JP2007081143A - 変流器固定装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】ケーブルの端末処理部にも変流器を取り付けることができる上に、ケーブルの相間のスペースが狭い場合にも対応することができる変流器固定装置を提供する。
【解決手段】変流器16vの軸線方向に対して直角な方向に長手方向を向けた一対の矩形板状の部材からなっていて変流器の中心軸線から外れた位置で変流器の一部の外周寄りの部分を間に挟んだ状態で配置される一対の固定具23,23′と、固定具23,23′と変流器16vとの間に設けられる緩衝部材24,24′と、変流器から外れた位置で固定具23,23′の長手方向の両端附近を互いに引き寄せる方向に締め付けて両固定具を結合する締結具25と、締結具25により固定具23,23′を締め付けた際に両固定具から緩衝部材を介して変流器に与えられる締め付け力を許容範囲内に保つために両固定具の間に配置されて両固定具間の間隔を規制するスペーサ26とにより構成した。
【選択図】 図4

Description

本発明は、電力設備に引き込まれるケーブルに貫通形の変流器を取り付けるために用いる変流器固定装置に関するものである。
電力系統に設けられる電力設備においては、電力ケーブルを流れる電流の情報を得るために、ケーブルに貫通形の変流器を取り付ける場合がある。例えば配電系統に設けられる地上設置形の開閉器においては、線路電流の情報を子局に与えるために、地下から立ち上げられた三相の電源側の電力ケーブルにそれぞれ貫通形の変流器を取り付けている。
本出願人は、先に、特許文献1に示されているように、変流器をケーブルに対して固定する変流器固定装置を提案した。図13は、地下から立ち上げられたケーブル1を引き込む電力設備2のケーブル1に、既提案の変流器固定装置3を用いて変流器4を固定した状態を示したものである。変流器固定装置3は、ケーブル1を把持する開閉自在な把持具5を備えていて、把持具5に設けた変流器嵌合溝5a内に変流器4の一部を嵌合させ、把持具5によりケーブル1を把持した状態で配置される。変流器4は把持具5に保持された状態でケーブル1に固定される。
また特許文献2に示されたように、変流器の軸線方向の両端面にそれぞれ当接させた一対の環状の押さえ板を締結具により互いに引き寄せる方向に締め付けて、両押さえ板の間に変流器を挟み込んだ状態で固定するようにした変流器固定装置も知られている。
特開平8−55745号公報 特開2001−196251号
特許文献1に示された既提案の変流器固定装置(図13)は、種々の径のケーブル1に適応できるが、ケーブルの径に比べて大幅に径が大きく、把持具を取り付けることが困難なケーブルの端末処理部1aに変流器を取り付ける必要が生じた場合には対応できないという問題があった。
なお、既提案の変流器固定装置でも、把持具を大形化してケーブル端末処理部を把持し得るように構成すれば、ケーブル端末処理部に変流器を取り付けることができるが、その場合には、変流器固定装置が大形化するため、ケーブルの相間のスペースが狭い場合に変流器を取り付けることができないという問題が生じる。
また変流器の軸線方向の両端面に当接させた一対の環状の押さえ板を締結具で締結することにより、変流器を一対の押さえ板の間に挟み込んだ状態で固定するようにした、特許文献2に示された変流器固定装置によった場合には、変流器を固定する際に押さえ板を締め付け過ぎて、変流器を破損させるおそれがあるため、変流器の取付に熟練を要するという問題があった。
また特許文献1に記載された変流器固定装置も、特許文献2に記載された変流器固定装置も、各相のケーブル毎に個別に固定装置を設ける必要があり、三相のケーブルにそれぞれ変流器を取り付ける場合には3つの固定装置を設ける必要があるため、ケーブル引き込み部の構造が複雑になるという問題があった。
本発明の目的は、ケーブルの端末処理部に変流器を取り付ける場合にも対応することができる上に、ケーブルの相間のスペースが狭い場合にも対応することができる変流器固定装置を提供することにある。
本発明の他の目的は、変流器を固定する際に変流器を損傷するおそれをなくした変流器固定装置を提供することにある。
本発明の更に他の目的は、三相のケーブルにそれぞれ変流器を取り付ける場合に、ケーブル引き込み部の構造の簡素化を図ることができるようにした変流器固定装置を提供することにある。
本発明は、ケーブルを囲むように配置された貫通形変流器をケーブルの近傍に配置された構造物に対して固定する変流器固定装置に係わるものである。
本発明においては、変流器の軸線方向に対して直角な方向に長手方向を向けた一対の部材からなっていて変流器の中心軸線から外れた位置で変流器の一部の少なくとも外周寄りの部分を間に挟んだ状態で変流器の軸線方向に相対するように配置される一対の固定具と、この固定具及び変流器に対する摩擦係数が大きく、かつ弾力性を有する材料からなっていて一対の固定具のそれぞれと変流器との間に介在させられる緩衝部材と、変流器から外れた位置で相対している一対の固定具の長手方向の両端附近を互いに引き寄せる方向に締め付けて一対の固定具を結合する締結具と、この締結具により一対の固定具を締め付けた際に一対の固定具から緩衝部材を介して変流器に与えられる締め付け力を許容範囲内に保つために一対の固定具の間に配置されて一対の固定具の間の間隔を規制するスペーサとを設けて、一対の固定具のうちの少なくとも一方をケーブルの近傍の構造物に固定するようにした。
上記締結具は、ボルトとこのボルトに螺合されるナットとにより構成することができる。ボルトは一対の固定具を貫通した状態で設けられてもよく、一方の固定具に一端を固定したスタッドボルトの形で設けてもよい。このように締結具としてボルト及びナットを用いる場合、一対の固定具の間の間隔を規制するスぺーサは、締結具を構成するボルトに嵌合した状態で配置されるカラーにより構成することができる。
上記一対の固定具は、変流器の軸線方向に対向する板面を有する一対の矩形板状の部材により構成するのが好ましい。
上記のように、変流器の一部の少なくとも外周寄りの部分を間に挟んだ状態で配置される一対の固定具を締結具により締結することにより変流器を保持するとともに、一対の固定具の少なくとも一方をケーブルの近傍の構造物に固定するようにすると、簡単な構造で変流器を所定の位置に位置決めして固定することができる。また固定具は変流器の形状に合わせて環状に形成する必要がなく、矩形などの単純な形状の部材により構成することができるため、その加工を簡単にすることができ、変流器固定装置を安価に製造することができる。
また変流器の軸線方向端面に当接した状態で配置される押さえ部材を用いる場合のように、変流器の形状に適合した部材を用意する必要がなく、変流器の径が多少異なっても同じ固定具を用いて変流器を固定することができるため、種々の仕様の変流器に対して変流器固定装置の共通化を図って、変流器固定装置のコストの低減を図ることもできる。
更に、上記のように、一対の固定具のそれぞれと変流器の軸線方向端面との間に緩衝部材を介在させて、締結具による締め付け力を固定具から緩衝部材を介して変流器に伝達するようにするとともに、一対の固定具の間にスぺーサを配置して両固定具の間の間隔を規制すると、変流器に無理な力を加えることなく変流器を固定することができるため、変流器が破損するのを防ぐことができる。
ケーブルを把持する把持具を介して変流器をケーブルに固定するようにしていた既提案の変流器固定装置では、ケーブルを把持する把持具に変流器を保持させることにより変流器をケーブルに固定していたため、隣り合うケーブル相互間のスペースが狭く、ケーブルに把持具を取り付けることが困難な場合や、把持具を取り付けることができないケーブルの端末処理部を囲むように変流器が配置される場合には適用できなかったが、本発明に係わる変流器固定装置では、変流器の外周寄りの部分を挟持する固定具を設けて、この固定具をケーブルの近傍の構造物に固定することにより変流器を一定の位置に固定するようにしたので、隣り合うケーブル相互間のスペースが狭い場合にも問題なく適用することができる。
本発明の好ましい態様では、横方向に並設された三相のケーブルをそれぞれ囲むように配置された三相の貫通形変流器をケーブルの近傍に配置された構造物に対して固定する場合に、変流器固定装置を下記(a)ないし(h)の要素により構成する。
(a)三相の変流器のうちの1相の変流器の中心軸線から外れた位置で該1相の変流器の一部の少なくとも外周寄りの部分を間に挟んだ状態で該1相の変流器の軸線方向に相対するように配置される一対の第1固定具。
(b)第1固定具及び該第1固定具の間に挟まれる変流器に対する摩擦係数が大きく、かつ弾力性を有する材料からなっていて、一対の第1固定具のそれぞれと1相の変流器との間に介在させられる一対の第1緩衝部材。
(c)1相の変流器から外れた位置で相対している一対の第1固定具の少なくとも長手方向の両端附近を互いに引き寄せる方向に締め付けて該一対の第1固定具を結合する第1締結具。
(d)第1締結具により一対の第1固定具を締め付けた際に一対の第1固定具から第1緩衝部材を介して1相の変流器に与えられる締め付け力を許容範囲内に保つために一対の第1固定具の間に配置されて一対の第1固定具の間の間隔を規制する第1スペーサ。
(e)三相の変流器のうちの他の2相の変流器の並設方向に伸びるように設けられて、該2相の変流器のそれぞれの中心軸線から外れた位置で両変流器の一部の少なくとも外周寄りの部分を間に挟んだ状態で両変流器の軸線方向に相対するように配置される一対の第2固定具。
(f)第2固定具及び該第2固定具の間に挟まれる変流器に対する摩擦係数が大きく、かつ弾力性を有する材料からなっていて、一対の第2固定具のそれぞれと2相の変流器との間に介在させられる一対の第2緩衝部材。
(g)2相の変流器から外れた位置で相対している一対の第2固定具の少なくとも長手方向の両端附近を互いに引き寄せる方向に締め付けて該一対の第2固定具を結合する第2締結具。
(h)第2締結具により一対の第2固定具を締め付けた際に一対の第2固定具から第2緩衝部材を介して2相の変流器に与えられる締め付け力を許容範囲内に保つために一対の第2固定具の間に配置されて一対の第2固定具の間の間隔を規制する第2スペーサ。
この場合、1相の変流器及び2相の変流器は縦方向に位置をずらして配置され、一対の第1固定具のうちの少なくとも一方と一対の第2固定具のうちの少なくとも一方とがケーブルの近傍の構造物に対して固定される。
上記第1固定具を取り付けるUVW三相の変流器のうちの2相の変流器は、隣り合う2相(U相及びV相、またはV相及びW相)の変流器でもよく、両端の2相(U相及びW相)の変流器でもよい。
上記一対の第1固定具は、1相の変流器の軸線方向に対向する板面を有する一対の矩形状の板材により構成することができ、また一対の第2固定具は、2相の変流器の軸線方向に対向する板面を有する一対の矩形状の板材により構成することができる。
上記のように構成すると、三相の変流器を2組の固定具を用いて固定することができるため、ケーブル引き込み部の構造の簡素化を図ることができる。
以上のように、本発明によれば、変流器の一部の少なくとも外周寄りの部分を間に挟んだ状態で配置される一対の固定具を締結具により締結することにより変流器を保持するとともに、一対の固定具の少なくとも一方をケーブルの近傍の構造物に固定するようにしたので、簡単な構造で変流器を所定の位置に位置決めして固定することができる。
また本発明によれば、固定具を変流器の形状に合わせて環状に形成する必要がなく、矩形などの単純な形状の板材により構成することができるため、その加工を簡単にすることができ、変流器固定装置を安価に製造することができる。
更に本発明によれば、変流器の軸線方向端面に当接した状態で配置される押さえ部材を用いる場合のように、変流器の形状に適合した部材を用意する必要がなく、変流器の径が多少異なっても同じ固定具を用いて変流器を固定することができるため、種々の仕様の変流器に対して変流器固定装置の共通化を図って、変流器固定装置のコストの低減を図ることができる。
本発明によればまた、一対の固定具のそれぞれと変流器の軸線方向端面との間に緩衝部材を介在させて、締結具による締め付け力を固定具から緩衝部材を介して変流器に伝達するようにするとともに、一対の固定具の間にスぺーサを配置して両固定具の間の間隔を規制するようにしたので、変流器に無理な力を加えることなく変流器を固定することができ、変流器を固定する際に変流器が破損するのを防ぐことができる。
また本発明によれば、変流器の外周寄りの部分を間に挟んで保持する固定具を設けて、この固定具をケーブルの近傍の構造物に固定することにより変流器を一定の位置に固定するようにしたので、隣り合うケーブル相互間のスペースが狭い場合や、変流器をケーブルの端末処理部に取り付ける場合にも問題なく適用することができるという利点がある。
更に、本発明において、三相のケーブルのうちの1相のケーブルに取り付けられる1相の変流器に対して第1固定具と第1締結具と第1緩衝部材とを備えた一組の固定装置を設け、他の2相のケーブルにそれぞれ取り付けられる2相の変流器に対して第2固定具と第2締結具と第2緩衝部材とを備えた他の一組の固定装置を設けるようにした場合には、三相のケーブルにそれぞれ取り付けられる三相の変流器を2組の固定装置により固定することができるため、ケーブル引き込み部の構造の簡素化を図ることができる。
以下、配電系統に設置される地上設置形開閉器に地下から引き込まれる三相のケーブルに変流器を取り付ける場合を例にとって、本発明に係わる変流器固定装置の一実施形態を説明する。
図1ないし図3は、地上設置形開閉器の要部の構成を示したもので、これらの図において10は架台、11は架台10の上に支持された金属容器で、容器11内に三相の開閉器が収容されている。架台10は、形鋼材を組み合わせて溶接することにより矩形状に構成されたベース10aと、ベース10aに下端が溶接された支柱10b,10c等を有している。
12uないし12wはそれぞれ地下溝のケーブル引き出し口13から立ち上げられた三相の電源側の電力ケーブル、12auないし12awはそれぞれケーブル12uないし12wの端末処理部である。端末処理部12auないし12awの上端にはコネクタ14uないし14wが設けられていて、これらのコネクタは容器11の底部に取り付けられて容器内で開閉器に接続されたブッシング15uないし15wに接続されている。
三相のケーブル12uないし12wは所定の間隔を隔てて横方向に並べて配置され、これらのケーブルに対してそれぞれ貫通形の変流器16uないし16wが設けられている。変流器16uないし16wは、例えば環状の鉄心に二次コイルをトロイダル状に巻回して、鉄心と二次コイルとを絶縁樹脂でモールドしたもので、各変流器はその全体がほぼ円環状(リング状)を呈するように構成されている。
変流器16uないし16wの樹脂モールド部の外周部の一部には、該樹脂モールド部の外周面から径方向の外側に突出した突出部16auないし16awが設けられていて、これらの突出部の先端に円錐台状の信号ケーブル導出部18uないし18wが突設されている。変流器16uないし16wの二次コイルの両端に心線の一端が接続された信号ケーブル17uないし17wが、突出部16auないし16aw内と円錐台状の信号ケーブル導出部18uないし18w内とを通して外部に導出され、信号ケーブル導出部18uないし18wが突出部16auないし16awと信号ケーブル17uないし17wの絶縁被覆とに一体化されることにより、信号ケーブル17uないし17wと変流器16uないし16wとのそれぞれの接続部の防水が図られている。信号ケーブル17uないし17wの心線の他端は、図示しないコネクタを介して子局に設けられた相手側コネクタに接続され、変流器16uないし16wにより検出された線路電流の情報がそれぞれ信号ケーブル17uないし17wを通して子局に伝送されるようになっている。
三相の変流器16uないし16wはそれぞれケーブル12uないし12wを囲むように配置されて、変流器固定装置20によりケーブルの近傍にある構造物に固定される。本実施形態では、変流器16uないし16wがそれぞれ、ケーブル12uないし12wの端末処理部12auないし12awを囲むように配置されている。本実施形態ではまた、変流器固定装置20が、三相の変流器16uないし16wのうちの、中央の1相(V相)の変流器を固定する第1の固定装置21と、この第1の固定装置21に対して縦方向に位置をずらして配置されて、両端の2相(U相及びW相)の変流器16u及び16wを固定する第2の固定装置31とにより構成されている。以下これらの固定装置の構成について説明する。
図4及び図5は第1の固定装置21によりV相の変流器16vを固定した状態を示したものである。第1の固定装置21は、V相の変流器16vの中心軸線から外れた位置で該変流器16vの一部の少なくとも外周寄りの部分を間に挟んだ状態でV相の変流器16vの軸線方向に相対するように配置される一対の第1固定具23,23′と、一対の第1固定具23,23′のそれぞれと変流器16vとの間に介在させられる第1緩衝部材24,24′と、変流器16vから外れた位置で相対している一対の第1固定具23,23′の長手方向の両端附近を互いに引き寄せる方向に締め付けて該一対の第1固定具を結合する一対の第1締結具25,25と、第1締結具25,25により一対の第1固定具23,23′を締め付けた際に一対の第1固定具23,23′から第1緩衝部材24,24′を介してV相の変流器16vに与えられる締め付け力を許容範囲内に保つために一対の第1固定具23,23′の間に配置されて一対の第1固定具23,23′の間の間隔を規制する第1スペーサ26,26とにより構成されている。
第1固定具23,23′は、鋼板などの十分な強度を有する材料からなる板状の部材からなっている。図示の例では、図6(A),(B)及び図7(A),(B)に示されているように、第1固定具23,23′が矩形板状に形成されていて、第1固定金具23,23′の一方23(図7A,B参照)の幅寸法が他方23′の幅寸法よりも大きく設定されている。一方の第1固定具23の長手方向の両端には、第1固定具23,23′を締結する締結具を通すための孔23a,23aが形成され、他方の第1固定具23′の両端には第1固定具23の孔23a,23aに整合する孔23a′,23a′が形成されている。一方の第1固定具23の長手方向の両端にはまた、該固定具23を架台10に固定するためのボルトを通すための孔23b,23bが形成されている。
第1緩衝部材24,24′は、ゴムやスポンジなどの第1固定具23,23′及び変流器16vに対する摩擦係数が大きく、かつ弾力性を有する材料からなっている。図6及び図7に示されているように、第1緩衝部材24,24′は、第1固定具23,23′の対向面に貼り付けられている。第1緩衝部材24,24′は、後記するボルト及びスぺーサが配設される部分を避けた状態で第1固定具23,23′の対向面を覆うように設けられている。
また第1固定具23,23′の長手方向の両端を締結する第1締結具25,25は、一方の第1固定具23の両端の孔23a,23a及び他方の第1固定具23′の両端の孔23a′,23a′を貫通した状態で配置されるボルト25a,25aと、これらのボルト25a,25aに螺合されて両ボルトを第1固定具23に固定するロックナット25b,25bと、第1固定具23′の孔23a′,23a′を通して第1固定具23′の上方に突出したボルト25a,25aの先端に螺合されるナット25c,25cと、ナット25c,25cと第1固定具23′との間に挿入されるバネワッシャ25d,25dとからなっている。
図示の第1スぺーサ26,26は、締結具25,25を構成するボルト25a,25aに嵌合された状態で配置されるカラーからなっていて、一対の第1固定具23,23′間に介在して、締結具25,25により固定具23,23′を締め付けた際に両固定具の間の間隔が一定値以下にならないように規制する。
上記第1固定具23,23′は、その少なくとも一方がケーブルの近傍の構造物に固定された状態で設けられる。本実施形態では、一方の第1固定具23を架台10に対して固定するため、架台10の支柱10b,10cに変流器取付板29(図1参照)が溶接され、この取付板29に、第1固定具23に設けられた孔23b,23bに整合するねじ孔が設けられている。
上記第1の固定装置21により変流器16vを固定する際には、図8に示されているように、先ず一方の第1固定具23の孔23a,23aにボルト25a,25aを挿入して、ロックナット25b,25bによりボルト25a,25aを固定具23に固定し、ボルト25a,25aにスぺーサ26,26を構成するカラーを嵌合させる。次いで、第1固定具23の孔23b,23bに挿入したボルト28(図2参照)を、変流器取付板29に設けられたねじ孔にねじ込むことにより第1固定具23を構造物に固定する。
上記のようにして一方の第1固定具23をケーブルの近傍の構造物に固定した後、ケーブル12vまたは該ケーブルの端末処理部12avが貫通した変流器16vの一部の外周寄りの部分(好ましくは端子部16avとその近傍の部分)の下面を第1固定具23の緩衝部材24が貼り付けられた部分に当接させ、他方の第1固定具23′の孔23a′,23a′にスぺーサ26,26の上端から突出したボルト25a,25aの先端を嵌合させて、第1固定具23′の緩衝部材24′が貼り付けられた部分を変流器16vの外周寄りの部分に当接させる。次いで第1固定具23′から上方に突出しているボルト25a,25aの先端にバネワッシャ25d,25dを嵌合させた後、ボルト25a,25aの先端にナット25c,25cを螺合させてこれらのナットを締め付けることにより、第1固定具23,23′を互いに引き寄せる方向に締め付け、これらの固定具の間に変流器16vを挟み込んだ状態で変流器16vをケーブル近傍の構造物に固定する。
図9及び図10は第2の固定装置31によりU相及びW相の変流器16u及び16wを固定した状態を示したものである。第2の固定装置31は、三相の変流器のうちの他の2相の変流器16u及び16wの並設方向に伸びるように設けられて、該2相の変流器16u,16wのそれぞれの中心軸線から外れた位置で両変流器の一部の少なくとも外周寄りの部分を間に挟んだ状態で両変流器の軸線方向に相対するように配置される一対の第2固定具33,33′と、ゴムやスポンジなどからなっていて、一対の第2固定具33,33′のそれぞれと2相の変流器との間に介在させられる一対の第2緩衝部材34,34′と、2相の変流器から外れた位置で相対している一対の第2固定具の少なくとも長手方向の両端附近を互いに引き寄せる方向に締め付けて該一対の第2固定具を結合する第2締結具35と、第2締結具により一対の第2固定具33,33′を締め付けた際に一対の第2固定具から第2緩衝部材34,34′を介して2相の変流器に与えられる締め付け力を許容範囲内に保つために一対の第2固定具33,33′の間に配置されて一対の第2固定具33,33′の間の間隔を規制する第2スペーサ36とにより構成されている。
第2固定具33,33′も、鋼板などの十分な強度を有する材料からなる矩形板状の部材からなっている。第2固定具33,33′の構成は、両固定具を構成する板材が2つの変流器16u,16wを挟持するのに必要な長さを有している点、両固定具を構成する板材の幅寸法が等しく設定されている点、締結具35を構成するボルトを通すための孔が両固定具を構成する板材の長手方向の両端と中間部との3箇所に設けられている点、第1固定具23に設けられる孔23bに相当する孔が設けられていない点を除き、第1固定具23,23′と同様に構成されている。第2固定具33,33′の対向面には、両固定具33,33′を構成する板材の締結具35を構成するボルト及びスぺーサが設けられる部分を避けた状態で、第2緩衝部材34,34′が貼り付けられている。
図9に示されているように、第2締結具35は、第2固定具33,33′の長手方向の両端と中間部との3箇所を締結するように設けられている。各第2締結具35は、一方の第2固定具33の孔及び他方の第2固定具33′の孔を貫通した状態で配置されるボルト35aと、ボルト35aに螺合されて両ボルトを第2固定具33に固定するロックナット35bと、第2固定具33′の孔を通して第2固定具33′の上方に突出したボルト35aの先端に螺合されるナット35cと、ナット35cと第2固定具33′との間に挿入されるバネワッシャ35dにより第1締結具25と同様に構成されている。
各締結具35を構成するボルト35aに嵌合された状態で配置されるカラーにより、第2スぺーサ36が構成されている。各スぺーサ36は、一対の第2固定具33,33′間に介在して、締結具35により固定具33,33′を互いに引き寄せるように締め付けた際に両固定具の間の間隔が一定値以下にならないように規制する。
第2固定具33を架台10に固定するため、第2固定具33の両端に相応する位置に位置させて、架台10の支柱10b,10cに変流器取付板39,39(図1参照)が溶接され、これらの変流器取付板には、第2固定具33の両端に設けられた孔に整合する貫通孔が設けられている。
上記第2の固定装置31により変流器16u,16wを固定する際には、先ず一方の第2固定具33を架台10に溶接された変流器取付板39,39の上に載せて、変流器取付板39,39に設けられた貫通孔と第2固定具33の両端に設けられた孔とにボルト35aを挿入し、各ボルト35に螺合させたロックナット35bを締めることにより、各ボルト35を第2固定具33に対して固定するとともに、第2固定具33を変流器取付板39,39に対して締結する。また第2固定具33の中間部に設けられた孔に締結具35を構成するボルト35aを挿入して、このボルトをロックナット35bにより第2固定具33に固定しておく。その後、第2固定具33から上方に突出した3本のボルト35aのそれぞれにスぺーサ36を構成するカラーを嵌合させる。
上記のようにして一方の第2固定具33をケーブルの近傍の構造物に固定した後、ケーブル12uの端末処理部12auが貫通した変流器16uの一部の外周寄りの部分(好ましくは端子部16auとその近傍の部分)の下面と、ケーブル12wの端末処理部12awが貫通した変流器16wの一部の外周寄りの部分(好ましくは端子部16awとその近傍の部分)の下面とを第2固定具33の緩衝部材34が貼り付けられた部分に当接させ、各スぺーサ36の上端から突出したボルト35aの先端を他方の第2固定具33′の相応する孔に嵌合させて、第2固定具33′の緩衝部材34′が貼り付けられた部分を変流器16u及び16wの外周寄りの部分に当接させる。次いで第2固定具33′から上方に突出している各ボルト35aの先端にバネワッシャ35dを嵌合させた後、各ボルト35aの先端にナット35cを螺合させてこのナットを締め付けることにより、第2固定具33,33′を互いに引き寄せる方向に締め付ける。これにより、第2固定具33,33′の間に変流器16u,16wを挟み込んだ状態で両変流器をケーブル近傍の構造物に固定する。
上記の実施形態のように、変流器をケーブルに固定するのではなく、変流器を一対の固定具の間に挟んだ状態で一対の固定具の少なくとも一方をケーブルの近傍の構造物に対して固定するようにすると、ケーブルの相間の距離が短い場合でも変流器を容易に一定の位置に固定することができる。
また上記のように、固定具と変流器との間に緩衝部材を介在させておくとともに、一対の固定具の間にスぺーサを配置して、該スぺーサにより一対の固定具の間の間隔が一定値以下に狭まることがないようにしておくと、変流器を固定する際に変流器に無理な力が加わるのを防ぐことができるため、変流器を固定する際に変流器を損傷するおそれをなくすことができる。
上記のように、三相のケーブルのうちの1相のケーブルに取り付けられる変流器に対して第1固定具と第1締結具と第1緩衝部材とを備えた第1の固定装置21を設け、他の2相のケーブルにそれぞれ取り付けられる2相の変流器に対して第2固定具と第2締結具と第2緩衝部材とを備えた第2の固定装置31を設けるようにすると、三相のケーブルにそれぞれ取り付けられる三相の変流器を2組の固定装置により固定することができるため、ケーブル引き込み部の構造の簡素化を図ることができる。
上記の実施形態では、V相の変流器16vを第1の固定装置21により固定し、U相及びW相の変流器16u及び16wを第2の固定装置31により固定するようにしたが、一つの固定装置により一括して固定する変流器の組み合わせは、U相及びW相に限られるものではない。例えば、U相及びV相の変流器16u及び16vを一括して固定するように第2の固定装置31を構成し、他の1相の変流器16wを単独で固定するように第1の固定装置21を構成してもよく、V相及びW相の変流器16v及び16wを一括して固定するように第2の固定装置31を構成し、他の1相の変流器16uを単独で固定するように第1の固定装置21を構成してもよい。
上記の実施形態では、三相の変流器のうちの1相の変流器を第1の固定装置21により固定し、他の2相の変流器を第2の固定装置31により固定するようにしたが、各相の変流器に対して個別に第1の固定装置21と同様な固定装置を設けて、各相の変流器を個別に固定するように変流器固定装置を構成してもよい。この場合、三相の変流器をそれぞれ固定する固定装置を、相互に縦方向に位置をずらして配置するようにすると、ケーブルの相間の寸法が短い場合にも容易に変流器を固定することができる。
また3相のケーブルの相間のスペースが十分にある場合には、3相の変流器を横一列に並べて配置して、これら3相の変流器を1組の固定装置により一括して、ケーブルの近傍の構造物に固定することもできる。
上記の実施形態では、第1の固定装置及び第2の固定装置において、一対の固定具の片方のみをケーブルの近傍の構造物(上記の例では架台)に対して固定するようにしたが、一対の固定具の双方をケーブルの近傍の構造物に固定するようにしてもよい。
上記の実施形態では一対の固定具の一方を、架台に溶接された変流器取付板にボルト止めするようにしたが、本発明においては、変流器を挟持する一対の固定具の少なくとも一方をケーブルの近傍の構造物に固定すればよく、固定具の固定の仕方は任意である。
上記の実施形態では、第2の固定装置の一対の固定具33,33′の長手方向の両端と、長手方向の中間部とを締結具により締結するようにしたが、一対の固定具33,33′の長手方向の両端のみを締結具により締結するようにしてもよい。
上記の実施形態では、一対の固定具を互いに引き寄せる方向に締め付ける締結具として通常のボルトとナットとを用いているが、一対の固定具の一方に溶接などにより固定したスタッドボルトと該スタッドボルトに螺合されるナットとにより各締結具を構成することもできる。
上記の実施形態では、一対の固定具を鋼板等の金属板により構成するとしたが、固定具は十分な強度を有する材料により構成されていればよく、固定具を構成する材料は必ずしも金属に限らない。例えば繊維強化樹脂(FRP)により固定具を構成することもできる。
上記の実施形態では、一対の固定具のそれぞれが矩形板状に形成されているが、一対の固定具は、両者の間に変流器の一部の少なくとも外周寄りの部分を挟持し得る形状であればよく、必ずしも各固定具を矩形板状に形成する必要はない。
上記の説明では、緩衝部材をゴムまたはスポンジにより構成するとしたが、緩衝部材は該緩衝部材が接触する固定具及び変流器に対して摩擦係数が大きく、かつ十分な弾力性を有するものであればよく、ゴムまたはスポンジに限定されない。例えば、発泡性樹脂材料により緩衝部材を構成することもできる。
本発明の実施形態の要部の構成を示した正面図である。 図1の要部の左側面図である。 同実施形態の要部の斜視図である。 同実施形態で用いる第1の固定装置の構成を示した側面図である。 図4の上面図である。 (A)及び(B)はそれぞれ同実施形態で用いる第1の固定装置を構成する上側の固定具を緩衝部材とともに示した正面図及び底面図である。 (A)及び(B)はそれぞれ同実施形態で用いる第1の固定装置を構成する下側の固定具を緩衝部材とともに示した上面図及び正面図である。 同実施形態で用いる第1の固定装置の分解正面図である。 同実施形態で用いる第2の固定装置の構成を示した側面図である。 図9の上面図である。 地上設置形開閉器の架台に本実施形態に係わる変流器固定装置により変流器を固定した状態を示した側面図である。 図11の上面図である。 従来の変流器固定装置を示した側面図である。
符号の説明
10 地上設置形開閉器の架台
12u〜12w ケーブル
16u〜16w 変流器
21 第1の固定装置
23,23′ 第1固定具
24,24′ 第1緩衝部材
25 第1締結具
26 第1スぺーサ
29 変流器取付板
31 第2の固定装置
33,33′ 第2固定具
34,34′ 第2緩衝部材
35 第2締結具
36 第2スぺーサ
39 変流器取付板

Claims (6)

  1. ケーブルを囲むように配置された貫通形変流器を前記ケーブルの近傍に配置された構造物に対して固定する変流器固定装置において、
    前記変流器の軸線方向に対して直角な方向に長手方向を向けた一対の部材からなっていて前記変流器の中心軸線から外れた位置で前記変流器の一部の少なくとも外周寄りの部分を間に挟んだ状態で前記変流器の軸線方向に相対するように配置される一対の固定具と、 前記固定具及び前記変流器に対する摩擦係数が大きく、かつ弾力性を有する材料からなっていて前記一対の固定具のそれぞれと前記変流器との間に介在させられる緩衝部材と、 前記変流器から外れた位置で相対している前記一対の固定具の長手方向の両端附近を互いに引き寄せる方向に締め付けて前記一対の固定具を結合する締結具と、
    前記締結具により前記一対の固定具を締め付けた際に前記一対の固定具から前記緩衝部材を介して前記変流器に与えられる締め付け力を許容範囲内に保つために前記一対の固定具の間に配置されて前記一対の固定具の間の間隔を規制するスペーサと、
    を具備し、
    前記一対の固定具のうちの少なくとも一方が前記構造物に対して固定されること、
    を特徴とする変流器固定装置。
  2. 前記締結具は、ボルトと該ボルトに螺合されるナットとからなり、
    前記スぺーサは前記締結具を構成するボルトに嵌合されたカラーからなっている請求項1に記載の変流器固定装置。
  3. 前記一対の固定具は、前記変流器の軸線方向に対向する板面を有する一対の矩形板状の部材により形成されている請求項1または2に記載の変流器固定装置。
  4. 横方向に並設された三相のケーブルをそれぞれ囲むように配置された三相の貫通形変流器を前記ケーブルの近傍に配置された構造物に対して固定する変流器固定装置において、 前記三相の変流器のうちの1相の変流器の中心軸線から外れた位置で該1相の変流器の一部の少なくとも外周寄りの部分を間に挟んだ状態で該1相の変流器の軸線方向に相対するように配置される一対の第1固定具と、
    前記第1固定具及び該第1固定具の間に挟まれる変流器に対する摩擦係数が大きく、かつ弾力性を有する材料からなっていて、前記一対の第1固定具のそれぞれと前記1相の変流器との間に介在させられる一対の第1緩衝部材と、
    前記1相の変流器から外れた位置で相対している前記一対の第1固定具の長手方向の両端附近を互いに引き寄せる方向に締め付けて該一対の第1固定具を結合する第1締結具と、
    前記第1締結具により前記一対の第1固定具を締め付けた際に前記一対の第1固定具から前記第1緩衝部材を介して前記1相の変流器に与えられる締め付け力を許容範囲内に保つために前記一対の第1固定具の間に配置されて前記一対の第1固定具の間の間隔を規制する第1スペーサと、
    前記三相の変流器のうちの他の2相の変流器の並設方向に伸びるように設けられて、該2相の変流器のそれぞれの中心軸線から外れた位置で両変流器の一部の少なくとも外周寄りの部分を間に挟んだ状態で両変流器の軸線方向に相対するように配置される一対の第2固定具と、
    前記第2固定具及び該第2固定具の間に挟まれる変流器に対する摩擦係数が大きく、かつ弾力性を有する材料からなっていて、前記一対の第2固定具のそれぞれと前記2相の変流器との間に介在させられる一対の第2緩衝部材と、
    前記2相の変流器から外れた位置で相対している前記一対の第2固定具の長手方向の少なくとも両端附近を互いに引き寄せる方向に締め付けて該一対の第2固定具を結合する第2締結具と、
    前記第2締結具により前記一対の第2固定具を締め付けた際に前記一対の第2固定具から前記第2緩衝部材を介して前記2相の変流器に与えられる締め付け力を許容範囲内に保つために前記一対の第2固定具の間に配置されて前記一対の第2固定具の間の間隔を規制する第2スペーサと、
    を具備し、
    前記1相の変流器及び前記2相の変流器は縦方向に位置をずらして配置され、
    前記一対の第1固定具のうちの少なくとも一方と前記一対の第2固定具のうちの少なくとも一方とが前記構造物に対して固定されること、
    を特徴とする変流器固定装置。
  5. 前記一対の第1固定具は、前記1相の変流器の軸線方向に対向する板面を有する一対の矩形状の板材からなり、
    前記一対の第2固定具は、前記2相の変流器の軸線方向に対向する板面を有する一対の矩形状の板材からなっている請求項4に記載の変流器固定装置。
  6. 前記変流器は、前記ケーブルの端末処理部を囲むように配置される請求項1,2,3,4または5に記載の変流器固定装置。
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