JP2007082114A - ランダムアクセス可能な記録媒体を使用したデジタル機器 - Google Patents

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Abstract

【課題】 外部のコントローラから動画記録と静止画記録を容易に切り替え可能なシステムを提供する。
【解決手段】 CameraStorageサブユニットのRECORDFILEコマンドにセットされたパス名の拡張子を判別し、動画の拡張子の場合動画用の処理を、静止画の拡張子の場合静止画用の処理を行ってメモリーカードに記録する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、制御信号とデータを混在させて通信することが可能なデータ通信バスを用いて電子機器(以下、機器)間を接続して、機器間でデータ通信を行うシステムを所有する装置に関するものである。
近年デジタルビデオカメラが普及してきている。このデジタルビデオカメラはカメラ部より入力された動画データをデジタル変換して、テープ媒体に記録するようになっている。また、テープ媒体だけでなく、フラッシュメモリカードを使用してランダムアクセス可能な記録媒体に動画ファイル、静止画ファイルを記録するデジタルビデオカメラも開発されている。これらのデジタルビデオカメラの制御、画像データの送受信のためのデジタルインターフェースとして、IEEE1394インターフェースが普及している。
デジタルAV機器の制御を行うためのコマンドセットがIEEE1394インターフェース規格の標準化団体である1394Trade Associationで定義されている。前記1394 Trade AssociationではAV/Cユニット及びAV/Cサブユニットが定義され(TA Document 1998003, AV/C Digital Interface Command Set General Specification)、サブユニットの一つとしてCamera Storageサブユニットが規定されている(TA Document 2001020, AV/C Camera Storage Subunit 2.0)。このCamera Storageサブユニットとパソコン等のコントローラはIEEE1394を介して、トランザクションを行いコントローラがサブユニットを制御したり、サブユニットの保持する情報を取得したりすることができる。
このトランザクションはIEC-61883-1, Consumer audio/video equipment - Digital interface - Part 1: Generalの中でFCP(Function Control Protocol)として規定されており、コントローラがターゲットデバイスの特定アドレスに対してwriteトランザクションを用いてコマンドデータを書き込み、前記writeトランザクションのデータを受信したターゲットがコントローラの特定アドレスに対してwriteトランザクションでレスポンスデータを書き込むことで実現される。AV/Cプロトコルでは各AV/Cサブユニットに対してCTS(Command Transaction Set)が規定されており、[図 2]に示すフォーマットのコマンドフレームが用いられる。ctypeフィールドはコマンドの種類を示す物であり、[図19]に示すコマンドタイプを指定する。subunit_type,subunit IDフィールドは、指定したノード内のどのユニットに対してのコマンドなのかを示すフィールドである。opcode,operandフィールドは実際のコマンドを内容を指定するフィールドである。[図 3]にCTSで用いるレスポンスフレームのフォーマットを示す。responseフィールドはレスポンスの種類を示す物であり、[図20]に示すレスポンスタイプを指定する。subunit_type,subunit IDフィールドは、ノード内のどのユニットからのレスポンスなのかを示すフィールドである。opcode,operandフィールドはレスポンスデータを指定するフィールドである。
[図 4]に、コントローラと前記Camera Storageサブユニットとの間でIEEE1394を介して行われる基本的なトランザクションの手順を示す。コントローラは、IEEE1394バス上にCamera Storageサブユニットを検出し、前記検出したCamera Storage Subunitに対してVERSION statusコマンドを送信する。このコマンドは、Camera Storageサブユニットが実装している規格のバージョン情報を問い合わせるためのコマンドである。このコマンドを受信すると、Camera Storageサブユニットは、実装している規格のバージョンをセットしてレスポンスをコントローラに送信する。前記VERSION statusコマンドとレスポンスのフォーマットを[図 5]に示す。AV/C Camera Storage Subunit 2.0準拠の機能を実装している場合、[図 5]のレスポンスフレーム中のsubunit_version_informationフィールドには、0x20がセットされる。Camera Storageサブユニットは実装している機能によってカテゴリー分けがされており、Asynchronousトランザクションを用いて記録媒体上のファイルデータを送信する機能を持つ"asynchronous sender"、 Asynchronousトランザクションを用いてファイルデータを受信する機能を持つ"asynchronous receiver"、 Isochronousトランザクションを用いて記録媒体上のファイルデータを送信する機能を持つ"isochronous sender"、 Isochronousトランザクションを用いてファイルデータを受信する機能を持つ"isochronous receiver"の4つのプロファイルが定義されている。[図21]に前記プロファイルと各プロファイルに割り当てられている値を示す。Camera Storageサブユニットは、VERSION statusコマンドを受信すると、レスポンスフレームのsubunit_version_information_dependent_fieldには実装しているプロファイルの値がセットされる。
VERSION starusレスポンスフレームを受信したコントローラは、レスポンスフレームの各フィールド値によって、Camera Storageサブユニットの機能を判別する。
次に、コントローラはCamera Storageサブユニットの持つ記録媒体の情報を取得するためにMEDIA INFOコマンド及びVOLUME INFOコマンドを送信する。
[図 6]に、MEDIA INFO Controlコマンド及びレスポンスのフォーマットを示す。Camera Storageサブユニットでは物理ボリューム及び論理ボリュームが定義されており、物理ボリュームは物理的な記録媒体そのものを示し、論理ボリュームは物理ボリューム中に存在する論理的に区切られた領域を示す。コントロールコマンド中のsubfunctionフィールドは、サブユニットに対してどのような操作を要求しているかを示すフィールドである。[図22]にsubfunctionの意味と値を示す。コントローラはコマンドフレームのsubfunctionフィールドにコマンドを実行するための"execute"をセットしてCamera Storageサブユニットにコマンドを送信する。MEDIA INFOコントロールコマンドを受信すると、Camera Storageサブユニットはデバイスが持つ物理ボリュームの数(例えば記録メディアをセットすることができるスロットの数)をnumber_of_physical_volumeフィールドにセットし、各物理ボリューム上に存在する論理ボリュームの数(例えば各記録メディア上に存在するパーティションの数)をnumber_of_logical_volumeフィールドにセットする。
[図 7]にVOLUME INFO controlコマンド及びレスポンスのフォーマットを示す。このコマンドは、Camera Storageサブユニットの持つ各論理ボリュームの情報を取得するためのコマンドである。コントローラは、subfunctionフィールドに"execute"を、physical_volume_number, logical_volume_numberフィールドに情報を取得するボリューム番号をセットして、コマンドフレームをCamera Storage Subunitに送信する。VOLUME INFO Controlコマンドを受信すると、Camera Storageサブユニットは指定されたボリュームの情報をレスポンスフレームの各フィールドにセットしてコントローラに送信する。レスポンスフレーム中のmedia_generation_countは記録媒体が挿入されたときにカウントアップするカウンタの値で、着脱可能な記録媒体が機器に挿入された場合に更新される。このカウント値は、例えば電源投入時には"0"に初期化され、更新される場合には1づつカウントアップされる。attributeフィールドは記録媒体の属性を示す。[図 8]にattributeフィールドのフォーマットを示す。Camera Storageサブユニットは指定されたボリュームの属性を調べて該当する属性ビットに"1"をセットする。maximum_capacityフィールドに指定されたボリュームのバイトサイズがセットされ、free_spaceフィールドには残りの記録可能なバイトサイズがセットされる。
ボリュームの情報を取得した後、コントローラはFILE LIST Controlコマンドを送信してCamera Storageサブユニットの記録媒体上に記録されているファイルのリストを取得する。[図 9]にFILE LIST Controlコマンド及びレスポンスのフォーマットを示す。コントローラはコントロールコマンドフレームのsubfunctionフィールドに"execute"を、physical_volume_number, logical_volume_numberに目的のボリューム番号をセットする。mediga_generation_countフィールドには前記VOLUME INFO controlレスポンスで取得した値をセットする。list_modeフィールドは、取得するファイルリストの形式を指定するフィールドである。[図23]に、list_modeフィールドの値を示す。"short entry"はひとつのエントリーが固定長のサイズを持つ形式で、"long entry"は、ひとつのエントリーが可変長のサイズでロングファイルネームに対応した形式である。file_typeフィールド及びattributeフィールドは、取得するファイルリストに含まれるエントリーの種類を指定するフィールドである。[図24]にfile_typeフィールドの値を[図 10]にattributeフィールドのフォーマットを示す。start_numberフィールドは、該当するファイルリストのどのエントリーからリストを取得するかを指示し、コマンドフレームのnumber_of_entriesフィールドは取得する最大のエントリーの数を指定する。request_path_lengthフィールドは、それに続くrequest_pathのバイトサイズを指示し、request_pathフィールドは指定したボリューム中のどのパスに対するファイルリストを取得するのかを指示する。FILE LIST Controlコマンドを受信すると、Camera Storageサブユニットはレスポンスフレームに指定されたrequest_pathに対するファイルリストをセットしてコントローラに送信する。ファイルリストはファイル及びディレクトリのディレクトリエントリから構成される。[図 11]、[図 12]に前記ディレクトリエントリの"short entry"のフォーマットを示す。各ディレクトリエントリは20バイトのデータで構成され、ファイル名またはディレクトリ名、アトリビュート、作成日時、ファイルサイズの情報を持つ。レスポンスフレームのeolフィールドは、そのレスポンスフレームで送信するリストの最後のディレクトリエントリが、コマンドフレームで指定されたリストの最後のディレクトリエントリであるか否かがセットされる。このフィールドが"0"の場合、レスポンスフレームで送信するリストの最後のディレクトリエントリが、コマンドフレームで指定されたリストの最後のディレクトリエントリではないことを示す。すなわち、リストには続きがあるため、リストの全体を取得するためにはコントローラは再度FILE LIST Controlコマンドを送信して続きのリストを取得する必要がある。レスポンスフレームのnumber_of_entriesフィールドには、file_listフィールドにセットされたディレクトリエントリの数がセットされる。file_listフィールドには、コマンドフレームで指定されたrequest_pathに対するfile_listがセットされる。
[図 13]、[図 14]、[図 15]を用いてFILE LIST Controlコマンドによってファイルリストを取得する手順を示す。
[図 13]はCamera Storageサブユニットの記録媒体上に存在するデータの例を示している。これらのデータは、physical_volume_number = 0, logical_volume_number = 0のボリューム上に存在しているものとする。[図 13]ではルートディレクトリの下に"DCIM"ディレクトリが、その下に"100ABCDE","101ABCDE","102ABCD"サブディレクトリが存在し、各サブディレクトリにJPEGファイルが存在している。[図 14]、[図 15]は[図 9]に示すFILE LIST Controlコマンドにセットするフィールドの値及び、レスポンスのfile_listにセットされるディレクトリエントリの一部を示す。
まず[図 14] (A)に、"DCIM"ディレクトリに存在するサブディレクトリのリストを取得するためのデータを示す。start_numberには0x00をセットし、リストの先頭からデータを取得することを指定する。file_typeには0x00を、attributeには0x01をセットし、全てのディレクトリのレコードを取得することを指定する。request_pathフィールドには"\DCIM"をASCIIコードでセットし(最後に終端記号として0x00を付加)、その長さをrequest_path_lengthにセットする。
[図 14] (B)は[図 14] (A)で示したリスト要求のControlコマンドに従って作成されるファイルリストに含まれるディレクトリエントリの一部を抜粋した内容を示すものである。"\DCIM"ディレクトリ上には"100ABCDE","101ABCDE","102ABCDE"の3つのサブディレクトリが存在するため、リストは3つのディレクトリエントリで構成される。Camera Storageサブユニットはレスポンスフレームのfile_listフィールドにディレクトリエントリをセットする。レスポンスフレームのの最大サイズは512バイトであり、レコードは20バイトであるのでfile_listフィールドには最大24個のディレクトリエントリをセットすることが出来る。この例ではディレクトリエントリが3つしかないので、全てのディレクトリエントリをレスポンスフレームにセットすることができ、リストの最後のディレクトリエントリが含まれるのでeolフィールドに"1"をセットする。
[図 14]に示すデータをコマンドフレームにセットしてコマンドを送信し、そのレスポンスを受信することによってコントローラは、"\DCIM"ディレクトリの情報を取得し、次に、"\DCIM"ディレクトリ上の"100ABCDE"ディレクトリに存在する静止画ファイルのリスト取得するためのControlコマンドをCamera Storageサブユニットに送信する。[図 15] (A)に"\DCIM\100ABCDE"ディレクトリのファイルリストを取得するためのデータ例を示す。start_numberには0x00をセットし、リストの先頭からデータを取得することを指定する。file_typeには0x01を、attributeには0x10をセットし、静止画ファイルのレコードを取得することを指定する。request_pathフィールドには"\DCIM\100ABCDE"をASCIIコードでセットし(最後に終端記号として0x00を付加)、その長さをrequest_path_lengthにセットする。
[図 15] (B)は[図 15] (A)で示したリスト要求のControlコマンドに従って作成されるファイルリストに含まれるディレクトリエントリの一部を抜粋した内容を示すものである。"\DCIM\100ABCDE"ディレクトリ上には"ABCD0001.JPG", "ABCD0002.JPG", "WXYZ0003.JPG"の3つ静止画ファイルと"Readme.txt"の1つのテキストファイルが存在するが、静止画のリスト要求のため、3つの静止画ファイルのディレクトリエントリからファイルリストは構成される。この3つのディレクトリエントリをレスポンスフレームのfile_listフィールドにセットし、eolフィールドに1をセットして、Camera Storageサブユニットはコントローラにレスポンスフレームを送信する。
前記FILE LIST Controlコマンドを使用してコントローラは、Camera Storageサブユニットの記録媒体上に存在するファイルのパスを取得し、[図 4]に示すSNED FILE ContorolコマンドやRECEIVE FILE Controコマンドに各ファイルのパスをセットすることによって目的のファイルに対してアクセスを行うことができる。
Camera Storage Subunit 2.0では、カメラから入力された動画像や、IEEE1394から入力されるIsochronousストリームを動画像として記録するためのRECORD FILEコマンドが定義されている。[図 16]に前記RECORD FILEコマンドのコマンドフレームを示す。subfunctionフィールドは、記録モードを指定するフィールドである。前記記録モードの例を[図25]に示す。例えば通常記録を指示する場合は" RECORD"を、記録を終了する場合は"STOP"をセットする。レスポンスフレームのresultフィールドは、前記Controlコマンドに対する実行結果をセットするフィールドである。
start_position_unit, start_positionは、記録開始位置を指定するフィールドである。start_position_unitは再生開始位置の指定方法を指示するフィールドであり、その内容の例を[図26]に示す。start_position_unitが"timecode_1"、"timecode_2"の場合のstart_positionのフォーマット例を[図 17]に示す。timecode_1の場合はframe, second, minute, hourの各フィールドにそれぞれフレーム、秒、分、時のデータをセットし、timecode_2の場合はmillisecond, second, minute, hourの各フィールドにそれぞれミリ秒、秒、分、時のデータをセットすることで記録開始位置を指定する。RECORD FILE Controlコマンドにおけるstart_positionは、記録するファイルとして既に記録媒体上に存在するファイルが指定された場合にのみ有効なフィールドであり、指定されたファイルの指定されたstart_positionの位置からデータが上書き記録される。start_position_unitが"top"の場合は指定ファイルの先頭からデータが上書きされ、"end"の場合は指定ファイルの末尾からデータが追加記録される。またCamera Storageサブユニットが現在位置情報として記録ファイル及びファイル内での参照位置を保持する機能を持つ場合、start_position_unitに"current position"が指定された場合は前記現在位置情報として記憶された場所から記録を行う。start_positionにファイル中にに存在しない位置が指定された場合は、resultフィールドに"invalid parameter"のresultコードをセットしてREJECTEDレスポンスをコントローラに送信してRECORD FILE Controlコマンドを拒否するか、またはresultフィールドに"default position"のresultコードをセットしてACCEPTEDレスポンスをコントローラに送信してファイルの末尾からデータの追加記録を行う。
コマンドフレームのdestination_plugフィールドは、ストリームデータの入力を行うsubunit destination plugを指定し、レスポンスフレームのdestination_plugフィールドには実際に使用されたplugがセットされる。コマンドフレームにセットされる値の例を[図27]に示す。[図 18]に、デジタルビデオカメラの論理的な構成例を示す。この図ではテープ媒体を使用するVTR部分は省略している。デジタルビデオカメラ全体はAV/C Unitとして構成される。AV/C Unit内部には、カメラ部の機能を持つCamera Subunitと、画像データをファイルとして記録するCamera Storage Subunitが存在する。この2つのサブユニットは、各サブユニットが有するsubunit plugを接続することによって、画像データを転送することが出来る。また、AV/C Unitが持つunit source plugは、IEEE1394ケーブルで接続された外部の機器からIsochronousデータを受信することができ、Camera Storage Subunitのsubunit destination plugとunit source plugを接続することによって外部機器から入力されるIsochronousストリームをCamera Storage Subunitは受信することができる。このように、Camera Storage Subunitのsubunit destination plugの接続先を切りかえることによって、入力データのソースを切り替えることができる。
record_modeフィールドはstart_position_unitに"top"がセットされ、かつ指定したfile_pathと同一パス名を持つファイルが記録媒体上に存在する時(ファイルの新規作成を行おうとしたが、すでに同じパス名のファイルが存在する時)にのみ意味を持つフィールドである。それ以外の場合は、このフィールド値は無視される。[図28]にrecord_modeにセットする値の例を示す。コントロールコマンドフレームのfile_path_length, file_pathには記録するファイルのパス名を指定する。コントローラはfile_pathにフルパスを指定するか、"*"(ワイルドカード)を指定する。ワイルドカードを指定した場合、start_position_unitは"top"がセットされる。ワイルドカードが指定された場合、Camera Storageサブユニットは、新たに記録するためのファイルを作成して、入力されたストリームデータを前記作成したファイルに記録する。レスポンスフレームのfile_path_length, file_pathには、実際にデータの記録を行うファイルのパス名がセットされる。コマンドフレームで指定されたパス名と異なるファイルにデータが記録される場合、このレスポンスフレームのfile_pathフィールドを調べることでコントローラは実際に記録されているファイルのパス名を知ることができる。フルパスでfile_pathが指定され、前記指定されたfile_pathに含まれるディレクトリが存在しない場合、Camera Storageサブユニットはレスポンスフレームのresult フィールドに"no directory"をセットしてREJECTEDレスポンスをコントローラに送信してRECORD FILE Controlコマンドを拒否するか、または指定されたディレクトリ及びファイルを作成して記録を行うか、別の既存ディレクトリにファイルを作成して記録を行う。
又、従来例としては、例えば特許文献1と特許文献2をあげることが出来る。
特開2000−156031号公報 特開2001−257707号公報
前述のRECORD FILEコマンドでは、入力されたストリームデータを動画データとして記録するために定義されたコマンドであり、静止画ファイルを作成するためのコマンドを別途定義して機器に実装する必要がある。
前記課題を解決するために、本発明では動画記録用のコマンドに設定されている記録ファイルのパス名の拡張子を判別し、その判別結果によって作成するファイルの種類を決定する。
以上説明したように、RECORD FILEコマンドのfile_pathフィールドにセットされた拡張子に従って、動画用処理、静止画用処理を切り替えることによってデジタルビデオカメラ本体の実装負荷を増大させることなく動画ファイル記録、静止画ファイル記録の切り替えを外部のコントローラから行うことができる。
以下に、本発明でのファイル記録動作について説明する。[図 1]は本発明のデジタルビデオカメラの構成例を示すブロック図である。レンズ101を通して入力された画像は、一定時間ごと、例えば1/30秒ごとにCCD102によって光電変換された後、A/Dコンバータ103によってデジタルデータに変換される。本実施例ではCCD102はSXGAサイズ(1280×1024画素)のCCDであるとする。スイッチ104は、カメラ部より入力されたデータに対して動画用の処理を行うか、静止画用の処理を行うかを切り替えるためのスイッチである。110はIEEE1394端子であり、パソコン等のコントローラがIEEE1394ケーブルで接続され、前記コントローラからCamera Storage Subunitに対してCTSコマンドが送信される。IEEE1394端子110からCamera Storage Subunitに対してRECORD FILE Controlコマンドが送信されると、Camera Storageコントローラ110は、受信したRECORD FILE Controlコマンドの各フィールドの値を検査して、File System109を操作して指定されたファイルをオープンする。このとき、コマンドフレームのfile_pathフィールドの内容を判別して、スイッチ104及び、スイッチ108を切りかえる。例えば、file_pathフィールドに設定されたパスの拡張子部分が、"mpg", "avi"等の動画ファイルを示す拡張子であった場合、Camera Storageコントローラ111は、スイッチ104及びスイッチ108を操作して、#1側に切りかえて、カメラ部より入力されるデータを動画処理回路を通してFile Systemに入力する。また、拡張子部分が"jpg"等の静止画ファイルを示す拡張子であった場合、Camera Storageコントローラ111は、スイッチ104及びスイッチ108を操作して、#2側に切りかえて、カメラ部より入力されるデータを静止画処理回路を通してFile Systemに入力する。
まず、動画ファイルの作成について説明する。IEEE1394端子110にCamera Storage Subunitに対するRECORD FILE Controlコマンドが入力されるとCamera Storageコントローラ111は、subfunctionフィールドを確認し、"RECORD"がセットされている場合、File System109を操作して、file_pathフィールドにセットされたパス名のファイルをオープンする。次に、file_pathフィールドにセットされたパス名の拡張子部分を判別し、MPEGファイルであることを示す"mpg"がセットされている場合、スイッチ104及び、スイッチ108を操作して#1側に切りかえる。スイッチ104及び、スイッチ108が#1側に切り替わっている場合、カメラ部より入力されたストリームデータは動画用の処理を施される。スイッチ104を通して入力されるデータはリサイズ回路105に入力され、例えばCIFサイズ(352×288画素)に縮小される。リサイズ回路105で縮小された画像データはMPEG Codec回路106に入力されてMPEGデータにエンコードされ、スイッチ108を通してFile System109に入力される。File System109は前記入力されたデータをCamera Storageコントローラ111によってオープンされたファイルに書き込む。前述の動作を繰り返して、カメラ部より入力された画像はMPEG動画ファイルとしてFile System109内のメモリーカードに記録される。IEEE1394端子110より、Camera Storage Subunitに対してsubfunctionフィールドに"STOP"がセットされたRECORD FILE Controlコマンドが入力されると、Camera Storageコントローラ111はファイルをクローズして、動画ファイルの作成を終了する。
次に、静止画ファイルの作成について説明する。IEEE1394端子110にCamera Storage Subunitに対するRECORD FILE Controlコマンドが入力されるとCamera Storageコントローラ111は、subfunctionフィールドを確認し、"RECORD"がセットされている場合、File System109を操作して、file_pathフィールドにセットされたパス名のファイルをオープンする。次に、file_pathフィールドにセットされたパス名の拡張子部分を判別し、JPEGファイルであることを示す"jpg"がセットされている場合、スイッチ104及び、スイッチ108を操作して#2側に切りかえる。スイッチ104及び、スイッチ108が#2側に切り替わっている場合、カメラ部より入力されたストリームデータは静止画用の処理を施される。スイッチ104を通して入力されるデータはJPEG Codec回路107に入力され、CCD102と同じサイズのSXGAサイズのままJPEGデータにエンコードされ、スイッチ108を通してFile System109に入力される。File System109は前記入力されたデータをCamera Storageコントローラ111によってオープンされたファイルに書き込む。書き込みが終了するとファイルをクローズして静止画ファイルの作成を終了する。
本発明のデジタルビデオカメラの構成例を示すブロック図。101はレンズ、102はCCD、103はA/Dコンバータ、104はスイッチ回路、105はリサイズ回路、106はMPEG Codec回路、107はJPEG Codec回路、108はスイッチ、109はメモリーカードを含んだFile System、110はIEEE1394端子、111はCamera Storageコントローラ回路 CTSで用いるコマンドフレームフォーマットを示す図。 CTSで用いるレスポンスフレームフォーマットを示す図。 コントローラと従来のCamera Storageサブユニット間での基本的なトランザクション手順を示す図。 VERSION Statusコマンド及びレスポンスのフォーマットを示す図。 MEDIA INFO Controlコマンド及びレスポンスのフォーマットを示す図。 VOLUME INFO Controlコマンド及びレスポンスのフォーマットを示す図。 VOLUME INFO Controlレスポンスのattributeフィールドのフォーマットを示す図。 FILE LIST Controlコマンド及びレスポンスのフォーマットを示す図。 FILE LIST Controlレスポンスのattributeフィールドのフォーマットを示す図。 ファイルリストを構成するディレクトリエントリのフォーマットを示す図。 ディレクトリエントリのattribute_byteのフォーマットを示す図。 Camera Storageサブユニットの記録媒体上に記録されたファイルデータの構成例を示す図。 FILE LIST Controlコマンドフレームにセットするデータ例及び、ファイルリストに含まれるディレクトリエントリの一部を示す図。 FILE LIST Controlコマンドフレームにセットするデータ例及び、ファイルリストに含まれるディレクトリエントリの一部を示す図。 RECORD FILE Controlコマンドのコマンドおよびレスポンスフレームのフォーマットを示す図。 RECORD FILE Controlコマンドのstart_positionフィールドのふぉーマットを示す図。 デジタルビデオカメラの論理的な構成を示すブロック図。 CTSのコマンドフレームに設定するctypeフィールドの値を示す表。 CTSのレスポンスフレームに設定するresponseフィールドの値を示す表。 Camera Storageサブユニットのプロファイルの値を示す表。 Camera StorageサブユニットのControlコマンド中のsubfunctionフィールドの値を示す表。 FILE LIST Controlコマンドのlist_modeフィールドの値を示す表。 FILE LIST Controlコマンドのfile_typeフィールドの値を示す表。 RECORD FILE Controlコマンドのsubfunctionフィールドの値を示す表。 RECORD FILE Controlコマンドのstart_position_unitフィールドの値を示す表。 RECORD FILE Controlコマンドのdestination_plugフィールドの値を示す表。 RECORD FILE Controlコマンドのrecord_modeフィールドの値を示す表。
符号の説明
101 レンズ
102 CCD
103 A/Dコンバータ
104 スイッチ回路
105 リサイズ回路
106 MPEG Codec回路
107 JPEG Codec回路
108 スイッチ
109 メモリーカードを含んだFile System
110 IEEE1394端子
111 Camera Storageコントローラ回路

Claims (5)

  1. シリアルデータを送受信するためのデジタルインターフェースを備え、前記デジタルインターフェースを経由して制御信号及びデジタルデータの送受信を行い、ランダムアクセス可能な記録媒体を使用して前記記録媒体上のデジタルデータを取り扱うデジタル機器であって、一定周期で連続して画像データを受信する機能及び受信した画像データを記録する機能を有し、記録するファイルを指定するためのパス名を含む制御信号を受信して、前記パス名に含まれるファイルの種類を示す情報に基づいて、前記受信した画像データの記録形式を決定することを特徴とするデジタル機器。
  2. 前記ファイルの種類を示す情報は、パス名に含まれる拡張子部分であることを特徴とする、請求項1記載のデジタル機器。
  3. 前記記録形式は、静止画ファイルまたは動画ファイルのいずれかの形式であることを特徴とする、請求項1記載のデジタル機器。
  4. カメラ部を有し、前記受信した画像データは、前記カメラ部より入力されA/D変換されたされたデジタル画像データであることを特徴とする、請求項1記載のデジタル機器。
  5. 前記拡張子が静止画ファイルを示す場合は、前記受信したデジタル画像データの画像サイズを変更せずに静止画ファイルとして記録し、前記拡張子が動画ファイルを示す場合は、前記受信したデジタル画像データの画像サイズを変更して動画ファイルとして記録することを特徴とする、請求項2、請求項3、請求項4記載のデジタル機器。
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