JP2007085303A - Air pump - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、観賞魚用の水槽にエアを供給するエアー・ポンプに関する。 The present invention relates to an air pump for supplying air to an aquarium fish tank.
一般に、この種のエアー・ポンプは、観賞魚用の水槽内の水にエアレーションを行ったり、水槽内の水にエアリフトを形成したり、水槽内の水を浄化する濾過装置に水を通したりするのに使用されている。従来のエアー・ポンプは、空気を吸入し、送り出すダイヤフラムを有するポンプ装置と、電磁駆動機構の電磁作用によって往復運動するマグネット付きのアームで、ダイヤフラムを駆動する形式のポンプ駆動装置とを備え、これらの装置が横長の略直方体形状のケースに収容されている。ケースの外部には、ポンプ駆動装置に接続された電源コードが延ばされ、底面にゴム製の脚が付けられている。エアー・ポンプは水槽の外部近傍に設置され、空気の出口にホースが取り付けられてエアーを送る各種器具に連結され、また、電源コードが電源に接続される。
近年、小型の水槽が居住空間に設置面積を大きく採らないで設置できることから、その需要が高く、これを受けて、エアー・ポンプもまた、設置面積を大きく採らないのものが望まれている。しかしながら、従来のエアー・ポンプは、水槽の外部近傍に設置されるため、設置面積を小さくするためには、エアー・ポンプ全体の大きさをできるだけ小さくする他なく、他面で、エアー・ポンプに必要な性能を維持するためには、小型化にも限界があるという問題がある。 In recent years, since a small aquarium can be installed in a living space without taking a large installation area, the demand is high, and accordingly, an air pump that does not take a large installation area is also desired. However, since the conventional air pump is installed near the outside of the water tank, in order to reduce the installation area, the size of the entire air pump must be reduced as much as possible. In order to maintain the required performance, there is a problem that miniaturization has a limit.
本発明は、このような従来の課題を解決するもので、設置面積を大きく採らない優れたエアー・ポンプを提供することを目的とする。 The present invention solves such a conventional problem, and an object of the present invention is to provide an excellent air pump that does not require a large installation area.
上記目的を達成するために、本発明のエアー・ポンプは、空気を吸入し、送り出すポンプ装置と、前記ポンプ装置を駆動するポンプ駆動装置と、これら各部を収容するケースとを備え、観賞魚用水槽にエアを供給するエアー・ポンプにおいて、前記ケースに前記水槽の開口縁部に係止可能なフックを備えたことを要旨とする。この場合、フックはケースと一体的に収納可能に設けられることが好ましい。さらに、フックはケースから外部に突出されて、前記フックと前記ケースとの間に水槽の開口縁部を挟持して係止する形式に構成され、前記フックと前記ケースとの間の間隔を調整する手段を併せて備えることが好ましい。 In order to achieve the above object, an air pump according to the present invention comprises a pump device for sucking and sending air, a pump drive device for driving the pump device, and a case for housing these parts, and for an ornamental fish. The gist of the present invention is that the case is provided with a hook that can be locked to an opening edge of the water tank. In this case, the hook is preferably provided so as to be housed integrally with the case. Further, the hook is projected from the case to the outside, and is configured to hold and hold the opening edge of the water tank between the hook and the case, and adjust the distance between the hook and the case. It is preferable to provide the means to do together.
本発明のエアー・ポンプは、上記の構成により、フックを水槽の開口縁部に係止して、水槽の開口縁部の外側に掛けることができ、このエアー・ポンプの外掛けにより、水槽の近傍にエアー・ポンプのための設置面積を確保する必要がない。なお、このエアー・ポンプを、従来と同様に、水槽の外部近傍に設置してもよいことは勿論である。 The air pump of the present invention can be hooked to the opening edge of the water tank and hung outside the opening edge of the water tank by the above configuration. There is no need to secure an installation area for the air pump in the vicinity. Of course, this air pump may be installed in the vicinity of the outside of the water tank, as in the prior art.
以下、本発明の一実施の形態について、図1を用いて、さらに図2乃至図13を参照しながら説明する。図1において、エアー・ポンプ1は、空気を吸入し、送り出すポンプ装置2と、ポンプ装置2を駆動するポンプ駆動装置3と、これら各部を収容するケース4とを備える。なお、このエアー・ポンプ1は新規の小型の仕様になっている。
Hereinafter, an embodiment of the present invention will be described with reference to FIGS. 2 to 13 using FIG. In FIG. 1, an
ポンプ装置2は、ポンプ本体フレーム21と、ダイヤフラム24とを具備する。ポンプ本体フレーム21はプラスチック材からなり、四角形のフレーム22と円形のフレーム23とを一体に有し、四角形のフレーム22に空気吸入孔(図示省略)、筒状の空気吐出口221、空気流路(図示省略)を形成され、円形のフレーム23にダイヤフラム24が取り付けられる。この場合、四角形のフレーム22の片側一方の面は閉塞されて、その外側に円形のフレーム23が突出される。なお、四角形及び円形の各フレーム22、23の幅は空気吐出口221の外径よりも少し大きい程度で、全体として幅狭になっている。四角形のフレーム22と円形のフレーム23との間に2つの空気流通孔(図示省略)が形成され、これら2つの空気流通孔で両フレーム22、23間が連通される。四角形のフレーム22(の一辺)に空気吸入孔と円筒状の空気吐出口221が近接して形成され、この四角形のフレーム22の内側に空気吸入孔から一方の空気流通孔に至る略半円形の空気流路と、他方の空気流通孔から空気吐出口に至る略半円形の空気流路が画成され、併せて全体が円形に形成される。2つの空気流通孔にはそれぞれ、空気を(互いに反対の)一方向に流すための弁装置(図示省略)が取り付けられる。ここで弁装置は、空気流通孔を覆う舌片状の弁板と、弁板を押える押え部材を有する。一方の空気流通孔に弁装置が円形のフレーム23側から取り付けられて、空気が四角形のフレーム22側から円形のフレーム23側へ一方向に送られ、他方の空気流通孔に弁装置が四角形のフレーム22側から取り付けられて、空気が円形のフレーム23側から四角形のフレーム22側へ一方向に送られるようになっている。四角形のフレーム22の片側他方の面は開口され、この開口された面に2重構造の閉塞部材(図示省略)が嵌め込まれる。ここで閉塞部材はゴム製の円形のパッキンとプラスチック製の四角形の蓋部材で、円形のパッキンが四角形のフレーム22内の空気流路上に気密に取り付けられ、その上から四角形の蓋部材が四角形のフレーム22の開口に圧接して嵌め込まれる。このようにしてポンプ本体フレーム21が構成され、円形のフレーム23にダイヤフラム24が被せ付けられる。
The
ダイヤフラム24は、図2に示すように、ゴム材により、全体が略椀形状に形成され、その外側面で中心位置とその偏心位置の2箇所に、ポンプ駆動装置3に採用されるアーム33を取り付けるためのアーム取付部25、26が一体に形成される。このエアー・ポンプ1は既述のとおり、小型仕様になっているため、全体を圧縮するために、アーム33の支点が作用点と共にダイヤフラム24上に設けられ、アーム33の作用点はダイヤフラム24の中心位置に、アーム33の支点がダイヤフラム24の外周縁部付近の所定位置にそれぞれ設定され、それぞれの設定位置にアーム取付部25、26が略円柱状に突出される。このアーム取付部25、26の場合、その高さ方向(又は長さ方向)中間部に全周方向(円周全体)に取付溝250、260が形成される。また、これらアーム取付部25、26の間には、各アーム取付部25、26の高さの中間の高さに補強リブ27が設けられる。この補強リブ27の表面(上面)は略U字形又は略V字形に形成されることが好ましく、さらに、この略U字形又は略V字形の最も低い部分に溝が形成されてもよい。このようにして各アーム取付部25、26の柔軟性を維持しつつ、強度が高められる。なお、これら固定部25、26に対するアーム33の取り付けは後述する。
As shown in FIG. 2, the
ポンプ駆動装置3は、電磁駆動機構31と、この電磁駆動機構31の電磁作用によって揺動運動するマグネット32付きのアーム33とを具備する。電磁駆動機構31は公知のもので、電磁回路を形成するヨーク311及びこのヨーク311に取り付けられたコア312と、コア312に巻装され且つ電源コード313に接続された電磁コイル314とにより組み立てられる。アーム33は金属製の細長い板で、図3に示すように、先端側の一部が略直角方向に曲げられて、その外側面にマグネット32が取り付けられる。また、アーム33の中間及び基端にそれぞれ、このアーム33をダイヤフラム24の各アーム取付部25、26に固定するための2つの固定部34、35が設けられる。この場合、アーム33の中間には、アーム33の長さ方向中心よりも少し基端側に、ダイヤフラム24の中心位置のアーム取付部25に固定される固定部34が形成され、この固定部34はアーム33の幅方向中心を中心としてアーム取付部25の取付溝250に嵌合可能な円形に切り欠かれ、かつ当該円形の略中心から一方の側縁部(このアーム33を横向きにして下側縁部)に向けて、当該側縁部に当該円形と略同じ直径幅に漸次拡開する略三角形に切り欠かれた、溝形形状に形成される。円形の溝の縁部がダイヤフラム24の中心位置のアーム取付部25(の取付溝250)に係止する係止縁部341で、略三角形の溝はその係脱溝342になる。また、アーム33の基端には、ダイヤフラム24の偏心位置のアーム取付部26に固定される固定部35が形成され、この固定部35はアーム33の幅方向中心を中心としてアーム取付部26の取付溝260に嵌合可能な円形に切り欠かれ、かつ当該円形の略中心から基端縁部に向けて、当該基端縁部に当該円形と略同じ直径幅に漸次拡開する略三角形に切り欠かれた、溝形形状に形成される。円形の溝の縁部はダイヤフラム24の偏心位置のアーム取付部26(の取付溝260)に係止する係止縁部351で、略三角形の溝はその係脱溝352になる。このようにしてアーム33は、図4に示すように、基端縁部の略三角形の係脱溝352がダイヤフラム24の偏心位置のアーム取付部26の取付溝260上に横から嵌め込まれて、円形の係止縁部351がアーム取付部26の取付溝260の概ね全周に嵌着され、中間の略三角形の係脱溝342がダイヤフラム24の中心位置のアーム取付部25の取付溝250上に上から嵌め込まれて、円形の係止縁部341がアーム取付部25の取付溝250の概ね全周に嵌着され、ダイヤフラム24の作用面(変形面)上に横断的に取り付けられる。
The pump drive device 3 includes an
なお、このダイヤフラム24とアーム33の取り付けは、次のように変更されてもよい。図5に示すように、アーム33の2つの固定部34、35のうち、基端の固定部35はアーム33の一方の側縁部(このアーム33を横向きにして下側縁部)で基端側に近接する位置に、中間の固定部34と同様に形成されてもよい。このようにした場合、アーム33は、基端側及び中間の各略三角形の係脱溝352、342がダイヤフラム24の偏心位置及び中心位置の各アーム取付部26、25の取付溝260、250上に上から嵌め込まれて、円形の係止縁部351、341がアーム取付部26、25の取付溝260、250の概ね全周に嵌着され、ダイヤフラム24の作用面(変形面)上に横断的に取り付けられる。また、ダイヤフラム24の2つのアーム取付部25、26のうち、中心位置のアーム取付部25の中心軸上にダイヤフラム24の内側から外側に向けてねじを通し、図6に示すように、アーム33の2つの固定部34、35のうち、中間の固定部34は円形の穴341のみが形成されて、ねじを円形の穴341に挿通してナットで固定されてもよい。以上、いずれの取り付け形式でも取り付け作業が容易で、生産性の向上を図ることができる。
The attachment of the
ケース4はプラスチック材により成形され、図7に示すように、下部ケース41と上部ケース42とからなり、全体が横長の略直方体形状に組み立てられる。下部ケース41は、図8に示すように、上面に開口410を有し、周壁411と底壁412とからなる。この下部ケース41には底壁412の4隅に脚の取付部413が形成されて、4つの脚44が取り付けられる。この場合、脚の取付部413は、底壁412に円形の凹部が形成され、且つ凹部の底に円形の貫通穴が開けられる。脚44は上部の円柱形の固定部と下部の略円錐形の足部とからなり、固定部と足部との間には溝が設けられる。この脚44は、足部が取付部413の凹部側から貫通穴を通して外部に突出され、固定部が凹部に嵌め込まれるとともに、足部と固定部との間の溝に貫通穴の縁部が嵌入されて取り付けられる。
The
下部ケース41の内部は、複数のリブ414〜417により、各装置2、3を嵌め込み可能な2つの区画401、402に仕切られる。この場合、下部ケース41の内部は長手方向中間部に幅方向に向けて境界リブ414が下部ケース41の周壁411よりも低く形成され、その片側一方(後部側一方)にポンプ駆動装置3の電磁駆動機構31の設置区画401が区画され、その片側他方(前部側他方)にポンプ装置2とポンプ駆動装置3のマグネット32付きのアーム33の設置区画402が区画される。さらに、ポンプ駆動装置3の電磁駆動機構31の設置区画401には、周壁411の両側部内壁、後部内壁及び境界リブ414から(この区画401の)内方に突出して、電磁駆動機構31を押え保持可能な押えリブ415が付設される。この区画401にはまた、後部壁(又はいずれか一方の側部壁)の角部付近の開口410縁部に電源コード313を通すためのコード挿通部403が半円形の溝形に形成される。またさらに、ポンプ装置2及びポンプ駆動装置3のマグネット32付きのアーム33の設置区画402には、周壁411の片側一方の側部壁と前部壁との間に略四角形の枠状に形成され、ポンプ本体フレーム21の周囲を取り囲み保持する包囲リブ416が下部ケース41の周壁411よりも少し高くして付設される。この包囲リブ416は、ダイヤフラム24を片側他方の側部壁に向けて、かつ円筒状の空気吐出口221を前部壁に向けて嵌合可能に、片側他方の側部壁に対向する面がダイヤフラム24の下側半外周部を保持可能に略半円状に切り欠かれて、ダイヤフラム保持部418が設けられ、前部壁に対接する面と前部壁との間に円筒状の空気吐出口221の下側外周部を保持可能に断面半円形の溝が形成され、これがさら前部壁から半円筒状に突出されて、吐出口挿通部404が設けられる。さらに、この包囲リブ416に併せて、前部内壁から包囲リブ416のダイヤフラム保持部418と平行に僅かに突出され、ダイヤフラムの24の支点側縁部に当接して押える押えリブ417が付設される。
The inside of the
また、この下部ケース41の外部には、図9に示すように、水槽の開口縁部に係止可能なフック5を備える。このフック5は、ケース4と一体的に収納可能で、ケース4から外部に突出されて、フック5とケース4との間に水槽の開口縁部を挟持して係止する形式に構成され、さらにフック5とケース4との間の間隔を調整する機構を併せて備える。この場合、フック5はケース4と同じプラスチック材により、図10に示すように、細長い板片を略L字形に折り曲げたような外形に形成される。このフック5の幅はケース4の幅の概ね3分の1位で、曲折された部分を境に一端側(以下、基端側という)の長さはケース4の(下部ケース41と上部ケース42を合わせた)高さに比べて少し短く、他端側(以下、先端側という)の長さは基端側の概ね3分の1位に設定される。このフック5の基端側は、図11に示すように、外側面の両側が内側面の両側に対して少し幅狭に形成されて、外側面の左右両側縁部に段差50が設けられ、外側面の(上)端縁部が同様に形成されて、同様の段差50が設けられる。このフック5の基端側の外側面の曲折部分付近には、指先が掛かる程度の突状部53が形成される。この突状部53の場合、フック5の幅方向に向けて略「一」字形に形成され、これがフック5の長さ方向に2つ設けられる。また、図10に示すように、このフック5の基端側の内側面の、幅方向中央にフック5の長手方向に向けて溝51(以下、ガイド溝51という)が設けられ、このガイド溝51の両側に沿って波形の凹凸部52が形成される。なお、この凹凸部52は半円形の断面形状にすることが望ましいが、四角形又は三角形の断面形状でもかまわない。一方、下部ケース41には、図12に示すように、フックの取付部43が設けられる。この取付部43は、下部ケース41の後部外壁の略中央にフック5が直交して、フック5の基端側の内側面が対接して取り付け可能に、(その左右両側に当たる位置に)一対の挟持部431が突設され、さらにこれら挟持部431の間に突起433及び係止爪434が設けられて、フック5のガイド溝51及び凹凸部52とともにフック5のストッパー及びフック5とケース4との間の間隔を調整する機構が構成される。一対の挟持部431はそれぞれ後部外壁に後方に向けて略L字形の断面形状に形成され、各挟持部431が後部外壁から後方に突出され、曲折された先端が内向きで相互に対向される。この一対の挟持部431間の形状はフック5の内側面と外側面との間の段差形状に対応し、各挟持部431の内側面間にフック5の(幅広の)内側面の両側を挟持可能に、各挟持部431の先端間にフック5の(幅狭の)外側面の両側を挟持可能に形成される。これら挟持部431の間には後部壁が略U字形に切り欠かれて、フック5に対して弾性的に当接可能な板ばね状の係合面432が設けられる。この係合面432の下端中央にフック5の内側面中央のガイド溝51に嵌合可能な突起433(以下、ガイド突起433という)が外側に向けて突設され、その両側にフック5の内側面両側の凹凸部52に係止可能な係止爪434が突設される。また、この取付部43は板ばね状の係合面432から(下部ケース4の)底壁412側に回り込んだ位置にフック5の曲折された先端側が嵌合可能に凹部435(以下、収納凹部435という)が形成される。このようにしてフック5は、基端側をこの下部ケース41の両挟持部431間に挟持され、フック5の内側面のガイド溝51に両挟持部431間の板ばね状の係合面432のガイド突起433が嵌め込まれて、ケース4の上下に対応する上下方向にスライド可能に保持され、また、フック5の内側面の各凹凸部52と板ばね状の係合面432の各係止爪434がストッパーになって、フック5の先端が下部ケース41から任意の位置まで突出され、各係止爪434が凹凸部52の凹部の任意の位置に係止されて、フック5とケース4との間の間隔が調整可能に取り付けられる。
Further, as shown in FIG. 9, a
これに対して、上部ケース42は下面に開口を有し、周壁421と天壁422とからなる。この上部ケース42には下部ケース41の後部壁及び前部壁に対応して、電源コード313を通すためのコード挿通部403、フックの取付部43、及びポンプ本体フレーム21の空気吐出口221を挿通するための吐出口挿通部404の残部が形成される。この場合、図12に示すように、コード挿通部403は後部壁(又はいずれか一方の側部壁)の角部付近の開口縁部に半円形の溝形に形成される。フックの取付部43は、後部外壁の略中央に、下部ケース41側の一対の挟持部431の延長方向に、同様に一対の挟持部431が突設され、後部外壁の上部に、各挟持部431間に連続して略L字形の断面形状の上端保持部436が設けられる。この一対の挟持部431及び上端保持部436の形状はフック5の基端側の内側面と外側面との間の段差形状に対応し、各挟持部431の内側面間にフック5の幅広の内側面の両側を挟持可能に、かつ各挟持部431の先端間に幅狭の外側面の両側を挟持可能に、さらに上端保持部436の内側にフック5の内側面の(上)端縁部が嵌入可能に、かつ上端保持部436の縁部に沿ってフック5の外側面の(上)端縁部が保持可能に形成される。なお、この上部ケース42の場合、各挟持部431及び上端保持部436で囲まれた後部壁の部分には、下部ケース41のような切り込みやガイド突起433、係止爪434など特別な機能を有する形状は付けられていない。図7に示すように、吐出口挿通部404は、前部壁に(ポンプ本体フレーム21の)円筒状の空気吐出口221の上側外周部を保持可能に半円筒状に突出して形成される。なお、この上部ケース42の内部には、下部ケース41内に設置されたポンプ装置2やポンプ駆動装置3の各部を上から押さえ込み保持する押えリブが併せて設けられてもよい。このようにして上部ケース42を下部ケース41に組み立てられることにより、コード挿通部403は円形に、フックの取付部43の特に略L字形の断面形状の部分(各一対の挟持部431及び上端保持部436)が略逆U字形に、吐出口挿通部404が円筒形にそれぞれ組み合わせられる。
On the other hand, the
このケース4にポンプ装置2、ポンプ駆動装置3が次のようにして組み立てられる。図1に示すように、下部ケース41の後部側の区画401に、ポンプ駆動装置3の電磁駆動機構31がコア312を前部側の区画402に向けて嵌め込まれる。この嵌め込みにより、電磁駆動機構31の各部は周囲が各押えリブ417に押え込まれて、区画401内に固定される。また併せて、電源コード313がコード挿通部403となる半円形の溝を通して下部ケース41外部に伸ばされる。下部ケース41の前部側の区画402に、ポンプ装置2がポンプ駆動装置3のマグネット付きのアーム33が既述のとおりに取り付けられて嵌め込まれる。この場合、ポンプ装置2は所定の向きにして包囲リブ416内に嵌め込まれ、この嵌め込みにより、ダイアフラム24が包囲リブ416の略半円形のダイヤフラム保持部418から突出され、このダイアフラム24の支点側の縁部が押えリブ417により包囲リブ416に向けて押え込まれる。また、ポンプ装置2の円筒状の空気吐出口221が前部壁の半円形の溝に嵌め込まれる。このようにして図7に示すように、下部ケース41に上から上部ケース42が被せられて固定される。なお、このケース4の場合、上部ケース42と下部ケース41は、上部ケース42又は下部ケース41のいずれか一方の周壁に係止突起が形成され、いずれか他方の周壁に係止溝が形成されて、これら係止突起と係止溝との係合により固定される。勿論、この固定形式は任意で、上部ケース42と下部ケース41が、ねじの締結など各種固定手段により固定されてもかまわない。
The
このケース4にフック5は次のようにして取り付けられる。図13に示すように、フック5は基端側が上部、下部ケース42、41の一対の挟持部431間に下端から差し込まれる。このとき、フック5の内側面の凹凸部52と各挟持部431間の板ばね状の係合面432の各係止爪434との間で噛み合いが発生するが、フック5を少し強く押し入れることで、板ばね状の係合面432が内側に変位されるので、各係止爪434は各凹凸部52上を滑り、各凹凸部52(の凹部)に係合されない。フック5はワンタッチで装着され、フック5の基端側の両側縁部及び上端縁部が上部及び下部の各ケース42、41の各挟持部431間、及び上部ケース42の上端保持部436に沿って保持されるとともに、フック5の曲折された先端側が下部ケース41の底壁412の収納凹部435に回り込んで嵌合され、フック5はケース4の後部壁及び底壁に一体的に収納される。
The
このエアー・ポンプ1を使用する場合、このエアー・ポンプ1を、従来と同様に、水槽の外部近傍に設置してもよく、またフック5を用いて、水槽の開口縁部に外掛けしてもよい。このエアー・ポンプ1を外掛けする場合、フック5外側面の突状部53に指先を掛けて、フック5を操作する。フック5全体をケース4の下部方向に引き下げると、フック5がケース4の一対の挟持部431間を下方に移動されて、フック5がケース4(下部ケース41の底壁412)から外部に突出される。反対に、フック5全体をケース4の上部方向に押し戻すと、フック5がケース4の一対の挟持部431間を上方に移動されて、フック5がケース4の取付部43に戻される。この場合も、フック5内側面の各凹凸部52と各挟持部431間の板ばね状の係合面432の各係止爪434との間で噛み合いが発生するが、フック5を少し強く引き出し又は押し戻すことで、各係止爪434は各凹凸部52上を滑り、フック5を任意の位置まで移動して、フック5とケース4との間の間隔を調整することができる。この間隔を水槽の開口縁部の厚みに合わせて調整したところで、フック5の操作を止めれば、フック5の各凹凸部52(の凹部)に下部ケース41の板ばね状の係合面432の各係止爪434が弾性的に係合されるので、フック5の動きを規制してフック5は固定される。このようにしてフック5を水槽の開口縁部に係止することにより、エアー・ポンプ1を水槽の開口縁部の外側に掛けることができる。このようにしてエアー・ポンプ1の空気の出口にホースを取り付けてエアーを送る各種器具を連結し、電源コード313を電源に接続する。
When this
以上説明したように、このエアー・ポンプ1では、ケース4に水槽の開口縁部に係止可能なフック5を設けたので、フック5を水槽の開口縁部に係止して、エアー・ポンプ1を水槽に外掛けすることができ、このエアー・ポンプ1の外掛けにより、水槽の近傍にエアー・ポンプ1のための設置面積を確保する必要がない。また、フック5をケース4と一体的に収納可能に設けたので、フック5をケースの取付部43に収納しておくことにより、このエアー・ポンプ1を、従来と同様に、水槽の外部近傍に設置して使用することもできる。さらに、フック5をケース4から外部に突出し、フック5とケース4との間に水槽の開口縁部を挟持して係止する形式にして、さらにフック5とケース4との間の間隔を調整可能にしたので、水槽の開口縁部の厚さが異なる場合でも、フック5とケース4との間の間隔を各水槽の厚さに適宜合せて、エアー・ポンプ1を水槽の外側に安定して掛けることができる。しかもこの場合、ケース4の底壁412の脚44が水槽の外壁に当接するので、エアー・ポンプ1に振動及びこの振動に伴う騒音の発生を防止することができる。
As described above, in this
また、このエアー・ポンプ1の場合、特に、ダイヤフラム24の2つのアーム取付部25、26の間に、補強リブ27を各アーム取付部25、26の高さの中間の高さで、表面(上面)を略U字形又は略V字形にして形成し、これらのアーム取付部25、26の柔軟性を維持しつつ、強度を高めているので、これらのアーム取付部25、26に取り付けられたアーム33を有効に揺動運動させて、ダイヤフラム24を確実に動作させることができる。さらに、ケース4に、ダイヤフラム24の支点側のアーム取付部26に近接する外周縁部を押え保持する押えリブ417を設けたので、アーム33の揺動運動により、ダイヤフラム24の、アーム33の支点が設定された外周縁部がポンプ本体フレーム21(の円形のフレーム23)から引き離される方向に外力を受けても、この外力を受ける部分を押えリブ417で押さえ込み、ダイヤフラム24をポンプ本体フレーム21(の円形のフレーム23)に確実に保持することができ、ポンプ装置2を確実に動作させることができる。特に、ダイヤフラム24が動作中の発熱で、弾性力が低下した場合、あるいはダイヤフラム24が経年劣化で、弾性力が劣化した場合に、この押えリブ417は有効で、ダイヤフラム24の初期の取付状態を保持して、ポンプ装置2の機能を長く維持することができる。
Further, in the case of the
なお、上記実施の形態では、フックの取付部43をケース4の後部外壁に設けたが、このフック5の取付位置は任意で、ケース4の前部外壁や側部外壁に設けてもよく、さらにケース全体の形状によっては天面や底面に設けてもよい。また、フック5を下部ケース41側ではなく、上部ケース42側に突出させるようにしてもよく、この場合は、ケース4の天面が水槽の外壁に接触するので、ケース4の天面にゴムなどの防振手段を併せて設けることが好ましい。また、上記実施の形態では、フック5をケース4に当接して収納する位置から外部に引き出し可能に、そして外部から収納位置へ押し戻し可能に設けているが、フック5をケース4の任意の面にヒンジ部材により取り付けて、収納位置から外部へ、外部から収納位置へ回動可能に又は折り畳み可能に設けてもよい。さらに、フック5をケース4から切り離し、ケース4に取り付け、取り外し可能に設けてもよい。この場合、フック5をケース4の一部に固定手段を介して固定してもよく、フック5にケース4のホルダーを設けて、このホルダーにケースを保持するようにしてもよい。またさらに、フック5をケース4に固定又は一体化して、エアー・ポンプ1を水槽の外掛け専用にしてもよい。また、上記実施の形態では、フック5を略L字形に形成しているが、このフック5の形状はケース4のデザイン、又はフック5のケース4における取付位置若しくは収納形式によって適宜変更される。
In the above embodiment, the
また、この実施の形態では、エアー・ポンプ1を、小型の水槽に対応できるように、全体を小型化しているが、例えば、特許文献1に示すようなエアー・ポンプのタイプで、中型、大型のエアー・ポンプに、フックを同様にして設けてもよく、このようにすることでエアー・ポンプを、中型、大型の水槽に同様に取り付けることができる。
Further, in this embodiment, the
1 エアー・ポンプ
2 ポンプ装置
21 ポンプ本体フレーム
22 四角形のフレーム
221 (円)筒状の空気吐出口
23 円形のフレーム
24 ダイヤフラム
25 アーム取付部
250 取付溝
26 アーム取付部
260 取付溝
27 補強リブ
3 ポンプ駆動装置
31 電磁駆動機構
311 ヨーク
312 コア
313 電源コード
314 電源コイル
32 マグネット
33 アーム
34 固定部
341 係止縁部
342 係脱溝
35 固定部
351 係止縁部
352 係脱溝
4 ケース
401 区画
402 区画
403 コード挿通部
404 吐出口挿通部
41 下部ケース
410 開口
411 周壁
412 底壁
413 脚の取付部
414 境界リブ
415 押えリブ
416 包囲リブ
417 押えリブ
418 ダイヤフラム保持部
42 上部ケース
421 周壁
422 天壁
43 フックの取付部
431 挟持部
432 係合面
433 (ガイド)突起
434 係止爪
435 (収納)凹部
436 上端保持部
44 脚
5 フック
50 段差
51 (ガイド)溝
52 凹凸部
53 突状部
DESCRIPTION OF
Claims (3)
前記ケースに前記水槽の開口縁部に係止可能なフックを備えたことを特徴とするエアー・ポンプ。 In an air pump for supplying air to an aquarium fish tank, comprising a pump device for inhaling and delivering air, a pump drive device for driving the pump device, and a case for housing these parts,
An air pump characterized in that the case includes a hook that can be locked to an opening edge of the water tank.
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