JP2007082988A - 球技用ゴール - Google Patents

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幸男 古沢
Yoshikazu Tanabe
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Abstract

【課題】サッカーやフットサル、ハンドボールなどの球技スポーツの競技中に、ネットを揺るがす強いゴールが決ったとき、競技者がゴール前の競い合いで勢い余ってゴールに突っ込んだ時に、ネットが切れたり、或いは弛んだりしない競技用ゴールを提供する。
【解決手段】 競技用ゴールのゴール枠体11の全長に、隔壁を設けて一部を開口し、この隔壁にネット嵌め込め用溝13、固定金具取付け用溝、カバー21取付け用溝を備え、取付け用溝に、カバー21を開閉自在に設ける。 また、ゴール枠体11の隔壁に設けられたネット嵌め込め用溝13に、ネット31を嵌め込み、カバー21取付け用溝に開閉自在に設けられたカバー21で枠体開口部を塞ぎ、ゴール枠体11の複数適宜所で、カバー21をボルト41とナット40で開閉不能に固定する。ゴール枠体11は、押出し材で形成される。
【選択図】図3

Description

本発明はサッカーやフットサル、ハンドボールなどの球技スポーツ用のゴールに係り、特にゴール枠体にネットを取付ける手段に関するものである。
現在使用されているサッカーやフットサル、ハンドボールなどの球技スポーツ用のゴールは、枠体はそのほとんどがアルミニューム製であって、該枠体の適宜所にネットを引っ掛けて使用している。
競技中、ネットを揺るがす強いゴールが決ったときやゴール前の競い合いで勢い余ってゴールに突っ込んだ時など、ネットが強く引っ張られることは珍しい出来事ではなく、したがって、試合途中でネットが引っ掛け部から切れたり、或いは弛んだりする現象はしばしば起きている。そこで、これらの現象が数多く発生する、例えばフットサルの競技などでは、係る点の心配が無いゴールの出現が待たれている。
ゴールに関して定められている各球技の規定を満足するものであることは当然、ゴール枠に取付けられたネットが、競技中に引っ張られても切れたり緩んだりせず、最適な状態を保持でき、且つその取り付けも簡便な球技用ゴールを提供しようとするものである。
競技用ゴール1において、ゴール枠体11の全長に、隔壁12を設けて一部を開口し、この隔壁12にネット嵌め込め用溝13、固定金具取付け用溝14、カバー21取付け用溝16を備え、該取付け用溝16に、カバー21を開閉自在に設けたことを特徴とし、
ゴール枠体11の隔壁12に設けられたネット嵌め込め用溝13に、ネット31を嵌め込め、カバー21取付け用溝16に開閉自在に設けられたカバー21で枠体開口部を塞ぎ、該枠体の複数適宜所で、前記カバー21を固定手段で開閉不能に固定している。
また、ほぼ全長にカバー21が開閉自在に設けられるゴール枠体11は、押出し材で形成されたことを特徴とするものである。
本発明は、以上のような構成を有するものであるから次のような効果を奏する。
(1)ゴール枠体11の全長にわたりネット嵌め込み溝13が設けられているで、該溝にネットを嵌め込めれば良く、本発明は引っ掛け式で無いので切れを防止できるとともに、緩みも生じず最適な状態で取付ける事ができる。
(2)嵌め込み溝13に嵌め込んでゴール枠体11に取付けられたネットは、該枠体に開閉自在に設けられたカバー21によって開口部が塞がれるので、取付けられたネットが簡単には外れる事がない。
(3)前記説明のように、隔壁12にはネット嵌め込み溝13を有しており、この溝にネットが嵌め込まれた後に、カバー21によって開口部を塞いでネットが枠体から外れることを防止し、さらに、複数の適宜所では、前記カバー21と枠体11とを固定手段のナット40とボルト41で固定するので、一旦取り付けられたネットが外れたり緩んだりする現象の防止をより確実なものにしている。
(4)隔壁12には突起15を有し、この突起15と縁部18とでカバー21の取付け溝18を形成していて、該溝18がカバー21の回動軸所の役割を果たし、カバーの開閉作動を円滑にしている。
本発明に係るフットサルを含む球技用ゴールの、少なくとも正面枠体を構成する頂部横バー2並びに左右支柱3の枠体は、アルミニュームの押出材で作られ、この枠体の全長に渡り隔壁12を設け、該隔壁にはネット嵌め込め用溝13と、固定金具取付け用の溝14と、カバー21取付け用の溝16とを備え、この前記溝16に開閉自在にカバー21を設け、嵌め込め用溝13にはネット31を嵌め込み、カバー21で開口部を塞いでネットを係止固定するとともに、例えばフットサルでは、概ね1m毎に固定金具用溝14に固定手段金具のナット40を取り付け、ボルト41でカバー21を固定する。
前記隔壁12には突起15を設け、該突起15と枠体11の開口縁部18とで形成されたカバー取付け溝16に、開閉自在にカバー21が取付けられている。
本発明の実施例を図面に基づき説明する。
図1に示したように本発明は、サッカーやフットサル、ハンドボールなどの球技スポーツ用のゴール1である。
該ゴール1は、頂部横バー2と左右の支柱3とで正面枠体を形成し、頂部横バー9、左右の支柱7と土台バー4、並びに前記正面枠体とを一体化する連結頂部バー8と土台連結バー6とで背面枠体を形成している。
図2は、少なくとも頂部横バー2と左右の支柱3との全長に本発明を施して形成の枠体11を説明するもので、該枠体の全長に渡り一方周壁を開口状として隔壁12を設け、この隔壁12には、ネット31を嵌め込めるための溝13と、固定金具取付け用の溝14と、突起15が設けられるとともに、の突起と枠体の周縁18とでカバー21を取付けのための溝16を形成している。
該溝16にカバー21が開閉自在に取付けられ、このカバー21の先端部が前記溝13に嵌合される。尚、図中矢印実線はカバー21の開閉の回動自在を示している。
図3は、前記図2にネット31を取付けて、カバー21で開口部を塞ぎ、実際に使用される状態を示したもので、カバー21の先端部は前記溝13に嵌合され取付けたネットが外れないようにその役割を果たしている。
合わせ、前記図2で説明の固定金具取付け用の溝14に、ナット40を設け、カバー21と枠体11をボルト41の固定手段で固定した状態を説明するものである。
この固定手段は例えば、フットサルでは約1m間隔毎に行なわれることが望ましくサッカーではゴール枠の大きさから概ね2.5m毎が適している。
本発明の球技用ゴールは以上説明のような構成を有するものであるから、枠体にネットを取付ける方法が簡便であるばかりでなく、一度ゴール枠に取り付けられたネットは簡単に外れることが無くなるので、競技開始前の点検と、煩わしい再取付け作業を大幅に軽減できる有意義な発明である。したがって、フットサルを楽しんでいる小学生でも苦労無く使用できるゴールである。
更に、本発明の競技用ゴールは製造上の技術的な問題点も無いので、産業上の利用可能性は大いに期待できる。
本発明が使用される競技用ゴールを説明する図である。 本発明に係る競技用ゴールの枠体を断面で説明する図である。 図2で説明の枠体にネットを取付け、且つ、固定手段でカバーと枠体を固定した部位を断面で説明する図である。
符号の説明
1球技用ゴール 2頂部横バー 3左右支柱 4土台横バー 6土台架バー
7背面支柱 8頂部架バー 9背面頂部横バー
11ゴール枠体 12隔壁 13ネット嵌め込み溝 14固定金具用溝 15突起
16カバー取付け用溝 18枠体縁部18
21カバー 40ナット 41ボルト

Claims (3)

  1. 球技用ゴール1において、ゴール枠体11の全長に、隔壁12を設けて一部を開口し、この隔壁12にネット嵌め込め用溝13、固定金具取付け用溝14、カバー21取付け用溝16を備え、該取付け用溝16に、カバー21を開閉自在に設けたことを特徴とするフットサル用を含む球技用ゴール。
  2. ゴール枠体11の隔壁12に設けられたネット嵌め込め用溝13に、ネット31を嵌め込め、カバー21取付け用溝16に開閉自在に設けられたカバー21で枠体開口部を塞ぎ、該枠体の複数適宜所で、前記カバー21を固定手段で開閉不能に固定した請求項1記載の球技用ゴール。
  3. ほぼ全長にカバー21が開閉自在に設けられるゴール枠体11は、押出し材で形成されたことを特徴とする請求項1及び請求項2記載の球技用ゴール。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE102012212285B4 (de) * 2012-07-13 2014-01-02 Erhard Sport International Gmbh & Co. Kg Profilstange für einen Sportausrüstungsgegenstand sowie Spieltor und Fangzaun
KR20230026733A (ko) * 2021-08-18 2023-02-27 박재민 축구골대용 골대프레임

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