JP2007080369A - 光ディスク判別方法、光ディスク判別プログラム及び光ディスク装置 - Google Patents

光ディスク判別方法、光ディスク判別プログラム及び光ディスク装置 Download PDF

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Abstract

【課題】
本発明は、光ディスクに記録されているデータの種類を示す管理情報が誤っている場合においても、これを判別して当該データを正常に再生できるようにする。
【解決手段】
本発明は、先頭トラックがデータトラックであると管理情報に記述されている場合、当該先頭トラックの実データを読み出してその内容を検証し、当該先頭トラックにオーディオトラックが含まれていた場合は、この光ディスクは誤った管理情報を有する規格外ディスクであると判別することにより、従来に比して高速に規格外ディスクを判別して、当該光ディスクに記録されているデータを正常に再生することができる。
【選択図】 図10

Description

本発明は、光ディスク判別方法、光ディスク判別プログラム及び光ディスク装置に関し、特に、記録媒体に記録されているデータの種類を示す識別情報が誤っている場合においても、これを判別して当該データを正常に再生する光ディスク判別方法、光ディスク判別プログラム及び光ディスク装置に適用して好適なものである。
近年、オーディオCD(Compact Disc)を再生するディスク再生装置において、CD−DA(Compact Disc Digital Audio)規格に基づく非圧縮のオーディオデータとともに、MP3(MPEG-1 Audio Layer 3)規格等に基づく圧縮されたオーディオのデジタルデータを再生可能なようになされたものがある。
このようなオーディオデータとデジタルデータの双方を再生可能なディスク再生装置においては、CDに記録されているTOC(Table Of Contents)情報を読み出し、当該CDに記録されているトラックが、オーディオデータを記録したオーディオトラックであるかデジタルデータを記録したデータトラックであるかを判定するようになされている。
一方、オーディオCDに対する違法コピーを防止するため、コピーコントロール技術を適用したCCCD(Copy Control CD)と呼ばれるCDが普及しつつある。コピーコントロール技術としては、例えばサンコム社が開発したメディアクロック(Media CloQ)などがある。メディアクロック方式では、TOC情報におけるトラックの種類を示すコントロールビットに意図的に虚偽情報が記述される。
このようなCCCDを、TOCに基づいてフォーマットを認識するディスク再生装置で再生しようとすると、正常な音楽再生を行うことができないことがあった。すなわちメディアクロック方式のCCCDでは、CD−DA規格に基づくオーディオトラックが記録されているにもかかわらず、TOCのコントロールビットにはデータトラックであることを示す虚偽情報が記述される。このためディスク再生装置は、その虚偽情報によってCDに記録されているトラックがデータトラックであると誤認識してしまい、これによりオーディオトラックを正常に再生することができない。
このようなCCCDに対する再生トラブルを回避するため、読み出したTOC情報がデータトラックを示していた場合、そのトラックのデータが圧縮オーディオデータとして正常にデコードできるか否かをチェックしたり、当該データの拡張子をチェックすることにより当該トラックが本当にデータトラックであるかを確認し、当該トラックがデータトラックではないと判定された場合は虚偽のTOC情報である(すなわちCCCDである)と判定して、そのCDをオーディオCDとして再生するようになされたディスク再生装置及び再生方法が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2005−141796公報
ところが上述した再生方法では、すべてのトラックについてTOC情報との一致を判定することから、判定を完了するまで長い時間を要するという問題があった。
また近年、オーディオトラックの先頭数フレームにデータトラックを設けておくことにより、上述したデータ内容に基づくチェックを逃れるようになされたCCCDも存在しており、このようなCCCDに対しては再生トラブルを回避し得ないという問題があった。
本発明は以上の点を考慮してなされたもので、光ディスクに記録されているデータの種類を示す識別情報が誤っている場合においても、これを判別して当該データを正常に再生し得る光ディスク判別方法、光ディスク判別プログラム及び光ディスク装置を提案しようとするものである。
かかる課題に対して本発明においては、オーディオトラックが記録されるプログラム領域と、当該プログラム領域を管理する管理情報が記録される光ディスクが規格外であるか否かを判別する光ディスク判別方法において、管理情報に基づいてプログラム領域に記録されている先頭トラックがデータトラックであるか否かを判別するデータトラック判別ステップと、データトラック判別ステップにおいて先頭トラックがデータトラックであると判別されたとき、当該先頭トラックの実データを少なくとも1フレーム読み出し、当該先頭トラックにオーディオトラックが含まれているか否かを検証する検証ステップと、検証ステップにおいて先頭トラックにオーディオトラックが含まれていると判明したとき、光ディスクは規格外であると判別する規格外ディスク判別ステップとを設けた。
先頭トラックがデータトラックであると管理情報に記述されている場合、当該先頭トラックの実データを読み出してその内容を検証し、当該先頭トラックにオーディオトラックが含まれていた場合は、この光ディスクは誤った管理情報を有する規格外ディスクであると判別することにより、従来に比して高速に規格外ディスクを判別することができる。
本発明によれば、先頭トラックがデータトラックであると管理情報に記述されている場合、当該先頭トラックの実データを読み出してその内容を検証し、当該先頭トラックにオーディオトラックが含まれていた場合は、この光ディスクは誤った管理情報を有する規格外ディスクであると判別することにより、従来に比して高速に規格外ディスクを判別し得る光ディスク判別方法、光ディスク判別プログラム及び光ディスク装置を実現することができる。
以下図面について、本発明の一実施の形態を詳述する。
(1)本発明の概要
図1を用いて、本実施の形態の概要を説明する。因みにこの概要を説明したあと、本実施の形態を具体的に説明する。
図1において、100は全体として本発明の概要を説明するための光ディスク装置の機能的ブロックによるハードウェア構成を示し、当該光ディスク装置100全体を制御する制御部101と、装着された光ディスク102から情報を読み出す読出手段103とを具えている。
読出手段103は、光ディスク102のプログラム領域及び管理領域から情報を読み出し、制御部101に供給するようになされている。
制御部101のデータトラック判別手段101Aは、管理領域から読み出された管理情報の記述に基づいて、プログラム領域に記録されている先頭トラックがデータトラックであるか否かを判別するようになされている。
制御部101の検証手段101Bは、データトラック判別手段101Aによって先頭トラックがデータトラックであると判別されたとき、当該先頭トラックの実データを少なくとも1フレーム読み出し、当該先頭トラックにオーディオトラックが含まれているか否かを検証するようになされている。
制御部101の規格外ディスク判別手段101Cは、検証手段101Bによって先頭トラックにオーディオトラックが含まれていると判明したとき、光ディスク102は規格外であると判別するようになされている。
(2)本発明の具体的構成
図2において、1は全体として音楽コンテンツを再生するコンテンツ再生装置の機能的な構成を示し、制御部2が、記憶部3から読み出した各種プログラムを一時記憶部4に展開して実行することにより全体を統括制御すると共に、各種処理を行うようになされている。
すなわち制御部2は、操作部5を介して、例えばネットワークNT上のコンテンツ配信サーバ(図示せず)から配信される音楽コンテンツの取得操作がユーザにより行われたことを認識すると、これに応じて、音楽コンテンツの配信を要求する要求信号を、通信部6を介してネットワークNT上のコンテンツ配信サーバに送信する。
コンテンツ配信サーバは、コンテンツ再生装置1から要求信号を受信すると、これに応じて、要求された音楽コンテンツの配信にともなう対価をコンテンツ再生装置1のユーザに対して課金するための課金処理を実行すると共に、要求された音楽コンテンツに対応する暗号化された音楽データ(以下、これを暗号化音楽データとも呼ぶ)と、この音楽コンテンツを利用する権利がある旨を示す権利情報とを、ネットワークNTを介して、コンテンツ再生装置1に送信する。ちなみに、この場合の権利情報には、例えば、暗号化音楽データを復号する復号鍵の元となるデータ(いわゆる復号鍵の種)、音楽コンテンツの再生可能回数や転送可能回数などを示すコンテンツ利用条件、及び実際に音楽コンテンツが再生された回数や転送された回数などを示すコンテンツ利用状態などが記されている。
コンテンツ再生装置1の制御部2は、コンテンツ配信サーバから送信される暗号化音楽データとその権利情報とを、通信部6を介して受信すると、これらを内蔵記録媒体駆動部7で駆動制御される内蔵記録媒体8に記録する。
このようにコンテンツ再生装置1は、ネットワークNT上のコンテンツ配信サーバから音楽コンテンツを取得(ダウンロード)して、この音楽コンテンツを内蔵記録媒体8に記録し得るようになされている。
その後、制御部2は、操作部5を介して、内蔵記録媒体8に記録した音楽コンテンツに対する再生指示がユーザにより行われたことを認識すると、これに応じて、この音楽コンテンツに対応する暗号化音楽データとその権利情報とを内蔵記録媒体8から読み出し、権利情報を権利処理部9に送ると共に、暗号化音楽データを音楽処理部10に送る。
権利処理部9は、内蔵記録媒体8から送られてきた権利情報が正当なものであるか否かを確認し、正当なものであると確認できると、この権利情報に対応する暗号化音楽データの利用(この場合再生)を許可する。そして権利処理部9は、この権利情報に基づいて暗号化音楽データの復号鍵を生成し、この復号鍵を音楽処理部10に渡す。ここで、権利処理部9と音楽処理部10とは専用経路で接続され、この専用経路を介して復号鍵の受け渡しを行うことで、この復号鍵が外部から不正に取得されるのを防止し得るようになされている。
音楽処理部10は、内蔵記録媒体8から送られてきた暗号化音楽データを、権利処理部9から渡された復号鍵で復号することにより音楽データを得、さらにこの音楽データに対してデコード処理、デジタルアナログ変換処理及び増幅処理などを順次行うことにより音楽信号を得、この音楽信号を外部の音楽出力部11に送出して、この音楽出力部11から音楽信号に基づく音楽を出力させる。
このようにコンテンツ再生装置1は、内蔵記録媒体8に記録した音楽コンテンツを再生し得るようになされている。
またコンテンツ再生装置1の制御部2は、ユーザによる操作部5の操作に応じて、外部記録媒体駆動部12で駆動制御される外部記録媒体13に記録された音楽データを読み出し、この読み出した音楽データに対して音楽処理部10でデコード処理、デジタルアナログ変換処理及び増幅処理などを順次行うことにより音楽信号を得、この音楽信号に基づく音楽を音楽出力部11から出力させる。
さらに制御部2は、ユーザによる操作部5の操作に応じて、インタフェース部14を介して接続される外部機器15に記録された音楽データを読み出し、この読み出した音楽データに対して音楽処理部10でデコード処理、デジタルアナログ変換処理及び増幅処理などを順次行うことにより音楽信号を得、この音楽信号に基づく音楽を音楽出力部11から出力させる。
さらに制御部2は、ユーザによる操作部5の操作に応じて、外部の音楽入力部16から音楽処理部10に入力される音楽信号に対して音楽処理部10でアナログデジタル変換処理、イコライジング処理、デジタルアナログ変換処理及び増幅処理などを順次行うことにより音楽信号を得、この音楽信号に基づく音楽を音楽出力部11から出力させる。
このようにコンテンツ再生装置1は、外部記録媒体13や外部機器15に記録された音楽コンテンツや、音楽入力部16から入力される音楽コンテンツを再生し得るようにもなされている。ちなみに、外部記録媒体13や外部機器15に記録された音楽コンテンツが、上述したコンテンツ配信サーバから取得した音楽コンテンツのように、権利情報と対応付けられた暗号化音楽データである場合は、この音楽コンテンツを、コンテンツ配信サーバから取得して内蔵記録媒体8に記録した音楽コンテンツと同じように再生すればよい。
さらに制御部2は、ユーザによる操作部5の操作に応じて、外部記録媒体13や外部機器15に記録された音楽データを読み出し、この読み出した音楽データに対して音楽処理部10でエンコード処理を行うと共に、このとき権利処理部9から与えられる暗号鍵で暗号化することにより暗号化音楽データを得、この暗号化音楽データと、このとき権利処理部9で生成される権利情報とを対応付けて内蔵記録媒体8に記録する。
さらに制御部2は、ユーザによる操作部5の操作に応じて、音楽入力部16から音楽処理部10に入力される音楽信号に対して音楽処理部10でアナログデジタル変換処理及びエンコード処理などを順次行うと共に、このとき権利処理部9から与えられる暗号鍵で暗号化することにより暗号化音楽データを得、この暗号化音楽データと、このとき権利処理部9で生成される権利情報とを対応付けて内蔵記録媒体8に記録する。
このようにコンテンツ再生装置1は、外部記録媒体13や外部機器15に記録された音楽コンテンツや、音楽入力部16から入力される音楽コンテンツを内蔵記録媒体8に録音し得るようにもなされている。ちなみに、この録音時に行う音楽データの暗号化、及び権利情報の対応付けのそれぞれについては、必要に応じて(例えばユーザによる操作部5の操作に応じて)行えばよく、例えば、暗号化及び権利情報の対応付けを行うことなく、外部記録媒体13や外部機器15から読み出した音楽データをそのまま内蔵記録媒体8に記録するようにしてもよいし、音楽入力部16から入力される音楽信号に対して、音楽処理部10でアナログデジタル変換処理及びエンコード処理などを順次行うことにより音楽データを得、この音楽データをそのまま内蔵記録媒体8に記録するようにしてもよい。
さらに制御部2は、ユーザによる操作部5の操作に応じて、内蔵記録媒体8に記録した暗号化音楽データとその権利情報とを読み出し、または音楽データを読み出し、これらを外部記録媒体13や外部機器15に記録する。このようにコンテンツ再生装置1は、内蔵記録媒体8に記録した音楽コンテンツを外部に転送し得るようにもなされている。
さらに制御部2は、記憶部3から読み出した各種プログラムの実行結果(例えば音楽コンテンツの取得、再生、録音及び転送など)に基づく表示用データを表示処理部17に送る。表示処理部17は、制御部2から送られてくる表示用データに基づく画面を外部の表示部18に表示する。このようにコンテンツ再生装置1は、表示部18を介して、音楽コンテンツの取得、再生、録音及び転送などに関する各種画面をユーザに視認させ得るようにもなされている。
なお、音楽出力部11、外部機器15、音楽入力部16及び表示部18は、コンテンツ再生装置1に所定のケーブルを介して外部接続されていてもよいし、コンテンツ再生装置1の筐体に直接取り付けられて内部接続されていてもよい。
次に、図3を用いて、上述したコンテンツ再生装置1の構成を具体的なハードウェア構成で実現した場合について説明する。このコンテンツ再生装置1は、CPU(Central Processing Unit)20と各ハードウェアとがバス21を介して接続され、CPU20がEEPROM(Electronically Erasable and Programmable Read Only Memory)22から読み出した各種プログラムをRAM(Random Access Memory)23に展開して実行することにより全体を統括制御すると共に、各種処理を行うようになされている。
すなわちCPU20は、コンテンツ再生装置1の筐体などに設けられた操作キー24を介して、例えばネットワークNT上のコンテンツ配信サーバ(図示せず)から配信される音楽コンテンツの取得操作がユーザにより行われたことを認識すると、これに応じて、音楽コンテンツの配信を要求する要求信号を、ネットワークインタフェース25を介してネットワークNT上のコンテンツ配信サーバに送信する。
コンテンツ配信サーバは、コンテンツ再生装置1から要求信号を受信すると、これに応じて、要求された音楽コンテンツの配信にともなう対価をコンテンツ再生装置1のユーザに対して課金するための課金処理を実行すると共に、要求された音楽コンテンツに対応する暗号化音楽データと、この音楽コンテンツを利用する権利がある旨を示す権利情報とを、ネットワークNTを介して、コンテンツ再生装置1に送信する。ちなみにこの場合の権利情報には、例えば、暗号化音楽データを復号する復号鍵の元となるデータ(いわゆる復号鍵の種)音楽コンテンツの再生可能回数や転送可能回数などを示すコンテンツ利用条件、及び実際に音楽コンテンツが再生された回数や転送された回数などを示すコンテンツ利用状態などが記されている。
コンテンツ再生装置1のCPU20は、コンテンツ配信サーバから送信される暗号化音楽データとその権利情報とを、ネットワークインタフェース25を介して受信すると、これらをハードディスクドライブ26に記録する。
このようにコンテンツ再生装置1は、ネットワークNT上のコンテンツ配信サーバから音楽コンテンツを取得(ダウンロード)して、この音楽コンテンツをハードディスクドライブ26に記録し得るようになされている。
その後、CPU20は、操作キー24を介して、ハードディスクドライブ26に記録した音楽コンテンツに対する再生指示がユーザにより行われたことを認識すると、これに応じて、この音楽コンテンツに対応する暗号化音楽データとその権利情報とをハードディスクドライブ26から読み出し、これらを権利処理及び音楽処理モジュール27に送る。
権利処理及び音楽処理モジュール27は、モジュール外から隠蔽されるマルチチップモジュールでなり、ローカルブリッジ27Aを介してモジュール外のバス21に接続されると共に、このローカルブリッジ27Aに接続されるDSP(Digital Signal Processor)27Bを介してモジュール外のアナログ処理回路28に接続されている。そしてこの権利処理及び音楽処理モジュール27は、ハードディスクドライブ26に記録されているDSP27B用の暗号化されたファームウェアがCPU20により読み出されて供給されると、これをローカルブリッジ27Aで復号してRAM27Cに一次記憶し、このRAM27Cに一次記憶したファームウェアをDSP27Bが実行することにより、上述したコンテンツ再生装置1の権利処理部9の処理と、音声処理部10のデジタル処理と同様の処理を行うようになされている。またこの権利処理及び音楽処理モジュール27は、DSP27Bがアクセスし得るEEPROM27Dを有し、このEEPROM27Dにモジュール外から隠蔽したい秘匿情報などを記憶するようになされている。
すなわちこの権利処理及び音楽処理モジュール27は、ハードディスクドライブ26から送られてきた暗号化音楽データとその権利情報とをローカルブリッジ27Aを介してDSP27Bに入力する。DSP27Bは、この権利情報が正当なものであるか否かを確認し、正当なものであると確認できると、この権利情報と共に送られてきた暗号化音楽データの利用(この場合再生)を許可する。そしてDSP27Bは、この権利情報に基づいて暗号化音楽データの復号鍵を生成し、この復号鍵で暗号化音楽データを復号することにより音楽データを得、さらにこの音楽データに対してデコード処理などのデジタル処理を行った後、このデジタル処理された音楽データをアナログ処理回路28に送出する。
アナログ処理回路28は、デジタル処理された音楽データに対してデジタルアナログ変換処理及び増幅処理などのアナログ処理を行うことにより音楽信号を得、この音楽信号を外部のスピーカ29に送出して、このスピーカ29から音楽信号に基づく音楽を出力させる。
このようにコンテンツ再生装置1は、ハードディスクドライブ26に記録した音楽コンテンツを再生し得るようになされている。
またコンテンツ再生装置1のCPU20は、ユーザによる操作キー24の操作に応じて、CD(Compact Disc)ドライブでなる光ディスク装置30に装填されたコンパクトディスクでなる光ディスク31に記録された音楽データを読み出し、この読み出した音楽データに対して、権利処理及び音声処理モジュール27でデコード処理などのデジタル処理を行った後、アナログ処理回路28でデジタルアナログ変換処理及び増幅処理などのアナログ処理を行うことにより音楽信号を得、この音楽信号に基づく音楽をスピーカ29から出力させる。
さらにCPU20は、ユーザによる操作キー24の操作に応じて、USB(Universal Serial Bus)インタフェース32を介して接続されるUSB機器33に記録された音楽データを読み出し、この読み出した音楽データに対して、権利処理及び音楽処理モジュール27でデコード処理などのデジタル処理を行った後、さらにアナログ処理回路28でデジタルアナログ変換処理及び増幅処理などのアナログ処理を行うことにより音楽信号を得、この音楽信号に基づく音楽をスピーカ29から出力させる。
さらにCPU20は、ユーザによる操作キー24の操作に応じて、チューナ34や外部入力端子35からアナログ処理回路28に入力される音楽信号に対して、アナログ処理回路28でアナログデジタル変換処理などのアナログ処理を行った後、権利処理及び音楽処理モジュール27でイコライジング処理などのデジタル処理を行い、さらにこの後アナログ処理回路28でデジタルアナログ変換処理などのアナログ処理を行うことにより音楽信号を得、この音楽信号に基づく音楽をスピーカ29から出力させる。
このようにコンテンツ再生装置1は、光ディスク31やUSB機器33に記録された音楽コンテンツや、チューナ34や外部入力端子35から入力された音楽コンテンツを再生し得るようにもなされている。ちなみに、光ディスク31やUSB機器33に記録された音楽コンテンツが、上述したコンテンツ配信サーバから取得した音楽コンテンツのように、権利情報と対応付けられた暗号化音楽データである場合は、この音楽コンテンツを、コンテンツ配信サーバから取得してハードディスクドライブ26に記録した音楽コンテンツと同じように再生すればよい。
さらにCPU20は、ユーザによる操作キー24の操作に応じて、光ディスク31やUSB機器33に記録された音楽データを読み出し、この読み出した音楽データに対して、権利処理及び音声処理モジュール27でエンコード処理を行うと共に、このとき権利処理及び音楽処理モジュール27で生成される暗号鍵で暗号化することにより暗号化音楽データを得、この暗号化音楽データと、このとき権利処理及び音声処理モジュール27で生成される権利情報とを対応付けてハードディスクドライブ26に記録する。
さらにCPU20は、ユーザによる操作キー24の操作に応じて、チューナ34や外部入力端子35からアナログ処理回路28に入力される音楽信号に対して、アナログ処理回路28でアナログデジタル変換処理などのアナログ処理を行った後、権利処理及び音声処理モジュール27でエンコード処理などのデジタル処理を行うと共に、このとき権利処理及び音楽処理モジュール27で生成される暗号鍵で暗号化することにより暗号化音楽データを得、この暗号化音楽データと、このとき権利処理及び音声処理モジュール27で生成される権利情報とを対応付けてハードディスクドライブ26に記録する。
このようにコンテンツ再生装置1は、光ディスク31やUSB機器33に記録された音楽コンテンツや、チューナ34や外部入力端子35から入力される音楽コンテンツをハードディスクドライブ26に録音し得るようにもなされている。ちなみに、この録音時に行う音楽データの暗号化、及び権利情報の対応付けのそれぞれについては、必要に応じて(例えばユーザによる操作キー24の操作に応じて)行えばよく、例えば、暗号化及び権利情報の対応付けを行うことなく、光ディスク31やUSB機器33から読み出した音楽データをそのままハードディスクドライブ26に記録するようにしてもよいし、チューナ34や外部入力端子35から入力される音楽信号に対してアナログ処理回路28及び権利処理及び音声処理モジュール27でアナログ処理及びデジタル処理などを順次行うことにより音楽データを得、この音楽データをそのままハードディスクドライブ26に記録するようにしてもよい。
さらにCPU20は、ユーザによる操作キー24の操作に応じて、ハードディスクドライブ26に記録した暗号化音楽データとその権利情報とを読み出し、または音楽データを読み出し、これらを光ディスク31やUSB機器33に記録する。このようにコンテンツ再生装置1は、ハードディスクドライブ26に記録した音楽コンテンツを外部に転送し得るようにもなされている。
さらにCPU20は、EEPROM22から読み出した各種プログラムの実行結果(例えば音楽コンテンツの取得、再生、録音及び転送など)に基づく表示用データを表示コントローラ36に送る。表示コントローラ36は、CPU20から送られてくる表示用データに基づく画面を外部のディスプレイ37に表示する。このようにコンテンツ再生装置1は、ディスプレイ37を介して、音楽コンテンツの取得、再生、録音及び転送などに関する各種画面をユーザに視認させ得るようにもなされている。
なお、スピーカ29、USB機器33、チューナ34、外部入力端子35及びディスプレイ37は、コンテンツ再生装置1に所定のケーブルを介して外部接続されていてもよいし、コンテンツ再生装置1の筐体に直接取り付けられて内部接続されていてもよい。
ちなみに、このコンテンツ再生装置1のCPU20は上述した制御部2(図1)に相当し、EEPROM22は記憶部3に相当し、RAM23は一時記憶部4に相当し、操作キー24は操作部5に相当し、ネットワークインタフェース25は通信部6に相当し、ハードディスクドライブ26は内蔵記録媒体駆動部7及び内蔵記録媒体8に相当し、権利処理及び音楽処理モジュール27及びアナログ処理回路28は権利処理部9及び音声処理部10に相当し、光ディスク装置30は外部記録媒体駆動部12に相当し、USBインタフェース32はインタフェース部14に相当し、表示コントローラ36は表示処理部17に相当するものである。
次に、図4を用いて、図3について上述したハードウェア構成のコンテンツ再生装置1に実装されるソフトウェアについて説明する。かかるソフトウェアは階層的に関係付けられており、最上位には、ユーザインターフェース40が位置する。ユーザインタフェース40は、音楽データのリスト等の各種情報をディスプレイ37に表示し、またユーザにより操作キー24を介して入力される再生開始や所望の音楽データの選択等の各種命令を認識するためのものである。
ユーザインターフェース40の下位には、ミドルウェア41が位置している。ミドルウェア41は、権利処理及び音声処理モジュール27やその他のハードウェア(ハードディスクドライブ26や光ディスク装置30等)42に対し、上述した音楽コンテンツの取得、再生、録音及び転送等の各種処理を実行させる処理実行要求を生成し、またハードディスクドライブ26に構築された各種データベースを管理するためのものである。これに加えてミドルウェア41は、光ディスク装置30に装填された光ディスク31やUSB機器33、ハードディスクドライブ26等に記録されている音楽テータのリスト等の各種情報を、ディスプレイ37への表示用等に生成するためのものでもある。
ミドルウェア41の下位には、プラグイン43が位置する。プラグイン43は、ミドルウェア41で生成された処理実行要求に応じて、権利処理及び音声処理モジュール27やその他のハードウェア42に各種処理を実行させる処理実行指示情報を生成するためのものである。またプラグイン43は、コンテンツ再生装置1において外部から音楽コンテンツを取得してそのままハードディスクドライブ26に記録する取込処理を実行するためのものでもある。そしてプラグイン43の下位には、権利処理及び音声処理モジュール用ライブラリ44が位置している。権利処理及び音声処理モジュール用ライブラリ44は、プラグイン43で生成された各種処理実行指示情報のうち権利処理及び音声処理モジュール27に対し、権利情報を用いる復号鍵の生成等の権利処理や、音楽コンテンツを用いるデコード処理及びエンコード処理等のデジタル処理を実行させる処理実行指示情報についてのみ当該権利処理及び音声処理モジュール27で解釈可能な所定フォーマットの処理実行指示情報に変換するためのものである。
また権利処理及び音声処理モジュール用ライブラリ44の下位には、OS(Operating System)45が位置し、当該プラグイン43や、権利処理及び音声処理モジュール用ライブラリ44、ミドルウェア41、ユーザインターフェース40は、このOS45上で実行される。OS45の下位には、デバイスドライバ46が位置する。かかるデバイスドライバ46は、OS45に対し、権利処理及び音声処理モジュール27や、その他のハードウェア42の各種機能を認識させるためのものである。これによりOS45は、プラグイン43や権利処理及び音声処理モジュール用ライブラリ44によって生成及び変換される各種処理実行指示情報を権利処理及び音声処理モジュール27やその他のハードウェア42に与えることができる。
(3)光ディスク装置の構成
図5は光ディスク装置30の構成を示し、コンテンツ再生装置1のCPU20(図2)の制御下において、制御部50がファームウェアプログラムをメモリ(図示せず)から読み出して実行することにより、当該光ディスク装置30の各部を制御するようになされている。
上述したように光ディスク装置30はCDドライブでなり、制御部50は当該光ディスク装置30に対して光ディスク31が装着されたことを検出すると、ファームウェアプログラムに従って当該光ディスク31に対するデータ読み出しを開始する。この場合制御部2は、サーボ回路53を介してスピンドルモータ55を回転させ、ターンテーブル(図示せず)に載置された光ディスク31を回転駆動する。
このとき読出手段としての光ピックアップ51は、内蔵するレーザダイオード(図示せず)から出射された光ビームを集光して光ディスク31の記録面に照射するとともに、その反射光を受光して光電変換し、その結果得られる信号をRFアンプ52に供給する。
RFアンプ52は、光ピックアップ51から供給される信号に基づいて、フォーカス誤差信号、トラッキング誤差信号及びRF信号を生成する。そしてRFアンプ52は、トラッキング誤差信号およびフォーカス誤差信号をサーボ回路53に供給するとともに、RF信号を信号処理部54に供給する。
サーボ回路53は、フォーカスエラー信号及びトラッキングエラー信号に基づいて光ピックアップ51の2軸アクチュエータ(図示せず)を駆動することにより、対物レンズのフォーカス及びトラッキング制御を行う。またサーボ回路53は、制御部2の制御に応じて送りモータ56を回転させて、光ピックアップ51を光ディスク31の半径方向に往復駆動し、光ピックアップ51から出射される光ビームを所望のトラックに合焦させる。
一方信号処理部54は、RFアンプ52から供給されるRF信号からTOC情報を得て、制御部50に供給する。制御部50は、このTOC情報に基づいて信号処理部54の再生処理を制御するとともに、当該TOC情報をバス21(図3)を介してコンテンツ再生装置1のCPU20に通知し、これ以降CPU20の制御下で光ディスク31のオーディオトラックの再生を行う。
そして信号処理部54は制御部50の制御に従い、RFアンプ52から供給されるRF信号に対してフレーム同期信号の検出やサブコーディングの検出、EFM(Eight to Fourteen Modulation)復調や誤り検出/訂正等のCD−DAのオーディオデータを再生する再生処理を施し、バス21(図2)に出力する。
このとき制御部50は、ファームウェアプログラムの虚偽管理情報回避処理(後述)に基づき、虚偽のTOC情報が記述されたCCCDに対しては実際のオーディオトラックの記録状況に合致するようTOC情報を修正し、この修正されたTOC情報をCPU20に通知することにより、虚偽のTOC情報に惑わされることなくCCCDのオーディオトラックを正常に再生し得るようになされている。
次に、光ディスク31の構成を説明する。図6は一般的なシングルセッションCDでなる光ディスク31を示し、ディスク最内周側から順にリードイン領域31a、プログラム領域31b、リードアウト領域31cが設けられており、これらリードイン領域31a、プログラム領域31b及びリードアウト領域31cが1組となってセッションを形成している。
データ領域としてのプログラム領域31bには、1又は複数のCD−DAのオーディオトラックが記録されている。また、管理領域としてのリードイン領域31aには、プログラム領域31bについての管理情報であるTOC情報等が記録されている。リードアウト領域31cはセッションの終了を示すものである。なお、CDエクストラ等のマルチセッションCDでは、このセッションが複数形成されており、例えば最初のセッションにCD−DAのオーディオトラックが記録され、、2番目のセッションにはMP3ファイル等を記録したCD−ROMのデータトラックが記録されている。
図7(A)は、リードイン領域31a(図6)に記録されるTOC情報のフォーマットを示す。実際上、TOC情報はリードイン領域31aにおけるサブコーディングフレームのQチャンネル(以下、サブコードQと呼ぶ)に記入されている。
TOC情報は、その先頭から、4ビットのコントロールビット、4ビットのアドレスビット、8ビットのTNO(トラック番号)、8ビットのPOINT、8ビットのTMIN、8ビットのTSEC、8ビットのTFRAME、8ビットの0、8ビットのPMIN、8ビットのPSEC、8ビットのPFRAME、16ビットのCRC(Cyclic Redundancy Code)が順次配置されて構成される。なお、TNOからPFRAMEまでの計72ビットはデータビットと呼ばれる。以下、データビットの値は、BCD(Binary Coded Decimal)で表現する。
コントロールビットには、プログラム領域31bに記録されているトラックの種類が記述されている。すなわち、プリエンファシス無しの2chオーディオトラックの場合は「0000」が、プリエンファシス無しの4chオーディオトラックの場合は「1000」が、プリエンファシス有りの2chオーディオトラックの場合は「0001」が、プリエンファシス有りの4chオーディオトラックの場合は「1001」が、そしてデータトラックの場合は「0100」がコントロールビットに記入される。またアドレスビットには、音楽CDの場合一般に「0001」が記入されている。
なお、コピーコントロール対策が施されたCCCDでは、実際にはオーディオトラックが記録されているにも関わらず、当該トラックについてのコントロールビットにデータトラックを表す「0100」が記入されているものがある。本発明の光ディスク装置30は後述する虚偽管理情報回避処理によって、このような虚偽のTOC情報を有するCCCDに対し、オーディオトラックの記録状況に合致するようTOC情報を修正するようになされている。
TNOには、リードイン領域を示す「00」が記録され、POINTには、後述するPMIN、PSEC及びPFRAMEの内容を表す情報として、「00」〜「99」や、「A0」、「A1」、「A2」などが記録される。
図7(B)は、実際のTOC情報の記入例を示している。POINTが「00」〜「99」のとき、PMIN、PSEC及びPFRAMEには、当該POINTの値で示されるトラックの開始時間が記入される。
すなわち、POINT=01が記入されているサブコードフレームn〜n+2のPMIN、PSEC及びPFRAMEには、トラック01についての開始時間が3回繰り返して記入されている。同様に、POINT=02が記入されているサブコードフレームn+3〜n+5にはトラック02の開始時間が、POINT=03が記入されているサブコードフレームn+6〜n+8にはトラック02の開始時間が、それぞれ3回繰り返し繰り返して記入されている。
POINTが「A0」のとき、PMINには、このプログラム領域における最初のトラック番号を示す値が記入される。すなわち、POINT=A0が記入されているサブコードフレームn+9〜n+11のPMINには、このプログラム領域における最初のトラック番号を示す「01」が、それぞれ3回繰り返し繰り返して記入されている。
またPOINTが「A1」のとき、PMINには、このプログラム領域における最後のトラック番号を示す値が記入される。すなわち、POINT=A1が記入されているサブコードフレームn+12〜n+14のPMINには、このプログラム領域における最初のトラック番号を示す「03」が、それぞれ3回繰り返し繰り返して記入されている。
さらにPOINTが「A2」のとき、PMIN、PSEC及びPFRAMEには、リードアウト領域の開始時間が記入される。すなわち、POINT=A2が記入されているサブコードフレームn+15〜n+17のPMIN、PSEC及びPFRAMEには、リードアウト領域の開始時間が3回繰り返して記入されている。
このようにTOC情報においては、同一内容の情報を3回(3フレーム)繰り返して記録しているとともに、さらに、POINT=01からA2までの一連の情報を複数回繰り返して記録しており、これによりディスクの汚れや破損、外乱等によるTOC情報の読み取りエラーを回避し得るようになされている。
(4)虚偽管理情報修正処理
次に、本発明による虚偽管理情報修正処理について、第1の実施の形態及び第2の実施の形態に分けて説明する。
(4−1)第1の実施の形態
まず、第1の実施の形態の虚偽管理情報修正処理について説明する。上述したように光ディスク装置30は、光ディスク31が装着されたことを検出すると、当該光ディスク31のリードイン領域31aからTOC情報を読み出す。
そして光ディスク装置30の制御部50は、当該TOC情報に記入されているオーディオトラックについてのコントロールビットを順次参照する。そして、当該コントロールビットの値がデータトラックを示す「0100」である場合、制御部50は対応するトラックの実データを読み出し、このトラックが本当にデータトラックであるかを検証する。
なお図7(B)に示したように、TOC情報は各トラックについての情報を3フレーム繰り返して記述している。制御部50は、各トラックについての3つのコントロールビットのうち1つでも「0100」であった場合、本当にデータトラックであるかの検証を行う。
そして制御部50は、TOC情報でデータトラックと示されているトラックが実際にはオーディオトラックであった場合(TOCと実データとの不一致)、この光ディスク31は虚偽のTOC情報が記載された規格外のCCCDであるものとして、当該TOCと実データとが一致しなかったトラックについて、当該トラックについてのTOC情報を実データに則した内容に修正する(すなわちコントロールビットを書き換える)。
このようにして光ディスク装置30の制御部50は、装着された光ディスク31に対してそのTOC情報の信憑性を検証し、虚偽のTOC情報についてはこれを実状に合わせて修正し、修正後のTOC情報に基づいて各種制御を行う。これにより光ディスク装置30は、虚偽のTOC情報を持つCCCDに対しても、正常にオーディオトラックを再生することができる。
さらに光ディスク装置30の制御部50は、虚偽記述を修正した後のTOC情報をコンテンツ再生装置1のCPU20に通知する。これによりコンテンツ再生装置1は、光ディスク装置30に装着された光ディスク31がCCCDであった場合でも、このことを意識することなく、光ディスク装置30から通知された修正済みのTOC情報に基づいて再生制御を行うことができる。
次に、上述した虚偽管理情報修正処理の処理手順をフローチャートを用いて詳細に説明する。
光ディスク装置30の制御部50は光ディスク31が装着されたことを検出すると、図8に示す虚偽管理情報修正処理手順RT1の開始ステップから入ってステップSP1に移り、光ディスク31のリードイン領域31aからTOC情報を読み出してRAM(図示せず)に記憶し、次のステップSP2に移る。
ステップSP2において制御部50は、最初のトラックについてのコントロールビットをRAMに記憶したTOC情報から読み出し、次のステップSP3に移る。
ステップSP3において、データトラック判別手段としての制御部50は、このトラックについてのTOC情報がデータトラックを示しているかどうかを、コントロールビットの値に基づいて判定する。
ステップSP3において否定結果が得られた場合、このことはコントロールビットに「0100」以外の値が記述されており、TOC情報にはこのトラックがオーディオトラックであると記述されていることを表している。この場合、このトラックについてはCCCDによる虚偽TOCの可能性が無いことから、このとき制御部50は当該トラックについてのTOC情報を修正することなくステップSP7に移る。
一方、ステップSP3において肯定結果が得られた場合、このことはコントロールビットに「0100」の値が記述されており、TOC情報にはこのトラックがデータトラックであると記述されていることを表している。この場合、このトラックが本当にデータトラックである可能性と、オーディオトラックであるにも関わらずCCCDによる虚偽TOCが記述されている可能性とが存在する。
このため、検証手段としての制御部50は、ステップSP4に移って光ディスク31からこのトラックの実データを読み出した後、ステップSP5において、読み出した実データが本当にデータトラックのものであるかを検証する(トラック種別検証)。
実際上、このトラック種別検証にはトラックの実データ部フレームのコントロールビットを用いている。すなわち実データ部の各フレームにおけるサブコードQのコントロールビットには、TOCと同様に、そのフレームがどのようなデータであるかが記述されている。
ステップSP5において、制御部50は読み出したフレームのコントロールビットがデータトラックを示しているかを検証する。なお、実データを読み出すフレーム数は、1フレームでも、数フレームでもかまわない。また、実データを読み出すフレームの位置は、このトラックの先頭フレームでも、中間部分のフレームでもかまわない。ここで、一部のCCCDにおいては、オーディオトラックの実データにおける先頭部分に欺瞞のためのデータトラックを数フレーム混入しているものが存在している。このようなCCCDに対しては、トラックの中間部分のフレームを読み出してトラック種別検証に用いることにより、欺瞞のためのデータトラックに惑わされることなく正常にオーディオトラックを検出できる。
ステップSP5において肯定結果が得られた場合、このことはフレームのコントロールビットに「0100」が記述されており、このトラックが実際にデータトラックであること、すなわちこのトラックについてTOC情報の記述とトラックの内容とが一致していることを表しており、このとき制御部50は当該トラックについてのTOC情報を修正することなくステップSP8に移り、次のトラックについてのコントロールビットを光ディスク31のTOC情報から読み出した後、ステップSP3に戻る。
一方、ステップSP5において否定結果が得られた場合、このことはフレームのコントロールビットに「0100」以外の値が記述されており、このトラックが実際にはオーディオトラックであること、すなわちこのトラックについて、TOC情報の記述とトラックの内容とが一致していないことを表しており、このとき規格外ディスク判別手段としての制御部50は、当該トラックについてCCCDによる虚偽TOCが記述されているものとして、RAMに記憶しているTOC情報における当該トラックについての記述をオーディオトラックとして修正して(すなわち、コントロールビットの値を実データに則して書き換える)、次のステップSP7に移る。
ステップSP7において制御部50は、ステップSP3〜SP6で判定対象となっていたトラックが、光ディスク31に記録されている最終トラックであるかを判定する。ステップSP7において否定結果が得られた場合、このことはTOC情報の信憑性を判定していないトラックが存在することを表しており、このとき制御部50はステップSP8に移り、次のトラックについてのコントロールビットをRAMに記憶したTOC情報から読み出した後、ステップSP3〜SP6を繰り返す。
これに対して、ステップSP7において肯定結果が得られた場合、このことはすべてのトラックについてTOC情報の信憑性を判定し終えたことを表しており、このとき制御部50はステップSP8に移って虚偽管理情報修正処理を終了する。
そして光ディスク装置30の制御部50は、図9に示すように、虚偽記述を修正して光ディスク31の実記録状態を反映した修正済TOC情報を、当該光ディスク31のTOC情報としてコンテンツ再生装置1の制御部20に通知する。
制御部20上で動作しているオーディオミドルウェア41は、この修正済TOC情報に基づいて光ディスクの再生動作を制御する。すなわちオーディオミドルウェア41は、ユーザによる光ディスクの再生要求をユーザインターフェース40を介して受け付けると、この再生要求と光ディスク装置30から受領した修正済TOC情報に基づいて、権利処理及び音声処理モジュール27と、光ディスク装置30に対して再生制御を行う。
以上の構成において、光ディスク装置30の制御部50は、装着された光ディスク31の各トラックについて、TOC情報の記述と実際のトラック種別とが一致しているかをTOC情報及び実データのフレームのコントロールビットに基づいて判別し、TOC情報にはデータトラックと記述されているにもかかわらず実際はオーディオトラックであった場合、このトラックについてのTOC情報はCCCDによる虚偽記述であるものとして、このトラックについてのTOC情報の記述をオーディオトラックに修正する。
これにより光ディスク装置30は、CCCDの虚偽TOC情報に惑わされることなく、規格に合致したCDと同様にCCCDを再生することができる。
また制御部50は、虚偽記述を修正した修正済TOC情報をコンテンツ再生装置1の制御部20に通知することにより、コンテンツ再生装置1やそのユーザは、光ディスク31がCCCDであるか否かを意識することなく、規格に合致したCDと同様に、規格外のCCCDを再生することができる。
また、トラックの中間部分から読み出したフレームを用いてトラック種別を判別することにより、オーディオトラックの先頭部分に欺瞞のためのデータトラックが混入されたCCCDに対しても、これに惑わされることなく正常にトラック種別の判別を行うことができる。
以上の構成によれば、全トラックについてTOC情報の信憑性を検証し、TOC情報の記述と実際のトラック種別とが一致していないトラックについて、TOC情報の記述を実状に則して修正することにより、規格外CDのオーディオトラックを正常に再生することができる。
(4−2)第2の実施の形態
次に、第2の実施の形態の虚偽管理情報修正処理について説明する。第1の実施の形態では、光ディスク31の全トラックについてTOC情報の信憑性を検証するのに対し、第2の実施の形態では光ディスク31の先頭トラックのみについてTOC情報の信憑性を検証する点で相違する。
光ディスク装置30は、光ディスク31が装着されたことを検出すると、当該光ディスク31のリードイン領域31aからTOC情報を読み出す。
そして光ディスク装置30の制御部50は、当該TOC情報に記入されているオーディオトラックのうち、先頭トラックのコントロールビットを参照する。そして、当該コントロールビットの値がデータトラックを示す「0100」である場合、制御部50は先頭トラックの実データを読み出し、先頭トラックが本当にデータトラックであるかを検証する。
このとき制御部50は、各トラックについての3つのコントロールビットのうち1つでも「0100」であった場合、本当にデータトラックであるかの検証を行う。
そして制御部50は、先頭トラックがTOC情報ではデータトラックと示されているにもかかわらず実際にはオーディオトラックであった場合、この光ディスク31は虚偽のTOC情報が記載された規格外のCCCDであると判定し、当該光ディスク31の全トラックについてのTOC情報をオーディオトラックとして修正する(すなわちコントロールビットを書き換える)。
そして制御部50は、修正後のTOC情報に基づいて光ディスク装置30の制御を行うとともに、当該修正後のTOC情報をコンテンツ再生装置1のCPU20に通知する。これによりコンテンツ再生装置1は、光ディスク装置30に装着された光ディスク31がCCCDであった場合でも、このことを意識することなく、光ディスク装置30から通知された修正済みのTOC情報に基づいて再生制御を行うことができる。
次に、上述した虚偽管理情報修正処理の処理手順をフローチャートを用いて詳細に説明する。
光ディスク装置30の制御部50は光ディスク31が装着されたことを検出すると、図10に示す虚偽管理情報修正処理手順RT2の開始ステップから入ってステップSP21に移り、光ディスク31のリードイン領域31aからTOC情報を読み出してRAMに記憶し、次のステップSP22に移る。
ステップSP22において制御部50は、先頭トラックについてのコントロールビットをRAMに記憶したTOC情報から読み出し、次のステップSP23に移る。
ステップSP23において、データトラック判別手段としての制御部50は、先頭トラックについてのTOC情報がデータトラックを示しているかどうかをコントロールビットの値に基づいて判定する。
ステップSP23において否定結果が得られた場合、このことはコントロールビットに「0100」以外の値が記述されており、TOC情報には先頭トラックがオーディオトラックであると記述されていることを表している。この場合、先頭トラックのTOC情報についてCCCDによる虚偽記述の可能性が無いことから、制御部50は当該光ディスク31はCCCDではないと判定し、TOC情報を修正することなくステップSP27に移って虚偽管理情報修正処理を終了する。
これに対して、ステップSP23において肯定結果が得られた場合、このことはコントロールビットに「0100」の値が記述されており、TOC情報には先頭トラックがデータトラックであると記述されていることを表している。この場合、先頭トラックが本当にデータトラックである可能性と、オーディオトラックであるにも関わらずCCCDによる虚偽TOCが記述されている可能性とが存在する。
このため、検証手段としての制御部50は、ステップSP24に移って光ディスク31から先頭トラックの実データを読み出した後、ステップSP25において、読み出した実データが本当にデータトラックのものであるかを、トラックの実データ部フレームのコントロールビットに基づいて検証する(トラック種別検証)。なお、実データを読み出すフレーム数は、1フレームでも、数フレームでもかまわない。また、実データを読み出すフレームの位置は、このトラックの先頭フレームでも、中間部分のフレームでもかまわない。ここで、一部のCCCDにおいては、オーディオトラックの実データにおける先頭部分に欺瞞のためのデータトラックを数フレーム混入しているものが存在している。このようなCCCDに対しては、トラックの中間部分のフレームを読み出してトラック種別検証に用いることにより、欺瞞のためのデータトラックに惑わされることなく正常にオーディオトラックを検出できる。
ステップSP25において肯定結果が得られた場合、このことは先頭フレームのコントロールビットに「0100」が記述されており、このトラックが実際にデータトラックであること、すなわち先頭トラックについてTOC情報の記述とトラックの内容とが一致していることを表しており、このとき制御部50は、この光ディスク31はCCCDではないと判定し、TOC情報を修正することなくステップSP27に移って虚偽管理情報修正処理を終了する。
これに対して、ステップSP25において否定結果が得られた場合、このことはフレームのコントロールビットに「0100」以外の値が記述されており、先頭トラックが実際にはオーディオトラックであること、すなわち先頭トラックについて、TOC情報の記述とトラックの内容とが一致していないこと(虚偽TOC)を表しており、このとき、規格外ディスク判別手段としての制御部50は、この光ディスク31がCCCDであるものとして、RAMに記憶しているTOC情報における全トラックについての記述をオーディオトラックとして修正し、次のステップSP27に移って虚偽管理情報修正処理を終了する。
そして光ディスク装置30の制御部50は、図9に示すように、虚偽記述を修正した修正済TOC情報を、当該光ディスク31のTOC情報としてコンテンツ再生装置1の制御部20に通知する。
制御部20上で動作しているオーディオミドルウェア41は、この修正済TOC情報に基づいて光ディスクの再生動作を制御する。すなわちオーディオミドルウェア41は、ユーザによる光ディスクの再生要求をユーザインターフェース40を介して受け付けると、この再生要求と光ディスク装置30から受領した修正済TOC情報に基づいて、権利処理及び音声処理モジュール27と、光ディスク装置30に対して再生制御を行う。
以上の構成において、光ディスク装置30の制御部50は、装着された光ディスク31の先頭トラックについて、TOC情報の記述と実際のトラック種別とが一致しているかをTOC情報及び実データのフレームのコントロールビットに基づいて検証し、TOC情報にはデータトラックと記述されているにもかかわらず実際はオーディオトラックであった場合、この光ディスク31はCCCDであると判定して、全トラックについてのTOC情報の記述をオーディオトラックに書き換える。
これにより光ディスク装置30は、CCCDの虚偽TOC情報に惑わされることなく、規格に合致したCDと同様に、規格外のCCCDのオーディオトラックを再生することができる。
また制御部50は、虚偽記述を修正した修正済TOC情報をコンテンツ再生装置1の制御部20に通知することにより、コンテンツ再生装置1やそのユーザは、光ディスク31がCCCDであるか否かを意識することなく、規格に合致したCDと同様に、規格外のCCCDのオーディオトラックを再生することができる。
また、トラックの中間部分から読み出したフレームを用いてトラック種別を判別することにより、オーディオトラックの先頭部分に欺瞞のためのデータトラックが混入されたCCCDに対しても、これに惑わされることなく正常にトラック種別の検証を行うことができる。
さらに、先頭トラックのみについてTOC情報の信憑性を検証し、TOCの虚偽記述を検出した場合には全トラックがオーディオトラックであるものとしてTOC情報を修正することにより、従来に比して高速にCCCDの判定及び光ディスクの再生開始を行うことができる。
(5)他の実施の形態
なお上述した実施の形態においては、音楽コンテンツを再生するコンテンツ再生装置10に本発明を適用するようにした場合について述べたが、本発明はこれに限らず、CDプレーヤやDVD(Digital Versatile Disc)プレーヤ、ビデオレコーダ、パーソナルコンピュータ、ゲーム装置等、音楽CDを再生する光ディスク装置を備えた種々の電子機器に本発明を適用するようにしても良い。
本発明は、音楽CDを再生する種々の電子機器に適用できる。
本発明の概要の説明に供するブロック図である。 コンテンツ再生装置の機能構成を示すブロック図である。 コンテンツ再生装置のハードウェア構成を示すブロック図である。 コンテンツ再生装置のソフトウェア構成を示すブロック図である。 光ディスク装置の構成を示すブロック図である。 光ディスク装置の構成を示す略線図である。 TOC情報のデータ構成を示す略線図である。 虚偽管理情報修正処理手順を示すフローチャートである。 光ディスク装置の再生動作の説明に供する略線図である。 虚偽管理情報修正処理手順を示すフローチャートである。
符号の説明
1……コンテンツ再生装置、20……CPU、21……バス、27……権利処理及び音声処理モジュール、30……光ディスク装置、31……光ディスク、50……制御部。

Claims (8)

  1. オーディオトラックが記録されるプログラム領域と、当該プログラム領域を管理する管理情報が記録される光ディスクが規格外であるか否かを判別する光ディスク判別方法において、
    上記管理情報の記述に基づいて、上記プログラム領域に記録されている先頭トラックがデータトラックであるか否かを判別するデータトラック判別ステップと、
    上記データトラック判別ステップにおいて上記先頭トラックがデータトラックであると判別されたとき、当該先頭トラックの実データを少なくとも1フレーム読み出し、当該先頭トラックにオーディオトラックが含まれているか否かを検証する検証ステップと、
    上記検証ステップにおいて上記先頭トラックにオーディオトラックが含まれていると判明したとき、上記光ディスクは規格外であると判別する規格外ディスク判別ステップと
    を具えることを特徴とする光ディスク判別方法。
  2. 上記規格外ディスク判別ステップにおいて上記光ディスクが規格外であると判別されたとき、上記光ディスクに記録されている全トラックがオーディオトラックであるものとして上記管理情報を修正する管理情報修正ステップ
    を具えることを特徴とする請求項1に記載の光ディスク判別方法。
  3. 上記検証ステップは、上記先頭トラックの先頭の1フレームを読み出してオーディオトラックが含まれているか否かを検証する
    を具えることを特徴とする請求項1に記載の光ディスク判別方法。
  4. 上記検証ステップは、上記先頭トラックの先頭の複数フレームを読み出してオーディオトラックが含まれているか否かを検証する
    を具えることを特徴とする請求項1に記載の光ディスク判別方法。
  5. 上記検証ステップは、上記先頭トラックの中間部分の1フレームを読み出してオーディオトラックが含まれているか否かを検証する
    を具えることを特徴とする請求項1に記載の光ディスク判別方法。
  6. 上記検証ステップは、上記先頭トラックの中間部分の複数フレームを読み出してオーディオトラックが含まれているか否かを検証する
    を具えることを特徴とする請求項1に記載の光ディスク判別方法。
  7. 光ディスク装置に対し、オーディオトラックが記録されるプログラム領域と、当該プログラム領域を管理する管理情報が記録される光ディスクが規格外であるか否かを判別する光ディスク判別処理を実行させる光ディスク判別プログラムにおいて、
    上記管理情報の記述に基づいて、上記プログラム領域に記録されている先頭トラックがデータトラックであるか否かを判別するデータトラック判別ステップと、
    上記データトラック判別ステップにおいて上記先頭トラックがデータトラックであると判別されたとき、当該先頭トラックの実データを少なくとも1フレーム読み出し、当該先頭トラックにオーディオトラックが含まれているか否かを検証する検証ステップと、
    上記検証ステップにおいて上記先頭トラックにオーディオトラックが含まれていると判明したとき、上記光ディスクは規格外であると判別する規格外ディスク判別ステップと
    を具えることを特徴とする光ディスク判別プログラム。
  8. オーディオトラックが記録されるプログラム領域と、当該プログラム領域を管理する管理情報が記録される光ディスクを再生する光ディスク装置において、
    上記プログラム領域及び管理領域から情報を読み出す読出手段と、
    上記管理領域から読み出された上記管理情報の記述に基づいて、上記プログラム領域に記録されている先頭トラックがデータトラックであるか否かを判別するデータトラック判別手段と、
    上記データトラック判別手段によって上記先頭トラックがデータトラックであると判別されたとき、当該先頭トラックの実データを少なくとも1フレーム読み出し、当該先頭トラックにオーディオトラックが含まれているか否かを検証する検証手段と、
    上記検証手段によって上記先頭トラックにオーディオトラックが含まれていると判明したとき、上記光ディスクは規格外であると判別する規格外ディスク判別手段と
    を具えることを特徴とする光ディスク装置。
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