JP2007086691A - 感光性平版印刷版の製造方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 少なくとも付加重合可能なエチレン性二重結合を有する化合物と重合開始剤を有機溶媒に溶解させてなる塗布液を調液し、支持体上に塗設してなる感光性平版印刷版の製造方法であって、前記塗布液が調液されてから前記支持体上に塗布されるまでの間の塗布液の溶存酸素含量を、所定量以上に保持することを特徴としている。また、上記感光性平版印刷版の製造方法において、前記所定量は、8.0mg/lであることが好ましい。
【選択図】 図1
Description
即ち、本発明は、少なくとも付加重合可能なエチレン性二重結合を有する化合物、及び重合開始剤を有機溶媒に溶解させてなる塗布液を調液し、支持体上に塗設してなる感光性平版印刷版の製造方法であって、前記塗布液が調液されてから前記支持体上に塗布されるまでの間の塗布液の溶存酸素含量を、所定量以上に保持することを特徴としている。
重合型感光性組成物の塗布液は、熱や経時変化等によって重合開始剤が分解し、重合禁止効果がある溶存酸素と結合して失活するため、溶存酸素が減少する。この結果、塗布液中はもとより、塗布乾燥の熱で起こる重合開始剤の分解や、製品になってからの経時により、暗重合反応が起き、高感度化して網点が太ったり、現像時に重合型感光性感光層が現像されずに残る残膜故障や、支持体に重合型感光性感光層が吸着して残る残色故障が発生しやすくなると共に、印刷時に非画像部に汚れが発生し易くなると推定される。
本発明は、少なくとも付加重合可能なエチレン性二重結合を有する化合物と重合開始剤とを有機溶媒に溶解させてなる塗布液を調液し、支持体上に塗設してなる感光性平版印刷版の製造方法であって、前記塗布液が調液されてから前記支持体上に塗布されるまでの間の塗布液の溶存酸素含量を、所定量以上に保持することを特徴としている。
図1に示されるように、塗布システム11は、調液タンク10、ストックタンク12、リザーバー14、塗布装置16、及び制御部22を含んで構成されている。
溶存酸素計24及びモータ30は、制御部22に信号授受可能に接続されている。
開閉弁38及び送液ポンプ40は、制御部22に接続されており、制御部22の制御によってストックタンク12からリザーバー14への送液が制御される。
リザーバー14に貯留された塗布液は、制御部22の制御によって、送液管44を介して塗布装置16へと供給され、支持体への塗布液の塗布が開始される。
なお、塗布装置16による塗布処理が行われる前に塗布液を脱気するための脱気装置47が設けられている場合には、調液タンク10により調液が開始されてから、送液されて脱気装置47に到るまでの溶存酸素量が、所定量以上(好ましくは、溶存酸素量が8.0mg/l以上)となるように保持される。
本発明において用いられる塗布液は、付加重合性化合物、及び重合開始剤を必須成分とする。以下、これらの必須成分及び任意成分について詳細に説明する。
本発明における付加重合性化合物は、少なくとも一個のエチレン性不飽和二重結合を有する付加重合性化合物であり、末端エチレン性不飽和結合を少なくとも1個、好ましくは2個以上有する化合物から選ばれる。このような化合物群は当該産業分野において広く知られるものであり、本発明においてはこれらを特に限定無く用いることができる。これらは、例えばモノマー、プレポリマー、すなわち2量体、3量体及びオリゴマー、又はそれらの混合物並びにそれらの共重合体などの化学的形態をもつ。モノマー及びその共重合体の例としては、不飽和カルボン酸(例えば、アクリル酸、メタクリル酸、イタコン酸、クロトン酸、イソクロトン酸、マレイン酸など)や、そのエステル類、アミド類が挙げられ、好ましくは、不飽和カルボン酸と脂肪族多価アルコール化合物とのエステル、不飽和カルボン酸と脂肪族多価アミン化合物とのアミド類が用いられる。また、ヒドロキシル基やアミノ基、メルカプト基等の求核性置換基を有する不飽和カルボン酸エステル或いはアミド類と単官能若しくは多官能イソシアネート類或いはエポキシ類との付加反応物、及び単官能若しくは、多官能のカルボン酸との脱水縮合反応物等も好適に使用される。また、イソシアネート基や、エポキシ基等の親電子性置換基を有する不飽和カルボン酸エステル或いはアミド類と単官能若しくは多官能のアルコール類、アミン類、チオール類との付加反応物、更にハロゲン基や、トシルオキシ基等の脱離性置換基を有する不飽和カルボン酸エステル或いはアミド類と単官能若しくは多官能のアルコール類、アミン類、チオール類との置換反応物も好適である。また、別の例として、上記の不飽和カルボン酸の代わりに、不飽和ホスホン酸、スチレン、ビニルエーテル等に置き換えた化合物群を使用することも可能である。
クロトン酸エステルとしては、エチレングリコールジクロトネート、テトラメチレングリコールジクロトネート、ペンタエリスリトールジクロトネート、ソルビトールテトラジクロトネート等がある。イソクロトン酸エステルとしては、エチレングリコールジイソクロトネート、ペンタエリスリトールジイソクロトネート、ソルビトールテトライソクロトネート等がある。マレイン酸エステルとしては、エチレングリコールジマレート、トリエチレングリコールジマレート、ペンタエリスリトールジマレート、ソルビトールテトラマレート等がある。
(ただし、R及びR’は、H又はCH3を示す。)
感度の点では1分子あたりの不飽和基含量が多い構造が好ましく、多くの場合、2官能以上が好ましい。また、画像部すなわち硬化膜の強度を高くするためには、3官能以上のものがよく、更に、異なる官能数・異なる重合性基(例えばアクリル酸エステル、メタクリル酸エステル、スチレン系化合物、ビニルエーテル系化合物)のものを併用することで、感度と強度の両方を調節する方法も有効である。
また、感光層中の他の成分(例えばバインダーポリマー、重合開始剤、着色剤等)との相溶性、分散性に対しても、重合性化合物の選択・使用法は重要な要因であり、例えば、低純度化合物の使用や、2種以上の併用により相溶性を向上させうることがある。また、支持体や後述の保護層等との密着性を向上せしめる目的で特定の構造を選択することもあり得る。
また、これらの付加重合性化合物は単独で用いても2種以上併用してもよい。
本発明における重合開始剤としては、従来公知の重合開始剤を用いることができるが、具体的には、例えば、(a)芳香族ケトン類、(b)オニウム塩化合物、(c)有機過酸化物、(d)チオ化合物、(e)ヘキサアリールビイミダゾール化合物、(f)ケトオキシムエステル化合物、(g)ボレート化合物、(h)アジニウム化合物、(i)活性エステル化合物、(j)炭素ハロゲン結合を有する化合物、(k)メタロセン化合物等が挙げられる。
具体的には、ジ−シクロペンタジエニル−Ti−ジ−クロライド、ジ−シクロペンタジエニル−Ti−ビス−フェニル、ジ−シクロペンタジエニル−Ti−ビス−2,3,4,5,6−ペンタフルオロフェニ−1−イル、ジ−シクロペンタジエニル−Ti−ビス−2,3,5,6−テトラフルオロフェニ−1−イル、ジ−シクロペンタジエニル−Ti−ビス−2,4,6−トリフルオロフェニ−1−イル、ジ−シクロペンタジエニル−Ti−ビス−2,6−ジフルオロフェニ−1−イル、ジ−シクロペンタジエニル−Ti−ビス−2,4−ジフルオロフェニ−1−イル、ジ−メチルシクロペンタジエニル−Ti−ビス−2,3,4,5,6−ペンタフルオロフェニ−1−イル、ジ−メチルシクロペンタジエニル−Ti−ビス−2,3,5,6−テトラフルオロフェニ−1−イル、ジ−メチルシクロペンタジエニル−Ti−ビス−2,4−ジフルオロフェニ−1−イル、ビス(シクロペンタジエニル)−ビス(2,6−ジフルオロ−3−(ピリ−1−イル)フェニル)チタニウム等を挙げることができる。
本発明における重合開始剤の含有量は、塗布液中の全固形分に対して、1.0〜0.01質量%、好ましくは0.5〜0.05質量%である。
本発明における塗布液は、上記重合開始剤と共に、増感色素を用いることが好ましい。この増感色素としては、作製される平版印刷版を露光する際の光源にあわせて、適宜、選択すればよい。
このような増感色素としては、例えば、下記一般式(I)に示されるメロシアニン色素類、下記一般式(II)で示されるベンゾピラン類、クマリン類、下記一般式(III)で表される芳香族ケトン類、下記一般式(IV)で表されるアントラセン類、等を挙げることができる。
具体例としては、ベンゾジチオール類(例えば、ベンゾジチオール、5−t−ブチルベンゾジチオール、5−メチルベンゾジチオール等)、ナフトジチオール類(例えば、ナフト[1,2]ジチオール、ナフト[2,1]ジチオール等)、ジチオール類(例えば、4,5−ジメチルジチオール類、4−フェニルジチオール類、4−メトキシカルボニルジチオール類、4,5−ジメトキシカルボニルベンゾジチオール類、4,5−ジトリフルオロメチルジチオール、4,5−ジシアノジチオール、4−メトキシカルボニルメチルジチオール、4−カルボキシメチルジチオール等を挙げることができる。
また、本発明における増感色素の含有量は、通常、塗布液中の全固形分100質量部に対し、0.05〜30質量部、好ましくは0.1〜20質量部、更に好ましくは0.2〜10質量部の範囲である。
更に、本発明における塗布液には、感度向上の目的で、共開始剤を添加することができる。共開始剤としては、例えば、ハロゲン化炭化水素誘導体、ケトン化合物、ケトオキシム化合物、有機過酸化物、チオ化合物、ヘキサアリールビイミダゾール、芳香族オニウム塩、オキシムエーテル等を挙げることができる。
これらの共開始剤は、単独若しくは2種以上を併用して使用することができる。
また、共開始剤の使用量は、塗布液の全固形分に対して0.1〜50質量%、好ましくは0.5〜30質量%である。
本発明における塗布液には、塗布液の調液中或いは保存中において付加重合性化合物の不要な熱重合を阻止する目的で、少量の重合禁止剤を添加する。
本発明において好適に用いられる重合禁止剤としては、ハイドロキノン、p−メトキシフェノール、ジ−t−ブチル−p−クレゾール、ピロガロール、t−ブチルカテコール、ベンゾキノン、4,4’−チオビス(3−メチル−6−t−ブチルフェノール)、2,2’−メチレンビス(4−メチル−6−t−ブチルフェノール)、N−ニトロソフェニルヒドロキシアミンアルミニウム塩、N−ニトロソフェニルヒドロキシアミン第一セリウム塩等が挙げられる。
これらの重合禁止剤は、単独で用いてもよいし、2種以上を併用してもよい。
本発明において、重合禁止剤の添加量は、塗布液の全固形分に対して、約0.01質量%〜約5質量%が好ましい。
本発明における塗布液には、感光層の膜性を向上させるために、バインダーポリマーが含有されることが好ましい。
バインダーポリマーとしては、従来公知のものを制限なく使用でき、皮膜性を有する線状有機ポリマーが好ましい。このようなバインダーポリマーの例としては、アクリル樹脂、ポリビニルアセタール樹脂、ポリウレタン樹脂、ポリウレア樹脂、ポリイミド樹脂、ポリアミド樹脂、エポキシ樹脂、メタクリル樹脂、ポリスチレン系樹脂、ノボラック型フェノール系樹脂、ポリエステル樹脂、合成ゴム、天然ゴムが挙げられる。
また、R2、R3は、それぞれ独立に、水素原子、ハロゲン原子、アミノ基、カルボキシル基、アルコキシカルボニル基、スルホ基、ニトロ基、シアノ基、置換基を有してもよいアルキル基、置換基を有してもよいアリール基、置換基を有してもよいアルコキシ基、置換基を有してもよいアリールオキシ基、置換基を有してもよいアルキルアミノ基、置換基を有してもよいアリールアミノ基、置換基を有してもよいアルキルスルホニル基、置換基を有してもよいアリールスルホニル基などが挙げられ、なかでも、水素原子、カルボキシル基、アルコキシカルボニル基、置換基を有してもよいアルキル基、置換基を有してもよいアリール基が、ラジカル反応性が高いことから好ましい。
側鎖に架橋性基を有するバインダーポリマーが、水可溶性の有機高分子重合体である場合には水現像が可能になる。
また、本発明におけるバインダーポリマーとしては、同様に側鎖に上記架橋性基とカルボキシル基を有する、ポリウレタン、酸性セルロース誘導体及び水酸基を有する付加重合体に環状酸無水物を付加させたものなどが有用である。
上記の中でも、(メタ)アクリル酸共重合体及びポリウレタンがより好ましい。特に、ポリウレタン樹脂は、感光層の酸価が低くとも未露光部の現像性を低下させることなく、露光部の現像ダメージを抑制することができ、良好な耐汚れ性を備えることができる点で好ましい。
以下に側鎖に架橋性基を有するポリウレタン樹脂について、更に詳しく説明する。
以下に、上記ポリウレタン樹脂の原料であるジイソシアネート化合物及びジオール化合物について説明する。
ジイソシアネート化合物としては、式(4)で表されるジイソシアネート化合物が挙げられる。
少なくとも1つのカルボキシル基を有するジオール化合物としては、下記式(5)、(6)、(7)のジオール化合物及び/又は、テトラカルボン酸2無水物をジオール化合物で開環させた化合物が挙げられる。また、カルボン酸2無水物を開環させるために使用されるジオール化合物を使用することができる。
b)ジイソシアネート化合物をジオール化合物過剰の条件下で反応させ得られたアルコール末端のウレタン化合物と、テトラカルボン酸二無水物とを反応させる方法。
架橋性基を有するジイソシアネート化合物としては、例えば、トリイソシアネート化合物と、架橋性基を有する単官能のアルコール又は単官能のアミン化合物1当量とを付加反応させて得られる生成物がある。
トリイソシアネート化合物としては、例えば下記に示すものが挙げられるが、これに限定されるものではない。
ポリウレタン樹脂の側鎖に不飽和基を導入する方法としては、前述の方法の他に、ポリウレタン樹脂製造の原料として、側鎖に不飽和基を含有するジオール化合物を用いる方法も好適である。そのようなジオール化合物は、例えば、トリメチロールプロパンモノアリルエーテルのように市販されているものでもよいし、ハロゲン化ジオール化合物、トリオール化合物、アミノジオール化合物と、不飽和基を含有するカルボン酸、酸塩化物、イソシアネート、アルコール、アミン、チオール、ハロゲン化アルキル化合物との反応により容易に製造される化合物であってもよい。これら化合物の具体的な例として、下記に示す化合物が挙げられるが、これに限定されるものではない。
(式中、nは1以上の整数を表す。)
HO−L8−NH−CO−L9−CO−NH−L8−OH (19)
HO−L9−CO−NH−L8−OH (20)
HO−Ar2−(L16−Ar3)n−OH (21)
HO−Ar2−L16−OH (22)
式(21)又は(22)で示されるジオール化合物としては具体的には以下に示すものが含まれる。
また、付加重合性化合物とバインダーポリマーとは、重量比で1/9〜7/3の範囲とするのが好ましい。より好ましい範囲は3/7〜5/5である。
本発明における塗布液には、感光層の着色を目的として、染料若しくは顔料を添加してもよい。
着色剤としては、例えば、フタロシアニン系顔料、アゾ系顔料、カーボンブラック、酸化チタンなどの顔料、エチルバイオレット、クリスタルバイオレット、アゾ系染料、アントラキノン系染料、シアニン系染料がある。染料及び顔料の添加量は全組成物の約0.5質量%〜約5質量%が好ましい。
可塑剤としては、例えば、ジオクチルフタレート、ジドデシルフタレート、トリエチレングリコールジカプリレート、ジメチルグリコールフタレート、トリクレジルホスフェート、ジオクチルアジペート、ジブチルセバケート、トリアセチルグリセリン等があり、結合剤を使用した場合、エチレン性化合物と結合剤との合計重量に対し、10質量%以下添加することができる。
本発明における塗布液には、上述の各成分を溶解するために、有機溶剤が用いられる。ここで使用される有機溶媒としては、アセトン、メチルエチルケトン、シクロヘキサン、酢酸エチル、エチレンジクロライド、テトラヒドロフラン、トルエン、エチレングリコールモノメチルエーテル、エチレングリコールモノエチルエーテル、エチレングリコールジメチルエーテル、プロピレングリコールモノメチルエーテル、プロピレングリコールモノエチルエーテル、アセチルアセトン、シクロヘキサノン、ジアセトンアルコール、エチレングリコールモノメチルエーテルアセテート、エチレングリコールエチルエーテルアセテート、エチレングリコールモノイソプロピルエーテル、エチレングリコールモノブチルエーテルアセテート、3−メトキシプロパノール、メトキシメトキシエタノール、ジエチレングリコールモノメチルエーテル、ジエチレングリコールモノエチルエーテル、ジエチレングリコールジメチルエーテル、ジエチレングリコールジエチルエーテル、プロピレングリコールモノメチルエーテルアセテート、プロピレングリコールモノエチルエーテルアセテート、3−メトキシプロピルアセテート、N,N−ジメチルホルムアミド、ジメチルスルホキシド、γ−ブチロラクトン、乳酸メチル、乳酸エチルなどがある。
これらの有機溶媒は、単独或いは混合して使用することができる。
そして、塗布溶液中の固形分の濃度は、2〜50質量%が適当である。
本発明において、上記のような成分を含む塗布液が支持体上に塗工されることで感光層が形成される。感光層の支持体被覆量は、主に、感光層の感度、現像性、露光膜の強度・耐汚れ性に影響しうるもので、用途に応じ適宜選択することが望ましい。被覆量が少なすぎる場合には、耐汚れ性が十分でなくなる。一方、多すぎる場合には、感度が下がり、露光に時間がかかる上、現像処理にもより長い時間を要するため好ましくない。
本発明により得られる平版印刷版としては、その被覆量は乾燥後の重量で約0.1g/m2〜約10g/m2の範囲が適当である。より好ましくは0.5〜5g/m2である。
本発明において用いられる支持体としては、少なくとも、上述の感光層が設けられる面が親水性であるものを用いることが好ましい。親水性の支持体としては、従来公知の、平版印刷版に使用される親水性支持体を限定なく使用することができる。使用される支持体は寸度時に安定な板状物であることが好ましく、例えば、紙、プラスチック(例えば、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリスチレン等)がラミネートされた紙、金属板(例えば、アルミニウム、亜鉛、銅等)、プラスチックフィルム(例えば、二酢酸セルロース、三酢酸セルロース、プロピオン酸セルロース、酪酸セルロース、酢酸酪酸セルロース、硝酸セルロース、ポリエチレンテレフタレート、ポリエチレン、ポリスチレン、ポリプロピレン、ポリカーボネート、ポリビニルアセタール等)、上記のように金属がラミネート若しくは蒸着された紙若しくはプラスチックフィルム等が含まれ、これらの表面に対し、必要に応じ親水性の付与や、強度向上、等の目的で適切な公知の物理的、化学的処理を施してもよい。
本発明で用いられるアルミニウム板の厚みは、およそ0.1mm〜0.6mm程度、好ましくは0.15mm〜0.4mm、特に好ましくは0.2mm〜0.3mmである。
また、米国特許第3658662号に記載されているようなシリケート電着も有効である。
また、特開昭56−28893号に開示されているような機械的粗面化、化学的エッチング、電解グレイン、陽極酸化処理更に珪酸ソーダ処理を順に行ったものも好適である。
更に、これらの処理を行った後に、水溶性の樹脂、例えばポリビニルホスホン酸、スルホン酸基を側鎖に有する重合体及び共重合体、ポリアクリル酸、水溶性金属塩(例えば硼酸亜鉛)若しくは、黄色染料、アミン塩等を下塗りしたものも好適である。
その他、好ましい例として、任意の支持体上に表面層として耐水性の親水性層を設けたものも挙げることができる。このような表面層としては、例えば、US3055295号や、特開昭56−13168号記載の無機顔料と結着剤とからなる層、特開平9−80744号記載の親水性膨潤層、特表平8−507727号記載の酸化チタン、ポリビニルアルコール、珪酸類からなるゾルゲル膜等を挙げることができる。
バックコートとしては、特開平5−45885号公報記載の有機高分子化合物及び特開平6−35174号公報記載の有機又は無機金属化合物を加水分解及び重縮合させて得られる金属酸化物からなる被覆層が好ましく用いられる。
これらの被覆層のうち、Si(OCH3)4、Si(OC2H5)4、Si(OC3H7)4、Si(OC4H9)4などの珪素のアルコキシ化合物が安価で入手し易く、それから与られる金属酸化物の被覆層が耐現像性に優れており特に好ましい。
本発明の望ましい様態である、走査露光用平版印刷版においては、通常、露光を大気中で行うため、感光層の上に、更に、保護層を設けることが好ましい。保護層は、感光層中で露光により生じる画像形成反応を阻害する大気中に存在する酸素や、塩基性物質等の低分子化合物の感光層への混入を防止し、大気中での露光を可能とする。従って、このような保護層に望まれる特性は、酸素等の低分子化合物の透過性が低いことであり、更に、露光に用いる光の透過は実質阻害せず、感光層との密着性に優れ、かつ、露光後の現像工程で容易に除去できることが望ましい。このような、保護層に関する工夫が従来よりなされており、米国特許第3458311号、特開昭55−49729号に詳しく記載されている。
ポリビニルアルコールの具体例としては、71〜100%加水分解され、分子量が300から2400の範囲のものを挙げることができる。より具体的には、株式会社クラレ製のPVA−105、PVA−110、PVA−117、PVA−117H、PVA−120、PVA−124、PVA−124H、PVA−CS、PVA−CST、PVA−HC、PVA−203、PVA−204、PVA−205、PVA−210、PVA−217、PVA−220、PVA−224、PVA−217EE、PVA−217E、PVA−220E、PVA−224E、PVA−405、PVA−420、PVA−613、L−8等が挙げられる。
本発明により得られる平版印刷版は、感光層と支持体との密着性向上や、感光層の未露光領域における現像除去性を高めるために、感光層と支持体との間に下塗り層を設けることも可能である。
下塗り層には、支持体と相互作用を形成し得る化合物が用いられ、具体的には、ジアゾニウム構造を有する化合物やホスホン化合物等が挙げられる。また、非画像部領域の除去性を向上させるためには、下塗り層に、ポリアクリル酸や、ポリスルホン酸のような親水性ポリマーを用いることの好ましい。
本発明の平版印刷版の製造方法により得られた平版印刷版は下記のように製版される。
ここで、上記のようにして得られた平版印刷版は、特に、走査露光による製版に対し、すぐれた特性を示すものである。
なお、本発明により得られた平版印刷版は、感光層を構成する感光性組成物の種類に応じて、光源の種類や波長を適宜選択すればよく、例えば、より短波な光源(ブルー及び/又は紫外レーザ)、より長波長(赤、赤外レーザ)系光源やその他の光源を用いた場合であっても、走査露光が可能である。特に、近年ではGaN系材料を用いた短波半導体レーザ(ブルー及び/又は紫外)の開発が盛んに行われているが、本発明における平版印刷版はこれらを用いた走査露光に対しても好適に使用できる。
好ましい現像液としては、特公昭57−7427号に記載されているような現像液が挙げられ、具体的には、ケイ酸ナトリウム、ケイ酸カリウム、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、水酸化リチウム、第三リン酸ナトリウム、第二リン酸ナトリウム、第三リン酸アンモニウム、第二リン酸アンモニウム、メタケイ酸ナトリウム、重炭酸ナトリウム、アンモニア水などのような無機アルカリ剤やモノエタノールアミン又はジエタノールアミンなどのような有機アルカリ剤の水溶液が適当である。このようなアルカリ剤は、溶液の濃度が0.1〜10質量%、好ましくは0.5〜5質量%になるように添加される。
〔実施例1〕
(支持体の作成)
厚さ0.30mmの材質1Sウェブ状のアルミニウム板を、10%水酸化ナトリウムに70℃で60秒間浸漬してエッチングした後、流水で水洗後、20%HNO3で中和洗浄、水洗した。これをVA=12.7Vの条件下で正弦波の交番波形電流を用いて1%硝酸水溶液中で300クーロン/dm2の陽極時電気量で電解粗面化処理を行った。その表面粗さを測定したところ0.45μm(Ra表示)であった。
ひき続いて、30%のH2SO4水溶液中に浸漬し、55℃で2分間デスマットした後、33℃、20%H2SO4水溶液中で、砂目立てした面に陰極を配置して、電流密度5A/dm2において50秒間陽極酸化したところ厚さが2.7g/m2であった。なお、このときの裏面の陽極酸化被膜は、アルミニウム板の中央部で約0.2g/m2、端部で約0.5g/m2であった。
・テトラエチルシリケート 50質量部
・水 20質量部
・メタノール 10質量部
・リン酸 0.07質量部
(分子量(Mw)2000)
・ジメチルフタレート 5質量部
・メタノール 1000質量部
このように処理され、バックコート層が設けられたアルミニウム板上に、下記のようにして下塗り層を形成した。
まず、下記の下塗り用液状組成物を混合し30℃で攪拌した。約5分後に発熱が見られ、60分間反応させた後、内容物を別の容器に移し、メタノールを更に10000質量部加えることで、下塗り層用塗布液を調整した。
その後、得られた下塗り層用塗布液を、上記アルミニウム板上に0.1g/m2になるように塗布し、アルミニウム板の温度が70℃になるまで乾燥させた後、アルミニウム板の温度が50℃以下になるまで冷却し、下塗り層を形成した。
・下記構造(一般式(2))の化合物 96質量部
・メタノール 100質量部
・水 14質量部
・リン酸(85%水溶液) 11質量部
・テトラエトキシシラン 36質量部
・3−メタクリロキシプロピルトリメトキシシラン 50質量部
本発明の感光性平版印刷版原版の製造方法における塗布液としての、下記組成の感光層用塗布液を調液する。調液方法としては、図1に示す調液タンク10において、制御部22の制御によって、調液タンク10内の感光層用塗布液を23.0℃〜27.9℃に保持すると共に、制御部22の制御により、塗布液の溶存酸素量が、8.0mg/l以上となるように、すなわち8.0mg/l未満とならないように制御される。
具体的には、制御部22において、所定時間毎に溶存酸素計24による計測結果を取得して、計測結果が警報量8.2mg/l未満であるか否かを判別し、該警報量未満と判断したときに、撹拌部材26による調液タンク10内に貯留された塗布液の撹拌が開始されるように、モータ30を制御する。このように制御することにより、調液タンク10内の塗布液中の溶存酸素量を、8.0mg/l以上に保持した。
具体的には、制御部22において、制御部22において、所定時間毎に溶存酸素計26による計測結果を取得して、計測結果が警報量8.2mg/l未満であるか否かを判別し、該所定量未満と判断したときに、循環ポンプ36を駆動するように制御する。このように制御することにより、ストックタンク12内の塗布液中の溶存酸素量を、8.0mg/l以上に保持した。
なお、実施例1の感光層用塗布液は、調液してから塗工するまで、26℃で120時間保持したものである。
・重合性化合物(下記A) 4.5質量部
・バインダーポリマー(下記B) 5.3質量部
・増感色素(下記C) 0.4質量部
・重合開始剤(下記D) 0.9質量部
・連鎖移動剤(下記E) 0.5質量部
・ε―フタロシアニン顔料の分散物 0.9質量部
(顔料:15質量部、分散剤アリルメタクリレート/メタクリル酸共重合体(共重合モル比83/17): 10質量部、シクロヘキサノン:15質量部)
・フッ素系ノニオン界面活性剤メガファックF780 0.02質量部
(大日本インキ化学工業(株)製)
・熱重合禁止剤 0.03質量部
N−ニトロソフェニルヒドロキシルアミンアルミニウム塩
・メチルエチルケトン 58質量部
・プロピレングリコールモノメチルエーテルアセテート 53質量部
得られた感光層上に、下記組成のオーバーコート層用塗布液を、乾燥後の塗布質量が2.2g/m2となるように塗布し、ポリビニルアルコールの結晶化度が0.45になるように乾燥させた後、アルミニウム板の温度が50℃以下になるように冷却した。
・ポリビニルアルコール 20質量部
(クラレ(株)製PVA−105、ケン化度98モル%、重合度500)
・ポリビニルピロリドン(和光純薬(株)製、K30) 2質量部
・ノニオン界面活性剤 0.5質量部
(EMAREX NP−10 日本エマルジョン社(株)製)
・蒸留水 360質量部
漂白クラフトパルプを叩解し、4%の濃度に希釈した。紙料に合成系サイズ剤を0.4質量%加え、硫酸アルミニウムをpHが5.0になるまで加えた。この紙料に、でんぷんを主成分とする紙力剤を3.0質量%塗布して、抄紙して、密度0.75g/m2、平滑度25秒、水分6.0質量%で、38g/m2の合紙を得た。
上記〔実施例1〕において、感光層用塗布液を調液後、調液タンク10における撹拌のみを実施し、ストックタンク12に移液後の循環を実施しないで、溶存酸素を8.0mg/l以上に保持しながら、実施例1と同じ方法で光重合型平版印刷版を製造した。
上記〔実施例1〕において、感光層用塗布液を調液後、調液タンク10における撹拌を実施しないで、ストックタンク12での循環のみを実施し、溶存酸素を8.0mg/l以上に保持しながら、実施例1と同じ方法で光重合型平版印刷版を製造した。
上記〔実施例1〕において、感光層用塗布液を調液後、調液タンク10における撹拌も、ストックタンク12に移液後の循環も実施しないで、溶存酸素を8.0mg/l未満になる前に塗布し、実施例1と同じ方法で光重合型平版印刷版を製造した。
調液から塗布までの時間は、予め塗布液調液後の溶存酸素減少スピードから、溶存酸素が8.0mg/l未満になる時間から決めた。また、塗布直前に溶存酸素計で、塗布液中の溶存酸素が8.0mg/Lであることを確認した。
なお、実施例4の感光層用塗布液は、調液してから塗工するまで、26℃で24時間保持したものである。
上記〔実施例1〕において、感光層用塗布液を調液後、感光層用塗布液に空気を注入し、溶存酸素が8.0mg/l以上10.0mg/l未満となるように制御し、実施例1と同じ方法で光重合型平版印刷版を製造した。
上記〔実施例1〕において、感光層用塗布液を調液後、溶存酸素が8.0g/L未満となった後に、支持体上に塗布するように変更した以外は、実施例1と同じ方法で光重合型平版印刷版を製造した。
上記実施例1〜実施例5、及び比較例1で作製した光重合型平版印刷版を、富士写真フイルム(株)製 Vx9600CTP(光源波長:405nm)にて、光重合型平版印刷版上の露光量が0.05mJ/cm2となるように調製し、909dpiにて100線/インチの条件で、画像露光した。
感度は50%網点面積を、マクベス濃度系RD920を用いて測定した。なお、この結果が50%に近いほど、感度に優れ、網点再現性が良好であることを示す。結果を下記表1に示す。
前記露光・現像処理により得られた平版印刷版の非画像部の現像性を観察した。現像性とは未露光の部分の感光層が除去できたかどうかを表す。「○」は未露光の部分が目視で感光層の残留により着色していないことを表す。「×」は未露光の部分が目視で感光層の残留より着色していることを示す。結果を下記表1に示す。
前記露光・現像処理により得られた平版印刷版を、(株)小森コーポレーション製のリスロン印刷機で、大日本インキ化学工業(株)製のDIC−GEOS(N)墨のインキ、富士写真フイルム(株)製エッチ液EU−3/水/イソプロピルアルコール=1/89/10(容量比)を用いて1000枚印刷したときの耐汚れ性を評価した。
印刷時に本来無地の部分にインキが付着して汚れたときは「×」と表記し、汚れのない良好な印刷物が得られたときは「○」と表記した。
12 ストックタンク
14 塗布装置
Claims (2)
- 少なくとも付加重合可能なエチレン性二重結合を有する化合物と重合開始剤とを有機溶媒に溶解させてなる塗布液を調液し、支持体上に塗設してなる感光性平版印刷版の製造方法であって、前記塗布液が調液されてから前記支持体上に塗布されるまでの間の塗布液の溶存酸素含量を、所定量以上に保持することを特徴とする感光性平版印刷版の製造方法。
- 前記所定量は、8.0mg/lである請求項1に記載の感光性平版印刷版の製造方法。
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