JP2007085704A - 空気調和装置 - Google Patents

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好男 織谷
Kanji Akai
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Abstract

【課題】 本発明の課題は、アルミニウム製およびアルミニウム合金製のフィンが腐食されやすい環境を内包する空気調和装置において、フィンの腐食をできるだけ抑制することにある。
【解決手段】 空気調和装置1,101は、除湿用熱交換器11B、再熱用熱交換器11A、疎水性皮膜11d、および親水性皮膜11eを備える。除湿用熱交換器は、第1伝熱管および第1フィンを有する。第1フィン11aは、アルミニウム製あるいはアルミニウム合金製であって、第1伝熱管に取り付けられる。そして、この除湿用熱交換器は、再熱除湿運転時に蒸発器として機能する。再熱用熱交換器は、第2伝熱管および第2フィンを有する。第2フィン11aは、アルミニウム製あるいはアルミニウム合金製であって、第2伝熱管に取り付けられる。そして、この再熱用熱交換器は、除湿用熱交換器の近傍に配置され、再熱除湿運転時に凝縮器として機能する。疎水性皮膜は、第1フィンおよび第2フィンを被覆する。親水性皮膜は、疎水性皮膜の上に形成される。
【選択図】 図11

Description

本発明は、再熱除湿機能を有する空気調和装置に関する。
過去に、親水性皮膜により被覆されたアルミニウム製のフィンの耐食性を向上させるために、「フィン本体と親水性皮膜との間に疎水性皮膜を形成する」という技術が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特開昭62−278033号公報
ところで、近年、空気調和装置には、除湿運転時に、居室を必要以上に冷却し過ぎないようにするために再熱機能が付与されており、熱交換器のフィンがさらに腐食されやすい環境になっている。
本発明の課題は、アルミニウム製およびアルミニウム合金製のフィンが腐食されやすい環境を内包する空気調和装置において、フィンの腐食をできるだけ抑制することにある。
第1発明に係る空気調和装置は、除湿用熱交換器、再熱用熱交換器、疎水性皮膜、および親水性皮膜を備える。除湿用熱交換器は、第1伝熱管および第1フィンを有する。第1フィンは、アルミニウム製あるいはアルミニウム合金製であって、第1伝熱管に取り付けられる。そして、この除湿用熱交換器は、再熱除湿運転時に蒸発器として機能する。再熱用熱交換器は、第2伝熱管および第2フィンを有する。なお、ここで、第2伝熱管は、第1伝熱管と連通していてもよい。第2フィンは、アルミニウム製あるいはアルミニウム合金製であって、第2伝熱管に取り付けられる。なお、この第2フィンは、第1フィンと一体に成形されていてもよい。そして、この再熱用熱交換器は、除湿用熱交換器の近傍に配置され、再熱除湿運転時に凝縮器として機能する。疎水性皮膜は、第1フィンおよび第2フィンを被覆する。親水性皮膜は、疎水性皮膜の上に形成される。
この空気調和装置は除湿用熱交換器および再熱用熱交換器を備えており再熱除湿運転をすることが可能である。再熱除湿運転時には、除湿用熱交換器と再熱用熱交換器との間に位置するフィンは、従来の空気調和装置に設けられているフィンよりも腐食しやすい環境にある。
しかし、この空気調和装置では、フィンが疎水性皮膜に覆われているため、水と接触し難くなっている。このため、この空気調和装置は、従来の空気調和装置よりもフィンが腐食されやすい環境になっているが、フィンの腐食を有効に抑制することができる。
また、この空気調和装置では、疎水性皮膜の上に親水性皮膜が形成されるので、蒸発器として機能している熱交換器で発生する凝縮水を整然とドレンパンに導くことができる。
第2発明に係る空気調和装置は、第1発明に係る空気調和装置であって、第1フィンと第2フィンとは、一体に構成されている。
この空気調和装置では、第1フィンと第2フィンとが一体に構成されている。このように、除湿用熱交換器と再熱用熱交換器とのフィンが一体になっている場合、そのフィンに乾き状態と湿り状態とが共存する状態になり、その境界線上のフィンが腐食しやすくなる。
しかし、この空気調和装置では、フィンが疎水性皮膜に覆われているため、フィンは水と接触し難くなっている。空気調和装置内の酸素濃度が向上しても水がフィンに到達し難ければ、フィンの腐食を十分に抑制することができる。このため、この空気調和装置は、さらにフィンが腐食されやすい環境になっているが、フィンの腐食を有効に抑制することができる。
第3発明に係る空気調和装置は、第1発明または第2発明に係る空気調和装置であって、放電ユニットをさらに備える。放電ユニットは、除湿用熱交換器および再熱用熱交換器の少なくとも一方の近傍に設けられる。
この空気調和装置では、放電ユニットが除湿用熱交換器および再熱用熱交換器の少なくとも一方の近傍に設けられている。一般に、放電が起こると、水と酸素とアルミニウムあるいはアルミニウム合金との反応が促進される。つまり、この空気調和装置では、従来の空気調和装置に比べて、フィンが腐食されやすい環境になっている。
しかし、この空気調和装置では、フィンが疎水性皮膜に覆われているため、フィンは水と接触し難くなっている。フィンの近傍で放電が行っても水がフィンに到達し難ければ、フィンの腐食を十分に抑制することができる。このため、この空気調和装置は、さらにフィンが腐食されやすい環境になっているが、フィンの腐食を有効に抑制することができる。
第4発明に係る空気調和装置は、第1発明から第3発明のいずれかに係る空気調和装置であって、外気導入管をさらに備える。外気導入管は、外気を給気として室内に導入するための配管である。また、除湿用熱交換器および前記再熱用熱交換器の少なくとも一方は、給気流れ方向下流側に設けられる。
この空気調和装置は外気導入管を有し、除湿用熱交換器および前記再熱用熱交換器の少なくとも一方が、給気流れ方向下流側に設けられる。このため、この空気調和装置では、外気中に放出されている窒素酸化物や硫黄酸化物などにより従来の空気調和装置よりもフィンが腐食されやすい環境にある。
しかし、この空気調和装置では、第1フィンおよび第2フィンが疎水性皮膜に覆われているため、第1フィンおよび第2フィンは水や窒素酸化物および硫黄酸化物などと接触し難くなっている。このため、この空気調和装置は、さらにフィンが腐食されやすい環境になっているが、フィンの腐食を有効に抑制することができる。
第5発明に係る空気調和装置は、第4発明に係る空気調和装置であって、酸素富化ユニットをさらに備える。酸素富化ユニットは、外気に含まれる酸素を濃縮する機器であって、外気導入管の給気流れ方向上流側に設けられる。
この空気調和装置は、酸素富化ユニットをさらに備えている。このため、この空気調和装置では、フィンがさらに腐食されやすい環境になっている。
しかし、この空気調和装置では、フィンが疎水性皮膜に覆われているため、フィンは水や窒素酸化物および硫黄酸化物などと接触し難くなっている。空気調和装置内の酸素濃度が向上しても水や窒素酸化物および硫黄酸化物などがフィンに到達し難ければ、フィンの腐食を十分に抑制することができる。このため、この空気調和装置は、さらにフィンが腐食されやすい環境になっているが、フィンの腐食を有効に抑制することができる。
第1発明に係る空気調和装置は、従来の空気調和装置よりもフィンが腐食されやすい環境になっているが、フィンの腐食を有効に抑制することができる。また、この空気調和装置では、疎水性皮膜の上に親水性皮膜が形成されるので、蒸発器として機能している熱交換器で発生する凝縮水を整然とドレンパンに導くことができる。
第2発明に係る空気調和装置は、さらにフィンが腐食されやすい環境になっているが、フィンの腐食を有効に抑制することができる。
第3発明に係る空気調和装置は、さらにフィンが腐食されやすい環境になっているが、フィンの腐食を有効に抑制することができる。
第4発明に係る空気調和装置は、さらにフィンが腐食されやすい環境になっているが、フィンの腐食を有効に抑制することができる。
第5発明に係る空気調和装置は、さらにフィンが腐食されやすい環境になっているが、フィンの腐食を有効に抑制することができる。
以下、図面に基づいて、本発明にかかる空気調和装置の実施形態について説明する。
〔空気調和装置の構成〕
図1は、本発明の実施の形態に係る空気調和装置1の外観図である。図2は、本発明の実施の形態に係る空気調和装置1の室内ユニット2内及び室外ユニット3内の各機器の配置を示す図である。
この空気調和装置1は、室内の壁面U(図2参照)などに取り付けられる室内ユニット2と、室外に設置される室外ユニット3とに分かれて構成されている。室外ユニット3は、図2に示されるように、室外冷媒ユニット4と、オプショナルユニット15とを備えている。また、オプショナルユニット15は、加湿ユニット5と、酸素富化ユニット6とを有している。室内ユニット2と室外ユニット3とは、冷媒配管7を介して両ユニットの冷媒回路同士が接続されている。また、室内ユニット2と室外ユニット3とは、加湿ユニット5からの加熱空気又は加湿空気や酸素富化ユニット6からの酸素富化空気を室内ユニット2側に供給するときに使用される給気管8によって接続されている。尚、本実施形態において、オプショナルユニット15は室外冷媒ユニット4の上側に重ねられるように配置されており、設置スペースが大きくならないようになっている。また、給気管8は、加湿ユニット5の側面、前面、背面等に接続されており、室内の壁面Uを貫通して室内ユニット2に接続されている。ここで、給気管8は、内径が20mmから30mm程度のものが使用される。以下、図3〜図11を参照しながら各ユニット内の機器配置及び冷媒回路の構成について詳述する。
(1)室内ユニット
室内ユニット2には、図2および図9に示されるように、第1室内熱交換器11A、第2室内熱交換器11B、および第1電動膨張弁16が設けられている。第1室内熱交換器11Aは、再熱除湿運転時に凝縮器として機能する。第2室内熱交換器11Bは、再熱除湿運転時に蒸発器として機能する。これらの室内熱交換器11A,11Bは、複数本のヘアピン形状の管を接続して構成される伝熱管と、伝熱管が挿通される複数のフィンとからなるクロスフィンチューブ型の熱交換器パネルであり、冷媒配管7を介して室内熱交換器11A,11Bに供給されて伝熱管内を流れる冷媒と伝熱管及びフィンに接触する空気との間で熱交換を行う。なお、このフィンは、アルミニウムあるいはアルミニウム合金製であって、後に詳述する防食処理が施されている。また、第1室内熱交換器11Aのフィンと第2室内熱交換器11Bのフィンとは、一体となっている。第1電動膨張弁16は、第1室内熱交換器11Aと第2室内熱交換器11Bとを接続している。
また、この室内ユニット2内には、室内ファン12と、室内ファン12を回転駆動する室内ファンモータ13とが設けられている。室内ファン12は、周面に多数の羽根が設けられた円筒形状のクロスフローファンであり、回転軸と交わる方向に空気流を生成する。この室内ファン12は、室内空気を室内ユニット2内に吸入させるとともに、室内熱交換器11A,11Bの伝熱管内を流れる冷媒との間で熱交換を行った後の空気を室内に吹き出す。さらに、室内ユニット2内には、給気管8の管端部が挿入されており、加湿ユニット5から供給される加熱空気又は加湿空気や酸素富化ユニット6から供給される酸素富化空気が室内ユニット2内に一旦吹き出された後、室内から吸入された空気とともに室内ファン12によって室内に吹き出されるようになっている(図2参照)。
また、この室内ユニット2内には、図2に示されるように、空気清浄ユニット70が設けられている。この空気清浄ユニット70は、第2室内熱交換器11Bの前面側に配置されており、図3に示されるように放電器71、一次フィルタ72、および二次フィルタ73を有している。なお、これらの要素部品はユニットケーシング74内に格納されている。放電器71は、図3に示されるように、主に、対向電極712、イオン化線711、およびストリーマ放電電極713から構成される。対向電極712は、図4に示されるように、方形波形状の断面を有する金属板であって、実質的に電極として機能する実電極部712aと複数のスリット部712bとから成る。スリット部712bは、前面から吸い込まれる空気(図2の白抜き矢印F3参照)を室内熱交換器11側に流す役割を果たす。イオン化線711は、図3に示されるように、対向電極712の空気流れ方向上流側に配置される。なお、イオン化線711は、実電極部712a間に1つずつ配置される。また、このイオン化線711は、微小径のタングステン線材などによって形成され、放電電極として用いられる。ストリーマ放電電極713は、図5に示されるように、電極棒713aと針電極713bとから成る。針電極713bは、電極棒713aにほぼ直交するように固定される。そして、このストリーマ放電電極713は、図3に示されるように、対向電極712の空気流れ方向下流側に、針電極713bが対向電極712の実電極部712aと対向するように配置される。なお、これらの電極711,712,713のうち、対向電極712とイオン化線711とは、プレフィルタ75(図3参照)を通過した空気中に浮遊している比較的小さな塵埃を帯電させる役割を担う。具体的には、イオン化線711と実電極部712aとの間に高電圧を印加し、両電極711,712間に放電を生じさせると、両電極711,712間を通過する塵埃などがプラス電荷に帯電される。帯電された塵埃は、スリット部712bを介して後方に供給され、後述する静電フィルタ720によって静電吸着される。また、この際、塵埃に含まれるウィルスや菌なども帯電されるため、後述するチタンアパタイト(後述)へのウィルスや菌の吸着効率が高まる。一方、対向電極712とストリーマ放電電極713とは、後述するチタンアパタイト担持フィルタ721に供給する活性種を生成する役割を担う。具体的には、ストリーマ放電電極713と対向電極712との間に直流、交流、またはパルスの放電電圧を印加すると、両電極712,713間に図6に示されるようなストリーマ放電が生じる。ストリーマ放電が生じると、放電場に低温プラズマが生成する。この低温プラズマにより、高速電子、イオン、オゾン、ヒドロキシラジカルなどのラジカル種や、その他の励起分子(励起酸素分子、励起窒素分子、励起水分子)などが生成される。これらの活性種は、空気流れに乗ってチタンアパタイト担持フィルタ721(後述)に供給される。なお、これらの活性種は、非常にエネルギーレベルが高く、チタンアパタイト担持フィルタ721(後述)に到達する前であっても、空気に含まれるアンモニア類や、アルデヒド類、窒素酸化物など比較的小さな有機分子を分解・消臭する能力を有する。一次フィルタ72の断面図の一部を図7に示す。一次フィルタ72は、静電フィルタ720およびチタンアパタイト担持フィルタ721を張り合わせて形成されている。なお、この一次フィルタ72は、静電フィルタ720が空気流れ方向上流側に、チタンアパタイト担持フィルタ721が空気流れ方向下流側に面するように配置される。静電フィルタ720は、放電器71で帯電させられた塵埃などを吸着する。チタンアパタイト担持フィルタ721は、図8に示されるように、チタンアパタイト粒子725を担持させたポリプロピレン繊維(以下、PP繊維という)722から形成されており、静電フィルタ720を通過する塵埃などを吸着する。なお、このPP繊維722は、図8に示されるように、ポリプロピレンからなる芯723と同じくポリプロピレンからなる被覆層724とからなり、被覆層724にチタンアパタイト粒子725が空気側に露出するように担持されている。また、チタンアパタイトとは、カルシウムヒドロキシアパタイトの一部のカルシウムイオンがイオン交換などの手法によってチタンイオンに置換されたアパタイトである。このチタンアパタイトは、塵埃などに含まれるウィルスやカビ菌、細菌などを特異的に吸着する性質を有する。そして、このチタンアパタイトは、放電器71から供給される活性種により光触媒機能が活性化され、ウィルスやカビ菌、細菌などを分解、死滅、または不活化させる。二次フィルタ73には、アナターゼ型の二酸化チタンが担持されている。二次フィルタ73では、一次フィルタ72に吸着されなかった空気中のウィルスや菌などを吸着する。この二次フィルタ73では、吸着された菌やウィルスなどが活性種により活性化された二酸化チタンによって死滅あるいは不活化される。
(2)室外冷媒ユニット
室外冷媒ユニット4には、図9に示されるように、圧縮機21と、圧縮機21の吐出側に接続される四路切換弁22と、圧縮機21の吸入側に接続されるアキュムレータ23と、四路切換弁22に接続された室外熱交換器24と、室外熱交換器24に接続された第2電動膨張弁25とが設けられている。室外熱交換器24は、複数本のヘアピン形状の管を接続して構成される伝熱管と、伝熱管が挿通される複数のフィンとからなるクロスフィンチューブ型の熱交換器パネルであり、室外冷媒ユニット4の背面及び側面に近接するように配置されている。第2電動膨張弁25は、フィルタ26および液閉鎖弁27を介して液側連絡配管32に接続されており、この液側連絡配管32を介して第1室内熱交換器11Aの一端に接続されている。また、四路切換弁22は、ガス閉鎖弁28を介してガス側連絡配管31に接続されており、このガス側連絡配管31を介して第2室内熱交換器11Bの一端に接続されている。これらの連絡配管31,32は、図1及び図2の冷媒配管7に相当する。また、室外冷媒ユニット4内には、室外熱交換器24で熱交換された後の空気を外部に排出するために、室外冷媒ユニット4の背面及び側面から空気を内部に取り込んで前面に向かって吹き出す室外ファン29が設けられている。この室外ファン29は、室外ファンモータ30によって回転駆動されるプロペラファンである。
(3)加湿ユニット
次に、加湿ユニット5の内部の構成について図2及び図9に基づいて説明する。
加湿ユニット5は、室外冷媒ユニット4の上側に位置する加湿ユニットケーシングを備えており、その内部に、吸湿ロータ51、ヒータ組立体53、加湿ファン54、吸着ファン56等の加湿ユニット構成機器50が配置されている。
吸湿ロータ51は、概ね円板形状を有するハニカム構造のセラミックロータであり、空気が容易に通過できる構造となっている。具体的には、平面視において円形を有するロータであり、水平面で切った断面において細かいハニカム(蜂の巣)状になっている。そして、これらの断面が多角形である吸湿ロータ51の多数の筒部分を、加湿ユニット空気入口流路60を通じて導入される室外空気が通過する。吸湿ロータ51の主たる部分は、ゼオライト、シリカゲル、あるいはアルミナといった吸着剤を焼成したものである。このゼオライト等の吸着剤は、接触する空気中の水分を吸着し、加熱されることで吸着した水分を脱着する性質を有している。この吸湿ロータ51は、ロータ駆動モータ52によって回転駆動することが可能である。
ヒータ組立体53は、吸湿ロータ51の略半分の部分51bの一方の面を覆うように配置されている。ヒータ組立体53は、外部から吸入された空気を加熱して吸湿ロータ51側へ排出することが可能である。
加湿ファン54は、吸湿ロータ51の略半分の部分51bの他方の面側であってヒータ組立体53に対応する位置に配置されている。加湿ファン54は、加湿ファンモータ55によって回転する遠心ファンであり、その出口は加湿空気供給流路58を介して給気管8に接続されている。加湿ファン54は、水分を吸着した吸湿ロータ51の略半分の部分51bを通過して得られる加湿空気や水分を吸着していない吸湿ロータ51の略半分の部分51bを通過して得られる加熱空気を加湿空気供給流路58を介して給気管8へ送出し、室内ユニット2に供給する。なお、この加湿ファン54の近傍には酸素富化ユニット6から発生する結露水を受けるためのドレンパン91が配置されており、このドレンパン91に溜まった結露水は、加湿ファン54の空気吸い込みによって生じる空気流れにより蒸発し、加湿空気や加熱空気とともに加湿空気供給流路58を介して給気管8へ送出され、室内ユニット2に供給される。
吸着ファン56は、吸着ファンモータ57によって回転する遠心ファンであり、加湿ユニット空気入口流路60を通じて導入された室外空気を吸湿ロータ51に通すことができるように配置されている。吸着ファン56は、吸湿ロータ51の略半分の部分51aを通過する際に水分が吸着・除去されて得られる除湿空気を除湿空気排出流路59を介して酸素富化ユニット6の酸素富化膜モジュール61に供給する。
(4)酸素富化ユニット
次に、酸素富化ユニット6の内部の構成について図2、図9、および図10に基づいて説明する。ここで、図10は、酸素富化膜モジュール61の模式図である。
酸素富化ユニット6は、加湿ユニット5の上側に位置する酸素富化ユニットケーシングを備えており、その内部に、酸素富化膜モジュール61、真空ポンプ65、酸素富化膜モジュール61の2次側空間S2と真空ポンプ65の吸引口とを接続する酸素富化空気吸引流路69、加湿ユニット5に属する加湿ファン54およびドレンパン91が配置される空間である加湿ファン等配置空間SPと真空ポンプ65の出口とを接続する酸素富化空気供給流路67などが配置されている。
酸素富化膜モジュール61は、主に、モジュールケーシング62と、モジュールケーシング62内の空間を1次側空間S1と2次側空間S2とに分割するようにモジュールケーシング62内に配置された酸素富化膜63とを有している。酸素富化膜63は、空気中の酸素及び水を透過しやすく、かつ、窒素を透過しにくい性質、言い換えれば、酸素及び水を選択的に透過する性質を有している。
1次側空間S1には、吸着ファン56から除湿空気排出流路59を介して供給される除湿空気が導入される空気入口62aと、酸素富化膜63を透過せずに1次側空間S1内に残った空気が排出される空気排出口62bとが設けられている。また、1次側空間S1の空気入口62a側には、フィルタ64が配置されている。また、酸素富化膜を透過せずに1次側空間S1に残った空気は、空気排出口62bから酸素富化ユニット空気排出流路68を介して酸素富化ユニット6の外部に排出されるようになっている。2次側空間S2には、酸素富化膜63を透過して酸素濃度が増加した酸素富化空気が排出される酸素富化空気排出口62cが設けられている。
尚、図10においては、モジュールケーシング62内に単一の酸素富化膜63を配置して1次側空間S1及び2次側空間S2を形成するような構成にしているが、酸素富化膜モジュール61の構成は、これに限定されるものではなく、中空糸膜や板状膜等からなる酸素富化膜をモジュールケーシング内に複数配置することによって複数の1次側空間S1及び2次側空間S2を形成し、かつ、1次側空間同士又は2次側空間同士をそれぞれ連通させて、機能的に図10と同様な構成を有するようにしてもよい。
真空ポンプ65は、酸素富化膜63を介して1次側空間S1の空気を吸入し、2次側空間S2内の空気を酸素富化空気供給流路67に排出するためのポンプである。真空ポンプ65は、ポンプモータ66により駆動されるようになっており、本実施形態において、酸素富化空気に潤滑油が混入しないように、オイルレスタイプのものが使用されている。そして、真空ポンプ65を運転すると、酸素富化膜モジュール61内において、1次側空間S1と2次側空間S2との間に圧力差が生じるため、酸素富化膜63の1次側空間S1に導入された空気中の酸素が選択的に2次側空間S2に透過して酸素富化空気が得られる。この酸素富化空気は、真空ポンプ65によって2次側空間S2から酸素富化空気吸引流路69を介して酸素富化空気供給流路67に排出される。
酸素富化空気供給流路67は、真空ポンプ65によって酸素富化膜モジュール61から排出された酸素富化空気を加湿ユニット5の加湿ファン等配置空間SPに流入させるための流路である。すなわち、酸素富化ユニット6で得られた酸素富化空気は、加湿ファン54により給気管8を介して室内に供給されるようになっている。
ここで、酸素富化空気供給流路67は、加湿ファン等配置空間SPに向かって下り勾配になるように配置されている(図2の楔記号W参照)。また、ここでは、酸素富化空気供給流路67の出口が、加湿ファン等配置空間SPに配置されるドレンパン91の真上に来るように配置されている。上述したように、酸素富化膜63は空気中の酸素のみならず水をも選択的に透過させる性質を有するため、酸素富化膜モジュール61の2次側空間S2において生じる酸素富化空気には、1次側空間S1に供給される除湿空気よりも高濃度の水分が含まれることになる。したがって、梅雨時など、外気の湿度が比較的高い時期や外気温が低下する冬季などには、酸素富化空気供給流路67の出口付近において酸素富化空気中の水分が結露するおそれが特に高い。酸素富化空気供給流路67の出口が加湿ファン等配置空間SPに配置されるドレンパン91の真上に来るように配置されるのは、このように酸素富化空気から生じるおそれのある結露水をドレンパン91に溜めるためである。
〔室内熱交換器の防食処理〕
本実施の形態に係る室内熱交換器11A,11Bのフィン11aは、図11に示されるようなフラットフィンである。このフィン11aは、その表面がリン酸やクロム酸などにより酸化処理が施された結果、アルミニウム板あるいはアルミニウム合金板11bが化成皮膜11cに覆われる構造となっている。また、化成皮膜11cの上には疎水性皮膜11dが形成されており、疎水性皮膜11dの上にはさらに親水性皮膜11eが形成されている。なお、この疎水性皮膜11dはアルミニウムの腐食を防ぐ目的で塗装されており、親水性皮膜11eは凝縮水が表面を伝ってドレンパンに落ちることを目的に塗装されている。
以下、この疎水性皮膜11dおよび親水性皮膜11eについて詳述する。
(1)疎水性皮膜
疎水性皮膜11dは、例えば、ビニル系樹脂、アクリル系樹脂、アルキッド系樹脂、エポキシ系樹脂、ウレタン系樹脂、ポリエステル系樹脂、スチレン系樹脂、シリコーン系樹脂、フッ素系樹脂、ポリアミド系樹脂、メラミン系樹脂、ポリカーボネイト系樹脂、およびオレフィン系樹脂等のような疎水性ポリマーの塗膜である。
このように、フィン11aに疎水性皮膜11dを形成する手法としては、疎水性ポリマー溶液を調製し、その溶液をスプレーやはけ塗りによって化成皮膜11c上に塗布する手法や、化成皮膜11cを設けたフィン11aをその溶液中に浸漬した後に引き上げる手法(ディップコーティング法)等が考えられる。なお、疎水性ポリマー溶液を調製するのに必要となる溶剤は疎水性ポリマーの種類によって定まるものであり、例えば、メチルエチルケトン、アルコール、水、トルエン、キシレン、あるいはこれらの混合物などが利用可能である。疎水性ポリマー溶液の濃度は、乾燥時に形成される疎水性皮膜の膜厚が10μm以下、好ましくは0.3〜3μmとなるように調節されるのが好ましい。
化成皮膜11c上に塗布された疎水性ポリマー溶液の乾燥は、使用されるポリマーの種類および溶剤の種類に応じて適宜行うが、通常60〜180℃の温度で、30秒〜30分の時間加熱することによって行う。
なお、この疎水性皮膜11dは、親水性皮膜11eとの密着性向上のために、表面が極性化されるのが好ましい。疎水性皮膜11dの表面を極性化する方法としては、放電加工が利用可能である。この放電加工としては、例えば、コロナ放電加工や、グロー放電加工、紫外線照射(非持続性放電)などが挙げられる。コロナ放電加工は、例えば、周波数1〜110kHz、出力電圧1〜60kV、およびラインスピード0.1〜200m/分などの条件下で行われる。また、グロー放電加工は、例えば、圧力1トール(Torr)および電圧130〜170Vの条件下、アルゴン等不活性ガス雰囲気下で行われる。また、紫外線照射は、疎水性ポリマー皮膜の表面に例えば波長100〜400nmの紫外線を照射することにより行われる。なお、このような放電加工の所要時間は、放電加工の種類によって異なる。
(2)親水性皮膜
親水性皮膜11eは、例えば、多糖類系天然高分子、水溶性蛋白系天然高分子、アニオン、非イオンあるいはカチオン性付加重合系水溶性高分子、あるいはこれらの変性樹脂などのような親水性ポリマーの塗膜である。ここで、多糖類系天然高分子としては、例えば、可溶性デンプン、カルボキシメチルセルロース、ヒドロキシエチルセルロース、グアーガム、トラガカントゴム、キサンタンガム、およびアルギン酸ソーダ等が挙げられる。また、水溶性蛋白系天然高分子としては、ゼラチン等が挙げられる。また、アニオンあるいは非イオン性付加重合系水溶性高分子としては、ポリアクリル酸、ポリアクリル酸ソーダ、ポリアクリルアミド、この部分加水分解物、ポリビニルアルコール、ポリヒドロキシエチルアクリレート、ポリビニルピロリドン、アクリル酸共重合体、マレイン酸共重合体、およびこれらのアルカリ金属、有機アミンおよびアンモニウムの塩などが挙げられる。また、他にも、付加重合系水溶性合成高分子のカルボキシメチル化あるいはスルホン化などによる変性水溶性合成高分子が採用可能である。また、カチオン性付加重合系水溶性合成高分子としては、ポリエチレンイミン、ポリアクリルアミドのマンニッヒ変性化合物、ジアクリルジメチルアルミニウムクロライド、ポリビニルイミダゾリン、ジメチルアミノエチルアクリレート重合体などのポリアルキルアミノ(メタ)アクリルレート等が挙げられる。また、重縮合系水溶性合成高分子としては、ポリオキシエチレングリコール、ポリオキシエチレンオキシプロピレングリコール等のポリアルキレンポリオール、エチレンジアミン又はヘキサメチルジアミン等のポリアミンとエピクロルヒドリンとの重縮合物、水溶性ポリエーテルとポリイソシアネートの重縮合された水溶性ポリウレタン樹脂、ポリヒドロキシメチル尿素樹脂、およびポリヒドロキシメチルメラミン樹脂などが挙げられる。なお、これらの親水性ポリマーの中でも、カルボン酸あるいはカルボン酸塩基を有するアニオン性付加重合系水溶性高分子が好ましく、特にポリアクリル酸、アクリル酸共重合体およびこれらのアルカリ金属塩、ならびにポリアクリルアミドが好ましい。ここで、アクリル酸共重合体としては、アクリル酸と酢酸ビニルとの共重合体、ならびにアクリル酸またはマレイン酸と、メタアクリル酸、メチルメタアクリレート、エチルメタアクリレート、ヒドロキシエチルメタアクリレート、イタコン酸、ビニルスルホン酸、アクリルアミドとの共重合体が好ましい。また、上記親水性ポリマーを、分子内にカルボニル基(>C=0)を有する低分子有機化合物、具体的にはアルデヒド類、エステル類、およびアミド類などで変性した親水性変性ポリマーも採用可能である。
このように、フィン11aに親水性皮膜11eを形成する手法としては、親水性ポリマー溶液を調製し、その溶液をスプレーやはけ塗りによって疎水性皮膜11d上に塗布する手法や、放電加工済みの疎水性皮膜11dを設けたフィン11aをその溶液中に浸漬した後に引き上げる手法(ディップコーティング法)等が考えられる。なお、親水性ポリマー溶液を調製するのに必要となる溶剤は、水である。親水性ポリマー溶液の濃度は、乾燥時に形成される親水性皮膜の膜厚が10μm以下、好ましくは0.3〜3μmとなるように調節されるのが好ましい。
疎水性皮膜11d上に塗布された親水性ポリマー溶液の乾燥は、100〜200℃、好ましくは150〜180℃の温度で、30秒〜30分の時間加熱することによって行う。
〔空気調和装置の動作〕
次に、空気調和装置1の動作について、図2及び図9を用いて説明する。
(1)冷媒回路の運転
まず、冷房運転について説明する。冷房運転時は、四路切換弁22が図9の実線で示される状態、すなわち、圧縮機21の吐出側が室外熱交換器24のガス側に接続され、かつ、圧縮機21の吸入側が室外熱交換器24のガス側に接続された状態となっている。また、第1電動膨張弁16は全開とされ、第2電動膨張弁25は所定開度になるように絞られている。また、液閉鎖弁27及びガス閉鎖弁28は、開状態になっている。
この冷媒回路の状態で、室外冷媒ユニット4の室外ファン29、圧縮機21及び室内ユニット2の室内ファン12を起動すると、ガス冷媒は、圧縮機21に吸入されて圧縮された後、四路切換弁22を経由して室外熱交換器24に送られて、室外空気を加熱して凝縮される。ここで、室外空気は、室外ファン29の駆動によって、室外冷媒ユニット4の背面及び側面から室外冷媒ユニット4内に取り込まれ(図2の白抜き矢印F1参照)、室外熱交換器24を横切った後、室外冷媒ユニット4の前面から排出されている(図2の白抜き矢印F2参照)。そして、凝縮した液冷媒は、第2電動膨張弁25において減圧された後、液側連絡配管32を経由して室内ユニット2に送られる。そして、室内ユニット2に送られた液冷媒は、室内熱交換器11A.11Bで室内空気を冷却して蒸発される。ここで、室内空気は、室内ファン12の駆動によって、室内ユニット2内に取り込まれ(図2の白抜き矢印F3参照)、空気清浄ユニット70及び室内熱交換器11A,11Bを横切った後、室内ユニット2から室内に吹き出されている(図2の白抜き矢印F4参照)。そして、蒸発したガス冷媒は、ガス側連絡配管31、四路切換弁22及びアキュムレータ23を経由して、再び、圧縮機21に吸入される。このようにして、冷房運転が行われる。
次に、暖房運転について説明する。暖房運転時は、四路切換弁22が図9の破線で示される状態、すなわち、圧縮機21の吐出側が室外熱交換器24のガス側に接続され、かつ、圧縮機21の吸入側が室外熱交換器24のガス側に接続された状態となっている。また、第1電動膨張弁16は全開とされ、第2電動膨張弁25は所定開度になるように絞られている。また、液閉鎖弁27及びガス閉鎖弁28は、開状態になっている。
この冷媒回路の状態で、室外冷媒ユニット4の室外ファン29、圧縮機21、及び室内ユニット2の室内ファン12を起動すると、ガス冷媒は、圧縮機21に吸入されて圧縮された後、四路切換弁22及びガス側連絡配管31を経由して室内ユニット2に送られる。そして、室内ユニット2に送られたガス冷媒は、室内熱交換器11A,11Bで室内空気を加熱して凝縮される。この凝縮した液冷媒は、液側連絡配管32を経由して室外冷媒ユニット4に送られる。そして、室外冷媒ユニット4に送られた液冷媒は、第2電動膨張弁25で減圧された後、室外熱交換器24で室外空気を冷却して蒸発される。この蒸発したガス冷媒は、四路切換弁22及びアキュムレータ23を経由して、再び、圧縮機21に吸入される。このようにして、暖房運転が行われる。尚、室外空気及び室内空気の流れは、冷房運転時と同様であるため、説明を省略する。
次に、再熱除湿運転について説明する。再熱除湿運転は、四路切換弁22が図9の実線で示される状態、すなわち、圧縮機21の吐出側が室外熱交換器24のガス側に接続され、かつ、圧縮機21の吸入側が室外熱交換器24のガス側に接続された状態となっている。また、第1電動膨張弁16は所定開度になるように絞られ、第2電動膨張弁25は全開とされる。また、液閉鎖弁27及びガス閉鎖弁28は、開状態になっている。
この冷媒回路の状態で、室外冷媒ユニット4の室外ファン29、圧縮機21及び室内ユニット2の室内ファン12を起動すると、ガス冷媒は、圧縮機21に吸入されて圧縮された後、四路切換弁22および室外熱交換器24を経由して室内ユニット2に送られる。そして、室内ユニット2に送られたガス冷媒は、第1室内熱交換器11Aで室内空気を加熱して凝縮される。そして、この凝縮した液冷媒は、第1電動膨張弁16において減圧された後、第2室内熱交換器11Bに送られ、第2室内熱交換器11Bで室内空気を冷却して蒸発される。そして、蒸発したガス冷媒は、ガス側連絡配管31、四路切換弁22及びアキュムレータ23を経由して、再び、圧縮機21に吸入される。このようにして、再熱除湿運転が行われる。再熱除湿運転では、第1室内熱交換器11Aにおいて冷媒が凝縮されるため室内空気は加熱され、第2室内熱交換器11Bにおいて冷媒が蒸発するため室内空気を除湿、冷却することとなり、室内温度を下げることなく除湿を行うことが可能となる。尚、室外空気及び室内空気の流れは、冷房運転時と同様であるため、説明を省略する。ただし、室内ファン12の回転数、つまり、送風量は、冷房運転および暖房運転時に比べて抑制される。
(2)加湿ユニットの運転(加湿運転)
以下、加湿運転を行う場合の加湿ユニット5の動作について説明する。
加湿ユニット5は、吸着ファン56を回転駆動することによって、加湿ユニット空気入口流路60を通じて、外部から室外空気を加湿ユニットケーシング内に取り入れる(図2の白抜き矢印F5参照)。加湿ユニットケーシング内に入ってきた空気は、吸湿ロータ51の略半分の部分51aを通過して、吸着ファン56および除湿空気排出流路59を介して酸素富化膜モジュール61の1次側空間S1に供給される。このとき、加湿ユニットケーシング内に外部から取り入れられた空気は、吸湿ロータ51の略半分の部分51aを通過する際に、空気中に含まれている水分が吸着・除去された除湿空気になっており、その除湿空気が酸素富化膜モジュール61の1次側空間S1に供給されることとなる(図2実線矢印F8参照)。
この吸着工程で水分を吸着した吸湿ロータ51の略半分の部分51aは、吸湿ロータ51が半回転することによって、吸湿ロータ51の水分吸着されていない側の略半分の部分51bとなる。すなわち、吸着された水分は、吸湿ロータ51の回転に伴い、ヒータ組立体53及び加湿ファン54に対応する位置に移動してくる。そして、ここに移動してきた水分は、ヒータ組立体53からの熱により、加湿ファン54によって生成される空気流中に脱着される。
加湿ファン54を回転駆動すると、加湿ユニット空気入口流路60を通じて、外部から加湿ユニットケーシング内に空気が取り込まれ(図2の白抜き矢印F5参照)、その空気が吸湿ロータ51の水分吸着された略半分の部分51bを通過し、加湿ファン54へと至る。加湿ファン54は、吸湿ロータ51を通り抜けてきた空気を加湿空気供給流路58及び給気管8を介して室内ユニット2へ送出する(図2の実線矢印F6及びF7参照)。この室内ユニット2へと送出される空気は、吸湿ロータ51に吸着されていた水分を含む加湿空気になっている。このようにして、加湿ユニット5から室内ユニット2に供給された加湿空気は、室内に吹き出される。
(3)加湿ユニットの運転(加熱運転)
以下、加熱運転を行う場合の加湿ユニット5の動作について説明する。
加湿ユニット5は、加熱運転を行う場合には、吸湿ロータ51を回転させずにヒータ組立体53及び加湿ファン54のみを運転する。具体的には、外部からの空気を吸着工程を経ずに水分が吸着されていない状態のままで吸湿ロータ51を通過するとともに加熱したり、加湿運転を終了した後の水分が脱着された状態の吸湿ロータ51に外部からの空気を通過させるとともに加熱したりすることによって行われる。このような加熱運転によって得られる加熱空気は、加湿運転時と同様に、加湿ファン54によって加湿空気供給流路58及び給気管8を介して室内ユニット2へ送出される(図2の白抜き矢印F5、実線矢印F6及びF7参照)。
(4)酸素富化ユニットの運転
以下、酸素富化運転を行う場合の酸素富化ユニット6の動作について説明する。酸素富化運転は、加湿ユニット5を加湿運転又は加熱運転と連動して行われる。このため、以下の説明では、加湿ファン54によって、加湿空気又は加熱空気が加湿空気供給流路58及び給気管8を介して室内ユニット2へ送出されている状態になっているものとする。
酸素富化ユニット6では、吸着ファン56によって供給される除湿空気が除湿空気排出流路59を介して酸素富化膜モジュール61の1次側空間S1内を流れている状態(図2の実線矢印F8および白抜き矢印F11参照)で真空ポンプ65が駆動されると、酸素富化膜モジュール61に導入された空気が、酸素富化膜63を透過して酸素富化空気となる。そして、酸素富化空気は、真空ポンプ65によって、加湿ファン等配置空間SPに排出され(図2の実線矢印F10参照)、加湿ファン等配置空間SPを流れる加熱空気又は加湿空気に混合された後に加湿ファン54により給気管8に送られて、室内ユニット2に供給される(図2の実線矢印F7参照)。ここで、酸素富化空気から結露水が生じる場合、その結露水は、ドレンパン91に溜められ、加湿ファン54の空気吸い込みによって生じる空気流れにより蒸発・乾燥されるとともに、加熱空気又は加湿空気とともに給気管8に送られて、室内ユニット2に供給される(図2の実線矢印F7参照)。
(5)室内機の動作と空気清浄作用
室内ファンモータ13により室内ファン12が駆動されると、室内空気が室内ユニット2の前面から吸い込まれる(図2の白抜き矢印F3参照)。吸い込まれた空気は、先ず、プレフィルタ75を通過する。この際、プレフィルタ75では、空気中に浮遊する比較的大きな塵埃が捕捉される。プレフィルタ75を通過した空気は、その後、放電器71を通過する。この際、放電器71では、プレフィルタ75を通過した比較的小さな塵埃、塵埃に付着するウィルスおよび菌など、ならびに空気中に浮遊する臭気分子などが、イオン化線711と対向電極712とにより発生された放電場によってプラスに帯電される。そして、それらの微粒子や臭気分子などの一部は、その後、ストリーマ放電電極713と対向電極712とにより発生された放電場に生じる活性種により分解、死滅、あるいは不活化される。放電器71を通過した空気は、一次フィルタ72の静電フィルタ720を通過する。静電フィルタ720では、放電器71においてプラスに帯電させられた微粒子や臭気分子などの一部が静電吸着される。そして、静電フィルタ720に静電吸着された微粒子や臭気分子などの一部は、空気流れに乗って運ばれてくる活性種により分解、死滅、あるいは不活化される。静電フィルタ720を通過した空気は、チタンアパタイト担持フィルタ721を通過する。チタンアパタイト担持フィルタ721では、静電フィルタ720を通過した微粒子や臭気分子などが主にチタンアパタイト粒子725に吸着される。そして、それらの微粒子や臭気分子などは、空気流れに乗って運ばれてくる活性種により、およびその活性種により活性化されたチタンアパタイト粒子725により強力に分解、死滅、あるいは不活化される。チタンアパタイト担持フィルタ721を通過した空気は、二次フィルタ73を通過する。二次フィルタ73では、チタンアパタイト担持フィルタ721を通過したウィルスや菌などが捕捉される。そして、そのウィルスや菌などは、空気流れに乗って運ばれてくる活性種により、およびその活性種により活性化された二酸化チタンにより強力に分解、死滅、あるいは不活化される。そして、二次フィルタ73を通過した空気は、室内熱交換器11によって熱交換された後、室内ファン12によって室内に吹き出される(図2の白抜き矢印F4参照)。
〔空気調和装置の特徴〕
本実施形態の空気調和装置1には、以下のような特徴がある。
本実施の形態に係る空気調和装置1では、フィン11aが疎水性皮膜11dで覆われている。このため、この空気調和装置1では、フィン11aの腐食を有効に抑制することができる。
〔変形例〕
以上、本発明の実施形態について図面に基づいて説明したが、具体的な構成は、これらの実施形態に限られるものではなく、発明の要旨を逸脱しない範囲で変更可能である。
(A)
先の実施の形態では、酸素富化空気は加湿空気または加熱空気とともに室内ユニット2に供給されたが、吸湿ロータ51から加湿ファン等配置空間SPに至る加湿ユニット空気入口流路60に、制御弁を設け、酸素富化空気の供給と加湿空気または加熱空気の供給とを選択的に行うようにしてもよい。
(B)
先の実施の形態に係る空気調和装置1に代えて、図12に示されるような空気調和装置101を採用してもよい。この空気調和装置101は、オプショナルユニット150の加湿ユニット105を除き、先の実施形態の空気調和装置1と同様の構成を有する。また、加湿ユニット105は、第1流路切換ダンパ95a、第2流路切換ダンパ95b、および屋外に通ずる室内空気排出路97が設けられることを除き、先の実施形態の加湿ユニット5と同様の構成を有する。したがって、ここでは、これらの構成部品等の機能等を中心として加湿ユニット105について説明する。
第1流路切換ダンパ95aおよび第2流路切換ダンパ95bは、給気ファン設置空間SPに配置されている。これらの流路切換ダンパ95a,95bは、連動して制御され、加湿ユニット105を第1状態と第2状態とに切り換えることができる。第1状態では、第1流路切換ダンパ95aにより加湿ユニット空気入口流路60が加湿ファン54の吸込口に接続され、かつ、第2流路切換ダンパ95bにより給気管8が加湿ファン54の吹出口に接続される。この結果、第1状態では、前記実施形態の(4)酸素富化ユニットの運転の欄で説明した酸素富化運転が行われる(図12の実線矢印参照)。一方、第2状態では、第1流路切換ダンパ95aにより給気管8が加湿ファン54の吸込口に接続され、かつ、第2流路切換ダンパ95bにより室内空気排出路97が加湿ファン54の吹出口に接続される。この結果、第2状態では、加湿ファン54により室内空気が給気管8を介して屋外に排出される(図12の破線矢印参照)。したがって、この空気調和装置101では、室内の酸素富化のみならず室内の排気換気をも行うことができる。
なお、流路切換ダンパ95a,95bは、例えば、回転式にするなどして一体化してもかまわない。
(C)
先の実施の形態では、室内熱交換器11のフィンとしてフラットフィンが採用されたが、フラットフィン以外のフィン、例えば、スリットフィンやルーバフィン等が採用されてもかまわない。係る場合、アルミニウム板あるいはアルミニウム合金板に各種皮膜を形成した後、そのアルミニウム板をプレス加工することにより、所定形状のフィンが得られる。なお、ここで、プレス加工としては、例えば、張出加工、絞り加工、打抜き加工、カーリング加工、しごき加工、および剪断加工などが挙げられる。
(D)
先の実施の形態では、フィン11aの全体が疎水性皮膜11dで覆われたが、フィン11aの一部、例えば、再熱除湿運転時に極めて腐食が起こりやすい環境になっている第1室内熱交換器11Aと第2室内熱交換器11Bとの境界付近に位置する部分のみを疎水性皮膜11dで覆うようにしてもよい。
(E)
先の実施の形態に係る室内ユニット2では、放電器71の空気流れ方向下流側に一次フィルタ72を配置したが、一次フィルタ72は、図13に示されるように、対向電極712とストリーマ放電電極713との間に配置してもよい。さらに、一次フィルタ72は、対向電極712に密接するように配置してもかまわない。
(G)
先の実施の形態に係る室内ユニット2では、チタンアパタイト粒子725をPP繊維722に担持させていたが、チタンアパタイト粒子は、ペースト状にした後、フィルタのいずれかの面に塗布してコーティングするようにしてもよい。
(G)
先の実施の形態に係る室内ユニット2では、PP繊維722にチタンアパタイト粒子725をのみを担持させていたが、さらに従来の光半導体触媒を担持させてもよい。なお、ここにいう「従来の光半導体触媒」とは、例えば、二酸化チタン、チタン酸ストロンチウム、酸化亜鉛、酸化タングステン、および酸化鉄などに代表される金属酸化物、C60などのフラーレンに代表される炭素系の光半導体触媒、遷移金属からなるナイトライド、オキシナイトライドなどである。
(H)
先の実施の形態に係る室内ユニット2では、放電器71の空気流れ方向下流側に一次フィルタ72を配置したが、これに代えて、対向電極712のストリーマ放電電極713と対向する面にチタンアパタイト層を設けてもよい。活性種の中には非常に寿命が短いものも存在し、活性が高い活性種ほどその傾向が高い。したがって、空気清浄ユニット70をこのような構成にすれば、非常に活性の高い活性種を高濃度でチタンアパタイトに供給することができる。したがって、臭気分子、菌、およびウィルスなどを分解、死滅、あるいは不活化する速度をさらに高めることができる。
(I)
先の実施の形態に係る室内ユニット2では、ストリーマ放電を利用して活性種を生成したが、グロー放電やバリア放電などを利用して活性種を生成してもよい。なお、グロー放電を利用する場合は、放電電極にチタンアパタイト層を設けてもよい。また、バリア放電を利用する場合は、放電場領域の絶縁材にチタンアパタイト層を設けてもよい。なお、図14(a)にはバリア放電の様子を表す図を、図14(b)にはグロー放電の様子を表す図を示している。
(J)
先の実施の形態に係る室内ユニット2では、PP繊維722にチタンアパタイト粒子725が担持されたが、アパタイトがPP繊維に担持されてもかまわない。なお、ここにいう「アパタイト」とは、例えば、ハイドロキシアパタイト、フルオロアパタイト、およびクロロアパタイト、ならびにリン酸三カルシウムおよびリン酸水素カルシウムなどである。
(K)
先の実施の形態に係る室内ユニット2では、第2室内熱交換器11Bの前面に空気清浄ユニット70が設けられたが、空気清浄ユニット70は、第1室内熱交換器11Aの前面に設けられてもよいし、第1室内熱交換器11Aおよび第2室内熱交換器11Bの前面をまたぐように設けられてもよい。
(L)
先の実施の形態では、室内空気調和用の空気調和装置1に対して本発明が適用されたが、本発明は、例えば、食品保管などに用いられるコンテナ用の空気調和装置に適用されてもよい。
本発明に係る空気調和装置は、熱交換器が優れた耐食性を有するという特徴を有し、外気、加湿空気、および酸素富化空気などを内部に取り込む空気調和装置や、放電ユニットを搭載している空気調和装置として有用である。
本発明の実施の形態に係る空気調和装置の外観図である。 本発明の実施の形態に係る空気調和装置の室内ユニット内及び室外ユニット内の各機器の配置を示す図である。 本発明の実施の形態に係る空気清浄ユニットの側面断面図。 本発明の実施の形態に係る放電部の空気流れ方向上流側の構造を示す斜視図。 本発明の実施の形態に係るストリーマ放電電極の形状を示す斜視図。 本発明の実施の形態に係るストリーマ放電の様子を表す図。 本発明の実施の形態に係る一次フィルタの側断面図。 本発明の実施の形態に係る一次フィルタを構成する繊維の詳細図。 本発明の実施の形態が採用された空気調和装置の冷媒回路、加湿ユニット、及び酸素富化ユニットの概略構成図である。 本発明の実施の形態に係る酸素富化膜モジュールの模式図である。 本発明の実施の形態に係るフィンの表面構造の模式図である。 変形例(B)が採用された空気調和装置の冷媒回路、加湿ユニット、及び酸素富化ユニットの概略構成図である。 変形例(E)に係る空気清浄ユニットの構成図。 (a)変形例(I)に係るバリア放電の様子を表す図、(b)変形例(I)に係るグロー放電の様子を表す図。
符号の説明
1,101 空気調和装置
6 酸素富化ユニット
8 給気管(外気導入管)
11A 第1室内熱交換器(再熱用熱交換器)
11B 第2室内熱交換器(除湿用熱交換器)
11a フィン
11d 疎水性皮膜
11e 親水性皮膜
71 放電器(放電ユニット)

Claims (5)

  1. 第1伝熱管と、前記第1伝熱管に取り付けられるアルミニウム製あるいはアルミニウム合金製の第1フィン(11a)とを有し、再熱除湿運転時に蒸発器として機能する除湿用熱交換器(11B)と、
    前記除湿用熱交換器の近傍に配置され、第2伝熱管と、前記第2伝熱管に取り付けられるアルミニウム製あるいはアルミニウム合金製の第2フィン(11a)とを有し、前記再熱除湿運転時に凝縮器として機能する再熱用熱交換器(11A)と、
    前記第1フィンおよび前記第2フィンを被覆する疎水性皮膜(11d)と、
    前記疎水性皮膜の上に形成される親水性皮膜(11e)と、
    を備える、空気調和装置(1,101)。
  2. 前記第1フィンと前記第2フィンとは、一体に構成されている、
    請求項1に記載の空気調和装置。
  3. 前記除湿用熱交換器および前記再熱用熱交換器の少なくとも一方の近傍に設けられる放電ユニット(71)をさらに備える、
    請求項1または2に記載の空気調和装置。
  4. 外気を給気として室内に導入するための外気導入管(8)をさらに備え、
    前記除湿用熱交換器および前記再熱用熱交換器の少なくとも一方は、前記給気流れ方向下流側に設けられる、
    請求項1から3のいずれかに記載の空気調和装置。
  5. 前記外気導入管の前記給気流れ方向上流側に設けられ、前記外気に含まれる酸素を濃縮する酸素富化ユニット(6)をさらに備える、
    請求項4に記載の空気調和装置。
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