Aと下部枠体3Bの折畳み状態を保持する係止具3Cで構成している。また、ボトル型容器Bの外面と対向する部分をプラスチックで被覆又は形成してもよい。
上部枠体3Aと下部枠体3Bは、金属製の線条体により上方から見て略C字状となるように折り曲げ形成している。また、例えば略丸形状、略六角形、略四角形等の様々な平面視形状を有するボトル型容器Bの保持が許容されるとともに、略真上や略斜め上方に対してボトル型容器Bの出し入れが容易に行えるような大きさ及び形状に開口している。
また、上部枠体3Aと下部枠体3Bを、上述のような様々な平面視形状を有するボトル型容器Bと略対応する大きさ及び形状に形成するか、様々な大きさ及び形状を有するボトル型容器Bの外径、横幅等に応じて拡縮調節自在に設けることもできる。或いは、例えば保温用カバーや保温用ケース等に入れられたボトル型容器Bを保持することが可能な大きさ及び形状に設けることもできる。
上部枠体3Aの開放側基端部は、図8にも示すように、略C字状に開放してなる両端部を、枢着部2Aの支持片2Aa,2Aa間に対して挿入が許容される方向及び間隔に折り曲げるとともに、枢着部2Aの支持片2Aa,2Aaに設けた孔部2Ab,2Abと相対向する方向に向けて略直角に折り曲げている。且つ、上記両端部を、支持片2Aa,2Aaの孔部2Ab,2Abに対して内側からそれぞれ挿通し、孔部2Ab,2Abの外側に突出した上部枠体3Aの両端部をカシメ加工して抜止めするか、抜止め部材を取り付ける等して上下回動自在に連結している。
一方、下部枠体3Bの開放側基端部は、図3にも示すように、上記上部枠体3Aと同様に、略C字状に開放してなる両端部を、枢着部2Bの支持片2Ba,2Ba間に対して挿入が許容される方向及び間隔に折り曲げるとともに、支持片2Ba,2Baに設けた孔部2Bb,2Bbと相対向する方向に向けて略直角に折り曲げている。且つ、上記両端部を、支持片2Ba,2Baの孔部2Bb,2Bbに対して内側からそれぞれ挿通し、孔部2Bb,2Bbの外側に突出した下部枠体3Bの両端部をカシメ加工して抜止めするか、抜止め部材を取り付ける等して上下回動自在に連結している。
上部枠体3Aと下部枠体3Bの遊端部間を連結する棒状又は板状の連結枠3Cは、取付け具2の枢着部2A,2Bに連結された上部枠体3Aと下部枠体3Bの基端部間の距離と略同じ長さ又はわずかに短尺となる長さに形成している。あるいは、わずかに長尺となる長さに形成してもよい。
また、連結枠3Cの上端部は、上部枠体3Aの遊端側中央縁部を外方に向けて突出した上方から見て略弧状の突出部3Aaに対して上下回動自在に連結している。一方、連結枠3Cの下端部は、下部枠体3Bの遊端側中央縁部を外方に向けて突出した上方から見て略弧状の突出部3Baに対して上下回動自在に連結している。
係止具3D(例えばフック)は、図3にも示すように、金属製の線条体により上方から見て略V字状(又は略U字状)となるように折り曲げ形成され、図5、図6に示す折畳み形態に折り畳まれた上部枠体3Aの遊端部又は連結枠3Cの上端部に対する係止が許容される大きさ及び形状に設けている。
また、係止具3Dの開放側両端部を、枢着部2Bの支持片2Ba,2Baよりも幅広となる間隔に開角するとともに、支持片2Ba,2Baよりも外側において下部枠体3Bの基端側周縁部に対して巻き付け、係止具3D下部枠体3Bと対向する方向へ折り畳まれた上部枠体3Aの遊端部又は連結枠3Cの上端部に対して係止される係止状態と、その係止が解除される解除状態とに上下揺動自在に設けている。
また、係止具3Dの両端部を、枢着部2Bの支持片2Ba,2Baに対して上下回動自在に連結してもよい。また、係止具3Dに代わる折畳み保持手段として、例えば止め金、ベルト、紐等により保持することもできる。
下部枠体3Bの遊端側に連設した受け枠3Bbは、金属製の線条体により上方から見て略V字状(又は略U字状)となるように折り曲げ形成され、ボトル型容器Aの底部が受け止められる大きさ及び形状に形成している。
受け枠3Bbの開角側両端部を下部枠体3Bの遊端側両側縁部と対向する方向に向けて略直角に折り曲げるとともに、連結枠3Cの横幅又は外径よりも幅広となる間隔に隔てて下部枠体3Bの遊端側両側縁部に対して一体的に連設している。
つまり、略V字状の受け枠3Bbを、下部枠体3Bの基端側から遊端側に向けて広くなる向きに配置するとともに、連結枠3Cが受け止められる受け枠3Bbの中央部に形成した鋭角形状の受け部3Bcを、取付け具2の下端側枢着部2B又は下部枠体3Bの基端部に対してなるべく近接して設けている。つまり、受け部3Bcを、取付け具2の枢着部2B又は下部枠体3Bの基端部に近寄らせるほど、上部枠体3Aを下部枠体3Bに対して重ね合わせた状態に折り畳むことができる。
図示実施例は上記の如く構成するものにして、以下、ボトル型容器保持具1によるボトル型容器Bの保持方法を説明する。
先ず、図1〜図3にも示すように、具本体2a後面をハンドルステムAa外面に押し付け、取付け具2前面に装着した装着体4,4をハンドルステムAaに巻き付けた後、ネジ部材5を、装着体4の一端側挿通孔4bを介して、他端側ネジ孔4a,4aに螺合して締付け固定することで、保持枠3の上部枠体3Aを上方に配置し、下部枠体3Bを下方に配置した取付け状態に、ボトル型容器保持具1を自転車AのハンドルステムAaに固定する。
また、図11に示すように、ネジ部材6,6を、具本体2aの挿通孔2b,2bを介して、ハンドルステムAaのネジ孔Ab,Abに螺合して固定することもできる。
ボトル型容器保持具1を保持形態に変形する場合、図6に示す折畳み形態に変形した上部枠体3Aの遊端部又は連結枠3Cの上端部を、受け枠3Bbの復元力に抗して、係止具3Dの係止が解除される方向へ押し下げながら、係止具3Dを下方に回動(図5中仮想線で示す)して 上部枠体3Aの遊端部又は連結枠3Cの上端部に対する係止を解除する。
図4に示すように、上部枠体3Aを取付け具2の前方に向けて略水平に突出した角度よりも上方へ回動すると、上部枠体3A及び下部枠体3Bの復元力により、上部枠体3Aが連結枠3Cにより押し上げられ、斜め上向きに起立した状態に回動する。
この後、上部枠体3Aと、下部枠体3Bと、連結枠3Cのいずれか一つを手で把持して取付け具2の前方へ回動する。つまり、上部枠体3Aと下部枠体3Bの遊端部を連結枠3Cにより連結しているため、上部枠体3A及び下部枠体3Bが取付け具2の前方へ一体的に回動することができる。
下部枠体3Bの開放側基端部を材料弾性に抗して内側に変形させながら、枢着部2Bの突起2Bd,2Bdを乗り越えさせる。下部枠体3Bの基端側縁部を枢着部2Bの規制片2Bc,2Bcに当接して、上部枠体3Aと下部枠体3Bを、取付け具2の前方に向けて略水平に突出してなるボトル型容器Aの保持が許容される保持形態(図1、図2参照)に回動規制する。
且つ、突起2Bd,2Bdを、規制片2Bc,2Bcに当接した下部枠体3Bの基端側縁部(図3参照)に係止して、上部枠体3Aと下部枠体3Bが上方へ回動しようとするのを防止する。
図8に示すように、飲料水が充填されたボトル型容器Bを、保持枠3の上部枠体3Aと下部枠体3Bに対して上方から挿入し、ボトル型容器Bの胴部を上部枠体3Aにより保持し、ボトル型容器Bの底部を下部枠体3Bの受け枠3Bbにより受け止めるので、走行中や停車時おいて、ボトル型容器Bを保持枠3の上部枠体3A及び下部枠体3Bから引き抜いて水分補給することができる。
また、上部枠体3Aの遊端部を連結枠3Cにより支持しているので、ボトル型容器Bを上方から挿入する際に、上部枠体3Aが下方へ回動するのを防止することができ、取付け具2の前方に向けて略水平に突出した状態を保つことができる。
次に、ボトル型容器保持具1を折畳み形態に変形する場合、図4に示すように、下部枠体3Bを上方へ回動(取付け具2前面と対向する方向)して、取付け具2前面に沿った状態に折り畳む。
つまり、上部枠体3Aと下部枠体3Bの遊端部を連結枠3Cにより連結しているため、下部枠体3Bの遊端部を上方へ回動して、取付け具2の枢着部2A及び上部枠体3Aの基端部に近接すると、上部枠体3Aの遊端部が連結枠3Cにより押し上げられ、上方へ回動する。
下部枠体3Bの遊端部及び連結枠3Cの下端部を、枢着部2Aの前方から後方へ移動させるか、上部枠体3Aの基端部前方から後方へ移動させながら、上部枠体3Aの遊端部を下方へ回動して、上部枠体3Aの遊端部に連結した連結枠3Cを、受け枠3Bbの谷間部分に入り込ませて受け部3Bcの内周縁部に当接するか受け止めるので、図5、図6に示すように、上部枠体3Aを下部枠体3Bに対して重ね合わせ状態に折り畳むことができる。
この後、受け枠3Bbの復元力に抗して、上部枠体3Aの遊端部又は連結枠3Cの上端部を、係止具3Dの係止が許容される高さに押し下げながら、係止具3Dを上方へ回動して、下部枠体3Bに対して重ね合わせた状態に折り畳まれた上部枠体3Aの遊端部又は連結枠3Cの上端部に係止するので、上部枠体3Aと下部枠体3Bを折畳み形態に保持することができる。
また、受け枠3Bbの復元力により、上部枠体3Aの遊端部又は連結枠3Cの上端部を、係止具3Dに対して係止される方向へ常時付勢しているので、受け枠3Bbの復元力に抗して、上部枠体3Aの遊端部又は連結枠3Cの上端部を、係止具3Dの係止が解除される方向へ押し下げなければ、係止具3Dによる係止が解除されず、上部枠体3Aと下部枠体3Bの折畳み形態を保持することができる。つまり、走行中に付与される振動や衝撃により、上部枠体3Aと下部枠体3Bが保持形態に変形しようとするのを防止することができる。
また、上部枠体3Aと下部枠体3Bを図7に示す起立形態に折り畳むこともできる。図4に示す斜め上向きに起立した上部枠体3Aを枢着部2Aよりも後方へ回動する際に、上部枠体3Aと下部枠体3Bの遊端部間を連結枠3Cにより連結しているため、上部枠体3Aの遊端部は材料弾性に抗して縮径される方向に引っ張られ、下部枠体3Bの遊端部は材料弾性に抗して拡径される方向に引っ張られる。
つまり、連結枠3Cが、上部枠体3Aと下部枠体3Bが一直線となる限界点を乗り越えるとき、上部枠体3Aと下部枠体3Bが材料弾性に抗して径方向に変形するので、上部枠体3Aの後方への回動が許容され、上部枠体3Aと下部枠体3Bを起立形態に折り畳むことができる。
上部枠体3Aと下部枠体3Bが前方へ回動しようとしても、連結枠3Cを、上部枠体3Aと下部枠体3Bが一直線となる限界点を乗り越えさせて、上部枠体3Aと下部枠体3Bを材料弾性に抗して径方向に変形させなければ、枢着部2Aの前方への回動が許容されず、上部枠体3Aと下部枠体3Bを起立形態に保持することができる。
以上のように、ボトル型容器保持具1の取付け具2を自転車AのハンドルステムAaに固定し、保持枠3の上部枠体3Aと下部枠体3Bを取付け具2前方に向けて略水平に突出した角度に回動して、ボトル型容器Bの保持が許容される保持形態に変形するので、飲料水が充填されたボトル型容器Bの出し入れが容易に行えるとともに、走行中や停車時おいて、ボトル型容器Bを上部枠体3Aと下部枠体3Bから取り出して即水分補給することができる。
また、ボトル型容器Bを保持しない場合、保持枠3の上部枠体3Aと下部枠体3Bを取付け具2前面と対向する方向へ回動して、下部枠体3Bを取付け具2前面に沿った状態に折り畳んだ後、上部枠体3Aを下部枠体3Bに対して重ね合わせた状態に折り畳むので、コンパクトな大きさに折り畳むことができ、折畳み時の嵩が低くなるため、例えば梱包時、運搬時における収容スペースが小さくて済み、運搬及び保管したり、携帯するのに大変便利である。また、走行中や乗降時において、運転者の手や足等が保持枠3に接触したり、衣服や持ち物等が保持枠3に引っ掛かったりするのを防止することができ、走行や運転が妨げられず、快適な走行が楽しめる。
図9、図10は、ボトル型容器Aを受け止めるための一対の受け枠3Bb,3Bbを、連結枠3Cの通り抜けが許容される間隔に隔てて下部枠体3Bの両側縁部に設けた他の例を示し、上方から見て略く字状に形成した一対の受け枠3Bb,3Bbを、下部枠体3Bの両側縁部に対して左右対称に配置するとともに、連結枠3Cの横幅又は外径よりも幅広となる間隔に隔てて下部枠体3Bの両側縁部に対して一体的に連設している。
保持枠2の下部枠体3Bを取付け具2前面と対向する方向へ折り畳んだ後、上部枠体3Aを下部枠体3Bに対して重ね合わされる方向へ回動する際に、上部枠体3Aの遊端部に連結した連結枠3Cが下部枠体3Bの受け枠3Bb,3Bb間を通り抜けるため、上部枠体3Aの遊端部が取付け具2の枢着部2Bと下部枠体3Bの基端部に対して近接され、上部枠体3Aを、下部枠体3Bに対して重ね合わせた状態に折り畳むことができる。
つまり、折畳み時において、上部枠体3Aの遊端部が下部枠体3Bの受け枠3Bbよりも外側に突出せず、その突出が減少した寸法分だけ、ボトル型容器保持具1を、図5に示す折畳み形態よりもコンパクトな大きさに折り畳むことができ、折畳み時の嵩が低くなる。且つ、上記実施例と略同等の作用及び効果を奏することができる。また、複数の受け枠3Bb…を、連結枠3Cの通り抜けが許容される間隔に隔てて下部枠体3Bの両側周縁部に沿って配列してもよい。
図12は、柔軟性を有するクッション部材7を、ボトル型容器Bの側面と対向する保持枠3外面に取り付けたボトル型容器保持具1の他の例を示し、クッション部材7は、下部枠体3B及び受け枠3Bbと、図示しない上部枠体3Aの外周面に被覆又は装着している。
つまり、走行時に付与される振動や衝撃が上部枠体3Aと下部枠体3Bに装着したクッション部材7,7により吸収・緩和され、ボトル型容器Bのガタ付き、損傷等が防止される。また、ボトル型容器Bが保持枠3外方に飛び出そうとするのをクッション部材7の接触抵抗により防止することができ、上記実施例と略同等の作用及び効果を奏することができる。
また、ボトル型容器保持具1の固定状態を維持するのに必要な接触抵抗を有する滑り止め部材8を、ハンドルステムAaの外面と対向して取付け具2と装着体4,4の装着面にそれぞれ取り付けている。
取付け具2と装着体4,4の装着面に装着した滑り止め部材8を、ハンドルステムAaの外面に押し付けて固定すれば、ボトル型容器保持具1の取付け位置及び取付け角度が滑り止め部材8の接触抵抗により維持され、ボトル型容器Bを安定した状態に保持することができる。なお、クッション部材7及び滑り止め部材8は、例えばウレタンゴム、スポンジゴム等の柔軟性を有する弾性体で構成している。
図13は、ボトル型容器Bの大きさや形状に応じて弾性変位する押し当て部12を、ボトル型容器Bの側面と対向する保持枠3外面に取り付けたボトル型容器保持具1の他の例を示し、柔軟性を有する弾性体で形成した押し当て部12は、図9に示す上部枠体3Aと図示しない下部枠体3Bの外周面に対して円周方向へ所定間隔に隔てて複数設けている。
つまり、ボトル型容器Bの大きさや形状に応じて上部枠体3Aと下部枠体3Bに設けた押し当て部12…が弾性変位するので、様々な大きさや形状を有するボトル型容器Bの保持することができる。また、押し当て部12…の復元力によりボトル型容器Bを安定した状態に保持することができ、上記実施例と略同等の作用及び効果を奏することができる。また、押し当て部12を、上部枠体3Aと下部枠体3Bの一部により構成することもできる。
この発明の構成と、上述の実施例との対応において、
この発明の規制手段は、実施例の規制片2Bc、突起2Bdに対応し、
以下同様に、
折畳み保持手段は、係止具3Cに対応するも、
この発明は、上述の実施例の構成のみに限定されるものではなく、請求項に示される技術思想に基づいて応用することができ、多くの実施の形態を得ることができる。
実施例では、ボトル型容器保持具1をハンドルステムAaに取り付けた例を説明したが、例えばハンドルバー、ハンドルポスト、ヘッドチューブ、トップチューブ、シートチューブ、ダウンチューブ等に取り付けることもできる。
ボトル型容器保持具の保持形態を示す斜視図。 ボトル型容器保持具の保持形態を示す側面図。 取付け具と下部枠体の取付け構造を示す横断平面図。 保持枠の折畳み途中を示す側面図。 保持枠の折畳み状態を示す側面図。 図5の保持枠の折畳み状態を示す正面図。 保持枠の起立状態を示す側面図。 ボトル型容器の保持状態を示す側面図。 保持枠の他の折畳み状態を示す正面図。 図9の折畳み状態を示す側面図。 取付け具の他の固定方法を示す斜視図。 クッション部材、滑り止め部材を設けた他の例を示す横断平面図。 押し当て部を取り付けたその他の例を示す横断平面図。
符号の説明
A…自転車
Aa…ハンドルステム
B…ボトル型容器
1…ボトル型容器保持具
2…取付け具
2a…具本体
2b…挿通孔
2A,2B…枢着部
2Bc…規制片
2Bd…突起
3…保持枠
3A…上部枠体
3B…下部枠体
3Bb…受け枠
3C…連結枠
3D…係止具
4…装着体
5,6…ネジ部材
7…クッション部材
8…滑り止め部材
12…押し当て部

Claims (8)

  1. 自転車のフレームに固定される取付け具と、ボトル型容器が保持される保持枠とを備えたボトル型容器保持具であって、
    上記保持枠を、上記ボトル型容器の胴部を保持する上部枠体と、該ボトル型容器の底部を受け止める下部枠体とで構成し、
    上記上部枠体と下部枠体の基端部を、上記取付け具の上端部と下端部に設けた各枢着部に対して上下回動自在に連結し、
    上記上部枠体と下部枠体の遊端部を、上記各枢着部に連結された上部枠体と下部枠体の基端部間の距離と略同じ長さに形成した連結枠により連結し、
    上記上部枠体と下部枠体を、上記取付け具の前方に向けて略水平に突出してなる上記ボトル型容器の保持が許容される保持形態と、
    該下部枠体が取付け具前面に沿った状態に折り畳まれ、該下部枠体に対して上部枠体が重ね合わせた状態に折り畳まれる折畳み形態とに変形可能に設けた
    ボトル型容器保持具。
  2. 上記下部枠体を、上記取付け具の前方に向けて略水平に突出した角度に回動規制する規制手段を設けた
    請求項1に記載のボトル型容器保持具。
  3. 上記上部枠体と下部枠体を交互に折り畳んだ状態に保持する折畳み保持手段を設けた
    請求項1又は2に記載のボトル型容器保持具。
  4. 上記ボトル型容器が受け止められる大きさ及び形状に形成した受け枠の両端部を、上記上部枠体の遊端部に連結した連結枠よりも幅広となる間隔に隔てて下部枠体の遊端側両側縁部に連設し、
    上記連結枠が受け止められる受け枠の中央部を、上記取付け具の下端側枢着部又は下部枠体の基端部になるべく近接して設けた
    請求項1〜3に記載のボトル型容器保持具。
  5. 上記ボトル型容器が受け止められる大きさ及び形状に形成した複数の受け枠を、上記上部枠体の遊端部に連結した連結枠の通り抜けが許容される間隔に隔てて下部枠体の両側縁部にそれぞれ連設した
    請求項1〜3に記載のボトル型容器保持具。
  6. 上記ボトル型容器の側面と対向する保持枠の外面に、柔軟性を有するクッション部材を設けた
    請求項1〜5のいずれか一つに記載のボトル型容器保持具。
  7. 上記ボトル型容器の側面と対向する保持枠の外面に、該ボトル型容器の大きさや形状に応じて弾性変位する押し当て部を設けた
    請求項1〜6のいずれか一つに記載のボトル型容器保持具。
  8. 上記自転車のフレームと対向する取付け具の装着面に、該取付け具の固定状態を維持するために必要な接触抵抗を付与する滑り止め部材を設けた
    請求項1〜7のいずれか一つに記載のボトル型容器保持具。
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