JP2007088530A - 3次元映像提示・撮像装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 利用者の撮影と、3次元立体像も提示を共に行うことが可能で、かつコンパクトな3次元映像提示・撮像装置を提供する。
【解決手段】 透過状態と表示状態とを制御可能な2次元ディスプレイパネルと、透過状態とパララクス・バリアを表示する状態とを制御可能なバリア装置と、前記2次元ディスプレイパネルの前記バリア装置と反対側に配置される少なくとも1個のカメラとを備え、前記2次元ディスプレイパネルおよび前記バリア装置を透過状態にして、前記カメラにより利用者を撮影をする状態1と、前記2次元ディスプレイパネルに画像を表示するとともに、前記バリア装置にパララクス・バリアを表示して利用者に視差像を提示することにより3次元立体像を表示する状態2とを、時分割で交互に切り替えて実行する手段とを有する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、3次元映像提示・撮像装置に係り、特に、視線一致の状態にて利用者を撮影可能であるとともに、3次元立体像を表示可能な3次元映像提示・撮像装置に関する。
地理的に離れた者同士が、あたかもそばにいるかのような感覚で面談コミュニケーションを行うシステムが、数多く提案されている。
このようなシステムは、一般に高臨場感通信と呼ばれ、利用者に違和感のないコミュニケーションを提供するためには、主に2つの解決すべき課題がある。
まず、ディスプレイの上部や下部や側部にカメラを配置し、カメラで撮影した画像をそのまま通信して提示し合っているだけのシステムにおいては、ディスプレイを見る目線とカメラの光軸が一致していないため、利用者がお互いに視線を合わせることができず、アイコンタクトによる意思の疎通が困難である。すなわち、「視線一致」の課題がある。
ハーフミラーを用いてディスプレイとカメラの位置を光学的に合わせたシステムはこの課題を一応は解決するものの、ハーフミラーを配置する広い空間を要することや、光量の減少を伴うために実用的であるとは言い難い。
そのため、光の透過状態と不透過状態を交互に制御されるスクリーンを用い、透過状態のときに撮影を行い、不透過状態の時に映像の投影を行うシステムが考案された。(下記、特許文献1、特許文献2参照)。
しかし、前述の特許文献1、特許文献2に開示されている、プロジェクタを用いるシステムは、十分にコンパクトであるとは言えない。
また、これらのシステムでは、お互いの姿をある1つのカメラで撮影した画像(即ち、2次元画像)を提示し合っている。しかし、2次元画像は、利用者に平面的な印象を与えてしまい、臨場感が著しく欠落してしまうという問題がある。
よって、利用者の姿は3次元映像により表現されることが望ましい。これが2つ目の課題である。
なお、本願発明に関連する先行技術文献としては以下のものがある。
特許第3011439号明細書 特開平8−32948号公報 國田豊,他5名"没入型裸眼立体ディスプレイTWISTER Iの設計と試作",映像情報メディア学会誌,Vol.55,No.5,pp.671-677,2001. 大越孝敬:「三次元画像工学」,11項〜12項,朝倉書店,1991. 國田豊, 橋本秋彦 , 木村一夫, 中沢憲二「信頼度を利用した多層平面レンダリング法の提案」,3次元画像コンファレンス2004講演論文集,pp.135-138,3次元画像コンファレンス2004実行委員会,2004.
前述の非特許文献1において提案されているシステムは、前述の課題を満たしている。
TWISTERと呼ばれるこのシステムにおいては、立体映像を提示するユニットと利用者を撮影するユニットが一体となり、利用者の周りを取り囲んで回転することで、立体映像の提示と撮影を共に実現する。
しかしながら、TWISTERと呼ばれるこのシステムは、回転機構を有するために装置規模が大きくなり、取り扱いが容易ではない。
このような背景のもと、高臨場感通信を実現するためには、立体映像の撮影と提示が共に行え、かつコンパクトな装置が必要とされている。
本発明は、前記従来技術の問題点を解決するためになされたものであり、本発明の目的は、利用者の撮影と、3次元立体像の提示を共に行うことが可能で、かつコンパクトな3次元映像提示・撮像装置を提供することにある。
本発明の前記ならびにその他の目的と新規な特徴は、本明細書の記述及び添付図面によって明らかにする。
本願において開示される発明のうち、代表的なものの概要を簡単に説明すれば、下記の通りである。
前述の課題を解決するために、本発明は、透過状態と表示状態とを制御可能な2次元ディスプレイパネルと、透過状態とパララクス・バリアを表示する状態とを制御可能なバリア装置と、前記2次元ディスプレイパネルの前記バリア装置と反対側に配置される少なくとも1個のカメラとを備える3次元映像提示・撮像装置であって、前記2次元ディスプレイパネルおよび前記バリア装置を透過状態にして、前記カメラにより利用者を撮影をする状態1と、前記2次元ディスプレイパネルに画像を表示するとともに、前記バリア装置にパララクス・バリアを表示して利用者に視差像を提示することにより3次元立体像を表示する状態2とを、時分割で交互に切り替えて実行する手段とを有することを特徴とする。
また、本発明では、前記2次元ディスプレイパネルは、透過型ディスプレイパネルであり、前記透過型ディスプレイパネルと前記カメラとの間に配置される導光板と、前記導光板の側面に配置される光源とを有し、前記状態1において、前記透過型ディスプレイパネルに画像を表示せずに透過状態にするとともに、前記状態2において、前記光源をオンとして前記透過型ディスプレイパネルに画像を表示する。
また、本発明では、前記透過型ディスプレイパネルと前記導光板との間、もしくは、前記導光板と前記カメラとの間に、光の拡散・透過が制御可能な拡散制御パネルを有する。
また、本発明では、前記2次元ディスプレイパネルは、偏光旋光型の透過型ディスプレイパネルであり、前記透過型ディスプレイパネルの前記バリア装置側に配置される偏光光学素子と、前記透過型ディスプレイパネルと前記カメラとの間に配置される導光板と、前記導光板の側面に配置され、所定の偏光を照射する光源とを有し、前記状態1において、前記透過型ディスプレイパネルに画像を表示せずに透過状態にするとともに、前記状態2において、前記光源をオンとして前記透過型ディスプレイパネルに画像を表示する。
また、本発明では、前記光源は、複数の色の光を照射可能であり、前記状態2において、前記光源からの照射光の色を変化させ、当該照射光の色に応じた画像を前記透過型ディスプレイパネルに表示する。
また、本発明では、前記2次元ディスプレイパネルは、透過型ディスプレイパネルであり、前記透過型ディスプレイパネルと前記カメラとの間に配置される透明照明パネルを有し、前記状態1において、前記透過型ディスプレイパネルに画像を表示せずに透過状態にするとともに、前記状態2において、前記透明照明パネルをオンとして前記透過型ディスプレイパネルに画像を表示する。
また、本発明では、前記状態2において、前記バリア装置に表示されるパララクス・バリアパターンを時分割で変化させる。
本願において開示される発明のうち代表的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば、下記の通りである。
本発明によれば、利用者の撮影と、3次元立体像の提示を共に行うことが可能で、かつコンパクトな3次元映像提示・撮像装置を提供することが可能となる。
以下、図面を参照して本発明の実施例を詳細に説明する。
なお、実施例を説明するための全図において、同一機能を有するものは同一符号を付け、その繰り返しの説明は省略する。
[実施例1]
図1は、本発明の実施例1の3次元映像提示・撮像装置の概略構成を示す模式断面図である。図1(a)に示すように、本実施例の3次元映像提示・撮像装置は、透過状態と表示状態とを制御可能な2次元ディスプレイパネル21と、透過状態とパララクス・バリアを表示する状態とを制御可能なバリア装置16と、2次元ディスプレイパネル21のバリア装置16の反対側に配置されるカメラ11とを備える。
ここで、2次元ディスプレイパネル21は、透明ディスプレイパネルで構成される。また、バリア装置は、例えば、液晶ディスプレイパネルで構成される。
本実施例では、図1(c)に示す状態1と、図1(b)に示す状態2とを、時分割で交互に実行する。
(1)状態1
2次元ディスプレイパネル21に何も表示せず透過状態にするとともに、バリア装置16も透過状態にする。この状態では、背面のカメラ11と利用者1の間を光学的に遮蔽するものはなにもないので、カメラ11により利用者1の姿を撮影することができる。
(2)状態2
2次元ディスプレイパネル21に画像を表示するとともに、バリア装置16にパララクス・バリアを表示する。この状態では、本実施例の3次元映像提示・撮像装置は、パララクス・ステレオグラム方式の3次元表示装置となるため、利用者1の両眼にそれぞれ異なる視差像を提示し、利用者1に3次元立体像を表示することができる。
前述したこの2つの状態を、利用者1が知覚できる以上の速さで交互に切り替えることにより、画像の撮影と提示が一体となった3次元画像端末を実現することができる。
なお、パララクス・ステレオグラム方式の3次元表示方法については、前述の非特許文献2を参照されたい。
本実施例の3次元映像提示・撮像装置において、2次元ディスプレイパネル21として、透明な電極アレイと発光物質により構成される自発光型の透明ディスプレイを使用することもできる。自発光型の透明ディスプレイは、例えば、ELなどで構成される。
この場合に、自発光型の透明ディスプレイは、自ら発光して画像を提示するために、照明パネルが必要な透過型のディスプレイと比較して、装置を薄型化することができる。
また、透過に伴う光量のロスが少ないので、提示画像および撮影画像の画質を向上させることができる。
[実施例2]
図2は、本発明の実施例2の3次元映像提示・撮像装置の概略構成を示す模式断面図である。
本実施例は、図2(a)に示すように、図1に示す2次元ディスプレイパネル21が、透過型ディスプレイパネル15であり、導光板12と、導光板12の側面に配置される光源13とを有する点で前述の実施例1と相違する。
ここで、導光板12と、導光板12の側面に配置される光源13とは、照明パネルを構成する。また、透過型ディスプレイパネル15は、例えば、液晶ディスプレイパネルで構成される。また、光源13は、例えば、発光ダイオード(LED)で構成される。
本実施例によれば、従来法のように光源を透過型ディスプレイの背面に配置するのではなく、導光板12の側面に光源13を配置し、透過型ディスプレイパネル15に画像を表示するときには、導光板12内での全反射および導光板12表面での散乱を利用する。
そのため、図2(b)に示すように、光源13がONの時(状態2の時)には、導光板12から照射される光は均一な照明となる。
また、図2(c)に示すように、光源13がOFFの時(状態1の時)には、導光板12は透明な状態となり、カメラ11により利用者1の姿を撮影することができる。
また、本実施例では、光源13とカメラ11の空間的な配置が干渉することがないので、本実施例では、薄型でコンパクトな実装をとることが可能となる。
さらに、状態1と状態2の切り替えにおいて、導光板12と光源13とから成る照明パネルが行う処理は、光源13のON・OFFのみであるため、切り替え処理を高速に行うことが可能である。よって、提示画像および撮影画像の画質を向上させることが可能となる。
[実施例3]
図3は、本発明の実施例3の3次元映像提示・撮像装置の概略構成を示す模式断面図である。
本実施例は、図3(a)に示すように、前述の実施例2において、導光板12の液晶ディスプレイパネル側に、拡散・透過制御パネル14を配置したものである。また、図3(a)には図示していないが、導光板12のカメラ11側に、拡散・透過制御パネル14を配置することもできる。ここで、拡散・透過制御パネル14は、例えば、高分子分散型液晶ディスプレイパネルで構成される。
本実施例によれば、図3(b)に示すように、光源13をONの時(状態2の時)に、同時に拡散・透過制御パネル14を拡散状態にすることにより、導光板12から照射される光は均一な照明となる。
また、図3(c)に示すように、光源13がOFFの時(状態1の時)に、同時に拡散・透過制御パネル14を透過状態にすることで、カメラ11により利用者1の姿を撮影することができる。
本実施例では、導光板12および光源13のみの場合に比べ、表示と透過の状態の効果がより明確に現れるので、提示画像および撮影画像の画質を向上させることができる。
[実施例4]
図4は、本発明の実施例4の3次元映像提示・撮像装置の概略構成を示す模式断面図である。
本実施例は、導光板12として、光の放出方向が透過型ディスプレイ方向のみである導光板を使用する点で、前述の実施例2と相違する。
本実施例によれば、図4(b)に示すように、光源13がONの時(状態2の時)に、導光板12からの光の放出方向が、透過型ディスプレイパネル15方向のみであり、カメラ11の方向には光が放出しないために、光源13から照射された光の大半を透過型ディスプレイパネル15の照明として用いることができ、光の利用効率を向上させることができる。
また、状態1と状態2の切り替えにおいて、導光板12と光源13とから成る照明パネルが行う処理は、光源13のON・OFFのみであるため、切り替え処理を高速に行うことが可能である。よって、提示画像および撮影画像の画質を向上させることが可能となる。
[実施例5]
図5は、本発明の実施例5の3次元映像提示・撮像装置の概略構成を示す模式断面図である。
本実施例は、図5(a)に示すように、図1に示す2次元ディスプレイパネル21が、偏光旋光型の透過型ディスプレイパネル15aであり、導光板12と、導光板12の側面に配置される偏光光源と、偏光旋光型の透過型ディスプレイパネル15aのバリア装置側に配置される偏光光学素子17とを有する点で、前述の実施例1と相違する。
ここで、偏光旋光型の透過型ディスプレイパネル15aは、例えば、パネル両側に添付された偏光板を取り外した液晶ディスプレイパネルで構成される。また、偏光光源は、例えば、発光ダイオード(LED)などから成る照明光源13と偏光光学素子18とで構成される。偏光光学素子(17,18)は、一般の偏光板で構成できる。さらに、導光板12と、導光板12の側面に配置される光源13とは、照明パネルを構成する。
本実施例によれば、画像提示状態の時(状態2の時)には、偏光光源から照射された偏光が、偏光状態を保ったまま導光板12から、偏光旋光型の透過型ディスプレイパネル側に放射され、提示画像のパターンに応じて光が旋光された後、偏光光学素子17を通り利用者1に提示される。
一方、画像撮影の時(状態1の時)には、被写体である利用者側からの光は、偏光光学素子17を通り、偏光旋光型の透過型ディスプレイパネル15aを通り、導光板12を通ってカメラ11に到達する。
したがって、本実施例では、図1に示す2次元ディスプレイパネル21として、透過型ディスプレイパネル(例えば、液晶ディスプレイパネル)を用いた場合と比べ、カメラ11にとって偏光光学素子が1枚減り、偏光光学素子を通る光のロスが低減される。したがって、撮影画像の画質を向上させることが可能となる。
[実施例6]
図6は、本発明の実施例6の3次元映像提示・撮像装置の概略構成を示す模式断面図である。
本実施例は、導光板12として、光の放出方向が偏光旋光型の透過型ディスプレイパネル方向のみである導光板を使用する点と、画像撮影(状態1)の期間においても、光源13を点灯する点で、前述の実施例5と相違する。
本実施例によれば、状態1と状態2の切り替えにおいて、光源13のON・OFFも、導光板12と光源13とから成る照明パネルの状態切替えも必要ないため、装置を簡便化することができる。
画像撮影の時(状態1の時)においても、利用者側に光が照射されるため、周囲が暗く被写体の照度が不足している環境においても、良好な画像を撮影することができる。
なお、図示は省略するが、前述の実施例4の場合にも、画像撮影(状態1)の期間に、光源13を点灯するようにしても良い。
[実施例7]
図7は、本発明の実施例7の3次元映像提示・撮像装置における光源の発光タイミングを説明する図である。
本実施例では、光源13として、複数の波長(色)の光を発光可能な光源を使用する。
そして、本実施例では、図7のR,G,Bに示すように、光源13の発光波長(色)を逐次的に変化させて点灯し、しかも、点灯のパターンに同期して、透過型ディスプレイパネル15、あるいは、偏光旋光型の透過型ディスプレイパネル15aの表示も変化させることで、カラー画像を表示するようにしたものである。
本実施例によれば、カラー表示する際に、透過型ディスプレイパネル15、あるいは、偏光旋光型の透過型ディスプレイパネル15aと組み合わせて使用される、格子状のカラーフィルタが不要となる。
即ち、利用者1とカメラ11の間から、カラーフィルタが取り除かれるぶん、被写体(利用者)からカメラ11に到達するまでの光量のロスがなくなり、また、カラーフィルタによる格子模様も認められないため、撮影画像の画質を向上させることができる。
[実施例8]
図8は、本発明の実施例8の3次元映像提示・撮像装置の概略構成を示す模式断面図である。
本実施例は、図8に示すように、図1に示す2次元ディスプレイパネル21が、透過型ディスプレイパネル15であり、透明照明パネル19を有する点で、前述の実施例1と相違する。
ここで、透過型ディスプレイパネル15は、例えば、液晶ディスプレイパネルで構成される。また、透明照明パネル19は、例えば、透明電極とELなどの発光物質を組み合わせた透明照明パネルで構成される。
本実施例によれば、透明照明パネル19がONの状態(状態2)では、均一で高輝度の面照明が得られる一方で、透明照明パネル19がOFFの状態(状態1)では、高い透明度が得られる。したがって、提示画像および撮影画像の画質を向上させることができる。
[実施例9]
図9は、本発明の実施例9の3次元映像提示・撮像装置の概略構成を示す模式断面図である。
本実施例は、図9に示すように、透明照明パネル19として、発光波長が異なる複数の透明照明パネル(図9では、赤色を発光する透明照明パネル19r、緑色を発光する透明照明パネル19g、青色を発光する透明照明パネル19b)を積層し、当該多層照明パネルの発光パターンを逐次的に変化させて点灯し、しかも、点灯のパターンと同期して、透過型ディスプレイパネル15の表示も変化させることでカラー画像を表示するようにした点で、前述の実施例8と相違する。
本実施例によれば、カラー表示する際に、透過型ディスプレイパネル15と組み合わせて使用される、格子状のカラーフィルタが不要となる。
即ち、利用者1とカメラ11の間から、カラーフィルタが取り除かれるぶん、被写体(利用者)からカメラ11に到達するまでの光量のロスがなくなり、また、カラーフィルタによる格子模様も認められない。
また、透明照明パネル(19r,19g,19b)がONの状態(状態2)では、均一で高輝度の面照明が得られる一方、透明照明パネル(19r,19g,19b)がOFFの状態(状態1)で高い透明度が得られる。したがって、提示画像および撮影画像の画質を向上させることができる。
[実施例10]
本発明の実施例10の3次元映像提示・撮像装置は、状態2が、さらに複数のサブステップから構成され、各サブステップにおいて、2次元ディスプレイパネル21に表示する映像と、バリア装置16に表示されるパララクス・バリアパターンを時分割で変化させるようにしたものである。
本実施例によれば、3次元立体画像の画像提示期間(状態2の期間)において、パララクスバリア方式の立体提示法で利用している空間的な多重化(マルチプレクシング)に加えて、時間的な多重化(マルチプレクシング)を利用することによって、空間的な多重化のみを用いていた場合に生じていた立体画像提示の制限を緩和する効果がある。
当該制限とは、即ち、空間的な多重化のみを利用する場合においては、2次元ディスプレイパネル21と、バリア装置16のピッチおよび配置する位置の関係によって、左右眼用の画像が完全に分離して提示できる視点位置(適視位置)は周期的な点列として現れ、利用者1はこれらの位置に左右眼を正確に合わせなくては適切な立体画像を観察することができず、さらには観察できる画像の空間解像度が減少することである。
例えば、図10−1中において、利用者1が適切な立体画像を観察するためには、左眼を点An(n=1,2,3,...)、右眼を点Bn(n=1,2,3,...)の位置に合わせる必要がある。
これとは逆に、左眼が点Bn、右眼が点Anの位置に来ると、逆視と呼ばれる左右眼の画像が入れ替わる現象が生じ、それ以外の位置においては、一般にクロストークと呼ばれる左右の画像が混交する現象が生じ、どちらの場合においても利用者は適切な立体視を行うことができない。
また、適切な位置に眼を合わせても、各眼で観察できる画像は提示面の半分の領域となり、2次元画像を提示した場合と比べ、空間解像度が半分に落ちている。
それに対し、例えば、図10−2に示すように、画像提示期間(状態2の期間)を、さらに2つのサブステップに分割すると、提示面において右眼用の表示領域と左眼用の表示領域がサブステップごとに入れ替わるため、すべてのサブステップを経ると提示面全体をどちらの眼にも提示することができる。
また、図10−3に示すように、画像提示期間(状態2の期間)を、さらに3つのサブステップに分割し、各サブステップにおけるパララクス・バリアパターンの開口率を1/3にすると、左眼が線分X1−X2の任意の点、右眼が線分Y1−Y2の任意の点にあるときに、立体像を提示することができ、適視位置を広げることができる。
なお、ここでは、提示面およびパララクス・バリアパターンに対して水平な方向のみの説明を行ったが、垂直方向にも適視位置を広げることが可能である。
また、画像提示期間(状態2の期間)を3つ以上のサブステップに分割することで適視位置を広げるのではなく、提示できる画像の種類を多くすることができる。
例えば、図10−4のように、画像提示期間(状態2の期間)を3つに分割した場合、図中のA1,A2,A3の位置において異なる画像を提示することができる。
例えば、A1の位置に左眼が、A2の位置に右眼が配置され状態(I)では、左眼ではBの画像が、右眼ではCの画像が観察される。
この状態(I)から利用者が右に移動し、A2の位置に左眼が、A3の位置に右眼が配置され状態(II)に成った場合、左眼ではCの画像が、右眼ではDの画像が観察される。即ち、この状態(II)でも、左眼と右眼に異なる視差像を提示できるために立体視が可能である。
もし、2種類の画像しか提示できない場合には、図10−1のように、C1の位置にA1が来るため、右眼と左眼に提示される画像が本来提示すべき画像と逆になる「逆視」と呼ばれる現象が起こってしまうが、本実施例ではこれを防止することができる。
[実施例11]
本発明の実施例11の3次元映像提示・撮像装置は、状態1の継続時間と、状態2の継続時間とを異ならせるようにしたものである。
本実施例によれば、状態2、即ち、画像提示の期間を長くとり表示の明るさをとるか、状態1、即ち、撮影の期間を長くとり(露光時間を多くとり)撮影画像の明るさをとるか、両者のトレードオフを調節することができる。
したがって、表示画像と撮影画像の画質を総合的に判断して、両者のバランスがとれた構成をとることができる。
[実施例12]
本発明の実施例12の3次元映像提示・撮像装置は、状態1の継続時間と、状態2の継続時間を、カメラ11、あるいは、別途設置した光センサにより測定された被写体または外光の明るさによって決定するようにした点で、前述の実施例11と相違する。
本実施例によれば、表示と撮影に必要な光量のバランスを環境に適応して配分することができる。
例えば、明るい環境で用いる際には、2次元ディスプレイパネル21を明るくする必要があるのに対して、撮影の露光時間は短くてよい。そのため、状態2の期間を長く、状態1の期間を短く配分することで、撮影画像の画質を犠牲にすることなく、表示画像の画質を向上させることができる。
また、逆に暗い環境で用いる際には、状態2の期間を短く、状態1の期間を長く配分することで、表示画像の画質を犠牲にすることなく、撮影画像の画質を向上させることができる。
[実施例13]
本発明の実施例13の3次元映像提示・撮像装置は、カメラ11で撮影した利用者1の画像を基に、当該利用者1の両眼の位置を検出し、その位置に応じて、2次元ディスプレイパネル21に表示する画像と、バリア装置16に表示されるパララクス・バリアパターンを適応的に変化させるようにしたものである。
本実施例によれば、自動的に利用者1の両眼の位置が適視位置になるよう、装置側で制御がなされるため、利用者1が規定の適視位置に両眼を合わせなくても、さらには動いても立体視が可能となる。
例えば、図11−1において、利用者1は正しく立体視ができる位置に両眼を配置しているが、右側に移動して、図11−2のような状態になると、左右の眼に提示される視差像が反転されるため、正しい立体視を行うことができない。
それに対し、図11−3のように、カメラ11で捕らえた画像を基に、利用者1の両眼位置の移動を検出し、2次元ディスプレイパネル21に表示する画像と、バリア装置16に表示されるパララクス・バリアパターンを適応的に変化させることで、左右眼に適切な視差像を提示することができ、立体視が可能となる。
ここで、カメラ11は1つである場合を説明したが、2つ以上の場合、三角測量の原理により、より精度が高く両眼の位置を検出することが可能である。
また、図11−4のように、補助光源141により光線(例えば、赤外光)を投射し、レンズ系142を経て、利用者1の瞳孔143を通り網膜144で反射する光線の網膜像をカメラ11で撮影することで、容易に利用者の眼の位置を検出することが可能である。
ここで利用した現象は、フラッシュを用いて人物を撮影した際に写真に現れる「赤目」としてよく知られるものである。
[実施例14]
本発明の実施例14の3次元映像提示・撮像装置は、カメラ11の台数を2台以上となし、そのうち2つ以上のカメラ11からの画像を選択し、当該カメラ11が組み込まれた端末、もしくは他の同様な端末において利用者1に提示する2眼分もしくはそれ以上の多眼分の映像とするものである。
本実施例によれば、立体画像を生成する特別な処理や装置がなくても、利用者の立体映像を利用者自身、もしくは他の利用者に提示することができる。
即ち、2つの異なる位置のカメラ11で撮影した画像は視差を含むため、言い換えると同じ被写体を撮影していても画像中での結像位置に違いが生じるため、その画像を利用者の両眼に提示するだけで、利用者は人間の持つ認知機構を利用して立体的な映像を知覚する効果がある。
多眼分の映像を提示した場合には、そのうちの2眼分の映像が利用者の両眼に入り、同様に利用者1は立体映像を知覚する効果がある。
[実施例15]
本発明の実施例15の3次元映像提示・撮像装置は、カメラ11の台数を2台以上となし、その撮影画像をもとに新たな画像を合成し、当該カメラ11が組み込まれた端末、もしくは他の同様な端末において利用者1に提示する映像とするものである。
本実施例によれば、実際にカメラ11で撮影した画像だけでなく、新たに合成された画像を提示することができるため、カメラ11の数より多数の視差画像を提示することができ、滑らかな3次元映像を提示することができる。
また、実際にカメラ11を配置していない場所からの映像を合成できるため、実装上のカメラ11配置が容易になる。
異なる位置で撮影された画像を元に新たな視点位置の画像を生成する方法は、前述の非特許文献3を参照されたい。
[実施例16]
本発明の実施例16の3次元映像提示・撮像装置は、カメラ11で撮影した利用者の画像中の両眼画像を検出し、提示する画像に反映することを特徴とする。
本実施例によれば、利用者が頭部を動かした際に、その動きに応じた映像の変化を提示することができ、利用者が運動視差を手がかりとして3次元画像を知覚することが可能になる。
また、利用者が画像中のどの領域に注目しているかを検出することで、注目している領域を強調して表示したり、あるいは注目点の軌跡を追跡することで利用者が何に関心を持っているかを解析することができる。
以上、本発明者によってなされた発明を、前記実施例に基づき具体的に説明したが、本発明は、前記実施例に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において種々変更可能であることは勿論である。
本発明の実施例1の3次元映像提示・撮像装置の概略構成を示す模式断面図である。 本発明の実施例2の3次元映像提示・撮像装置の概略構成を示す模式断面図である。 本発明の実施例3の3次元映像提示・撮像装置の概略構成を示す模式断面図である。 本発明の実施例4の3次元映像提示・撮像装置の概略構成を示す模式断面図である。 本発明の実施例5の3次元映像提示・撮像装置の概略構成を示す模式断面図である。 本発明の実施例6の3次元映像提示・撮像装置の概略構成を示す模式断面図である。 本発明の実施例7の3次元映像提示・撮像装置における光源の発光タイミングを説明する図である。 本発明の実施例8の3次元映像提示・撮像装置の概略構成を示す模式断面図である。 本発明の実施例9の3次元映像提示・撮像装置の概略構成を示す模式断面図である。 パララクス・ステレオグラム方式で表示された3次元立体像を観察するための、利用者の左眼および右眼の位置を説明するための図である。 本発明の実施例10の3次元映像提示・撮像装置の画像提示方法の一例を説明するための図である。 本発明の実施例10の3次元映像提示・撮像装置の画像提示方法の他の例を説明するための図である。 本発明の実施例10の3次元映像提示・撮像装置の画像提示方法の他の例を説明するための図である。 本発明の実施例13の3次元映像提示・撮像装置において、利用者が正しく立体視ができる位置に両眼を配置している場合を示す図である。 図11−1の状態から移動した場合を示す図である。 図11−2の状態において、利用者の両眼位置の移動を検出し、利用者の左右眼に適切な映像を提示した場合を示す図である。 本発明の実施例13の3次元映像提示・撮像装置において、利用者の眼の位置を検出する検出方法の一例を示す図である。
符号の説明
1 利用者
11 カメラ
12 導光板
13 光源
14 拡散・透過制御パネル(例えば、高分子分散型液晶ディスプレイパネル)
15 透過型ディスプレイパネル(例えば、液晶ディスプレイパネル)
15a 偏光旋光型の透過型ディスプレイパネル
16 バリア装置
17,18 偏光光学素子(例えば、偏光板)
19 透明照明パネル(例えば、EL)
19r 赤色を発光する透明照明パネル
19g 緑色を発光する透明照明パネル
19b 青色を発光する透明照明パネル
21 2次元ディスプレイパネル
141 補助光源
142 レンズ系
143 利用者の瞳孔
144 利用者の網膜

Claims (7)

  1. 透過状態と表示状態とを制御可能な2次元ディスプレイパネルと、
    透過状態とパララクス・バリアを表示する状態とを制御可能なバリア装置と、
    前記2次元ディスプレイパネルの前記バリア装置と反対側に配置される少なくとも1個のカメラとを備える3次元映像提示・撮像装置であって、
    前記2次元ディスプレイパネルおよび前記バリア装置を透過状態にして、前記カメラにより利用者を撮影をする状態1と、
    前記2次元ディスプレイパネルに画像を表示するとともに、前記バリア装置にパララクス・バリアを表示して利用者に視差像を提示することにより3次元立体像を表示する状態2とを、時分割で交互に切り替えて実行する手段とを有すること特徴とする3次元映像提示・撮像装置。
  2. 前記2次元ディスプレイパネルは、透過型ディスプレイパネルであり、
    前記透過型ディスプレイパネルと前記カメラとの間に配置される導光板と、
    前記導光板の側面に配置される光源とを有し、
    前記状態1において、前記透過型ディスプレイパネルに画像を表示せずに透過状態にするとともに、前記状態2において、前記光源をオンとして前記透過型ディスプレイパネルに画像を表示することを特徴とする請求項1に記載の3次元映像提示・撮像装置。
  3. 前記透過型ディスプレイパネルと前記導光板との間、もしくは、前記導光板と前記カメラとの間に、光の拡散・透過が制御可能な拡散制御パネルを有することを特徴とする請求項2に記載の3次元映像提示・撮像装置。
  4. 前記2次元ディスプレイパネルは、偏光旋光型の透過型ディスプレイパネルであり、
    前記透過型ディスプレイパネルの前記バリア装置側に配置される偏光光学素子と、
    前記透過型ディスプレイパネルと前記カメラとの間に配置される導光板と、
    前記導光板の側面に配置され、所定の偏光を照射する光源とを有し、
    前記状態1において、前記透過型ディスプレイパネルに画像を表示せずに透過状態にするとともに、前記状態2において、前記光源をオンとして前記透過型ディスプレイパネルに画像を表示することを特徴とする請求項1に記載の3次元映像提示・撮像装置。
  5. 前記光源は、複数の色の光を照射可能であり、
    前記状態2において、前記光源からの照射光の色を変化させ、当該照射光の色に応じた画像を前記透過型ディスプレイパネルに表示することを特徴とする請求項2ないし請求項4のいずれか1項に記載の3次元映像提示・撮像装置。
  6. 前記2次元ディスプレイパネルは、透過型ディスプレイパネルであり、
    前記透過型ディスプレイパネルと前記カメラとの間に配置される透明照明パネルを有し、
    前記状態1において、前記透過型ディスプレイパネルに画像を表示せずに透過状態にするとともに、前記状態2において、前記透明照明パネルをオンとして前記透過型ディスプレイパネルに画像を表示することを特徴とする請求項1に記載の3次元映像提示・撮像装置。
  7. 前記状態2において、前記バリア装置に表示されるパララクス・バリアパターンを時分割で変化させることを特徴とする請求項1ないし請求項6のいずれか1項に記載の3次元映像提示・撮像装置。
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